JP2017114441A - エアバッグ装置 - Google Patents

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邦友 宮原
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Abstract

【課題】周辺部材の共通化を図り、低コスト化を実現できるエアバッグ装置を提供する。【解決手段】インストゥルメントパネル20内に配置され、車室内に展開可能な袋体12を保持するリテーナ11を備え、リテーナ11は、袋体12の展開方向に向けて開口するとともに、袋体12を収容する箱形の収容部14と、収容部14の前壁部14a及び後壁部14bにおける開口縁から離れた位置に固定され、インストゥルメントパネル20に取付けられる取付片42と、を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、エアバッグ装置に関するものである。
車両における助手席用のエアバッグ装置は、袋体を収容したリテーナがインストゥルメントパネル内に配置されて構成されている(例えば、下記特許文献1参照)。リテーナは、インストゥルメントパネルや車両の骨格部材等(以下、まとめて周辺部材という場合がある)に固定される。下記引用文献1において、リテーナの開口縁には、インストゥルメントパネルに係止されるフック部材が設けられている。助手席用のエアバッグ装置では、衝撃の入力時において、袋体がインストゥルメントパネルを破断して車室内に展開することで、乗員を保護する。
特開平7−117609号公報
ところで、エアバッグ装置は各種の理由で、大きさ(容量)の異なる袋体を用いる場合がある。この場合、エアバッグ装置は、袋体の大きさに関わらず、袋体とインストゥルメントパネルとの間の離間距離(いわゆる、空域)を所定の範囲内に設定する必要がある。そのため、従来のエアバッグ装置では、袋体の大きさに対応して周辺部材を設計する必要があり、低コスト化を図る点で改善の余地があった。
例えば、大きい袋体と小さい袋体とを同様のリテーナを用いて保持すると、袋体が小さくなる程、上述した空域が大きくなる。すると、エアバッグ装置の作動時において、小さい袋体は、大きい袋体に比べて展開が進行した状態でインストゥルメントパネルに衝突することになる。そのため、小さい袋体は、大きい袋体に比べて作動時におけるインストゥルメントパネルとの接触面積が大きくなる。その結果、袋体からインストゥルメントパネルに作用する荷重が分散し、インストゥルメントパネルが破断し難くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、周辺部材の共通化を図り、低コスト化を実現できるエアバッグ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車両(例えば、実施形態における車両1)の内装部材(例えば、実施形態におけるインストゥルメントパネル20)内に配置され、車室内に展開可能な袋体(例えば、実施形態における袋体12)を保持するリテーナ(例えば、実施形態におけるリテーナ11)を備え、前記リテーナは、前記袋体の展開方向に向けて開口するとともに、前記袋体を収容する箱形の収容部(例えば、実施形態における収容部14)と、前記収容部の周壁(例えば、実施形態における前壁部14a,後壁部14b)における開口縁から離れた位置に固定され、前記内装部材に取付けられる取付片(例えば、実施形態における取付片42)と、を有していることを特徴とする。
請求項2に記載した発明では、前記周壁には前記取付片が複数取付けられ、隣り合う前記取付片の間には、隣り合う前記取付片同士を接続するリブ(例えば、実施形態におけるリブ43)が形成され、前記取付片及び前記リブは、前記周壁から同じ向きに突出していることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、収容部とは別体の取付片を、収容部の周壁のうち開口縁から離れた位置に固定することで、収容部の開口縁に取付片が設けられている場合に比べて取付片に対して収容部を内装部材(車室側)に近づけることができる。そのため、大きさの異なる袋体を保持するリテーナを同等の周辺部材に固定する場合に、例えば取付片と袋体との距離が袋体の大きさに関わらず同等になるように(小さい袋体と大きい袋体との高さの差分だけ開口縁から離れた位置)取付片を固定する。これにより、周辺部材を変更せずに、小さい袋体と大きい袋体との空域を例えば同等に設定することができる。そのため、周辺部材の共通化を図り、低コスト化を実現できる。そして、袋体の大きさに関わらず空域を同等に設定できるので、袋体を適切な距離で内装部材に衝突させることができる。この場合、袋体の展開時において、袋体から内装部材に作用する荷重を一部に集中させることができ、内装部材を確実に破断することが可能である。
請求項2に記載した発明によれば、隣り合う取付片同士がリブにより接続されているので、各取付片の強度を向上できる。また、仮に一の取付片に局所的に荷重が作用した場合に、リブを伝って他の取付片等に荷重を分散することができる。
しかも、取付片とリブが同じ向きに突出しているため、複数の取付片及びリブをプレス成形等により容易に作製することができる。
実施形態に係るエアバッグ装置を備えた車両の車室内を示す斜視図である。 図1のII−II線に相当する断面図である。 実施形態に係るエアバッグ装置を下方から見た斜視図である。 実施形態に係るエアバッグ装置を上方から見た斜視図である。 図2のV部拡大図である。 大型エアバッグ装置が設置された状態を示す図2に相当する断面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後上下左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印UPは上方、矢印FRは前方をそれぞれ示している。
図1は、エアバッグ装置10を備えた車両1の車室内を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のエアバッグ装置10は、助手席用エアバッグ装置である。車両1において、運転席D及び助手席Pの前方にはインストゥルメントパネル(内装部材)20が配置されている。本実施形態のエアバッグ装置10は、インストゥルメントパネル20の内側(前方)であって、助手席Pに対応する位置に搭載されている。
図2は、図1のII−II線に相当する断面図である。
図1、図2に示すように、インストゥルメントパネル20は、パネル本体21と、リッド部材22と、を有している。
パネル本体21のうち、助手席Pの前方に位置する部分には、パネル本体21を貫通するエアバッグ開口21aが形成されている。なお、図2における符号5は、車両の骨格部材の一部をなすステアリングハンガである。ステアリングハンガ5は、インストゥルメントパネル20の内側を車幅方向に延在している。ステアリングハンガ5は、運転席D側において、図示しないステアリングシャフトを支持している。
図3は、エアバッグ装置10を下方から見た斜視図である。
図2、図3に示すように、リッド部材22は、パネル本体21のエアバッグ開口21aに嵌め込まれている。リッド部材22は、意匠部23と、係止用脚部24と、を主に備えている。
意匠部23は、エアバッグ開口21aを車室側から覆っている。この場合、意匠部23及びパネル本体21の表面は、滑らかに連なっている。意匠部23には、エアバッグ装置10の作動時に破断されるティアライン23aが形成されている。意匠部23のうち、ティアライン23aに囲まれた領域は、エアバッグ装置10の作動時にティアライン23aの破断を契機として車室側に開く開閉部23bを構成している。
係止用脚部24は、意匠部23の裏面から下方に延設されている。具体的に、係止用脚部24は、下方に向かうに従い前方に傾斜して延びる角筒状に形成されている。係止用脚部24のうち、前後方向で対向する部分(前壁部24a及び後壁部24b)には、係止開口25がそれぞれ形成されている。係止開口25は、前壁部24a及び後壁部24bを前後方向に貫通している。係止開口25は、各壁部24a,24bにおいて、車幅方向に間隔をあけて形成されている。
図3に示すように、係止用脚部24のうち、車幅方向で対向する部分(側壁部24c,24d)には、取付台座26が各別に形成されている。各取付台座26は、側壁部24c,24dから車幅方向の外側にそれぞれ突出している。各取付台座26の上端部は、意匠部23の裏面に連なっている。なお、係止用脚部24の外周面には、上下方向に延びる補強リブ27が形成されている。補強リブ27は、係止用脚部24の外周面上において、間隔をあけて複数形成されている。
図4は、エアバッグ装置10を上方から見た斜視図である。
図2、図4に示すように、エアバッグ装置10は、リテーナ11と、袋体12と、インフレータ13と、を主に備えている。
リテーナ11は、袋体12及びインフレータ13を保持するとともに、インストゥルメントパネル20内で車体に固定されている。具体的に、リテーナ11は、収容部14と、ブラケット15と、取付用ステー16と、リテーナフック17と、を主に有している。
収容部14は、上方(袋体12の展開方向)に向けて開口する箱型に形成されている。収容部14は、例えばプレス加工等により形成されている。収容部14には、袋体12が折り畳まれた状態で収容されている。図4の例において、袋体12は、上部が収容部14から上方に膨出した状態で、収容部14内に収容されている。図2に示すように、袋体12の頂部12aと、リッド部材22における意匠部23の裏面と、は所定の空域Hをあけて上下方向に対向している。
収容部14の底壁部14eには、インフレータ13が固定されている。インフレータ13は、袋体12内にガスを供給して袋体12を展開させる。インフレータ13は、底壁部14eを上下方向に貫通した状態で底壁部14eに固定されている。なお、図4における符号13aは、インフレータ13と図示しないECUとを接続するためのリード線である。
図2、図3に示すように、ブラケット15は、収容部14の底壁部14eと、上述したステアリングハンガ5と、の間を連結している。具体的に、ブラケット15の上端部は、底壁部14eの前部にインフレータ13とともに固定されている。一方、ブラケット15の下端部は、ステアリングハンガ5から前方斜め下方に突出した突出片5aに固定されている。
取付用ステー16は、収容部14のうち車幅方向で対向する部分(側壁部14c,14d)に設けられている。各取付用ステー16は、側壁部14c,14dから車幅方向の外側に突出した後、上方に向けて延設されている。各取付用ステー16の上端部は、リッド部材22の上述した取付台座26に各別に固定されている。これにより、エアバッグ装置10は、袋体12の頂部12aと意匠部23の裏面との間に空域Hをあけた状態で、インストゥルメントパネル20及びステアリングハンガ5に固定されている。さらに、本実施形態のエアバッグ装置10は、収容部14の開口部が後斜め上方を向いた状態で、インストゥルメントパネル20内に搭載されている。なお、図2の例において、取付用ステー16の上端縁は、収容部14の上端開口縁よりも上方に位置している。
図2、図4に示すように、リテーナフック17は、収容部14のうち前後方向で対向する部分(前壁部14a及び後壁部14b)にそれぞれ設けられている。なお、各リテーナフック17は、互いに同等の構成となっている。そのため、以下の説明では、前壁部14aに設けられたリテーナフック17について主に説明し、後壁部14bに設けられたリテーナフック17については適宜説明を省略する。
リテーナフック17は、例えばプレス加工等によって一体で形成されている。リテーナフック17は、前壁部14aのうち収容部14の開口縁から下方に離間した位置に固定されている。具体的に、リテーナフック17は、固定部41と、取付片42と、リブ43と、を有している。
図5は、図2のV部に相当する拡大断面図である。
図4、図5に示すように、固定部41は、車幅方向に沿って延びる板状に形成されている。固定部41は、前壁部14aの下半部に溶接等によって固定されている。
取付片42は、固定部41の上端縁から前方に屈曲して形成されている。取付片42は、車幅方向から見た側面視でL字状に形成されている。取付片42は、固定部41において、車幅方向に間隔をあけて複数配列されている。具体的に、各取付片42は、固定部41の上端縁から前方に向けて突出する外向突出部42aと、外向突出部42aの先端部(前端部)から下方に屈曲された屈曲部42bと、を有している。
外向突出部42aは、前壁部14aにおける上下方向の中間部分に位置している。外向突出部42aには、下方に向けて窪むビード44が形成されている。ビード44は、前後方向に沿って延在している。なお、一の外向突出部42aに複数のビード44を形成しても構わない。また、取付片42の数は適宜調整が可能である。さらに、取付片42は、固定部41の下端縁から屈曲して形成しても構わない。
リブ43は、固定部41の上端縁において、車幅方向に沿って延設されている。すなわち、リブ43のうち、車幅方向で隣り合う取付片42間に位置する部分は、これら取付片42同士の間を架け渡している。具体的に、リブ43は、固定部41の上端縁から前方に屈曲して形成されている。リブ43の前端縁は、取付片42(外向突出部42a)の前端縁よりも後方に位置している。なお、リブ43の構成は、適宜変更が可能である。この場合、リブ43は、少なくとも隣り合う取付片42同士を接続する構成であれば、車幅方向の最外に位置する取付片42よりも外側に形成しなくても構わない。また、リブ43を設けない構成としても構わない。
なお、図2に示すように、後壁部14bに設けられたリテーナフック17についても、取付片42(外向突出部42a)が後壁部14bにおける上下方向の中間位置から後方に突出するように設定されている。但し、各リテーナフック17は、取付片42が収容部14の開口縁から下方に離間した位置に配置される構成であれば、壁部14a,14bの上部又は下部に固定しても構わない。
各リテーナフック17の取付片42は、上述した係止用脚部24に形成された対応する係止開口25内にそれぞれ係止可能に取り付けられている。具体的に、取付片42の外向突出部42aが係止開口25内に遊挿されている。また、取付片42の屈曲部42bは係止用脚部24の外側で下方に延設されている。なお、リテーナフック17は、衝撃荷重の入力時等において、収容部14とリッド部材22とが上下方向に相対変位した場合に、取付片42が係止開口25に係止されるように構成されている。但し、取付片42と係止開口25が常時係止されていても構わない。
ここで、上述した袋体12よりも大きい袋体110を備えた大型エアバッグ装置100について簡単に説明する。図6は、大型エアバッグ装置100が設置された状態を示す図2に相当する断面図である。なお、以下の説明では、上述した実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、以下の説明において、大型エアバッグ装置100の周辺部材(インストゥルメントパネル20やステアリングハンガ5)は、上述した実施形態と同様のものである。
図6に示す大型エアバッグ装置100において、リテーナ101は本実施形態の袋体12よりも大きい袋体110を保持するものである。具体的に、リテーナ101は、プレス加工等によって収容部102とリテーナフック103とが一体に形成されたものである。そのため、リテーナフック103は、収容部102の開口縁から屈曲して形成されている。そして、大型エアバッグ装置100は、リテーナフック103の各取付片104が係止開口25内に遊挿された状態で、リッド部材22及びステアリングハンガ5に固定されている。このとき、袋体110の頂部110aと、意匠部23の裏面と、の間の空域はHになっている。
一方、図2に示すように、本実施形態のエアバッグ装置10のリテーナ11は、大型エアバッグ装置100のリテーナ101に比べて小さい袋体12を保持している。この場合、図6に示すように、大型エアバッグ装置100のリテーナ101を用いて本実施形態の袋体12を保持すると、袋体12と意匠部23との間の空域が大きくなる(図6におけるHs参照)。
そこで、本実施形態では、収容部14の開口縁から離間した位置にリテーナフック17(取付片42)を固定する構成とした。
この構成によれば、収容部14とは別体のリテーナフック17を、収容部14の開口縁よりも下方に位置する部分に固定することで、リテーナフック17に対して収容部14を上方(リッド部材22側)に近づけることができる。この場合、例えばリテーナフック17の取付片42と袋体12の頂部12aとの距離、及びリテーナフック103の取付片104と袋体110の頂部110aとの距離が同等になるように(小さい袋体12と大きい袋体110との高さの差分だけ開口縁から離れた位置)リテーナフック17を固定する。これにより、周辺部材を変更せずに、小さい袋体12と大きい袋体110との空域Hを同等に設定することができる。そのため、周辺部材の共通化を図り、低コスト化を実現できる。そして、袋体12,110の大きさに関わらず空域Hを同等に設定できるので、袋体12,110を適切な距離でリッド部材22に衝突させることができる。この場合、袋体12の展開時において、袋体12からリッド部材22(意匠部23)に作用する荷重を一部に集中させることができ、ティアライン23aを確実に破断することが可能である。
本実施形態では、隣り合う取付片42同士がリブ43により接続されているので、各取付片42の強度を向上できる。また、仮に一の取付片42に局所的に荷重が作用した場合に、リブ43を伝って他の取付片42等に荷重を分散することができる。
しかも、取付片42とリブ43が同じ向きに突出しているので、複数の取付片42及びリブ43をプレス成形等により容易に作製することができる。
また、本実施形態では、リテーナ11が収容部14とは別体のブラケット15を有している構成とした。
この構成によれば、リテーナフック17の固定位置によって収容部14とステアリングハンガ5との間の相対位置が変化しても、ブラケット15を適宜選択することで、周辺部材の共通化が実現できる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、助手席用のエアバッグ装置10に本発明を適用した場合について説明したが、助手席以外の他のエアバッグ装置であっても本発明の構成を適用可能である。
上述した実施形態では、大きさの異なる袋体12,110間で空域Hが同等になる位置にリテーナフック17を固定する構成について説明したが、これに限られない。すなわち、袋体12が所望の空域に設定されるように、リテーナフック17の固定位置を変更しても構わない。
上述した実施形態では、インストゥルメントパネル20がパネル本体21とリッド部材22とを有する構成について説明したが、パネル本体21とリッド部材22とが一体に形成された構成であっても構わない。
上述した実施形態では、リテーナ11をステアリングハンガ5に固定した例について説明したが、車体の他の部位(骨格部材)にリテーナ11を固定してもよい。
上述した実施形態では、リテーナフック17が収容部14の前壁部14a及び後壁部14bに固定された構成について説明したが、これに限らず、周壁の任意の位置に固定することが可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…車両
10 エアバッグ装置
11…リテーナ
12…袋体
14a…前壁部(周壁)
14b…後壁部(周壁)
20…インストゥルメントパネル(内装部材)
42…取付片
43…リブ

Claims (2)

  1. 車両の内装部材内に配置され、車室内に展開可能な袋体を保持するリテーナを備え、
    前記リテーナは、
    前記袋体の展開方向に向けて開口するとともに、前記袋体を収容する箱形の収容部と、
    前記収容部の周壁における開口縁から離れた位置に固定され、前記内装部材に取付けられる取付片と、を有していることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記周壁には前記取付片が複数取付けられ、
    隣り合う前記取付片の間には、隣り合う前記取付片同士を接続するリブが形成され、
    前記取付片及び前記リブは、前記周壁から同じ向きに突出していることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
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