JP2017111701A - 商品販売データ処理装置、プログラム及び商品販売データ処理システム - Google Patents
商品販売データ処理装置、プログラム及び商品販売データ処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017111701A JP2017111701A JP2015246964A JP2015246964A JP2017111701A JP 2017111701 A JP2017111701 A JP 2017111701A JP 2015246964 A JP2015246964 A JP 2015246964A JP 2015246964 A JP2015246964 A JP 2015246964A JP 2017111701 A JP2017111701 A JP 2017111701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- refund
- tax rate
- reduced tax
- refund amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 230000008569 process Effects 0.000 description 12
- 230000008859 change Effects 0.000 description 10
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 8
- 230000004044 response Effects 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 7
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 7
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
Description
上記のような軽減税率は一律ではなく、例えば商品ごとの性質などに応じて異なる税率が適用される場合がある。即ち、消費税制度としては、商品によって適用される税率が異なってくる場合がある。
そこで、商品の購入形式ごとに区分された税区分と税率とを対応付けた税率設定情報に基づいて、指定された商品の購入形式に応じて商品の税率を特定し、特定した税率をもとに商品に係る税額を算出するようにされた商品販売データ処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、商品の売上点数ごとに区分された税区分と税率とを対応付けた税率設定情報に基づいて、指定された商品の売上点数に応じて商品の税率を特定し、特定した税率をもとに商品に係る税額を算出するようにされた商品販売データ処理装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
上記の還付金制度を採る場合において、国民の1人ひとりに一意となるように付与された個人番号(マイナンバー)を利用する場合がある。つまり、商品の購入に際して、消費者の個人番号と軽減税率が適用された商品に応じた還付金とを対応付けて管理しておき、該当の個人番号を提示した消費者に還付金を渡すというものである。
しかしながら、例えば上記の特許文献1や特許文献2に記載の商品販売データ処理装置は、商品ごとの購入時の条件に応じて異なる税率に対応して適切に税額を求めるようにするものとなっている。つまり、特許文献1や特許文献2に記載の商品販売データ処理装置は、還付金制度を考慮したものではない。このため特許文献1や特許文献2に記載の商品販売データ処理装置により、還付金に関する情報を適切に把握できるようにすることは困難である。
図1は、本実施形態におけるPOSレジスタ1を含む還付金管理システムの構成例を示している。本実施形態のもとでは、消費税制のもとで軽減税率が適用されている。また、国民のそれぞれには個人番号が付与されている。そのうえで、本実施形態のもとでは、個人番号を利用した還付金制度が採用される。
POSレジスタ1は同じ店舗STにおいて上位装置100と接続される。上位装置100は、例えばストアコントローラなどと呼ばれるものであって、店舗STにおいてPOSレジスタ1から会計情報を受信し、集計することができる。
上位装置100は、例えばネットワーク経由で還付金管理サーバ200と接続される。これにより、店舗STにおけるPOSレジスタ1は、上位装置100経由で還付金管理サーバ200と接続される。
なお、同図においては、図示を簡単なものとするため、還付金管理サーバ200に対して1つの店舗STが対応して接続された態様が示されているが、還付金管理サーバ200に対しては多数の店舗STが接続される。
還付金管理サーバ200は、消費者(国民)ごとの個人番号に、各消費者の還付金に関する情報を対応付けて管理する。
自動釣銭機17は、顧客に支払うべき釣銭のうち、少なくとも貨幣を釣銭排出口17aに排出するための釣銭機であり、顧客から預かった預金のうち少なくとも貨幣を投入するための預金投入口17bを備える。
さらに、本実施形態のリーダ部18は、ICチップ(RFIDタグ)と通信を行う、ICチップ対応のリーダライタも含む。
同図に示すように、POSレジスタ1は、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、RAM(Random Access Memory)13、タッチパネル付表示部14、キー操作部15、顧客用表示部16、自動釣銭機17、リーダ部18、印字部19、通信部20及びドロア30を備える。
CPU11、記憶部12、RAM13、タッチパネル付表示部14、キー操作部15、顧客用表示部16、自動釣銭機17、リーダ部18、印字部19、通信部20及びドロア30は、内部バス及び通信線を介してそれぞれ接続されている。
同図の商品マスタは、例えば、商品ごとの商品コードに、商品名、単価及び還付率などの情報が対応付けられた構造である。
同図においては、商品A、商品Bの還付率がそれぞれ0%、商品C、商品Dの還付率がそれぞれ2%、商品Eの還付率が5%とされた例が示されている。還付率は、標準税率に対する軽減税率の差分である。従って、還付率が0%である商品A、商品Bには標準税率が設定されている。また、還付率が2%である商品C、商品Dは、標準税率から2%を減算した軽減税率が設定されている。また、還付率が5%である商品Eには、標準税率から5%を減算した軽減税率が設定されている。
一具体例として、標準税率が10%である場合の商品C、商品Dの軽減税率は8%である。このため、購入時において商品Cまたは商品Dを標準税率で購入すると、10%の税率による税込金額から、8%の税率による税込金額を減算した金額(即ち、外税価格の2%の金額)が還付金となるものである。
なお、例えば還付率に代えて、対応の商品の軽減税率が格納されていてもよい。この場合、還付率は、標準税率から軽減税率を減算することによって得られる。
また、会計結果エリアAR1には、商品ごとの税込価格が示されている。還付金制度のもとでは、購入時においては、軽減税率が対象の商品も標準税率が適用される。
図5の商品マスタによれば商品Aの単価は100円であるから、4個の商品Aの標準税率による税込価格は440円である。また、商品Cの単価は300円であるから、2個の商品Cの標準税率による税込価格は660円である。また、商品Eの単価は100円であるから、1個の商品Eの標準税率による税込価格は110円である。
この場合、商品Aが4個、商品Cが2個、商品Eが1個による合計金額は1210円である。ここでは、1210円の合計金額に対する支払いに顧客が2000円を預けたことにより預かり金が2000円であり、釣銭は790円であることが示される。
同図においては、軽減税率が適用されていることを示すマークがアスタリスクとなっているが、他のマークが用いられてもよい。
そして、会計結果エリアAR1においては、軽減税率の適用される商品C、商品Eごとに、還付金額が示される。2個の商品Cに対応する還付金額は12円であり、1個の商品Eに対応する還付金額は5円である。なお、商品Aは、標準税率が適用される商品であることから還付金額の欄においては、還付金のないことが示される。同図においては、横線が引かれることにより還付金額のないことが示される。還付金のないことを示すにあたっては、例えば「0(円)」と記載されてもよい。
そして、会計結果エリアAR1においては、今回の取引における還付金額合計についても示される。この場合の還付金額合計は、2個の商品Cに対応する12円の還付金額と1個の商品Eに対応する5円の還付金額とを合算した17円であることが示される。
そこで、本実施形態のレシートにおいては、現在までの還付金額の累計が上限金額に達しているか否かを消費者に報知するための還付金額累計情報エリアAR3が設けられる。同図の還付金積算情報エリアにおいては、今回の買い物までにおける今年度の還付金額の累計と、上限金額とが示されている。消費者は、還付金額累計情報エリアAR3を見ることで、これまでの還付金額の積算が上限金額を超えているかどうかを一目で確認できる。
なお、還付金額の累計が上限金額を超えてしまっている場合には、還付金額累計情報エリアAR3において、還付金額の累計と上限金額とを示すだけではなく、既に上限金額を超過してしまったことを消費者に報知するメッセージが示されるようにしてもよい。このようなメッセージの一例として、例えば、「既に還付金額の累計が上限金額を超えています。」といった内容の文章を還付金額累計情報エリアAR3に含めることができる。
このように個人番号が入力されることで、POSレジスタ1は、精算処理において求められた軽減税率適用対象の商品ごとの還付金の情報を個人番号と対応付け、還付金管理サーバ200に送信することができる。
ただし、個人番号は重要な個人情報であることから、全ての桁数の数値が示されることは好ましくない場合がある。そこで、本実施形態においては、同図に示されるように、個人番号の全ての桁のうち、一部の桁の値のみを示し、他の桁については、例えば「X」などの文字により置換して隠蔽(マスク)するようにされている。
具体的には、例えば、レシートの会計結果エリアAR1内の商品、数量を示す欄において、「標準税率商品」と「軽減税率適用商品」のように軽減税率の適用対象でない商品と軽減税率の適用対象の商品とを区別する項目名を印刷する。そして、「標準税率商品」に対応する領域に、買上商品のうち軽減税率の適用対象でない商品ごとに、商品名と購入個数とを印刷し、「軽減税率適用商品」に対応する領域に、買上商品のうち軽減税率の適用対象の商品ごとに、商品名と購入個数とによる行を印刷する。このように、軽減税率の適用対象でない商品と適用対象の商品とで領域単位で区分するようにしても、両者の区別が明確に行われる。
ステップS101:前述のように、本実施形態が対応する還付金制度のもとで軽減税率が適用された商品の購入に応じた還付金の還付を消費者が受けるにあたっては、消費者(顧客)が商品の購入に際して店舗側に個人番号を提示する必要がある。
そこで、顧客は、POSレジスタ1の店員に買上商品についての会計を行ってもらうにあたって、自分の個人番号を提示する。このために、例えば、顧客は、自分の個人番号カードを店員に渡す。店員は、顧客から渡された個人番号カードが個人番号の記録されたICカードを備えているものであれば、リーダ部18のリーダライタにより、ICカードから個人番号が読み取られる。また、顧客から渡された個人番号カードに個人番号のコードが印刷されていれば、リーダ部18のコードリーダにより、コードとしての個人番号が読み取られる。また、顧客から渡された個人番号カードがICチップを備えておらず、また、コードも印刷されていなければ、店員は、個人番号カードに記載されている個人番号の桁ごとの数値を、例えばキー操作部15に対する操作により置数する操作を行う。
POSレジスタ1は、上記のようにリーダライタにより読み取られた個人番号または置数によって入力された個人番号を入力する。
なお、例えば、POSレジスタ1に対しては、個人番号の入力方法について、リーダライタによる読み取りと置数による入力とのいずれか一方を有効とする、あるいは双方を有効とするといったように、店員の操作による設定が可能なようにしてもよい。
ステップS105:ステップS104により軽減税率適用対象の商品であることが判定された場合、POSレジスタ1は、ステップS102により登録された商品についての還付金額を算出する。還付金額Kの算出は、登録された商品について商品マスタにより示される単価をT、商品登録操作において指定された購入個数をN、登録された商品について商品マスタにより示される還付率をR(例えば、2%であればR=0.02)として、以下の式によって求められる。ここで、単価T、購入個数N、還付率Rは、還付金額算出情報の一例である。
K=T×N×R
そのうえで、POSレジスタ1は、上記のように今回の商品登録操作に応じて算出した還付金額Kを、今回の取引においてこれまでの軽減税率適用対象の商品の登録に応じて求められた還付金額合計に積算する。
ステップS105により算出された登録商品の還付金額と、積算により更新された還付金額合計は、精算情報に含められる。
小計操作の行われないことが判定された場合、POSレジスタ1は、ステップS102に処理を戻す。これによい、引き続き、同じ取引のもとでの商品登録操作に応じた商品登録の処理が行われる。また、軽減税率の適用対象の商品についての登録が行われれば、その都度、還付金額の算出及び還付金額合計の積算が行われる。
還付金管理サーバ200は、個人番号ごとに還付金管理情報を対応付けて管理している。還付金管理サーバ200は、受信された還付金情報に含まれるのと同じ個人情報に対応付けられた還付金管理情報を、受信された還付金情報を利用して更新する。この際、還付金管理情報に含まれる還付金額累計は、受信された還付金情報に含まれる還付金額合計が積算されることで更新される。また、還付金情報に、今回の取引において購入された軽減税率適用対象の商品ごとの還付金額の情報が含まれている場合には、これらの情報が還付金管理情報に付加される。
還付金管理サーバ200は、受信された還付金額累計要求に含まれているのと同じ個人番号に対応付けられた還付金管理情報を検索し、検索された還付金管理情報に含まれている還付金額累計を要求元のPOSレジスタ1に送信する。POSレジスタ1は、受信された還付金額累計を取得する。
なお、このように取得された還付金額累計には、先のステップS108にて送信した還付金情報に基づいて今回の取引に応じた還付金額合計が反映されている。ただし、タイムラグなどで、今回の取引に応じた還付金額合計が取得された還付金額累計に反映されていない場合には、POSレジスタ1が取得された還付金額累計に今回の取引に応じた還付金額合計を加算すればよい。これにより、今回の取引に応じた還付金額合計が反映された還付金額累計が得られる。
また、レシートには、還付メッセージ領域AR2が設けられ、還付金に関するメッセージが印刷される。また、レシートには、還付金額累計情報エリアAR3が設けられ、今年度の還付金額累計と上限金額とが印刷される。さらに、レシートには、個人番号エリアAR4が設けられ、ステップS101にて入力された個人番号が印刷される。
この場合に発行されるレシートとしては、例えば会計結果エリアAR1における商品ごとの還付金額と、還付金額合計とは印刷されない。また、同じ会計結果エリアAR1における軽減税率の適用対象の商品と適用対象外の商品とを区別するアスタリスクについては印刷されてもよいし、印刷されなくともよい。また、還付メッセージ領域AR2と還付金額累計情報エリアAR3と個人番号エリアAR4も印刷されなくともよい。
[第1変形例]
本実施形態が対応する還付金制度は個人のみに適用され、法人(ここでは個人事業主を含む)には適用されない。また、領収証(領収書)は、法人が経費の証明として使用するものであり、個人は使用しない。
そこで、本実施形態のPOSレジスタ1は、個人番号の提示を伴う会計に応じては、領収証を発行しないように構成される。これにより、個人により軽減税率の適用対象の商品の購入が行われた場合に誤って領収証が発行されてしまうことが防がれる。
具体的に、POSレジスタ1は、例えば1取引に応じた会計(商品の登録から精算までの処理)において還付金適用の宣言に対応する個人番号の入力が行われた場合には、例えば領収証発行を指示する操作が行われたとしても当該操作を無効として、領収証を発行しない。このように、還付金適用の宣言に対応する個人番号の入力が行われた場合には領収証の発行が禁止される。この際、例えばタッチパネル付表示部14において、個人の取引であることから領収証の発行はできない旨のメッセージが表示されるようにするとよい。
なお、例えば軽減税率の適用対象の商品と、軽減税率の適用対象でない商品とが組み合わされて購入された場合には、軽減税率の適用対象でない商品の合計に対応する領収証については発行されるようにしてもよい。
また、個人番号の入力が行われた会計については、入力された個人番号を対応付けて会計情報を記憶しておくことができる。会計情報はPOSレジスタ1が記憶していてもよいが、例えば上位装置100が各POSレジスタ1から収集した会計情報を統合して管理することが好ましい。
このように会計情報を管理することで、例えば個人番号を利用した顧客ごとの購入実績を出力させることが可能になる。購入実績の出力の態様としては、例えばレポートなどとして用紙に印刷されるようにしてもよいし、表示により出力されるようにしてもよい。また、購入実績の出力にあたっては、例えば日単位、時間単位、月単位、上期下期単位、年単位などのように、実績集計期間を指定できるようにしてもよい。
また、上記の購入実績として、例えば軽減税率の適用対象の商品のみについての購入実績が出力されるようにしてもよい。このような軽減税率の適用対象の商品のみについての購入実績には、例えば購入された軽減税率の適用対象の商品ごとの還付金額や還付金額合計などが示される。
また、還付金の還付を受けるために提示される個人番号を、例えば店舗における顧客の会員番号などと対応付けて管理することで、顧客に対して還付金に関する有用なサービスを提供できる可能性がある。
しかしながら、個人番号は重要な個人情報であることから、顧客の許諾無しに店舗側が利用することは好ましくない。そこで、例えば店舗にて或る顧客がはじめて個人番号を提示した際においては、店舗にて個人情報として個人番号を利用することについての可否を顧客に設定してもらうためのダイアログを顧客用表示部16に表示させることができる。このダイアログには、例えば「店舗にてサービス向上のために個人番号を利用してもよろしいですか。」などのようなメッセージが表示される。また、この場合の顧客用表示部16はタッチパネル付の表示部であり、ダイアログには、上記のメッセージのほか、「はい」、「いいえ」の各ボタンが配置される。
ダイアログを見た顧客は、店舗側の個人番号の利用を承諾するのであれば、ダイアログにおける「はい」のボタンを操作する。これにより、今回入力された個人番号は、例えば上位装置100が記憶する会員情報において、顧客の会員番号と対応付けられるように管理される。会員番号も例えば会計に際して会員カードなどにより顧客から店員に提示される。
一方、顧客は、店舗側に個人番号を利用してもらいたくないのであれば、「いいえ」のボタンを操作する。これにより、個人番号は会員番号と対応付けられない。
なお、顧客が個人番号の利用を承諾したか否かにかかわらず、次の買い物において個人番号が提示されたときにも、このようなダイアログが表示されることは顧客にとっては煩わしさを覚える可能性がある。そこで、ダイアログを表示したことに応じては、ダイアログが表示済みであることを示すフラグを顧客の会員番号に対応させて設定する。そして、以降において会員番号及び個人番号が提示された際に、提示された会員番号に対応してフラグが立っている場合にはダイアログを表示させないようにする。これにより、顧客が個人番号を最初に提示した場合にのみダイアログが表示されるようにすることができる。
図1においては、店舗STにおける全てのPOSレジスタ1が上位装置100経由で還付金管理サーバ200と通信可能に接続されている例を示している。しかしながら、店舗STによっては、還付金管理サーバ200と通信可能に接続されていないPOSレジスタ1が設置される可能性がある。
そこで、このような場合に対応して、店舗STにおいて、還付金管理サーバ200と通信可能に接続される端末装置を設置する。そのうえで、還付金管理サーバ200と接続されていないPOSレジスタ1においては、例えば図7のステップS108において還付金管理サーバ200に送信しているのと同様の内容の還付金情報を、例えばコードとして印刷したレポートを発行する。
そこで、顧客あるいは店員が発行されたレポートに印刷されたコードを、端末装置に読み取らせる。端末装置は読み取ったコードが示す還付金情報を還付金管理サーバ200に送信(出力)する。このようにすれば、還付金管理サーバ200と接続されていないPOSレジスタ1にて行われた還付金の適用対象となる会計の内容を、還付金管理サーバ200にて適正に管理することができる。
また、本実施形態としては、POSレジスタ1とPOSレジスタ1に対して上位となる上位装置100(外部装置の一例)とにより、軽減税率の適用対象の商品の還付金への対応が行われるようにしてもよい。つまり、この場合には、POSレジスタ1により登録された商品が軽減税率の適用対象であるか否かの判定と、軽減税率の適用対象であると判定された商品についての還付金額の算出とのうちの少なくともいずれかを上位装置が行うように構成することができる。
店員が商品の登録を行う登録装置と顧客が精算を行う精算装置とが分離された構成のPOSシステムが知られている。このようなPOSシステムの場合、軽減税率の適用対象の商品の還付金については以下のような構成によって対応できる。
まず、登録装置にて商品の登録を受けている際に、店員は今回の取引に応じて還付金の適用を受けるか否かについて顧客に問い合わせる。顧客が還付金の適用を受けると回答した場合、店員は商品の登録が完了するまでにおいて、今回の取引が還付金の適用対象であること(個人番号の入力が必要であること)を指定する操作を登録装置に対して行う。この場合の登録装置は、商品の登録完了に応じて、登録された商品の精算に用いられる精算情報を精算装置に送信するにあたり、精算情報に還付金の適用対象の取引であることを示す還付金適用フラグを含めるようにする。
精算装置は、上記のように還付金適用フラグが含まれる精算情報を受信した場合、精算用の操作画面として、個人番号の入力を案内する個人番号入力案内画面を表示する。顧客は、個人番号入力案内画面の案内に従って個人番号を入力したうえで、代金支払いなどの精算操作を行う。精算装置は精算操作に応じて精算処理を行う。精算処理にあたり、精算装置は、図7のステップS104〜S110と同様の処理を実行することで、最終的に、例えば図6と同様の内容のレシートを発行する。
上記構成によれば、取引において登録された商品が軽減税率の適用対象である場合には、還付金額が算出され、算出された還付金額に関する情報が出力される。これにより、軽減税率が適用される消費税制のもとで個人番号を利用した還付金制度が採用される場合において、還付金に関する情報を的確に把握することでできる。
上記構成により、還付金制度のもとで還付金額の上限金額が定められる場合において、これまでの還付金額の合計が上限金額に達しているか否かを把握することができる。
上記構成によれば、例えば登録された全ての商品に関して出力された情報において、軽減税率の適用対象である商品と適用対象外である商品とを区別することができる。
上記構成によれば、還付金が適用された取引については領収証が発行されないようにすることができる。
Claims (6)
- 登録された商品が軽減税率の適用対象であるか否かについて判定する対象判定手段と、
前記対象判定手段により軽減税率の適用対象であることが判定された商品に対応する還付金額算出情報を利用して還付金額を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された還付金額に関する情報を出力する出力手段と
を備える商品販売データ処理装置。 - 前記算出手段により算出された還付金額を含む還付金額の合計が予め定められた上限金額に達しているか否かを報知する報知手段をさらに備える
請求項1に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記出力手段は、
登録された商品のうち、軽減税率の適用対象であることが判定されなかった商品と、軽減税率の適用対象であることが判定された商品とを区別して出力し、軽減税率の適用対象であることが判定された商品について前記還付金額に関する情報を出力する
請求項1または2に記載の商品販売データ処理装置。 - 軽減税率の適用対象の商品についての還付金額に関する処理が行われた取引に応じた領収証の発行を禁止する領収証発行制御手段をさらに備える
請求項1から3のいずれか一項に記載の商品販売データ処理装置。 - コンピュータを、
登録された商品が軽減税率の適用対象であるか否かについて判定する対象判定手段、
前記対象判定手段により軽減税率の適用対象であることが判定された商品に対応する還付金額算出情報を利用して還付金額を算出する算出手段、
前記算出手段により算出された還付金額に関する情報を出力する出力手段
として機能させるためのプログラム。 - 商品販売データ処理装置と外部装置とを備える商品販売データ処理システムであって、
前記商品販売データ処理装置により登録された商品が軽減税率の適用対象であるか否かについて判定する対象判定手段と、
前記対象判定手段により軽減税率の適用対象であることが判定された商品に対応する還付金額算出情報を利用して還付金額を算出する算出手段と、
前記商品販売データ処理装置において、前記算出手段により算出された還付金額に関する情報を出力する出力手段とを備え、
前記外部装置は、前記対象判定手段と前記算出手段とのうちの少なくともいずれかを備える
商品販売データ処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015246964A JP6672770B2 (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | 商品販売データ処理装置、プログラム及び商品販売データ処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015246964A JP6672770B2 (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | 商品販売データ処理装置、プログラム及び商品販売データ処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017111701A true JP2017111701A (ja) | 2017-06-22 |
JP6672770B2 JP6672770B2 (ja) | 2020-03-25 |
Family
ID=59080348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015246964A Active JP6672770B2 (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | 商品販売データ処理装置、プログラム及び商品販売データ処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6672770B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017157089A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置およびプログラム |
JP2018200713A (ja) * | 2018-08-09 | 2018-12-20 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置および売上データ処理プログラム |
JP2020107363A (ja) * | 2016-03-03 | 2020-07-09 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置およびプログラム |
JP2021036472A (ja) * | 2020-12-02 | 2021-03-04 | 東芝テック株式会社 | 販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラム |
JP2021051443A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 東芝テック株式会社 | レシート画像生成装置、情報処理プログラム及びレシート画像生成方法 |
JP2021184321A (ja) * | 2020-03-25 | 2021-12-02 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置、レシート発行方法及びプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002535755A (ja) * | 1999-01-18 | 2002-10-22 | マスターカード インターナショナル インコーポレイテツド | 払戻し可能な税を返還するシステム及び方法 |
US20050261967A1 (en) * | 2002-03-18 | 2005-11-24 | European Tax Free Shopping Ltd. | Tax refund system |
JP2015018513A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 東芝テック株式会社 | 商品データ処理装置及びプログラム |
-
2015
- 2015-12-18 JP JP2015246964A patent/JP6672770B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002535755A (ja) * | 1999-01-18 | 2002-10-22 | マスターカード インターナショナル インコーポレイテツド | 払戻し可能な税を返還するシステム及び方法 |
US20050261967A1 (en) * | 2002-03-18 | 2005-11-24 | European Tax Free Shopping Ltd. | Tax refund system |
JP2015018513A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 東芝テック株式会社 | 商品データ処理装置及びプログラム |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017157089A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置およびプログラム |
JP2020107363A (ja) * | 2016-03-03 | 2020-07-09 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置およびプログラム |
JP2018200713A (ja) * | 2018-08-09 | 2018-12-20 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置および売上データ処理プログラム |
JP2021051443A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 東芝テック株式会社 | レシート画像生成装置、情報処理プログラム及びレシート画像生成方法 |
JP7355570B2 (ja) | 2019-09-24 | 2023-10-03 | 東芝テック株式会社 | レシート画像生成装置、情報処理プログラム及びレシート画像生成方法 |
JP2021184321A (ja) * | 2020-03-25 | 2021-12-02 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置、レシート発行方法及びプログラム |
JP7506039B2 (ja) | 2020-03-25 | 2024-06-25 | カシオ計算機株式会社 | 売上データ処理装置、レシート発行方法及びプログラム |
JP2021036472A (ja) * | 2020-12-02 | 2021-03-04 | 東芝テック株式会社 | 販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラム |
JP7001802B2 (ja) | 2020-12-02 | 2022-01-20 | 東芝テック株式会社 | 販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラム |
JP7369174B2 (ja) | 2020-12-02 | 2023-10-25 | 東芝テック株式会社 | 販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6672770B2 (ja) | 2020-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6672770B2 (ja) | 商品販売データ処理装置、プログラム及び商品販売データ処理システム | |
JP7187058B2 (ja) | クーポン出力システム、情報処理装置及びプログラム | |
JP5880623B2 (ja) | チェックアウトシステム | |
JP2018124616A (ja) | 商品販売データ処理システム | |
JP2017111752A (ja) | 販売データ処理装置およびプログラム | |
JP5114887B2 (ja) | Posレジスタ | |
JP7058439B2 (ja) | 商品販売データ処理装置、プログラム及び商品販売データ処理システム | |
JP6690281B2 (ja) | Posシステム、及びプログラム | |
JP5764701B2 (ja) | 商取引処理装置及びレシート明細検索プログラム | |
JP2018028722A (ja) | 商品販売データ処理システム、精算装置、登録装置、及びプログラム | |
JP5562913B2 (ja) | 商品販売データ処理装置及びレシート明細検索プログラム | |
JP2020119606A (ja) | Posシステムおよびプログラム | |
JP6984857B2 (ja) | 商品データ処理装置及びプログラム | |
JP2020060997A (ja) | 商品販売データ処理システム及びプログラム | |
JP6720546B2 (ja) | Posレジスタ及びプログラム | |
JP7175667B2 (ja) | 個品管理システム、個品管理装置及びそのプログラム | |
JP7333111B2 (ja) | 装置、プログラム及びシステム | |
JP7483512B2 (ja) | 決済装置及びプログラム | |
JP5174772B2 (ja) | 特典処理装置、商品販売データ処理装置およびそのプログラム | |
JP7325983B2 (ja) | 商品販売データ処理装置 | |
JP6979677B2 (ja) | 商品販売データ処理システム及びプログラム | |
JP2010039554A (ja) | 販売データ処理装置 | |
JP6382389B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理プログラム | |
JP2016194940A (ja) | 精算装置、チェックアウトシステム及びプログラム | |
JP6138198B2 (ja) | 商取引処理装置及びレシート明細検索プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180827 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190619 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6672770 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |