JP2017115640A - 排気浄化装置 - Google Patents
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NTCは、排気のリーン雰囲気でバリウム(Ba)等の吸蔵材にNOxを硝酸塩の形で吸蔵し、排気のリッチ雰囲気で流入する一酸化炭素(CO)と吸蔵材が炭酸塩を形成する過程でNOxを放出し、さらに放出されたNOxを余剰COと炭化水素(HC)等を用いて還元・浄化するものである。
SCR触媒は、触媒よりも排気上流から排気通路内に供給した尿素水を触媒上で加水分解させてアンモニア(NH3)を生成させ、そのアンモニア(NH3)により排気のリーン雰囲気下でNOxを選択還元・浄化するものである。このようなSCR触媒を用いた排気浄化装置としては、例えば特許文献1が挙げられる。
本発明は、窒素酸化物(NOx)の浄化効率を維持しつつも尿素水の消費量を抑制することを、その目的とする。
本実施形態に係る排気浄化装置30は、車両に搭載された内燃機関である多気筒のディーゼルエンジン(以下「エンジン」と記す)1に適用される。図1には、エンジン1に設けられる複数のシリンダ2のうちの一つを示すが、他のシリンダ2も同様の構成である。エンジン1のシリンダ2内には、頂面にキャビティが形成されたピストン3が上下方向に往復摺動するように、シリンダ2内に配置されている。
EGR弁19が開弁制御されると、ターボチャージャ17の上流側の排気通路16を流れる排気の一部がEGR通路18に導入され、EGR通路18に導入された排気はEGRクーラ20で冷却されてターボチャージャ17の下流側の吸気通路12に供給される。このように、排気の一部を吸気に還流させることで、エンジン1の燃焼室内の燃焼温度を低下させ、NOxの排出量を低減させることができる。
タービンよりも排気下流側の排気通路16Aには、排気浄化装置30を構成する、排気流れ方向の上流側から順に、NOxトラップ触媒31、フィルタ32、尿素SCRシステム40の構成要素の1つである選択還元触媒(以下「SCR触媒」と記す)41が介装されて設けられている。排気通路16Aを流通する排気は、排気浄化装置30において浄化された後、図示しないマフラーなどを介して車外へと排出される。なお、排気浄化装置30には、エンジン制御装置50が含まれる。
NOxトラップ触媒31は、ある温度領域(触媒活性領域)で優れたNOx浄化性能を持つ(ある触媒活性領域にNOx浄化性能のピークを有する)という性質がある。言い換えると、NOx浄化性能は常に一定ではなく、NOxトラップ触媒31の触媒温度Taに応じて変化するものであり、ある温度域で最も高いNOx浄化性能を発揮する。
本実施形態では、NOxトラップ触媒31に吸蔵したNOxの量が最大量(飽和状態)に近づくと、NOxトラップ触媒31に吸蔵したNOxを放出して窒素(N2)に還元する制御(以下、これを「NOxパージ制御」という)がエンジン制御装置50により実施される。また、本実施形態においては、SCR触媒42で利用する尿素水46の供給量を調整する際にも、NOxパージ制御が実施される。
尿素水噴射弁41には、尿素水46が貯留されている尿素水タンク45が供給ライン43を介して接続されている。尿素水タンク45には尿素水ポンプ44が設けられていて、尿素水ポンプ44の駆動により尿素水噴射弁41まで尿素水46が供給される。尿素水タンク45には、タンク内の尿素水46の残量(尿素水残量L)を検出する尿素残量検出部として残量検出センサ27が設けられている。
本実施形態において、エンジン制御装置50の具体的な制御対象としては、筒内噴射弁4から噴射される燃料噴射量とその噴射タイミング、ターボチャージャ17の作動状態、スロットル開度、EGR弁19の開度、尿素水噴射弁41から噴射される還元剤噴射量としての尿素水46の噴射量とその噴射タイミング等が挙げられる。
本実施形態では、特に、エンジン制御装置50が実施する、NOxトラップ触媒31のNOxパージ制御、フィルタ32の再生制御及び、後述する尿素水噴射制御について、詳細に説明する。尿素水噴射制御モードは、通常モードM1と低減モードM2を備えていて、それぞれ異なる制御内容とされている。
しかし、SCR触媒42は、触媒活性温度域の触媒温度Tbが、第1の所定温度T1以上となると、アンモニア(NH3)によるNOx還元反応に対して副次的に進行するアンモニア(NH3)の酸化反応速度が上昇する。このため、NOx還元に用いられるアンモニア(NH3)量が減少し、結果としてNOx浄化性能を維持するためには、尿素水46の添加量(噴射量)が増大して、尿素水消費量が多くなってしまう。
つまり、排気浄化装置30は、NOxパージ制御とフィルタ32の再生制御及び、尿素水噴射制御の通常モードM1と低減モードM2を実施するための構成として、エンジン制御装置50を備えている。本実施形態において、エンジン制御装置50は、推定部51、パージ制御部としてのNOxパージ制御部52、再生制御部53、尿素水噴射制御部54と、通常モードM1と低減モードM2とを備えている。これらの各要素部は電子回路(ハードウェア)によって実現してもよく、ソフトウェアとしてプログラミングされたものとしてもよいし、あるいはこれらの機能のうちの一部をハードウェアとして設け、他部をソフトウェアとしたものであってもよい。
一般にNOxトラップ触媒31及びSCR触媒42のNOx吸蔵率A、Bは、それぞれエンジン1の排気温度が高く触媒温度が高くなるに従い増大する。NOxトラップ触媒31は、NOxパージ制御が実施されると、吸蔵されたNOxが放出されて還元されるため、NOx吸蔵量Aは所定の速さで減少し、再度NOxを効率的に吸蔵することができる。つまり吸蔵量が上昇する。また、NOxトラップ触媒31は、触媒温度Taが第1の所定温度T1よりも高温となる第2の所定温度T2となると、吸蔵率が低下する特性を有している。このため、NOxトラップ触媒31を効率的に機能させるためには、第2の所定温度T2以下で使用するのが望ましい。
しかし、触媒温度Tbが第1の所定温度T1以上となると、上述したように尿素水46の消費量が増大するため、尿素水46の消費量を抑制する場合、触媒温度Tbが第1の所定温度T1以上の場合には尿素水噴射弁41からの噴射量を抑制するのが望ましい。また車両の使用地域によっては、尿素タンク45内の尿素水46の残量が少なくなると、ドライバーに警告を行うことや、エンジン再始動を禁止させなければならないため、このような観点からも尿素水46の消費量を抑制することが要望されている。
また、尿素水噴射制御部54は、NOxトラップ触媒31の触媒温度Taが第2の所定温度T2を超えると、NOxトラップ触媒31のNOx浄化率が低減するため、本実施形態では、NOxトラップ触媒31でのNOx浄化率の低下分を、SCR触媒42で補うために、低下させた尿素水46の目標供給量をSCR触媒42の触媒温度Tbの上昇に伴い増大するように尿素水噴射弁41の作動を制御する。
通常パージ制御とは、ポスト噴射してNOxトラップ触媒31の周辺雰囲気をリッチ化するとともにNOxトラップ触媒31をNOxパージ可能温度以上に昇温させて、NOxトラップ触媒31のNOxを放出させて還元する処理内容である。なお、NOxパージ制御を実施可能な運転状態も、例えばNOxトラップ触媒31の触媒温度やエンジン負荷等から判断される。
NOxパージ制御部52は、低減モードM2が設定されている場合、通常パージ制御とは異なる低減パージ制御を実施する。低減パージ制御では、通常パージ制御よりもポスト噴射による燃料噴射量を多くする、通常パージ制御よりも長い時間パージ制御を実施する、通常パージ制御よりも短い間隔でパージ制御を実施するうちの、少なくとも何れか1つを実施する。無論、これら3つの内の複数を組み合わせて実施しても良い。本実施形態においては、低減モードM2が設定されている場合、通常パージ制御時よりもポスト噴射による燃料噴射量を多くする低減パージ制御をNOxパージ制御部52が実施するものとする。
再制御中は、エンジン1が高負荷運転状態であることに加えてEGR弁19が閉弁されて還流ガスがカットされることで、シリンダ2から排出されるNOxの量が増大するため、再生制御前にNOxトラップ触媒31のNOx吸蔵能力を確保しておく必要がある。そこで、再生要求があるときにNOxパージ制御が必要である場合は、NOxパージ制御を再生制御に先行して実施することで、再生制御中のNOxの排出量を低減することができる。
再生制御部53は、再生制御を開始した後に推定部51で推定されたPM堆積量Dが所定の再生終了閾値Df未満(D<Df)になった場合に、筒内噴射弁4によるポスト噴射を停止させて、再生制御を終了する。なお、再生終了閾値は、0に近い小さな値に予め設定されている。
この切替部55は、車両の運転席から操作可能な位置に配置されている。切替部55は、エンジン制御装置50の入力ポートに信号線を介して接続されている。また、尿素水噴射制御部54は、通常モードスイッチ56が操作されると通常モードM1を設定し、低減モードスイッチ57が操作されると低減モードM2を設定するように構成されている。
また、エンジン制御装置50は、通常モードM1と、通常モードM1よりも尿素水噴射弁41からの尿素水46の供給量を抑制する低減モードM2と、排気の還元雰囲気が濃くなるように、すなわち、還元雰囲気の度合いが高くなるように、排気の還元雰囲気の実施期間が通常時よりも長くなるように、あるいは排気の還元雰囲気の実施間隔が通常時よりも短くなるように、浄化率上昇手段(筒内噴射弁4)の作動を制御するパージ制御部52と、尿素水噴射制御部54を備えている。
次に、尿素水噴射制御部54において実施される尿素水噴射処理の第1の実施形態について図6を用いて説明する。図6では、尿素水噴射処理1と表記している。
本実施形態では、通常モードM1と低減モードM2との切替えを、運転者による切替部55の操作によって行うようにしている。尿素水噴射制御部54は、ステップST21において切替部55の通常モードスイッチ56が操作されてオン状態であるか否かを、通常モードスイッチ56の操作によって発生される信号の有無によって判定する。ここで信号出力がある場合には、ステップST22において通常モードM1を設定する。
尿素水噴射制御部54は、ステップST22で通常モードM1が設定されると、ステップST23において通常モードM1で尿素水噴射弁41を作動し、尿素水46を排気通路16Aに供給してSCR触媒42に供給する。このため、SCR触媒42では、加水分解されて生成されたアンモニア(NH3)を還元剤としたNOxの還元が行われる。尿素水噴射制御部54は、ステップST24でエンジン1が停止したか否かを例えばエンジン回転数の有無やイグニッションスイッチの操作状態から判定し、エンジン1が停止すると、尿素水噴射弁41を作動が停止して尿素水噴射処理を終える。
尿素水噴射制御部54は、ステップST21において、通常モードスイッチ56がオン状態でない場合、ステップST25に進んで低減モードスイッチ57のオン状態を判定する。尿素水噴射制御部54は、低減モードスイッチ57が操作されて信号が出されたオン状態である場合には、ステップST26に進んで低減モードM2を設定する。
低減モードM2及び低減モードM2と連続して行われる低減戻りモードは、尿素水噴射制御部54がステップST29においてエンジン1が停止するまで実施され、エンジン1が停止すると終了する。
このように切替部55の低減モードスイッチ57の操作によって通常モードM1から低減モードM2に任意に切替えられて尿素水46の噴射量(目標供給量)が抑制されても、NOxトラップ触媒31側でNOxの浄化を行えるため、NOxの浄化効率を維持しつつも尿素水46の消費量を抑制することができる。
次に、尿素水噴射制御部54において実施される尿素水噴射処理の第2の実施形態について図7を用いて説明する。図7では、尿素水噴射処理2と表記している。
本実施形態では、低減モードM2を設定するに際し、低減モードスイッチ57の操作状態と尿素水タンク45内の尿素水残量Lをパラメータとして用いる。これ以外は図6で示した尿素水噴射処理1と同様の内容となっているので、同様のステップ(ST32〜ST34、ST37〜ST41)については適宜簡略化して記載することにする。
尿素水噴射制御部54は、ステップST31で通常モードスイッチ56がオン状態の場合には、ステップST32に進んで通常モードM1を設定し、ステップST33で通常モードM1で尿素水噴射弁41を作動し、ステップST34でエンジン1が停止したことが判定されるまで通常モードM1を実施し、エンジン1の停止が判定されると尿素水噴射処理を終える。
尿素水噴射制御部54は、ステップST37で低減モードM2が設定されると、ステップST38において低減モードM2で尿素水噴射弁41を作動し、通常モードM1時よりも単位時間当たりの噴射量(目標供給量)が抑制された尿素水46を排気通路16Aに噴射してSCR触媒42に供給する。このため、SCR触媒42でのNOx浄化率は通常モードM1を低下する。しかし、図4で説明したように、低減モードM2が設定されるとNOxトラップ触媒31に対するNOxパージ処理(低減パージ制御)が平行して実施される。このため、SCR触媒42で低下したNOx浄化率は、NOxトラップ触媒31側での浄化率(吸蔵率)向上によって補われるため、NOxの浄化効率を維持しつつも尿素水46の消費量を抑制することができるとともに、アンモニアスリップの発生も防止することができる。この結果、運転者が尿素水不足による、エンジン1の再始動停止や尿素水46の補充作業をすることを抑制することになり、ドライバビリティの向上につながる。
低減モードM2及び低減モードM2と連続して行われる低減戻りモードは、尿素水噴射制御部54がステップST41においてエンジン1が停止するまで実施され、エンジン1が停止すると終了する。
このような本実施形態では、低減モードスイッチ57のオン状態の場合でも、残量検出センサ27で検出された尿素水タンク45内の尿素水残量Lが所定値L1未満(L≦L1)でなければ、ただちに低減モードM2を設定しないので、低減モードスイッチ57の誤操作による低減モードの設定を抑止することができる。また、低減モードM2が設定されて尿素水46の供給量が抑制されても、NOxトラップ触媒31側でNOxの浄化を行えるため、NOxの浄化効率を維持しつつも尿素水46の消費量を抑制することができる。
次に、尿素水噴射制御部54において実施される尿素水噴射処理の第3の実施形態について図8を用いて説明する。図8では、尿素水噴射処理3と表記している。
本実施形態では、低減モードM2を設定するに際し、低減モードスイッチ57の操作状態とSCR触媒42の触媒温度Tbの状態をパラメータとして用いる。これ以外は図6で示した尿素水噴射処理1と同様の内容となっているので、同様のステップ(ST52〜ST54、ST57〜ST61)については適宜簡略化して記載することにする。
尿素水噴射制御部54は、ステップST51で通常モードスイッチ56がオン状態の場合には、ステップST52に進んで通常モードM1を設定し、ステップST53で通常モードM1で尿素水噴射弁41を作動し、ステップST54でエンジン1が停止したことが判定されるまで通常モードM1を実施し、エンジン1停止と判定されると尿素水噴射処理を終える。
低減モードM2及び低減モードM2と連続して行われる低減戻りモードは、尿素水噴射制御部54がステップST61においてエンジン1が停止するまで実施され、エンジン1が停止すると終了する。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
Claims (9)
- 内燃機関から排出される排気が流れる排気通路内に尿素水を供給する尿素水供給部と、
前記尿素水供給部よりも排気上流側に配置され、前記排気中の窒素酸化物を酸化雰囲気下で吸蔵するとともに還元雰囲気下で還元する窒素酸化物トラップ触媒と、
前記尿素水供給部よりも排気下流側に配置され、前記尿素水供給部から供給された前記尿素水を還元剤として前記排気に含まれている窒素酸化物を還元する選択還元触媒と、
前記尿素水供給部からの前記尿素水の供給量を制御する制御部と、
通常モードと、該通常モードよりも尿素水供給部からの尿素水の供給量を抑制する低減モードとを運転者により切り替える切替部を備えることを特徴とする排気浄化装置。 - 前記選択還元触媒の温度を検出する尿素触媒温度検出部を備え、
前記制御部は、前記切替部により前記低減モードが選択されたとしても、前記尿素触媒温度検出部で検出された前記選択還元触媒の温度が第1の所定温度未満の場合には前記低減モードの実施を禁止することを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。 - 前記尿素水の残量を検出する尿素残量検出部を備え、
前記制御部は、前記切替部により前記低減モードが選択されたとしても、前記尿素残量検出部で検出された尿素水の残量が所定値より大きい場合には前記低減モードの実施を禁止することを特徴とする請求項1又は2に記載の排気浄化装置。 - 前記制御部は、前記低減モードが選択された場合、前記尿素水の平均尿素水消費速度の目標値が前記通常モードより減少するように、前記尿素水供給部からの尿素水の供給量を制御する尿素水噴射制御部を有することを特徴とする請求項1〜3の内の何れか1項に記載の排気浄化装置。
- 前記窒素酸化物トラップ触媒での窒素酸化物の目標浄化率を増加させる浄化率上昇手段を備え、
前記制御部は、前記切替部により前記低減モードが選択された場合、前記浄化率上昇手段を作動することを特徴とする請求項1〜4の内の何れか1項に記載の排気浄化装置。 - 前記浄化率上昇手段は、排気が、前記窒素酸化物トラップ触媒に吸蔵された窒素酸化物を放出還元させる還元雰囲気となるように前記内燃機関を作動するものであり、
前記制御部は、前記還元雰囲気の度合いが高くなるように、前記浄化率上昇手段の作動を制御するパージ制御部を有することを特徴とする請求項5に記載の排気浄化装置。 - 前記浄化率上昇手段は、排気が、前記窒素酸化物トラップ触媒に吸蔵された窒素酸化物を放出還元させる還元雰囲気となるように前記内燃機関を作動するものであり、
前記制御部は、前記還元雰囲気の実施期間が通常時よりも長くなるように、前記浄化率上昇手段の作動を制御するパージ制御部を有することを特徴とする請求項5に記載の排気浄化装置。 - 前記浄化率上昇手段は、排気が、前記窒素酸化物トラップ触媒に吸蔵された窒素酸化物を放出還元させる還元雰囲気となるように前記内燃機関を作動するものであり、
前記制御部は、前記還元雰囲気の実施間隔が通常時よりも短くなるように、前記浄化率上昇手段の作動を制御するパージ制御部を有することを特徴とする請求項7に記載の排気浄化装置。 - 前記窒素酸化物トラップ触媒の温度を検出するトラップ触媒温度検出部を有し、
前記制御部は、前記トラップ触媒温度検出部で検出された前記窒素酸化物トラップ触媒の温度が第2の所定温度以上の場合には、前記尿素水供給部からの尿素水の供給量を増大するように前記尿素水供給部を制御することを特徴とする請求項1〜8の内の何れか1項に記載の排気浄化装置。
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