JP2017121604A - 6価クロム含有廃液の処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、還元処理で生成する汚泥量が少なく、しかも処理コストを抑えることが可能な6価クロム含有廃液の処理方法を提供する。【解決手段】本発明の6価クロム含有廃液の処理方法は、硫黄酸化物を含有する排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して脱硫廃液を得た後、脱硫廃液を還元剤として6価クロム含有廃液に加えて還元処理することを特徴とする。この6価クロム含有廃液の処理方法において、排ガスは、重質油の燃焼排ガスであることが好ましい。【選択図】なし
Description
本発明は、6価クロム含有廃液の処理方法に関する。
ステンレス鋼の製造工程、クロメート処理など表面処理工程においては、6価クロムを含有する廃液(以下、「6価クロム含有廃液」という)が発生することがある。例えば、ステンレス鋼の製造工程においては、一般に、塩基度が高い環境下でステンレス鋼帯を加熱又は電解酸化する場合に、ステンレス鋼帯に含有されるクロムが6価クロムに酸化され、6価クロムが生成したステンレス鋼帯を水と接触させることにより、6価クロム含有廃液が発生する。6価クロムは有害な物質であるため、廃棄物処理するためには3価クロムに還元処理して無害化しなければならない。
従来、6価クロム含有廃液の処理方法としては、6価クロム含有廃液に亜硫酸ナトリウム、硫酸第一鉄などを還元剤として加えて還元処理する方法が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。亜硫酸ナトリウムは、水に溶け易いために6価クロム含有廃液への添加が容易であり、生成する汚泥量も少ないという利点があるものの、高価であるという問題がある。また、硫酸第一鉄は、安価であり、酸性環境下及びアルカリ性環境下のいずれであっても還元処理ができるという利点があるものの、生成する汚泥量が多い(特に、水酸化鉄を含む汚泥が発生する)という問題がある。
他方、石炭、重油などの化石燃料を燃焼させるボイラー施設においては、硫黄酸化物(例えば、二酸化硫黄)を含有する排ガスが発生する。この排ガスは、環境汚染の原因となるため、水酸化マグネシウムを用いた脱硫処理が行われている(例えば、特許文献3参照)。この脱硫処理で得られる脱硫廃液には、硫黄酸化物が水酸化マグネシウムと反応して生成した亜硫酸マグネシウムが含まれる。亜硫酸マグネシウムを含む脱硫廃液は、海などに放流すると、化学的酸素要求量(COD)を増大させてしまうため、無害な硫酸マグネシウムに酸化した後に放流されている。
6価クロム含有廃液の従来の処理方法は、亜硫酸ナトリウム、硫酸第一鉄などの還元剤を購入して用いているため、6価クロム含有廃液の処理コストが増大するという問題があった。特に、高価な亜硫酸ナトリウムを還元剤として用いる場合、上記のように利点は多いものの、6価クロム含有廃液の処理コストが著しく増大してしまう。
他方、排ガスの脱硫処理で得られる脱硫廃液は、亜硫酸マグネシウムを硫酸マグネシウムに酸化するために大量の酸素を用いて長時間の曝気を行う必要があることから、その処理コストが増大するという問題があった。
他方、排ガスの脱硫処理で得られる脱硫廃液は、亜硫酸マグネシウムを硫酸マグネシウムに酸化するために大量の酸素を用いて長時間の曝気を行う必要があることから、その処理コストが増大するという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、生成する汚泥量が少なく、しかも処理コストを抑えることが可能な6価クロム含有廃液の処理方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記のような問題を解決すべく鋭意研究を続けた結果、硫黄酸化物を含有する排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して得られる脱硫廃液が、6価クロム含有廃液の処理に用いる還元剤として用いるのに適していることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、硫黄酸化物を含有する排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して脱硫廃液を得た後、前記脱硫廃液を還元剤として6価クロム含有廃液に加えて還元処理することを特徴とする6価クロム含有廃液の処理方法である。
本発明によれば、還元処理で生成する汚泥量が少なく、しかも処理コストを抑えることが可能な6価クロム含有廃液の処理方法を提供することができる。
本発明の6価クロム含有廃液の処理方法は、硫黄酸化物を含有する排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して得られる脱硫廃液を、6価クロム含有廃液の処理に用いられる還元剤として用いることを特徴とする。
本発明で用いられる脱硫廃液は、下記の化学反応式(1)に示すように、排ガスに含有される硫黄酸化物(例えば、SO2)と水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)との反応によって生成した亜硫酸マグネシウム(MgSO3)を含む。
Mg(OH)2+SO2→MgSO3+H2O (1)
この脱硫廃液に含有される亜硫酸マグネシウムが、6価クロム含有廃液に含有される6価クロムを3価クロムに還元する還元剤として作用する。
Mg(OH)2+SO2→MgSO3+H2O (1)
この脱硫廃液に含有される亜硫酸マグネシウムが、6価クロム含有廃液に含有される6価クロムを3価クロムに還元する還元剤として作用する。
本発明で用いられる脱硫廃液は、従来、脱硫廃液に含有される亜硫酸マグネシウムを硫酸マグネシウムに酸化した後、海などに放流しており、大量の酸素を用いた長時間の曝気が要求される酸化処理に多大なコストがかかっていた。本発明では、この脱硫廃液を6価クロム含有廃液の還元処理における還元剤として有効活用しているため、脱硫廃液の廃棄量及び処理コストを削減することができる。
また、従来の6価クロム含有廃液の処理方法は、還元剤を購入して用いていたため、6価クロム含有廃液の処理コストが増大していた。本発明では、これまで廃棄されていた脱硫廃液を6価クロム含有廃液の還元処理における還元剤として有効活用しているため、還元剤を購入する必要がなく、6価クロム含有廃液の処理コストを削減することができる。
本発明で用いられる脱硫廃液としては、硫黄酸化物を含有する排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して得られるものであれば特に限定されない。一般的には、脱硫廃液は、水酸化マグネシウム法(水マグ法)と呼ばれる排煙脱硫法によって得られる廃液である。
硫黄酸化物を含有する排ガスとしては、特に限定されないが、一般に、ボイラー(例えば、一般産業用の小型又は中型ボイラー)、各種炉から排出された燃焼排ガスである。その中でも本発明に用いるのに適した排ガスは、ボイラーから排出された重質油の燃焼排ガスである。
脱硫廃液に含有される亜硫酸マグネシウムの濃度は、特に限定されない。例えば、亜硫酸マグネシウムの濃度が低い場合、6価クロム含有廃液に対する脱硫廃液の添加量を増加すればよく、亜硫酸マグネシウムの濃度が高い場合、6価クロム含有廃液に対する脱硫廃液の添加量を減少すればよい。
本発明によって処理される6価クロム含有廃液としては、特に限定されず、電子部品、機械部品、自動車用鋼板、ステンレス鋼などの製造工程時に発生する、6価クロムを含有する様々な工業排水を用いることができる。例えば、酸洗工程における塩浴槽、硫酸ソーダ電解槽、苛性ソーダ電解槽及びこれらの槽に後続して位置する洗浄槽などにおいて発生する廃液や、クロメート処理などの表面処理において発生する廃液などが挙げられる。
本発明の6価クロム含有廃液の処理方法は、還元剤として脱硫廃液を用いることを除き、従来の方法に準じて行うことができる。すなわち、6価クロム含有廃液にpH調整剤(例えば、硫酸)を添加してpHを2〜3に調整した後、還元剤として脱硫廃液を添加することによって行われる。この処理によって生じる反応は、下記の化学反応式(2)に従う。
2H2CrO4+3MgSO3+3H2SO4→Cr2(SO4)3+3MgSO4+5H2O (2)
上記の化学反応式(2)からわかるように、6価クロム含有廃液に含有される6価クロム(H2CrO4)は、亜硫酸マグネシウム(MgSO3)を含有する脱硫廃液を用いた処理により、3価クロム(Cr2(SO4)3)に還元される。したがって、上記の反応を効率的に進めるためには、6価クロム含有廃液に含有される6価クロム(H2CrO4)1モルに対して、脱硫廃液に含有される亜硫酸マグネシウム(MgSO3)を3モル程度となるように亜硫酸マグネシウムの濃度を制御することが好ましい。
2H2CrO4+3MgSO3+3H2SO4→Cr2(SO4)3+3MgSO4+5H2O (2)
上記の化学反応式(2)からわかるように、6価クロム含有廃液に含有される6価クロム(H2CrO4)は、亜硫酸マグネシウム(MgSO3)を含有する脱硫廃液を用いた処理により、3価クロム(Cr2(SO4)3)に還元される。したがって、上記の反応を効率的に進めるためには、6価クロム含有廃液に含有される6価クロム(H2CrO4)1モルに対して、脱硫廃液に含有される亜硫酸マグネシウム(MgSO3)を3モル程度となるように亜硫酸マグネシウムの濃度を制御することが好ましい。
他方、硫酸第一鉄を還元剤として用いる6価クロム含有廃液の処理によって生じる反応は、下記の化学反応式(3)に従う。
2H2CrO4+6FeSO4+6H2SO4→Cr2(SO4)3+3Fe(SO4)3+8H2O (3)
上記の化学反応式(2)及び(3)からわかるように、6価クロム含有廃液に含有される6価クロム(H2CrO4)1モルを3価クロム(Cr2(SO4)3)に還元するためには、脱硫廃液を還元剤として用いる方法ではpH調整剤(硫酸)が3/2モル必要であるのに対し、硫酸第一鉄を還元剤として用いる方法ではpH調整剤(硫酸)が3モル必要である。したがって、脱硫廃液を還元剤として用いる本発明の6価クロム含有廃液の処理方法によれば、硫酸第一鉄を還元剤として用いる6価クロム含有廃液の処理方法に比べて、pH調整剤(硫酸)の量を低減することができる。
2H2CrO4+6FeSO4+6H2SO4→Cr2(SO4)3+3Fe(SO4)3+8H2O (3)
上記の化学反応式(2)及び(3)からわかるように、6価クロム含有廃液に含有される6価クロム(H2CrO4)1モルを3価クロム(Cr2(SO4)3)に還元するためには、脱硫廃液を還元剤として用いる方法ではpH調整剤(硫酸)が3/2モル必要であるのに対し、硫酸第一鉄を還元剤として用いる方法ではpH調整剤(硫酸)が3モル必要である。したがって、脱硫廃液を還元剤として用いる本発明の6価クロム含有廃液の処理方法によれば、硫酸第一鉄を還元剤として用いる6価クロム含有廃液の処理方法に比べて、pH調整剤(硫酸)の量を低減することができる。
脱硫廃液を用いて処理された6価クロム含有廃液は、消石灰(Ca(OH)2)などのアルカリ剤を添加し、pHを6〜8に調整して中和した後、凝集剤をさらに添加して水酸化クロムとして沈降させ、シックナーによって固液分離される。この処理によって生じる反応は、下記の化学反応式(4)に従う。
Cr2(SO4)3+3Ca(OH)2→2Cr(OH)3+3CaSO4 (4)
Cr2(SO4)3+3Ca(OH)2→2Cr(OH)3+3CaSO4 (4)
他方、硫酸第一鉄を用いて処理した場合は、上記の化学反応式(4)によって生成する水酸化クロムだけでなく、下記の化学反応式(5)によって水酸化鉄も生成する。
Fe2(SO4)3+3Ca(OH)2→2Fe(OH)3+3CaSO4 (5)
したがって、化学反応式(4)及び(5)からわかるように、脱硫廃液を還元剤として用いる本発明の6価クロム含有廃液の処理方法によれば、硫酸第一鉄を還元剤として用いる6価クロム含有廃液の処理方法に比べて、汚泥量を少なくすることができる。
Fe2(SO4)3+3Ca(OH)2→2Fe(OH)3+3CaSO4 (5)
したがって、化学反応式(4)及び(5)からわかるように、脱硫廃液を還元剤として用いる本発明の6価クロム含有廃液の処理方法によれば、硫酸第一鉄を還元剤として用いる6価クロム含有廃液の処理方法に比べて、汚泥量を少なくすることができる。
本発明の6価クロム含有廃液の処理方法は、6価クロム含有廃液の処理コストだけでなく、硫黄酸化物を含有する排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して得られる脱硫廃液の処理コストも低減することができる。また、本発明の6価クロム含有廃液の処理方法は、当該処理に用いるpH調整剤(硫酸)の量を低減することができると共に、生成する汚泥量を少なくすることができる。
以下、実施例によって本発明を更に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
(実施例1)
ボイラーから排出されたC重油の燃焼排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して脱硫廃液を得た。この脱硫廃液中の亜硫酸マグネシウムの濃度は19,457ppmであった。
また、6価クロム含有廃液として、ステンレス鋼の酸洗工程で発生した廃液を準備した。この6価クロム含有廃液中の6価クロム濃度は100ppmであった。
次に、6価クロム含有廃液(液量0.5mL、6価クロム含有量50mg)に硫酸を加えてpHを2.5に調整し、脱硫廃液(液量15mL、亜硫酸マグネシウム含有量292mg)を加えて還元処理を行った。その後、消石灰286mgを含む水溶液(液量2mL)をさらに加えてpHを8.5とし、凝集剤を数滴加えて汚泥(水酸化クロム)を沈降させた。汚泥を分離した後の水溶液をジフェニルカルバジド法によって6価クロムの有無を確認した結果、6価クロムが存在しないことを確認した。
ボイラーから排出されたC重油の燃焼排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して脱硫廃液を得た。この脱硫廃液中の亜硫酸マグネシウムの濃度は19,457ppmであった。
また、6価クロム含有廃液として、ステンレス鋼の酸洗工程で発生した廃液を準備した。この6価クロム含有廃液中の6価クロム濃度は100ppmであった。
次に、6価クロム含有廃液(液量0.5mL、6価クロム含有量50mg)に硫酸を加えてpHを2.5に調整し、脱硫廃液(液量15mL、亜硫酸マグネシウム含有量292mg)を加えて還元処理を行った。その後、消石灰286mgを含む水溶液(液量2mL)をさらに加えてpHを8.5とし、凝集剤を数滴加えて汚泥(水酸化クロム)を沈降させた。汚泥を分離した後の水溶液をジフェニルカルバジド法によって6価クロムの有無を確認した結果、6価クロムが存在しないことを確認した。
(比較例1)
脱硫廃液の代わりに、硫酸第一鉄を含有する水溶液(液量3mL、硫酸第一鉄含有量750mg)を用いて還元処理を行った。その後、消石灰536mgを含む水溶液(液量3.75mL)をさらに加えてpHを8.5とし、凝集剤を数滴加えて汚泥(水酸化クロム及び水酸化鉄)を沈降させた。汚泥を分離した後の水溶液をジフェニルカルバジド法によって6価クロムの有無を確認した結果、6価クロムが存在しないことを確認した。
脱硫廃液の代わりに、硫酸第一鉄を含有する水溶液(液量3mL、硫酸第一鉄含有量750mg)を用いて還元処理を行った。その後、消石灰536mgを含む水溶液(液量3.75mL)をさらに加えてpHを8.5とし、凝集剤を数滴加えて汚泥(水酸化クロム及び水酸化鉄)を沈降させた。汚泥を分離した後の水溶液をジフェニルカルバジド法によって6価クロムの有無を確認した結果、6価クロムが存在しないことを確認した。
以上の結果からわかるように、脱硫廃液を還元剤として用いた場合であっても硫酸第一鉄を用いた場合と同様に6価クロム含有廃液の還元処理ができた。また、脱硫廃液を還元剤として用いた場合、硫酸第一鉄を還元剤として用いた場合に比べて、消石灰の配合量を少なくすることができ、その結果として汚泥の生成量を少なくすることができた。
したがって、本発明によれば、還元処理で生成する汚泥量が少なく、しかも処理コストを抑えることが可能な6価クロム含有廃液の処理方法を提供することができる。
Claims (5)
- 硫黄酸化物を含有する排ガスを水酸化マグネシウムで脱硫処理して脱硫廃液を得た後、前記脱硫廃液を還元剤として6価クロム含有廃液に加えて還元処理することを特徴とする6価クロム含有廃液の処理方法。
- 前記脱硫廃液が亜硫酸マグネシウムを含有することを特徴とする請求項1に記載の6価クロム含有廃液の処理方法。
- 前記排ガスが、重質油の燃焼排ガスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の6価クロム含有廃液の処理方法。
- 前記燃焼排ガスが、ボイラーから排出されることを特徴とする請求項3に記載の6価クロム含有廃液の処理方法。
- 前記脱硫廃液を前記6価クロム含有廃液に加える前に、硫酸を前記6価クロム含有廃液に加えてpHを2〜3に調整することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の6価クロム含有廃液の処理方法。
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JP2019026521A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | 宇部興産株式会社 | 塩化カリウム塩の製造方法 |
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2016
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