JP2017126777A - フレキシブルプリント基板およびフレキシブルプリント基板の固定方法 - Google Patents

フレキシブルプリント基板およびフレキシブルプリント基板の固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することが可能な太陽光発電モジュール、太陽光発電装置および太陽光発電モジュールの製造方法を提供する。【解決手段】太陽光発電モジュールは、フレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板に実装された複数の発電素子とを備え、前記フレキシブルプリント基板は、曲がり部を有し、前記曲がり部の両側に位置する前記フレキシブルプリント基板の帯状部分が対向している。【選択図】図3

Description

本発明は、太陽光発電モジュール、太陽光発電装置および太陽光発電モジュールの製造方法に関し、特に、フレキシブルプリント基板を用いる太陽光発電モジュール、太陽光発電装置および太陽光発電モジュールの製造方法に関する。
レンズ等を用いることによって太陽光を発電素子に収束させ、当該発電素子の発電効率を高める集光型の太陽光発電装置の開発が行われている。
集光型の太陽光発電装置の一例として、たとえば、特開2013−84855号公報(特許文献1)には、以下のような技術が開示されている。すなわち、集光型太陽電池モジュールは、複数個の太陽電池素子と、前記各太陽電池素子が一定の間隔を存して1列に載置された長尺状のレシーバ基板と、前記レシーバ基板が一定の間隔を存して複数本並行に載置されたモジュール基板とを備え、前記レシーバ基板は、長尺状のレシーバ基体と、前記レシーバ基体上に端部同士を対向させた状態で長手方向に沿って1列に配置された複数本の配線材とからなり、前記配線材の一方の端部にプラス電極パッド部が、他方の端部にマイナス電極パッド部がそれぞれ設けられ、前記プラス電極パッド部及び前記マイナス電極パッド部に前記太陽電池素子のプラス電極端子及びマイナス電極端子がそれぞれ接続されて太陽電池素子搭載部が構成されている。
特開2013−84855号公報
しかしながら、上記レシーバ基板と上記配線材とをたとえばハンダ付けまたは溶接等によって接続した場合、ハンダ付けまたは溶接等を行った箇所は経年劣化する可能性が高いため、製品の長期的な信頼性が低下するおそれがある。
また、ハンダ付けまたは溶接等による接続は、大きな工数を要する場合があるため、製造コストの増大の原因になりやすい。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することが可能な太陽光発電モジュール、太陽光発電装置および太陽光発電モジュールの製造方法を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る太陽光発電モジュールは、フレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板に実装された複数の発電素子とを備え、前記フレキシブルプリント基板は、曲がり部を有し、前記曲がり部の両側に位置する前記フレキシブルプリント基板の帯状部分が対向している。
(10)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る太陽光発電装置は、複数の太陽光発電モジュールを備え、前記太陽光発電モジュールは、フレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板に実装された複数の発電素子とを含み、各前記発電素子が直列に接続され、前記フレキシブルプリント基板は、曲がり部を有し、前記曲がり部の両側に位置する前記フレキシブルプリント基板の帯状部分が対向しており、前記太陽光発電モジュールごとの前記各発電素子の組が並列に接続されている。
(11)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る太陽光発電モジュールの製造方法は、複数の帯状部分を有するフレキシブルプリント基板と、複数の発電素子とを備える太陽光発電モジュールの製造方法であって、各前記帯状部分に前記発電素子を実装するステップと、前記帯状部分を連結している前記フレキシブルプリント基板の連結部を曲げることにより、前記各帯状部分に実装された前記発電素子を対向させるステップとを含む。
この発明によれば、高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの平面図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおける筐体の内部を示す平面図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置の、図3におけるIV−IV線に沿う断面を示す断面図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置における発電部の、図3におけるV−V線に沿う断面を示す断面図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの連結部が曲げられる前の状態を示す図である。 図7は、図6に示すFPCの一部を詳細に示す図である。 図8は、図7に示す連結部の曲げられた後の状態を示す図である。 図9は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの第1屈曲部53の折り曲げについて説明するための図である。 図10は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの第3屈曲部55の折り曲げについて説明するための図である。 図11は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置の外観を示す図である。 図12は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置における回路構成を示す図である。 図13は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの一部の製造手順の一例を定めたフローチャートである。 図14は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの変形例を示す図である。 図15は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの他の変形例を示す図である。 図16は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの連結部が曲げられる前の状態を示す図である。 図17は、図16に示すFPCの一部を詳細に示す図である。 図18は、図17に示す連結部の曲げられた後の状態を示す図である。 図19は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの曲がり部の形状を詳細に示す図である。 図20は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの変形例を示す図である。 図21は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの他の変形例を示す図である。
最初に、本発明の実施の形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る太陽光発電モジュールは、フレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板に実装された複数の発電素子とを備え、前記フレキシブルプリント基板は、曲がり部を有し、前記曲がり部の両側に位置する前記フレキシブルプリント基板の帯状部分が対向している。
このように、各帯状部分と、これらの帯状部分を連結する曲がり部とを1つのフレキシブルプリント基板を用いて一体に形成する構成により、帯状部分同士を電気的に接続するためのハンダ付け等の作業が不要となる。また、たとえば、帯状部分同士を密に配置した平面状のフレキシブルプリント基板を作製し、当該フレキシブルプリント基板における帯状部分の連結部を曲げて曲がり部を形成することにより、各帯状部分の間隔を広げることができるため、初めから各帯状部分の間隔の広いフレキシブルプリント基板を作製する場合に比べて、フレキシブルプリント基板の材料であるフィルムの使用面積を小さくすることができる。そして、これにより、1回のフレキシブルプリント基板の製造プロセスにおいて作製することができるフレキシブルプリント基板の数を増やすとともに、廃棄する材料の量を減らすことができる。したがって、高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することができる。
(2)好ましくは、前記曲がり部は、各前記帯状部分に実装された前記発電素子が対向するように曲げられている。
このような構成により、各発電素子を整列させて配置することができるため、たとえば、太陽光発電モジュールにおける光学系の設計が容易となる。
(3)より好ましくは、前記曲がり部は、対向する各前記発電素子間の距離と前記帯状部分において隣り合う前記発電素子の間隔とが等しくなるように曲げられている。
このような構成により、同じ形状の複数のフレネルレンズをたとえば正方格子状に密集させて配置し、各フレネルレンズの光軸上に発電素子を配置することができるため、太陽光発電モジュールにおける受光面の単位面積当たりの発電量を増やすことができる。
(4)好ましくは、前記曲がり部は3つの屈曲部を有し、前記3つの屈曲部が直線状に配置されている。
このような構成により、曲がり部の形状が定まるため、曲がり部の両側に位置する帯状部分を所定間隔で配置することができる。また、フレキシブルプリント基板が複数の曲がり部と各曲がり部の両側に帯状部分を有する構成である場合に、各曲がり部の両側に位置する帯状部分の間隔のばらつきを小さくすることができる。
(5)好ましくは、前記曲がり部には切欠きが形成されている。
このような構成により、帯状部分の連結部を簡易な作業で曲げることができるため、曲がり部を容易に形成することができる。
(6)好ましくは、前記曲がり部は、各前記帯状部分に実装された前記発電素子が対向するように曲げられており、前記曲がり部は3つの屈曲部を有し、前記3つの屈曲部が直線状に配置され、前記フレキシブルプリント基板のうち、真中の前記屈曲部から対向する各前記発電素子までの部分の長さが異なる。
このような構成により、たとえば、曲がり部が形成される前の状態における平面状のフレキシブルプリント基板では、帯状部分において発電素子の実装される部分が、当該帯状部分に隣接する他の帯状部分において発電素子の実装される部分と並んで位置しなくなる。このため、たとえば、帯状部分のうち、発電素子の実装されない部分の幅を発電素子の実装される部分の幅に比べて狭くすることにより、帯状部分同士をより密集させたフレキシブルプリント基板を作製することができるため、フレキシブルプリント基板の材料であるフィルムの使用面積をより小さくすることができる。
(7)好ましくは、前記曲がり部は3つの屈曲部を有し、前記フレキシブルプリント基板のうち、真中の前記屈曲部から両側の各前記屈曲部までの部分の長さが異なる。
このような構成により、たとえば、曲がり部が形成される前の状態における平面状のフレキシブルプリント基板では、上記両側の各屈曲部に相当する部分が並んで位置しないため、帯状部分同士をより密集させたフレキシブルプリント基板を作製することができ、フレキシブルプリント基板の材料であるフィルムの使用面積をより小さくすることができる。
(8)好ましくは、前記太陽光発電モジュールは、さらに、前記フレキシブルプリント基板が固定されるベース部を備え、前記フレキシブルプリント基板は、前記曲がり部として、一部または全部が前記ベース部から離れて位置する湾曲部を有する。
このように、曲がり部を屈曲させない構成により、太陽光発電モジュールの製造工数を少なくすることができる。また、たとえば、フレキシブルプリント基板のうちの帯状部分を固定する金属製のベース部に対して曲がり部が離れて位置することにより、曲がり部の有する導電部とベース部との間における放電の発生を抑えることができる。
(9)好ましくは、前記曲がり部および前記帯状部分は、導電部と前記導電部を覆う絶縁部とを有し、前記曲がり部の前記導電部と前記帯状部分の前記導電部とが連続し、前記曲がり部の前記絶縁部と前記帯状部分の前記絶縁部とが連続している。
このような構成により、帯状部分と曲がり部との接続箇所において導体が露出しないため、たとえば、結露による水滴等から導体の露出部を保護するための樹脂等の塗布が不要となる。
(10)本発明の実施の形態に係る太陽光発電装置は、複数の太陽光発電モジュールを備え、前記太陽光発電モジュールは、フレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板に実装された複数の発電素子とを含み、各前記発電素子が直列に接続され、前記フレキシブルプリント基板は、曲がり部を有し、前記曲がり部の両側に位置する前記フレキシブルプリント基板の帯状部分が対向しており、前記太陽光発電モジュールごとの前記各発電素子の組が並列に接続されている。
このように、各帯状部分と、これらの帯状部分を連結する曲がり部とを1つのフレキシブルプリント基板を用いて一体に形成する構成により、帯状部分同士を電気的に接続するためのハンダ付け等の作業が不要となる。また、たとえば、帯状部分同士を密に配置した平面状のフレキシブルプリント基板を作製し、当該フレキシブルプリント基板における帯状部分の連結部を曲げて曲がり部を形成することにより、各帯状部分の間隔を広げることができるため、初めから各帯状部分の間隔の広いフレキシブルプリント基板を作製する場合に比べて、フレキシブルプリント基板の材料であるフィルムの使用面積を小さくすることができる。そして、これにより、1回のフレキシブルプリント基板の製造プロセスにおいて作製することができるフレキシブルプリント基板の数を増やすとともに、廃棄する材料の量を減らすことができる。したがって、高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することができる。
また、信頼性を高め、製造コストを低減した太陽光発電モジュールを用いて、高電圧かつ大電流の出力を得ることができる。また、太陽光発電モジュールに含まれる各発電素子が直列に接続されるため、各太陽光発電モジュールを流れる電流を小さくすることができる。また、たとえば1つの太陽光発電モジュールが故障した場合でも、太陽光発電装置の出力電圧を維持することができる。
(11)本発明の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの製造方法は、複数の帯状部分を有するフレキシブルプリント基板と、複数の発電素子とを備える太陽光発電モジュールの製造方法であって、各前記帯状部分に前記発電素子を実装するステップと、前記帯状部分を連結している前記フレキシブルプリント基板の連結部を曲げることにより、前記各帯状部分に実装された前記発電素子を対向させるステップとを含む。
このように、各帯状部分と、これらの帯状部分を連結する曲がり部とを1つのフレキシブルプリント基板を用いて一体に形成することにより、帯状部分同士を電気的に接続するためのハンダ付け等の作業が不要となる。また、たとえば、帯状部分同士を密に配置した平面状のフレキシブルプリント基板を作製し、当該フレキシブルプリント基板における帯状部分の連結部を曲げて曲がり部を形成することにより、各帯状部分の間隔を広げることができるため、初めから各帯状部分の間隔の広いフレキシブルプリント基板を作製する場合に比べて、フレキシブルプリント基板の材料であるフィルムの使用面積を小さくすることができる。そして、これにより、1回のフレキシブルプリント基板の製造プロセスにおいて作製することができるフレキシブルプリント基板の数を増やすとともに、廃棄する材料の量を減らすことができる。したがって、高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することができる。したがって、高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することができる。
また、発電素子を整列した状態で配置することができるため、たとえば、太陽光発電モジュールにおける光学系の設計が容易となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの平面図である。
図1および図2を参照して、太陽光発電モジュール1は、筐体2と、集光部25とを備える。集光部25は、複数のフレネルレンズ26を含む。
集光部25において、フレネルレンズ26は、たとえば正方格子状に配置されている。具体的には、各フレネルレンズ26は、たとえば互いに隣接するフレネルレンズ26の中心同士の距離が同じW1となるように配置されている。フレネルレンズ26のサイズは、たとえば50mm×50mmである。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおける筐体の内部を示す平面図である。
図3を参照して、太陽光発電モジュール1は、筐体2と、複数の発電部30と、FPC(フレキシブルプリント基板:Flexible Printed Circuits)31と、2つのリード線39と、図示しない補強板60とを備える。筐体2は、壁部27と、底部であるベース部38とを含む。FPC31は、帯状部分32A〜32Jと、曲がり部33H〜33Pとを有する。
曲がり部33Hは、帯状部分32Aと帯状部分32Bとを連結している。曲がり部33Iは、帯状部分32Bと帯状部分32Cとを連結している。曲がり部33Jは、帯状部分32Cと帯状部分32Dとを連結している。曲がり部33Kは、帯状部分32Dと帯状部分32Eとを連結している。曲がり部33Lは、帯状部分32Eと、帯状部分32Fとを連結している。曲がり部33Mは、帯状部分32Fと帯状部分32Gとを連結している。曲がり部33Nは、帯状部分32Gと帯状部分32Hとを連結している。曲がり部33Oは、帯状部分32Hと帯状部分32Iとを連結している。曲がり部33Pは、帯状部分32Iと帯状部分32Jとを連結している。
以下、帯状部分32A〜32Jの各々を帯状部分32とも称する。また、曲がり部33H〜33Pの各々を曲がり部33とも称する。帯状部分32は、7個の素子実装部34を有している。
FPC31は、ベース部38の上側の主表面に固定されている。FPC31の帯状部分32において、素子実装部34は、他の部分より幅が広い。発電部30は、素子実装部34の上側の主表面に実装されている。
ここで、帯状部分32Eには、発電部30として、発電部30P1,30Q1,30R1が実装されている。また、帯状部分32Fには、発電部30として、発電部30P2,30Q2,30R2が実装されている。
図示しない補強板60は、帯状部分32の下側の主表面すなわち発電部30が実装されない側の帯状部分32の主表面に接着され、帯状部分32に若干の硬さを確保し、太陽光発電モジュール1の製造時におけるFPC31の取扱いを容易にする。補強板60の材料は、たとえばアルミニウムである。
ここで、FPC31のうち、2つの帯状部分32を連結している部分を連結部133とする。曲がり部33は、連結部133が曲げられることにより形成された部分である。
太陽光発電モジュール1において、曲がり部33の両側に位置する帯状部分32が対向している。具体的には、たとえば、曲がり部33Lの両側に位置する帯状部分32Eと帯状部分32Fとが対向している。
より詳細には、帯状部分32Eと帯状部分32Fとは、たとえば帯状部分32Eおよび帯状部分32Fの短手方向に並んだ状態で対向している。
言い換えれば、曲がり部33Lの元となる連結部133である連結部133Lが、たとえば帯状部分32Eおよび帯状部分32Fの延在面に沿って曲げられたことにより、当該延在面において帯状部分32Eと帯状部分32Fとが対向している。
また、言い換えれば、帯状部分32Eと帯状部分32Fとは、曲がり部33Lを挟んで対向しているのではなく、空間を挟んで対向している。
帯状部分32に実装された発電部30は、たとえば、当該帯状部分32と隣接する他の帯状部分32、つまり当該帯状部分32に対向する帯状部分32に実装された発電部30と対向している。
より詳細には、たとえば、帯状部分32Eに実装された発電部30P1,30Q1,30R1は、帯状部分32Fに実装された発電部30P2,30Q2,30R2にそれぞれ対向している。
また、たとえば、対向する発電部30の距離W2は、帯状部分32において隣り合う発電部30の距離W3と等しくなっている。具体的には、たとえば、対向する発電部30である発電部30P1と発電部30P2との距離W2は、帯状部分32Fにおいて隣り合う発電部30P2と発電部30Q2との距離W3と等しい。
また、たとえば、距離W2および距離W3は、図2に示すフレネルレンズ26の中心同士の距離W1と等しい。
FPC31の2つの端部の各々には、リード線39が接続されている。リード線39は、ベース部38に設けられた貫通孔を通り、たとえば複数の太陽光発電モジュール1同士を接続するための中継ボックスであるジャンクションボックスに接続される。
フレネルレンズ26は、1つの発電部30に対して1つ設けられている。各発電部30は、対応のフレネルレンズ26の光軸上に配置されている。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置の、図3におけるIV−IV線に沿う断面を示す断面図である。
図4を参照して、発電部30は、ボールレンズ17と、パッケージ18と、発電素子19とを含む。FPC31は、絶縁部21と、導電部22とを含む。絶縁部21は、導電部22を覆っている。FPC31は、補強板60を介してベース部38の表面に固定されている。
発電素子19は、たとえば半導体素子を含み、パッケージ18に収納されている。発電素子19は、パッケージ18に収納された状態でFPC31に実装されている。発電素子19のサイズは、たとえば3.2mm×3.2mmである。
フレネルレンズ26は、太陽光を対応のボールレンズ17へ収束させる。ボールレンズ17は、フレネルレンズ26によって収束された太陽光を、発電素子19へさらに収束させる。
発電素子19は、フレネルレンズ26およびボールレンズ17によって収束された太陽光を受けて、受光量に応じた電力を発生する。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置における発電部の、図3におけるV−V線に沿う断面を示す断面図である。
図5を参照して、発電素子19は、素子電極42Aと、素子電極42Bとを有し、素子電極42Aおよび素子電極42Bから電圧を出力する。
パッケージ18は、パッケージ電極20Aと、パッケージ電極20Bとを有する。パッケージ電極20Aおよびパッケージ電極20Bは、パッケージ18の底部を貫通するように設けられ、当該底部の上側および下側の両方に露出している。
発電素子19は、パッケージ18に収納された状態でFPC31に実装されている。具体的には、発電素子19は、パッケージ18に固定されており、パッケージ18がFPC31に固定されている。
より詳細には、発電素子19の素子電極42Aは、たとえばワイヤーボンディングによりパッケージ電極20Aに接続されている。素子電極42Bは、たとえばハンダ付けによりパッケージ電極20Bに接続されている。
パッケージ電極20Aは、ハンダ付けにより導電部22の一部である導電部22Aに接続されている。すなわち、パッケージ電極20Aは、ハンダ部SAを介して導電部22Aと接続されている。
パッケージ電極20Bは、ハンダ付けにより導電部22の一部である導電部22Bに接続されている。すなわち、パッケージ電極20Bは、ハンダ部SBを介して導電部22Bと接続されている。
パッケージ18は、ボールレンズ17を自己の側壁の端部において支持し、ボールレンズ17の焦点を発電素子19に固定している。
発電素子19は、フレネルレンズ26およびボールレンズ17により収束された太陽光を受けるため温度が上昇する。発電素子19は、高温になると発電効率が低下する。
発電素子19の熱は、パッケージ18、FPC31および補強板60経由でベース部38へ伝わる。したがって、ベース部38は、発電素子19の放熱板としても機能する。ベース部38の材料は、たとえば、熱伝導率が高くかつ比較的軽いアルミニウムまたは銅が好ましい。
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの連結部が曲げられる前の状態を示す図である。
図6を参照して、FPC31は、帯状部分32A〜32Jと、連結部133として連結部133H〜133Pとを有する。連結部133H〜133Pは、たとえば図3に示す曲がり部33H〜33Pにそれぞれ対応している。また、各帯状部分32と連結部133との境界を境界B1〜B18とする。
図6において互いに隣接する帯状部分32間の距離は、図3において互いに隣接する帯状部分32間の距離に比べて短い。また、各帯状部分32は、自己に隣接する帯状部分32に対して、帯状部分32の長手方向にずれて位置している。
たとえば、帯状部分32Eと連結部133Lとの境界である境界B9と、帯状部分32Fと連結部133Lとの境界である境界B10とは、互いにずれて位置している。
より詳細には、連結部133Lの端部から境界B9までの距離D2と、連結部133Lの端部から境界B10までの距離D1とは異なっている。
これにより、帯状部分32において発電部30が実装されている部分である素子実装部34が、自己の帯状部分32に隣接する帯状部分32における素子実装部34と互いにずれて位置している。
たとえば、帯状部分32Eにおける各素子実装部34のうち最も連結部133Lに近い素子実装部34である素子実装部34P1、の中心部から連結部133Lの端部までの距離をD4とする。また、帯状部分32Fにおける各素子実装部34のうち最も連結部133Lに近い素子実装部34である素子実装部34P2、の中心部から連結部133Lの端部までの距離をD3とする。このとき、距離D3と距離D4とは異なっている。
このような構成により、帯状部分32をより密集させた形状のFPC31を作製することができるため、たとえば、同じ面積を有するフレキシブル基板の材料から、より多くの帯状部分32を有するFPC31を作製することができる。
図7は、図6に示すFPCの一部を詳細に示す図である。図8は、図7に示す連結部の曲げられた後の状態を示す図である。
図7を参照して、連結部133Lは、第1連結帯部56と、第2連結帯部57と、第1屈曲予定部153と、第2屈曲予定部154と、第3屈曲予定部155とを有する。
また、発電部30P1,発電部30Q1,発電部30P2,発電部30Q2は、発電素子19として、発電素子19P1,発電素子19Q1,発電素子19P2,発電素子19Q2をそれぞれ含む。
また、連結部133Lおよび帯状部分32E,32Fは、導電部22と、たとえば図4に示すように導電部22を覆う絶縁部21とを有する。導電部22は、各発電素子19を直列に接続している。なお、導電部22は、発電素子19を並列に接続する構成であってもよい。
図8は、FPC31がベース部38の表面に固定された状態を示している。図8を参照して、曲がり部33Lは、第1屈曲部53と、第2屈曲部54と、第3屈曲部55と、第1連結帯部56と、第2連結帯部57とを有する。第1連結帯部56は、第1端部Ta1と、第2端部Ta2とを有する。第2連結帯部57は、第1端部Tb1と、第2端部Tb2とを有する。
曲がり部33Lは、図7に示す連結部133Lに対応している。第1屈曲部53は、図7に示す第1屈曲予定部153に対応している。第2屈曲部54は、図7に示す第2屈曲予定部154に対応している。第3屈曲部55は、図7に示す第3屈曲予定部155に対応している。
また、図7に示す構成と同様に、曲がり部33Lおよび帯状部分32E,32Fは、導電部22と、導電部22を覆う絶縁部21とを有する。
曲がり部33の導電部22と帯状部分32の導電部22とは連続し、曲がり部33の絶縁部21と帯状部分32の絶縁部21とは連続している。
たとえば、導電部22のうち、発電素子19が実装される部分および図3に示すリード線39が接続される部分以外の部分は、絶縁部21に覆われている。
曲がり部33Lは、帯状部分32Eに実装された発電素子19と帯状部分32Fに実装された発電素子19とが対向するように曲げられている。より詳細には、発電素子19P1と発電素子19P2とが帯状部分32Eの短手方向に並んだ状態で対向している。
また、曲がり部33Lが有する3つの屈曲部が直線状に配置されている。より詳細には、太陽光発電モジュール1では、第1屈曲部53、第3屈曲部55および第2屈曲部54が直線状に配置されている。
第3屈曲部55では、FPC31が180°折り曲げられている。第1屈曲部53および第2屈曲部54では、FPC31が90°折り曲げられている。
また、第1屈曲部53は、曲がり部33の両側に位置する各帯状部分32のうち、一方の帯状部分32である帯状部分32Eと連続している。第2屈曲部54は、当該各帯状部分32のうち、他方の帯状部分32である帯状部分32Fと連続している。
第1連結帯部56の第1端部Ta1は、第1屈曲部53に接続されている。第2連結帯部57の第1端部Tb1は、第2屈曲部54に接続されている。第3屈曲部55は、第1連結帯部56の第2端部Ta2と第2連結帯部57の第2端部Tb2とを連結している。
FPC31がベース部38に固定されている状態においては、第3屈曲部55が屈曲し、第1連結帯部56の第2端部Ta2と第2連結帯部57の第2端部Tb2とが対向していることにより、第1連結帯部56と第2連結帯部57とが直線状に配置されている。また、第1屈曲部53および第2屈曲部54が屈曲していることにより、帯状部分32Eおよび帯状部分32Fが対向している。
また、上述のように、帯状部分32Eに実装された発電部30P1および発電部30Q1は、帯状部分32Fに実装された発電部30P2および発電部30Q2にそれぞれ対向している。
このため、発電部30P1に含まれる発電素子19P1と、発電部30P2に含まれる発電素子19P2とが対向している。また、発電部30Q1に含まれる発電素子19Q1と、発電部30Q2に含まれる発電素子19Q2とが対向している。
また、たとえば、曲がり部33Lは、帯状部分32Eに実装された発電素子19と、帯状部分32Fに実装された当該発電素子19に対向する発電素子19との距離が、たとえば帯状部分32Fにおいて隣り合う発電素子19の間隔と等しくなるように曲げられている。より詳細には、たとえば、曲がり部33Lは、対向する発電素子19P1と発電素子19P2との距離W2が、帯状部分32Fにおいて隣り合う発電素子19P2と発電素子19R2との距離W3と等しくなるように曲げられている。
また、FPC31のうち、真ん中の屈曲部すなわち第3屈曲部55から、互いに隣接する帯状部分32に実装された対向する各発電素子19までの部分の長さは異なっている。具体的には、FPC31のうち、第3屈曲部55から発電素子19P1までの部分の長さと、第3屈曲部55から発電素子19P2までの部分の長さとは異なっている。
たとえば、第3屈曲部55のうち、180°折り曲げられている部分を角度形成部P3とする。また、角度形成部P3から帯状部分32Eに実装された発電素子19の中で最も第3屈曲部55に近い発電素子19までのFPC31の長さを長さL21とする。また、角度形成部P3から帯状部分32Fに実装された発電素子19の中で最も第3屈曲部55に近い発電素子19までのFPC31の長さをL22とする。このとき、長さL21と長さL22とは異なっている。
また、FPC31のうち、真ん中の屈曲部から両側の各屈曲部までの長さは異なっている。具体的には、FPC31のうち、第3屈曲部55から第1屈曲部53までの部分の長さと、第3屈曲部55から第2屈曲部54までの部分の長さとは異なっている。
たとえば、第1屈曲部53のうち、90°折り曲げられている部分を角度形成部P1とする。また、第2屈曲部54のうち、90°折り曲げられている部分を角度形成部P2とする。このとき、角度形成部P3から角度形成部P1までのFPC31の長さL31と、角度形成部P3から角度形成部P2までのFPC31の長さL32とは異なっている。
図9は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの第1屈曲部53の折り曲げについて説明するための図である。
図9を参照して、第1屈曲部53は、屈曲構成部67〜69を有する。屈曲構成部67は、帯状部分32Eと連続した部分である。屈曲構成部68は、第1連結帯部56と連続した部分である。屈曲構成部69は、屈曲構成部67と屈曲構成部68とを連結している部分である。
また、第1屈曲部53には、切欠き65が形成されている。屈曲構成部67と屈曲構成部68とは切欠き65によって分離されている。
第1屈曲部53を折り曲げる際、まず、屈曲構成部69が屈曲構成部68および屈曲構成部67に対して垂直となるように、屈曲構成部69を矢印A11の方向へ折り曲げる。
次に、屈曲構成部68および屈曲構成部67に対して垂直となった屈曲構成部69を、矢印A12の方向へ90°折り曲げる。
これにより、切欠き65の範囲が広がるとともに、帯状部分32Eと第1連結帯部56とのなす角度が90°となる。また、屈曲構成部69の90°に折り曲げられた部分P1は、図8に示す角度形成部P1に相当する。なお、第2屈曲部54も第1屈曲部53と同様の構成であり、第1屈曲部53と同様に折り曲げられる。
図10は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの第3屈曲部55の折り曲げについて説明するための図である。
図10を参照して、第3屈曲部55は、屈曲構成部61と、屈曲構成部62と、屈曲構成部63とを有する。屈曲構成部61は、第1連結帯部56と連続した部分である。屈曲構成部62は、第2連結帯部57と連続した部分である。屈曲構成部63は、屈曲構成部61と屈曲構成部62とを連結している部分である。
第3屈曲予定部155を折り曲げる際、まず、屈曲構成部63が屈曲構成部61および屈曲構成部62に対して垂直となるように、屈曲構成部63を矢印A21の方向へ折り曲げる。
次に、屈曲構成部61および屈曲構成部62に対して垂直となっている屈曲構成部63を、矢印A22の方向へ180°折り曲げる。
これにより、第1連結帯部56と第2連結帯部57とが直線状となる。屈曲構成部63の180°に折り曲げられた部分P3は、図8に示す角度形成部P3に相当する。
なお、ここでは、図8〜図10を用いて主に曲がり部33Lについて説明したが、他の曲がり部33についても同様である。
図11は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置の外観を示す図である。図12は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置における回路構成を示す図である。
図11を参照して、太陽光発電装置3は、複数の太陽光発電モジュール1と、架台4とを備える。架台4は、支持フレームF1と、図示しない太陽方位計C1と、図示しない駆動部M1とを含む。太陽方位計C1は、太陽の位置を検知するためのセンサーを含む。各太陽光発電モジュール1は、平板状の支持フレームF1に固定されている。
駆動部M1は、太陽方位計C1から出力される信号に基づいて太陽の位置を認識し、たとえば日の出から日没までの間、太陽光発電モジュール1の受光面すなわち集光部25の上面が太陽と正対するように、支持フレームF1の向きを変化させる。
図12を参照して、各太陽光発電モジュール1における各発電素子19が直列に接続されている。太陽光発電装置3では、太陽光発電モジュール1ごとに直列に接続された発電素子19の組が並列に接続されている。
図13は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの一部の製造手順の一例を定めたフローチャートである。
図13を参照して、まず、発電素子19をFPC31の帯状部分32に実装する(ステップS21)。具体的には、図5に示すように、発電素子19をパッケージ18に収納した状態でFPC31に実装する。
発電素子19の実装されたパッケージ18のFPC31への実装は、たとえばリフロープロセスにおいて行われる。
次に、帯状部分32を連結している連結部133を曲げることにより、帯状部分32に実装された発電素子19を対向させる(ステップS22)。具体的には、帯状部分32に実装された発電素子19を、当該帯状部分32に隣接する他の帯状部分32に実装された発電素子19と対向させ、かつ対向する発電素子19の距離W2が、帯状部分32において隣り合う発電素子19の距離W3と等しくなるように連結部133を曲げる。
次に、FPC31をベース部38に固定する(ステップS23)。具体的には、帯状部分32の下側の主表面に接着している補強板60をベース部38に接着する。また、曲がり部33をベース部38に接着する。
ここで、補強板60は、たとえばステップS21の工程よりも前の工程においてFPC31に接着される。具体的には、たとえば、補強板60は、FPC31の製造過程において帯状部分32に接着される。
次に、パッケージ18にボールレンズ17を取り付ける(ステップS24)。なお、FPC31をベース部38に固定する前に、パッケージ18にボールレンズ17を取り付けてもよい。
[変形例]
本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュール1では、FPC31が帯状部分32A〜32Jの10個の帯状部分32を有し、帯状部分32には7個の発電部30が実装される構成であるとしたが、これに限定するものではない。
図14は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの変形例を示す図である。
図14を参照して、FPC131は、帯状部分32A〜32Jと、連結部133H〜133Pとを有する。各帯状部分32と連結部133との境界を境界B1〜B18とする。
FPC131は、10個の帯状部分32を有している。各帯状部分32には8個の発電部30が実装されている。
連結部133H〜133Pが曲げられることにより曲がり部33H〜33Pがそれぞれ形成される。
FPC131は、たとえば、図2に示す集光部25が8行10列に配置されたフレネルレンズ26を有する場合に用いられる。
図15は、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの他の変形例を示す図である。
図15を参照して、FPC231は、帯状部分32A〜32Lと、連結部133H〜133Rとを有する。各帯状部分32と連結部133との境界を境界B1〜B22とする。
FPC231は、12個の帯状部分32を有している。各帯状部分32には8個の発電部30が実装されている。
連結部133H〜133Lが曲げられることにより曲がり部33H〜33Lがそれぞれ形成される。曲がり部33Q,33Rは、たとえば曲がり部33Lと同様の構成である。
FPC231は、たとえば、図2に示す集光部25が8行12列に配置されたフレネルレンズ26を有する場合に用いられる。
ところで、特許文献1に記載の集光型太陽電池モジュールにおいて、レシーバ基板と配線材とをたとえばハンダ付けまたは溶接等によって接続した場合、ハンダ付けまたは溶接等を行った箇所は経年劣化する可能性が高いため、製品の長期的な信頼性が低下するおそれがある。
また、ハンダ付けまたは溶接等による接続は、大きな工数を要する場合があるため、製造コストの増大の原因になりやすい。
これに対して、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールでは、FPC31は、曲がり部33を有している。曲がり部33の両側に位置するFPC31の帯状部分32は対向している。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電装置では、太陽光発電モジュール1は、FPC31と、FPC31に実装された複数の発電素子19とを含む。各発電素子19は直列に接続されている。FPC31は、曲がり部33を有している。曲がり部33の両側に位置するFPC31の帯状部分32は対向している。太陽光発電モジュールごとの各発電素子19の組は、並列に接続されている。
このように、各帯状部分32と、これらの帯状部分32を連結する曲がり部33とを1つのFPC31を用いて一体に形成する構成により、帯状部分32同士を電気的に接続するためのハンダ付け等の作業が不要となる。また、たとえば、帯状部分32同士を密に配置した平面状のFPC31を作製し、当該FPC31における帯状部分32の連結部133を曲げて曲がり部33を形成することにより、各帯状部分32の間隔を広げることができるため、初めから各帯状部分32の間隔の広いFPC31を作製する場合に比べて、FPC31の材料であるフィルムの使用面積を小さくすることができる。そして、これにより、1回のフレキシブルプリント基板の製造プロセスにおいて作製することができるFPC31の数を増やすとともに、廃棄する材料の量を減らすことができる。
したがって、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールおよび太陽光発電装置では、高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することができる。
また、当該太陽光発電装置では、太陽光発電モジュール1を用いて、高電圧かつ大電流の出力を得ることができる。また、太陽光発電モジュール1に含まれる各発電素子19が直列に接続されるため、各太陽光発電モジュール1を流れる電流を小さくすることができる。また、たとえば1つの太陽光発電モジュール1が故障した場合でも、太陽光発電装置の出力電圧を維持することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールでは、曲がり部33は、各上記帯状部分32に実装された発電素子19が対向するように曲げられている。
このような構成により、各発電素子19を整列させて配置することができるため、たとえば、太陽光発電モジュール1における光学系の設計が容易となる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールでは、曲がり部33は、対向する各上記発電素子19間の距離W2と、上記帯状部分32において隣り合う発電素子19の間隔W3とが等しくなるように曲げられている。
このような構成により、同じ形状の複数のフレネルレンズ26をたとえば正方格子状に密集させて配置し、各フレネルレンズ26の光軸上に発電素子19を配置することができるため、太陽光発電モジュール1における受光面の単位面積当たりの発電量を増やすことができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールでは、曲がり部33は、第1屈曲部53、第2屈曲部54および第3屈曲部55の3つの屈曲部を有している。当該3つの屈曲部は直線状に配置されている。
このような構成により、曲がり部33の形状が定まるため、曲がり部33の両側に位置する帯状部分32を所定間隔で配置することができる。また、FPC31が複数の曲がり部33と各曲がり部33の両側に帯状部分32を有する構成である場合に、各曲がり部33の両側に位置する帯状部分32の間隔のばらつきを小さくすることができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールでは、曲がり部33には切欠きが形成されている。
このような構成により、連結部133を簡易な作業で曲げることができるため、曲がり部33を容易に形成することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールでは、FPC31のうち、真中の上記屈曲部から対向する各上記発電素子19までの部分の長さ、たとえば第3屈曲部55から発電素子19P1までの部分の長さおよび第3屈曲部55から発電素子19P2までの部分の長さが異なっている。
このような構成により、たとえば、曲がり部33が形成される前の状態における平面状のFPC31では、帯状部分32において発電素子19の実装される部分が、当該帯状部分32に隣接する他の帯状部分32において発電素子19の実装される部分と並んで位置しなくなる。このため、たとえば、帯状部分32のうち、発電素子19の実装されない部分の幅を発電素子19の実装される部分の幅に比べて狭くすることにより、帯状部分32同士をより密集させたFPC31を作製することができるため、FPC31の材料であるフィルムの使用面積をより小さくすることができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールでは、FPC31のうち、真中の屈曲部から両側の各屈曲部までの部分の長さ、たとえば第3屈曲部55から第1屈曲部53までの長さおよび第3屈曲部55から第2屈曲部54までの長さが異なっている。
このような構成により、たとえば、曲がり部33が形成される前の状態における平面状のフレキシブルプリント基板では、上記両側の各屈曲部に相当する部分が並んで位置しないため、帯状部分32同士をより密集させたFPC31を作製することができ、FPC31の材料であるフィルムの使用面積をより小さくすることができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールでは、曲がり部33の導電部22と帯状部分32の導電部22とが連続している。また、曲がり部33の絶縁部21と帯状部分32の絶縁部21とが連続している。
このような構成により、帯状部分32と曲がり部33との接続箇所において導電部22が露出しないため、たとえば、結露による水滴等から導電部22の露出部を保護するための樹脂等の塗布が不要となる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの製造方法では、まず、各前記帯状部分32に発電素子19を実装する。次に、帯状部分32を連結しているFPC31の連結部を曲げることにより、各帯状部分32に実装された発電素子19を対向させる。
このように、各帯状部分32と、これらの帯状部分32を連結する曲がり部33とを1つのFPC31を用いて一体に形成することにより、帯状部分32同士を電気的に接続するためのハンダ付け等の作業が不要となる。また、たとえば、帯状部分32同士を密に配置した平面状のFPC31を作製し、当該FPC31における帯状部分32の連結部133を曲げて曲がり部33を形成することにより、各帯状部分32の間隔を広げることができるため、初めから各帯状部分32の間隔の広いFPC31を作製する場合に比べて、FPC31の材料であるフィルムの使用面積を小さくすることができる。そして、これにより、1回のフレキシブルプリント基板の製造プロセスにおいて作製することができるFPC31の数を増やすとともに、廃棄する材料の量を減らすことができる。
したがって、本発明の第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールの製造方法では、高い信頼性を実現するとともに製造コストを低減することができる。
また、発電素子19を整列した状態で配置することができるため、たとえば、太陽光発電モジュール1における光学系の設計が容易となる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
[構成および基本動作]
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールと比べて、連結部および曲がり部の形状が異なる太陽光発電モジュールに関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールと同一である。
図16は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの連結部が曲げられる前の状態を示す図である。
図16を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るFPC31は、帯状部分32A〜32Jと、連結部144H〜144Pとを有する。以下、連結部144H〜144Pの各々を連結部144とも称する。各帯状部分32と連結部144との境界を境界B11〜B28とする。
連結部144は、FPC31のうち、2つの帯状部分32を連結している部分である。より詳細には、連結部144Hは、帯状部分32Aと帯状部分32Bとを連結している。連結部144Iは、帯状部分32Bと帯状部分32Cとを連結している。連結部144Jは、帯状部分32Cと帯状部分32Dとを連結している。連結部144Kは、帯状部分32Dと帯状部分32Eとを連結している。連結部144Lは、帯状部分32Eと、帯状部分32Fとを連結している。連結部144Mは、帯状部分32Fと帯状部分32Gとを連結している。連結部144Nは、帯状部分32Gと帯状部分32Hとを連結している。連結部144Oは、帯状部分32Hと帯状部分32Iとを連結している。連結部144Pは、帯状部分32Iと帯状部分32Jとを連結している。
連結部144H〜144Pが曲げられることによって、曲がり部44H〜44Pがそれぞれ形成される。
図17は、図16に示すFPCの一部を詳細に示す図である。図18は、図17に示す連結部の曲げられた後の状態を示す図である。
図17および図18を参照して、曲がり部44Lは、連結部144Lが曲げられることによって形成された部分である。具体的には、連結部144Lは、帯状部分32Eと帯状部分32Fとの間隔が広げられることによって湾曲し、曲がり部44Lを形成している。
曲がり部44Lの両側に位置する帯状部分32Eおよび帯状部分32Fは対向している。より詳細には、帯状部分32Eと帯状部分32Fとは、たとえば帯状部分32Eおよび帯状部分32Fの短手方向に並んだ状態で対向している。
曲がり部44Lは、帯状部分32Eに実装された発電素子19と帯状部分32Fに実装された発電素子19とが対向するように曲げられている。より詳細には、たとえば、発電素子19P1と発電素子19P2とが帯状部分32Eおよび帯状部分32Fの短手方向に並んだ状態で対向している。
また、曲がり部44Lは、帯状部分32Eに実装された発電素子19と、帯状部分32Fに実装された当該発電素子19に対向する発電素子19との距離が、たとえば帯状部分32Fにおいて隣り合う発電素子19の間隔と等しくなるように曲げられている。
より詳細には、たとえば、曲がり部44Lは、対向する発電素子19P1と発電素子19P2との距離W2が、帯状部分32Fにおいて隣り合う発電素子19P2と発電素子19R2との距離W3と等しくなるように曲げられている。
また、曲がり部44Lおよび帯状部分32E,32Fは、導電部22と、導電部22を覆う絶縁部21とを有する。
曲がり部44Lの導電部22とたとえば帯状部分32Eの導電部22とは連続し、曲がり部44の絶縁部21とたとえば帯状部分32Eの絶縁部21とは連続している。
図19は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの曲がり部の形状を詳細に示す図である。
図19を参照して、曲がり部44Lは、帯状部分32Eと帯状部分32Fとの間隔が広げられることにより湾曲し、ねじれている。より詳細には、FPC31の湾曲部である曲がり部44は、ねじれによって一部がベース部38から離れて位置している。
なお、たとえば、連結部144Lの長さが短い場合等には、曲がり部44の全体がベース部38から離れて位置することがある。
ここでは、図17〜19を用いて主に曲がり部44Lについて説明したが、他の曲がり部44についても同様である。
[変形例]
本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュール1では、FPC31が帯状部分32A〜帯状部分32Jの10個の帯状部分32を有し、帯状部分32には7個の発電部30が実装される構成であるとしたが、これに限定するものではない。
図20は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの変形例を示す図である。
図20を参照して、FPC131は、帯状部分32A〜32Jと、連結部144H〜144Pとを有する。各帯状部分32と連結部144との境界を境界B11〜B28とする。
FPC131は、10個の帯状部分32を有している。各帯状部分32には8個の発電部30が実装されている。
連結部144H〜144Pが曲げられることにより曲がり部44H〜44Pがそれぞれ形成される。
FPC131は、たとえば、図2に示す集光部25が8行10列に配置されたフレネルレンズ26を有する場合に用いられる。
図21は、本発明の第2の実施の形態に係る太陽光発電モジュールにおけるFPCの他の変形例を示す図である。
図21を参照して、FPC231は、帯状部分32A〜32Lと、連結部144H〜144Rとを有する。各帯状部分32と連結部144との境界を境界B11〜B32とする。
FPC231は、12個の帯状部分32を有している。各帯状部分32には8個の発電部30が実装されている。
連結部144H〜144Rが曲げられることにより曲がり部44H〜44Rがそれぞれ形成される。曲がり部44Q,44Rは、たとえば曲がり部44Lと同様の構成である。
FPC231は、たとえば、図2に示す集光部25が8行12列に配置されたフレネルレンズ26を有する場合に用いられる。
以上のように、FPC31は、曲がり部44として、一部または全部がベース部38から離れて位置する湾曲部を有している。
このように、曲がり部44を屈曲させない構成により、太陽光発電モジュール1の製造工数を少なくすることができる。また、たとえば、帯状部分32を固定する金属製のベース部38に対して曲がり部44が離れて位置することにより、曲がり部44の有する導電部22とベース部38との間における放電の発生を抑えることができる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る太陽光発電モジュールと同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
フレキシブルプリント基板と、
前記フレキシブルプリント基板に実装された複数の発電素子とを備え、
前記フレキシブルプリント基板は、曲がり部を有し、
前記曲がり部の両側に位置する前記フレキシブルプリント基板の帯状部分の連結部が前記帯状部分の延在面に沿って曲げられたことにより、各前記帯状部分が前記延在面において前記帯状部分の短手方向に並んだ状態で前記曲がり部を挟まずに空間を挟んで対向している、太陽光発電モジュール。
[付記2]
複数の太陽光発電モジュールを備え、
前記太陽光発電モジュールは、
フレキシブルプリント基板と、
前記フレキシブルプリント基板に実装された複数の発電素子とを含み、
各前記発電素子が直列に接続され、
前記フレキシブルプリント基板は、曲がり部を有し、
前記曲がり部の両側に位置する前記フレキシブルプリント基板の帯状部分の連結部が前記帯状部分の延在面に沿って曲げられたことにより、各前記帯状部分が前記延在面において前記帯状部分の短手方向に並んだ状態で前記曲がり部を挟まずに空間を挟んで対向しており、
前記太陽光発電モジュールごとの前記各発電素子の組が並列に接続されている、太陽光発電装置。
1 太陽光発電モジュール
2 筐体
3 太陽光発電装置
4 架台
17 ボールレンズ
18 パッケージ
19,19P1,19P2,19Q1,19Q2 発電素子
20,20A,20B パッケージ電極
21 絶縁部
22,22A,22B 導電部
25 集光部
26 フレネルレンズ
27 壁部
30,30P1,30P2,30Q1,30Q2,30R1,30R2 発電部
31,131,231 FPC
32,32A〜32L 帯状部分
33,33H〜33R,44,44H〜44R 曲がり部
34 素子実装部
38 ベース部
39 リード線
42,42A,42B 素子電極
53 第1屈曲部
54 第2屈曲部
55 第3屈曲部
56 第1連結帯部
57 第2連結帯部
60 補強板
61,62,63,67,68,69 屈曲構成部
65 切欠き
133,133H〜133R,144,144H〜144R 連結部
153 第1屈曲予定部
154 第2屈曲予定部
155 第3屈曲予定部
B1〜B32 境界
SA,SB ハンダ部
Ta1,Tb1 第1端部
Ta2,Tb2 第2端部

Claims (2)

  1. 電気部品がそれぞれ実装される複数の帯状部分と、
    連結部とを備え、
    前記連結部は、互いに対向する前記帯状部分を連結し、
    前記連結部が3次元的に曲げられていることにより曲がり部が形成されており、
    前記曲がり部が形成されることにより各前記帯状部分の間隔が広げられている、フレキシブルプリント基板。
  2. 複数の帯状部分を有するフレキシブルプリント基板の固定方法であって、
    各前記帯状部分に電気部品を実装するステップと、
    前記帯状部分を連結している前記フレキシブルプリント基板の連結部を曲げて曲がり部を形成するステップと、
    前記フレキシブルプリント基板を筐体に固定するステップとを含み、
    前記曲がり部が形成される前の屈曲前状態において、前記連結部によって連結される各前記帯状部分が対向しており、
    前記曲がり部を形成するステップにおいては、前記曲がり部を形成することにより前記屈曲前状態と比べて前記各帯状部分が離れるように対向させる、フレキシブルプリント基板の固定方法。
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