JP2017120960A - 通信経路異常監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラント制御システムにおいて、通信経路の異常を判別する際、異常が送信経路によるものか受信経路によるものかを区別することができる通信経路異常監視装置を提供する。【解決手段】プラント制御システムを、親局1と追加の子局6、または親局と待機側親局のマルチマスタ構成とし、子局6または待機側親局が主導して、経路監視用の特定フレームを定期的に親局1に対して送信する。親局1は、子局6から一定周期で特定のフレームの受信が継続することにより、受信経路3の健全性を確認する。【選択図】図1
Description
この発明は、IOバスを用いたプラント制御システムにおいて、ライブチェックフレームなど特定のフレームを用いることで通信経路の監視を行う装置に関するものである。
従来のIOバスの通信経路の監視は、親局からの通信に対し、子局の応答がない場合で、かつ、子局が故障している場合において動作可能な回線異常検出回路の応答がない場合、通信経路が故障していると判断していた(例えば、特許文献1参照)。
従来の、親局の通信に対する子局の応答の有無により通信経路の異常を判別する方法では、通信経路における送受信経路の異常を、送信経路と受信経路とに分けて判断せず、送信経路と受信経路が、互いに同一のものとして取り扱っており、送信経路の異常か受信経路の異常かを区別して判断することができないという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、監視機能を強化して、異常があった場合において、その異常が送信経路によるものか受信経路によるものかを区別し、どちらの異常であるかを区別して判断することができる監視装置を得ることを目的とする。
本発明に係る通信経路異常監視装置は、
親局と子局の間に特定のフレームを含むデータを送受信することにより、プラント制御システムにおける通信経路の異常の有無を監視する通信経路異常監視装置であって、
前記親局と前記子局の間のデータの送信経路と受信経路が異なる経路で接続されているとともに、
前記子局は、前記親局に特定のフレームを送信することにより、
前記通信経路に異常が発生した場合に、前記送信経路と前記受信経路のうち、いずれの異常であるかを特定することを特徴とする。
親局と子局の間に特定のフレームを含むデータを送受信することにより、プラント制御システムにおける通信経路の異常の有無を監視する通信経路異常監視装置であって、
前記親局と前記子局の間のデータの送信経路と受信経路が異なる経路で接続されているとともに、
前記子局は、前記親局に特定のフレームを送信することにより、
前記通信経路に異常が発生した場合に、前記送信経路と前記受信経路のうち、いずれの異常であるかを特定することを特徴とする。
親局の通信に対する子局の応答の有無により通信経路の異常を判別する際、その異常が送信経路によるものか受信経路によるものかを区別することができる通信経路異常監視装置を提供することが可能となる。また、このことによりプラント制御システムの監視機能を向上させることができる。
実施の形態1.
この発明は光ケーブルと光変換器を含む一般的なIOバスを用いたプラント制御システムにおいて、経路監視用の特定のフレームを送受信するデータ伝送装置(親局または子局)を有し、それを用いて送信経路の異常検出を実現する通信経路異常監視装置に関するものである。以下、この発明に係る実施の形態1の通信経路異常監視装置について、図1に基づいて詳しく説明する。
この発明は光ケーブルと光変換器を含む一般的なIOバスを用いたプラント制御システムにおいて、経路監視用の特定のフレームを送受信するデータ伝送装置(親局または子局)を有し、それを用いて送信経路の異常検出を実現する通信経路異常監視装置に関するものである。以下、この発明に係る実施の形態1の通信経路異常監視装置について、図1に基づいて詳しく説明する。
図1は、親局1と子局6、71〜7nがIOバスにより接続されたプラント制御システムのモデル図である。この図において、親局1、子局6は、それぞれ経路監視部1a、6aを有している。またIOバスは、光変換器2、5を介して送信経路4と受信経路3の通信経路に分かれて配置されている。
次に動作について図1、図2を用いて説明する。ここで、図2は、実施の形態1の親局1の経路監視部1aの動作を説明するためのフローチャートである。
通常、親局1は送信経路4を介し、子局71〜7nに対して特定のフレームを順に送る通信を行う。子局71〜7nは、親局からのこの通信に対して、受信経路3(すなわち受信経路3は親局1からみた場合の「受信経路」であり、子局からみれば送信の経路となる)を介して応答データを送信する。一方、子局6の経路監視部6aは、親局1の経路監視部1aに対して一定周期で特定のフレームを、通常、送信している。
通常、親局1は送信経路4を介し、子局71〜7nに対して特定のフレームを順に送る通信を行う。子局71〜7nは、親局からのこの通信に対して、受信経路3(すなわち受信経路3は親局1からみた場合の「受信経路」であり、子局からみれば送信の経路となる)を介して応答データを送信する。一方、子局6の経路監視部6aは、親局1の経路監視部1aに対して一定周期で特定のフレームを、通常、送信している。
ここで、親局1の経路監視部1aは、図2に示すフローチャートに従って動作する。すなわち、送信経路4に異常が発生した場合(この状態を記号×で図1中に示す)、子局71〜7nは親局1からの通信を受信できないため、親局1に対して受信経路3を介して応答データを送信することはない。
この結果、親局1は子局71〜7nからの応答データを受取ることができない、すなわち、親局1は子局71〜7nと通信ができなくなり通信経路の異常を検出する。一方で、親局1は、子局6から一定周期で特定のフレームの受信が継続することから、受信経路3の健全性が確認できる。これらの結果、送信経路4の異常を検出できる。
また、受信経路3に異常が発生した場合には、親局1は子局71〜7nと通信ができなくなり、通信経路の異常を検出する。さらに、親局1は子局6から特定のフレームの受信も継続できなくなる。これらのことから、親局1は受信経路3の異常を検出できる。
以上説明したように、実施の形態1では、子局6が自発的に特定のフレームの送信を行うことで、送信経路と受信経路のうち、どちらの異常か判別することができ、プラント制御システムの監視機能を向上させることができることがわかる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2の通信経路異常監視装置について、図3を用いて説明する。図3は、2系統の親局である親局1と親局11を備えた通信経路異常監視装置である。すなわち、本実施の形態2の通信経路異常監視装置は、制御系の親局である親局1と、待機系の親局である親局11の2種類の親局、および子局71〜7nを有している。言い換えると、本実施の形態2の通信経路異常監視装置は、2系統の親局1、11が、それぞれ受信経路と送信経路を備えた2つの光交換器を介して、子局71〜7nとIOバスにより接続されたプラント制御システムに用いられる通信経路異常監視装置である。なお、実施の形態1における親局は、本実施の形態2の制御系の親局に相当する。
以下、本発明の実施の形態2の通信経路異常監視装置について、図3を用いて説明する。図3は、2系統の親局である親局1と親局11を備えた通信経路異常監視装置である。すなわち、本実施の形態2の通信経路異常監視装置は、制御系の親局である親局1と、待機系の親局である親局11の2種類の親局、および子局71〜7nを有している。言い換えると、本実施の形態2の通信経路異常監視装置は、2系統の親局1、11が、それぞれ受信経路と送信経路を備えた2つの光交換器を介して、子局71〜7nとIOバスにより接続されたプラント制御システムに用いられる通信経路異常監視装置である。なお、実施の形態1における親局は、本実施の形態2の制御系の親局に相当する。
また、本実施の形態2の制御系の親局1、および待機系の親局11は、それぞれ経路監視部1a、11aを有している。また、IOバスは、制御系では、光変換器2、5を介して送信経路4と受信経路3の2つの通信経路に分かれて接続されており、待機系では、光変換器21、51を介して、送信経路41と受信経路31の2つの通信経路に分かれて接続されている。
次に、本実施の形態2に係る通信経路異常監視装置の動作について、図3、図4を用いて説明する。図4は、実施の形態2の制御系の親局1の経路監視部1aの動作を示すフローチャートである。
通常、制御系の親局1は、送信経路4を介し、子局71〜7nに対して順に通信を行う。子局71〜7nは、制御系の親局1の通信に対して、2つの受信経路3、31を介して応答データを、制御系の親局1と待機系の親局11に送信する。
この場合において、待機系の親局11は、制御系の親局1の経路監視部1aに対して一定周期で特定のフレームを送信する。そして、制御系の親局1の経路監視部1aは、図4に示すフローチャートに示すように動作する。
この場合において、待機系の親局11は、制御系の親局1の経路監視部1aに対して一定周期で特定のフレームを送信する。そして、制御系の親局1の経路監視部1aは、図4に示すフローチャートに示すように動作する。
そこで、次に、図4の内容を、以下、図3を参照しつつ説明する。
通常、制御系の親局1は送信経路4を介し、子局71〜7nに対して特定のフレームを順に送る通信を行う。子局71〜7nは親局からのこの通信に対して、受信経路3(すなわち受信経路3は親局1からみた場合の「受信経路」であり、子局からは送信経路となる)を介して順に応答データを送信する。
通常、制御系の親局1は送信経路4を介し、子局71〜7nに対して特定のフレームを順に送る通信を行う。子局71〜7nは親局からのこの通信に対して、受信経路3(すなわち受信経路3は親局1からみた場合の「受信経路」であり、子局からは送信経路となる)を介して順に応答データを送信する。
制御系の親局1は、制御系の送信経路4に異常が発生していない場合、子局71〜7nのいずれにも異常がなければ、子局71〜7nから一定周期で特定のフレームの受信が継続することから、受信経路3を介して特定のフレームの受信ができる。すなわち、「受信あり」がYESとなる(STEP1参照)。そこでSTEP1が「YES」の場合には、次のステップであるSTEP2に進む。
STEP2においては、制御系の親局1と子局71〜7nとの通信異常が検出されたか否かが判断される。制御系の親局1に子局71〜7nからの受信がない場合、すなわち、子局との通信異常の検出があれば、制御系の送信経路に異常があるという判断になる。なぜなら、上述のように、通常、親局1は送信経路4を介し、子局71〜7nに対して特定のフレームを順に送り、子局71〜7nは親局からのこの通信に対して、受信経路3を介して応答データを送るが、STEP1で子局自体には異常がなかったからである。また、一方、子局との通信異常の検出がなければ(この場合、制御系の送信経路に異常はない)、次のSTEP3に進む。
STEP3では、待機系の親局11と子局71〜7nとの通信異常が検出されたか否かが判断される。待機系の親局11に子局71〜7nからの受信がない場合には、待機系の受信経路に異常があると判断される。すなわち、制御系の親局1では、STEP2により、子局71〜7nとの通信異常が検出されていないため、子局71〜7nには異常はなく、特定のフレームは、子局71〜7nから、2種類の親局1、11に送られていると判断できる。このような状況下で、STEP3に示すような待機系の親局11で子局との通信異常があるということは、待機系の受信回路に異常があることを示している。
次に、STEP4について説明する。STEP4では、制御系の親局1は、子局71〜7nからの受信がない場合において、さらに、子局との通信異常検出の有無が判断される。
この場合において、子局との通信異常の検出がない(STEP4の判断が「NO」の場合)についてまず説明する。
この場合には、制御系での親局と子局の間での通信異常はないということであり、しかもSTEP2の前のSTEP1で、特定フレームの受信がないという前提があることから、待機系の親局からの特定フレームの受信ができていないという状況であることが判る。一方で上記のように、待機系の親局11は、制御系の親局1の経路監視部1aに対して一定周期で特定のフレームを送信しているので、この特定のフレームを受信できていないということは、待機系の送信経路に異常があるという結論になる(この状態を図3に、符号41で表した待機系の送信回路中に記号×で示す)。
次に、子局との通信異常の検出がある場合(STEP4の判断が「YES」の場合)について説明する。この場合においては、子局自体、あるいは制御系の送信経路あるいは受信経路のいずれかの問題があると考えられるが、STEP1での特定フレームの受信がないという前提での子局との通信異常の検出がある場合であり、STEP2との対比で、子局の異常はなく、また制御系の送信回路に異常がないと考えられることから、制御系の受信経路に異常があると考えられる。
この場合において、子局との通信異常の検出がない(STEP4の判断が「NO」の場合)についてまず説明する。
この場合には、制御系での親局と子局の間での通信異常はないということであり、しかもSTEP2の前のSTEP1で、特定フレームの受信がないという前提があることから、待機系の親局からの特定フレームの受信ができていないという状況であることが判る。一方で上記のように、待機系の親局11は、制御系の親局1の経路監視部1aに対して一定周期で特定のフレームを送信しているので、この特定のフレームを受信できていないということは、待機系の送信経路に異常があるという結論になる(この状態を図3に、符号41で表した待機系の送信回路中に記号×で示す)。
次に、子局との通信異常の検出がある場合(STEP4の判断が「YES」の場合)について説明する。この場合においては、子局自体、あるいは制御系の送信経路あるいは受信経路のいずれかの問題があると考えられるが、STEP1での特定フレームの受信がないという前提での子局との通信異常の検出がある場合であり、STEP2との対比で、子局の異常はなく、また制御系の送信回路に異常がないと考えられることから、制御系の受信経路に異常があると考えられる。
以上のように、実施の形態2に示す通信経路異常監視装置では、2系統の親局1、11を有するプラント制御システムにおいて、送信経路と受信経路の異常を分けて検出できることから、プラント制御システムの監視機能を向上させることができることがわかる。
実施の形態3.
次に、本実施の形態3のプラント制御システムにおける通信経路異常監視装置について、図5を用いて説明する。本実施の形態3の通信経路異常監視装置は、実施の形態2の通信経路異常監視装置では備わっていた光変換器2、21を備えていない点において、実施の形態2の通信経路異常監視装置とは異なる構成となっている。親局側の装置に光モジュールを組み込むことで、光変換器の機能を代替することができるが、その場合も本通信経路異常監視の方式により通信経路の異常検出ができるため、実施の形態2の場合と同様の効果を奏する。
次に、本実施の形態3のプラント制御システムにおける通信経路異常監視装置について、図5を用いて説明する。本実施の形態3の通信経路異常監視装置は、実施の形態2の通信経路異常監視装置では備わっていた光変換器2、21を備えていない点において、実施の形態2の通信経路異常監視装置とは異なる構成となっている。親局側の装置に光モジュールを組み込むことで、光変換器の機能を代替することができるが、その場合も本通信経路異常監視の方式により通信経路の異常検出ができるため、実施の形態2の場合と同様の効果を奏する。
次に動作について図5、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態3の親局11の経路監視部11aの動作を示すフローチャートである。
通常、親局1は送信経路4を介し、子局71〜7nに対して順に通信を行う。子局71〜7nは、親局1の通信に対し、受信経路3、31を介して、応答データをそれぞれ親局1と親局11に送信する。親局11は親局1の経路監視部1aに対して一定周期で特定のフレームを送信し、親局1は、親局11に特定のフレームに対する応答フレームを送信する。その際、応答フレームに、実施の形態2で示した親局1の経路監視の結果を付加する(図2他参照)。一方、親局11の経路監視部11aは、図6に示すフローチャートに従って動作する。
そこで、次に、図6を用いて親局11の経路監視部11aの動作を説明する。
親局11の経路監視部11aは、親局1から送信されてくる応答フレームを待ち、この応答フレームを受信しかた否かで待機側の送信経路異常を判断する。すなわち、経路監視部11aが受信した応答フレームは、親局11が親局1の経路監視部1aに対して一定周期で送信した特定のフレームに対する応答であるから、この応答フレームを受信した場合とは、親局1の経路監視部1aに親局11から送信した特定のフレームが届いているということである。この場合、親局1の経路監視部1aは、親局1の経路監視の結果を付加して親局11に送信するので、制御系の経路監視結果も加味されている。従って、この加味された制御系の経路監視結果を前提にして、待機側の送信経路に異常があるかないかを判断することが可能となる。具体的には、親局11が送信した特定のフレームが、親局1に到達したかどうかの情報を、親局1から親局11への特定のフレームに付加することで、この判断が可能となる。
親局11の経路監視部11aは、親局1から送信されてくる応答フレームを待ち、この応答フレームを受信しかた否かで待機側の送信経路異常を判断する。すなわち、経路監視部11aが受信した応答フレームは、親局11が親局1の経路監視部1aに対して一定周期で送信した特定のフレームに対する応答であるから、この応答フレームを受信した場合とは、親局1の経路監視部1aに親局11から送信した特定のフレームが届いているということである。この場合、親局1の経路監視部1aは、親局1の経路監視の結果を付加して親局11に送信するので、制御系の経路監視結果も加味されている。従って、この加味された制御系の経路監視結果を前提にして、待機側の送信経路に異常があるかないかを判断することが可能となる。具体的には、親局11が送信した特定のフレームが、親局1に到達したかどうかの情報を、親局1から親局11への特定のフレームに付加することで、この判断が可能となる。
以上説明したように、実施の形態3では、複数の親局を有するプラント制御システムにおいて、通常、送信動作を実施しない待機系の親局の送信経路の異常を検出することができ、プラント制御システムの監視機能を向上させることができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4は、実施の形態1、2の親局側の光変換器の機能(親局の電圧信号を光信号に変換する機能)を親局にて実現する場合の一例を示す(例えば図7参照)。
この形態を実現するためには、親局側に電圧信号を光信号に変換する素子を組込む必要がある。なお、親局側と子局側の両方の光変換器をなくすと、光信号を用いた長距離伝送ができなくなるため、両方の光変換器をなくすことはできない。
本発明の実施の形態4は、実施の形態1、2の親局側の光変換器の機能(親局の電圧信号を光信号に変換する機能)を親局にて実現する場合の一例を示す(例えば図7参照)。
この形態を実現するためには、親局側に電圧信号を光信号に変換する素子を組込む必要がある。なお、親局側と子局側の両方の光変換器をなくすと、光信号を用いた長距離伝送ができなくなるため、両方の光変換器をなくすことはできない。
実施の形態4では、光変換器の機能を親局111にて実現するため、受信経路の異常を子局との通信なしに検出することができ、子局との通信時間がなくなるため、その分、通信速度が上がるなど、プラント制御システムの監視機能を向上させることができる。なお、実施の形態3においても、光変換器の機能を親局1、11で実現している。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1、111 親局(制御系の親局)、1a 親局(制御系の親局)の経路監視部、2、5、21、51 光変換器、3 (制御系の)受信経路、4 (制御系の)送信経路、6 経路監視部をもつ子局、6a 経路監視部をもつ子局の経路監視部、71、7n 子局、11 親局(待機系の親局)、11a 親局(待機系の親局)の経路監視部、31 (待機系の)受信経路、41 (待機系の)送信経路
Claims (5)
- 親局と子局の間に特定のフレームを含むデータを送受信することにより、プラント制御システムにおける通信経路の異常の有無を監視する通信経路異常監視装置であって、
前記親局と前記子局の間のデータの送信経路と受信経路が異なる経路で接続されているとともに、
前記子局は、前記親局に特定のフレームを送信することにより、
前記通信経路に異常が発生した場合に、前記送信経路と前記受信経路のうち、いずれの異常であるかを特定することを特徴とする通信経路異常監視装置。 - 親局と子局の間に特定のフレームを含むデータを送受信することにより、プラント制御システムにおける通信経路の異常の有無を監視する通信経路異常監視装置であって、
前記親局と前記子局の間のデータの送信経路と受信経路が異なる経路で接続されているとともに、
前記親局と前記子局を一組の構成要素として各々含む、第1の系と第2の系とを有する二重系を構成し、
前記第2の系の親局は、前記第1の系の親局に特定のフレームを送信することにより、
前記通信経路に異常が発生した場合に、前記第1の系の親局を用いて、各送信経路と各受信経路のうち、いずれの異常であるかを特定することを特徴とする通信経路異常監視装置。 - 前記第2の系は、前記第1の系の親局と前記第2の系の親局間で特定のフレームを送受信する場合にのみ送信動作し、通常の場合には送信動作をしないものであって、
前記第1の系の親局と前記第2の系の親局間で特定のフレームを送受信し、この特定のフレームを用いて、前記第2の系にて前記送信経路の異常を特定することを特徴とする請求項2に記載の通信経路異常監視装置。 - 前記送信経路と前記受信経路を介して前記親局に接続され、前記親局の電圧データを光信号に変換する光変換器を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信経路異常監視装置。
- 特定のフレームの送信および受信が可能な親局および子局を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信経路異常監視装置。
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Cited By (2)
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CN111132062A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-05-08 | 广州东方电科自动化有限公司 | 一种支持双主站冗余通信的配变监测终端及数据处理方法 |
JP2021022760A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-18 | 株式会社日立製作所 | 通信経路監視装置及び通信経路監視方法 |
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2015
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