JP2017078579A - 排出ガスセンサの制御装置及び排出ガスセンサシステム - Google Patents

排出ガスセンサの制御装置及び排出ガスセンサシステム Download PDF

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Abstract

【課題】センサ出力の検出精度を向上できる排出ガスセンサの制御装置を提供する。
【解決手段】排出ガスセンサの制御装置としてのNOx検出装置10は、内燃機関の排出ガス中のNOx濃度を検出するNOxセンサ100を制御する装置であって、NOxセンサ100に発生する電子伝導量変化量cに応じて、NOxセンサ100のセンサ出力としての第2ポンピング電流Ip2を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排出ガス中の特定ガス成分の濃度を検出する排出ガスセンサに接続される制御装置及び排出ガスセンサシステムに関する。
内燃機関の排出ガス中の特定ガス成分の濃度を検出する排出ガスセンサとして、例えば特許文献1に記載されるように、NOx(窒素酸化物)濃度を検出するNOxセンサが知られている。特許文献1に記載のNOxセンサは、ジルコニア等の酸素イオン伝導性の固体電解質層の表面に一対の電極を形成してなるセルを1つないし複数備えたガスセンサ素子を有し、被測定ガス空間に連通する第1測定室内の酸素濃度を酸素濃度検出セルによって測定し、第1測定室内が所定の酸素濃度になるように第1測定室内の酸素を第1ポンピングセルによって制御(汲み入れ、汲み出し)する。さらに、酸素濃度が制御された被測定ガスが第1測定室から第2測定室へ流入し、第2ポンピングセルに一定電圧を印加することによって第2測定室内の被測定ガスに含まれるNOxをN2とO2に分解し、この際、第2ポンピングセルの一対の電極間に流れる第2ポンピング電流を測定することにより被測定ガス中のNOx濃度が検出される。
特開2009−265085号公報
ところで、特許文献1に記載されるような排出ガスセンサでは、測定対象の特定ガス成分(NOx)が排出ガス中に全く含まれていなくても、この特定ガス成分に対応する第2ポンピング電流が所定の電流値(いわゆるオフセット値)を生じる。このため、第2ポンピング電流からオフセット値を減じるなどの補正を行って特定ガス成分の濃度を算出するのが一般的である。しかしながら、このオフセット値は温度変化、経年変化、製造バラツキなどの影響によって変化し、センサ出力(第2ポンピング電流)のずれを引き起こしている。
排出ガスセンサの中で例えばO2(酸素濃度)センサやA/F(空燃比)センサなど、センサ出力が比較的大きい電流値であるセンサでは、上記のずれはセンサ出力に対する割合が小さいのでその影響は小さい。一方、NOxセンサなどセンサ出力が微小な電流値であるセンサである場合、上記のずれはセンサ出力に対する割合が大きくなるのでその影響は大きい。このため、上記のずれ量を適切に補正でき、センサ出力の検出精度を向上できることが望ましい。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、センサ出力の検出精度を向上できる排出ガスセンサの制御装置及び排出ガスセンサシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る排出ガスセンサの制御装置は、内燃機関の排出ガス中の特定ガス成分の濃度を検出する排出ガスセンサ(100)を制御する制御装置(10)であって、前記排出ガスセンサに発生する電子伝導量の変化量(c)に応じて、前記排出ガスセンサのセンサ出力(Ip2)を補正する。
同様に、上記課題を解決するために、本発明に係る排出ガスセンサシステム(1)は、内燃機関の排出ガス中の特定ガス成分の濃度を検出する排出ガスセンサ(100)と、上記の制御装置(10)と、を備える。
排出ガスセンサのセンサ出力のオフセット量は、素子温度や経年変化等の各種影響により変動するものであり、その原因としては主に排出ガスセンサに発生する電子伝導量の影響が考えられる。本発明の上記構成によれば、この電子伝導量の変化量に応じて排出ガスセンサのセンサ出力を適切に補正することができるので、電子伝導量に起因するセンサ出力のずれの発生を好適に抑制でき、センサ出力の検出精度を向上できる。
本発明によれば、センサ出力の検出精度を向上できる排出ガスセンサの制御装置及び排出ガスセンサシステムを提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る排出ガスセンサシステムの一例としてのNOxセンサシステムの概略構成を示す図である。 図2は、NOxセンサの素子温度―センサ出力特性の一例を示す図である。 図3は、第1実施形態に係るセンサ出力補正量の更新処理を示すフローチャートである。 図4は、第2実施形態に係るセンサ出力補正量の更新処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1〜3を参照して第1実施形態について説明する。第1実施形態では、内燃機関(エンジン)の排出ガス中の特定ガス成分の濃度を検出する排出ガスセンサの一例として、排出ガス中のNOx濃度を計測するNOxセンサを挙げて説明する。
図1に示されるように、NOxセンサシステム1は、NOxセンサ制御装置(以下、「NOx検出装置10」ともいう)と、NOxセンサ100と、を備えている。NOxセンサシステム1は、NOx検出装置10によってNOxセンサ100の動作を制御することで、NOxセンサ100のセンサ出力に基づき排出ガス中のNOx濃度及び酸素濃度の計測を行う。つまり、NOx検出装置10が、本実施形態における排出ガスセンサ(NOxセンサ)の制御装置に相当する。また、NOxセンサシステム1は、NOx検出装置10によってNOxセンサ100のセンサ出力の補正を行う。
NOx検出装置10は、図示しないエンジンを備える車両に搭載され、コネクタ等を介してNOxセンサ100に電気的に接続されている。
また、NOx検出装置10は、図示しない車両側の制御装置(ECU)に電気的に接続されている。ECUは、NOx検出装置10で補正された排出ガス中の酸素濃度およびNOx濃度のデータを受信し、それに基づいてエンジンの運転状態の制御や触媒に蓄積されたNOxの浄化などの処理を実行する。
NOx検出装置10は、回路基板上にマイクロコンピュータ51と制御回路52とを備えている。マイクロコンピュータ51はNOx検出装置10の全体を制御する。また、特に本実施形態では、マイクロコンピュータ51は、制御回路52により計測されたNOxセンサ100のセンサ出力の出力補正を行う。出力補正の詳細については図2,3を参照して後述する。
マイクロコンピュータ51は、物理的には、CPU、RAM、ROM、信号入出力部、A/Dコンバータ、およびクロック等を備え、ROM等に予め格納されたプログラムがCPUにより実行されることで後述する種々の機能を発揮することができる。
制御回路52は、NOxセンサ100を制御すると共に、NOxセンサ100に流れる第1ポンピング電流Ip1及び第2ポンピング電流Ip2を検出してマイクロコンピュータ51に出力する。
次に、NOxセンサ100の構成について説明する。NOxセンサ100は、NOxセンサ素子101、NOxセンサ素子101を収容するハウジング、NOxセンサ素子101とNOx検出装置10とを接続するためのコネクタ、およびNOxセンサ素子101と接続されるリード線を含むものであるが、センサ自体の構成は公知である。そのため、以下では、NOxセンサ100のうち図1に示すNOxセンサ素子101の断面図を参照して説明する。
NOxセンサ素子101は、第1固体電解質層111、絶縁層140、第2固体電解質層121、絶縁層145、第3固体電解質層131、および絶縁層162,163をこの順に積層した構造を有する。第1固体電解質層111と第2固体電解質層121との層間に第1測定室150が画成され、第1測定室150の入口(図1の左端)に配置された第1拡散抵抗体151を介して外部から被測定ガスGMが導入される。
第1測定室150のうち入口と反対端には第2拡散抵抗体152が配置され、第2拡散抵抗体152を介して第1測定室150の右側には、第1測定室150と連通する第2測定室160が画成されている。第2測定室160は、第2固体電解質層121を貫通して第1固体電解質層111と第3固体電解質層131との層間に形成されている。
絶縁層162,163の間にはNOxセンサ素子101の長手方向に沿って延びる長尺板状のヒータ164が埋設されている。ヒータ164はガスセンサを活性温度に昇温し、固体電解質層の酸素イオンの伝導性を高めて、ガスセンサの動作を安定化させるために用いられる。
絶縁層140,145はアルミナを主体とし、第1拡散抵抗体151および第2拡散抵抗体152はアルミナ等の多孔質物質からなる。又、ヒータ164は白金等からなる。
第1ポンピングセル110は、酸素イオン伝導性を有するジルコニアを主体とする第1固体電解質層111と、これを挟持するように配置された内側第1ポンピング電極113および対極となる外側第1ポンピング電極112とを備え、内側第1ポンピング電極113は第1測定室150に面している。内側第1ポンピング電極113および外側第1ポンピング電極112はいずれも白金を主体とし、各電極の表面は多孔質体からなる保護層114でそれぞれ覆われている。
酸素濃度検出セル120は、ジルコニアを主体とする第2固体電解質層121と、これを挟持するように配置された検知電極122および基準電極123とを備える。検知電極122は、内側第1ポンピング電極113より下流側で第1測定室150に面している。検知電極122および基準電極123は、いずれも白金を主体としている。
なお、絶縁層145は、第2固体電解質層121に接する基準電極123が内部に配置されるように切り抜かれ、その切り抜き部には多孔質体が充填されて基準酸素室170を形成している。そして、酸素濃度検出セル120に制御回路52を用いて予め微弱な一定値の電流を流すことにより、酸素を第1測定室150から基準酸素室170内に送り込み、酸素基準とする。
第2ポンピングセル130は、ジルコニアを主体とする第3固体電解質層131と、第3固体電解質層131のうち第2測定室160に面した表面に配置された内側第2ポンピング電極133および対極となる第2ポンピング対電極132とを備えている。内側第2ポンピング電極133および第2ポンピング対電極132はいずれも白金を主体としている。
なお、第2ポンピング対電極132は、第3固体電解質層131上における絶縁層145の切り抜き部に配置され、基準電極123に対向して基準酸素室170に面している。
そして、内側第1ポンピング電極113、検知電極122、内側第2ポンピング電極133はそれぞれ基準電位に接続されている。外側第1ポンピング電極112、基準電極123、第2ポンピング対電極132は、制御回路52に接続されている。ヒータ164は、制御回路52に接続されている。
制御回路52は、以下のような機能を有する。
制御回路52は、内側第1ポンピング電極113および外側第1ポンピング電極112の間に第1ポンピング電流Ip1を供給しつつ、その際の第1ポンピング電流Ip1を検出する。このとき、内側第1ポンピング電極113および外側第1ポンピング電極112の間に電圧Vp1が生じる。
制御回路52は、検知電極122および基準電極123の間の電極間電圧Vsを検出する。
制御回路52は、基準電圧(例えば、425mV)と上記の電極間電圧Vsとを比較する。そして、電極間電圧Vsが上記基準電圧に等しくなるようにIp1電流を制御し、NOxが分解しない程度に、第1測定室150内の酸素濃度を調整する。
制御回路52は、検知電極122および基準電極123の間に微弱な電流Icpを流し、酸素を第1測定室150から基準酸素室170の内部に送り込み、基準電極123を基準となる所定の酸素濃度に晒させる。
制御回路52は、内側第2ポンピング電極133および第2ポンピング対電極132の間に、被測定ガスGM中のNOxガスが酸素(O2)と窒素(N2)に分解する程度の一定電圧Vp2(例えば、450mV)を印加し、NOxを窒素と酸素に分解する。
制御回路52は、NOxの分解により生じた酸素が第2測定室160から汲み出されるように第2ポンピングセル130に流れる第2ポンピング電流Ip2を検出する。
制御回路52は、検出した第1ポンピング電流Ip1及び第2ポンピング電流Ip2の値をマイクロコンピュータ51に出力する。
次に、制御回路52を用いたNOxセンサ100の制御の一例について説明する。まず、エンジンが始動されて外部電源から電力の供給を受けると、制御回路52を介してヒータ電圧Vhが印加されたヒータ164が作動し、第1ポンピングセル110、酸素濃度検出セル120、第2ポンピングセル130を活性化温度まで加熱する。又、制御回路52は、検知電極122および基準電極123の間に微弱な電流Icpを流し、酸素を第1測定室150から基準酸素室170内に送り込み、酸素基準とする。
そして、各セル110,120,130が活性化温度まで加熱されると、第1ポンピングセル110は、第1測定室150に流入した被測定ガス(排出ガス)GM中の酸素を内側第1ポンピング電極113から外側第1ポンピング電極112へ向かって汲み出す。
このとき、第1測定室150の内部の酸素濃度は、酸素濃度検出セル120の電極間電圧Vs(端子間電圧Vs)に対応したものとなるため、この電極間電圧Vsが上記基準電圧になるように、制御回路52が第1ポンピングセル110に流れる第1ポンピング電流Ip1を制御し、第1測定室150内の酸素濃度をNOxができる限り分解しないように調整する。
酸素濃度が調整された被測定ガスGMは第2測定室160に向かってさらに流れる。そして、制御回路52は、第2ポンピングセル130の電極間電圧(端子間電圧)として、被測定ガスGM中のNOxガスが酸素とN2ガスに分解する程度の一定電圧Vp2(酸素濃度検出セル120の制御電圧の値より高い電圧、例えば450mV)を印加し、NOxを窒素と酸素に分解する。そして、NOxの分解により生じた酸素が第2測定室160から汲み出されるよう、第2ポンピングセル130に第2ポンピング電流Ip2が流れる。この際、第2ポンピング電流Ip2とNOx濃度の間には直線関係がある。したがって、制御回路52が第2ポンピング電流Ip2を検出することにより、マイクロコンピュータ51は、この検出された第2ポンピング電流Ip2に基づき被測定ガス中のNOx濃度を検出することができる。
ただし、排出ガス中のNOx濃度が0の場合であっても、このNOx濃度に対応する第2ポンピング電流Ip2が所定の電流値(いわゆるオフセット値)を生じる。また、このオフセット値は、温度変化、経年変化、製造バラツキなどの影響によって変化する傾向がある。このため、NOx検出装置10のマイクロコンピュータ51は、制御回路52により検出された第2ポンピング電流Ip2(センサ出力)を補正し、センサ出力及びNOx濃度の検出精度を向上できるよう構成されている。
図2,3を参照して、NOx検出装置10により実施されるNOxセンサ100のセンサ出力の補正方法について説明する。なお、以下の説明では、第2ポンピング電流Ip2を「センサ電極電流」とも表記する。
図2に、NOxセンサ100の素子温度とセンサ電極電流の特性の一例を示す。図2の横軸は素子温度[℃]を表し、より詳細には、NOxセンサ素子101の作動温度である。図2の縦軸はセンサ電極電流[μA]、すなわち上記の第2ポンピング電流Ip2を示す。菱形のプロットを結ぶグラフI1は、任意の条件下で使用中のNOxセンサ100の特性の一例を示し、四角のプロットを結ぶグラフI2は、当該センサ作製時の初期状態における特性の一例を示す。また、丸のプロットを結ぶグラフは、これらの特性の差分(I1−I2)を示す。また、図2に示す例では、特定ガス成分としてのNOx濃度は0ppmとしている。つまり、図2に示す各特性は、排出ガス中のNOx濃度に依存せずに出力される上記のオフセット値に相当する。
図2のグラフI1,I2に示すように、素子温度が上昇するほど、センサ電極電流が増大し、反対に、素子温度が下降するほど、センサ電極電流が減少する傾向がある。また、任意の素子温度(例えばA℃)においては、初期状態から使用時間を経るにつれて、同一の素子温度におけるセンサ電極電流が増加する傾向がある。つまり、素子温度とセンサ電極電流との間の特性は、図2中のグラフI2−I1に示すように、例えばグラフI2からグラフI1に遷移するように、センサの使用時間の経過とともに特性の全体が電流値の増える方向にベースアップする傾向にある。
このように、図2に示すNOxセンサ100の素子温度とセンサ電極電流との間の特性、すなわち、NOxセンサ100のセンサ出力のオフセット量は、素子温度や経年変化等の各種影響により変動するものであり、これによりセンサ出力にずれが引き起こされる。
NOxセンサ100のセンサ出力にこのような特性が生じる理由としては、主に電子伝導量の影響が考えられる。電子伝導量とは、センサへの電圧印加時にガス雰囲気に関係なく素子電極に流れる電子量である。電子伝導量は、センサ固体のバラツキや経年変化、温度変化等の各種影響により変動することが知られている。そこで本実施形態では、この電子伝導量の特性に着目する。電子伝導量を逐次計測して、所定の範囲における電子伝導量の変化量の変動に応じてセンサ出力の補正量を更新することで、精度良くNOx濃度の導出を行うものである。具体的には、第1実施形態のNOxセンサシステム1では、図2に示すように、所定の2つの素子温度A,Bにおけるセンサ電極電流a,bの差分cの増減に応じて補正量dを更新する。
以下、図3のフローチャートの手順に沿ってこのセンサ出力補正量の更新処理について説明する。図3に示すフローチャートの一連の処理は、NOx検出装置10のマイクロコンピュータ51によって、例えば所定周期ごとに実施される。
ステップS101では、補正量更新処理を実施するための所定の運転条件が成立しているか否かが確認される。この運転条件とは、エンジンの排気管内の排出ガスの出力量や温度が比較的安定している運転環境下を設定することができ、例えば、エンジンのイグニッションオフ時、フューエルカット制御時、アイドリング運転時などを含めることができる。ステップS101の判定の結果、所定の運転条件が成立している場合にはステップS102に進み、そうでない場合には本制御フローを終了する。
ステップS102では、制御回路52を介して、素子温度が所定のA℃となるようにヒータ164が制御される。ステップS102の処理が完了するとステップS103に進む。
ステップS103では、制御回路52を介して、素子温度A℃の時のセンサ電極電流aが計測されて、この電流値が記録される。このセンサ電極電流aとは、マイクロコンピュータ51が被測定ガスGM中のNOx濃度を算出するために用いるNOxセンサ100の出力情報であり、上述の第2ポンピング電流Ip2が該当する。ステップS103の処理が完了するとステップS104に進む。
ステップS104では、制御回路52を介して、素子温度が所定のB℃となるようにヒータ164が制御される。ステップS104の処理が完了するとステップS105に進む。
ステップS105では、制御回路52を介して、素子温度B℃の時のセンサ電極電流bが計測され、この電流値が記録される。ステップS105の処理が完了するとステップS106に進む。
ここで、ステップS102〜S105で用いる素子温度Aは、NOxセンサ素子101内の各セル110,120,130の活性化温度であることが好ましい。NOxセンサ100の場合の活性化温度は例えば750〜850℃の範囲であるので、素子温度Aを800℃と設定することができる。また、素子温度Bは、この素子温度Aよりも高温側であり、かつ、素子温度Aの温度制御の定常偏差(例えば±50℃)と重複しないであることが好ましい。したがって、素子温度Bを、例えば素子温度Aより100℃高い900℃と設定することができる。このように素子温度A,Bを設定することにより、両温度間における電子伝導量の変化量cの差異を出しやすくできる。
ステップS106では、ステップS103,S105にて記録されたセンサ電極電流a,bに基づいて、電子伝導量の変化量cが算出される。マイクロコンピュータ51は、例えばセンサ電極電流a,bの差分(c=b−a)を電子伝導量変化量cとして算出する。なお、電子伝導量変化量cは、所定の2つの温度におけるセンサ電極電流の相対的な差異であればよく、差分以外にも、比率や、これらの差分や比率に係数を乗じたもの、a,bを変数とする関数、などを用いて算出することもできる。ステップS106の処理が完了するとステップS107に進む。
ステップS107では、ステップS106にて算出された電子伝導量変化量cに対応する補正量dが設定される。マイクロコンピュータ51は、例えば変化量cと、この変化量cに対応する補正量dとの複数のセットを含むマップを予めもっておき、ステップS106にて算出された変化量cに基づき、マップを参照して補正量dを選択することができる。また、変化量cと補正量dとの対応関係は、例えば、センサ作製時の初期状態における電子伝導量変化量c0のときの補正量d0を基準として、変化量cがこの初期値c0より増大した場合には補正量を減らし、変化量cが初期値c0より減少した場合には補正量dを増やすなど、変化量cに応じて補正後のセンサ出力値が初期状態の基準値に近づく方向に補正量dを設定することができる。
ステップS108では、ステップS107にて設定された補正量dを用いてセンサ出力値の補正が実施される。マイクロコンピュータ51は、例えば、制御回路52を介して計測された第2ポンピング電流Ip2(センサ電極電流)に補正量dを乗算したり、または加減算するなどの補正演算によって、センサ出力値をNOx濃度に換算する。ステップS108の処理が完了すると本制御フローを終了する。
次に、第1実施形態の効果について説明する。第1実施形態のNOx検出装置10(NOxセンサ100の制御装置)及びNOxセンサシステム1によれば、NOx検出装置10のマイクロコンピュータ51が、NOxセンサ100に発生する電子伝導量の変化量cに応じて、排出ガスセンサ100のセンサ出力である、制御回路52により計測された第2ポンピング電流Ip2を補正する。
図2を参照して説明したとおり、NOxセンサ100のセンサ出力のオフセット量は、素子温度や経年変化等の各種影響により変動するものであり、その原因としては主にNOxセンサ100に発生する電子伝導量の影響が考えられる。第1実施形態の構成によれば、この電子伝導量の変化量cに応じてNOxセンサ100のセンサ出力を適切に補正することができるので、電子伝導量に起因するセンサ出力のずれの発生を好適に抑制でき、センサ出力の検出精度を向上できる。また、センサ出力の検出精度向上により、センサ出力から換算して出力されるNOx濃度の測定精度も向上できる。
また、第1実施形態のNOx検出装置10及びNOxセンサシステム1によれば、所定の素子温度におけるセンサ出力に基づいて電子伝導量の変化量cを算出し、この変化量cに応じて補正量dを変更し、変更した補正量dを用いてセンサ出力を補正してNOx濃度として出力する。より詳細には、2つの素子温度A,Bにおけるセンサ出力(センサ電極電流a,b)を計測し、これらの2つのセンサ出力値に基づいて電子伝導量の変化量cを算出する。
この構成により、共に現時点の2つのセンサ電極電流a,bを用いて電子伝導量変化量cが算出されるので、図2に示して説明した素子温度−センサ出力特性について、現時点の特性に即した電子伝導量変化量cを算出することができ、また、補正量dの変更を行うことができる。また、図2に示して説明した素子温度−センサ出力特性は、上述のように電子伝導量が主要な要因であるが、その他の要因として、NOxセンサ素子101の各セル110,120,130の内部に残留する酸素(残留O2)の影響も考えられる。共に現時点の2つのセンサ電極電流a,bを用いて電子伝導量変化量cを算出することにより、残留O2に起因するセンサ出力のずれの発生も好適に抑制でき、センサ出力の検出精度をさらに向上できる。
また、第1実施形態のNOx検出装置10及びNOxセンサシステム1によれば、エンジンの運転状態が排気管内の排出ガスが安定している所定の運転環境下(例えばエンジンのイグニッションオフ時、フューエルカット制御時、アイドリング運転時など)にあるときに、上記の補正量dの変更処理を行う。
この構成により、排出ガスが安定している所定の運転環境下において、排出ガス中のNOx濃度の変動が極めて少ない状態で各素子温度A,Bのセンサ出力(センサ電極電流a,b)を計測できるので、これらに基づき算出される電子伝導量変化量cの検出精度を向上できる。したがって、補正量dの変更を精度良く行うことができ、NOx濃度の測定精度もさらに向上できる。
なお、第1実施形態では、2つの素子温度A,Bのときのセンサ電極電流a,bを用いて電子伝導量の変化量cを算出する構成を例示したが、これに限られず、3つ以上の素子温度のセンサ電極電流を用いて変化量を算出する構成でもよい。これにより、より高精度に変化量を算出することができる。この場合、3つの電流値を引数とする関数などを用いて電子伝導量の変化量cを算出することができる。
[第2実施形態]
図2,4を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態は、その構成は第1実施形態と同様であるが、センサ出力補正量の更新処理の手法が異なる。具体的には、第1実施形態において、2つの素子温度A,Bにおけるセンサ出力(センサ電極電流a,b)を計測し、これらの2つのセンサ出力値に基づいて電子伝導量の変化量cを算出していたのに対して、第2実施形態では、図2に示すように、単一の素子温度Aにおけるセンサ出力(センサ電極電流a)を計測し、計測したセンサ電極電流aと、基準電流値とに基づいて電子伝導量の変化量fを算出する。この基準電流値としては、例えば、NOxセンサ100の作製時に予め計測されて記憶されている、上記と同一の素子温度Aにおけるセンサ出力の初期値(センサ電極電流初期値e)を用いることができる。
図4のフローチャートの手順に沿って第2実施形態におけるセンサ出力補正量の更新処理について説明する。図4に示すフローチャートの一連の処理は、NOx検出装置10のマイクロコンピュータ51によって、例えば所定周期ごとに実施される。なお、ステップS201〜S203,S207の各処理は、図3のステップS101〜S103,S108と同一であるので説明を省略する。
ステップS204では、センサ作製時のセンサ電極電流初期値eが読み出される。センサ電極電流初期値eは、例えばセンサの作製作業が完了した際に、ステップS203と同一の素子温度A℃の時のセンサ電極電流が計測されて、この電流値がマイクロコンピュータ51に予め記録されている。ステップS204の処理が完了するとステップS205に進む。
ステップS205では、ステップS203,S204にて記録、読出されたセンサ電極電流aとセンサ電極電流初期値eに基づいて、電子伝導量の変化量fが算出される。マイクロコンピュータ51は、例えば図3のステップS106で説明したのと同様に、両者の差分(f=a−e)や各種演算により電子伝導量変化量fを算出する。ステップS205の処理が完了するとステップS206に進む。
ステップS206では、ステップS205にて算出された電子伝導量変化量fに対応する補正量gが設定される。マイクロコンピュータ51は、例えば変化量fと、この変化量fに対応する補正量gとの複数のセットを含むマップを予めもっておき、ステップS205にて算出された変化量fに基づき、マップを参照して補正量gを選択することができる。また、変化量fと補正量gとの対応関係は、例えば、変化量fが0のとき(センサ電極電流aがセンサ電極電流初期値eと同一のとき)の補正量g0を基準として、変化量fが正方向に増大した場合には補正量を減らし、変化量fが負方向に減少した場合には補正量gを増やすなど、変化量fに応じて補正後のセンサ出力値が初期状態の基準値に近づく方向に補正量gを設定することができる。
このように、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、NOxセンサ100に発生する電子伝導量の変化量fに応じて、排出ガスセンサ100のセンサ出力を適切に補正することができるので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、第2実施形態では、単一の素子温度Aにおけるセンサ出力との差分を算出するための基準電流値としてセンサ電極電流初期値eを用いたが、基準電流値は、経年変化に起因する同一の素子温度Aにおけるセンサ出力の出力ズレが明確に把握できればよい。この場合、例えば図4の補正量更新処理を過去に複数回実施しているとき、所定回数前に計測したセンサ電極電流aを基準電流値として用いることもできる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1:NOxセンサシステム(排出ガスセンサシステム)
10:NOx検出装置(制御装置)
100:NOxセンサ(排出ガスセンサ)
A,B:素子温度
a,b:センサ電極電流(センサ出力)
c,f:電子伝導量変化量
d,g:センサ出力補正量
e:センサ電極電流初期値(基準電流値)
Ip2:第2ポンピング電流(センサ出力)

Claims (7)

  1. 内燃機関の排出ガスの中の特定ガス成分の濃度を検出する排出ガスセンサ(100)を制御する制御装置(10)であって、
    前記排出ガスセンサに発生する電子伝導量の変化量(c)に応じて、前記排出ガスセンサのセンサ出力(Ip2)を補正する、
    排出ガスセンサの制御装置。
  2. 所定の素子温度(A,B)における前記センサ出力(a,b)に基づいて前記電子伝導量の変化量(c,f)を算出し、前記変化量に応じて補正量(d,g)を変更し、前記変更した補正量を用いて前記センサ出力を補正して前記特定ガス成分の濃度として出力する、
    請求項1に記載の排出ガスセンサの制御装置。
  3. 少なくとも2つの素子温度(A,B)における前記センサ出力(a,b)を計測し、前記少なくとも2つのセンサ出力値に基づいて前記電子伝導量の変化量(c)を算出し、前記変化量に応じて補正量(d)を変更する、
    請求項2に記載の排出ガスセンサの制御装置。
  4. 所定の素子温度(A)における前記センサ出力(a)を計測し、前記計測したセンサ出力と、基準電流値(e)とに基づいて前記電子伝導量の変化量(f)を算出し、前記変化量に応じて補正量(g)を変更する、
    請求項2に記載の排出ガスセンサの制御装置。
  5. 前記基準電流値は当該排出ガスセンサの作製時の前記素子温度におけるセンサ出力の初期値(e)である、
    請求項4に記載の排出ガスセンサの制御装置。
  6. 前記内燃機関の運転状態が排気管内の前記排出ガスが安定している所定の運転環境下にあるときに前記補正量の変更を行う、
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の排出ガスセンサの制御装置。
  7. 内燃機関の排出ガス中の特定ガス成分の濃度を検出する排出ガスセンサ(100)と、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置(10)と、
    を備える排出ガスセンサシステム(1)。
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