JP2017112144A - 電子装置、熱伝導部材、及び電子装置の製造方法 - Google Patents

電子装置、熱伝導部材、及び電子装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の部品面の反対側にチップ型の電子部品が設置される場合も、基板の熱を放熱部材に伝える熱伝導部材と基板との間の接触面積が減少するのを抑制して放熱効果を維持できる電子装置を提供する。【解決手段】電子装置は、基板と、基板に設置された電子部品と、電子部品を覆う面に複数のスリットを有し、基板に接している弾性変形可能な熱伝導部材と、熱伝導部材に接して基板から伝えられた熱を放出する放熱部材と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、電子装置、熱伝導部材、及び電子装置の製造方法に関する。
近年、電子装置には、高速で動作するプロセッサのような高発熱性の電子部品が実装される場合が多い。電子部品に自己放熱性を持たせるのは困難であるため、電子部品に放熱効果を向上させる別個の手段を付加する手法が一般的に採用されている。このような電子装置内の電子部品の放熱構造については種々の関連技術が開示されている。プリント配線板に実装された電子部品の放熱手段として、電子部品パッケージの表面に放熱フィンを取り付ける手法が一般的に採用されている。ところが、放熱フィンは電子部品よりも大きい寸法を有しうるので、電子装置の構造によっては、放熱フィンの設置スペースを確保することができない。そこで、プリント配線板における部品実装面の反対面に熱伝導シートを装着し、その熱伝導シートを介して放熱板ないし電子装置の筐体から放熱する構造が採用される場合がある。
ところで、プリント配線板における部品実装面の反対面には、抵抗器やコンデンサ等のチップ型の電子部品が実装されることが多い。特に、部品実装面側の電子部品が近年多く見られる表面実装型であり、かつパッケージ形状がBGAである場合には、部品直下に多数の端子が存在するので、プリント配線板の反対面側には多数のチップ部品が実装されることが多い。BGAは「Ball Grid Array」の略称である。図1は、関連技術の電子装置におけるプリント配線板340及びその近傍を示す概略図である。図1を参照すると、プリント配線板340の部品実装面340Lには、複数のBGA端子310Aを有する表面実装部品310が実装されており、反対面340Uには、複数のチップ部品320が実装されている。そして、熱伝導シート400は、その下面400Lがプリント配線板340の反対面340Uに押し当てられた状態で、プリント配線板340の上方に位置する放熱板500とプリント配線板340との間に設置される。
特開2002−50724号公報 特開平2−166755号公報 特開2001−162703号公報
ところが、チップ部品320の実装間隔が狭い箇所では、図1中の破線で囲んだ部分に示すように、熱伝導シート400の下面400Lがプリント配線板340まで到達していない。そのため、プリント配線板340の反対面340Uにチップ部品320が存在しない場合と比較して、図1に示した電子装置では熱伝導シート400とプリント配線板340の接触面積が小さくなる。そのため、図1に示した電子装置では、放熱板500による表面実装部品310の十分な放熱効果を得ることができない。プリント配線板340に熱伝導シート400を装着する代わりに、例えばシリコングリス等の熱伝導材料を塗着する手法も考えられるが、製造時に塗着量を管理する必要が生じるほか、修理時には熱伝導材料を除去する必要が生じるので、作業性が著しく損なわれる。
本出願の目的は、基板における発熱部品の実装面の反対面にチップ型の電子部品が設置される場合も、基板の熱を放熱部材に伝える熱伝導部材と基板との間の接触面積が減少するのを抑制して十分な放熱効果を達成できる電子装置を提供することである。
実施形態の一観点によれば、基板と、基板に設置された電子部品と、電子部品を覆う面に複数のスリットを有し、基板に接している弾性変形可能な熱伝導部材と、熱伝導部材に接して基板から伝えられた熱を放出する放熱部材と、を備えた、電子装置が提供される。
開示の電子装置によれば、弾性を有する熱伝導部材が電子部品を覆う面に複数のスリットを有するので、熱伝導部材と基板との間の接触面積を増加させることができる。従って、開示の電子装置によれば、基板における発熱部品の実装面の反対面にチップ型の電子部品が設置される場合も、放熱部品による発熱部品の十分な放熱効果を得ることができる。
図1は、関連技術の電子装置におけるプリント配線板及びその近傍を示す概略図である。 図2は、本出願の1つの実施例による電子装置を示す斜視図である。 図3は、図2に示した電子装置における1つのプラグインユニットの分解斜視図である。 図4は、図3に示したプラグインユニットを矢印A方向に見た矢視図である。 図5は、図4に示したプラグインユニットの組み立て後の部分拡大図である。 図6Aは、開示のプラグインユニットにおける熱伝導シートの下面を見た斜視図である。 図6Bは、開示のプラグインユニットにおける熱伝導シートの上面を見た斜視図である。 図7は、図5に示したプラグインユニットの部分拡大図である。 図8は、図7に示したプラグインユニットの縦断面図である。 図9Aは、図8に示したプラグインユニットにおけるプリント配線板の一部を示す上面図である。 図9Bは、図8に示したプラグインユニットにおけるプリント配線板の一部を示す縦断面図である。 図9Cは、図8に示したプラグインユニットにおけるプリント配線板の一部を示す下面図である。 図10Aは、開示の熱伝導シートがハンダ面に設置された状態を示すプリント配線板の上面図である。 図10Bは、開示の熱伝導シートがハンダ面に設置された状態を示すプリント配線板の下面図である。 図11は、図10Aに示したハンダ面側の電子部品の配列の第1変形例である。 図12は、図10Aに示したハンダ面側の電子部品の配列の第2変形例である。 図13は、図10Aに示したハンダ面側の電子部品の配列の第3変形例である。 図14は、図9A中の破線で囲まれた部分の拡大図である。 図15は、図1に示した関連技術の電子装置におけるプリント配線板(ハンダ面)の一部分を示す、図9Aに対応する拡大図である。 図16は、開示の熱伝導シートの変形例を示す下面図である。
以下、添付図面を参照して、本開示の技術による電子装置の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図2は、本出願の1つの実施例による電子装置Eを示す斜視図である。本実施例による電子装置Eは、プリント配線板に実装された複数の電子部品を有するプラグインユニット1と、プラグインユニット1を搭載可能なシャーシケース2と、を含んでいる。つまり、プラグインユニット1は、シャーシケース2に搭載されることによって特定の機能を有する電子装置Eを形成するようになっている。シャーシケース2は同一の機能を有する複数のプラグインユニット1を搭載することもできるし、異なる機能を有する複数のプラグインユニット1を搭載することもできる。プラグインユニット1及びシャーシケース2は規定の寸法関係に準拠した互換性のある構造を有するので、シャーシケース2に搭載されるプラグインユニット1の組み合わせは自由に変更可能である。
図3は、図2に示した電子装置Eにおける1つのプラグインユニット1の分解斜視図である。図4は、図3に示したプラグインユニット1を矢印A方向に見た矢視図である。図3及び図4を参照すると、開示のプラグインユニット1は、ベースカード20及びメザニンカード30を含んでいる。具体的に言うと、開示のプラグインユニット1は、プリント配線板上に複数の電子部品を実装して形成した2つのプリント回路板(すなわち、ベースカード20及びメザニンカード30)を組み合わせたスタック構造を有している。さらに、開示のプラグインユニット1は、ベースカード20のメザニンカード30との対向面の反対側でベースカード20を支持するパネルカバー61を有している。さらに、開示のプラグインユニット1は、メザニンカード30のベースカード20との対向面の反対側に取り付けられた放熱カバー50と、メザニンカード30と放熱カバー50との間に配置された熱伝導シート40と、を有している。
図4を参照すると、開示のベースカード20は、プリント配線板24と、プリント配線板24の上面24Uに実装された電子部品21A,21Bと、を備えている。ベースカード20のプリント配線板24の上面24Uはメザニンカード30に対向しており、プリント配線板24の下面24Lはパネルカバー61に対向している。また、開示のメザニンカード30は、プリント配線板34と、プリント配線板34の下面34Lに実装された1つの電子部品31と、プリント配線板34の上面34Uに実装された複数の電子部品32と、を備えている。以下では、メザニンカード30のプリント配線板34の下面34Lを「部品面34L」と称し、上面34Uを「ハンダ面34U」と称することがある。プリント配線板34のハンダ面34Uは放熱カバー50に対向しており、部品面34Lはベースカード20に対向している。開示のメザニンカード30のプリント配線板34は、本出願に係る電子装置における基板の一例である。
メザニンカード30の部品面34L側の電子部品31は表面実装型のBGAパッケージであり、ハンダ面34U側の電子部品32はチップ部品である。ただし、メザニンカード30の各面に実装された電子部品31,32の形態が図示した例のみに限定されることはない。同様に、ベースカード20に実装された電子部品21A,21Bの形態が図示した例のみに限定されることはない。開示のベースカード20に実装された電子部品21A,21Bは、例えば、電源モジュール及び電解コンデンサのような比較的大型の実装部品である。
ベースカード20とメザニンカード30との間には、上端及び下端に雌ネジ71F及び雄ネジ71Mをそれぞれ有する柱形状のスペーサ71が複数設置されている。ベースカード20のプリント配線板24には、スペーサ71の雄ネジ71M又は後述する固定ネジ73が通される複数の孔24Hが設けられている。メザニンカード30のプリント配線板34及び放熱カバー50には、後述する固定ネジ72が通される複数の孔34H,50Hがそれぞれ設けられている。各スペーサ71の雄ネジ71Mは、ベースカード20の孔24Hに通された状態で、パネルカバー61に設けられたボス62にネジ留めされる。さらに、ベースカード20の残りの孔24Hには固定ネジ73が通され、固定ネジ73はパネルカバー61に設けられた他のボス62に留められる。
図3及び図4を参照すると、メザニンカード30及び放熱カバー50は、複数の固定ネジ72によって複数のスペーサ71に取り付けられる。具体的に言うと、各固定ネジ72は、放熱カバー50の孔50Hとメザニンカード30の孔34Hに順に通された状態で、対応するスペーサ71の雌ネジ71Fに留められる。つまり、各スペーサ71の雄ネジ71Mを対応するボス62にネジ留めし、各固定ネジ73を対応するボス62にネジ留めし、さらに、各固定ネジ72を対応するスペーサ71の雌ネジ71Fにネジ留めすると、プラグインユニット1の組み立てが完了する。
図5は、図4に示したプラグインユニット1の組み立て後の部分拡大図である。図5に示すように、ベースカード20及びメザニンカード30のプリント配線板24,34は互いに平行に設置されている。そして、ベースカード20の上面24U側の電子部品21Aとメザニンカード30の下面側(部品面34L側)の電子部品31は、2つのカード20,30の積層方向において離間している。ベースカード20側のスタックコネクタ22はメザニンカード30側のスタックコネクタ33と電気的に結合される。これにより2つのカード20,30間の信号接続が確立される。さらに、2つのスタックコネクタ22,33を介してベースカード20からメザニンカード30への電力供給が行われる。
メザニンカード30の上方には、熱伝導性の高い材料で作られた放熱カバー50が取り付けられている。開示の放熱カバー50は、本出願に係る電子装置における放熱部材の一例である。そして、メザニンカード30のハンダ面34Uと放熱カバー50の内面50Iとの間には、熱伝導性の高い材料で作られた熱伝導シート40が設置されている。開示の熱伝導シート40は、本出願に係る電子装置における熱伝導部材の一例である。組み立て後のプラグインユニット1では、熱伝導シート40の上面40Uが放熱カバー50の内面50Iに接触しており、熱伝導シート40の下面40Lがメザニンカード30のハンダ面34Uに接触している。これにより、メザニンカード30の部品面34L側の電子部品31の熱が、プリント配線板34及び熱伝導シート40を介して放熱カバー50に伝えられ、放熱カバー50によってプラグインユニット1から放出される。なお、熱伝導シート40の上面40Uは粘着性であり下面40Lは非粘着性であることが好ましい。これにより、熱伝導シート40が放熱カバー50の内面50Iに固着するので、放熱カバー50の取り外し時に熱伝導シート40をメザニンカード30のハンダ面34Uから容易に分離することができる。
開示の熱伝導シート40は、熱伝導性に加えて適度な弾性を有している。例えば、熱伝導シート40はシリコン材料から作ることができる。図6A及び図6Bは、いずれも開示のプラグインユニット1における熱伝導シート40を示す斜視図である。図6Aは、図5に示したプラグインユニット1における熱伝導シート40の下面40Lを見た図であり、図6Bは、同じ熱伝導シート40の上面40Uを見た図である。熱伝導シート40の下面40Lには、複数の分割領域42を画定するように配列された複数のスリット41が形成されている。特に、熱伝導シート40の下面40Lには、格子状に配列された複数のスリット41が形成されている。つまり、隣り合うスリット41の間隔は、熱伝導シート40の下面40Lの全域にわたって均一である。開示のプラグインユニット1によれば、弾性を有する熱伝導シート40が、電子部品を覆う下面40Lに複数のスリット41を有するので、熱伝導シート40とプリント配線板34との間の接触面積を増加させることができる。
図7は、図5に示したプラグインユニット1の部分拡大図である。図7では、図5に示したプラグインユニット1のメザニンカード30及びその近傍を拡大している。図7に示すように、熱伝導シート40の下面40Lに垂直な方向における各スリット41の深さDは、プリント配線板34のハンダ面34Uに垂直な方向における各電子部品32の高さhよりも十分に大きい。各スリット41の深さDは熱伝導シート40の下面40Lの全域にわたって均一である必要は無く、下面40L内の領域ごとに変更されてもよい。上述した通り、熱伝導シート40は適度な弾性を有する材料から作られている。そのため、複数のスリット41によって区画された複数の分割領域42のうちの電子部品32に当接する分割領域42aは、電子部品32からの押圧力によってハンダ面34Uに垂直な方向に弾性圧縮されている。他方、複数の分割領域42のうちの電子部品32に当接しない分割領域42は、電子部品32からの押圧力によって弾性圧縮されることなく、プリント配線板34のハンダ面34Uに密着している。
図1に示した関連技術の電子装置では、熱伝導シート400の下面400Lが各チップ部品320によって上向きに押圧された結果、下面400Lと各チップ部品320の当接部分だけでなく、その周辺部分もプリント配線板340から離間している。そのため、関連技術の電子装置では、熱伝導シート400とプリント配線板340の接触面積が、反対面340U側のチップ部品320が存在しない場合と比較して大幅に減少していた。これに対して、開示の熱伝導シート40によれば、電子部品32に当接する分割領域42aを除く全ての分割領域42をプリント配線板34のハンダ面34Uに密着させることができる(図7を参照)。従って、本実施例の電子装置Eによれば、プリント配線板34のハンダ面34U上の電子部品32が狭い間隔で配置された箇所においても、熱伝導シート40とハンダ面34Uの接触面積が大きく減少することはない。
図8は、図7に示したプラグインユニット1の縦断面図である。図8では、図7に示したプラグインユニット1におけるメザニンカード30の一部分及びその近傍を拡大している。図8に示したメザニンカード30において、部品面34L側の電子部品31の各BGA端子31Aは、部品面34Lに設けられたフットプリント30Aを介して引き出しビア30Bに接続されている。そして、各引き出しビア30Bは、プリント配線板34の部品面34Lとハンダ面34Uとの間を連通している。部品面34L側の電子部品31が発生した熱は、電子部品31のパッケージ表面から放出されるだけでなく、BGA端子31A及び引き出しビア30Bを介してプリント配線板34のハンダ面34Uに伝えられる。そして、プリント配線板34のハンダ面34Uには、熱伝導シート40の複数の分割領域42のうちの、ハンダ面34U側の電子部品32に当接する分割領域42aを除く全ての分割領域42が密着している。従って、部品面34L側の電子部品31が発生した熱の一部は、BGA端子31A、引き出しビア30B、及び熱伝導シート40を順に通って放熱カバー50に伝えられ、放熱カバー50によってプラグインユニット1の外部に放出される。
続いて、開示のプリント配線板34におけるBGA端子用のフットプリント30A、引き出しビア30B、及びチップ型の電子部品32用のフットプリントの位置関係について説明する。図9Aは、図8に示したプラグインユニット1におけるプリント配線板34の一部を示す上面図である。つまり、図9Aは、開示のプリント配線板34のハンダ面34Uを示している。図9Bは、図8に示したプラグインユニット1におけるプリント配線板34の一部を示す縦断面図である。図9Cは、図8に示したプラグインユニット1におけるプリント配線板34の一部を示す下面図である。つまり、図9Cは、開示のプリント配線板34の部品面34Lを示している。
図9Cを参照すると、プリント配線板の部品面34Lには、表面実装部品の複数のBGA端子を実装するための複数のフットプリント30Aが設けられており、各フットプリント30Aは1つの引き出しビア30Bに接続されている。複数のフットプリント30Aは、図9C中の矢印A91で表されるプリンタ配線板の幅方向、及び矢印A92で表されるプリンタ配線板の長さ方向の両方向に沿って配列されている。或るフットプリント30Aに対応する引き出しビア30Bは、同フットプリント30Aと、幅方向及び長さ方向の両方向に対して45°傾斜した方向において同フットプリント30Aに隣接する他のフットプリント30Aと、の中間点に配置されている。上記の傾斜方向が図9C中の矢印A93で表されている。
幅方向及び長さ方向の各方向に隣接するフットプリント30A間のピッチはp1であり、幅方向及び長さ方向の各方向に隣接する引き出しビア30B間のピッチはp2である。そして、フットプリント30A間のピッチp1は、引き出しビア30B間のピッチp2と等しい(p1=p2)。図9Bを参照すると、各引き出しビア30Bは貫通ビアであり、プリント配線板34の両面34L,34Uのランド30D,30E間をスルーホール接続している。図9Aを参照すると、プリント配線板34のハンダ面34Uには、引き出しビア30Bのランド30Eと、チップ部品用のフットプリント30Cと、が設けられている。プリント配線板34のハンダ面34Uにおいて、各引き出しビア30Bは、ランド30E又はフットプリント30Cに接続されている。ハンダ面34Uにおける引き出しビア30B間のピッチp2は、部品面34Lにおける引き出しビア30B間のピッチp2と等しい。
続いて、熱伝導シート40の複数のスリット41、プリント配線板34のハンダ面34U側の複数の電子部品32、及び部品面34L側の複数のBGA端子31Aの位置関係について説明する。図10Aは、開示の熱伝導シート40がハンダ面34Uに装着された状態を示すプリント配線板34の上面図である。便宜上、図10Aでは、熱伝導シート40を透過してハンダ面34U上の引き出しビア30B及び電子部品32を示している。図10Bは、開示の熱伝導シート40がハンダ面34Uに装着された状態を示すプリント配線板34の下面図である。便宜上、図10Bでは、部品面34L側の電子部品31のBGA端子31A以外の部分を省略している。
図10Aを参照すると、熱伝導シート40の隣接するスリット41間のピッチp4は、隣接する引き出しビア30B間のピッチp2と等しい(p4=p2)。図10A及び図10Bを参照すると、BGA端子31A間のピッチp3は、図示を省略した部品面34L側のフットプリント30A間のピッチp1と等しく(p3=p1)。BGA端子31A間のピッチp3は、引き出しビア30B間のピッチp2とも等しい(p3=p2)。そして、図示を省略したハンダ面34U側のフットプリント30Cは、幾つかの引き出しビア30Bの直上に設けられているので、ハンダ面34Uに実装可能なチップ部品のサイズは、BGA端子31A間のピッチp3に依存する。例えば、BGA端子31A間のピッチp3が1.0mmである場合には、ハンダ面34U側のチップ部品のサイズを1005サイズ(1mm×0.5mm)に統一するのが一般的な手法である。
上述した通り、プラグインユニット1では、ハンダ面34U側の電子部品32に当接する分割領域42aを除く全ての分割領域42がハンダ面34Uに密着するので、熱伝導シート40とプリント配線板34の接触面積を増加させることができる(図8を参照)。特に、図10A及び図10Bに示した例では、熱伝導シート40のスリット41間のピッチp4が、BGA端子31A間のピッチp3及び引き出しビア30B間のピッチp2と等しくされている(p4=p3=p2)。
図11〜図13は、図10Aに示したハンダ面34U側の電子部品32の配列の第1〜第3変形例を示す上面図である。図11及び図12には、図10Aに示した例から電子部品32の個数を変更せずに配置のみを変更した例が示されている。図13には、図10Aに示した例から電子部品32の配置及び個数の両方を変更した例が示されている。図11〜図13に示すように、スリット41間のピッチp4が引き出しビア30B間のピッチp2と等しければ、複数の電子部品32の配列が変更されても、個々の電子部品32とそれに当接する分割領域42との間の位置関係が変化することはない。従って、開示のプラグインユニットによれば、ハンダ面34U側の電子部品32の配列が変更された場合も共通の熱伝導シート40を使用することができる。さらに、BGA端子31A間のピッチp3が共通であれば、部品面34L側の電子部品31の種類が変更された場合も共通の熱伝導シート40を使用することができる(図10Bを参照)。
続いて、開示のプラグインユニット1によって達成される、熱伝導シート40とプリント配線板34の接触面積の増加量について説明する。図14は、図9A中の破線で囲まれた部分の拡大図であり、図14中のハッチング部分は、プリント配線板(ハンダ面34U)の熱伝導シートとの密着部分を表している。便宜上、図14ではチップ部品用のフットプリント30Cを省略している。先ず、図14に示したチップ型の電子部品32と、同電子部品32に当接する熱伝導シートの2つの分割領域421,422と、の間の接触面積A1は、電子部品32自体の面積と等しい。ここで、図14に示した電子部品32の縦方向の寸法w1を1.0mmとし、横方向の寸法d1を0.5mmとすると、上記の接触面積A1は1.0×0.5=0.5mm2となる。
次に、図14に示した2つの引き出しビア30Bを含むハンダ面34Uの領域と、同領域に対応する2つの分割領域423,424と、の間の接触面積A2は、2つの分割領域423,424の合計の面積と等しい。その理由は、図中左側の分割領域421,422と右側の分割領域423,424との間のスリット41の作用により、電子部品32からの押圧力が左側の分割領域421,422のみに加わり、右側の分割領域423,424には加わらないからである。つまり、図中右側の分割領域423,424では、熱伝導シートが電子部品32からの押圧力を受けないのでハンダ面34Uに密着することができる。ここで、熱伝導シートのスリット41間のピッチp4を1.0mmとすると、上記の接触面積A2は1.0×1.0×2=2.0mm2となる。従って、図14A中の2つのハッチング部分の合計の面積(A1+A2)は0.5mm2+2.0mm2=2.5mm2となる。
図15は、図1に示した関連技術の電子装置におけるプリント配線板(反対面340U)の一部分を示す、図9Aに対応する拡大図である。図15中のハッチング部分は、プリント配線板(反対面340U)と熱伝導シートとの密着部分を表している。図15に示すように、反対面340Uと熱伝導シートとの密着部分の面積A0は、電子部品320自体の面積と等しい。その理由は、熱伝導シートの電子部品320との当接箇所が電子部品320から押圧力を受けて圧縮されるのに伴い、当接箇所の周辺部分も当接箇所と一緒に持ち上がられるからである(図1を参照)。そのため、熱伝導シートは、図15に示した2つの引き出しビア300Bを含む反対面340Uの領域には接触しない。ここで、図15に示した電子部品320の縦方向の寸法w1を1.0mmとし、横方向の寸法d1を0.5mmとすると、図15中のハッチング部分の面積(A0)は1.0×0.5=0.5mm2となる。従って、本実施例の電子装置によると、プリント配線板34と熱伝導シート40との間の接触面積が、関連技術の電子装置による接触面積の5倍になる(2.5mm2/0.5mm2=5)。
続いて、本実施例の電子装置の製造方法について説明する。図3及び図4等を参照すると、開示の電子装置Eの製造方法は、熱伝導シート40の下面40Lをプリント配線板34のハンダ面34Uに当接させて、熱伝導シート40をプリント配線板34に装着する工程を含んでいる。この工程を以下ではプリント配線板34の装着工程と称することがある。プリント配線板34の装着工程は、下記(i)〜(iii)に示す工程を含んでいる。
(i)熱伝導シート40をプリント配線板34のハンダ面34Uと平行な仮想平面内で位置決めする。
(ii)熱伝導シート40をプリント配線板34に向かって移動させることにより熱伝導シート40の下面40Lをプリント配線板34のハンダ面34Uに当接させる。
(iii)熱伝導シート40をプリント配線板34に対して固定する。
上記(i)に示した工程では、熱伝導シート40の複数の分割領域42の各々が、ハンダ面34U側の引き出しビア30B又は電子部品32と対向するように、熱伝導シート40がプリント配線板34に対して位置決めされる(図8等を参照)。上記(ii)に示した工程では、複数の分割領域42のうちの、ハンダ面34U側の電子部品32に対向する領域42aのみを電子部品32からの押圧力で弾性圧縮させ、残りの分割領域42をハンダ面34Uに密着させる(図8等を参照)。上記(iii)に示した工程は、放熱カバー50及びプリント配線板34を複数の固定ネジ72で複数のスペーサ71に取り付けることを含んでいる(図3及び図4を参照)。固定ネジ72による取り付け後は、熱伝導シート40が放熱カバー50の内面50Iとプリント配線板34のハンダ面34Uとの間に挟まれた状態で、プリント配線板34に対して固定される(図7等を参照)。従って、上記(iii)に示した工程では、熱伝導シート40の放熱カバー50への取り付けも同時に行われる。熱伝導シート40の上面40Uは放熱カバー50の内面50Iに粘着されることが好ましい。
本出願に係る電子装置は、図2〜図14に示した実施例のみに限定されるものではない。例えば、図2〜図4等に示した実施例ではプラグイン構造を有する電子装置を採用しているが、本出願に係る電子装置の構造がこれに限定されることはない。例えば、本出願に係る電子装置は、プリント配線板がシャーシケース内に固定的に取り付けられたボックス構造を有していてもよい。また、電子装置に搭載される複数のプリント配線板は、図3及び図4等に示したスタック構造を有している必要は無く、並列に実装された複数のプリント配線板が電子装置に搭載されていてもよい。或いは、単一のプリント配線板のみが電子装置に搭載されていてもよい。
図8及び図9A〜図9C等に示した実施例では、斜め方向に隣接するフットプリント30A間に設けられた引き出しビア30Bを有するプリント配線板34が採用されているが、本実施例の電子装置のプリント配線板34はこれとは異なる形態を有してもよい。例えば、プリント配線板34は、BGA端子用のフットプリントに貫通スルーホール(COH:Chip On Hole)が直接形成された構造を有してもよい。
図10A及び図10B等に示した熱伝導シート40では、複数のスリット41が均等なピッチP4で配列されており、スリット41間のピッチp4が引き出しビア30B間のピッチp2と等しくされている(p4=p2)。ただし、スリット41間のピッチp4は引き出しビア30B間のピッチp2より大きくてもよいし、ピッチp2より小さくてもよい。特に、スリット41間のピッチp4が引き出しビア30B間のピッチp2より小さい場合には、熱伝導シート40とプリント配線板34との間の密着性をさらに向上させることができる。或いは、スリット41間のピッチp4を熱伝導シート40の下面40L内の領域ごとに変化させることもできる。図9B及び図9C等を参照して説明した通り、引き出しビア30B間のピッチp2は、部品面34L側のフットプリント30A間のピッチp1(すなわち、BGA端子31A間のピッチ)と等しい。
図6Aを参照すると、開示の熱伝導シート40は、格子状のスリット41によって画定された矩形状の分割領域42を有している。ただし、各分割領域42は三角形又は任意の他の形状を有してもよい。図16は、開示の熱伝導シート40の変形例を示す下面図である。図16に示した熱伝導シート40は、図6Aに示した直交する2方向のスリット41に加えて、矩形状の領域の対角線に沿って延びるスリット41をさらに含んでいる。つまり、図16に示した熱伝導シート40は、3方向のスリット41によって画定された三角形の分割領域42を有している。このように熱伝導シート40の分割領域42を細分化することによって、ハンダ面側のチップ部品の寸法及び形状等によらず、熱伝導シート40のハンダ面への密着性を向上させることができる。
本実施例の電子装置において、熱伝導シート40の全体的な形状が図6A及び図6B等に示した例に限定されることはなく、熱伝導シート40の下面40Lの形状は、正方形ではなく、長方形又は他の任意の形状であってもよい。また、図7及び図8等の例に従ってプリント配線板34に単一の熱伝導シート40を装着する代わりに、プリント配線板34に複数の熱伝導シートを並列に装着することもできる。この場合には単一の熱伝導シート40を切断することによって複数の熱伝導シート40を形成してもよいし、スリット41間のピッチp4が異なる複数種類の熱伝導シート40を同時に使用してもよい。なお、プリント配線板34の部品面34Lに複数種類の電子部品31が同時に実装される場合も、BGA端子31A間のピッチが共通であれば、それら電子部品31に対して同一の熱伝導シート40を適用することができる。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) 基板と、
前記基板に設置された電子部品と、
前記電子部品を覆う面に複数のスリットを有し、前記基板に接している弾性変形可能な熱伝導部材と、
前記熱伝導部材に接して前記基板から伝えられた熱を放出する放熱部材と、を備えた電子装置。
(付記2) 前記複数のスリットが格子状に設けられており、
前記複数のスリットによって区画された前記熱伝導部材の複数の分割領域のうちの、前記電子部品に対向する領域が前記電子部品からの押圧力で弾性的に圧縮されており、前記電子部品に対向しない領域が前記基板に密着している、付記1に記載の電子装置。
(付記3) 前記熱伝導部材の前記面に垂直な方向における前記複数のスリットの深さが、前記基板上の前記電子部品の設置面に垂直な方向における前記電子部品の高さよりも大きく形成されている、付記1または2に記載の電子装置。
(付記4) 規則的に配列された複数の端子を有し、前記基板における前記電子部品の設置面と反対の面に実装された発熱部品をさらに備え、
前記複数のスリットの間隔が、前記複数の端子の間隔と同じか又は前記複数の端子の間隔よりも小さく形成されている、付記1〜3のいずれかに記載の電子装置。
(付記5) 前記発熱部品がBGA(Ball Grid Array)パッケージ部品である、付記4に記載の電子装置。
(付記6) 前記基板は、前記複数の端子と同様に配列された複数の引き出しビアを有し、
前記電子部品は、前記複数の引き出しビアのいずれかに対向して設置されている、付記4または5に記載の電子装置。
(付記7) 前記熱伝導部材がシリコン材料で作られている、付記1〜6のいずれかに記載の電子装置。
(付記8) 電子部品が設置された基板に取り付けられ、前記基板の熱を放熱部材に伝える熱伝導部材であって、
前記基板における前記電子部品の設置面に接触可能であり複数のスリットが設けられた面を有し、
前記複数のスリットによって区画された前記熱伝導部材の複数の分割領域のうちの、前記電子部品に対向する領域は前記電子部品からの押圧力で弾性的に圧縮可能に形成されており、前記電子部品に対向しない領域は前記基板に密着可能に形成されている、熱伝導部材。
(付記9) 電子装置の製造方法であって、
前記電子装置は、基板と、前記基板に設置された電子部品と、前記電子部品を覆うように前記基板に取り付けられた弾性変形可能な熱伝導部材と、前記熱伝導部材に取り付けられ、前記熱伝導部材を介して前記基板から伝えられた熱を放出する放熱部材と、を備え、
前記熱伝導部材の前記基板との対向面には複数のスリットが設けられており、
前記熱伝導部材の前記対向面を前記基板に当接させることによって、前記複数のスリットで区画された前記熱伝導部材の複数の分割領域のうちの、前記電子部品に対向する領域を前記電子部品からの押圧力で弾性的に圧縮させ、かつ、前記電子部品に対向しない領域を前記基板に密着させることを含む、製造方法。
1 プラグインユニット
2 シャーシケース
20 ベースカード
21A,22B 電子部品
24,34 プリント配線板
30 メザニンカード
30A,30C フットプリント
30B 引き出しビア
31 電子部品(表面実装型)
31A BGA端子
32 電子部品(チップ型)
34 プリント配線板
34L 部品面
34U ハンダ面
40 熱伝導部材
41 スリット
42 分割領域
50 放熱カバー
61 パネルカバー
71 スペーサ
72 固定ネジ
E 電子装置
p1〜p4 ピッチ

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板に設置された電子部品と、
    前記電子部品を覆う面に複数のスリットを有し、前記基板に接している弾性変形可能な熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材に接して前記基板から伝えられた熱を放出する放熱部材と、を備えた電子装置。
  2. 前記複数のスリットが格子状に設けられており、
    前記複数のスリットによって区画された前記熱伝導部材の複数の分割領域のうちの、前記電子部品に対向する領域が前記電子部品からの押圧力で弾性的に圧縮されており、前記電子部品に対向しない領域が前記基板に密着している、請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記熱伝導部材の前記面に垂直な方向における前記複数のスリットの深さが、前記基板上の前記電子部品の設置面に垂直な方向における前記電子部品の高さよりも大きく形成されている、請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 規則的に配列された複数の端子を有し、前記基板における前記電子部品の設置面と反対の面に実装された発熱部品をさらに備え、
    前記複数のスリットの間隔が、前記複数の端子の間隔と同じか又は前記複数の端子の間隔よりも小さく形成されている、請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子装置。
  5. 電子部品が設置された基板に取り付けられ、前記基板の熱を放熱部材に伝える熱伝導部材であって、
    前記基板における前記電子部品の設置面に接触可能であり複数のスリットが設けられた面を有し、
    前記複数のスリットによって区画された前記熱伝導部材の複数の分割領域のうちの、前記電子部品に対向する領域は前記電子部品からの押圧力で弾性的に圧縮可能に形成されており、前記電子部品に対向しない領域は前記基板に密着可能に形成されている、熱伝導部材。
  6. 電子装置の製造方法であって、
    前記電子装置は、基板と、前記基板に設置された電子部品と、前記電子部品を覆うように前記基板に取り付けられた弾性変形可能な熱伝導部材と、前記熱伝導部材に取り付けられ、前記熱伝導部材を介して前記基板から伝えられた熱を放出する放熱部材と、を備え、
    前記熱伝導部材の前記基板との対向面には複数のスリットが設けられており、
    前記熱伝導部材の前記対向面を前記基板に当接させることによって、前記複数のスリットで区画された前記熱伝導部材の複数の分割領域のうちの、前記電子部品に対向する領域を前記電子部品からの押圧力で弾性的に圧縮させ、かつ、前記電子部品に対向しない領域を前記基板に密着させることを含む、製造方法。
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