JP2017100570A - 車両用音響装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スピーカを車両のドアなどに強固に設置でき、しかも仕切りパネルに設けられた音圧通過領域の振動によるノイズ音を低減することができる車両用音響装置を提供する。【解決手段】仕切りパネル2よりもドアの内側であるスピーカ設置空間Dに金属製の支持部材3が設けられている。スピーカ10のフレーム11に形成された取り付け部11dが支持部材3にねじ止めなどの第1の固定機構で固定されている。またスピーカ10のフェイズプラグである中央突部16の先部の固定部16aが、仕切りパネル2の音圧通過領域5に固定ねじ18で固定されている。スピーカ10は支持部材3に強固に固定され、しかも音圧通過領域5の振動音の発生も抑制できる。【選択図】図1
Description
本発明は、車両のドアの内部空間などをスピーカ設置空間として利用した車両用音響装置に関する。
特許文献1に、車両のサイドドアなどにスピーカが取り付けられた音響装置に関する発明が記載されている。
この音響装置は、サイドドアの内部にスピーカが設置されている。スピーカはスピーカボックスにコーン紙とこのコーン紙を振動させるボイスコイルとが支持されている。車室とサイドドアの内部とを仕切るドアトリムにはドアの内方に向けて突出するビスボスが設けられている。スピーカボックスにフランジが設けられて、このフランジがビスボスに突き当てられ、サイドドアの内部から、ビスによって、フランジがビスボスに固定されている。
サイドドアの内部には、インナーパネルが設けられているが、スピーカの背板とインナーパネルとの間に隙間が形成されており、スピーカの寸法誤差や取り付け誤差が吸収されるようになっている。
特許文献2には、車両のリアトレイの下側にスピーカが取り付けられた音響装置に関する発明が記載されている。
リアトレイの開口にグリルが取り付けられており、グリルにネジ穴が形成されて、ネジ穴にボルトの先部が固定されている。リアトレイの下側に設けられた車体側板には開口が形成され、この開口部を塞ぐブラケットが設けられている。スピーカは、リアトレイと車体側板の間に配置され、前記ボルトがスピーカの中心を貫通し、さらにブラケットを貫通している。そしてブラケットのボルトの基部に蝶ナットが締め付けられ、グリルとスピーカが一緒に固定されている。
特許文献1に記載された音響装置は、スピーカボックスが、サイドドアのドアトリムの内面に固定されているのみであり、スピーカボックスの背板とインナーパネルとの間には隙間が形成されている。ドアトリムは通常は樹脂製であり強度が弱いため、この支持構造では、スピーカを強固に支持することは困難である。よって、スピーカが動作しているときに、発せられる音圧によってドアトリムが振動し、振動ノイズを発生しやすくなる。特に、スピーカが100〜150Hzの周波数帯で発音するとドアトリムが共振し、振動ノイズが発生しやすい。
特許文献2に記載された音響装置は、スピーカの中心をボルトが貫通しているため、中心部に貫通穴が形成された特殊な構造のスピーカでないと設置することができない。また、スピーカがリアトレイと車体側板との間に挟まれて固定されるため、スピーカの前後方向の寸法が異なるものになると、スピーカをしっかりと挟んで固定することができない。特許文献2には、スピーカと車体側板との間にスリーブを介在させる構造が記載されているが、このスリーブは、スピーカの寸法に合うように複数種類用意することが必要であり、組み立て作業の効率が悪い。
そもそも、特許文献2の音響装置では、リアトレイと車体側板との間に配置したスピーカを何らかの手段で保持し、その状態でボルトをスピーカに貫通させなければならないが、リアトレイと車体側板との間でスピーカを手や工具で保持し続けることは困難である。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、スピーカ設置空間内にスピーカを強固に固定することができ、しかも取り付け作業が容易な車両用音響装置を提供することを目的としている。
さらに本発明は、スピーカを強固に固定でき、しかも音圧通過領域が設けられた仕切りパネルとスピーカのフレームとの接合境界を封止しやすくし、スピーカの前側の音圧と背側の音圧との干渉を防止しやすい構造の車両用音響装置を提供することを目的としている。
本発明は、車室とスピーカ設置空間とを仕切る仕切りパネルと、前記スピーカ設置空間に設けられた前記仕切りパネルよりも高剛性の支持部材と、前記スピーカ設置空間に配置されたスピーカとを有する車載用音響装置において、
前記スピーカには、フレームと前記フレームに支持された振動体と、前記フレームに直接的または間接的に固設されて前記スピーカ設置空間に向かって設けられる固定部とが設けられており、
前記フレームが前記支持部材に第1の固定機構によって固定されており、前記仕切りパネルに設けられる音圧通過領域に、前記スピーカの固定部が第2の固定機構によって固定されていることを特徴とするものである。
前記スピーカには、フレームと前記フレームに支持された振動体と、前記フレームに直接的または間接的に固設されて前記スピーカ設置空間に向かって設けられる固定部とが設けられており、
前記フレームが前記支持部材に第1の固定機構によって固定されており、前記仕切りパネルに設けられる音圧通過領域に、前記スピーカの固定部が第2の固定機構によって固定されていることを特徴とするものである。
本発明の車両用音響装置は、前記第2の固定機構が、前記車室側から前記固定部に固定されたねじまたはピンを有しているものである。
また、本発明の車両用音響装置は、前記スピーカに、前記振動体の中心部から突出する中央突部が設けられ、前記中央突部に、前記第2の固定機構で固定される前記固定部が設けられているものが好ましい。
例えば、前記中央突部は、前記振動体に形成された開口を貫通して前記振動体の中心線上に沿って突出形成され、突出方向に向かうにしたがって先細り形状となるフェイズプラグである。
本発明の車両用音響装置は、前記スピーカに設けられた磁気回路部の背部側の中心部に、前記第2の固定機構で固定される前記固定部が設けられているものであってもよい。
また、本発明の車両用音響装置は、前記フレームに、前記仕切りパネルに向けられた突き当て部が設けられており、前記仕切りパネルと前記突き当て部との間に弾性シール部材が挟まれているものである。
本発明の車両用音響装置は、スピーカ設置空間内に設けられた車体の一部などの金属製の支持部材に、スピーカのフレームが第1の固定機構によって強固に固定されており、さらにスピーカの中心線上に位置する固定部が仕切りパネルに設けられた音圧通過領域に第2の固定機構で固定されている。よって、スピーカが安定して固定され、スピーカが動作したときの音圧通過領域の振動を抑制できるようになる。また、スピーカが第1の固定機構と第2の固定機構のそれぞれで固定されるため、固定作業も容易である。
特に、スピーカに設けられたフェイズプラグに固定部を形成し、この固定部を仕切りパネルに固定すると、スピーカの取り付けが安定する。
さらに、スピーカの中心と音圧通過領域の中心とが位置合わせされるので、フレームに形成された突き当て部と弾性シール部材とを位置決めしやすくなり、弾性シール部材によって、仕切りパネルとフレームとの隙間を確実に密閉でき、前後の音圧の干渉を抑制しやすくなる。
図1には、本発明の第1の実施の形態の車両用音響装置1の断面図が示されている。
図1に仕切りパネル2が設けられている。仕切りパネル2は、自動車のドアの内貼りであり、仕切りパネル2よりも図示左側が車室Rであり、図示右側がドアの内部空間であり、この内部空間がスピーカ設置空間Dである。ドアの内部空間には、金属製の支持部材3が設けられている。支持部材3はドア構造の一部であり、鉄板で形成されている。支持部材3よりも図示右側にドア外装板4が設けられている。ドア外装板4も金属板で形成されている。
図1に仕切りパネル2が設けられている。仕切りパネル2は、自動車のドアの内貼りであり、仕切りパネル2よりも図示左側が車室Rであり、図示右側がドアの内部空間であり、この内部空間がスピーカ設置空間Dである。ドアの内部空間には、金属製の支持部材3が設けられている。支持部材3はドア構造の一部であり、鉄板で形成されている。支持部材3よりも図示右側にドア外装板4が設けられている。ドア外装板4も金属板で形成されている。
仕切りパネル2は合成樹脂などで形成されており、支持部材3の剛性は仕切りパネル2よりも高い。仕切りパネル2には固定ビス2aが一体に形成されており、固定ビス2aが支持部材3に固定されている。
仕切りパネル2の一部が音圧通過領域5となっている。音圧通過領域5はグリルと呼ばれるものであり、音圧を通過させる複数の穴5aが形成されている。また音圧通過領域5の外縁部には、スピーカ設置空間Dに向けて突出するリブ5bが一体に形成されている。音圧通過領域5は仕切りパネル2と一体に形成されており、前記リブ5bは、音圧通過領域5の境界を意味している。なお、音圧通過領域5が仕切りパネル2と別体に形成されて、仕切りパネル2に設置されているものであってもよい。
支持部材3には取り付け穴3aが形成されており、この取り付け穴3aの内部にスピーカ10が取り付けられている。スピーカ10は、合成樹脂製または非磁性の軽金属材料で形成されたフレーム11を有している。フレーム11は、車室Rに向けて徐々に広がる形状のスポーク部11aと、その先部の突き当て部11bと、環状の突き当て部11bから支持部材3に向けて延びる筒状の遮蔽部11cと、遮蔽部11cのドア内部側の基部に位置する取り付け部11dとが一体に形成されている。スポーク部11aには、背圧(後方への音圧)を逃がすための開口部が、スピーカ設置空間Dに向けて開口して形成されている。
スピーカ10は、ドア内部側の基部に磁気駆動部15を有している。磁気駆動部15は、中央ヨーク15aと前方ヨーク15bと、両ヨーク15a,15bに挟まれた磁石15cを有している。フレーム11のスポーク部11aの開口側の縁部に円錐形の一部に相当する形状の振動体12が取り付けられている。振動体12の基部にコイルボビン13が取り付けられ、コイルボビン13にボイスコイル14が取り付けられている。ボイスコイル14は、中央ヨーク15aと前方ヨーク15bの間のギャップ内に挿入されている。
中央ヨーク15aに、車室R側である前方に突出する中央突部16が固定されている。中央突部16はフェイズプラグであり、振動体12に形成された開口の中心に位置し、磁気駆動部15を介してフレーム11に間接的に固設されている。中央突部16によって、振動体12の振動によって前方に向かう前方音圧が、振動体12の直近で干渉するのを防止できるようになっている。
そして、中央突部16の先部に固定部16aが形成されている。固定部16aは雌ねじ穴である。固定部16aはフレーム11と振動体12の前後方向に延びる中心線上に位置している。
スピーカ10のフレーム11に形成された取り付け部11dが、支持部材3の前方に重ねられて第1の固定機構により固定されている。図1に示すように第1の固定機構は、3組のボルト19aとナット19bである。なお、ボルト19aとナット19bは図2以下では省略している。また、前記第1の固定機構はリベットを用いたかしめ固定機構であってもよい。第1の固定機構によって、取り付け部11dと支持部材3とが強固に固定されている。
仕切りパネル2の図示右側に形成されたリブ5bとフレーム11との間に弾性シール部材17が挟まれている。弾性シール部材17はゴム材や発泡性樹脂材で形成されている。第1の固定機構で支持部材3にスピーカ10が固定された後に、弾性シール部材17がフレーム11の突き当て部11bに両面接着テープなどで接着固定される。その後に、仕切りパネル2が支持部材3に固定され、このときに弾性シール部材17が仕切りパネル2の図示右側に形成されたリブ5bに弾接する。
スピーカ20はフレーム11の取り付け部11dが第1の固定機構によって高剛性の支持部材3に強固に固定されており、さらに中央突部16が比較的剛性の低い音圧通過領域5に第2の固定機構で固定されている。したがって、スピーカ10の振動体12が振動して音圧が発生したときに、音圧通過領域5の振動を抑制することができる。これにより、仕切りパネル2や音圧通過領域5の共振を抑制し振動ノイズを低減させることができる。特に、振動体12の中央部に突出する中央突部(フェイズプラグ)16を音圧通過領域5に固定すると、中央突部16によって、振動体12からの音圧の干渉を防止する機能と、音圧通過領域5の振動を抑制する機能の双方を発揮することができる。
フェイズプラグは、振動体12に形成された開口を貫通して振動体12の中心線上に沿って突出形成され、振動体12から車室Rに向かう突出方向に向かうに従って径が徐々に小さくなる先細り形状となっている。
また、音圧通過領域5の中心に中央突部16を位置決めして固定することによって、音圧通過領域5の周囲に固定された弾性シール部材17と仕切りパネル2のリブ5bとの位置ずれを抑制できる。リブ5bが弾性シール部材17に位置決めされて接合され、フレーム11の筒状の遮蔽部11cが、仕切りパネル2と支持部材3との間に挟まれているため、振動体12の前方への音圧と後方への音圧の干渉を防止できるようになる。
さらに、固定ねじ18の頭部にエンブレム18aを一体に形成しておくと、固定ねじ18が、車室R内で目立たなくなり、外観も良好になる。
図2に本発明の第2の実施の形態の音響装置1Aが示されている。図2において、第1の実施の形態の音響装置1と同じ機能を発揮する部分に、第1の実施の形態の音響装置1と同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
第2の実施の形態の音響装置1Aは、振動体12がスピーカ設置空間Dの内部に向けられ、磁気駆動部15が音圧通過領域5に向けられている。スピーカ10のフレーム11には、スポーク部11aと、突き当て部11bと、遮蔽部11cおよび取り付け部11dが形成されている。振動体12の開き方向である前方がドアの内部に向けられた状態で、フレーム11の取り付け部11dが支持部材3にねじ止めなどの第1の固定機構で強固に固定されている。
磁気駆動部15では中央ヨーク15aの背面に固定部16aとして雌ねじ穴が形成されている。固定部16aは、振動体12の中心を通過する中心線上に位置している。そして、車室R側から音圧通過領域5を貫通する固定ねじ18が雌ねじ穴の固定部16aに螺着されて第2の固定機構が構成されている。
第2の実施の形態の音響装置1Aも、フレーム11が支持部材3に強固に固定され、スピーカ10の中心線上に位置する固定部16aが音圧通過領域5に固定されているので、振動体12から発せられる後方の音圧が音圧通過領域5に作用しても、音圧通過領域5の振動ノイズを抑制できる。
また、固定ねじ18と固定部16aとが固定されると、スピーカ10のが位置決めされ、リブ5bと弾性シール部材17およびフレーム11に形成された突き当て部11bを相互に位置決めすることができる。よって、弾性シール部材17と突き当て部11bの合わせ部に位置ずれが発生しにくくなる。
図3に本発明の第3の実施の形態の音響装置1Bが示されている。図3において、第2の実施の形態の音響装置1Aと同じ機能を発揮する部分に、第2の実施の形態の音響装置1Aと同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
第3の実施の形態の音響装置1Bは、スピーカ10の構造が図2に示す第2の実施の形態と同じであり、スピーカ設置空間D内でのスピーカ10の設置の向きも同じである。また、スピーカ10フレーム11の取り付け部11dと支持部材3とがねじ止めなどの第1の固定機構によって強固に固定されている。
第3の実施の形態の音響装置1Bでは、スピーカ10の磁気駆動部15に設けられた中央ヨーク15aに固定部26aとして嵌合穴が形成されている。そしてピン28が音圧通過領域5に保持されており、ピン28が弾性変形して固定部26aの嵌合穴内に強制的に圧入されて、第1の固定機構が構成されている。
図4に本発明の第4の実施の形態の音響装置1Cが示されている。図4において、第2の実施の形態の音響装置1Aと同じ機能を発揮する部分に、第2の実施の形態の音響装置1Aと同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
第4の実施の形態の音響装置1Cは、スピーカ10の構造が図2に示す第2の実施の形態と同じであり、スピーカ設置空間D内でのスピーカ10の設置の向きも同じである。また、スピーカ10フレーム11の取り付け部11dと支持部材3とがねじ止めなどの第1の固定機構によって強固に固定されており、スピーカ10に設けられた固定部16aに固定ねじ18が螺着されて第2の固定機構が構成されている。
図4に示す第3の実施の形態の音響装置1Cでは、金属板で形成された支持部材3の一部に、スピーカ10の右方向への突出部分を覆うカバー部33aが形成されており、このカバー部33に音圧を通過させる開口部33bが形成されている。このカバー部33でスピーカ10を覆うことで、ドアの内部空間であるスピーカ設置空間Dに雨水などが落下しても、水分がスピーカ10に付着するのを防止できる。
図5に比較例の音響装置101が示されている。比較例の音響装置101は、図1に示す第1の実施の形態の音響装置1の効果と比較するためのものである。
比較例の音響装置101は、基本的な構造が第1の実施の形態の音響装置1と同じであり、フレーム11の取り付け部11dと支持部材3とが、ねじ止めなどの第1の固定機構で固定されている。ただし、スピーカ10の中央突部16と音圧通過領域5とを固定する第2の固定機構は設けられていない。
図1に示す実施の形態の音響装置1と図5に示す比較例の音響装置101のそれぞれのボイスコイルに125Hzの電流信号を与え、仕切りパネル2の一部である音圧通過領域5の振動によるノイズ音を測定した。
その結果、4次共振の500Hzで、実施の形態の音響装置1は、比較例の音響装置101よりもノイズ音が12dB低下した。8次共振の1,000Hzで、ノイズ音が15dB低下し、10次共振の1,250Hzで、ノイズ音が20dB低下した、それ以外の共振周波数においてもノイズ音を低下させることができた。
D スピーカ設置空間
R 車室
1,1A,1C 音響装置
2 仕切りパネル
3 支持部材
5 音圧通過領域
10 スピーカ
11a スポーク部
11b 突き当て部
11c 遮蔽部
11d 取付け部
12 振動体
15 磁気駆動部
16 中央突部
16a,26a 固定部
18 固定ねじ
28 ピン
R 車室
1,1A,1C 音響装置
2 仕切りパネル
3 支持部材
5 音圧通過領域
10 スピーカ
11a スポーク部
11b 突き当て部
11c 遮蔽部
11d 取付け部
12 振動体
15 磁気駆動部
16 中央突部
16a,26a 固定部
18 固定ねじ
28 ピン
Claims (6)
- 車室とスピーカ設置空間とを仕切る仕切りパネルと、前記スピーカ設置空間に設けられた前記仕切りパネルよりも高剛性の支持部材と、前記スピーカ設置空間に配置されたスピーカとを有する車載用音響装置において、
前記スピーカには、フレームと前記フレームに支持された振動体と、前記フレームに直接的または間接的に固設されて前記スピーカ設置空間に向かって設けられる固定部とが設けられており、
前記フレームが前記支持部材に第1の固定機構によって固定されており、前記仕切りパネルに設けられる音圧通過領域に、前記スピーカの固定部が第2の固定機構によって固定されていることを特徴とする車両用音響装置。 - 前記第2の固定機構は、前記車室側から前記固定部に固定されたねじまたはピンを有している請求項1記載の車両用音響装置。
- 前記スピーカには、前記振動体の中心部から突出する中央突部が設けられ、前記中央突部に、前記第2の固定機構で固定される前記固定部が設けられている請求項1または2記載の車両用音響装置。
- 前記中央突部は、前記振動体に形成された開口を貫通して前記振動体の中心線上に沿って突出形成され、突出方向に向かうにしたがって先細り形状となるフェイズプラグである請求項3記載の車両用音響装置。
- 前記スピーカに設けられた磁気回路部の背部側の中心部に、前記第2の固定機構で固定される前記固定部が設けられている請求項1または2記載の車両用音響装置。
- 前記フレームには、前記仕切りパネルに向けられた突き当て部が設けられており、前記仕切りパネルと前記突き当て部との間に弾性シール部材が挟まれている請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用音響装置。
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JP2015235544A JP2017100570A (ja) | 2015-12-02 | 2015-12-02 | 車両用音響装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019202662A1 (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | ヤマハ株式会社 | スピーカーシステム及び車両ドア |
CN110602613A (zh) * | 2019-10-31 | 2019-12-20 | 进顺汽车零部件如皋有限公司 | 一种基于汽车扬声器用装饰圈 |
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-
2015
- 2015-12-02 JP JP2015235544A patent/JP2017100570A/ja active Pending
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