JP2017133764A - プレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御装置及び燃焼制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】どのような燃焼特性の可燃性廃棄物類であっても、設備に悪影響を与えてしまうことがなく、しかも原料の分解度を一定にすることができる。
【解決手段】仮焼炉に投入する複数種類の可燃性廃棄物類の仮焼炉への投入割合を設定する投入割合設定手段11と、第1計測手段12で計測された温度から第2計測手段13で計測された温度を引いた時の値が予め設定された設定値以下になったことを検出する温度差検出手段14と、可燃性廃棄物類を仮焼炉に投入割合で投入する投入手段15と、第1計測手段12で計測される温度が予め設定された目標温度になるように可燃性廃棄物類の投入量を調整する投入量調整手段18と、温度差検出手段14から検出信号が出力されると、投入割合設定手段11の投入割合を調整する投入割合調整手段16と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】仮焼炉に投入する複数種類の可燃性廃棄物類の仮焼炉への投入割合を設定する投入割合設定手段11と、第1計測手段12で計測された温度から第2計測手段13で計測された温度を引いた時の値が予め設定された設定値以下になったことを検出する温度差検出手段14と、可燃性廃棄物類を仮焼炉に投入割合で投入する投入手段15と、第1計測手段12で計測される温度が予め設定された目標温度になるように可燃性廃棄物類の投入量を調整する投入量調整手段18と、温度差検出手段14から検出信号が出力されると、投入割合設定手段11の投入割合を調整する投入割合調整手段16と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、石灰石などの粉粒状の原料を高温ガスで加熱することによって、焼成物(セメントクリンカ)を製造するためのプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御装置及び燃焼制御方法に関する。
近年において、環境問題や燃料コストを低減する目的から、原料からセメントクリンカを製造するための燃料として、石炭以外の燃料である可燃性廃棄物やセメント用代替燃料としての可燃性廃棄物由来燃料(これらを総称して可燃性廃棄物類という)を使用している。この可燃性廃棄物類は、種類によって燃焼特性が異なるため、仮焼炉に供給して燃焼させたときのガスの温度変化が石炭を燃料とした場合と大きく変化する。そのため、仮焼炉内の燃焼状態を常に監視しなければ、原料の分解度(脱炭酸)が悪化したり過剰となったりしてしまう。これを防止するために次のような対策を行っている。なお、ここでいう燃焼特性は、可燃性廃棄物類の燃焼が開始してから終了(完全燃焼)するまでの時間に対する燃焼率で示される。そして、燃焼特性が良い燃料とは、燃焼が完了するまでの時間が短い燃料を指す。
前記対策としては、まず、可燃性廃棄物類を所定量供給して燃焼中の仮焼炉の下流側のガス温度を測定する。測定が終了すると、前記可燃性廃棄物類の供給量を変更し、その変更した供給量の可燃性廃棄物類を仮焼炉内に投入し、その変更した量当たりのガス温度の経時変化を演算する。その演算した経時変化を、予め準備している種々のガス温度変化に対応する経時変化と比較する。比較した結果、燃焼特性が悪くなったと判定されると、分解度の低下を補正するために仮焼炉の下流側の設定温度(目標とする温度)を上げる。また、前記とは反対に燃焼特性が良くなったと判定されると、前記設定温度を低くして可燃性廃棄物類の投入量を調整するようにしている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献1では、変更した量の可燃性廃棄物類を仮焼炉内に投入してから、変更した量当たりのガス温度の経時変化を演算し、予め準備している種々のガス温度変化に対応する経時変化と比較する。その比較結果に基づいて可燃性廃棄物類の燃焼特性を調整する構成である。そのため、特に、燃焼特性が短時間に大きく変化するような可燃性廃棄物類では、演算する頻度は限られており、燃焼特性を把握し目標温度を修正する頻度も少ないため、原料の分解度(脱炭酸)を一定にすることができないという不都合があった。また、燃焼特性が悪くなったと判定した場合に、仮焼炉の下流側のガス温度の設定温度を上げていくと、次のような不都合があった。つまり、仮焼炉での燃焼率が極端に低く、仮焼炉に接続される複数のサイクロン内に移動してから燃焼が大きくなるような燃焼特性の悪い可燃性廃棄物類を使用する場合に、仮焼炉の下流側のガス温度の設定温度を上げていっても、仮焼炉の出口のガス温度は、ある程度は上がるものの、分解度を所望通りに上げるほどのガス温度に達することがなく、設定温度を大きく上げたとしても限界があり、根本的な解決策にはならない。そして、この状態(分解度が低下した状態)が続くと、キルン内部での反応が不十分となるに留まらず、最悪の場合はキルン内で原料が流動化する生下り現象を発生させてしまう。逆に、設定温度を上げすぎた場合は最下段のサイクロン内で原料の粘性化によりサイクロン内が閉塞するというトラブルが発生することがあり、キルン操業に悪影響を与えてしまうことがある。
本発明は前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、どのような燃焼特性の可燃性廃棄物類であっても、キルン操業に悪影響を与えてしまうことがなく、しかも原料の分解度(脱炭酸)を一定にすることができるプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御装置及び燃焼制御方法を提供する。
本発明のプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御装置は、プレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉に投入する燃焼特性の異なる複数種類の可燃性廃棄物類の前記仮焼炉への投入割合を設定するための投入割合設定手段と、前記仮焼炉の出口部におけるガス温度を計測する第1計測手段と、前記仮焼炉の出口部よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度を計測する第2計測手段と、前記第1計測手段で計測された温度から前記第2計測手段で計測された温度を引いた時の値(Td)が予め設定された設定値(Tps)以下になったことを検出して検出信号を出力する温度差検出手段と、前記複数種類の可燃性廃棄物類を前記投入割合設定手段で設定された投入割合で前記仮焼炉に投入する投入手段と、前記第1計測手段又は前記第2計測手段で計測される温度が予め設定された目標温度になるように前記投入手段により投入される複数種類の可燃性廃棄物類の投入量を調整する投入量調整手段と、前記温度差検出手段から検出信号が出力されると、前記値が前記設定値よりも大きくなるように前記投入割合設定手段で設定された投入割合を調整する投入割合調整手段と、を備えていることを特徴としている。
上記のように、燃焼特性の異なる複数種類の可燃性廃棄物類の投入割合を投入割合設定手段で設定することによって、設定された投入割合で複数種類の可燃性廃棄物類が仮焼炉に投入される。この投入された可燃性廃棄物類が燃焼することによって、第1計測手段又は第2計測手段で計測されるガス温度が予め設定された目標温度になるように、可燃性廃棄物類の投入量が投入量調整手段で調整される。そして、可燃性廃棄物類の燃焼中に、温度差検出手段から検出信号が出力されるかどうかを観察する。温度差検出手段から検出信号が出力されると、第1計測手段で計測された温度から第2計測手段で計測された温度を引いた時の値が予め設定された設定値よりも大きくなるように投入割合設定手段で設定された投入割合を調整することによって、どのような燃焼特性の可燃性廃棄物類であっても、仮焼炉の出口部の温度よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度が高くなることを回避することができる。このような温度制御を行うことによって、仮焼炉の出口部よりもガス流れ方向下手側で可燃性廃棄物類の燃焼が強くなるといったことがなく、燃焼を良好に行うことができ、原料の分解度(脱炭酸)を一定にすることができる。尚、複数種類の可燃性廃棄物類には、可燃性廃棄物の他に、可燃性廃棄物を改質してセメント用代替燃料として構成した可燃性廃棄物由来燃料や補助燃料として、石炭、石油、天然ガス等を用いることもある。この場合、石炭、石油、天然ガス等を投入割合の変更対象としてもよいし、変更対象とは全く無関係に燃焼状態に応じて一定量投入してもよい。また、第1計測手段及び第2計測手段は、1箇所に設けられた計測手段で計測したガス温度を用いる他、複数箇所(2箇所以上)に設けた計測手段からの複数のガス温度を予め記憶されている演算式に当てはめて演算した値(例えば全ての計測値を加算し、計測手段の数で割った平均値を含む)をガス温度として利用してもよい。
また、本発明のプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御装置は、前記第2計測手段は、前記仮焼炉の出口部に接続される複数のサイクロンのうちの該仮焼炉に最も近い位置にあるサイクロンの入口部又は出口部からのガスの温度を計測する位置に設置されていてもよい。
上記のように、仮焼炉に最も近い位置にあるサイクロンの入口部又は出口部からのガスの温度を計測することによって、ガスの温度変化をタイムラグの少ない状態で計測することができ、ガス温度制御を精度よく行うことができる。
また、本発明のプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御方法は、プレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉に燃焼特性が異なる複数種類の可燃性廃棄物類を投入して該仮焼炉の燃焼を制御する方法であって、複数種類の可燃性廃棄物類の前記仮焼炉への投入割合を設定するための投入割合設定ステップと、前記仮焼炉の出口部におけるガス温度を計測する第1ガス温度計測ステップと、前記仮焼炉の出口部よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度を計測する第2ガス温度計測ステップと、前記計測される第1ガス温度から第2ガス温度を引いた時の値が予め設定された設定値以下になったことを検出して出力する温度差検出ステップと、前記複数種類の可燃性廃棄物類を前記投入割合設定ステップで設定された投入割合で前記仮焼炉に投入する投入ステップと、前記第1ガス温度計測ステップ又は前記第2ガス温度計測ステップで計測される温度が予め設定された目標温度になるように前記投入ステップにより投入される複数種類の可燃性廃棄物類の投入量を調整する投入量調整ステップと、前記温度差検出ステップから検出信号が出力されると、前記値が前記設定値よりも大きくなるように前記投入割合設定ステップの投入割合を調整する投入割合調整ステップと、を備えていることを特徴としている。
上記のように、燃焼特性の異なる複数種類の可燃性廃棄物類の投入割合を投入割合設定ステップで設定することによって、設定された投入割合で複数種類の可燃性廃棄物類が仮焼炉に投入される。この投入された可燃性廃棄物類が燃焼することによって、第1ガス温度計測ステップ又は第2ガス温度計測ステップで計測されるガス温度が予め設定された目標温度になるように、可燃性廃棄物類の投入量が投入量調整ステップで調整される。そして、可燃性廃棄物類の燃焼中に、温度差検出ステップから検出信号が出力されるかどうかを観察する。温度差検出ステップから検出信号が出力されると、計測される第1ガス温度から第2ガス温度を引いた時の値が予め設定された設定値よりも大きくなるように投入割合設定ステップで設定された投入割合を調整することによって、どのような燃焼特性の可燃性廃棄物類であっても、仮焼炉の出口部の温度よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度が高くなることを回避することができる。このような温度制御を行うことによって、仮焼炉の出口部よりもガス流れ方向下手側で可燃性廃棄物類の燃焼が強くなるといったことがなく、燃焼を良好に行うことができ、原料の分解度(脱炭酸)を一定にすることができる。尚、複数種類の可燃性廃棄物類には、可燃性廃棄物の他に、可燃性廃棄物を改質してセメント用代替燃料として構成した可燃性廃棄物由来燃料や補助燃料として、石炭、石油、天然ガス等を用いることもある。この場合、石炭、石油、天然ガス等を投入割合の変更対象としてもよいし、変更対象とは全く無関係に燃焼状態に応じて一定量投入してもよい。また、第1計測手段及び第2計測手段は、1箇所に設けられた計測手段で計測したガス温度を用いる他、複数箇所(2箇所以上)に設けた計測手段からの複数のガス温度を予め記憶されている演算式に当てはめて演算した値(例えば全ての計測値を加算し、計測手段の数で割った平均値を含む)をガス温度として利用してもよい。
また、本発明のプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御方法は、前記第2ガス温度計測ステップは、前記仮焼炉の出口部に接続される複数のサイクロンのうちの該仮焼炉に最も近い位置にあるサイクロンの入口部又は出口部からのガスの温度を計測するステップであってもよい。
上記のように、仮焼炉に最も近い位置にあるサイクロンの入口部又は出口部からのガスの温度を計測することによって、ガスの温度変化をタイムラグの少ない状態で計測することができ、ガス温度制御を精度よく行うことができる。
本発明によれば、仮焼炉の出口部の温度とこれよりもガス流れ方向下手側における温度との差に基づいて、温度制御することによって、どのような燃焼特性の可燃性廃棄物類であっても、設備に悪影響を与えてしまうことがなく、しかも原料の分解度(脱炭酸)を一定にすることができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に、燃焼特性の異なる2種類の可燃性廃棄物を仮焼炉に投入して原料を焼成することにより、セメントクリンカを製造するプレヒータ付きロータリーキルン(以下、ロータリーキルンという)を示している。このロータリーキルンは、原料を温度1300℃以上に昇温して焼成させてセメントクリンカを生成するロータリーキルン1と、ロータリーキルン1から排出される高温ガスとクーラー10から排出される高温空気を導入するとともに燃料である燃焼特性の異なる2種類の可燃性廃棄物を設定された割合で投入して原料を仮焼する仮焼炉2と、仮焼炉2から排出される高温ガスを導入して原料を800〜900℃に昇温するプレヒータ(予熱装置)3とを備えている。
プレヒータ3は、複数のサイクロン31〜34を上下方向で多段に接続した多段式サイクロンから構成され、最上段のサイクロン34と上から2番目のサイクロン33とを接続するダクト35に原料を投入する投入口36が設けられている。また、最下段のサイクロン31とロータリーキルン1との間に予熱された原料をロータリーキルン1側に投入させるシュート37が設けられている。また、最上段のサイクロン34から延設された排ガスダクトの所定位置に予熱後のガスを排出させる誘引ファン38が設けられている。
仮焼炉2には、ベルトコンベア等からなる2台の搬送装置4,5により搬送されてきた2種類の可燃性廃棄物を投入するための投入口(図示せず)が設けられるとともに、投入された可燃性廃棄物を燃焼させるためのバーナー(図示せず)が設けられている。また、仮焼炉2の下端とロータリーキルン1のロータリーキルン窯尻6とを接続するライジングダクト7と、仮焼炉2の上端から最下段のサイクロン31の側周面に接続する上部ダクト39とを備え、仮焼炉2で可燃性廃棄物を燃焼させるとともに、ロータリーキルン1からの排ガスをライジングダクト7を介して仮焼炉2内に導入し、仮焼炉2からの排ガスを上端から上部ダクト39を介して最下段のサイクロン31に導入するようにしている。
ロータリーキルン1には、ロータリーキルン窯前8に微粉炭を吹き込むバーナー9を備え、焼成されたセメントクリンカを冷却して排出するクーラー10をロータリーキルン窯前8に接続して、所定温度で焼成させるとともに焼成されたセメントクリンカをロータリーキルン窯前8からクーラー10に移し、温度を下げて排出する。
可燃性廃棄物を石炭の代替燃料として投入できるようにするため、ダンプトラックやタンクローリー等により焼却処分廃棄物や埋立処分廃棄物をそのままの状態又は代替燃料として処理したものが搬入される2種類の可燃性廃棄物を投入する2つのホッパー(図示せず)を備えている。そのホッパーに投入された可燃性廃棄物は、決められた搬送量で前記搬送装置4,5により搬送されて仮焼炉2に投入する。
仮焼炉2の燃焼を制御する制御装置を備えている。この制御装置は、図2に示すように、燃焼特性の異なる複数種類の可燃性廃棄物の仮焼炉2への投入割合を設定するための投入割合設定手段11と、仮焼炉2の出口部におけるガス温度を計測する第1計測手段12と、仮焼炉2の出口部よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度を計測する第2計測手段13と、第1計測手段12で計測された温度から第2計測手段13で計測された温度を引いた時の値(Td)が予め設定された設定値(Tps)以下になったことを検出して出力する温度差検出手段14と、複数種類の可燃性廃棄物を投入割合設定手段11で設定された投入割合で仮焼炉2に投入する投入手段15と、第1計測手段12(又は第2計測手段13)で計測される温度が予め設定された目標温度になるように投入手段15により投入される複数種類の可燃性廃棄物の投入量を調整する投入量調整手段18と、温度差検出手段14から検出信号が出力されると、前記値(Td)が予め設定された前記設定値(Tps)よりも大きくなるように投入割合設定手段11で設定された投入割合を調整する投入割合調整手段16と、を備えている。投入割合設定手段11と、温度差検出手段14と、投入手段15と、投入割合調整手段16と、投入量調整手段18とが、演算装置17に備えている。前記のように、温度差検出手段14から検出信号が出力されると、前記値(Td)が予め設定された前記設定値(Tps)よりも大きくなるように投入割合設定手段11で設定された投入割合を調整することによって、どのような燃焼特性の可燃性廃棄物類であっても、仮焼炉2の出口部の温度よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度が高くなることを回避することができる。このような温度制御を行うことによって、燃焼を良好に行うことができ、原料の分解度(脱炭酸)を一定にすることができる。
投入割合設定手段11は、高い燃焼率の可燃性廃棄物H1とこれよりも低い燃焼率の可燃性廃棄物H2の比率を例えば6:4に設定する手段である。この投入割合設定手段11では、高い燃焼率の可燃性廃棄物H1を低い燃焼率の可燃性廃棄物H2よりも多く設定するようにすることになる。
第1計測手段12は、図1に示すように、仮焼炉2の出口部の近傍に設けられ、該出口部のガス温度を検出するための第1温度センサから構成されている。
第2計測手段13は、図1に示すように、最下段に位置するサイクロン31の出口部の近傍に設けられ、出口部のガス温度を検出するための第2温度センサから構成されている。このように、仮焼炉2に最も近い位置にあるサイクロン31の出口部(又は入口部)からのガスの温度を計測することによって、ガスの温度変化をタイムラグの少ない状態で計測することができ、ガス温度制御を精度よく行うことができる。
温度差検出手段14は、第1計測手段12で測定されたガス温度と第2計測手段13で測定されたガス温度との温度差を演算し、その温度差が予め設定された温度差以下になると、検出信号を制御装置に出力する手段である。
投入手段15は、2種類の可燃性廃棄物H1,H2を6:4の投入割合で仮焼炉2に投入を開始すべく、搬送装置4,5の駆動を開始する手段である。
投入割合調整手段16は、温度差検出手段14から検出信号が出力されると、値(Td)が予め設定された設定値(Tps)よりも大きくなるように投入割合設定手段11で設定された6:4の投入割合を例えば7:3に調整する手段である。
投入量調整手段18は、第1計測手段12(又は第2計測手段13)で計測される温度が予め設定された目標温度になる(又は目標温度になる直前の温度)まで、2種類の可燃性廃棄物H1,H2を6:4の投入割合で仮焼炉2に連続して投入し、目標温度に到達すると、可燃性廃棄物H1,H2の投入量を減量して目標温度を越えないように可燃性廃棄物H1,H2の投入量を調整する手段である。
前記構成の制御装置により仮焼炉2の燃焼制御を、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
制御を開始するスイッチがONされると、制御装置は、投入割合設定手段11により設定された投入割合に基づいて2種類の可燃性廃棄物H1,H2の投入を行う。具体的には、高い燃焼率の可燃性廃棄物H1と低い燃焼率の可燃性廃棄物H2との投入割合を6:4にして投入を開始する(ステップS1)。可燃性廃棄物H1,H2を投入して燃焼が開始されると、第2計測手段13で計測した第2温度が、設定温度(目標温度)のt℃(例えば850℃)に達しているかどうかを確認する(ステップS2)。達していれば、可燃性廃棄物を減量して投入し(ステップS3)、達していなければ、可燃性廃棄物を例えば前回の投入量に対して1〜5%(この数値範囲に限定されるものではない)に増量して投入する(ステップS4)。次に、第1計測手段12で計測した第1温度から第2計測手段13で計測した第2温度を引いた時の値(Td)が設定された設定値Tps(例えば5)℃以下になっているかどうかを確認する(ステップS5)。Tps(例えば5)℃以下になっていなければ、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を6:4のままとし(ステップS6)、値(Td)が設定値Tps(例えば5)℃以下になっていれば、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を7:3に変更して可燃性廃棄物H1,H2の投入を行う(ステップS7)。また、ステップS3で投入量を減らす量としては、例えば前回の投入量に対して1〜5%(この数値範囲に限定されるものではない)減量する。ステップS6での投入後、制御継続かどうかを確認し(ステップS8)、制御継続であれば、ステップS2に戻る。また、制御継続でなければ、制御を終了する。尚、S7で可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を7:3に変更しても、値(Td)が設定値Tps(例えば5)℃で、全く温度変化がない、又は更に値(Td)が設定値Tps(例えば5)℃よりも小さな値(4℃以下)になっているような場合には、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を8:2に変更して可燃性廃棄物H1,H2の投入を行ってもよいし、警報を発して作業者に報知するようにしてもよい。更に、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を8:2に変更しても値(Td)を大きくできない場合には、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を連続して変更してもよい。例えば、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を、9:1、9.2:0.8、9.5:0.5、9.7:0.3に順次変更してもよい。また、前記設定値Tps℃は、+10℃〜-10℃の範囲の任意の温度に設定することができる。+10℃未満では、正常運転を行っているとみなされ、-10℃を越えてしまうと、例えば最下段のサイクロン内で原料の粘性化によりサイクロン内が閉塞するというトラブルが発生し易くなるため、設定値Tps℃を+10℃〜-10℃の範囲に設定している。
図4に、微粉炭と4種類の可燃性廃棄物(木屑、下水汚泥、鶏糞、食品残渣)の燃焼率を実験により得た棒グラフを示している。この燃焼率は、3つの温度(950℃、1050℃、1300℃)でそれぞれ燃焼したときの単位時間当たりの完全燃焼した割合である。この結果では、950℃では、燃焼率の高い順から、木屑、下水汚泥、鶏糞、微粉炭、食品残渣となっている。また、1050℃では、950℃と同様に、燃焼率の高い順から、木屑、下水汚泥、鶏糞、微粉炭、食品残渣となっている。1300℃では、燃焼率の高い順から、木屑、鶏糞、下水汚泥、微粉炭、食品残渣となっている。要するに、燃焼率が100%に近くて高い燃料が木屑であり、燃焼率が一番低い燃料が食品残渣という結果になっている。従って、これら4種類の可燃性廃棄物のうちの任意の2種類の可燃性廃棄物を組み合わせることになるが、前述したように値Tdが設定値Tps(例えば5)℃になった状態から、設定値Tps(例えば5)℃よりも高い温度にならない場合には、燃焼率の高い可燃性廃棄物に変更していく必要がある。可燃性廃棄物としては、上記の4種類に限定されるものではなく、廃プラスチックや紙屑あるいは廃白土等の他の可燃性廃棄物であってもよい。また、ここでは、複数種類の可燃性廃棄物類として、可燃性廃棄物の複数種類を投入しているが、複数種類の可燃性廃棄物類には、可燃性廃棄物の他に、可燃性廃棄物を改質してセメント用代替燃料として構成した可燃性廃棄物由来燃料や補助燃料として、前記微粉炭を含めた石炭、石油、天然ガス等を用いることもある。
また、仮焼炉2に燃焼特性が異なる複数種類の可燃性廃棄物を投入して仮焼炉2の燃焼を制御する方法は、複数種類の可燃性廃棄物の仮焼炉2への投入割合を設定するための投入割合設定ステップと、仮焼炉2の出口部におけるガス温度を計測する第1ガス温度計測ステップと、仮焼炉2の出口部よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度を計測する第2ガス温度計測ステップと、計測される第1ガス温度から第2ガス温度を引いた時の値(Td)が設定された設定値(Tps)以下になったことを検出して出力する温度差検出ステップと、第1ガス温度計測ステップ又は前記第2ガス温度計測ステップで計測された温度になるように可燃性廃棄物を投入割合設定ステップで設定された投入割合で前記仮焼炉に投入する投入手段と、温度差検出ステップから検出信号が出力されると、前記値(Td)が前記設定値(Tps)よりも大きくなるように投入割合設定ステップの投入割合を調整する投入割合調整ステップと、を備えている。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5に、燃焼特性の異なる3種類の可燃性廃棄物を仮焼炉2に投入して原料を焼成することにより、セメントクリンカを製造するプレヒータ付きロータリーキルンを示している。図1と異なる部分は、可燃性廃棄物が2種類から3種類になったことにより、3台の搬送装置4,5,19を備えている点である。他の構成は、図1と同一であるため、同一の符号を付すとともに、説明は省略する。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、第2計測手段13を、仮焼炉2に最も近い位置にある最下段のサイクロン31の出口部の近傍(又は入口部の近傍でもよい)に設置したが、最下段以外のサイクロン32,33,34の出口部の近傍(又は入口部の近傍でもよい)に設置してもよい。また、第1計測手段12及び第2計測手段13を、1箇所だけ設けるのではなく、複数箇所に設けて仮焼炉2の燃焼制御を行うようにしてもよい。尚、第1計測手段12及び第2計測手段13を、複数箇所(2箇所以上)に設ける場合には、複数の計測手段から計測された複数のガス温度を予め用意した演算式に当てはめて演算し、その演算値(例えば全ての計測値を加算し、計測手段の数で割った平均値を含む)をガス温度として利用してもよい。
また、上記実施形態では、第2計測手段12で計測される温度が予め設定された目標温度になるように複数種類の可燃性廃棄物を投入したが、第1計測手段13で計測される温度が予め設定された目標温度になるように複数種類の可燃性廃棄物を投入してもよい。この場合の仮焼炉2の燃焼制御を図6に示すフローチャートに示しており、説明すれば、制御を開始するスイッチがONされると、制御装置は、投入割合設定手段11により設定された投入割合に基づいて2種類の可燃性廃棄物H1,H2の投入を行う。具体的には、高い燃焼率の可燃性廃棄物H1と低い燃焼率の可燃性廃棄物H2との投入割合を6:4にして投入を開始する(ステップS10)。可燃性廃棄物H1,H2を投入して燃焼が開始されると、第1計測手段12で計測した第1温度から第2計測手段13で計測した第2温度を引いた時の値(Td)が設定された設定値Tps℃(例えば5℃)以下になっているかどうかを確認する(ステップS11)。Tps℃(例えば5℃)以下になっていなければ、第1計測手段12で計測した第1温度が設定温度(目標温度)であるt℃に達しているかどうかを確認する(ステップS12)。また、ステップS11で、値(Td)がTps℃(例えば5℃)以下になっていれば、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を7:3に変更して可燃性廃棄物H1,H2の投入を行う(ステップS13)。また、ステップS12で第1温度がt℃になっていれば、可燃性廃棄物H1,H2の投入量を例えば前回の投入量に対して1〜5%(この数値範囲に限定されるものではない)減量する(ステップS14)。また、ステップS12で第1温度がt℃になっていなければ、可燃性廃棄物H1,H2の投入量を例えば前回の投入量に対して1〜5%(この数値範囲に限定されるものではない)増量する(ステップS15)。投入後、制御継続かどうかを確認し(ステップS16)、制御継続であれば、ステップS11に戻る。また、制御継続でなければ、制御を終了する。尚、S13で可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を7:3に変更しても、値(Td)が設定値Tps(例えば5)℃で、全く温度変化がない、又は更に値(Td)が5℃よりも小さな値になっているような場合には、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を8:2に変更して可燃性廃棄物H1,H2の投入を行ってもよいし、警報を発して作業者に報知するようにしてもよい。この場合も、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を8:2に変更しても値(Td)を大きくできない場合には、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を連続して変更してもよい。例えば、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を、9:1、9.2:0.8、9.5:0.5、9.7:0.3に順次変更してもよい。また、可燃性廃棄物に加えて、石炭、石油、天然ガス等を含めた可燃性廃棄物類を用いる場合には、石炭、石油、天然ガス等を投入割合の変更対象とすることが好ましいが、変更対象とは全く無関係に燃焼状態に応じて一定量投入してもよい。この変更対象としない場合には、次のように構成してもよい。例えば、燃焼状態が好転しない場合(前述のように、可燃性廃棄物H1,H2の投入割合を7:3に変更しても、値(Td)が設定値Tps(例えば5)℃で、全く温度変化がない、又は更に値(Td)が5℃よりも小さな値になっているような場合)に、石炭、石油、天然ガス等の燃焼率の高い可燃性廃棄物類を一定量投入する一定量投入手段を演算装置17に更に備えた構成にすることができる。尚、一定量投入手段で燃焼率の高い可燃性廃棄物類を一定量投入して燃焼状態が好転した場合には、図3又は図6に示す制御に戻すことになる。
1…ロータリーキルン、2…仮焼炉、3…プレヒータ、4,5,19…搬送装置、6…ロータリーキルン窯尻、7…ライジングダクト、8…ロータリーキルン窯前、9…バーナー、10…クーラー、11…投入割合設定手段、12…第1計測手段、13…第2計測手段、14…温度差検出手段、15…投入手段、16…投入割合調整手段、17…演算装置、18…投入量調整手段、31-34…サイクロン、35…ダクト、36…投入口、37…シュート、38…誘引ファン、39…上部ダクト、H1,H2…可燃性廃棄物
Claims (4)
- プレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉に投入する燃焼特性の異なる複数種類の可燃性廃棄物類の前記仮焼炉への投入割合を設定するための投入割合設定手段と、前記仮焼炉の出口部におけるガス温度を計測する第1計測手段と、前記仮焼炉の出口部よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度を計測する第2計測手段と、前記第1計測手段で計測された温度から前記第2計測手段で計測された温度を引いた時の値が予め設定された設定値以下になったことを検出して検出信号を出力する温度差検出手段と、前記複数種類の可燃性廃棄物類を前記投入割合設定手段で設定された投入割合で前記仮焼炉に投入する投入手段と、前記第1計測手段又は前記第2計測手段で計測される温度が予め設定された目標温度になるように前記投入手段により投入される複数種類の可燃性廃棄物類の投入量を調整する投入量調整手段と、前記温度差検出手段から検出信号が出力されると、前記値が前記設定値よりも大きくなるように前記投入割合設定手段で設定された投入割合を調整する投入割合調整手段と、を備えていることを特徴とするプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御装置。
- 前記第2計測手段は、前記仮焼炉の出口部に接続される複数のサイクロンのうちの該仮焼炉に最も近い位置にあるサイクロンの入口部又は出口部からのガスの温度を計測する位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御装置。
- プレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉に燃焼特性が異なる複数種類の可燃性廃棄物類を投入して該仮焼炉の燃焼を制御する方法であって、
複数種類の可燃性廃棄物類の前記仮焼炉への投入割合を設定するための投入割合設定ステップと、前記仮焼炉の出口部におけるガス温度を計測する第1ガス温度計測ステップと、前記仮焼炉の出口部よりもガス流れ方向下手側におけるガス温度を計測する第2ガス温度計測ステップと、前記計測される第1ガス温度から第2ガス温度を引いた時の値が予め設定された設定値以下になったことを検出して出力する温度差検出ステップと、前記複数種類の可燃性廃棄物類を前記投入割合設定ステップで設定された投入割合で前記仮焼炉に投入する投入ステップと、前記第1ガス温度計測ステップ又は前記第2ガス温度計測ステップで計測される温度が予め設定された目標温度になるように前記投入ステップにより投入される複数種類の可燃性廃棄物類の投入量を調整する投入量調整ステップと、前記温度差検出ステップから検出信号が出力されると、前記値が前記設定値よりも大きくなるように前記投入割合設定ステップの投入割合を調整する投入割合調整ステップと、を備えていることを特徴とするプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御方法。 - 前記第2ガス温度計測ステップは、前記仮焼炉の出口部に接続される複数のサイクロンのうちの該仮焼炉に最も近い位置にあるサイクロンの入口部又は出口部からのガスの温度を計測するステップであることを特徴とする請求項3に記載のプレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御方法。
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JP2016014318A JP2017133764A (ja) | 2016-01-28 | 2016-01-28 | プレヒータ付きロータリーキルンの仮焼炉の燃焼制御装置及び燃焼制御方法 |
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CN115145327A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-10-04 | 中国铝业股份有限公司 | 一种溶出温度控制方法、装置、设备及存储介质 |
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2016
- 2016-01-28 JP JP2016014318A patent/JP2017133764A/ja active Pending
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