JP2017119493A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵・冷凍カートを用いた輸送の温度管理信頼性を向上させ、且つ、ハイブリッド車両の燃費低減効果を向上可能な車両の制御装置を提供する。【解決手段】駆動源としてのモータ16により発電された電力を蓄電する第1バッテリ26が搭載された車両10の制御装置であって、冷蔵・冷凍ユニットを備えた複数のカート42a〜42fが収容される荷箱18と、カート又は荷箱18に搭載され、冷蔵・冷凍ユニットに電力を供給する第2バッテリ46a〜46fと、第1バッテリ26から第2バッテリに、電力を供給する給電手段とを備え、第1バッテリ26の充電率が第1設定値以上のとき、第2バッテリにモータ16で発電された回生電力を蓄電し、第2バッテリの充電率が第2設定値未満のとき、第1バッテリ26から第2バッテリへ給電し、又はモータ16の強制発電によって第2バッテリを充電する。【選択図】図1

Description

本開示は、車体に温度管理可能な荷箱を搭載した車両の制御装置に関する。
生鮮食品、冷凍食品、ワクチン等、温度管理が必要な配送物を運送する場合、一般的には、エンジン又はモータにより駆動されるコンプレッサを搭載する冷蔵・冷凍車両を用いる。しかしながら、このような車両は、通常の貨物車両と比して導入コスト及び燃料費等のランニングコストが高い。
加えて、例えば+5℃程度に温度管理する必要がある果物や野菜、乳製品等の生鮮食品、−5℃から−15℃程度に温度管理する必要がある冷凍食品、温度管理の必要のない電子機器等、多様化した配送物を同一の車両で同時に輸送することができないという課題が存在する。
このような課題に対応するために、例えば、特許文献1に記載されたように、配送物ごとに個別の温度管理が可能となる複数の温度保持室(冷蔵・冷凍カート)を搭載した冷蔵・冷凍車両が知られている。これにより、同一車両において、異なる温度管理が必要となる配送物を輸送することができる。
他方、環境問題の観点からは、COなどの温室効果ガスを低減することができるハイブリッド車両が開発されている。このような車両では、減速エネルギや降坂路の位置エネルギによってモータで発電した電気エネルギをバッテリに蓄電する。このような電気エネルギを車両の駆動に用いることで、エンジンの負荷を低減し、燃費を改善できる。
特開2015−17796号公報
この種の冷蔵・冷凍車両では、積み荷の出し入れ時に低温管理された荷箱を一時的に開放した場合や、動力源たるエンジン又はモータを停止させた場合には、庫内温度が上昇する。このような場合、冷却機を追加的に駆動することで庫内温度を低下させる必要があるが、これは余分なエネルギ消費の要因となり、燃費悪化につながってしまう。このような燃費に関する課題に対して、ハイブリッド車両の良好な燃費低減効果を利用して解決することが望まれている。
また配送物を運搬する際には、一旦庫内温度が上昇すると配送物の温度も上昇してしまうため、配送物の品質が劣化してしまうだけでなく、配送物の温度が十分低下するまで配送を待機しなければならず、配送効率も低下してしまう。このような問題に対しては、上記特許文献1のように複数の冷蔵・冷凍カートを用いることによって、ある程度対処可能であるが、それぞれのカートにおける温度管理の信頼性を更に向上させるという物流業界の要求がある。
そこで、本発明の少なくとも一実施形態は上述の問題点に鑑みなされたものであり、冷蔵・冷凍カートを用いた輸送において温度管理信頼性を向上させ、且つ、ハイブリッド車両の燃費低減効果を向上可能な車両の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の少なくとも一実施形態に係る車両の制御装置は、上記課題を解決するために、
駆動源としてのモータにより発電された電力を蓄電する第1バッテリが搭載された車両の制御装置であって、
冷蔵・冷凍ユニットを備えた複数のカートが収容される荷箱と、
前記カート又は前記荷箱に搭載され、前記冷蔵・冷凍ユニットに電力を供給する第2バッテリと、
前記第1バッテリから前記第2バッテリに電力を供給する給電手段と、
を備え、
前記第1バッテリの充電率が第1設定値以上のとき、前記第2バッテリに前記モータで発電された回生電力を蓄電し、
前記第2バッテリの充電率が第2設定値未満のとき、前記第1バッテリから前記第2バッテリへ給電し、又は前記モータの強制発電によって前記第2バッテリを充電する。
上記構成によれば、第1バッテリの充電率が第1設定値以上であることによって十分な充電量を有しているときは、モータで発生した回生電力が第2バッテリに充電される。これにより、第1バッテリでの過充電を回避するとともに、回生電力を無駄に捨てることなく第2バッテリに蓄えることができる。その結果、車両全体のエネルギ効率が改善することによって、ハイブリッド車両の燃費低減効果を向上できる。一方で第2バッテリの充電量を増やすことができるので、冷蔵・冷凍ユニットの動作をより確実に保証することができ、良好な温度管理信頼性も得られる。
また上記構成によれば、第2バッテリの充電率が第2設定値未満であることによって冷蔵・冷凍ユニットの動作に必要な電力が十分確保されていないときには、第1バッテリから第2バッテリに給電し、又はモータの強制発電によって第2バッテリに充電する。これにより、冷蔵・冷凍ユニットの動作をより的確に確保できるので、良好な温度管理信頼性が得られる。
尚、前者(第1バッテリから第2バッテリへの給電)は第1バッテリに第2バッテリに給電を行えるだけの十分な電力が蓄えられている場合に適している。一方、後者(モータの強制発電による第2バッテリへの給電)は第1バッテリに第2バッテリに給電を行えるだけの十分な電力が残っていない場合に適している。モータの強制発電は、例えばハイブリッド車両がエンジンを停止させた状態で走行している場合には、エンジンを強制的に始動させ、モータにその出力を伝達することで発電機として機能させることで実施される。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、冷蔵・冷凍カートを用いた輸送において温度管理信頼性を向上させ、且つ、ハイブリッド車両の燃費低減効果を向上可能な車両の制御装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る車両の全体構成を概略的に示す模式図である。 図1の車両に搭載された制御装置のブロック図である。 一実施形態に係る給電方法のフロー図である。 一実施形態に係る給電方法のフロー図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、これらの実施形態に記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状及びその相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
まず図1及び図2を参照して本発明の一実施形態に係る車両制御装置が適用されるハイブリッド電気自動車の構成について説明する。図1は一実施形態に係るハイブリッド電気自動車の全体構成を概略的に示す模式図である。
図1に示す車両10は、走行用駆動源としてエンジン14及びモータ16を備えるハイブリッド電気自動車である。本実施形態では、車両10として、進行方向前側に運転者が搭乗可能なキャブ12を有すると共に、進行方向後側に後述する複数の荷物配送用カート42a〜42fを収容可能な荷役部(荷箱)18を有するトラック車両である。
エンジン14は、例えばディーゼルエンジンやガソリンエンジン等の一般的に自動車で使用される原動機である。エンジン14の出力はクラッチ20の接続状態に応じて駆動輪22側に伝達される。
モータ16は力行又は回生駆動可能な電動機であり、例えば永久磁石式同期電動機である。モータ16はインバータ24を介して第1バッテリ(走行用バッテリ)26に接続されており、力行時には、第1バッテリ26に蓄えられた直流電力がインバータ24によって所定周波数の交流電力に変換されて供給されることにより、トルクを発生可能である。一方、回生時(例えば車両減速時等)には、モータ16は入力されるトルクによって発電機(ジェネレータ)として機能し、電気エネルギを発生させる。回生時にモータ16では交流電力が発電され、当該交流電力はインバータ24によって直流変換された後、第1バッテリ26に充電される。
第1バッテリ26に充電された電力は、力行時にモータ16の駆動に使用されることにより、エンジン14における燃料消費量が節約され、長航続距離化が図られる。また、回生時にはモータ16で回生トルクが発生される。回生トルクは走行中の車両10に対して制動トルク(回生ブレーキ)として作用する。
第1バッテリ26は充放電可能な二次電池であり、例えばリチウムイオン、ニッケル水素又は鉛電池等の二次電池である。
エンジン14及びモータ16間には、クラッチ20が設けられる。即ち、クラッチ20の入力側にはエンジン14の出力軸が連結されており、クラッチ20の出力側にはモータ16の回転軸が連結されている。クラッチ20は、その接続状態が可変に構成されており、具体的には、エンジン14及びモータ16間を接続状態、切断状態、或いは、その中間状態(半クラッチ状態を含む)に切替可能である。
本実施形態では特に、クラッチ20はクラッチストロークを調整するためのソレノイドバルブ(図示せず)を備えており、当該ソレノイドバルブに流れる電流値を調整することによってクラッチストロークを制御し、クラッチ20の接続状態を制御可能に構成されている。
モータ16の出力側には変速機28が接続されている。変速機28は複数のギヤを備えており、変速機28に入力された動力が所定の変速比で出力側に伝達可能に構成されている。変速機28の変速比は、選択された変速段によって可変であり、変速段の変速動作は運転者によってマニュアルで行われてもよいし、制御的に自動化されていてもよい。
変速機28から出力された動力は、プロペラシャフト30、差動装置32、及び駆動軸34を介して左右の駆動輪22に伝達され、車両10の走行が実現される。
このような動力系を備える車両10では、クラッチ20が切断状態にあるときには、モータ16の回転軸のみが変速機28を介して駆動輪22と機械的に接続される。つまり、モータ16により発生するトルク(以下「モータトルク」という。)のみが車両10の駆動トルク又は制動トルクとして駆動輪22に伝達される。
一方、クラッチ20が接続状態にあるときには、エンジン14の出力軸がモータ16の回転軸を介して変速機28、駆動輪22等と機械的に接続される。つまり、モータトルクをゼロとして、エンジン14のみを作動した場合にはエンジン14により発生するトルク(以下「エンジントルク」という。)のみが車両10の駆動トルク又は制動トルクとして駆動輪22に伝達される。更にクラッチ20が接続状態にある際に、エンジン14に加えてモータ16も作動させれば、モータトルクとエンジントルクとの和が車両10の駆動トルク又は制動トルクとなる。
荷箱18には、内部温度が管理可能な複数の荷物配送用カート42a〜42fが収容される。荷物配送用カート42a〜42fは内部に断熱壁で囲まれた密封可能な冷却空間を有する。これにより、例えば配送地域や配送先によって荷物配送用カート42a〜42fを使い分けることで、カート内温度が上昇した荷物配送用カート42a〜42fのみを冷却すればよく、これによって、荷箱全体を冷却する場合と比べ、熱効率を向上できるようになっている。
尚、荷箱18自体は、冷蔵・冷凍機能を有さない一般的なバンボデーであってもよい。
各荷物配送用カート42a〜42fにはそれぞれ冷却機44a〜44f及び第2バッテリ(冷却機駆動用バッテリ)46a〜46fが設けられており、第1バッテリ26を含む主電源系に対して給電手段を介して、互いに並列に接続されている。上記給電手段は、図1に示すように、第1バッテリ26と第2バッテリ46a〜46fとの間に接続されたケーブル48による給電手段であってもよく、あるいは非接触式給電手段、その他の手段であってもよい。
また、モータ16と第2バッテリ46a〜46fとを直接接続するケーブルを設け、モータ16で得られる回生電力をインバータ24を介して直流に変換後、直接第2バッテリ46a〜46fに蓄電するようにしてもよい。
このように本実施形態では、従来のハイブリッド車両と同様に走行用バッテリである第1バッテリ26を有することに加えて、荷物配送用カート42a〜42fの各々に設けられた第2バッテリ46a〜46fを有することで、車両全体におけるバッテリ総容量が増大し、高効率化が図られている。
第2バッテリ46a〜46fへの給電及び冷却機44a〜44fの動作は、車両10の制御ユニットであるECU40によって制御される。ここで図2は、図1の車両10に搭載されたECU40の周辺構成を示すブロック図であり、図3及び図4はそれぞれ図2のECU40で実施される制御内容を示すフローチャートである。
ECU40は、車両10の上記各種構成要素を制御するためのコントロールユニットであり、具体的にはマイクロプロセッサのような演算装置によって構成される。ECU40は、CAN(Controller AreaNetwork)等を用いて車両各部と通信制御可能に構成されており、後述の各種制御を実施する。
まず図3に示す制御内容について説明する。
ECU40は、モータ16が回生発電モードであるか否かを判定する(S10)。回生発電モードでは、例えば車両10が下り坂を走行したり減速走行している際に、モータ16を発電機として回生駆動させることで車両10が有するエネルギを電気エネルギとして回収するモードである。回生発電モードにある場合(S10:YES)、ECU40は第1バッテリ26に設けられたSOCセンサ(不図示)の検知値に基づいて、第1バッテリ26の充電率を取得し、当該充電率が第1設定値E以上であるか否かを判定する(S12)。その結果、充電率が第1設定値E以上である場合(S12:YES)、回生発電によって得られた電力で第2バッテリ46a〜46fを充電する(S14)。
従来のハイブリッド車両では、走行用電力を蓄える第1バッテリ26に十分な充電量が確保されている場合には、過充電を回避するために回生発電を抑制する必要があり、エネルギを有効に利用できなかった。一方、本実施形態では、このような場合であっても、第2バッテリ46a〜46fに充電することで、複数の荷物配送用カート42a〜42f用の駆動電力として確保することができる。これにより、第1バッテリ26での過充電を回避するとともに、回生電力を無駄に捨てることなく第2バッテリ42a〜42fに蓄えることで、ハイブリッド車両全体としてのエネルギ効率が改善され、よりよい燃費低減効果が得られる。一方で第2バッテリ46a〜46fの充電量を増やすことができるので、複数の荷物配送用カート42a〜42fの動作をより確実に保証することができ、良好な温度管理信頼性も得られる。
一方、第1バッテリ26の充電率が第1設定値E未満のとき(S12:NO)、モータ16で発電された回生電力は第1バッテリ26に充電される(S16)。この場合、第1バッテリ26は充電率が不足している状態であるため、回生電力を蓄えることで過充電のない範囲で充電率の回復を図ることができる。
次に、図4に示す制御内容について説明する。
図4において、ECU40は複数の第2バッテリ46a〜46fの充電率をそれぞれモニタし(S20)、第2バッテリ46a〜46fの充電率が第2設定値E未満であるか否かを判定する(S22)。ここで第2設定値Eは、各複数の荷物配送用カート42a〜42fにて温度管理性能を十分に発揮するために第2バッテリ46a〜46fに求められる充電率として規定される。第2バッテリ46a〜46fのいずれかの充電率が第2設定値E未満である場合(S22:YES)、ECU40は更に第1バッテリ26の充電率が第3設定値E以上であるか否かを判定する(S24)。第1バッテリ26の充電率が第3設定値E以上である場合(S24:YES)、第1バッテリ26に十分な電力が蓄積されているため、その一部を、電力が不足している第2バッテリ46a〜46fの何れか、もしくは全てに給電する(S26)。このように充電量に余裕のある第1バッテリ26から、充電量が不足している第2バッテリ46a〜46fに電力を融通することで、複数の荷物配送用カート42a〜42fの動作をより確実に保証することができ、良好な温度管理信頼性が得られる。
一方、第1バッテリ26の充電率が第3設定値E未満である場合(S24:NO)、ECU40はモータ16を強制発電させることで第2バッテリ46a〜46fを充電する(S28)。ここでモータ16の強制発電では、例えば車両10がモータ走行中である場合には停止しているエンジン14を強制始動することにより発電用動力を得ることができる。この場合、モータ16を強制発電させるために少なからずエネルギ消費を伴うものの、車両10の内部で発電した電気エネルギによって第2バッテリ46a〜46fの充電量を確保することができる。これにより、第2バッテリ46a〜46fの充電率を適切に維持することができるので、複数の荷物配送用カート42a〜42fの動作をより確実に保証することができ、良好な温度管理信頼性が得られる。
尚、図3及び図4に示す制御内容は、ECU40によって所定タイミングで繰り返し実施されており、単独又は互いに併用して実行されていてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、複数の荷物配送用カート42a〜42fを用いた輸送において温度管理信頼性を向上させ、且つ、燃費低減効果を向上することができる。これにより、積み荷の出し入れ時に低温管理された荷箱を一時的に開放した場合や、動力源たるエンジン14又はモータ16を停止させた場合であっても、荷物配送用カート42a〜42fを個別に開閉することで、庫内温度の上昇を少なく抑え、余分なエネルギ消費を回避できる。その結果、優れた温度管理の信頼性が得られ、配送物の品質劣化防止や配送効率向上を図ることができる。
尚、本実施形態では冷却機44a〜44f及び第2バッテリ46a〜46fを荷物配送用カート42a〜42fごとにそれぞれ設けた場合について説明したが、冷却機44a〜44f及び第2バッテリ46a〜46fを荷箱18に設け、冷却機44a〜44fから各荷物配送用カート42a〜42fに対してダクト接続することにより冷風を供給するようにしてもよい。
10 車両
12 キャブ
14 エンジン
16 モータ
18 荷箱
20 クラッチ
22 駆動輪
24 インバータ
26 第1バッテリ
28 変速機
30 プロペラシャフト
32 差動装置
34 駆動軸
40 ECU(車両制御装置)
42a、42b、42c、42d、42e、42f 荷物配送用カート
44a、44b、44c、44d、44e、44f 冷却機
46a、46b、46c、46d、46e、46f 第2バッテリ
48 ケーブル
第1設定値
第2設定値
第3設定値

Claims (1)

  1. 駆動源としてのモータにより発電された電力を蓄電する第1バッテリが搭載された車両の制御装置であって、
    冷蔵・冷凍ユニットを備えた複数のカートが収容される荷箱と、
    前記カート又は前記荷箱に搭載され、前記冷蔵・冷凍ユニットに電力を供給する第2バッテリと、
    前記第1バッテリから前記第2バッテリに電力を供給する給電手段と、
    を備え、
    前記第1バッテリの充電率が第1設定値以上のとき、前記第2バッテリに前記モータで発電された回生電力を蓄電し、
    前記第2バッテリの充電率が第2設定値未満のとき、前記第1バッテリから前記第2バッテリへ給電し、又は前記モータの強制発電によって前記第2バッテリを充電することを特徴とする車両の制御装置。
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