JP2017138287A - 画像測定機およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】イメージステッチを用いても測定結果に誤差が生じにくい画像測定機およびプログラムを提供する。【解決手段】画像測定機は、被測定物を撮像する撮像手段と、被測定物及び撮像手段を相対的に移動させる移動手段と、撮像手段にて被測定物を撮像する位置を取得する位置取得手段と、撮像手段及び移動手段を制御する制御手段と、撮像手段が撮像した画像を表示する表示手段と、測定指示を受け付ける測定指示受付手段と、測定を実行する測定命令実行手段とを備え、撮像手段にて撮像される画像に基づいて被測定物を測定する。制御手段は、移動手段にて被測定物及び撮像手段を相対的に移動させて撮像手段に複数の元画像を撮像させる撮像制御部と、複数の元画像を貼り合わせて合成画像を生成する合成画像生成部とを備え、表示手段は合成画像を表示し、測定指示受付手段は合成画像に対する測定指示を受け付け、測定命令実行手段は測定指示に従い測定を実行する。【選択図】図9

Description

本発明は、測定対象を複数の測定視野で測定する画像測定機およびプログラムに関する。
近年、画像処理技術の発展を背景に、多彩な画像測定機が商品化されている。画像測定機を用いた一般的な測定では、被測定物(以下、ワークという)の画像を撮像し、これによって得られた画像を解析して、直線、円、多角形等の形状を抽出し、抽出した形状の距離、傾き、径、幅等の測定結果を求める。
1回の撮像による視野に収まらないワークを測定する場合には、複数回に分けてワーク全体をカバーするように複数の画像を撮像し、これら複数の画像を貼り合わせて1枚の画像にして視野よりも広い範囲に対する測定結果を得られるようにしたイメージステッチと呼ばれる測定手法が用いられる(例えば特許文献1を参照)。
特開2011−185888号公報
しかし、イメージステッチを行うと、画像を合成する際に、1ピクセル未満の位置を補間することによって合成後の画像が劣化する。また、合成に用いる画像の内部に明るさの斑や、レンズの歪曲収差等により、貼り合わせ部の境界付近でエッジ検出位置に誤差が生じることがある。
本発明の目的は、イメージステッチを用いても測定結果に誤差が生じにくい画像測定機およびプログラムを提供することである。
(1)本発明の画像測定機は、被測定物を撮像する撮像手段と、被測定物及び撮像手段を相対的に移動させる移動手段と、撮像手段にて被測定物を撮像する位置を取得する位置取得手段と、撮像手段及び移動手段を制御する制御手段と、撮像手段が撮像した画像を表示する表示手段と、表示手段が表示する画像に対する測定指示を受け付ける測定指示受付手段と、測定指示受付手段が受付けた測定指示に従い測定を実行する測定命令実行手段とを備え、撮像手段にて撮像される画像に基づいて被測定物を測定する。制御手段は、移動手段にて被測定物及び撮像手段を相対的に移動させて撮像手段に複数の元画像を撮像させる撮像制御部と、複数の元画像を貼り合わせて合成画像を生成する合成画像生成部とを備え、表示手段は、合成画像生成部が生成した合成画像を表示し、測定指示受付手段は、表示手段が表示する合成画像に対する測定指示を受け付け、測定命令実行手段は、合成画像に対する測定指示を、個々の元画像に対する測定指示に変換し、個々の元画像に対する測定指示に従い測定を実行する。このような構成により、合成等による劣化のない個々の元画像を用いて測定を行うことができるので、精度の高い測定が可能となる。
(2)本発明では、表示手段は、合成画像に重畳して、個々の元画像に対して実行した測定の結果を表示するとよい。このような構成により、オペレータは、通常の単一の画像に対する測定と同様の操作及び表示により、イメージステッチ処理を行った合成画像について測定をすることができる。(3)また、本発明では、画像測定機は、合成画像、複数の元画像、及び合成の処理に用いるパラメータを対応付けて記憶手段に格納するとよい。このような構成により、オペレータが特に意識せずに元画像を使った測定に必要なデータを一括して管理することができる。
(4)本発明の画像測定プログラムは、被測定物を異なる相対位置で撮像した複数の元画像に基づいて被測定物を測定する画像測定プログラムであり、コンピュータに、複数の元画像を貼り合わせて合成画像を生成する合成画像生成ステップと、合成画像生成ステップで生成した合成画像を表示装置に表示させるステップと、表示装置に表示した合成画像に対する測定指示の入力を受け付けるステップと、合成画像に対する測定指示を、個々の元画像に対する測定指示に変換し、個々の元画像に対する測定指示に従い測定を実行するステップとを実行させる。このような構成により、合成等による劣化のない個々の元画像を用いて測定を行うことができるので、精度の高い測定が可能となる。
(5)本発明の画像測定プログラムは、個々の元画像に対して実行した測定の結果を、前記合成画像に重畳して前記表示装置に表示させるステップをさらに備えるとよい。このような構成により、オペレータは、通常の単一の画像に対する測定と同様の操作及び表示により、イメージステッチ処理を行った合成画像について測定をすることができる。
画像測定機1の構成を示す斜視図である。 撮像ユニット120の構成をステージ100とともに示す模式図である。 位置取得機構110の構成を示すブロック図である。 コンピュータ本体141の構成を示すブロック図である。 画面表示の例を示す図である。 イメージステッチ用の画像測定方法を示す模式図である。 イメージステッチ処理を模式的に示す図である。 合成画像SIMとエッジ抽出領域の第1ウィンドウW1における表示例を示す。 合成画像SIMに対するエッジ抽出領域に基づいて設定される、元画像(IM1〜9)におけるエッジ抽出領域を模式的に示す図である。 元画像(IM1〜9)に対するエッジ検出結果を模式的に示す図である。 合成画像SIMに重畳してエッジ検出結果を表示する第1ウィンドウW1の表示例を示す。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、画像測定機1の構成を示す斜視図である。画像測定機1は、ステージ100と、撮像ユニット120と、位置取得機構110と、リモートボックス130と、コンピュータシステム140とを備える。
ステージ100は、その上面が水平面となるように配置され、当該上面にワーク(被測定物)Wが載置される。ステージ100の上面のうち少なくともワークWが載置される部分は、ガラス等の光を透過する素材で形成される。ステージ100は、図示されていないX軸駆動モータおよびY軸駆動モータにより駆動され、水平面と平行なX軸方向及びY軸方向に移動可能とされる。各軸の駆動モータに対する駆動制御信号は、後述のリモートボックス130やコンピュータシステム140から各軸の駆動モータへと与えられる。
図2は、撮像ユニット120の構成をステージ100とともに示す模式図である。撮像ユニット120は、光学系122、撮像素子124、および光源126を備える。光学系122は、例えば複数のレンズ及び絞りを組み合わせてテレセントリック光学系を構成する。テレセントリック光学系では主光線が平行光とみなせるため、撮像した画像内における寸法がZ軸方向(高さ方向)の位置に依存しない。このため、起伏(例えば段差や孔部等)があるワークを測定するのに好適である。光源126は、ワークWの画像を撮像する際にコンピュータシステム140による制御の下、ワークWに光を照射する。本実施形態では、光学系122を介してワークWに対し上方(つまり撮像素子124側)から光を照射する落射照明用の光源126a、及びワークWに対し下方(つまりステージ100の裏側)から光を照射する透過照明用の光源126bを備える。撮像素子124は、例えばCCD、CMOS等の二次元イメージセンサである。撮像素子124の受光面上には、光学系122によってワークWの像が結像される。撮像素子124は、当該結像された像を撮像して、所定のフォーマットの画像データを出力する。この画像データには、画像を構成する画素の情報の他、少なくとも画像の撮影順を示すインデックスが含まれる。撮像ユニット120は、撮像素子124が出力する画像信号を、コンピュータシステム140に送信する。コンピュータシステム140と撮像ユニット120とは、例えばUSB(Universal Serial Bus)のような汎用の通信規格にて接続される。また、撮像ユニット120は1枚(1フレーム)の画像の撮像を完了するタイミングでトリガ信号をラッチ118に出力する。
撮像ユニット120は、Z軸駆動モータにより駆動され、Z軸方向(すなわちステージ100の上面に垂直な方向)に移動可能とされる。撮像ユニット120のZ軸方向の位置を調整することにより、ピント調整が行われる。Z軸駆動モータに対する駆動制御信号は、後述のリモートボックス130やコンピュータシステム140から与えられる。
図3は、位置取得機構110の構成を示すブロック図である。位置取得機構110は、X軸エンコーダ112、Y軸エンコーダ114、Z軸エンコーダ116、及びラッチ118を備える。
X軸エンコーダ112は、ステージ100のX軸方向の位置座標を測定し出力する。Y軸エンコーダ114は、ステージ100のY軸方向の位置座標を測定し出力する。Z軸エンコーダ116は、撮像ユニット120のZ軸方向の位置座標を測定し出力する。各エンコーダは、目盛りが刻まれたスケールとスケールのメモリを読み取るスケール読み取り部とを備える。スケールは各軸に沿ってステージ100や撮像ユニット120の可動部分に取り付けられる。一方、スケール読み取り部は、非可動部に配置される。
ラッチ118は、カウンタ118aとバッファ118bとを備える。カウンタ118aは外部からトリガ信号(例えばパルス信号)が供給されると、カウント値を1増加させる。なお、カウンタ118aの値は、コンピュータシステム140の指示に基づき適宜リセットされる。バッファ118bは複数のアドレスの記憶領域を有し、トリガ信号が供給されたタイミングで、カウンタ118aのカウント値に応じたアドレスの記憶領域に、各軸のエンコーダの出力値をラッチし、記憶する。トリガ信号は、例えば撮像素子124から、1枚の画像の撮像が完了するタイミングで供給されるようにするとよい。ラッチ118が保持する各軸の位置座標は、アドレス値(つまりカウント値)と対応付けられて、適宜、コンピュータシステム140に取り込まれる。コンピュータシステム140とラッチ118とは、例えばUSB(Universal Serial Bus)のような汎用の通信規格にて接続される。画像データと位置座標はそれぞれ別々にコンピュータシステム140に取り込まれるが、画像データについては撮像順を示すインデックスが付され、位置座標については撮像順を示すカウント値が付されるため、非同期でコンピュータシステム140に取り込まれたとしても、取り込み後に対応付けることが可能である。
図1に戻ると、リモートボックス130は、ステージ100および撮像ユニット120の位置を設定するための操作手段であり、操作者による操作に応じて、有線または無線の通信によりX軸駆動モータ、Y軸駆動モータ、およびZ軸駆動モータに対する駆動制御信号を送信する。リモートボックス130は、ジョイスティック132とジョグシャトル134を備える。ジョイスティック132は、ステージ100は、ステージ100の位置を設定するための操作入力手段であり、リモートボックス130は、ジョイスティック132の傾斜方向に応じて、ステージ100をX軸方向及びY軸方向に移動させるための駆動制御信号を送信する。ジョグシャトル134は、撮像ユニット120のZ軸方向位置を設定するための操作入力手段であり、リモートボックス130は、ジョグシャトル134の回転方向、回転量、及び回転速度等に応じて、撮像ユニット120をZ軸方向に移動させるための駆動制御信号を送信する。
コンピュータシステム140は、コンピュータ本体141、キーボード142、マウス143及びディスプレイ144を備える。図4は、コンピュータ本体141の構成を示すブロック図である。コンピュータ本体141は、制御の中心をなすCPU40と、記憶部41と、ワークメモリ42と、インタフェース(図4において「IF」と示す。)43、44と、ディスプレイ144での表示を制御する表示制御部45とを備える。
キーボード142又はマウス143から入力されるオペレータの指示情報は、インタフェース43を介してCPU40に入力される。インタフェース44は、撮像ユニット120およびステージ100と接続され、撮像ユニット120およびステージ100に対しCPU40からの各種制御信号を供給し、撮像ユニット120およびステージ100から各種のステータス情報や測定結果を受信してCPU40に入力する。
表示制御部45は、ディスプレイ144に撮像ユニット120で撮像した画像を表示する。また、表示制御部45は、撮像ユニット120により撮像した画像の他、画像測定機1への制御指示を入力するためのインタフェース、撮像した画像を解析するためのツールのインタフェース等をディスプレイ144に表示する。
ワークメモリ42は、CPU40の各種処理のための作業領域を提供する。記憶部41は、例えばハードディスクドライブやRAM等により構成され、CPU40により実行されるプログラム、撮像ユニット120で撮像して得られた画像データ等を格納する。
CPU40は、各インタフェースを介した各種入力情報、オペレータの指示や記憶部41に格納された測定定義プログラム(パートプログラム)等に基づいて、撮像ユニット120、X軸駆動モータ、Y軸駆動モータ、Z軸駆動モータ等を制御し、撮像ユニット120による二次元画像の撮像、複数の画像を貼り合わせるイメージステッチ処理、撮像して得られた画像データの解析等の各種の処理を実行する。
以下では、上述の画像測定機を用いて行う測定について説明する。
〔キャリブレーション〕
測定に先立ち、所望の測定精度を得るために各種のキャリブレーションを実行する。キャリブレーション項目としては、例えば、レンズの歪曲収差を補正するための歪曲補正パラメータの取得等を行うとよい。歪曲補正パラメータは、ガラス基板に校正用パターンを蒸着して高精度に作成したチャートを画像測定機で撮像し、得られた画像内における複数の特徴点の位置座標の、歪曲収差が無い場合の理想的な特徴点の位置座標に対する誤差に基づき求めるとよい。構成用のパターンとしては、例えば市松模様のパターンを用い、市松模様を構成する縦横の直線の交点を特徴点とするとよい。
〔基本的な画像測定〕
はじめに、オペレータによるジョイスティック132の操作またはコンピュータシステム140による制御により、ワークWが撮像視野内に入るようステージ100を移動する。そして、ワークWにピントが合うよう、撮像ユニット120のZ軸方向位置を調節する。ピントをワークWに合せた後、撮像ユニット120により測定用の画像を撮像する。このとき、撮像した画像とともに、X軸エンコーダ102およびY軸エンコーダ104が出力するステージ100の座標が、コンピュータシステム140に取り込まれ、記憶部41に格納される。具体的には、撮像素子124が1枚の画像の撮像を完了するタイミングで位置取得機構110のラッチ118へのトリガ信号となるパルスを出力する。当該パルスの立ち上がり遷移のタイミングで(つまり、画像の撮像完了とほぼ同時に)、ラッチ118は各軸の位置座標をラッチし、保持する。コンピュータシステム140は、撮像素子124から画像信号を取り込むとともに、ラッチ118から画像を撮像したときの位置座標を取りこみ、両者を対応付けて記憶する。
コンピュータシステム140は、得られた測定用の画像を、当該画像を解析するための測定ツールのインタフェースとともに、ディスプレイ144に表示する。図5は、画面表示の例を示す図である。この画面表示は、コンピュータシステム140のCPU40で実行されるプログラム(測定用アプリケーションソフトウェア)によってディスプレイ144に映し出される。
図5に表したように、プログラムの実行によってディスプレイ144にはメインウィンドウMWが表示される。また、メインウィンドウMWの中には複数のウィンドウ(第1ウィンドウW1〜第8ウィンドウW8)が表示される。メインウィンドウMWの上側には、メニューや各種操作及び設定のためのアイコンも表示される。なお、本実施形態では一例として8つのウィンドウを表示する例を示すが、必要に応じて8つ以外のウィンドウ表示を行うこともできる。また、各ウィンドウのレイアウトはオペレータの操作によって自由に変更することができる。
第1ウィンドウW1には、撮像ユニット120で取り込んだワークWの画像WGが表示される。オペレータは、例えばマウス143やリモートボックス130のジョイスティック132を操作することで第1ウィンドウW1に表示させるワークWの画像WGの位置を調整することができる。また、オペレータは、例えばマウス143によるアイコンの選択によって、ワークWの画像WGを拡大・縮小することもできる。
第2ウィンドウW2には、オペレータによって選択可能な測定ツールのアイコンが表示される。測定ツールのアイコンは、ワークWの画像WGから測定ポイントを指定するための指定方法に対応して設けられている。測定ツールの具体例としては、直線のエッジ検出ツール、円形のエッジ検出ツール等が挙げられる。
第3ウィンドウW3には、オペレータによって選択可能なファンクションのアイコンが表示される。ファンクションのアイコンは、測定方法ごとに設けられている。例えば、1点の座標を測定する方法、直線の長さを測定する方法、円形を測定する方法、楕円形を測定する方法、角穴を測定する方法、長穴を測定する方法、ピッチを測定する方法、2つの線の交差を測定する方法などである。コンピュータシステム140は、オペレータの選択に従い、直線の長さ、直線間の距離、円の径などの寸法の測定や、真直度、真円度、平行度等の理想的な幾何形状からのずれ(狂い)の評価を行う。
第4ウィンドウW4には、測定に関する操作手順を表すガイダンスが表示される。
第5ウィンドウW5には、撮像ユニット120からワークWに照射する照明をコントロールするための各種スライダが表示される。オペレータは、このスライダを操作することで、ワークWに対して所望の照明を当てることができる。
第6ウィンドウW6には、ステージ100のXY座標値が表示される。第6ウィンドウW6に表示されるXY座標値は、所定の原点に対するステージ100のX軸方向の座標及びY軸方向の座標である。
第7ウィンドウW7には、公差判定結果が表示される。すなわち、第7ウィンドウW7には、公差の判定を行うことができる測定方法を選択した場合に、その結果が表示される。
第8ウィンドウW8には、測定結果が表示される。すなわち、第8ウィンドウW8には、所定の演算によって測定結果を得る測定方法が選択された場合に、その測定結果が表示される。なお、第7ウィンドウW7の交差判定結果及び第8ウィンドウW8の測定結果の表示の詳細は図示を省略する。
〔イメージステッチ用の元画像の撮像〕
撮像ユニット120による1回の撮像範囲よりも広い測定範囲を測定する場合、ステージ100をXY軸方向に順次移動させることにより撮像ユニット120をワークWに対し相対的に移動させながら、複数の画像で測定範囲全体を網羅するよう撮像を繰り返し、このようにして得られた複数の画像を貼り合わせて測定範囲全体をカバーする一枚の大きな画像を合成するイメージステッチを行う。以下では、図6に示すように9枚の画像に分けて撮像範囲全体を撮像する場合を例に説明するが、貼り合わせる画像の数はこれに限定されないことは言うまでもない。
コンピュータシステム140は、1回の撮像範囲よりも広い測定範囲を測定することが要求された場合に、自動的に、またはオペレータの操作に従い、イメージステッチにより要求の測定範囲を撮像するための複数の測定位置を決定する。測定位置を複数の測定位置は、ある測定位置での視野の5%程度が隣接する測定位置での視野と重複するように決定するとよい。また、複数の画像を撮像するための時間が最短となるように、測定位置の移動経路を決定するとよい。図6に示すように、コンピュータシステム140による制御に従い、ステージ100は、撮像ユニットの撮像視野の中心位置(以下では測定位置という)を、P1→P2→…→P9の順に移動する。ステージ100は、各測定位置(P1〜P9)において停止し、各測定位置で停止した状態で、撮像ユニット120は撮像を行う。各測定位置で撮像した画像(IM1〜9)は、順次、コンピュータシステム140に取り込まれ、記憶部41に格納される。なお、コンピュータシステム140に取り込まれる画像のデータには、撮像した順番に応じて番号が付されており、撮影された順番を特定可能とされる。ここで取り込まれた複数の画像がイメージステッチ用の元画像となる。
ラッチ118は、イメージステッチ用の画像撮影の開始前に、カウンタ118aのカウント値がリセットされる。そして、各測定位置P1,P2,…,P9において撮像が完了したタイミングで撮像ユニット120から供給されるトリガ信号に基づき、測定位置に応じたアドレスに、各軸の位置座標を記憶する。記憶した各測定位置の位置座標は、コンピュータシステム140に取り込まれ、別途取り込んだ画像(IM1〜9)と対応付けて記憶部41に格納される。
〔イメージステッチ処理〕
コンピュータシステム140は、上記のようにして撮像した複数の元画像(IM1〜9)を貼り合わせて、測定範囲全体をカバーする一枚の大きな画像を合成するイメージステッチ処理を行う。
コンピュータシステム140は、画像の合成に先立ち、合成画像の画質劣化を抑制すべく、各元画像に対して補正を行う。例えば、光学系の特性により生じる画像の歪曲誤差の補間、隣接する画像間における画素位置のずれの補間、隣接部の明るさの差を低減させるシェーディング処理等が挙げられる。
歪曲誤差の補間では、コンピュータシステム140は、予めキャリブレーションにより取得した歪曲補正パラメータを用いて、各元画像(IM1〜9)について画像内の位置に応じて歪曲収差を相殺するようピクセル補間処理を行う。
隣接する画像間での画素位置のずれは、1画素に相当する視野内の領域のサイズとステージ100の移動のピッチとが異なることによって生じる。例えば、縦1536ピクセル、横2048ピクセルの画素を有する撮像素子で縦24mm、横32mmの視野を撮像する場合、1画素に相当する視野内の領域(ピクセルサイズ)は1辺が約16μmの正方形となる。一方、ステージ100の移動は1画素相当の領域における1辺の長さとは一致しない場合が通常である。このため、ある測定位置で撮像した画像において1つの画素内に含まれている領域が、隣接する測定位置で撮像した画像においては複数の画素に跨がることが起こり得る。隣接する画像間で画素位置にずれがある場合には、単に画素を貼り合わせた場合、貼り合わせの境界部での誤差が大きくなるとともに、合成後の画像の画質が劣化する。そこで、コンピュータシステム140は、各画像の撮像位置とピクセルサイズとに基づき、各元画像(IM1〜9)についてピクセル補完処理を行い、画素位置が一致するよう補正する。
シェーディング処理では、コンピュータシステム140は、各元画像(IM1〜9)についてシェーディング処理により、隣接する画像との貼り合わせの境界部付近における明るさの差を低減させる。これにより、イメージステッチ処理により得られる合成画像内における明るさ斑が軽減される。
上記のような、各元画像(IM1〜9)に対する補正により、イメージステッチ後の合成画像SIMにおける画質の劣化を抑制することができる。
続いてコンピュータシステム140は、図7に模式的に示したように、補正が行われた元画像(IM1〜9)を、各元画像が撮像されたときの撮像位置情報に基づいて貼り合わせ、合成画像SIMを作成する。隣接する元画像間における重複部分の画素値は、一方の元画像の値を用いる。なお、他の方法として、重複部分の画素値は、隣接する元画像間における平均値としてもよい。合成画像SIMの画像データは、元画像(IM1〜9)の画像群及び各元画像(IM1〜9)を撮像した時の撮像情報(位置、露光時間、フォーカス、歪曲歪パラメータ等の補正データ等)と対応付けられ、記憶部41に格納される。合成画像SIMの画像データは、ディスプレイへのプレビュー画像の表示、測定ツールの適用指示、報告書用の画像等に用いられる。一方、元画像は、後述するように、測定値の計算に用いられる。
〔イメージステッチ処理後の測定・解析〕
コンピュータシステム140は、イメージステッチ処理により合成した合成画像SIMをワークの画像WGとしてディスプレイ144における第1ウィンドウW1内に表示する。そして、オペレータによる操作を受け付け、操作に応じた測定を行う。
以下では、円形のエッジを検出する測定ツールを用いて合成画像SIM内の円形形状を検出し、検出した円の直径を測定する場合を例に説明する。
オペレータは、第3ウィンドウW3に表示されたアイコンの中から、円形の測定を選択する。当該選択を受け、コンピュータシステム140は、円形の測定を行うための操作手順を示すガイダンスを第4ウィンドウW4に表示する。オペレータは、表示されたガイダンスに従い、第2ウィンドウW2に表示された形のエッジ検出ツールを選択し、図8に示したように、第1ウィンドウW1に表示されている合成画像SIMの円形の形状を含んだ円環状のエッジ抽出領域を指定する。コンピュータシステム140は、図9に示したように、合成画像SIMに対する単一のエッジ抽出領域を、各元画像(IM1〜4、6〜9)に対する円弧形状のエッジ抽出領域に変換する。なお、元画像IM5については、合成画像SIMに対し指定されたエッジ抽出領域に対応する領域を含まないので、エッジ抽出領域が設定されない。本例のように、合成画像SIMに対し指定されたエッジ抽出領域が複数の元画像に跨るものである場合には、各元画像におけるエッジ抽出領域は、互いに重複するように設定されるとよい。なお、合成画像SIMに対し指定されたエッジ抽出領域が1つの元画像にのみ含まれる場合には、当該1つの元画像に対してエッジ抽出領域が設定される。
コンピュータシステム140は、各元画像(IM1〜9)におけるエッジ抽出領域についてエッジ抽出処理を実行する。その結果、図10に示したように、各元画像(IM1〜9)においてエッジが検出される。コンピュータシステム140は、図11に示したように、各元画像(IM1〜9)で検出されたエッジを、合成画像SIMに重畳して、第1ウィンドウW1内に表示する。このとき、各元画像(IM1〜9)で検出されたエッジ位置を、キャリブレーション時に取得した歪曲補正パラメータにて補正した上で、表示する。複数の元画像の重複部分については、複数の元画像でそれぞれ検出されたエッジが、重複して表示される。このため、貼り合わせ部分では、それ以外の部分より検出されるエッジの密度が高くなる場合がある。
オペレータが第4ウィンドウW4に表示された「確定」ボタンを選択すると、検出されたエッジが確定される。その後、コンピュータシステム140は、全ての元画像(IM1〜9)で検出されたエッジに基づき計算を実行し、円の形状の測定結果(径、中心座標、真円度等)を第8ウィンドウW8に表示する。
以上で説明したように、本実施形態によれば、オペレータが合成画像SIMに対して測定ツールの適用を指示する操作を行うと、コンピュータシステム140が、当該操作によって指示された測定ツールを元画像(IM1〜9)に対する測定ツールの適用指示へと分解して各元画像(IM1〜9)に適用する。そして、各元画像(IM1〜9)対して測定ツールを適用した結果を、集約して合成画像SIM上に重畳して表示する。このような構成により、オペレータは、単一の測定画像に対して測定ツールを適用する場合と同様の操作により、差異を意識することなく、イメージステッチによる合成画像に対して測定ツールを適用し、適用結果を見ることができる。また、測定ツールの適用は、合成する前の個々の元画像に対して行われるため、合成によって画質が劣化した画像に対して測定ツールを適用する場合と比べ高精度な測定結果を得ることができる。
〔実施形態の変形〕
なお、上記に本実施形態及びその具体例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、ワークWに対する照明は、落射照明と透過照明に限定されるものではなく、例えば、リング照明等であってもよい。
また、例示した表示画面に示された各ウィンドウの表示形式や表示項目などは、上記説明に限定されるものではない。
また、上記の実施形態では、イメージステッチ処理を用いた測定をオペレータの操作により実行する場合を例に説明したが、予め用意した測定手順を規定するプログラム(パートプログラム)に従い、測定を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、各測定位置(P1〜P9)で停止して撮像したが、停止せずに動きながら撮像するようにしてもよい。このようにすれば、画像のブレを補正する必要が生じる場合があるが、移動と停止を繰り返す場合と比べ元画像の撮像に要する時間を短縮することができる。
また、測定の内容が上記実施形態で説明したものに限定されないことも当然である。例えば、エッジ検出の他、オートトレース、パターン検索、ワンクリック測定等の様々な測定についても、本発明を適用することが可能である。
また、前述の実施形態またはその具体例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
以上で説明したように、本発明に係る光学系は画像測定機に好適に利用できる。
1 画像測定機
100 ステージ
110 位置取得機構
120 撮像ユニット
130 リモートボックス
140 コンピュータシステム
W ワーク(被測定物)

Claims (5)

  1. 被測定物を撮像する撮像手段と、
    前記被測定物及び前記撮像手段を相対的に移動させる移動手段と、
    前記撮像手段にて前記被測定物を撮像する位置を取得する位置取得手段と
    前記撮像手段及び前記移動手段を制御する制御手段と、
    前記撮像手段が撮像した画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段が表示する画像に対する測定指示を受け付ける測定指示受付手段と、
    前記測定指示受付手段が受付けた測定指示に従い測定を実行する測定命令実行手段と、
    を備え、
    前記撮像手段にて撮像される画像に基づいて前記被測定物を測定する画像測定機であって、
    前記制御手段は、
    前記移動手段にて前記被測定物及び前記撮像手段を相対的に移動させて前記撮像手段に複数の元画像を撮像させる撮像制御部と、
    前記複数の元画像を貼り合わせて合成画像を生成する合成画像生成部と、
    を備え、
    前記表示手段は、前記合成画像生成部が生成した前記合成画像を表示し、
    前記測定指示受付手段は、前記表示手段が表示する前記合成画像に対する測定指示を受け付け、
    前記測定命令実行手段は、前記合成画像に対する測定指示を、個々の元画像に対する測定指示に変換し、個々の元画像に対する測定指示に従い測定を実行する
    画像測定機。
  2. 前記表示手段は、前記合成画像に重畳して、個々の元画像に対して実行した測定の結果を表示することを特徴とする、請求項1に記載の画像測定機。
  3. 前記合成画像、前記複数の元画像、及び合成の処理に用いるパラメータを対応付けて記憶手段に格納することを特徴とする請求項1または2に記載の画像測定機。
  4. 被測定物を異なる相対位置で撮像した複数の元画像に基づいて前記被測定物を測定する画像測定プログラムであって、コンピュータに、
    前記複数の元画像を貼り合わせて合成画像を生成する合成画像生成ステップと、
    前記合成画像生成ステップで生成した前記合成画像を表示装置に表示させるステップと、
    前記表示装置に表示した前記合成画像に対する測定指示の入力を受け付けるステップと、
    前記合成画像に対する測定指示を、個々の元画像に対する測定指示に変換し、個々の元画像に対する測定指示に従い測定を実行するステップと
    を実行させるための画像測定プログラム。
  5. 個々の元画像に対して実行した測定の結果を、前記合成画像に重畳して前記表示装置に表示させるステップをさらに備えることを特徴とする、請求項4に記載の画像測定プログラム。
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