JP2017091223A - 情報処理装置およびその制御方法、生産管理システム - Google Patents

情報処理装置およびその制御方法、生産管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】生産計画に基づく生産実績の利用者への認知及び生産実績のプロファイルへの反映を好適に両立可能とする。
【解決手段】情報処理装置は、所定の処理工程の処理時間を規定するプロファイルを利用して作成された作業計画に基づいて実行した所定の処理工程の作業実績に係る実績情報を取得する取得手段と、取得手段により取得したN個の実績情報において、所定の処理工程に関して作業計画に比較し遅延が発生した作業実績の回数を示す遅延実績情報を管理する遅延実績管理手段と、プロファイルを利用して作成された新規の作業計画を表示装置に表示する表示制御手段と、を有する。表示制御手段は、遅延実績情報に基づいて、新規の作業計画に含まれる所定の処理工程に関して該所定の処理工程に遅延が発生する可能性を示す追加情報を併せて表示装置に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、生産計画の管理に関するものであり、特に生産実績を反映した生産計画の表示技術に関するものである。
近年、印刷製品の製造において、多品種少量生産が増加している。少品種大量生産では複雑な製造計画は必要ないが、多品種少量生産では、複数の工程を経て製造される多種類の印刷製品を効率良く製造するために、作業計画のスケジューリングが重要となる。一般に、作業計画は、注文情報、工程の組合せである製造プロセス、作業員、作業装置の各組合せでの単位作業あたりの作業時間を記述したプロファイルに基づいて作成される。単位作業とは、例えば印刷工程では用紙1枚の印刷を示し、製本工程では1冊の製本を表す。
効率的な製造を実現するにはプロファイルの精度が重要であり、プロファイルの精度を向上させる手法として、作業の実績を反映させる方法がある。ただし、実際の作業実績には細かな変動があり、実績が収集される度にプロファイルを更新すると計画への影響が大きくなる。このため、計画と実績の差異が一定以上になった後にプロファイルを更新することが考えられる。また、特許文献1には、プロファイルの作業時間に対して遅延に対応するためのマージンを追加して計画を作成し、計画の実施時に不要なマージンを削除する手法が開示されている。
特開2004−127170号公報
しかしながら、計画と実績の差が一定以上になった時にプロファイルを更新する手法においては、直近の作業で遅延が発生していても、プロファイルが更新されるまでその事実をシステムの利用者は知ることが出来ない。その結果、利用者は、事前に納期割れなどを予測し、対応することもできない。また、特許文献1に記載の方法においては、遅延が発生しない場合に計画と実績の差が大きくなるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、実績の利用者への認知及び実績のプロファイルへの反映を好適に両立可能とする技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、情報処理装置は、所定の処理工程の処理時間を規定するプロファイルを利用して作成された作業計画に基づいて実行した前記所定の処理工程の作業実績に係る実績情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得したN個の実績情報において、前記所定の処理工程に関して前記作業計画に比較し遅延が発生した作業実績の回数を示す遅延実績情報を管理する遅延実績管理手段と、前記プロファイルを利用して作成された新規の作業計画を表示装置に表示する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記遅延実績情報に基づいて、前記新規の作業計画に含まれる前記所定の処理工程に関して該所定の処理工程に遅延が発生する可能性を示す追加情報を併せて前記表示装置に表示する。
本発明によれば、実績の利用者への認知及び実績のプロファイルへの反映を好適に両立可能とする技術を提供することができる。
第1実施形態に係るPC及び印刷システムの全体構成図である。 PCのハードウェア構成図である。 作業実績情報の例を示す図である。 プロファイルの例を示す図である。 注文の例を示す図である。 第1実施形態における実績収集処理に関するフローチャートである。 遅延実績情報データベースの例を示す図である。 第1実施形態における表示画面の例を示す図である。 第1実施形態におけるメニューの例を示す図である。 遅延を反映させた表示画面の例を示す図である。 更新された遅延実績情報データベースの例を示す図である。 表示画面の生成処理に関するフローチャートである。 メニューの生成処理に関するフローチャートである。 第2実施形態における表示画面及びメニューの例を示す図である。 作業者を変更した後の表示画面の例を示す図である。 第3実施形態における表示画面及びメニューの例を示す図である。 機械を変更した後の表示画面の例を示す図である。 第4実施形態における表示画面及びメニューの例を示す図である。 製造プロセスを変更した後の表示画面の例を示す図である。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る情報処理装置の第1実施形態として、印刷システムにおける印刷フローを管理するPCを例に挙げて以下に説明する。
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係るPC及び管理対象である印刷システムの全体を示す構成図である。
製造システム101は、印刷製品の製造フローを構成する複数の装置から構成され、印刷注文が入力されると図の左側の装置から順に各工程の処理が実行される。なお、製造フローを構成する各装置は、負荷分散等を考慮し、それぞれ複数の台数が存在する場合がある。
印刷装置103は、印刷注文に必要な印刷処理を行う。印刷装置で行われる処理全体を、以下、印刷工程と記述する。製本装置104は、印刷注文が製本が必要な商品の場合に印刷装置103の出力を製本する。製本装置で行われる処理全体を、以下、製本工程と記述する。断裁装置105は、印刷装置103の出力や、製本装置104の出力に最終製品に不要な部分が含まれる場合に、不要部分を断裁する。断裁装置で行われる処理全体を、以下、断裁工程と記述する。検品装置106は、最終製品の確認と注文との突き合わせを行う。検品装置で合格したものが出荷される。検品装置で行われる処理全体を、以下、検品工程と記述する。
PC102は、本発明の印刷工程管理システムの機能を実現するPCを表す。ここでは、これらの機能部は1台のPCで実行する想定であるが、複数のPCに分散して実行するように構成しても良い。
スケジューラ部109は、印刷製品の製造計画を作成する。データベース113は、スケジューラ部109で製造計画を作成する時に参照する計画作成に必要なデータであるプロファイルを保存、管理する。ワークフロー制御部108は、スケジューラ部109で作成された製造計画に従って、各製造工程に対し工程の実行を指示する。作業管理部111は、製造フロー101内の各工程の作業の実績を管理する。
作業実績情報データベース115は、作業管理部111が収集した作業実績を保存、管理する。遅延管理部110は、作業管理部111で収集した各作業時間の実績が計画の作業時間より長くなった場合に遅延実績として保存、管理する。遅延実績情報データベース114は、遅延管理部110で遅延実績と判断された実績を保存する。
プロファイル更新部116は、作業管理部111で管理する作業実績とスケジューラ部109で作成される計画の差異からプロファイルの更新が必要と判断された場合にプロファイルデータベース113を更新する。
表示部107は、スケジューラ部109で作成された計画と作業管理部111で収集された実績を利用者に提示すべく、液晶パネルなどの表示装置に表示するよう制御する表示制御を行う。選択部112は、遅延管理部110が遅延の可能性があると判定した計画上の工程を強調表示し、遅延の反映や回避方法を利用者に提示・選択させる。以下の説明においては、遅延の反映や回避方法の提示・選択は、表示部107が表示する画面に表示されるポップアップ表示されるメニュー(以降、ポップアップメニューと呼ぶ)により行う。なお、強調表示とポップアップ表示の一方のみ行ってもよい。
図2は、PC102のハードウェア構成図である。CPU201、RAM202、ROM203は、バス205を介して相互に接続されている。また、ネットワークI/F204は印刷システム101の各装置などの外部装置と通信するためのインターフェイスである。VRAM206は、液晶ディスプレイなどの表示装置207に表示する画面データを格納する。入力装置209は、利用者からの操作指示を受け付けるマウス、キーボードなどであり、対応する入力装置ドライバ208を介して入力を処理する。
ハードディスク210は、システムで使用するのプログラムの保存やデータの一時保存などに使用される。光学ドライブ211は、各種モジュールをPCにインストールするDVDなどのメディアの読み込みやバックアップに使用される。
<各種データの説明>
・作業実績情報
図3は、作業実績情報データベース115に含まれる作業実績情報300の例を示す図である。作業実績情報には、対応する工程の作業時間以外に、商品ID、工程ID、作業装置ID、作業員ID、処理枚数などが含まれる。
・プロファイル
印刷工程管理システムでは、最初に、スケジューラ部109により印刷商品の注文情報と各印刷商品に関するプロファイルから製造計画が作成される。
図4は、プロファイルデータベース113に含まれるプロファイル400の例を示す図である。プロファイルは、商品ID、製造プロセスID、工程ID、作業装置ID、作業員ID、作業単位、作業単位あたりの作業時間の列から構成されるテーブルとして規定される。各行の条件に対応する所定の処理工程の作業を計画する際に、プロファイルに格納されたそれぞれの作業単位当たりの作業時間(処理時間)から計画の作業時間を計算する。
・注文
図5は、注文の例を示す図である。注文は、注文番号、商品ID、部数、納期の情報を持つ。同一注文番号に対し複数の商品IDを含めるよう構成してもよいが、ここでは、1つの商品IDが含まれるものとする。なお、注文500と注文501は、注文の内容自体は同一であるが、注文の時期が異なり、注文の納期の日付が異なっている。
・遅延実績情報
図7は、遅延実績情報データベース116に含まれる遅延実績情報700の例を示す図である。遅延実績管理を行うデータである遅延実績情報700には、商品ID、製造プロセスID、工程ID、作業装置ID、作業員ID、処理枚数の組合せについて、遅延実績情報が記録されている。遅延実績情報としては、上述の項目の組合せについて、遅延回数、遅延なし回数、最大遅延時間が記録される。
遅延回数は、実績が通知された時に、計画の作業時間と実績の作業時間の差が所定の規定値以上の場合に1づつ増加され、対応する計画項目について直近に何回遅延が発生したかを示す。例えば、直近に取得されたN個の実績において何回遅延が発生したかを示す。遅延なし回数は、遅延回数が1以上の場合に、最初の遅延発生後に対応する計画項目について、遅延なしの実績が何回連続したかを示す。
遅延なし回数が、既定の回数(例えば5回)以上になった場合、遅延の可能性が低くなったとみなし遅延回数、遅延なし回数を“0”にリセットする。ただし、遅延なし回数が増加している間に、遅延実績が発生した場合は遅延なし回数は“0”にリセットされる。 最大遅延時間は、対応する計画項目について、発生した計画の作業時間と実績の作業時間の差の最大値を示す。
<装置の動作>
・計画の作成と実行
スケジューラ部109は、プロファイルデータベース113の情報を参照し、注文500に基づいて計画を作成する。作成された計画はワークフロー制御部108に送られる。ワークフロー制御部108は、計画を実行するために、計画の各工程に対応する作業装置に作業指示を通知する。作業の指示には、JDF(Job Definition Language)や、各機械専用の命令を使用するとよい。作業指示を直接通信で送信することが出来ない工程(オフライン装置による工程など)については、作業指示書を印刷して作業者に配布する。
・実績の収集
図6は、第1実施形態における実績収集処理に関するフローチャートである。
ステップS600では、作業管理部111は、実績収集の処理を開始する。ステップS601では、作業管理部111は、製造フロー内の工程から実績の通知が行われたか否かを判定する。実績の通知があった場合はS602に進み、無い場合は実績の通知を引き続き待ち受ける。
ステップS602では、作業管理部111は、スケジューラ部109から実績に対応する計画データを取得し、実績値(実績処理時間)から計画値(計画処理時間)を引いた値を予実差値として導出し保持する。ステップS603では、作業管理部111は、予実差値の絶対値を差異累積値に加える。差異累積値は、予実差値の絶対値を累積したものである。
ステップS604では、作業管理部111は、プロファイルを更新するか否かを判断するため、差異累積値が所定の規定値以上かどうかを判定する。差異累積値が、所定の規定値以上ならプロファイルを更新するためS606に、そうでなければS605に進む。
ステップS606では、作業管理部111は、プロファイル更新部116に対し、対応するプロファイルの値を更新するように要求する。更新後の値は、システムの設定によるが、例えば、過去1カ月の実績値の平均とする。プロファイル更新部116がプロファイルデータベース113を更新した後に処理はS608に進む。
ステップS608では、作業管理部111は、遅延管理部110に対し、対応する遅延実績情報の遅延回数、遅延なし回数を“0”にリセットするように要求し、S609に進む。すなわち、遅延実績の計算の基となるプロファイルがS606で更新されたため、遅延回数、遅延なし回数をリセットするのである。遅延管理部110は、遅延実績情報データベース114に対応する情報があるか否か調べ、あった場合は、その遅延回数、遅延なし回数を“0”に設定し、遅延実績をリセットする。
ステップS605では、作業管理部111は、遅延管理部110に対し、対応する遅延実績情報があるか否か問い合わせる。この処理は、遅延実績情報がリセットされるかどうか判定するためのものである。遅延実績情報がある場合はS607、ない場合はS609に進む。遅延実績情報の有無は、遅延実績情報データベース114の遅延回数の列の値が1以上で、商品ID、製造プロセスID、工程ID、作業装置ID、作業員ID、処理枚数が一致する行が存在するか否かで判定する。
ステップS607では、作業管理部111は、対応する遅延実績情報を遅延管理部110に問合せ、その遅延回数が1以上で、遅延なし回数が所定の規定値以上かどうかを判定する。遅延回数が1以上で、遅延なし回数が所定の規定値以上であれば、遅延の可能性が低くなったと判断し、遅延回数、遅延なし回数をリセットするためにS608に進む。そうでない場合はS609に進む。
ステップS609では、作業管理部111は、通知された実績情報と計画を比較し、実績に所定の規定値以上の遅延があるか否かを判定する。所定の規定値以上の遅延がある場合はS610に、それ以外はS611に進む。
ステップS610では、作業管理部111は、遅延管理部110に対し、対応する遅延実績情報の遅延回数を1増加させるように要求する。それに応じて、遅延管理部110は、対応する遅延実績情報の遅延回数を1増加させる。
ステップS614では、作業管理部111は、遅延管理部110から対応する遅延実績情報の最大遅延時間を取得し、計画に対する遅延と比較する。計画に対する遅延の方が最大遅延時間よりも大きい場合はS615に進み、そうでなければS613に進む。
ステップS615では、作業管理部111は、遅延管理部110に対し、対応する遅延実績情報の最大遅延時間を対応する遅延実績情報を与えて更新するように要求する。それに応じて、遅延管理部110は、対応する遅延実績情報データベースの最大遅延時間を与えられた時間で更新する。
ステップS611では、作業管理部111は、遅延管理部110に対し、対応する遅延実績情報の遅延回数が1以上か問い合わせる。遅延管理部110は遅延実績情報データベース114を参照して結果を返す。遅延回数が1以上の場合はS612に進み、そうでなければS613に進み処理を終了する。
ステップS612では、作業管理部111は、遅延管理部110に対し、対応する遅延実績情報の遅延なし回数を1増加させるように要求する。遅延管理部110は、対応する遅延実績情報の遅延なし回数を増加させる。そして、遅延なし回数が所定の規定値を超えた場合、遅延の原因が解消されて、遅延の可能性が低くなったとみなし、遅延回数、遅延なし回数を“0”にリセットする。遅延管理部110は、対応する遅延実績情報の遅延なし回数を1増加させ、S613に進み処理を終了する。
以上の処理(S609、S610、S611、S612、S614、S615)の結果、以下が実施されることになる。
・実績の作業時間が計画の作業時間に対して所定の規定値以上の遅延がある場合には、遅延実績情報データベース114の対応する項目の遅延回数が1増加される。
・実績の作業時間が計画の作業時間に対して所定の規定値以上の遅延がない場合には、遅延実績情報データベース114の対応する項目の遅延なし回数が1増加される。遅延なし回数が既定値を超えると、遅延回数、遅延なし回数がリセットされる。
すなわち、これらの処理により、遅延回数が大きいほど遅延の可能性が大きいとみなして、その程度に応じて遅延の可能性を利用者に提示することが可能となる。また、遅延なし回数が既定値まで増加した場合に、遅延の原因が取り除かれたと判断し遅延回数、遅延なし回数を“0”にリセットすることにより、遅延状態が解消されたことを反映させることが可能となる。
・計画と実績の表示
表示部107は、スケジューラ部109で作成された計画および作業管理部111で収集された実績の情報をPCの表示装置207に表示する。
図8は、第1実施形態における表示画面800の例を示す図である。表示画面800は、これから実行する新規の作業計画を表示するものである。表示画面800の左端の列には製造フローを構成する工程の名前が表示される。表示画面800の左から2番目の列には、各工程の計画または実績を表示する行の名称が表示される。表示画面800の左から3番目の列には、計画を行う開始点である生産開始時刻と、注文の納期および各工程での作業の計画、実績を示す矩形が表示される。
表示画面800では、“注文1”を白の矩形、“注文2”を灰色の矩形、実績を斜線でハッチングした矩形で表している。なお、表示画面800においては、“注文1”は計画通り製造され、“注文2”は製本の作業に遅延が生じたために、その後の工程に遅れが出て納期に間に合わなかったことを示している。
<遅延実績がある場合の計画の表示>
表示画面800に示されるような実績が図6のフローに従って収集された後、再度、注文501が投入され、スケジューラ部109で計画が作成された場合を考える。上述のように、注文500と注文501は、注文の内容自体は同一であるが、注文の時期が異なるため、注文の納期の日付が異なっている。
図11は、更新された遅延実績情報1100の例を示す図である。すなわち、表示画面800に示される実績に基づいて内容が更新されている。
計画が作成されるとスケジューラ部109から、表示部107に計画の表示が要求される。表示部107により表示される計画の各工程の作業時間を示す矩形に対応する内部データを、以降、計画項目と呼ぶ。計画項目には、その計画項目に遅延可能性があるかないかを示す遅延可能性フラグと、遅延可能性がある場合に、その可能性の高さを1〜3の数値で表す遅延可能性値を保持している。遅延可能性値は、数値が大きくなるほど遅延の可能性が高いことを示す。
図12は、表示画面の生成処理に関するフローチャートである。表示部107に計画の表示が要求されると、ステップS1200において処理が開始される。
ステップS1201では、表示部107は、スケジューラ部109から計画項目のリストを取得し、S1202に進む。各計画項目には、遅延可能性フラグと遅延可能性値を設定することができる。
ステップS1202では、表示部107は、計画項目リストに計画項目が残っているかを判定する。計画項目が残っている場合はS1203に、残っていない場合はS1212に進む。
ステップS1203では、表示部107は、計画項目リストの先頭要素を、現在対象としている計画項目であるカレント計画項目として取得する。ステップS1204では、表示部107は、遅延管理部110に、カレント計画項目の条件に対応する遅延実績情報が存在するか問い合わせる。遅延実績情報が存在する場合はS1206に、存在しない場合はS1205に進む。遅延実績情報の有無は、遅延実績情報データベース114の遅延回数の列の値が1以上で、商品ID、製造プロセスID、工程ID、作業装置ID、作業員ID、処理枚数が一致する行が存在するか否かで判定する。
ステップS1205では、表示部107は、カレント計画項目の遅延可能性値を“0”に設定し、ステップS1201に進む。ステップS1206では、表示部107は、カレント計画項目の遅延可能性フラグをONに設定しS1213に進む。
ステップS1213では、表示部107は、遅延管理部110にカレント計画項目の条件に対応する遅延実績情報の遅延回数を問い合わせる。遅延回数が遅延反映閾値(例えば10回)以上の場合はS1214に、そうでない場合はS1207に進む。遅延回数が遅延反映閾値以上の場合は、利用者に確認することなくカレント計画項目の表示に遅延を反映させる。ステップS1214では、表示部107は、カレント計画項目の遅延可能性値を“3”に設定しS1210に進む。
ステップS1207では、表示部107は、遅延管理部110にカレント計画項目の条件に対応する遅延実績情報の遅延回数を問い合わせる。遅延回数が遅延警告閾値(例えば5回)以上の場合はS1209に、そうでない場合はS1208に進む。ここでは、遅延回数が遅延警告閾値未満の場合は、カレント計画項目を横線のハッチングパターンで、遅延警告閾値以上の場合は、縦横線のハッチングパターンで表示することにより遅延の可能性の大小を表す。ステップS1208では、表示部107は、カレント計画項目の遅延可能性値を“1”に設定しS1210に進む。ステップS1209では、表示部107は、カレント計画項目の遅延可能性値を“2”に設定しS1210に進む。
ステップS1210では、表示部107は、カレント計画項目の遅延可能性値に応じて視覚的に区別可能な方法でカレント計画項目を描画する。
図9は、第2実施形態における表示画面900及びメニュー901の例を示す図である。表示画面900の“注文2”の製本装置の項目(遅延可能性値が“1”)が、追加情報である横線のハッチングパターンで描画されており、遅延の可能性があることが示されている。遅延可能性値が“2”の場合は、縦横線のハッチングパターンで描画する。遅延可能性値が“3”の場合は、対応する計画項目に遅延を反映させた状態で表示する。遅延を反映させた表示画面1000の例を図10に示す。表示画面1000の詳細については後述する。
なお、ここでは、遅延の可能性があることをハッチングパターンで表示するよう構成しているが、遅延可能性値が異なる計画項目を区別可能な表示であればよい。たとえば、矩形の色を変更する、枠線の太さ、色を変更する、遅延可能性値のそれぞれの値に対応するアイコンを表示するなどの方法も考えられる。
ステップS1211では、表示部107は、計画項目リストの先頭要素を削除し、S1202に進む。S1202において、計画項目リストに含まれる全ての計画項目の表示が終わるとS1212で処理を終了する。
<計画項目の条件の変更>
表示画面900で、遅延可能性フラグがONの計画項目上で表示されるポップアップメニューには、計画項目の作業時間に遅延を反映させたり、遅延を回避する条件への変更を指示するメニュー項目が表示される。メニュー901は、表示画面900で表示されるメニューの例である。メニュー901では、“遅延を反映”、“作業者をBに変更”、“装置をBIN−02に変更”の3つの項目が表示されている。
図13は、メニューの生成処理に関するフローチャートである。表示画面900における計画項目の上にマウスカーソルがある状態でマウスの右ボタンがクリックされるとステップS1300で処理が開始され、S1301に進む。
ステップS1301では、表示部107は、スケジューラ部109からマウスポインターの位置に対応する計画項目を取得する。ステップS1302では、表示部107は、計画項目の遅延可能性フラグがONか否かを判定し、ONならS1303に進み、ONでないならS1311に進んで処理を終了する。ステップS1303では、表示部107は、メニュー項目に“遅延を反映する”を追加し、S1304に進む。
ステップS1304では、表示部107は、計画項目に設定されている条件のうち作業員IDのみを“X”に変更した場合に、計画項目の期間に“X”が他の作業に割り当てられておらず、遅延の可能性もないかを判定する。他の作業に割り当てられておらず、遅延の可能性もない作業者ID“X”がみつかったらS1305に、みつからなかった場合はS1306に進む。
なお、計画項目の期間に“X”が他の作業に割り当てられているか否かの判定は、スケジューラ部109に問い合わせるとよい。すなわち、スケジューラ部109は、現在の計画で、該当する計画項目が割り当てられている時間帯に、作業員ID“X”が他の作業に割り当てられていないかどうか調べればよい。
また、遅延の可能性があるか否かの判定は、遅延管理部110に問い合わせるとよい。すなわち、遅延管理部110は、遅延実績情報データベース700に、計画項目に設定されている条件のうち作業員IDのみを“X”に変更した行が存在しないか、行が存在しても遅延回数が“0”かどうかを調べる。行が存在しないか、存在しても遅延回数が“0”であるなら遅延の可能性がないあるいは少なくとも低減可能であると判断する。
ステップS1305では、表示部107は、メニュー項目“作業者をXに変更”を追加し、S1306に進む。
ステップS1306では、表示部107は、計画項目に設定されている条件のうち作業装置IDのみを“X”に変更した場合に、計画項目の期間に“X”が他の作業に割り当てられておらず、遅延の可能性もないかを判定する。他の作業に割り当てられておらず、遅延の可能性もない作業装置ID“X”がみつかったらS1307に、みつからなかった場合はS1308に進む。
なお、計画項目の期間に作業装置ID“X”が他の作業に割り当てられているか否かの判定は、スケジューラ部109に問い合わせるとよい。すなわち、スケジューラ部109は、現在の計画で、該当する計画項目が割り当てられている時間帯に、作業装置ID“X”が他の作業に割り当てられていないかどうか調べればよい。
また、遅延の可能性があるか否かの判定は、遅延管理部110に問い合わせるとよい。すなわち、遅延管理部110は、遅延実績情報データベース700に、計画項目に設定されている条件のうち作業装置IDのみを“X”に変更した行が存在しないか、行が存在しても遅延回数が“0”かどうかを調べる。行が存在しないか、存在しても遅延回数が“0”であるなら遅延の可能性がないと判断する。
ステップS1307では、表示部107は、メニュー項目“機械をXに変更”を追加する。
ステップS1308では、表示部107は、計画項目に設定されている条件のうち製造プロセスIDのみを“X”に変更した場合に、遅延の可能性がないかを判定する。
遅延の可能性がないかどうかは遅延管理部110に問い合わせるとよい。すなわち、遅延管理部110は、遅延実績情報データベース700に、計画項目に設定されている条件のうち製造プロセスIDのみを“X”に変更した行が存在しないか、行が存在しても遅延回数が“0”かどうかを調べる。行が存在しないか、存在しても遅延回数が“0”であるなら遅延の可能性がないと判断する。
次に、対応する計画項目を含む製造プロセスを、製造プロセス“X”に置き替えることが可能かをスケジューラ部109に問い合わせる。スケジューラ部109は、対応する計画項目を含む製造プロセスを、製造プロセス“X”に置き替えて、仮の計画を作成し生産開始時刻から納期時刻までに納まるかどうかを確認する。置き換えた時に計画が生産開始時刻から納期時刻までに納まり、遅延の可能性もない製造プロセスID“X”がみつかったらS1309に、みつからなかった場合はS1310に進む。
ステップS1309では、表示部107は、メニュー項目“製造プロセスをXに変更”を追加し、S1310に進む。
ステップS1310では、表示部107は、選択部112にメニューの処理を依頼する。選択部112は、メニューを表示し、選択されたメニュー項目に応じて処理を行う。すなわち、遅延可能性フラグがONの計画項目をマウスで右クリックした場合には、“遅延を反映する”のメニュー項目が表示される。また、状況に応じて“作業者をXに変更”“機械をXに変更”“製造プロセスをXに変更”のメニュー項目の1つ以上が併せて表示されることになる。
表示画面900の“注文2”の製本の計画項目に対するポップアップメニュー901では、“遅延を反映する”“作業者をBに変更”“機械をBIN−02に変更”の3つのメニュー項目が表示されている。すなわち、“注文2”の製本の計画項目については、“作業者ID A、作業装置ID BIN−01”が割り当てられており、変更先としては、“作業者ID B、作業装置ID BIN−02”がメニュー項目として表示されている。“注文2”については、設定された製造プロセス以外の製造プロセスは設定されていないため製造プロセスの変更項目は表示されない。
ここで、メニュー901から項目“遅延を反映”が選択された場合、すなわち、ユーザから表示の更新指示を受付けた場合について説明する。図10は、遅延を反映させた表示画面1000の例を示す図である。
表示画面1000の“注文2”の製本装置の項目の表示において、横線のハッチングパターンで予想される遅延が表示され、遅延を反映して他の計画項目の時刻が時間軸方向に移動している。
なお、作業者、機械など計画項目の属性をユーザインタフェースで変更できる場合、属性を遅延の可能性のある組合せから、遅延の可能性のない組合せに変更すると計画項目はハッチングパターンのない通常の表示となる。同様に、属性を遅延の可能性のない組合せから、遅延の可能性のある組合せに変更すると計画項目はハッチングパターンのある表示となる。この際、生産開始から納期までの期間に収まらない計画項目が発生した場合は、その旨が表示部107によってメッセージとして表示される。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、作業実績をプロファイルに反映する前の段階でも、直近の実績から作業の遅延の可能性を利用者に提示することが可能となる。すなわち、遅延の可能性を利用者に認知させることが可能となり、利用者は当該遅延の可能性に対して何らかの対応を行うことが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、表示部107による表示画面において、各計画項目に対応する要素の1つである作業者名を、計画項目の上方に円で囲んで表示する形態について説明する。
図14は、第2実施形態における表示画面1400及びメニュー1401の例を示す図である。このように、計画項目に対応する作業者名を表示することによって、利用者は、各作業者の作業負荷の状態を把握することが容易になる。また、計画項目に対応する作業者を変更することにより、作業者間の作業負荷の配分を平準化することが可能となる。
なお、表示画面1400においても、“注文2”の製本装置の計画が遅延の可能性があることを示すための横線のハッチングパターンが表示されている。遅延の可能性のある計画項目上でポップアップメニューを表示させると、図13のフローに従ってメニュー項目が追加され、メニュー1401が表示される。
図15は、メニュー1401を介して作業者を変更した後の表示画面1500の例を示す図である。すなわち、メニュー1401において“作業者をAに変更”を選択し、変更指示がなされた結果を示す図である。表示画面1500では、“注文2”の製本装置の作業者がAに変更され、これにより、対応する計画項目がハッチングパターンではなく、通常の表示になっている。すなわち、作業者の変更により遅延の可能性が解消されたことが示す表示に更新されている。
以上説明したとおり第2実施形態によれば、製造フローを構成する複数の工程を表示する表示画面において、各工程を担当する作業者を識別可能に表示する。これにより、利用者は、各作業者の作業負荷の状態を把握することが容易になる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、表示部107による表示画面において、各工程で利用可能な要素の1つである装置を表す列を追加で表示する形態について説明する。
図16は、第3実施形態における表示画面1600及びメニュー1601の例を示す図である。具体的には、製本工程において、製本装置として“BIN−01”及び“BIN−02”が存在することが示されている。このように、各工程で利用可能な装置を表す列を表示することによって、同じ種類の機械が複数存在するような場合に、利用者は、負荷分散を考慮した計画を作成、表示することが可能となる。
なお、表示画面1600においても、“注文2”の製本装置の計画が遅延の可能性があることを示すための横線のハッチングパターンが表示されている。遅延の可能性のある計画項目上でポップアップメニューを表示させると、図13のフローに従ってメニュー項目が追加され、メニュー1601が表示される。
図17は、メニュー1601を介して機械(製本装置)を変更した後の表示画面1700の例を示す図である。すなわち、メニュー1601において“機械をBIN−02に変更”を選択した結果を示す図である。表示画面1700では、“注文2”の製本装置の機械が“BIN−02”に変更され、これにより、対応する計画項目がハッチングパターンではなく、通常の表示になっている。すなわち、機械の変更により遅延の可能性が解消されたことが示す表示に更新されている。
以上説明したとおり第3実施形態によれば、製造フローを構成する複数の工程を表示する表示画面において、各工程で利用可能な装置を表す列を追加で表示する。これにより、利用者は、負荷分散を考慮した計画を作成、表示することが可能となる。
(第4実施形態)
第4実施形態では、表示部107による表示画面におけるメニュー項目において、注文に関する製品の製造で利用可能な要素の1つである製造プロセスを表示する形態について説明する。
図18は、第4実施形態における表示画面1800及びメニュー1801の例を示す図である。ここでは、“注文2”に関する製品の製造プロセスが2種類(“02−01”及び“02−02”)ある場合の例を示している。
製品の製造に関して製造プロセスが複数ある場合、これらを選択可能とすることで作業時間の短縮が可能な場合がある。表示画面1800においては“注文2”の製本装置の計画が遅延の可能性があることを示すために横線のハッチングパターンで表示されている。遅延の可能性のある計画項目上でポップアップメニューを表示させると、図13のフローに従ってメニュー項目が追加され、メニュー1801が表示される。
図19は、メニュー1801を介して製造プロセスを変更した後の表示画面1900の例を示す図である。すなわち、注文2に対する製品の“製造プロセスを02−02に変更”を選択した結果を示す図である。表示画面1900では、“注文2”の製造プロセスが“02−02”に変更されている。具体的には、製造プロセス“02−01”では印刷→製本→断裁→検品のフローであったものを、製造プロセス“02−02”では印刷→断裁→製本→断裁→検品のフローに変更している。これにより、注文2に関するすべての計画項目がハッチングパターンではなく、通常の表示になっている。すなわち、製造プロセスの変更により遅延の可能性が解消されたことが示す表示に更新されている
以上説明したとおり第4実施形態によれば、遅延の可能性のある計画項目に対するポップアップメニューとして、他の製造プロセスの変更を提示する。これにより、遅延を解消する可能性をより高めることが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 印刷システム; 102 PC; 103 印刷装置; 104 製本装置; 105 断裁装置; 106 検品装置; 107 表示部; 108 ワークフロー制御部; 109 スケジューラ部; 110 遅延管理部; 111 作業管理部; 112 選択部; 113 プロファイルDB; 114 遅延実績情報DB; 115 作業実績情報DB; 116 プロファイル更新部

Claims (10)

  1. 所定の処理工程の処理時間を規定するプロファイルを利用して作成された作業計画に基づいて実行した前記所定の処理工程の作業実績に係る実績情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したN個の実績情報において、前記所定の処理工程に関して前記作業計画と比較し遅延が発生した作業実績の回数を示す遅延実績情報を管理する遅延実績管理手段と、
    前記プロファイルを利用して作成された新規の作業計画を表示装置に表示する表示制御手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記遅延実績情報に基づいて、前記新規の作業計画に含まれる前記所定の処理工程に関して該所定の処理工程に遅延が発生する可能性を示す追加情報を併せて前記表示装置に表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定の処理工程に関して、前記作業計画における計画処理時間と前記作業実績における実績処理時間との差である予実差値を導出する導出手段と、
    前記N個の実績情報に対して、前記所定の処理工程における前記予実差値を累積し、該累積した予実差値が所定の規定値以上である場合、前記プロファイルにおける前記所定の処理工程の処理時間を前記N個の実績情報に基づいて更新する更新手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記追加情報は、前記表示装置に表示された前記新規の作業計画に含まれる前記所定の処理工程の強調表示及び前記所定の処理工程に対するポップアップ表示の少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、所定の条件に基づいて、前記新規の作業計画の表示を前記所定の処理工程に前記遅延を反映させた作業計画の表示に更新する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の条件は、前記追加情報を見たユーザからの更新指示の受付である
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定の条件は、前記遅延実績情報の示す回数が所定の閾値以上である
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記新規の作業計画に関わる所定の要素を変更することにより前記所定の処理工程に遅延が発生する可能性を低減可能であると判断した場合、該所定の要素の変更を提示し、ユーザから該所定の要素の変更指示を受け付けた場合、前記新規の作業計画の表示を前記所定の要素を変更した作業計画の表示に更新する
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の要素は、前記所定の処理工程に関わる作業員、作業装置、製造プロセスの少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 所定の処理工程の処理時間を規定するプロファイルを利用して作成された新規の作業計画を表示装置に表示する情報処理装置の制御方法であって、
    前記プロファイルを利用して作成された作業計画に基づいて過去に実行した前記所定の処理工程の作業実績に係るN個の実績情報を取得する取得工程と、
    前記N個の実績情報において、前記所定の処理工程に関して前記作業計画に比較し遅延が発生した作業実績の回数を示す遅延実績情報を管理する遅延実績管理工程と、
    前記プロファイルを利用して作成された新規の作業計画を表示装置に表示する表示制御工程と、
    を含み、
    前記表示制御工程では、前記遅延実績情報に基づいて、前記新規の作業計画に含まれる前記所定の処理工程に関して該所定の処理工程に遅延が発生する可能性を示す追加情報を併せて前記表示装置に表示する
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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