JP2017135033A - 蓄電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け時に絶縁体が破損してしまうことを抑制しつつ、電極体の大型化が可能な蓄電素子を提供する。【解決手段】第1部材(容器本体111)と第2部材(蓋板110)とからなる容器100と、当該容器100に収容される電極体140とを備える蓄電素子10である。蓄電素子10は、容器100に収容され、電極体140に電気的に接続された集電体(正極集電体120)と、集電体と第2部材との間に設けられた絶縁体(正極第2封止部材170)と、を備える。集電体における電極体に接続される接続部124は、絶縁体における第1部材の内側面に対向する壁部に重なる位置よりも、当該内側面側に配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、絶縁体を介して容器に集電体が取り付けられた蓄電素子に関する。
蓄電素子においては、電極体と、当該電極体に電気的に接続された集電体とが容器に収容されている(例えば特許文献1参照)。具体的には、容器は、一部が開放されて、電極体と集電体とを収容する容器本体と、当該容器本体を閉塞する蓋板とを備えており、集電体の一部が絶縁体を介して蓋板に取り付けられている。これにより集電体と蓋板との絶縁性が確保されている。
そして、蓄電素子を組み立てる際には、まず蓋板に絶縁体と集電体とを取り付けてから、集電体に電極体を接続する。その後、電極体、集電体及び絶縁体を容器本体内に挿入して、蓋板を容器本体に組み付け接合する。
特開2014−26930号公報
ここで、蓄電素子の蓄電容量を高めるには、より大きな電極体を容器本体内に隙間なく収容することが望まれている。このため、例えば電極体と集電体との接続位置を容器本体に接近させて隙間を埋めることが考えられるが、単に接近させるだけでは絶縁体も容器本体に接近することになる。絶縁体が容器本体に接近していると、蓋板を容器本体に組み付ける際に、絶縁体が容器本体に干渉して、破損するおそれがあった。
そこで、本発明の課題は、組み付け時に絶縁体が破損してしまうことを抑制しつつ、電極体の大型化が可能な蓄電素子を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、第1部材と第2部材とからなる容器と、当該容器に収容される電極体とを備える蓄電素子であって、容器に収容され、電極体に電気的に接続された集電体と、集電体と第2部材との間に設けられた絶縁体と、を備え、集電体における電極体に接続される接続部は、絶縁体における第1部材の内側面に対向する壁部に重なる位置、若しくは壁部に重なる位置よりも内側面側に配置されている。
この構成によれば、集電体における電極体に接続される接続部が、絶縁体における第1部材の内側面に対向する壁部に重なる位置、若しくは壁部に重なる位置よりも、当該内側面側に配置されているので、絶縁体と第1部材とのクリアランスをある程度確保したまま、接続部を第1部材の内側面に近づけることができる。これにより、組み付け時に絶縁体が第1部材に干渉して破損してしまうことを抑制しつつ、電極体を大型にすることができる。
また、集電体は、接続部と、絶縁体に重ねられた板部と、接続部と板部とを連結する連結部とを備え、連結部の外面は、板部の外面と、接続部の外面とのそれぞれが仮想的に延長された交点よりも内側に配置されていてもよい。
この構成によれば、集電体における連結部の外面が、板部の外面と、接続部の外面とのそれぞれが仮想的に延長された交点よりも内側に配置されているので、絶縁体を第1部材の内側面から離して配置することができる。このように、絶縁体が第1部材の内側面から離れれば、第2部材を第1部材に組み付ける際に噛み込まれにくくなり、絶縁体の破損を抑制することができる。
そして、集電体の接続部の外面は、連結部よりも第1部材の内側面に近い位置に配置されている。このため、電極体を絶縁体の端面よりも第1部材の内側面に近く配置することができ、その分電極体を大きくすることができる。
また、絶縁体は、集電体における第2部材側の端部を囲む壁部を備え、壁部における連結部に対応する部分には、連結部の一部が収容される収容部が形成されていてもよい。
この構成によれば、壁部における連結部に対応する部分に収容部が形成されているので、収容部内に集電体の連結部を配置することができる。これにより、収容部と連結部とが重畳する領域分だけ、絶縁体を第1部材の内側面から離して配置することができ、絶縁体と第1部材とをより離すことができる。
また、さらに、集電体および電極体と、第1部材との間に介在するスペーサを備え、スペーサにおける第2部材側の端部は、収容部内に配置されていてもよい。
この構成によれば、スペーサにおける第2部材側の端部が収容部内に配置されているので、スペーサによって収容部を閉塞することができる。つまり、収容部によって絶縁体から露出した集電体を、スペーサで覆うことができ、集電体と第1部材とが短絡することを抑制することができる。
また、スペーサにおける第2部材側の端部は、収容部に対応した形状であってもよい。
この構成によれば、スペーサにおける第2部材側の端部が、収容部に対応した形状であるので、当該端部によって収容部の全体を閉塞することができる。したがって、絶縁体から露出した集電体の全体をスペーサで覆うことができ、集電体と第1部材とが短絡することを確実に抑制することができる。
また、連結部は、第2部材に近づくにつれて、第1部材から徐々に離れる傾斜面を有してもよい。
この構成によれば、連結部が、第2部材に近づくにつれて、第1部材から徐々に離れる傾斜面を有しているので、連結部が急激に狭まる形状となることを抑制することができる。したがって、集電体の電流密度が急激に増大することを抑えることができる。
本発明によれば、組み付け時に絶縁体が破損してしまうことを抑制しつつ、電極体の大型化を図ることができる。
実施の形態に係る蓄電素子の外観を模式的に示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電素子の容器本体を分離して蓄電素子が備える各構成要素を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電素子の電極体からサイドスペーサを取り外した状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓋板の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る正極端子、蓋板、正極第1封止部材及び正極第2封止部材などの固定構造を示す断面図である。 実施の形態に係る正極集電体と、正極第2封止部材との係合状態を示す側面図である。 比較例として、連結部のない正極集電体と、切り欠き部のない正極第2封止部材との位置関係を示す断面図である。 変形例1に係る正極集電体と、正極第2封止部材との位置関係を示す断面図である。 変形例2に係る正極集電体と、正極第2封止部材との位置関係を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る蓄電素子について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、製造工程及びその順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
まず、蓄電素子10の構成について、説明する。
図1は、実施の形態に係る蓄電素子10の外観を模式的に示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る蓄電素子10の容器100を分離して、蓄電素子10が備える各構成要素を示す斜視図である。図3は、実施の形態に係る蓄電素子10の電極体140からサイドスペーサ190を取り外した状態を示す斜視図である。
なお、これらの図では、Z軸方向を上下方向として示しており、以下ではZ軸方向を上下方向として説明する場合があるが、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるため、Z軸方向は上下方向となることには限定されない。以降の図においても、同様である。
蓄電素子10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。なお、蓄電素子10は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。
図1〜図3に示すように、蓄電素子10は、容器100と、正極端子200及び負極端子201と、正極集電体120及び負極集電体130と、正極第1封止部材150及び負極第1封止部材160と、正極第2封止部材170及び負極第2封止部材180と、電極体140と、一対のサイドスペーサ190とを備えている。
蓄電素子10の容器100の内部には電解液(非水電解質)などの液体が封入されているが、当該液体の図示は省略する。なお、容器100に封入される電解液としては、蓄電素子10の性能を損なうものでなければその種類に特に制限はなく様々なものを選択することができる。
容器100は、矩形筒状で底を備える容器本体(第1部材)111と、容器本体111の開口を閉塞する板状部材である蓋板(第2部材)110とで構成されている。また、容器100は、正極集電体120、負極集電体130及び電極体140等を内部に収容後、蓋板110と容器本体111とが溶接等されることにより、内部を密封することができるものとなっている。なお、蓋板110及び容器本体111の材質は、特に限定されないが、例えばステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、メッキ鋼板など溶接可能な金属であるのが好ましい。
電極体140は、正極と負極とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる部材である。正極は、アルミニウムやアルミニウム合金などからなる長尺帯状の金属箔である正極基材箔上に正極活物質層が形成されたものである。また、負極は、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金などからなる長尺帯状の金属箔である負極基材箔上に負極活物質層が形成されたものである。また、セパレータは、樹脂からなる微多孔性のシートである。
ここで、正極活物質層に用いられる正極活物質、または負極活物質層に用いられる負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な正極活物質または負極活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。
そして、電極体140は、負極と正極との間にセパレータが挟み込まれるように層状に配置されたものが巻き回されて形成され、正極集電体120及び負極集電体130と電気的に接続されている。なお、図2では、電極体140として断面が長円形状のものを示したが、円形状または楕円形状でもよい。また、電極体140の形状は巻回型に限らず、平板状極板を積層した積層型であってもよい。
正極端子200は、容器100の外方に配置され、電極体140の正極に電気的に接続された外部端子である。また、負極端子201は、容器100の外方に配置され、電極体140の負極に電気的に接続された外部端子である。つまり、正極端子200及び負極端子201は、電極体140に蓄えられている電気を蓄電素子10の外部空間に導出し、また、電極体140に電気を蓄えるために蓄電素子10の内部空間に電気を導入するための導電性の電極端子である。また、正極端子200及び負極端子201は、正極第1封止部材150及び負極第1封止部材160を介して蓋板110に取り付けられている。
正極集電体120及び負極集電体130は、容器100の内方、つまり、蓋板110の内表面(Z軸方向マイナス側の面)に配置される。具体的には、正極集電体120は、電極体140の正極と容器本体111の側壁との間に配置され、正極端子200と電極体140の正極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。負極集電体130は、電極体140の負極と容器本体111の側壁との間に配置され、負極端子201と電極体140の負極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。
なお、正極集電体120は、電極体140の正極基材箔と同様、アルミニウムまたはアルミニウム合金などで形成されている。また、負極集電体130は、電極体140の負極基材箔と同様、銅または銅合金などで形成されている。
正極第1封止部材150及び負極第1封止部材160は、正極端子200及び負極端子201と、蓋板110との間に少なくともその一部が配置される絶縁体である。具体的には、正極第1封止部材150は、上方が開放された収容凹部151を有しており、その収容凹部151内に正極端子200が収容されている。同様に、負極第1封止部材160は、上方が開放された凹部161を有しており、その凹部161内に負極端子201が収容されている。これにより、正極端子200及び負極端子201は、一部が露出した状態で、蓋板110に取り付けられている。
正極第2封止部材170及び負極第2封止部材180は、正極集電体120及び負極集電体130と蓋板110との間に少なくともその一部が配置される絶縁体である。
一対のサイドスペーサ190は、それぞれ正極集電体120及び負極集電体130と電極体140との側方を覆って、正極集電体120及び負極集電体130と容器本体111との間に介在する絶縁体である。つまり、サイドスペーサ190は、正極集電体120、負極集電体130及び電極体140と容器本体111とを絶縁するスペーサである。また、サイドスペーサ190は、正極集電体120及び負極集電体130と電極体140とを容器本体111内で位置決めする部材である。一対のサイドスペーサ190は、Z軸方向に長尺に形成されている。サイドスペーサ190における電極体140に対向する面には、長手方向に沿って延在する凹部191(図5参照)が形成されている。この凹部191内に正極集電体120及び負極集電体130と電極体140とが配置される。
次に、蓋板110について説明する。
図4は、実施の形態に係る蓋板110の概略構成を示す斜視図である。
図4に示すように、蓋板110は、上面視略矩形状の板体であり、その各角部がR形状に形成されている。なお、以降の説明においては、「平面視」とは、蓋板110の上面(外面)を平面視したときを示す。
蓋板110には、安全弁112、注液口113、正極端子取付部114、負極端子取付部115、2つの第1膨出部116及び2つの第2膨出部117が形成されている。
安全弁112は、蓋板110の中央部に平面視長円状に形成されており、他の部分よりも薄肉に形成されている。安全弁112は、容器100の内圧が上昇した場合に開放されることで、容器100の内部のガスを放出する役割を有する。
注液口113は、蓄電素子10の製造時に電解液を注液するための貫通孔である。注液口113は、蓋板110が容器本体111に取り付けられてから、電解液の注液後に注液栓(図示省略)が嵌め合わされて、塞がれる。
正極端子取付部114は、正極端子200、正極第1封止部材150、正極第2封止部材170及び正極集電体120が取り付けられる部位であり、蓋板110の一端部に形成されている。負極端子取付部115は、負極端子201、負極第1封止部材160、負極第2封止部材180及び負極集電体130が取り付けられる部位であり、蓋板110の他端部に形成されている。
2つの第1膨出部116のそれぞれは、蓋板110の一部が容器100の外方に向けて膨出した形状に形成されていることで蓋板110に設けられている。2つの第1膨出部116のそれぞれは、正極第1封止部材150または負極第1封止部材160の位置決めに用いられる。
2つの第2膨出部117のそれぞれは、蓋板110の一部が容器100の内方に向けて膨出した形状に形成されていることで蓋板110に設けられている。2つの第2膨出部117のそれぞれは、正極第1封止部材150または負極第1封止部材160の位置決めに用いられるとともに、正極第2封止部材170または負極第2封止部材180の位置決めに用いられる。
次に、正極端子200、蓋板110、正極集電体120、正極第1封止部材150及び正極第2封止部材170などの固定構造について詳細に説明する。なお、負極側においては、正極側とほぼ同等であるので、その説明は省略する。
図5は、実施の形態に係る正極端子200、蓋板110、正極第1封止部材150及び正極第2封止部材170などの固定構造を示す断面図である。図5は、図1におけるV−V線を含むZX平面から見た断面図である。
図5に示すように、正極端子200が正極第1封止部材150に収容された状態で蓋板110に取り付けられており、さらに正極第1封止部材150に正極第2封止部材170を介して正極集電体120が取り付けられることで、これらが一体的に固定されている。
まず、各部材の具体的な構成について説明する。
図5に示すように、蓋板110の正極端子取付部114は、貫通孔118と、段差部119とを備えている。
貫通孔118は、正極端子200の軸部220が貫通する平面視円形状の貫通孔である。
段差部119は、貫通孔118の全周を囲むように、当該貫通孔118と同心の円形状に形成されており、その底部の中央に貫通孔118が形成されている。つまり、段差部119は、貫通孔118の外周部に配置されている。
蓋板110の正極側の第1膨出部116は、正極端子取付部114における安全弁112側の近傍に形成されている。第1膨出部116は、蓋板110の一方の主面から外方に向けて膨出した形状となっている。第1膨出部116は、他方の面側が開放された中空形状となっている。この第1膨出部116に正極第1封止部材150の係合凹部153aが係合することによって、正極第1封止部材150が位置決めされる。
蓋板110の正極側の第2膨出部117は、正極端子取付部114から見て第1膨出部116とは反対側の近傍に形成されている。第2膨出部117は、蓋板110の他方の主面から内方に向けて膨出した形状となっている。第2膨出部117は、他方の面側が開放された中空形状となっている。この第2膨出部117に正極第2封止部材170の一部が係合することによって、正極第2封止部材170が位置決めされる。さらに、第2膨出部117の中空部分117aに正極第1封止部材150の係合凸部153bが係合することによって、正極第1封止部材150が位置決めされる。
正極端子200は、バスバー接続部210と、軸部220とを一体的に備える。
バスバー接続部210は、蓄電素子10の電極端子間を繋ぐバスバー(図示省略)が接続される端子本体であり、上面が平面に形成されている。また、バスバー接続部210の下面には、下方に向けて突出した台座210aが形成されている。台座210aは、蓋板110の段差部119内に平面視で収まる形状で形成されている。バスバー接続部210において、台座210aがある部分は他の部分よりも厚みがある。このため、バスバー接続部210に対してバスバーを溶接する場合には、台座210aによって熱容量を確保することができる。
軸部220は、端子本体であるバスバー接続部210に接続された導電部材である。軸部220は、台座210aの下面から下方に延び出ており、先端部230がかしめられることで、蓋板110に対して正極第1封止部材150と、正極第2封止部材170と、正極集電体120とを固定している。軸部220の先端部230は、かしめ部であり、容器100の内方に配置されている。先端部230は、平面視したときの形状が円環状で集電体本体部121の表面に密着している。先端部230とバスバー接続部210とが、正極集電体120の集電体本体部121と、正極第1封止部材150と、正極第2封止部材170と、蓋板110とをZ軸方向で挟んで締め付けている。
正極第1封止部材150は、端子収容部153と円筒部152とを一体的に備えている。
端子収容部153には、正極端子200のバスバー接続部210を収容する凹形状の凹部151が形成されている。
円筒部152は、端子収容部153の下面から下方に向けて円筒状に突出している。円筒部152の貫通孔154は、正極集電体120の貫通孔123と同形である。この貫通孔154は、正極集電体120の貫通孔123に連続するように配置されており、これらの貫通孔154,123に対して正極端子200の軸部220が挿入される。また、円筒部152の外径は、貫通孔172,118に挿入可能な大きさで形成されている。
また、端子収容部153における安全弁112側の端部の底面には、蓋板110の第1膨出部116に係合する係合凹部153aが形成されている。他方、端子収容部153における係合凹部153aとは反対側の端部の底面には、蓋板110の第2膨出部117の中空部分117aに係合する係合凸部153bが形成されている。係合凹部153aが第1膨出部116に係合して、係合凸部153bが第2膨出部117の中空部分117aに係合するので、正極第1封止部材150は二箇所で位置決めされている。
正極第1封止部材150は、蓋板110よりも剛性が低く、かつ、絶縁性の部材で形成されているのがよい。正極第1封止部材150は、例えば、ポリオレフィン、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリプロピレン(PP)、フッ素樹脂(PFA)、フェノール樹脂などの樹脂で形成されている。また、正極第1封止部材150は、その他の樹脂で形成されていてもよく、ガラス繊維など繊維を混入させた樹脂で形成されていてもよい。また、正極第1封止部材150は、異なる樹脂材料から作製される2つ以上の部材によって構成される構造であってもよい。この場合、絶縁部材における気密を確保する部分の樹脂材料をPFA等とし、構造的な強度を要する部分の樹脂材料を、ABS、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアミド(ナイロンとも称する)等としてもよい。
図6は、実施の形態に係る正極集電体120と、正極第2封止部材170との係合状態を示す側面図である。
図5及び図6に示すように、正極第2封止部材170は、X軸方向に長尺で、下方が開放した略直方体状に形成されている。
正極第2封止部材170の底面には、正極集電体120の集電体本体部121が固定される。また、正極第2封止部材170の底面には、集電体本体部121の全周を囲む壁部171が形成されている。ここで、壁部171のうち、長手方向で対向する部分を第1側壁171a及び第2側壁171bとし、短手方向で対向する部分を第3側壁171c及び第4側壁171dとする。第1側壁171aは、容器本体111の短側面に対向しており、第2側壁171bは容器本体111の内方に配置されている。第3側壁171c及び第4側壁171dは、容器本体111の一対の長側面にそれぞれ対向している。
そして、壁部171における容器本体111の短側面側の端部には、切り欠き部(収容部)174が形成されている。具体的には、切り欠き部174は、第1側壁171aの全体が他の側壁171b,171c,171dよりも低くなるように切り欠き、かつ、第3側壁171c及び第4側壁171dにおける第1側壁171a側の端部を、蓋板110に向けてへこんだ凹曲面となるように切り欠かれた形状となっている。この切り欠き部174に対して、サイドスペーサ190の蓋板110側の端部192が収容されている。具体的には、サイドスペーサ190の蓋板110側の端部192は、切り欠き部174に対応した形状に形成されており、これにより、切り欠き部174の全体がサイドスペーサ190の端部192で閉塞されている。ここで、「切り欠き部174に対応した形状」とは、切り欠き部174の全体を閉塞可能な形状である。例えば、端部192が全体として切り欠き部174内に収容されて嵌り合う形状や、端部192が部分的に切り欠き部174内に収容されて、その他の部位が切り欠き部174の側方を覆う形状などが挙げられる。
また、正極第2封止部材170の上面(蓋板110側の表面)には、第2膨出部117に対向する位置に、当該第2膨出部117が係合する係合凹部173が形成されている。この係合凹部173に第2膨出部117が係合するので、正極第2封止部材170が位置決めされる。
図5に示すように、正極第2封止部材170においては、蓋板110の貫通孔118と同形の貫通孔172が形成されている。この貫通孔172は、蓋板110の貫通孔118に連続するように配置されており、これらの貫通孔172,118に対して正極第1封止部材150の円筒部152が挿入される。円筒部152の内方には、正極端子200の軸部220が挿入されている。このように、正極端子200の軸部220は、絶縁体である正極第1封止部材150の円筒部152とともに、貫通孔118を介して蓋板110を貫通している。
正極第2封止部材170は、蓋板110よりも剛性が低く、かつ、絶縁性の部材で形成されているのがよい。正極第2封止部材170は、例えば、PPS、PP、PE、PBT、PFA、PEEKなどの樹脂で形成されている。
図3,図5及び図6に示すように、正極集電体120は、集電体本体部121と、脚部122とを一体的に有しており、集電体本体部121に対して一対の脚部122が折り曲げられて形成されている。
集電体本体部121は、正極端子200が接続されるとともに、正極第2封止部材170に重ねられる板部である。具体的には、集電体本体部121は、平板状に形成されており、蓋板110に対向配置されている。集電体本体部121は、正極端子200の軸部220が挿入される貫通孔123を有している。
脚部122は、電極体140の正極に電気的に接続される長尺状の2本の脚(図3及び図5では1本のみ図示)である。具体的には、脚部122は、平板状に形成されており、容器本体111の長側面に対向配置されている。また、脚部122は、集電体本体部121の貫通孔123よりも外方(X軸方向マイナス側)に配置されている。脚部122は、電極体140の正極をY軸方向で挟持した状態で当該正極に固定されている(図3参照)。
そして、脚部122は、電極体140の正極に電気的に接続される接続部124と、接続部124と集電体本体部121とを連結する連結部125とを備えている。

そして、図5及び図6に示すように、連結部125における蓋板110側の端部であって、容器本体111の短側面に対向する外面126は、接続部124よりも容器本体111から離間するように窪んだ凹形状に形成されている。具体的には、外面126は、蓋板110に近づくにつれて、容器本体111の内側面(短側面)から徐々に離れるように傾斜した傾斜面である。このように、外面126は、集電体本体部121の外面と、接続部124の外面とのそれぞれが仮想的に延長された交点Pよりも内側に配置されている。ここで、集電体本体部121の外面とは、正極第2封止部材170に重なる平面のことである。また、接続部124の外面とは、容器本体111の内側面に対向する平面のことである。
なお、連結部125は、平面であっても、曲面であっても構わない。
集電体本体部121の外面と、接続部124の外面とのそれぞれが仮想的に延長された領域内には、正極第2封止部材170における容器本体111の短側面に対向する端面が配置されている。具体的には、正極第2封止部材170の第1側壁171a側の端面が前記領域内に配置されている。これにより、正極第2封止部材170は、正極集電体120の接続部124よりも容器本体111から離れて配置されることになる。
また、連結部125の一部は、正極第2封止部材170の切り欠き部174内に収容されている。具体的には、切り欠き部174における第1側壁171aに対応する部分に、連結部125の一部が収容されている。これにより、切り欠き部174と連結部125とが重畳する領域分だけ、正極第2封止部材170を容器本体111の内側面から離して配置することができ、正極第2封止部材170と容器本体111とをより離すことができる。
次に、本実施の形態に係る蓄電素子10の製造方法について説明する。
まず、正極集電体120となる平板を予め所望の形状に型抜きしてから、集電体本体部121に対して脚部122を折り曲げることで、正極集電体120を成形する。
その後、正極集電体120の集電体本体部121の上面に、正極第2封止部材170を重ねるとともに、正極第2封止部材170の上面に蓋板110を重ねる。さらに、蓋板110の上面に正極第1封止部材150を組み付けてから、当該正極第1封止部材150の凹部151内に正極端子200を収容する。このとき、正極端子200の軸部220は、正極第1封止部材150の貫通孔154を貫通しており、当該軸部220をかしめることで、図5に示すように、正極第1封止部材150と、正極第2封止部材170と、正極集電体120と、正極端子200とが蓋板110に取り付けられる。
また、負極側においても同様の手順で、蓋板110に負極第1封止部材160、負極第2封止部材(図示省略)、負極集電体130及び負極端子201が取り付けられる。
その後、正極集電体120に電極体140の正極を取り付けるとともに、負極集電体130に電極体140の負極を取り付ける。
その後、図2に示す状態から、電極体140及びサイドスペーサ190などを容器100の容器本体111に収容して蓋板110を組み付ける。このとき、上述したように、正極第2封止部材170が、正極集電体120の接続部124よりも容器本体111の短側面から離間している。これにより、正極第2封止部材170が、容器本体111や蓋板110に干渉することが抑制されている。
その後、容器本体111に蓋板110を溶接して、容器100を組み立てる。次いで、注液口113から電解液を注液した後、注液栓を蓋板110に溶接して注液口113を塞ぐことで、図1に示す蓄電素子10が製造される。
図7は、比較例として、傾斜面のない正極集電体120Aと、切り欠き部のない正極第2封止部材170Aとの位置関係を示す断面図である。なお、以降の説明において、上記実施の形態と同一の部分においては同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。また、図7においては、サイドスペーサを省略している。
正極集電体120Aは、傾斜面を有しておらず、集電体本体部121aから脚部122aが垂直に延在している。このため、正極第2封止部材170Aの第1側壁171aは、正極集電体120Aから突出して、正極集電体120Aよりも容器本体111に近づくことになる。このように、正極第2封止部材170Aが容器本体111に近いと、組み付け時に正極第2封止部材170Aが容器本体111や蓋板110に干渉して破損するおそれがある。
以上のように、本実施の形態によれば、正極集電体120における電極体140に接続される接続部124は、正極第2封止部材170の第1側壁171aに重なる位置よりも、容器本体111の内側面側に配置されている。これにより、正極第2封止部材170と容器本体111とのクリアランスをある程度確保したまま、接続部124を容器本体111の内側面に近づけることができる。これにより、組み付け時に正極第2封止部材170が容器本体111に干渉して破損してしまうことを抑制しつつ、電極体140を大型にすることができる。
また、集電体本体部121と、接続部124の外面とのそれぞれが仮想的に延長された交点Pよりも内側に連結部125の外面126が配置されているので、正極第2封止部材170を容器本体111の内側面からより離して配置することができる。このように、正極第2封止部材170が容器本体111の内側面から離れれば、蓋板110を容器本体111に組み付ける際に噛み込まれにくくなり、正極第2封止部材170の破損を抑制することができる。
そして、正極集電体120の接続部124の外面は、連結部125よりも容器本体111の内側面に近い位置に配置されている。このため、電極体140を正極第2封止部材170の端面よりも容器本体111の内側面の近くに配置することができ、その分電極体140を大きくすることができる。
また、連結部125を設けることによって、正極第2封止部材170、容器本体111及び正極集電体120のそれぞれを密集させなくともよくなる。これにより、各部材同士にクリアランスを設けることができる。したがって、電極体140に正極集電体120を超音波溶接する場合に、当該超音波溶接が正極第2封止部材170や正極集電体120に悪影響を及ぼすことを抑制することができる。
また、壁部171における連結部125に対応する部分に切り欠き部174が形成されているので、切り欠き部174内に正極集電体120の連結部125を配置することができる。これにより、切り欠き部174と連結部125とが重畳する領域分だけ、正極第2封止部材170を容器本体111の内側面から離して配置することができ、正極第2封止部材170と容器本体111とをより離すことができる。
また、サイドスペーサ190における蓋板110側の端部192が切り欠き部174内に配置されているので、サイドスペーサ190によって切り欠き部174を閉塞することができる。つまり、切り欠き部174によって正極第2封止部材170から露出した正極集電体120を、サイドスペーサ190で覆うことができ、正極集電体120と容器本体111とが短絡することを抑制することができる。
また、サイドスペーサ190の端部192が、切り欠き部174に対応した形状であるので、当該端部192によって切り欠き部174の全体を閉塞することができる。したがって、切り欠き部174内においても、サイドスペーサ190の端部192が正極集電体120を覆うこととなり、正極集電体120と容器本体111とが短絡することを確実に抑制することができる。
また、連結部125が、蓋板110に近づくにつれて、容器本体111から徐々に離れる傾斜面(外面126)を有しているので、正極集電体120の連結部125が急激に狭まる形状となることを抑制することができる。したがって、正極集電体120の電流密度が急激に増大することを抑えることができる。
(変形例1)
次に、上記実施の形態に係る変形例1について説明する。上記実施の形態では、切り欠き部174を備える正極第2封止部材170を例示して説明した。この変形例1では、切り欠き部を備えない正極第2封止部材170Bと、連結部125の外面126が傾斜面である正極集電体120とを組み合わせた場合について説明する。
図8は、変形例1に係る正極集電体120と、正極第2封止部材170Bとの位置関係を示す断面図である。
図8に示すように、正極第2封止部材170Bには、切り欠き部が形成されておらず、全体として均等な壁部171Bが設けられている。壁部171Bの第1側壁171aは、正極集電体120の外面126に対向する位置に配置されている。これにより、正極第2封止部材170Bは、正極集電体120の接続部124よりも容器本体111から離れて配置されている。このように、正極第2封止部材170Bに切り欠き部がなくとも、傾斜面である外面126が正極集電体120に形成されていれば、正極第2封止部材170Bを容器本体111から離して配置することができる。これにより、容器100との干渉を起因とした正極第2封止部材170の破損を抑制することができる。
また、接続部124は、壁部171Bの第一側壁171aに対して平面視で重なる位置から容器本体111の内側面側に配置されていればよい。具体的には、第1側壁171aの内面1711よりも、容器本体111の内側面側に配置されていればよい。つまり、接続部124は、壁部171Bの第一側壁171aに対して平面視で重なる位置に配置されていてもよい。
(変形例2)
次に、上記実施の形態に係る変形例2について説明する。上記実施の形態では、連結部125の外面126が傾斜面である場合を例示して説明した。この変形例2では、連結部125cが段差部である場合について説明する。
図9は、変形例2に係る正極集電体120Cと、正極第2封止部材170との位置関係を示す断面図である。
図9に示すように、正極集電体120Cの連結部125cには、容器本体111の短側面に対向する部分に、接続部124よりも容器本体111から離間するように窪んだ凹状の段差部127が形成されている。具体的には、段差部は、矩形状の凹部である。このように、連結部125cが段差部127を有していたとしても段差部127内に正極第2封止部材170の第1側壁171a側の端面を配置することができ、正極第2封止部材と容器本体111とを離して配置することができる。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る蓄電素子について説明したが、本発明は、上記実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施の形態及びその変形例では、蓄電素子10は、1つの電極体140を備えていることとしたが、複数の電極体を備えている構成でもかまわない。
また、上記実施の形態及びその変形例では、バスバー接続部210と軸部220とが一体成形された正極端子200を例示したが、組み付け前においてはバスバー接続部と軸部とが別体であって、組み付け後に一体化される正極端子であってもよい。この場合、バスバー接続部とは別部材の軸部が導電部材となる。
また、上記実施の形態では、正極端子200の軸部220がかしめられて正極集電体120に締結される場合を例示したが、ねじ止めによって締結されてもよい。
また、上記実施の形態では、正極集電体120における蓋板110側の端部であって、容器本体111の短側面に対向する部分に傾斜面である外面126が形成されている場合を例示した。しかし、傾斜面は、正極集電体120における蓋板110側の端部であって、容器本体111の長側面に対向する部分に形成されていてもよい。これにより、正極第2封止部材を容器本体111の長側面から離して配置することができる。
また、上記実施の形態では、容器100をなす第1部材と第2部材とのうち、第1部材を容器本体111として例示し、第2部材を蓋板110として例示した。しかしながら、第1部材及び第2部材は、これらに限定されるものではない。例えば第1部材及び第2部材のいずれもが、一部が開放した箱状の筐体であってもよい。
また、上記実施の形態では、正極側を例示して、本発明の特徴となる部分の具体的な構成について説明したが、負極側においても同様の構成が適用されていることはもちろんである。なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、正極側と負極側とが異なる構成であってもよい。
また、上記実施の形態及び上記変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子等に適用できる。
10 蓄電素子
100 容器
110 蓋板(第2部材)
111 容器本体(第1部材)
112 安全弁
113 注液口
114 正極端子取付部
115 負極端子取付部
116 第1膨出部
117 第2膨出部
117a 中空部分
118,123,154,172 貫通孔
119 段差部
120,120A,120C 正極集電体
121,121a 集電体本体部(板部)
122,122a 脚部
124 接続部
125,125c 連結部
126 外面(傾斜面)
130 負極集電体
140 電極体
150 正極第1封止部材
151,161 収容凹部
152 円筒部
153 端子収容部
153a 係合凹部
153b 係合凸部
160 負極第1封止部材
170,170A,170B 正極第2封止部材(絶縁体)
171,171B 壁部
171a 第1側壁
171b 第2側壁
171c 第3側壁
171d 第4側壁
173 係合凹部
174 切り欠き部部(収容部)
180 負極第2封止部材
190 サイドスペーサ(スペーサ)
191 凹部
192 端部
200 正極端子
201 負極端子
210 バスバー接続部
210a 台座
220 軸部
230 先端部

Claims (6)

  1. 第1部材と第2部材とからなる容器と、当該容器に収容される電極体とを備える蓄電素子であって、
    前記容器に収容され、前記電極体に電気的に接続された集電体と、
    前記集電体と前記第2部材との間に設けられた絶縁体と、を備え、
    前記集電体における前記電極体に接続される接続部は、前記絶縁体における前記第1部材の内側面に対向する壁部に重なる位置、若しくは前記壁部に重なる位置よりも前記内側面側に配置されている
    蓄電素子。
  2. 前記集電体は、前記接続部と、前記絶縁体に重ねられた板部と、前記接続部と前記板部とを連結する連結部とを備え、
    前記連結部の外面は、前記板部の外面と、前記接続部の外面とのそれぞれが仮想的に延長された交点よりも内側に配置されている
    請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記絶縁体は、前記集電体における前記第2部材側の端部を囲む壁部を備え、
    前記壁部における前記連結部に対応する部分には、前記連結部の一部が収容される収容部が形成されている
    請求項2に記載の蓄電素子。
  4. さらに、
    前記集電体および前記電極体と、前記第1部材との間に介在するスペーサを備え、
    前記スペーサにおける前記第2部材側の端部は、前記収容部内に配置されている
    請求項3に記載の蓄電素子。
  5. 前記スペーサにおける前記第2部材側の端部は、前記収容部に対応した形状である
    請求項4に記載の蓄電素子。
  6. 前記連結部は、前記第2部材に近づくにつれて、前記第1部材から徐々に離れる傾斜面を有する
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の蓄電素子。
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