JP2017115508A - 床板固定構造および床板固定具 - Google Patents

床板固定構造および床板固定具 Download PDF

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Abstract

【課題】床板の貫通孔が梁フランジの上面上に位置する場合でも、床板の設置固定が行える床板固定構造および床板固定具を提供する。【解決手段】梁フランジ3の上面上に床板4の貫通孔4aが位置し、この貫通孔4aの下側で上記梁フランジ3と上記床板4との間に間隙が形成されており、固定具1は、上記貫通孔4aに挿入される螺子軸部11と、上記螺子軸部11を上記床板4の上面側で係止する係止部12と、上記螺子軸部11の下端側に設けられる連結部14と、上記床板4の下面側で上記連結部14に着脱自在に連結されるとともに上記梁フランジ3に係合する係合部13と、この係合部13に装着されており、上記連結部14を上記梁フランジ3側に引き寄せる締結部材15と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、梁フランジ上に置かれた床板が上記梁フランジに固定される床板固定構造および床板固定具に関する。
特許文献1には、梁フランジ上に置かれた床板が、各床板に形成されている貫通孔に装着された固定金具によって、上記梁フランジに固定される床板固定構造が開示されている。この床板固定構造に用いられる固定金具は、金物基体の下端に回転により傾倒できるフックを備えており、このフックは、上記金物基体に沿う退避位置から、自重で特定の一方向に回動傾倒し、側方に開くことができる。そして、上記金物基体にはボルトが螺合されており、ボルトの回転締め付けにより、座金部材とフックの間に、上記床板と梁フランジとが挟まれて固定される。
特開2001−146807号公報
しかしながら、上記固定金具を用いるためには、梁フランジの外側に床板の貫通孔を位置させる必要があるが、梁フランジの上面上に床板の貫通孔が位置することもあり、このような場合には、上記固定金具を用いることができない。
この発明は、上記の事情に鑑み、床板の貫通孔が梁フランジの上面上に位置する場合でも、床板の設置固定が行える床板固定構造および床板固定具を提供する。
この発明の床板固定構造は、上記の課題を解決するために、梁フランジ上に置かれた床板が、当該床板に形成されている貫通孔に装着された床板固定具によって、上記梁フランジに固定される床板固定構造において、上記梁フランジの上面上に上記貫通孔が位置し、この貫通孔の下側で上記梁フランジと上記床板との間に間隙が形成されており、この間隙に上記床板固定具の一部を存在させて上記固定が行われることを特徴とする。
上記の構成であれば、梁フランジの上面上に床板の貫通孔が位置する場合でも、上記固定具を上記貫通孔に装着することができる。
上記床板固定構造における床板固定具は、上記貫通孔に挿入される軸部と、上記軸部を上記床板の上面側で係止する係止部と、上記軸部の下端側に設けられ、上記間隙に位置する連結部と、上記床板の下面側で上記連結部に着脱自在に連結されるとともに上記梁フランジの縁に係合する係合部と、この係合部に装着されており、上記連結部を介して上記係止部を上記梁フランジ側に引き寄せる締結部材と、を備えてもよい。これによれば、この締結部材で上記連結部を上記梁フランジ側に引き寄せて、上記床板の設置固定が行える。また、作業者は、上記床板の上側から上記貫通孔に上記床板固定具の軸部を挿通させた後、上記床板の下側に移動して上記係合部を上記連結部に連結し、その場で上記締結部材を操作して上記床板の固定作業が行えることになる。すなわち、作業者が上記床板の上側に再び移動する必要が無く、効率的に固定作業が行えることになる。
また、この発明の床板固定具は、床板を梁フランジに固定する床板固定具において、軸部と、上記軸部の上端側で当該軸部に直交する方向に張り出す係止部と、上記軸部の下端側に設けられており、上記係止部よりも張り出し量が小さくされた連結部と、上記連結部に着脱自在に連結されるとともに、上記梁フランジの縁に係合する係合部と、この係合部に装着されており、上記連結部を介して上記係止部を上記梁フランジ側に引き寄せる締結部材と、を備えることを特徴とする。
上記の構成であれば、梁フランジの上面上に床板の貫通孔が位置する場合でも、上記床板固定具を上記貫通孔に装着することができ、上記締結部材で上記床板の設置固定を行うことが可能である。また、作業者が上記床板の上側に再び移動する必要が無く、効率的に固定作業が行えることになる。
上記係合部は、上側片と下側片とを備えており、上記締結部材は、上記上側片と上記下側片とに装着され、これら上側片と下側片の間隔を変化させる螺子からなっていてもよい。
上記下側片が上記締結部材を軸に回動可能であってもよい。これによれば、上記下側片の位置をずらすことが可能になり、上記上側片の真下側に障害となる物が存在しても、この障害となる物を避けることができる。
上記上側片には、上記下側片の回動範囲を規制する規制部が設けられていてもよい。これによれば、上記上側片に対する上記下側片の位置が過度にずらされるのを防止することができる。
上記係合部は、上側片と、下側片と、これら上側片と下側片を繋ぐ繋ぎ片とを備えており、上記締結部材は上記下側片に形成されている螺子孔に螺合された螺子からなっていてもよい。
上記係合部には、当該係合部の差し込み方向と交差する方向に切り込まれたカット部が形成されていてもよい。これによれば、上記係合部が上記差し込み方向と反対の方向にずれ落ちようとするのを防止することができる。また、上記カット部が差し込み方向と同方向に形成されていると、係合状態が確認し難い箇所での差し込み不良の問題が生じ易いが、上記のようにカット部が差し込み方向と交差する方向に形成されていると、この交差方向の移動動作も必要になることから、この2つの動作によって、係合不良が生じるのを低減することができる。
本発明であれば、床板の貫通孔が梁フランジの上面上に位置する場合でも、床板の設置固定が行えるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る床板固定構造を示した図であって、同図(A)は概略の平面図であり、同図(B)は概略の側面図である。 図1の床板固定構造における床板固定具を拡大して示した斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る床板固定構造を示した図であって、同図(A)は概略の平面図であり、同図(B)は概略の側面図である。 図3の床板固定構造の床板固定具の取り付け時を示した図であって、同図(A)は概略の平面図であり、同図(B)は概略の側面図である。 同図(A)および同図(B)は、それぞれ図3の床板固定構造の床板固定具を示した斜視図である。 同図(A)および同図(B)は、それぞれ図3の床板固定構造の床板固定具を示した斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る床板固定構造を示した図であって、同図(A)は概略の平面図であり、同図(B)は概略の側面図である。 図7の床板固定構造における床板固定具を拡大して示した斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る床板固定構造を示した概略の側面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1(A)および図1(B)に示すように、この実施形態にかかる床板固定構造においては、梁フランジ3上に置かれた複数の床板4が、各床板4に形成されている貫通孔4aに装着された床板固定具1によって、それぞれ上記梁フランジ3に固定される。
また、この例では、上記梁フランジ3は、H形鋼における上側フランジ部からなり、また、上記床板4は、厚さが100mm程度で長方形に形成されたALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)板からなる。上記貫通孔4aは、例えば、床板4の端面から80mm程度の位置に中心が位置するように形成されている。また、上記貫通孔4aの直径は、例えば、23mm程度とされる。また、上記貫通孔4aが形成されている上部側には、例えば、直径が60mm程度の円形で深さが25mm程度の座繰り部4bが形成されている。
上記梁フランジ3のフランジ幅は、例えば、200mm程度とされており、上記梁フランジ3の上方に上記貫通孔4aが位置する。また、上記梁フランジ3の縁部において、この梁フランジ3と上記床板4との間には、厚さが10mm程度の緩衝部材5(ゴム板、発泡体板等)が設けられており、上記貫通孔4aの下側において上記梁フランジ3と上記床板4との間に間隙が形成されている。
上記床板固定具1は、図2にも示すように、上記床板に形成されている貫通孔4aに挿入される螺子軸部11と、上記螺子軸部11を上記床板4の上面側で係止する係止部12と、上記螺子軸部11の下端側に設けられ、上記間隙に位置する連結部14と、上記床板4の下面側で上記連結部14に着脱自在に連結されるとともに上記梁フランジ3に係合する係合部13と、この係合部13に設けられており、上記連結部14を介して上記係止部12を上記梁フランジ3側に引き寄せる締結部材15と、を備える。
上記螺子軸部11は、上記連結部14となる六角形頭部(丸頭等でもよい)を有したボルトからなり、上記六角形頭部を下にして、上記貫通孔4aに挿通されている。上記六角頭部は上記貫通孔4aに入る大きさを有している。
上記係止部12は、座金部12aと、この座金部12aよりも上記螺子軸部11の上側で螺合されるナット12bとからなる。上記座金部12aは、上記座繰り部4bよりも小さく、上記貫通孔4aよりも大きい円形を有し、上記螺子軸部11が挿通される孔を有する。上記座金部12aは、上記ナット12bと一体であってもよいし、別体にして上記螺子軸部11に遊嵌されるようにしてもよい。
上記係合部13は、上記梁フランジ3の上側に位置する上側片13aと、上記梁フランジ3の下側に位置する下側片13bとを備えている。そして、上記締結部材15は、上記梁フランジ3の外側で上記下側片13bに形成されている挿通孔に通されるとともに、上記上側片13aに形成されているナット部13fに螺着され、これら上側片13aと下側片13bの間隔を変化させる締結部材15(ボルトを示しているが、これに限らず、ドライバーで回せる螺子等でもよい。)からなる。
上記上側片13aには、上記螺子軸部11が入る大きさで上記連結部14(六角頭部)よりも小さな幅でカット部13eが形成されており、このカット部13eに上記螺子軸部11が入り、上記上側片13aの下側に上記連結部14が位置することで、上記係合部13が上記螺子軸部11に連結される。また、上記カット部13eは、上記係合部13の差し込み方向と直交する方向(上記梁フランジ3の長手方向)に切り込まれている。
上記上側片13aにおける上記締結部材15が螺合される部位は、段状に下がって形成されており、上記下側片13bとの間隔を狭めている。また、上記下側片13bが上記締結部材15を軸にして略水平面内で回動可能になっている。さらに、上記上側片13aには、上記下側片の回動範囲を規制する規制部13hが上記上側片13aに対する折り曲げ加工により2箇所に形成されている。
上記下側片13bは、その基端側が上記2箇所の規制部13hで挟まれるように位置する。また、上記下側片13bは、その先端側が上記螺子軸部11の下側に位置できるように設けられる。また、上記下側片13bの先端側の上面部にはゴム板13dが貼り付けられており、このゴム板13dを介して上記下側片13bが上記梁フランジ3の下面に圧接できるようになっている。
上記の構成であれば、梁フランジ3の上面上に床板4の貫通孔4aが位置する場合でも、上記床板固定具1を上記貫通孔4aに装着することができ、上記締結部材15の操作で上記連結部14を上記梁フランジ側に引き寄せることで、上記床板4の設置固定が行えることになる。また、作業者は、上記床板4の上側から貫通孔4aに上記床板固定具1の螺子軸部11を挿通させた後、上記床板4の下側に移動して上記係合部13を上記連結部14に連結し、その場で上記締結部材15を操作して上記床板4の固定作業が行えることになる。すなわち、作業者が上記床板4の上側に再び移動して上記ナット12bを操作する必要が無く、効率的に固定作業が行えることになる。なお、上記ナット12bを操作する必要が無いので、このナット12bを上記螺子軸部11に固定してもよく、このように固定する方が、上記係止部12と連結部14との距離の不所望な変動の防止の観点から望ましい。上記固定はカシメ固定でもよいし、溶接等を用いた固定とすることもできる。さらに述べれば、上記螺子軸部11に代えて、螺子の無い単なる軸部を用いて上記固定を実現することもできる。
また、上記床板固定具1は、上記螺子軸部11と、上記螺子軸部11の上端側で当該螺子軸部11に直交する方向に張り出す係止部12と、上記螺子軸部11の下端側に設けられており、上記係止部12よりも張り出し量が小さくされた連結部14と、上記連結部14に着脱自在に連結されるとともに、上記梁フランジ3の縁に係合する係合部13と、この係合部13に装着されており、上記連結部14を介して上記係止部12を上記梁フランジ側に引き寄せる締結部材15と、を備える。これにより、梁フランジ3の上方に床板4の貫通孔4aが位置する場合でも、当該床板固定具1を上記貫通孔4aに装着することができ、上記締結部材15で上記床板4の固定が行える。また、作業者が上記床板4の上側に再び移動する必要が無く、効率的に固定作業が行えることになる。
上記床板固定具1において、上記締結部材15が上記上側片13aと上記下側片13bとの間隔を変化させるボルト(螺子)からなると、上記ボルトの締め付け操作で上記床板4の設置固定が簡単に行える。
上記床板固定具1において、上記下側片13bが上記締結部材15を軸に回動可能であると、上記上側片13aに対する上記下側片13bの位置をずらすことが可能になり、上記上側片13aの真下側に障害となる物(例えば、水平ブレースの固定部等)が存在しても、この障害となる物を避けることができる。
また、上記床板固定具1において、上記上側片13aに上記下側片13bの回動範囲を規制する規制部13hが設けられていると、上記上側片13aに対する上記下側片13bの位置が過度にずらされるのを防止することができる。
また、上記床板固定具1において、上記カット部13eが当該係合部13の差し込み方向と交差する方向(上記梁フランジ3の長手方向)に切り込まれていると、上記係合部13が上記差し込みの方向と反対の方向にずれ落ちようとするのを防止することができる。また、仮に上記カット部13eが上記差し込みの方向と同方向に形成されていると、係合状態が確認し難い箇所での差し込み不良の問題が生じ易いが、上記のようにカット部13eが係合部13の差し込み方向と交差方向に形成されていると、この交差方向の移動動作も必要になることから、この2つの動作によって、係合不良が生じるのを低減することができる。
図3(A)、図3(B)、図4(A)、図4(B)図5(A)、図5(B)、図6(A)および図6(B)は、他の実施形態の床板固定具1Aを示している。この床板固定具1Aは、先の床板固定具1に比べ、上記カット部13eの長さが長くされているので、上記貫通孔4aに対する上記係合部13の配置の自由度が高められている。また、上記下側片13bは、上記カット部13eと形成方向と直交する状態で、その先端側が上記カット部13eにかかるように設けられている。
また、上記下側片13bの回動範囲を規制する規制部13hを、上記上側片13aに1箇所形成している。この規制部13hは、上記下側片13bが上記カット部13eの形成方向と直交する状態において、上記カット部13eの終端側で上記下側片13bに接するようになっている。
図7(A)、図7(B)および図8は、他の形態の床板固定具1Bを示している。この床板固定具1Bは、先の床板固定具1に比べ、規制部13hの幅(上記カット部13eの形成方向と直交する方向の長さ)が短くされており、上記下側片13bの回動範囲が広くなっている。
図9には、他の形態の床板固定具1Cが示されている。この床板固定具1Cにおける係合部13は、上記梁フランジ3の上側に位置する上側片13aと、上記梁フランジ3の下側に位置する下側片13bと、これら上側片13aと下側片13bを繋ぐ繋ぎ片13cとを備えており、上記締結部材15は上記下側片13bに設けられたナット部13fに螺合されたボルトからなっている。上記係合部13は、上記締結部材15を介して上記梁フランジ3の縁に係合することになる。このような構造でも、上記締結部材15を操作することで、この締結部材15の上端部を梁フランジ3の下面に当てて、上記連結部14を上記梁フランジ3側に引き寄せ、床板4の固定作業が床板4の下側において行うことができる。上記締結部材15の上端部には緩衝部材が設けられていてもよい。
なお、上記床板固定具1Cにおいて、上記締結部材15を設けず、上記ナット12bを回し、下側片13bの上面を梁フランジ3の下面に圧接させる構成では、上記係止部12と連結部14との距離が変化し、係合部13自体(全体)が上方に移動するため、この係合部13が床板4の下面に先に当たって固定が適切に行われないおそれがある。上記床板固定具1、1A、1B、1Cを用いた固定では、上記係止部12と連結部14との距離が変化しないので、このような固定不備の問題を回避することができる。
また、上記床板固定具1Cにおいて、上側片13a或いは下側片13bを繋ぎ片13cに略水平面内で回動可能に設けてもよい。このような構成であると、上記上側片13aに対する上記下側片13bの位置をずらすことが可能になり、上記上側片13aの真下側に障害となる物が存在しても、この障害となる物を避けることができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :床板固定具
1A :床板固定具
1B :床板固定具
1C :床板固定具
3 :梁フランジ
4 :床板
4a :貫通孔
4b :座繰り部
5 :緩衝部材
11 :螺子軸部(軸部)
12 :係止部
12a :座金部
12b :ナット
13 :係合部
13a :上側片
13b :下側片
13c :繋ぎ片
13d :ゴム板
13e :カット部
13f :ナット部
13h :規制部
14 :連結部
15 :締結部材

Claims (8)

  1. 梁フランジ上に置かれた床板が、当該床板に形成されている貫通孔に装着された床板固定具によって、上記梁フランジに固定される床板固定構造において、
    上記梁フランジの上面上に上記貫通孔が位置し、この貫通孔の下側で上記梁フランジと上記床板との間に間隙が形成されており、この間隙に上記床板固定具の一部を存在させて上記固定が行われることを特徴とする床板固定構造。
  2. 請求項1に記載の床板固定構造において、上記床板固定具は、上記貫通孔に挿入される軸部と、上記軸部を上記床板の上面側で係止する係止部と、上記軸部の下端側に設けられ、上記間隙に位置する連結部と、上記床板の下面側で上記連結部に着脱自在に連結されるとともに上記梁フランジの縁に係合する係合部と、この係合部に装着されており、上記連結部を介して上記係止部を上記梁フランジ側に引き寄せる締結部材と、を備えることを特徴とする床板固定構造。
  3. 床板を梁フランジに固定する床板固定具において、軸部と、上記軸部の上端側で当該軸部に直交する方向に張り出す係止部と、上記軸部の下端側に設けられており、上記係止部よりも張り出し量が小さくされた連結部と、上記連結部に着脱自在に連結されるとともに、上記梁フランジの縁に係合する係合部と、この係合部に装着されており、上記連結部を介して上記係止部を上記梁フランジ側に引き寄せる締結部材と、を備えることを特徴とする床板固定具。
  4. 請求項3に記載の床板固定具において、上記係合部は、上側片と下側片とを備えており、上記締結部材は、上記上側片と上記下側片とに装着され、これら上側片と下側片の間隔を変化させる螺子からなることを特徴とする床板固定具。
  5. 請求項4に記載の床板固定具において、上記下側片が上記締結部材を軸に回動可能であることを特徴とする床板固定具。
  6. 請求項5に記載の床板固定具において、上記上側片には、上記下側片の回動範囲を規制する規制部が設けられていることを特徴とする床板固定具。
  7. 請求項3に記載の床板固定具において、上記係合部は、上側片と、下側片と、これら上側片と下側片を繋ぐ繋ぎ片とを備えており、上記締結部材は上記下側片に形成されている螺子孔に螺合された螺子からなることを特徴とする床板固定具。
  8. 請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の床板固定具において、上記係合部には、当該係合部の差し込み方向と交差する方向に切り込まれたカット部が形成されていることを特徴とする床板固定具。
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