JP2017100475A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの要求を極力満たしつつ、スイッチング素子の温度変化(熱応力)による劣化を抑制する。
【解決手段】ECUは、PCU素子の温度上昇量ΔTが余裕度ΔT1を超えている場合に第1制御(EV_WOT禁止)を実行し、温度上昇量ΔTが余裕度ΔT2(ΔT2>ΔT1)を超えている場合に第2制御(HV_WOT時のMG2出力制限)を実行し、温度上昇量ΔTが余裕度ΔT3(ΔT3>ΔT2)を超えている場合に第3制御(MG2ロック状態になる可能性がある時のエンジン始動)を実行し、温度上昇量ΔTが余裕度ΔT4(ΔT4>ΔT3)を超えている場合に第4制御(エンジンのクランキング)を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、コンバータおよびインバータなどの電力変換装置を備えたハイブリッド車両に関する。
一般的に、ハイブリッド車両は、エンジンと、モータと、バッテリと、バッテリとモータとの間に設けられる電力変換装置(コンバータ、インバータなど)とを備える。電力変換装置は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのスイッチング素子を含んでおり、スイッチング素子のスイッチング動作によってバッテリとモータとの間で電力変換を行なう。スイッチング素子がスイッチング動作を行なう際には熱が発生するため、スイッチング素子の負荷が大きいとスイッチング素子が過熱状態となることが懸念される。スイッチング素子の過熱を防止するために、従来より、スイッチング素子の温度が所定値を超えている場合に、スイッチング素子の負荷を軽減するための種々の制御が提案されている。
たとえば、特開2011−207300号公報(特許文献1)は、スイッチング素子の温度(以下、単に「素子温度」ともいう)が所定値を超えている場合に、強制EVモード(アクセル操作量が最大である時でもエンジンを始動せずに強制的にモータのみで走行するモード)を選択することを禁止することが開示されている。これにより、たとえばアクセル操作量が最大である時には、エンジンが始動されることによってモータが負担すべきトルクが低下するため、スイッチング素子の負荷が軽減される。
また、国際公開第2012/124073号パンフレット(特許文献2)には、素子温度が所定値を超えている場合に、モータの出力制限(負荷率制限)を行なうことが開示されている。
また、特開2013−193557号公報(特許文献3)には、モータロック状態(モータに電力を供給してもモータが回転しない状態)になると素子温度が上昇することに鑑み、エンジン停止中に素子温度が所定値を超えており、かつモータロック状態が検出された場合に、エンジンを始動することで速やかにモータロック状態を解消することが開示されている。
また、特開2014−213757号公報(特許文献4)には、モータによってエンジンをクランキングする際に素子温度が上昇することに鑑み、エンジンの運転中に素子温度が所定値を超えている場合にエンジンの停止および再始動(クランキング)を禁止することが開示されている。
特開2011−207300号公報 国際公開第2012/124073号パンフレット 特開2013−193557号公報 特開2014−213757号公報
上述のように、従来より、スイッチング素子の温度が所定値を超えている場合に、スイッチング素子の負荷を軽減するため制御を実行することが提案されている。
しかしながら、スイッチング素子の温度の大きさが所定値を超えていなくても、スイッチング素子の温度変化によってスイッチング素子が劣化することが懸念される。すなわち、スイッチング素子の温度変化量が大きい場合には、スイッチング素子に大きな熱応力(熱ストレス)が掛かり、この熱応力によってスイッチング素子が劣化してしまうおそれがある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ユーザの要求を極力満たしつつ、スイッチング素子の温度変化(熱応力)による劣化を抑制することである。
この発明に係るハイブリッド車両は、エンジンと、第1回転電機と、駆動輪に接続された第2回転電機と、エンジン、第1回転電機および第2回転電機を機械的に連結する遊星歯車機構と、バッテリと、バッテリと第1回転電機と第2回転電機との間で電圧および電力を変換するためのスイッチング動作を行なう素子を含む変換ユニットと、制御装置とを備える。
制御装置は、素子の温度上昇量が第1閾値を超えている場合に第1制御を実行し、素子の温度上昇量が第1閾値よりも大きい第2閾値を超えている場合に第2制御を実行し、素子の温度上昇量が第2閾値よりも大きい第3閾値を超えている場合に第3制御を実行し、素子の温度上昇量が第3閾値よりも大きい第4閾値を超えている場合に第4制御を実行する。
第1制御は、アクセル操作量が最大である場合に、エンジンを停止して第2回転電機の出力を用いて走行するモータ走行を禁止してエンジンおよび第2回転電機の双方の出力を用いて走行するハイブリッド走行を選択する制御である。
第2制御は、アクセル操作量が最大である場合に、モータ走行を禁止してハイブリッド走行を選択するとともに、素子の温度上昇量が予め定められた許容変化量を超えないように第2回転電機の出力を制限する制御である。
第3制御は、第2回転電機に電力を供給しても第2回転電機が回転しないモータロック状態になる可能性がある場合に、第1回転電機の出力トルクでエンジンをクランキングしてエンジンを始動する制御である。
第4制御は、第1回転電機の出力トルクでエンジンをクランキングしてエンジンを始動する制御である。
上記構成によれば、素子の温度上昇量をパラメータとして第1〜第4制御の少なくともいずれかを実行することによって、素子の温度上昇量が許容上昇量を超える前に素子の負荷を軽減することができる。そのため、素子の温度上昇量が許容上昇量を超えることを抑制することができる。さらに、第1〜第4制御の実行によってエンジンが始動されたり第2回転電機の出力が制限されたりするとユーザの要求する燃料消費率やトルクが満たされなくなる可能性があることに鑑み、上記構成においては、素子の温度上昇量に応じて段階的に第1〜第4制御を実行する。これにより、ユーザの要求を極力満たしつつ、スイッチング素子の温度変化(熱応力)による劣化を抑制することができる。
車両の全体構成図である。 素子温度Tの変化態様の一例を示す図である。 瞬間上昇量ΔTL1〜ΔTL4および許容上昇量ΔTcの対応関係を模式的に示す図である。 ECUが第1〜第4制御を実行するタイミングを説明するための図である。 ECUが第1〜第4制御を実行する際の処理手順を示すフローチャートである。 素子温度Tの変化と基準温度Tbaseとの関係の一例を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
<車両の全体構成>
図1は、本実施の形態による車両1の全体構成図である。車両1は、バッテリ10と、SMR(System Main Rely)20と、PCU(Power Control Unit)30と、第1回転電機(以下「第1MG」(MG:Motor Generator)ともいう)41と、第2回転電機(以下「第2MG」ともいう)42と、エンジン50と、動力分割機構60と、駆動軸70と、駆動輪80と、ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。
車両1は、エンジン50と第2MG42との少なくとも一方の動力を用いて走行するハイブリッド車両である。車両1は、エンジン50を停止して第2MG42の出力を用いて走行するモータ走行(以下「EV走行」という)と、エンジン50および第2MG42の双方の出力を用いて走行するハイブリッド走行(以下「HV走行」という)との間で走行態様を切り替えることができる。
バッテリ10は、第1MG41および第2MG42を駆動するための電力を蓄える二次電池である。バッテリ10は、複数の電池セルが直列に接続されて構成される。
エンジン50は、燃料の燃焼エネルギによって運動エネルギを出力する。エンジン50の出力は、動力分割機構60によって第1MG41と駆動軸70とに分割されて伝達される。第2MG42は駆動軸70に接続される。駆動軸70は、エンジン50および/または第2MG42の出力によって回転される。
第1MG41および第2MG42は、三相交流永久磁石型同期モータである。第1MG41および第2MG42は、発電機としても電動機としても機能し得る。第1MG41は主に発電機として動作し、第2MG42は主に電動機として動作する。
第1MG41は、エンジン始動要求時において、電動機あるいは発電機として動作して、エンジン50をクランキングする。第1MG41は、エンジン50の始動後において、動力分割機構60を介して伝達されるエンジン50の出力を用いて発電可能である。
第2MG42は、バッテリ10に蓄えられた電力および第1MG41の発電した電力の少なくとも一方によって駆動される。第2MG42は、車両1の回生制動時には、駆動輪80の回転力によって駆動されることによって発電する。第2MG42により発電された回生電力は、PCU30を介してバッテリ10に充電される。
SMR20は、バッテリ10とPCU30との間に設けられる。SMR20は、バッテリ10の正極とPCU30とを結ぶ正極線上に設けられる正極側リレーと、バッテリ10の負極とPCU30とを結ぶ負極線上に設けられる負極側リレーとを含む。SMR20は、ECU100からの制御信号に応じて開閉される。
PCU30は、バッテリ10と第1MG41と第2MG42との間に設けられる。PCU30は、第1インバータ31と、第2インバータ32と、昇圧コンバータ33とを含む。
昇圧コンバータ33は、バッテリ10から入力される電圧を昇圧し、昇圧された電圧を第1インバータ31および第2インバータ32に供給する。また、昇圧コンバータ33は、第1インバータ31および第2インバータ32の一方または両方から入力される電圧を降圧してバッテリ10に供給する。昇圧コンバータ33の電圧変換動作は、昇圧コンバータ33に含まれる複数のスイッチング素子(図示せず)がECU100からの制御信号に応じたスイッチング動作を行なうことによって実現される。
第1インバータ31は、いわゆる三相インバータであり、昇圧コンバータ33から供給される直流電力を三相交流電力に変換して第1MG41に供給する。また、第1インバータ31は、第1MG41から供給される三相交流電力を直流電力に変換して昇圧コンバータ33に供給する。第1インバータ31の電力変換動作は、第1インバータ31に含まれる複数のスイッチング素子(図示せず)がECU100からの制御信号に応じたスイッチング動作を行なうことによって実現される。
第2インバータ32は、いわゆる三相インバータであり、昇圧コンバータ33から供給される直流電力を三相交流電力に変換して第2MG42に供給する。また、第2インバータ32は、第2MG42から供給される三相交流電力を直流電力に変換して昇圧コンバータ33に供給する。第2インバータ32の電力変換動作は、第2インバータ32に含まれる複数のスイッチング素子(図示せず)がECU100からの制御信号に応じたスイッチング動作を行なうことによって実現される。
PCU30には、温度センサ34が設けられる。温度センサ34は、PCU30内のスイッチング素子の温度Tを検出し、検出結果をECU100に出力する。なお、以下では、PCU30内のスイッチング素子を単に「PCU素子」ともいい、PCU素子の温度Tを単に「素子温度T」ともいう。
図1には1つの温度センサ34を設けてその出力を素子温度Tと扱う例が示されているが、複数のスイッチング素子の配置に合せて複数の温度センサを設けてこれらの出力の最大値を素子温度Tと扱うようにしてもよい。すなわち、PCU30はある程度の大きさがあり、かつ第1インバータ31、第2インバータ32および昇圧コンバータ33の各々が複数のスイッチング素子を含む。そのため、1つの温度センサ34で測定できる点は代表点であり、必ずしもPCU30のもっとも高い温度となっている点と一致するとは限らない。このため、複数の温度センサを適宜配置し、これらの出力の最大値を素子温度Tと扱うようにしてもよい。
車両1は、PCU素子を冷却するための構成として、ラジエータ90と、ウォータポンプ91と、ラジエータファン92と、通水路93とを含む。PCU30の内部とラジエータ90とウォータポンプ91とは、通水路93によって直列に環状に接続されている。
ウォータポンプ91は、PCU30とラジエータ90との間で冷却水を循環させるためのポンプである。ウォータポンプ91は、ECU100からの制御信号によって作動されると、図1に示す矢印αの方向に冷却水を循環させる。ウォータポンプ91の流量(回転速度)は、ECU100からの制御信号によって制御される。
ラジエータ90は、PCU素子を冷却した後の冷却水を通水路93から受け、通水路93から受けた冷却水と空気との熱交換によって冷却水を冷却する。
ラジエータファン92は、モータ92Aによって回転されることによって、ラジエータ90に送風する。これにより、ラジエータ90における熱交換が促進され、冷却水が効率よく冷却される。ラジエータファン92の風量(モータ92Aの回転速度)は、ECU100からの制御信号によって制御される。
さらに、車両1は、アクセル開度センサ95と、勾配センサ96と、パーキングブレーキ(PKB)センサ97とを備える。
アクセル開度センサ95は、ユーザによるアクセルペダル操作量を検出する。勾配センサ96は、車両1が走行する路面の勾配を検出する。パーキングブレーキセンサ97は、図示しないパーキングブレーキ機構が作動しているか否かを検出する。これらのセンサは、検出結果をECU100に出力する。
ECU100は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵し、各センサの検出結果やメモリに記憶された情報などに基づいて車両1の各機器を制御する。
<PCU素子の温度上昇量抑制>
以上のような構成を有する車両1において、素子温度Tが変化すると、素子温度Tの変化量に応じた大きさの熱応力(熱ストレス)がPCU素子の内部に生じる。素子温度Tの変化量が大きい場合には、PCU素子に大きな熱応力が掛かり、この熱応力によってPCU素子が劣化してしまうおそれがある。
図2は、素子温度Tの変化態様の一例を示す図である。図2に示す例では、時刻t1よりも前にはPCU素子のスイッチング動作が行なわれておらず、素子温度Tは一定に維持されている。時刻t1にてPCU素子のスイッチング動作が開始され、素子温度Tが上昇し始めている。
以下では、素子温度Tが非上昇状態(降下状態あるいは一定状態)から上昇状態に転じる時(素子温度Tが極小となる時)の素子温度T、または、車両システムが停止状態(READY−OFF状態)から作動状態(READY−ON状態)に切り替えられる時(以下「READY−ON時」ともいう)の素子温度Tを「基準温度Tbase」と定義し、基準温度Tbaseからの素子温度Tの上昇量を「素子温度上昇量ΔT」と定義し、PCU素子の熱応力による劣化が生じない素子温度上昇量ΔTの許容値(最大値)を「許容上昇量ΔTc」と定義し、大電流通電に伴なう素子温度Tの瞬間的な上昇量を「瞬間上昇量ΔTL」と定義する。
上記のように定義した場合、図2に示す例では、素子温度Tが一定状態から上昇状態に転じる時刻t1の素子温度Tが「基準温度Tbase」となり、基準温度Tbaseからの素子温度Tの上昇量が「素子温度上昇量ΔT」となる。PCU素子の熱応力による劣化を抑制するためには、この素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えないようにする必要がある。
ところが、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcに近づいた時刻t2において、大電流がPCU素子に流れると、素子温度Tが時刻t2の温度から瞬間上昇量ΔTLの分だけ瞬間的に上昇するため、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えてしまうことが想定される。
車両1において、大きな瞬間上昇量ΔTLが生じる代表的な状態としては、EV_WOT、HV_WOT、MG2ロック、クランキングの4つが想定される。
EV_WOTは、EV走行中にアクセル操作量が最大(WOT:Wide Open Throttle)となる状態である。アクセル操作量が最大となるとユーザ要求トルクも最大レベルに引き上げられるが、EV走行中はエンジン50が停止しているため、最大レベルのユーザ要求トルクをすべて第2MG42から出力するように制御される。そのため、EV_WOT時にはPCU30に大電流が流れることになり、大きな瞬間上昇量ΔTLが生じる。
HV_WOTは、HV走行中にアクセル操作量が最大(WOT)となる状態である。アクセル操作量が最大となるとユーザ要求トルクも最大レベルに引き上げられるが、HV走行中はエンジン50が作動しているため、最大レベルのユーザ要求トルクのうちの一部をエンジン50が出力し、残りを第2MG42が出力するように制御される。そのため、HV_WOT時にPCU30内に流れる電流は、EV_WOT時に比べれば軽減されるが、それでもかなり大きい値となるため、大きな瞬間上昇量ΔTLが生じる。
MG2ロックは、PCU30から第2MG42に電流を供給しても第2MG42が回転せずに固定(ロック)された状態である。MG2ロック状態になると、PCU30内の特定の箇所(第2インバータ32の三相のうちのいずれかの相)に局所的に集中して電流が流れるため、大きな瞬間上昇量ΔTLが生じる。なお、MG2ロック状態は、たとえば、車両1が急勾配の路面で停車している状態で第2MG42の出力トルクのみで発進しようとする場合や、パーキングブレーキ機構が作動している状態で第2MG42の出力トルクで発進しようとする場合などに生じる可能性がある。
クランキングは、第1MG41の出力トルクでエンジン50をクランキングしている状態である。クランキング状態では、エンジン50をクランキングするためにPCU30内に大電流が流れるため、大きな瞬間上昇量ΔTLが生じる。
以下では、EV_WOT時に生じる瞬間上昇量ΔTLを「瞬間上昇量ΔTL1」とも記載し、HV_WOT時に生じる瞬間上昇量ΔTLを「瞬間上昇量ΔTL2」とも記載し、MG2ロック時に生じる瞬間上昇量ΔTLを「瞬間上昇量ΔTL3」とも記載し、クランキング時に生じる瞬間上昇量ΔTLを「瞬間上昇量ΔTL4」とも記載する。
図3は、瞬間上昇量ΔTL1〜ΔTL4および許容上昇量ΔTcの対応関係を模式的に示す図である。
図3に示すように、EV_WOT時の瞬間上昇量ΔTL1は、許容上昇量ΔTcよりも小さい。すなわち、許容上昇量ΔTcから瞬間上昇量ΔTL1を減じた値を「余裕度ΔT1」とすると、素子温度上昇量ΔTが「余裕度ΔT1」未満であれば、仮にEV_WOT状態となって瞬間上昇量ΔTL1が生じても、素子温度上昇量ΔTは許容上昇量ΔTcを超えない。
同様に、瞬間上昇量ΔTL2〜ΔTL4の各々も、許容上昇量ΔTcよりも小さい。そのため、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcから瞬間上昇量ΔTL2を減じた「余裕度ΔT2」未満であれば、仮にHV_WOT状態となって瞬間上昇量ΔTL2が生じても、素子温度上昇量ΔTは許容上昇量ΔTcを超えない。また、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcから瞬間上昇量ΔTL3を減じた「余裕度ΔT3」未満であれば、仮にMG2ロック状態となって瞬間上昇量ΔTL3が生じても、素子温度上昇量ΔTは許容上昇量ΔTcを超えない。また、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcから瞬間上昇量ΔTL4を減じた「余裕度ΔT4」未満であれば、仮にクランキング状態となって瞬間上昇量ΔTL4が生じても、素子温度上昇量ΔTは許容上昇量ΔTcを超えない。
さらに、図3に示すように、瞬間上昇量ΔTL1〜ΔTL4の間には、ΔTL1>ΔTL2>ΔTL3>ΔTL4の関係が成立する。言い換えれば、余裕度ΔT1〜ΔT4の間には、ΔT1<ΔT2<ΔT3<ΔT4の関係が成立する。
本実施の形態によるECU100は、図3に示すような対応関係(瞬間上昇量ΔTL1〜ΔTL4の違い)を考慮した上で、素子温度上昇量ΔTに応じて後述する第1〜第4制御を段階的に実行することによって、ユーザの要求(燃料消費率やトルク)を極力満たしつつ、PCU素子の熱応力による劣化を抑制する。
図4は、ECU100が第1〜第4制御を実行するタイミングを説明するための図である。
素子温度上昇量ΔTが増加し、時刻t1にて素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT1(=許容上昇量ΔTc−瞬間上昇量ΔTL1)を超えた場合、ECU100は「第1制御」を実行する。第1制御は、瞬間上昇量ΔTL1の発生を抑制するためにEV_WOTを禁止する制御である。すなわち、第1制御は、WOT時(アクセル操作量が最大である時)にEV走行を禁止してHV走行を選択する制御である。これにより、EV_WOT時の瞬間上昇量ΔTL1の発生が抑制されるため、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えることを抑制することができる。なお、WOT以外の時(アクセル操作量が最大でない時)は、第1制御の実行中であってもEV走行が維持されるため、不必要にエンジン50が始動されることが抑制される。
さらに、ECU100は、第1制御と共に、上昇傾き抑制処理を行なう。上昇傾き抑制処理は、冷却水によるPCU素子の冷却能力を増加したりPCU素子の負荷を軽減したりすることによって、素子温度Tの上昇傾きを抑制する処理である。上昇傾き抑制処理によって、素子温度Tの上昇をできるだけ遅らせることができる。
上昇傾き抑制処理の具体的な内容としては、たとえば、ウォータポンプ91の流量を増加する処理、ラジエータファン92の風量を増加する処理、PCU素子のスイッチング周波数を低下する処理、昇圧コンバータ33の昇圧電圧を低下する処理などが考えられる。また、ラジエータ90の付近にいわゆるラエータグリルシャッターが設けられる場合には、ラエータグリルシャッターを開状態として低温の外気をラジエータ90の付近に取り込むことで冷却能力を増加させるようにしてもよい。また、エンジン50の動力で第1MG41で発電させることによってバッテリ10の蓄電量を回復させるためのSOC回復スイッチが設けられる場合には、SOC回復スイッチをオフ状態として第1インバータ31の負荷を低減するようにしてもよい。
素子温度上昇量ΔTがさらに増加し、時刻t2にて素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT2(=許容上昇量ΔTc−瞬間上昇量ΔTL2)を超えた場合、ECU100は、上述の第1制御に加えて「第2制御」を実行する。第2制御は、瞬間上昇量ΔTL2の発生を抑制するために、WOT時に、EV走行を禁止してHV走行を選択するとともに、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えないように第2MG42の出力制限(負荷率制限)を行なう制御である。第2MG42の出力制限によって、HV_WOT時の瞬間上昇量ΔTL2の発生が抑制されるため、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えることを抑制することができる。なお、第2MG42の出力制限量は、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えない範囲で最小限に抑えられる。すなわち、可能な限りバッテリ10の電力を使用し、エンジン50の燃料使用量が最小限に抑えられるため、燃料消費率の低下が最小限に抑えられる。
素子温度上昇量ΔTがさらに増加し、時刻t3にて素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT3(=許容上昇量ΔTc−瞬間上昇量ΔTL3)を超えた場合、ECU100は、上述の第1制御および第2制御に加えて「第3制御」を実行する。第3制御は、瞬間上昇量ΔTL3の発生を抑制するために、上述のMG2ロック状態になる可能性がある場合に、第1MG41の出力トルクでエンジン50をクランキングしてエンジン50を始動する制御である。エンジン50を始動することにより、駆動輪80には、第2MG42からのトルクだけではなくエンジン50からのトルクも伝達される。そのため、駆動輪80が回転され易くなりMG2ロック状態となることが未然に防止されるので、MG2ロック時の瞬間上昇量ΔTL3の発生が抑制される。これにより、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えることが抑制される。
なお、ECU100は、たとえば、EV走行モード中に車両1が急勾配の路面で停車している場合や、EV走行モード中にパーキングブレーキ機構が作動している場合に、MG2ロック状態になる可能性があると判定することができる。
素子温度上昇量ΔTがさらに増加し、時刻t4にて素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT4(=許容上昇量ΔTc−瞬間上昇量ΔTL4)を超えた場合、ECU100は、上述の第1〜第3制御に加えて「第4制御」を実行する。第4制御は、瞬間上昇量ΔTL4の発生によって素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えてしまうことを抑制するために、第1MG41の出力トルクでエンジン50をクランキングしてエンジン50を始動する制御である。素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT4に達した場合には、仮にこれ以上素子温度Tが上昇してしまうと、クランキングによって瞬間上昇量ΔTL4が発生することによって素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えてしまう。この点に鑑み、ECU300は、素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT4に達した時点で即座にクランキングを行なってエンジン50を始動する。これにより、クランキング時に瞬間上昇量ΔTL4が発生しても、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えることが抑制される。
図5は、ECU100が第1〜第4制御を実行する際の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、所定の演算周期で繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップを「S」と略す)01にて、ECU100は、素子温度上昇量ΔTを算出する。ECU100は、現在の素子温度Tから基準温度Tbaseを減じた値を、素子温度上昇量ΔTとして算出する。
ここで、基準温度Tbaseは、上述したように、素子温度Tが非上昇状態から上昇状態に転じる時の素子温度T、または、READY−ON時の素子温度Tである。素子温度Tが非上昇状態から上昇状態に転じる時の素子温度Tを基準温度Tbaseとする場合、基準温度Tbaseは、素子温度Tが非上昇状態から上昇状態に転じる毎に随時更新されてECU100内のメモリに記憶される。
図6は、素子温度Tが非上昇状態から上昇状態に転じる時の素子温度Tを基準温度Tbaseとする場合における、素子温度Tの変化と基準温度Tbaseとの関係の一例を模式的に示す図である。時刻taにて車両システムが停止状態(READY−OFF状態)から作動状態(READY−ON状態)に切り替えられると、基準温度TbaseはREADY−ON時の温度Taに設定される。すなわち、READY−ON時の温度Taが基準温度Tbaseの初期値に設定される。その後の時刻tbにて素子温度Tが極小となると、基準温度Tbaseは極小時の温度Tbに更新される。同様に、その後の時刻tcにて素子温度Tが再び極小となると、基準温度Tbaseは極小時の温度Tcに更新される。
図5に戻って、ECU100は、S10にて、素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT1(第1閾値)を超えているか否かを判定する。上述のように、余裕度ΔT1は、許容上昇量ΔTcからEV_WOT時の瞬間上昇量ΔTL1を減じた値である。
素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT1を超えている場合(S10にてYES)、ECU100は、S11にて瞬間上昇量ΔTL1の発生を抑制するための第1制御(EV_WOT禁止)を実行するとともに、S12にて上述の上昇傾き抑制処理を行なう。
素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT1未満である場合(S10にてNO)、ECU100は、S13にて第1制御を停止するとともに、S14にて上昇傾き抑制処理を停止する。なお、第1制御および上昇傾き抑制処理が実行されていない場合には、その状態が維持される。
S20にて、ECU100は、素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT2(第2閾値)を超えているか否かを判定する。上述のように、余裕度ΔT2は、許容上昇量ΔTcからHV_WOT時の瞬間上昇量ΔTL2を減じた値であって、余裕度ΔT1よりも大きい値である。
素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT2を超えている場合(S20にてYES)、ECU100は、S21にて、瞬間上昇量ΔTL2の発生を抑制するための第2制御(HV_WOT時のMG2出力制限)を実行する。
素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT2未満である場合(S20にてNO)、ECU100は、S22にて第2制御を停止する。なお、第2制御が実行されていない場合には、その状態が維持される。
S30にて、ECU100は、素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT3(第3閾値)を超えているか否かを判定する。上述のように、余裕度ΔT3は、許容上昇量ΔTcからMG2ロック時の瞬間上昇量ΔTL3を減じた値であって、余裕度ΔT2よりも大きい値である。
素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT3を超えている場合(S30にてYES)、ECU100は、S31にて、瞬間上昇量ΔTL3の発生を抑制するための第3制御(MG2ロック状態になる可能性がある時のエンジン始動)を実行する。
素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT3未満である場合(S30にてNO)、ECU100は、S32にて第3制御を停止する。なお、第3制御が実行されていない場合には、その状態が維持される。
S40にて、ECU100は、素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT4(第4閾値)を超えているか否かを判定する。上述のように、余裕度ΔT4は、許容上昇量ΔTcから、クランキング時の瞬間上昇量ΔTL4を減じた値あって、余裕度ΔT3よりも大きい値でである。
素子温度上昇量ΔTが余裕度ΔT4を超えている場合(S40にてYES)、ECU100は、S41にて、上述の第4制御(クランキング)を実行する。
以上のように、本実施の形態によるECU100は、素子温度上昇量ΔTをパラメータとして、瞬間上昇量ΔTL1の発生を抑制するための第1制御(EV_WOT禁止)、瞬間上昇量ΔTL2の発生を抑制するための第2制御(HV_WOT時のMG2出力制限)、瞬間上昇量ΔTL3の発生を抑制するための第3制御(MG2ロック状態になる可能性がある時のエンジン始動)、瞬間上昇量ΔTL4の発生によって素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えることを抑制するための第4制御(クランキング)の少なくともいずれかを実行する。これにより、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超える前にPCU素子の負荷を軽減することができるため、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えることを抑制することができる。
さらに、第1〜第4制御の実行によって、エンジン50が始動されたり第2MG42の出力が制限されたりするとユーザの要求する燃料消費率、排気ガス性能、加速トルクなどが満たされなくなる可能性がある。この点に鑑み、ECU100は、瞬間上昇量ΔTL1〜ΔTL4の大きい方(余裕度ΔT1〜ΔT4の小さい方)から順番に、段階的に第1〜第4制御を実行する。これにより、ユーザの要求を極力満たしつつ(不必要に制限することなく)、PCU素子の温度変化(熱応力)による劣化を抑制することができる。
<変形例>
上述の実施の形態は、たとえば以下のように変形することもできる。
(1) 上述の実施の形態においては余裕度ΔT1を許容上昇量ΔTcから瞬間上昇量ΔTL1を減じた値としたが、素子温度Tの上昇傾きや演算周期などを考慮したマージン分だけ余裕度ΔT1をさらに小さい値にしてもよい。これにより、素子温度上昇量ΔTが許容上昇量ΔTcを超えることをより精度よく抑制することができる。他の余裕度ΔT2〜ΔT4についても、同様に、素子温度Tの上昇傾きや演算周期などを考慮したマージン分だけ、さらに小さい値にしてもよい。
(2) 上述の実施の形態においては余裕度ΔT1〜ΔT4を固定値としたが、余裕度ΔT1〜ΔT4を学習によって更新される変動値としてもよい。
たとえば、EV_WOT時の瞬間上昇量ΔTL1を検出して記憶しておき、瞬間上昇量ΔTL1の直近のN回分の平均値を許容上昇量ΔTcから減じた値を余裕度ΔT1として学習するするようにしてもよい。他の余裕度ΔT2〜ΔT4についても、同様に学習するようにしてもよい。
また、各余裕度ΔT1〜ΔT4から減算するマージンを、状況に応じて変動させるようにしてもよい。
(3) 上述の実施の形態においては基準温度Tbaseを素子温度Tが非上昇状態から上昇状態に転じる時の素子温度T、または、READY−ON時の素子温度Tとする場合を例示したが、基準温度Tbaseはこのような値に限定されない。
たとえば、基準温度Tbaseを直近の所定時間内における素子温度Tの最低値としてもよい。また、基準温度TbaseをPCU30の冷却水の温度としてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、10 バッテリ、20 SMR、30 PCU、31 第1インバータ、32 第2インバータ、33 昇圧コンバータ、34 温度センサ、41 第1MG、42 第2MG、50 エンジン、60 動力分割機構、70 駆動軸、80 駆動輪、90 ラジエータ、91 ウォータポンプ、92 ラジエータファン、92A モータ、93 通水路、95 アクセル開度センサ、96 勾配センサ、97 パーキングブレーキセンサ、100 ECU。

Claims (1)

  1. ハイブリッド車両であって、
    エンジンと、
    第1回転電機と、
    駆動輪に接続された第2回転電機と、
    前記エンジン、前記第1回転電機および前記第2回転電機を機械的に連結する遊星歯車機構と、
    バッテリと、
    前記バッテリと前記第1回転電機と前記第2回転電機との間で電圧および電力を変換するためのスイッチング動作を行なう素子を含む変換ユニットと、
    前記素子の温度上昇量が第1閾値を超えている場合に第1制御を実行し、前記素子の温度上昇量が前記第1閾値よりも大きい第2閾値を超えている場合に第2制御を実行し、前記素子の温度上昇量が前記第2閾値よりも大きい第3閾値を超えている場合に第3制御を実行し、前記素子の温度上昇量が前記第3閾値よりも大きい第4閾値を超えている場合に第4制御を実行する制御装置とを備え、
    前記第1制御は、アクセル操作量が最大である場合に、前記エンジンを停止して前記第2回転電機の出力を用いて走行するモータ走行を禁止して前記エンジンおよび前記第2回転電機の双方の出力を用いて走行するハイブリッド走行を選択する制御であり、
    前記第2制御は、前記アクセル操作量が最大である場合に、前記モータ走行を禁止して前記ハイブリッド走行を選択するとともに、前記素子の温度上昇量が予め定められた許容上昇量を超えないように前記第2回転電機の出力を制限する制御であり、
    前記第3制御は、前記第2回転電機に電力を供給しても前記第2回転電機が回転しないモータロック状態になる可能性がある場合に、前記第1回転電機の出力トルクで前記エンジンをクランキングして前記エンジンを始動する制御であり、
    前記第4制御は、前記第1回転電機の出力トルクで前記エンジンをクランキングして前記エンジンを始動する制御である、ハイブリッド車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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