JP2017089448A - スクロール流体機械 - Google Patents

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征大 谷口
央幸 木全
Hisayuki Kimata
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So Sato
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Hirosato Takasu
洋悟 高須
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Yohei Hotta
陽平 堀田
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拓馬 山下
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Akihiro Kanai
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Abstract

【課題】ハウジングから吐出される油量が抑制され、高速運転可能なスクロール流体機械を提供する。【解決手段】スクロール流体機械は、ハウジングと、ハウジングの低圧室に配置され、給油通路を有する回転シャフトと、ハウジングの内壁面に固定され、軸心を中心に回転シャフトを回転可能に支持する上部軸受が設けられ、排油通路を有する軸受部材と、ハウジングの内壁面に固定され、ハウジングの内壁面との間で排油通路から排出された油をハウジングの油溜りに導くトンネルを形成するガイド板と、を備え、軸受部材の下面は平坦領域を含み、ガイド板は平坦領域と対向する平坦上面を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、スクロール流体機械に関する。
特許文献1にはスクロール流体機械として密閉型スクロール圧縮機が開示されている。この密閉型スクロール圧縮機では、軸受を潤滑した油は軸受部材(フレーム)に設けられた排油通路から排出され、ハウジングとガイド板との間のトンネルを介して油溜りに送られる。
特開平11−182477号公報
特許文献1に開示されているようなガイド板が設けられることにより、スクロール圧縮機が高速運転し、吸引管から吸引されたガスがハウジングの低圧室において高速で流れても、排油通路から排出された油がガスによって巻き上げられることが抑制され油溜りに送られる。しかし、ガイド板と軸受部材との間に隙間が存在すると、その隙間を介して油が低圧室に入り込む可能性がある。油が低圧室に入り込むと、油溜りに送られるはずの油の一部がガスに巻き上げられ、スクロール圧縮機構に吸入されてしまう。その結果、油溜りに送られる油量が低下し、ハウジングから吐出される油量が十分に抑制されなくなり、油溜りの油量が減少して潤滑不良が発生する可能性がある。
本発明は、ハウジングから吐出される油量が抑制され、高速運転可能なスクロール流体機械を提供することを目的とする。
本発明のスクロール流体機械は、ハウジングと、前記ハウジングの低圧室に配置され、給油通路を有する回転シャフトと、前記ハウジングの内壁面に固定され、軸心を中心に前記回転シャフトを回転可能に支持する上部軸受が設けられ、排油通路を有する軸受部材と、前記ハウジングの内壁面に固定され、前記ハウジングの内壁面との間で前記排油通路から排出された油を前記ハウジングの油溜りに導くトンネルを形成するガイド板と、を備え、前記軸受部材の下面は平坦領域を含み、前記ガイド板は前記平坦領域と対向する平坦上面を有する、ことを特徴とする。
本発明のスクロール流体機械によれば、回転シャフトの給油通路を通り、軸受部材の排油通路から排出された油は、ハウジングとガイド板との間のトンネルを介して油溜りに送られる。ガイド板が設けられることにより、ハウジングの低圧室においてガスが高速で流れても、排油通路から排出された油がガスによって巻き上げられることが抑制され油溜りに送られる。また、軸受部材の下面に平坦領域が設けられ、ガイド板に平坦上面が設けられ、それら平坦領域と平坦上面とが対向するので、油の流通が抑制され、排油通路から排出された油が低圧室に入り込むことが抑制される。したがって、スクロール流体機械が高速運転した場合においても、ハウジングから吐出される油量が抑制される。
また、本発明のスクロール流体機械では、前記軸受部材は下方に開口する凹部を有し、下方を向く前記凹部の下面が前記平坦領域である、ことを特徴とする。
このスクロール流体機械によれば、ガイド板の一部が凹部の内側に入り込み、凹部の下面の平坦領域とガイド板の平坦上面とが対向することとなる。そのため、平坦領域と平坦上面との間から油が漏出したとしても、凹部によりくい止められる。したがって、油が低圧室に入り込んだり、ガスによって巻き上げられたりすることが抑制される。
また、本発明のスクロール流体機械では、前記ガイド板の前記平坦上面は前記軸受部材の前記平坦領域と接触する、ことを特徴とする。
このスクロール流体機械によれば、平坦領域と平坦上面とが接触し、ガイド板と軸受部材との間に隙間が形成されないので、排油通路から排出された油が低圧室に入り込むことが十分に抑制される。
また、本発明のスクロール流体機械では、前記ガイド板は、間隙を介して前記ハウジングの内壁面と対向する第1部分と、前記軸心の周方向において前記第1部分の一方の端部から前記ハウジングに向かって延在する第2部分と、前記第1部分の他方の端部から前記ハウジングに向かって延在する第3部分と、前記第2部分の端部に設けられ前記ハウジングの内壁面に固定される第1フランジ部と、前記第3部分の端部に設けられ前記ハウジングの内壁面に固定される第2フランジ部と、を有し、前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、前記第1フランジ部、及び前記第2フランジ部の全部が、前記平坦領域と接触する、ことを特徴とする。
このスクロール流体機械によれば、ガイド板の第1部分と第2部分と第3部分とハウジングの内壁面とによってトンネルが形成される。第1フランジ部及び第2フランジ部によって、ハウジングの内壁面に対するガイド板の固定は安定する。第1部分の平坦上面、第2部分の平坦上面、第3部分の平坦上面、第1フランジ部の平坦上面、及び第2フランジ部の平坦上面の全部が、軸受部材の平坦領域と接触するので、トンネルと低圧室とが完全に分離され、軸受部材とガイド板との間からの油の漏出が十分に抑制される。
また、本発明のスクロール流体機械では、前記平坦領域と前記平坦上面とは平行である、ことを特徴とする。
このスクロール流体機械によれば、平坦領域と平坦上面とが平行なので、平坦領域と平坦上面とは十分に密着する。そのため、軸受部材とガイド板との間からの油の漏出が十分に抑制される。
また、本発明のスクロール流体機械では、前記平坦上面を含む前記ガイド板の少なくとも一部は弾性部材である、ことを特徴とする。
このスクロール流体機械によれば、ガイド板の弾性変形によって、ガイド板と軸受部材とは高い接触力で接触する。したがって、軸受部材とガイド板との間からの油の漏出が十分に抑制される。
また、本発明のスクロール流体機械では、前記ガイド板の前記平坦上面は前記軸受部材の前記凹部の前記下面と間隙を介して対向し、前記間隙の寸法をLa、上下方向の前記凹部の寸法をLbとしたとき、0≦ La ≦ Lb/5、の条件を満足する、ことを特徴する。
このスクロール流体機械によれば、ガイド板と軸受部材とがオーバーラップする寸法は、平坦上面と凹部の下面との間隙の寸法よりも十分に大きくなるので、油の流れが規制される。そのため、平坦上面と凹部の下面との間隙から油が漏出したとしても、凹部によりくい止められる。したがって、油が低圧室に入り込んだり、ガスによって巻き上げられたりすることが抑制される。
本発明によれば、ハウジングから吐出される油量が抑制され、高速運転可能なスクロール流体機械が提供される。
図1は、第1実施形態に係るスクロール流体機械の一例を示す側断面図である。 図2は、図1のA部分を拡大した図である。 図3は、図1のB−B線矢視図である。 図4は、図1のC―C線矢視図である。 図5は、第2実施形態に係るガイド板の一例を示す側断面図である。 図6は、第5実施形態に係るガイド板の一例を示す側断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
<第1実施形態>
第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るスクロール流体機械の一例を示す側断面図である。図2は、図1のA部分を拡大した図である。図3は、図1のB−B線矢視図である。図4は、図1のC−C線矢視図である。
本実施形態においては、スクロール流体機械が、吸入したガスを圧縮して吐出するスクロール圧縮機1である例について説明する。スクロール圧縮機1は、例えば、空気調和機又は冷凍機において冷媒ガスを循環させる冷媒流路に配置される。
図1に示すように、スクロール圧縮機1は、ハウジング3と、ハウジング3の内部に設けられたモータ5と、ハウジング3の内部に設けられモータ5が発生する駆動力により軸心CEを中心に回転可能な回転シャフト19と、回転シャフト19と接続されモータ5が発生する駆動力により駆動されるスクロール圧縮機構7とを備える。
本実施形態においては、軸心CEと平行な方向を上下方向とし、軸心CEを中心とする回転方向を軸心CEの周方向として、各部の位置関係について説明する。
ハウジング3は、上下方向に延在する筒状のハウジング本体3aと、ハウジング本体3aの下端部を閉塞する底部材3bと、ハウジング本体3aの上端部を閉塞する蓋部材3cと、を備え、全体が密閉された圧力容器となっている。ハウジング本体3aの側部に、ハウジング3の内部にガスを導入させる吸引管9が設けられている。蓋部材3cの上部に、スクロール圧縮機構7によって圧縮されたガスを排出する吐出管11が設けられている。ハウジング3の底部に、油が溜められる油溜り14が設けられる。ハウジング本体3aと蓋部材3cとの間にディスチャージカバー13が設けられている。ディスチャージカバー13によって、ハウジング3の内部は低圧室3Lと高圧室3Hとに仕切られる。低圧室3Lは、ディスチャージカバー13より下側の空間である。高圧室3Hは、ディスチャージカバー13より上側の空間である。ディスチャージカバー13は、低圧室3Lと高圧室3Hとを接続する開口孔13aと、開口孔13aを開閉する吐出リード弁13bとを有する。
モータ5は、ハウジング本体3aに固定されるステータ15と、回転シャフト19と接続されるロータ17とを有する。ステータ15、ロータ17、及び回転シャフト19は、ハウジング3の低圧室3Lに配置される。ステータ15は、上下方向においてハウジング本体3aのほぼ中央に配置されハウジング本体3aの内壁面に固定される。ロータ17は、ステータ15に対して回転可能である。モータ5は、外部電源から供給された電力によってロータ17を回転させる。ロータ17が回転することによって、ロータ17と一緒に回転シャフト19が回転する。
回転シャフト19は、ロータ17よりも上方に突出する上端部と、ロータ17よりも下方に突出する下端部とを有する。回転シャフト19の上端部は、上部軸受22に回転可能に支持される。回転シャフト19の下端部は、下部軸受23に回転可能に支持される。上部軸受22及び下部軸受23は、軸心CEを中心に回転シャフト19を回転可能に支持する。回転シャフト19の上端部には、軸心CEに対して偏った偏心LEに沿って上方に突出する偏心ピン25が設けられている。偏心ピン25を有する回転シャフト19の上端部にスクロール圧縮機構7が接続される。
回転シャフト19及び偏心ピン25は、給油通路27を有する。給油通路27は、回転シャフト19及び偏心ピン25の内部に形成された内部流路である。給油通路27は、回転シャフト19及び偏心ピン25を上下方向に貫通するように形成される。回転シャフト19の下端部は、油溜り14に配置される。回転シャフト19の下端部に、給油ポンプ29が設けられている。給油ポンプ29は、回転シャフト19の回転に伴って、油溜り14に溜められた油を回転シャフト19の給油通路27に送り込む。
上部軸受22は、軸受部材21に設けられる。軸受部材21は、ハウジング本体3aの内壁面に固定される。軸受部材21は、回転シャフト19の上端部が配置される孔を有する。上部軸受22は、軸受部材21と回転シャフト19との間に設けられる。軸受部材21は、上部軸受22を介して回転シャフト19を回転可能に支持する。軸受部材21の上面には、上方に開口する凹部21aが形成されている。凹部21aは、回転シャフト19の上端部を囲むように形成される。凹部21aは、スライドブッシュ37を収容するとともに、給油ポンプ29により給油通路27を介して供給された油を溜める。凹部21aに溜められた油は、スクロール圧縮機構7に供給される。
軸受部材21の外周部の一部は切欠かれており、その切欠により軸受部材21の外周部に端面21bが形成されている。切欠によって形成された軸受部材21の端面21bとハウジング本体3aの内壁面との間に空間40が設けられる。また、軸受部材21は、排油通路21cを有する。排油通路21cは、軸受部材21の内部に形成された内部流路である。排油通路21cは、凹部21aの内側の空間と、端面21bとハウジング本体3aの内壁面との間の空間40とを接続する。排油通路21cの入口は、凹部21aの内面に形成される。排油通路21cの出口は、端面21bに形成される。排油通路21cは、凹部21aに溜められた油を空間40に排出する。また、軸受部材21の下面には、下方に開口する凹部21dが形成されている。
スクロール圧縮機構7は、低圧室3Lにおいて軸受部材21の上方に配置される。スクロール圧縮機構7は、固定スクロール33と、旋回スクロール35と、スライドブッシュ37とを有する。
固定スクロール33は、ハウジング本体3aの内壁面に固定される固定側端板33aと、固定側端板33aの内面(図1における下面)に設けられた渦巻状の固定側ラップ33bとを有する。固定側端板33aの中央部に吐出通路33cが形成されている。
旋回スクロール35は、固定側端板33aの内面と対向する内面(図1における上面)を有する可動側端板35aと、可動側端板35aの内面に設けられた渦巻状の可動側ラップ35bとを有する。
旋回スクロール35の可動側ラップ35bと、固定スクロール33の固定側ラップ33bとが互いに位相をずらして噛み合わされることで、各端板33a,35a及び各ラップ33b,35bで区画された圧縮室が形成されている。また、旋回スクロール35は、可動側端板35aの外面(図1における下面)に設けられ、回転シャフト19の偏心ピン25が接続されて偏心ピン25の偏心した回転が伝達される円筒形状のボス35cを有する。また、旋回スクロール35は、可動側端板35aの外面と軸受部材21との間に配置されたオルダムリンクなどの自転阻止機構39により、偏心ピン25の偏心した回転に基づき自転を阻止されつつ公転旋回される。
スライドブッシュ37は、軸受部材21の凹部21aに収容され、回転シャフト19の偏心ピン25と旋回スクロール35のボス35cとの間に介在されて、偏心ピン25の回転移動を旋回スクロール35の旋回移動として伝達する。また、スライドブッシュ37は、旋回スクロール35の可動側ラップ35bと、固定スクロール33の固定側ラップ33bとの噛み合わせを維持するために偏心ピン25の径方向にスライド移動可能に設けられている。
軸受部材21の下方にガイド板31が設けられる。ガイド板31は、ハウジング3の内壁面に固定され、低圧室3Lに配置される。ガイド板31は、上下方向に延在して設けられる。ガイド板31は、空間40を囲むように設けられる。ガイド板31は、樋状の部材であり、軸心CEの周方向におけるガイド板31の両端部は、ハウジング本体3aの内壁面に向かって湾曲して形成される。ガイド板31の下端部は、下方に向かってハウジング本体3aの内壁面に近付くように折曲して形成される。ガイド板31の上端部は、凹部21dに入り込む。
ガイド板31は、ハウジング本体3aの内壁面に固定され、ハウジング本体3aの内壁面との間で、排油通路21cから排出された油をハウジング3の油溜り14に導くトンネル41を形成する。空間40とトンネル41とはつながっている。排油通路21cの出口から空間40に排出された油は、トンネル41に供給される。トンネル41に流入した油は、トンネル41を通り、ステータ15に設けられた溝状の油路43を介して、油溜り14に送られる。
図2及び図3に示すように、ガイド板31は、軸受部材21の少なくとも一部の下方に配置されており、軸受部材21と対向する上面31Fを有する。上面31Fは、平坦面である。以下の説明においては、ガイド板31の平坦な上面31Fを適宜、平坦上面31Fと称する。
軸受部材21の下面の少なくとも一部は平坦面である。軸受部材21の下面の少なくとも一部が切削加工又は研削加工のような所定の加工方法により加工されることによって、軸受部材21の平坦面が形成される。以下の説明においては、軸受部材21の下面のうち平坦面に加工された領域を適宜、平坦領域21Fと称する。
軸受部材21の平坦領域21Fとガイド板31の平坦上面31Fとは対向する。本実施形態において、軸受部材21の平坦領域21Fとガイド板31の平坦上面31Fとは接触する。
軸受部材21は、下方に開口する凹部21dを有する。凹部21dの内面は、下方を向く下面45と、軸心CEに対する放射方向において外側を向く第1側面46と、軸心CEに対する放射方向において内側を向き、第1側面46と間隙を介して対向する第2側面47とを含む。
本実施形態において、凹部21dの下面45が平坦面に仕上げられた平坦領域21Fである。下面45は、例えば、フライス加工により平坦面に仕上げられている。
平坦上面31Fを含むガイド板31の少なくとも一部が凹部21dの内側に入り込み、ガイド板31の平坦上面31Fと軸受部材21の平坦領域21Fとが接触する。
平坦領域21F及び平坦上面31Fは、軸心CEと平行な仮想線と直交する。平坦領域21Fと平坦上面31Fとは平行である。
なお、図3において、軸受部材21に設けられている孔48は、軸受部材21とハウジング本体3aとを固定する固定部材が配置される孔である。
図4に示すように、ガイド板31は、樋状の部材である。ガイド板31は、間隙を介してハウジング3の内壁面と対向する第1部分51と、軸心CEの周方向において第1部分51の一方の端部からハウジング3に向かって延在する第2部分52と、軸心CEの周方向において第1部分51の他方の端部からハウジング3に向かって延在する第3部分53と、第2部分52の端部に設けられハウジング3の内壁面に固定される第1フランジ部54と、第3部分53の端部に設けられハウジング3の内壁面に固定される第2フランジ部55とを有する。
本実施形態において、第1部分51、第2部分52、第3部分53、第1フランジ部54、及び第2フランジ部55の全部が、軸受部材21の平坦領域21Fと接触する平坦上面31Fを有する。すなわち、ガイド板31の平坦上面31Fは、第1部分51、第2部分52、第3部分53、第1フランジ部54、及び第2フランジ部55に亘って面一である。ガイド板31の平坦上面31Fの全領域が軸受部材21の平坦領域21Fと接触する。
図4に示すように、軸受部材21には、低圧室3Lのガスを高圧室3Hに送るためのガス吸引通路49が軸心CEの周方向に複数設けられている。軸心CEと直交する面内におて、ガイド板31は、隣り合うガス吸引通路49の間に配置される。ガイド板31は、ガス吸引通路49に配置されずに、平坦上面31Fの全領域が軸受部材21の平坦領域21Fと接触するようにハウジング3に固定される。
次に、本実施形態に係るスクロール圧縮機1の動作について説明する。モータ5が作動し、回転シャフト19が回転すると、旋回スクロール35が公転旋回する。スクロール圧縮機構7において、吸引管9を介してハウジング3内の低圧室3Lに導入された低圧のガスは、旋回スクロール35が公転旋回することで固定スクロール33と旋回スクロール35との間の圧縮室に吸入されつつ圧縮される。圧縮された高圧のガスは、固定スクロール33の吐出通路33cから固定側端板33aの外面側に吐出され、自身の圧力によりディスチャージカバー13の吐出リード弁13bを開放し、開口孔13aから高圧室3Hに至り、吐出管11を介してハウジング3の外部に排出される。
また、スクロール圧縮機1の運転において、油溜り14の油が給油ポンプ29により汲み上げられ、回転シャフト19の内部に形成された給油通路27を通って、下部軸受23及び上部軸受22を潤滑する。給油通路27の上端部から吐出された油は、スライドブッシュ37を潤滑した後、軸受部材21の上面の中央部に設けられた凹部21aに溜められる。給油通路27から吐出され凹部21aに余剰に溜められた油は、排油通路21cを通って、端面21bに設けられている排油通路21cの出口から空間40に排出される。排油通路21cから空間40に排出された油は、ガイド板31とハウジング本体3aの内壁面との間のトンネル41に供給される。トンネル41は、排油通路21cから排出された油をハウジング3の底部の油溜り14に導く。排油通路21cから空間40に排出され、トンネル41に供給された油は、トンネル41を通った後、ステータ15に設けられた油路43を経て、油溜り14に送られる。
以上説明したように、本実施形態に係るスクロール圧縮機1によれば、軸受部材21の下面に平坦領域21Fが設けられ、ガイド板31に平坦上面31Fが設けられ、それら平坦領域21Fと平坦上面31Fとが接触するので、ガイド板31と軸受部材21との間に隙間が形成されることが抑制される。そのため、排油通路21cから空間40に排出された油は、低圧室3Lに入り込むことなく、トンネル41に供給される。したがって、スクロール圧縮機1が高速運転した場合においても、ハウジング3から吐出される油量は抑制される。
本実施形態においては、平坦領域21F及び平坦上面31Fは、所定の加工方法により平坦面に仕上げられた加工面である。従来においては、ガイド板31の上面と対向する軸受部材21の下面の状態や軸受部材21の寸法が十分に管理されていない場合が多い。軸受部材21の下面の状態が十分に管理されてなく、例えば鋳肌面である場合、軸受部材21の下面とガイド板31の上面とを接触させても、軸受部材21とガイド板31との間に大きい隙間が形成される可能性が高い。また、軸受部材21の寸法が十分に管理されてなく、軸受部材21の寸法公差が大きい場合にも、軸受部材21の下面とガイド板31の上面との間に大きい隙間が形成される可能性が高い。本実施形態においては、軸受部材21及びガイド板31のそれぞれに平坦な加工面が設けられ、寸法公差が管理されることにより、軸受部材21とガイド板31との間の隙間を小さくする又は無くすことができる。
また、本実施形態によれば、軸受部材21は、下方に開口する凹部21dを有し、平坦領域21Fは、下方を向く凹部21dの下面45に設けられる。ガイド板31の一部が凹部21dに入り込み、凹部21dの第1側面46とガイド板31とは、小さい間隙を介して対向する。そのため、仮に、空間40の油が、平坦領域21Fと平坦上面31Fとの間から低圧室3L側に漏出したとしても、その油は、凹部21dの第1側面46でくい止められ、凹部21dの第1側面46とガイド板31との間の間隙に保持される。すなわち、ガイド板31と軸受部材21の凹部21dとが上下方向においてオーバーラップするので、空間40から低圧室3L側に油が漏出したとしても、凹部21dの第1側面46とガイド板31との間の狭い空間に油が保持されるので、低圧室3Lにおいてガスが高速で流れていても、そのガスの流れが油に及ぼす影響が抑制され、低圧室3Lを高速で流れるガスに油が巻き上げられることが抑制される。
また、本実施形態によれば、第1フランジ部54及び第2フランジ部55を介してガイド板31がハウジング3の内壁面に固定されるので、ガイド板31の固定は安定する。そして、ガイド板31が樋状に形成され、第1部分51、第2部分52、第3部分53、第1フランジ部54、及び第2フランジ部55の全部が、軸受部材21の平坦領域21Fと接触するので、油が流れる空間40及びトンネル41とガスが流れる低圧室3Lとがガイド板31によって完全に分離される。したがって、空間40及びトンネル41の油が低圧室3Lに入り込むことが十分に抑制される。
また、本実施形態においては、平坦領域21Fと平坦上面31Fとは平行である。したがって、平坦領域21Fと平坦上面31Fとは安定して密着する。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図5は、本実施形態に係るガイド板31を示す側断面図である。図5に示すように、平坦上面31Fを含むガイド板31の少なくとも一部は、弾性変形可能な弾性部材である。ガイド板31は、ガイド板31の少なくとも一部を平坦領域21Fに接触させた状態で、弾性変形する。例えば、ガイド板31の上端部の厚さを、上端部以外の部分の厚さよりも薄くすることによって、ガイド板31は弾性変形可能である。
本実施形態によれば、ガイド板31の弾性変形によって、ガイド板31と軸受部材21とは高い接触力で接触する。したがって、空間40又はトンネル41に存在する油が、軸受部材21とガイド板31との間から低圧室3Lに漏出することが十分に抑制される。
<第3実施形態>
第3実施形態について説明する。上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図6は、本実施形態に係るガイド板31を示す側断面図である。図6に示すように、本実施形態において、ガイド板31の平坦上面31Fは、軸受部材21の凹部21dの平坦領域21Fと間隙を介して対向する。ガイド板31の少なくとも一部は凹部21dの内側に入り込んでおり、軸受部材21の少なくとも一部はガイド板31とオーバーラップする。
平坦上面31Fと平坦領域21Fとの間隙の寸法をLa、上下方向の凹部21dの寸法をLbとしたとき、
0≦ La ≦ Lb/5 …(1)
の条件を満足する。
なお、寸法Lbは、平坦領域21Fと下方を向く凹部21dのトンネル41側の開口端との上下方向の距離であり、ガイド板31とオーバーラップする軸受部材21のオーバーラップ部分の寸法と等価である。
本実施形態によれば、ガイド板31と軸受部材21とがオーバーラップする寸法Lbは、平坦上面31Fと凹部21dの下面である平坦領域21Fとの間隙の寸法Laよりも十分に大きくなるので、油の流れが規制される。そのため、平坦上面31Fと凹部21dの平坦領域21dとの間隙から油が漏出したとしても、凹部21dによりくい止められる。したがって、油が低圧室3Lに入り込んだり、ガスによって巻き上げられたりすることが抑制される。
平坦上面31Fと平坦領域21Fとの間には、軸受部材21の加工公差、ハウジング3との軸受部材21の組付公差、及びハウジング3とガイド板31の組付公差などを加味した間隙が形成される可能性がある。平坦上面31Fと平坦領域21Fとの間に、例えば1.5[mm]以下の寸法Laの間隙が形成される可能性がある。間隙が形成される場合においても、(1)式の条件が満足されることにより、油の漏れが抑制される。
なお、上述の実施形態においては、スクロール流体機械の一種であるスクロール圧縮機1を例にして説明した。スクロール流体機械はスクロール膨張機でもよい。スクロール流体機械であるスクロール膨張機は、図には明示しないが、圧縮された流体により固定スクロールと噛み合う旋回スクロールが旋回して流体を膨張させつつ回転シャフトに回転駆動力を発生する。すなわち、上述した軸受部材21及びガイド板31の構成は、スクロール膨張機にも適用することが可能である。
1 スクロール圧縮機
3 ハウジング
3a ハウジング本体
3b 底部材
3c 蓋部材
3H 高圧室
3L 低圧室
5 モータ
7 スクロール圧縮機構
9 吸引管
11 吐出管
13 ディスチャージカバー
13a 開口孔
13b 吐出リード弁
14 油溜り
15 ステータ
17 ロータ
19 回転シャフト
21 軸受部材
21a 凹部
21b 端面
21c 排油通路
21d 凹部
21F 平坦領域
22 上部軸受
23 下部軸受
25 偏心ピン
27 給油通路
29 給油ポンプ
31 ガイド板
33 固定スクロール
33a 固定側端板
33b 固定側ラップ
33c 吐出通路
35 旋回スクロール
35a 可動側端板
35b 可動側ラップ
35c ボス
37 スライドブッシュ
39 自転阻止機構
40 空間
41 トンネル
43 油路
45 下面
46 第1側面
47 第2側面
48 孔
49 ガス吸引通路
51 第1部分
52 第2部分
53 第3部分
54 第1フランジ部
55 第2フランジ部
CE 軸心
LE 偏心

Claims (7)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングの低圧室に配置され、給油通路を有する回転シャフトと、
    前記ハウジングの内壁面に固定され、軸心を中心に前記回転シャフトを回転可能に支持する上部軸受が設けられ、排油通路を有する軸受部材と、
    前記ハウジングの内壁面に固定され、前記ハウジングの内壁面との間で前記排油通路から排出された油を前記ハウジングの油溜りに導くトンネルを形成するガイド板と、
    を備え、
    前記軸受部材の下面は平坦領域を含み、
    前記ガイド板は前記平坦領域と対向する平坦上面を有する、
    スクロール流体機械。
  2. 前記軸受部材は下方に開口する凹部を有し、
    下方を向く前記凹部の下面が前記平坦領域である、
    請求項1に記載のスクロール流体機械。
  3. 前記ガイド板の前記平坦上面は前記軸受部材の前記平坦領域と接触する、
    請求項1又は請求項2に記載のスクロール流体機械。
  4. 前記ガイド板は、間隙を介して前記ハウジングの内壁面と対向する第1部分と、前記軸心の周方向において前記第1部分の一方の端部から前記ハウジングに向かって延在する第2部分と、前記第1部分の他方の端部から前記ハウジングに向かって延在する第3部分と、前記第2部分の端部に設けられ前記ハウジングの内壁面に固定される第1フランジ部と、前記第3部分の端部に設けられ前記ハウジングの内壁面に固定される第2フランジ部と、を有し、
    前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、前記第1フランジ部、及び前記第2フランジ部の全部が、前記平坦領域と接触する、
    請求項3に記載のスクロール流体機械。
  5. 前記平坦領域と前記平坦上面とは平行である、
    請求項3又は請求項4に記載のスクロール流体機械。
  6. 前記平坦上面を含む前記ガイド板の少なくとも一部は弾性部材である、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のスクロール流体機械。
  7. 前記ガイド板の前記平坦上面は前記軸受部材の前記凹部の前記下面と間隙を介して対向し、
    前記間隙の寸法をLa、上下方向の前記凹部の寸法をLbとしたとき、
    0≦ La ≦ Lb/5、
    の条件を満足する、
    請求項2に記載のスクロール流体機械。
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