JP2017113346A - 箸置き兼用箸自助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の箸置きと箸自助具は、それぞれ個別の機能で独立した物品であって互いの機能性と利便性を向上する一体化構造を実現することが課題であった。【解決手段】本発明は、箸の操作を補助する箸自助具であって、伸縮性素材で構成され箸を挿入可能な筒体であって、両端に位置する開口部及び両端の開口部から連なる内部空間を有する筒体と、筒体を分割する切込み部と、切り込み部を跨いで筒体に配置され折り曲げ可能な連結部を設けたものである。このことにより、箸置きと箸自助具を一体に構成することが可能である。【選択図】 図1
Description
本発明は箸置き機能を有する箸自助具に関する。
従来の食事用の箸補助具または箸自助具には、特定の箸若しくは規格の箸に限定された一対の箸を嵌合保持する形状からなり、一対の箸を嵌合する部材又は、箸を保持する部材(以下、箸保持部材)は開脚バネを有した連結部材でつながり、連結部材に設けられた上下2個の箸保持部材同士は箸間隔が適度に広がり常時V字状に広げる方向に付勢する開脚バネを有しており、箸自助具を使用する際は箸の中間部分に取り付けることで、箸の先端側は閉じた状態又は少し開いた状態になり、箸の後端側は拡開した状態になって、箸自助具を使用するときは取り付けた部分より後端側を掌中に納めて箸先の開き操作をする際に力を入れるだけで容易に箸の乖離可動を広げる方向に付勢する補助機能を施したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来の食事用の箸置きは食事中に箸を置くことしかできず、上面に箸置き面を形成し、底面の台座は切り込み部を形成してあって、箸置き本体は箸止めとして箸を一纏めにすることができ、台座の切り込み部に連なる開口部に横貫挿通する機能を備えていて、食事中に箸を貫通させた状態で、食卓に置いて使用する構成であった(例えば、特許文献2参照。)。
以下、従来の箸自助具と箸置きについて説明する。これまでの箸自助具および箸置きはそれぞれ個別の物品として存在し、用途が違うため別々に用意しなければならず常備常用されにくい物品であった。 従来の箸自助具においては概ね使用される方は中高生から成人を対象者としており、前記対象者の手に合わせた形状に規格化された箸自助具が主で使用される方が限定された。 また箸置きは箸の使用が必然であり箸に付随するものであって単に机、テーブル上に置いた箸置きは他の用途に使用できるということもなく、箸置きは箸使用を前提としているので箸を使えない方には無用であった。
以上に述べた従来の食事用の箸自助具は、特定の規格の箸に限定され、規格外の箸に対応出来ない形状が多く、このことから太い箸又は細い箸や、長い箸又は短い箸などに関わらず様々な箸に対応出来るために箸保持部材に伸縮性が必要とされる。 また一対の箸を嵌合保持する上下2個の箸保持部材同士は開脚バネを有した連結部材が箸間隔を適度に広げ常時V字状になることから箸と箸の間隔が広くなり、箸の中間部分に取り付けた箸保持部材から箸の後端側の間を掌中に納めるように手指を添わせて箸先の開き操作をするので、箸間隔に合った手の大きさでなければ使用できず小児の小さい手及び手に障害のある人にとっては使い難い構成であり、コンパクトで箸が持ちやすく使いやすい構成の箸自助具を必要としていた。
また、従来の食事用の箸置きは、床面に配置する台座の上部に様々な形状に形成され食事中に箸を置くことしかできず、上面に箸置き面を形成しているが箸の転び落ち防止の窪み部分が設けられていないので窪みを設ける必要があった。 また底面の台座は切り込み部を形成してあって、台座の切り込み部に連なる開口部に横貫挿通する箸を一纏めにする機能を備えた箸止めであっても、箸の使用中は床面に置いておくことになり、食事中に使用しない物であるということで箸置き同様の課題を有していた。 上述の箸自助具および箸置きはそれぞれ個別の物品として開発されてきたが、食事する場面においてそれぞれ用途が違うため別々に用意しなければならず常備常用されにくいという課題を有していた。
本発明は従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、小さい手の人及び手に障害のある人にとっても使い勝手に優れ、食事中にも邪魔にならない箸自助具の機能と箸置きの機能を一体化する構成を実現することを目的とするものである。
本発明は従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、小さい手の人及び手に障害のある人にとっても使い勝手に優れ、食事中にも邪魔にならない箸自助具の機能と箸置きの機能を一体化する構成を実現することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために、箸の操作を補助する箸自助具であって、伸縮性素材で構成され箸を挿入可能な筒体であって、両端に位置する開口部及び両端の開口部から連なる内部空間を有する筒体と、筒体を分割する切込み部と、切り込み部を跨いで筒体に配置され折り曲げ可能な連結部を設けたものである。
また、第2の解決手段は、筒体に、窪みおよび台座を設けたものである。
また、第3の解決手段は、連結部は、切り込み部を跨ぐように配置される芯材であって、折り曲げるとバネ弾性が発生する芯材を設けたものである。
また、第4の解決手段は、芯材を、筒体の両端の開口部に近接する位置まで配置した構成としたものである。
また、第5の解決手段は、窪みは、両端の開口部から筒体の中央部に向かい勾配のある傾斜を設けたものである。
また、第6の解決手段は、筒体は、両端の開口から内側に向かって、内部空間の内径が小さくなっている構成としたものである。
上述したように本発明の箸置き兼用箸自助具は、切り込み部から筒体を分割し、分割された筒体を連結する連結部を折り曲げ、分割された筒体の開口部から筒体の内部空間に箸を取り付けることによって、ピンセット状の箸自助具を生成できる。 また、箸の乖離可動の作用点となる連結部の位置を中間部分ではなく箸の後端部に取り付けることにより手指で保持しやすくなり、さらに筒体は伸縮性を有しているため、箸の開閉を容易にすることができる。
また、請求項2に記載の筒体には窪みが設けられているので、窪みに箸を置くことができる。また、台座が設けられているので、筒体を安定して配置できる。従って、箸自助具を箸置きとしても機能させることができるため、箸自助具に合わせて箸置きを用意する必要がない。 さらに、筒体である箸保持部材の取り付け部分を箸の後端部から箸の中間部分又は、先端側に自助具を引き抜くように移動させることで箸が筒体を挿通した状態の箸置きとすることが可能な構成となる。
また、請求項3に記載の芯材により、箸自助具を開閉する際の補助力を得ることができるので、箸の操作がより容易になる。
また、請求項4に記載の芯材を筒体の端部まで配置しているので箸の開閉のための、より大きい補助力を得ることができるので、より効率的に箸の操作を補助できる。
また、請求項5に記載の窪みは中央部に向かって傾斜しているので箸自助具を、箸が転び落ちない箸置きとしても機能させることができる。
また、請求項6に記載の両端の開口から内側に向かって、内部空間の内径が小さくなっているので、両端開口部の入り口が広く、太い箸を開口部に近い位置で固定できるとともに、細い箸を開口部から遠い位置で固定できる。つまり、太さの異なる種々の箸に対応できる箸自助具を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図17に基づいて説明する。
図において、1は箸9の操作を補助する箸自助具である本体、3は伸縮性素材で構成され箸9を挿入可能な筒体、4は筒体3の両端に位置する開口部、5は開口部から連なる内部空間を有する筒体3を分割するセパレーター機能を有する切込み部、6は切り込み部5を跨いで筒体3に配置され折り曲げ可能なバネ弾性を有する連結部である。
図4と図5において、2は筒体3の下部に設けた台座で、7は筒体3の上部部分に設けた窪みである。本体1を連結部6で折り曲げずに台座2を床面に配置し、窪み7に箸9を置くことにより、箸置きとしての機能を実現する。 さらに、本体1を連結部6で折り曲げ、箸9を開口部4に挿入して、箸置きとして使用することも可能にした構成としている。
図6から図8において、8は切り込み部5を跨ぐように配置され折り曲げるとバネ弾性が発生する芯材で、台座2の一部である連結部6の内部に設けられている。
図9において、芯材8は、筒体3の両端の開口部4に近接する位置まで配置され、箸9の開脚に付勢するバネ弾性機能を発揮する構成としている。
図10において、筒体3の上部部分に設けた窪み7は、両端の開口部4から筒体3の中央部に向かい勾配のある傾斜を有し、筒体3上部部分の窪み7の平面に勾配がつくことにより、箸9が納まりやすくなる。
図11において、筒体3は、両端の開口部4から内側に向かって、内部空間の内径が小さくなった構成としている。筒体3に箸9を挿入した状態を表し、内部構造と開口部4Aと開口部4Bに箸9Aと箸9Bを挿入した状態を示している。開口部4の入り口は広く、内部空間の奥の窪み7は狭い内径で構成し、また構成材料を伸縮性素材としていることにより、太い箸から細い箸にいたる様々な規格の箸を固定できる構成としている。
図12において、箸置きの筒体3は外観の表面形状が四角に形成され、台座2の上部に設けられた四角形状の筒体3と中央部に設けられた窪み7部分が上部部分に限らず左右側面の三面に設けられているため、四角形状の筒体3の側面と窪み7は箸置きとして設けられた台座2を除く三面がどの面でも箸置きの上面として使用可能である。
また図13は、筒体3の形状を半楕円筒体にした実施例であり、他の種々の形状を用いても同様の効果を得ることが出来る。
また図13は、筒体3の形状を半楕円筒体にした実施例であり、他の種々の形状を用いても同様の効果を得ることが出来る。
図14から図17において、図14の切込み部5と連結部6は2箇所に表されている形態が特徴であり、切り込み部5においてはセパレーター機能を有する形態が連結部6Aと連結部6Bの2箇所で折れ曲がる構造である。図15に示すように略U字状に折れ曲がることにより、箸使用が様々な手指に合うようになる。
図16の切り込み部5は1箇所から途中で二股に分けて設けた実施例であり、連結部6Aと連結部6Bが2箇所になって折れ曲がる構造である。図16に示すように略U字状に折れ曲がることにより、前実施例と同様に使用態様を拡大することが可能となる。
図16の切り込み部5は1箇所から途中で二股に分けて設けた実施例であり、連結部6Aと連結部6Bが2箇所になって折れ曲がる構造である。図16に示すように略U字状に折れ曲がることにより、前実施例と同様に使用態様を拡大することが可能となる。
以下、本発明の箸置き兼用箸自助具の作用を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明の箸置き兼用箸自助具の本体1が箸置きとして示される実施形態であり、本体1である筒体3は両端に箸9を挿入する開口部5を備え、筒体3は筒体3同士を跨ぐバネ弾性を有する台座2が連結部6となり、台座2は底面部が平面に形成され、筒体3の上部部分には箸9を乗せて当接する窪み7部分が設けられ、箸自助具に対応できる部材構成を表した実施例である。
図1は本発明の箸置き兼用箸自助具の本体1が箸置きとして示される実施形態であり、本体1である筒体3は両端に箸9を挿入する開口部5を備え、筒体3は筒体3同士を跨ぐバネ弾性を有する台座2が連結部6となり、台座2は底面部が平面に形成され、筒体3の上部部分には箸9を乗せて当接する窪み7部分が設けられ、箸自助具に対応できる部材構成を表した実施例である。
図2は本発明の箸置き兼用箸自助具の1実施例であり、図1の箸置きから変形移行した箸自助具は、上述連結部6が折れ曲がり、切り込み部5のセパレーターが分割拡開され、箸9Aと箸9Bの乖離可動に連結部6のバネ弾性が付勢した、箸自助具の機能となり、また箸9Aと箸9Bを保持する筒体3Aと筒体3Bは、開口部4Aと開口部4Bに箸9Aと箸9Bを取り付け可能であり、開口部4Aと開口部4Bに取り付けた箸9Aと箸9Bは、箸後端部を開口部4Aと開口部4Bに挿入し、内部空間を貫通挿入することで箸9Aと箸9Bが固定され箸自助具として使用できることを示す実施例である。
図3は箸自助具の使用状況を示す1実施例であり、図2に係る箸保持の筒体3Aと筒体3Bに設けた開口部4Aと開口部4Bに箸9Aと箸9Bを貫通挿入して使用可能となることを示す箸自助具は、連結部6の位置を箸9Aと箸9Bの後端部にすることで、箸9Aと箸9Bの後端部がバネ弾性の作用点となりピンセット状に生成され手指で保持しやすい箸自助具の形態となる。 したがってV字状に折り曲げた連結部6にバネ弾性が発生し箸使用の動作に補助力が加わることで、食事の際はピンセット状に食材を挟むように使用することを示す実施例である。
図4は本発明の箸置き兼用箸自助具の使用状況を示す1実施例であり、図1の実施形態における箸置きに箸9を乗せて当接する窪み7部分が、箸9を受け止め転び落ちを防ぎ、箸9の当接で箸置き本体も安定性が増すことを示す実施例である。
図5は箸置きの使用状況を示す1実施例であり箸自助具使用時に手を止めて箸9Aと箸9Bを置きたいときは、箸自助具の箸保持の筒体3Aと筒体3Bを箸9Aと箸9Bの後端部より中間部分もしくは箸先端側の食材が触れていない部分まで移動させることで箸9Aと箸9Bが筒体3Aと筒体3Bに挿入された状態で箸置きとして使用できる。 この状態での箸9Aと箸9Bには連結部6のバネ弾性が作用して箸先が開闢しようとする弾性反発力が加わり、箸9Aと箸9Bの後端部は箸同士が互いに内向きの弾性復元力が加わり支えあうことで箸置きのとして機能していることを示す実施例である。
図6は図1の1実施例である箸置き兼用箸自助具の側面図であり、A−A線を示している。 図7は筒体3と台座2の構造について表しており、開口部4から窪み7にかけての内径が違い、開口部4が大きいと太い箸を挿入でき、窪み7部分の内径が小さいと細い箸が挿入できる本体1を開口部4近接で輪切りにした断面図で表すことで、筒体3の内部空間の形状と台座2に設けた芯材8がバネ弾性に付勢する機能の構成要素であり、箸自助具又は箸置きの本体1の構造であることを示す実施例である。
図8は本発明の箸置き兼用箸自助具の形態を示す1実施例であり、図1又は図2又は図3に係る、箸置きから箸自助具に変形移行する実施形態において、箸置きである筒体3を跨ぐ連結部6を折り曲げた状態を表しており、バネ弾性を有する連結部6を跨ぎ箸保持の筒体3Aと筒体3Bが備わる箸自助具は、開口部4Aと開口部4Bが放射状に拡開する状態で、台座2は連結部6にバネ弾性の復元しようとする反発力が補助力となり箸自助具としての機能が表われている1実施例である。
図9は図1から図8のいずれかに係る、台座2に設けられた芯材8を示す1実施例であり、芯材8は連結部6を基点として両端開口部4の近接まで設けてあり、芯材8の作用は箸自助具の開闢動作が同軌道となることで箸先の歪みをなくす作用となり、伸縮性素材の軌道軸となる部材構成を示す1実施例である。
図10は箸置きの箸9を当接する窪み7を示す1実施例であり、両端開口部4は本体1の形状の中で最も高く形成され、中央部分に向かい筒体3上部部分の途中から傾斜となり窪み7が設けられ、傾斜から窪み7の勾配がつくことで箸9が動かず安定した状態で転び落ちを防ぐ機能を発揮する形状であることを示す1実施例である。
図11は図2と図3に係る、箸置き兼用箸自助具の使用状況における部材構成を示す1実施例である。箸9Aと箸9Bを取り付けた状態の部材構成を一部断面図で表しており、箸保持の筒体3Aと筒体3Bは伸縮性素材で形成されることから、開口部4Aと開口部4Bが大きな口径で太い箸を挿入可能としており、また筒体3Aと筒体3Bの窪みの内径が小さいことで細い箸も挿入可能であって、さらに長い箸又は短い箸なども可能であることから、太い箸から細い箸に至る様々な箸が挿入可能であることと、箸自助具の取り付けが中間部分ではなく、箸9Aと箸9Bの後端部に取り付けることでピンセット状に使いやすくなり、箸使用が不得手な小児の手指、又は障害で手指を大きく開くことができない方でも使いやすくなる1実施例である。
図12は筒体3が四角形状の筒体3に形成された状態を示す1実施例であり。筒体3の窪み7部分が上部部分に限らず左右側面に設けられており、図12の箸置きは、上部部分と左右側面部の三面に窪み7を設けていることで、箸置きとして三面のどの部分でも箸9を置くことができる。 また箸自助具使用時に箸9Aと箸9Bを休めたい場合には、筒体3Aと筒体3Bから箸9Aと箸9Bを分離することで箸自助具は、くの字に曲がった状態となるが、くの字の形状のまま何度も再利用できる特徴がある。 また図13は筒体3が半楕円筒に形成され、台座2が広く設けられた箸置きの状態を示す1実施例である。 先に述べた四角形状の筒体3の三面の窪み7は台座2を除く、どの面でも箸置きとして使用できることを表しており様々なバリエーションの可能性を示す1実施例である。
図14と図15はセパレーター機能を示す1実施例であり、図14は筒体3の切り込み部のセパレーターが異なることが特徴であり、筒体3に設けた2箇所の切り込み部5と連結部6Aと連結部6Bは、折れ曲げ部分がU字状になり箸同士に適度な箸間隔が備わり、手に持ったときの使用感覚が変わることで使いやすさを求めることができるバリエーションを示す1実施例である。
図16と図17はセパレーター機能を示す1実施例であり、図16は筒体の切り込み部のセパレーターが異なることが特徴であり、筒体3に設けた1箇所から二股に分かれた2箇所の切り込み部5と連結部6Aと連結部6Bは、折れ曲げ部分がU字状になり箸同士に適度な箸間隔が備わり、手に持ったときの使用感覚が変わることで使いやすさを求めることができるバリエーションを示す1実施例である。
図1〜図17に記載の本発明の箸置き兼用箸自助具は、ピンセット状の態様となることで、これまで箸使いを不自由とされた外国人の方々又は障害があり箸を使えない方々又は小さい手で箸自助具を持てない方々などが、箸を持ちやすくなり、また使いやすくなることを目的としており、本発明の箸置き兼用箸自助具が食事中の不自由さや不便さを無くし、箸自助具と箸置きのどちらにも共用して使える形状であることを特徴としている。
図1〜図17に記載の本発明の材料構成としては、筒体3にシリコーン樹脂を用い、台座2に埋設されたバネ弾性を有する板状の芯材8には他の合成樹脂を用いることができる。 筒体3のシリコーン樹脂以外の材料としてゴム及びエラストマーなど他の伸縮性素材を用いても同様の効果を得ることができ、また、芯材8に用いるバネ弾性を有する材料として、金属等の材料を用いても構成可能である。
図1〜図17に記載の本発明に係る利点として食事の際、要介護者、病傷者、小児から高齢者まで、また箸文化でない方々が箸使いに不便性を感じる方々に、対して箸自助具を使うことで、楽しく食事を摂っていただくことを目的とし、箸自助具の機能を有した箸置きが、昨今世界的に広がりつつある和食文化の発信と国内外の飲食関係や食事シーンに付与したアイテムとして、和食や箸文化の普及に貢献し活用されることで、飲食関係や医療介護などの産業分野で広範に普及が望める。
1 本体
2 台座
3 筒体
3A 筒体
3B 筒体
4 開口部
4A 開口部
4B 開口部
5 切り込み部
6 連結部
6A 連結部
6B 連結部
7 窪み
8 芯材
9 箸
9A 箸
9B 箸
2 台座
3 筒体
3A 筒体
3B 筒体
4 開口部
4A 開口部
4B 開口部
5 切り込み部
6 連結部
6A 連結部
6B 連結部
7 窪み
8 芯材
9 箸
9A 箸
9B 箸
Claims (6)
- 箸の操作を補助する箸自助具であって、伸縮性素材で構成され箸を挿入可能な筒体であって、両端に位置する開口部及び両端の前記開口部から連なる内部空間を有する前記筒体と、前記筒体を分割する切込み部と、前記切り込み部を跨いで前記筒体に配置され折り曲げ可能な連結部を有する箸置き兼用箸自助具。
- 前記筒体は、窪みおよび台座を有する請求項1に記載の箸置き兼用箸自助具。
- 前記連結部は、前記切り込み部を跨ぐように配置される芯材であって、折り曲げるとバネ弾性が発生する前記芯材を有する請求項1または請求項2に記載の箸置き兼用箸自助具。
- 前記芯材は、前記筒体の両端の前記開口部に近接する位置まで配置されることを特徴とする請求項3に記載の箸置き兼用箸自助具。
- 前記窪みは、両端の前記開口部から前記筒体の中央部に向かい勾配のある傾斜を有することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の箸置き兼用箸自助具。
- 前記筒体は、両端の前記開口部から内側に向かって、前記内部空間の内径が小さくなっていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の箸置き兼用箸自助具。
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