JP2017075917A - 温度センサ取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池と基板との間隔が変化した場合であっても、温度測定の精度を確保できる温度センサ取付構造を提供すること。
【解決手段】本実施形態の温度センサ取付構造は、電池と、前記電池の上に配置された基板と、前記基板の前記電池と対向する側の面に取り付けられた温度センサと、前記温度センサを囲むように前記基板に取り付けられた弾性変形可能な筒状部材と、前記電池と前記基板との間に配置され、前記筒状部材の内部に少なくとも一部が挿入された固体伝熱部材と、前記基板の前記電池と対向する側の面、前記筒状部材の内周面及び前記固体伝熱部材によって囲まれる閉空間に充填された液状伝熱部材と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本実施形態の温度センサ取付構造は、電池と、前記電池の上に配置された基板と、前記基板の前記電池と対向する側の面に取り付けられた温度センサと、前記温度センサを囲むように前記基板に取り付けられた弾性変形可能な筒状部材と、前記電池と前記基板との間に配置され、前記筒状部材の内部に少なくとも一部が挿入された固体伝熱部材と、前記基板の前記電池と対向する側の面、前記筒状部材の内周面及び前記固体伝熱部材によって囲まれる閉空間に充填された液状伝熱部材と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、温度センサ取付構造に関する。
従来、サーミスタが取り付けられた基板を電池の上に配置し、このサーミスタの抵抗値に基づいて電池の温度を測定することが可能な温度センサ取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この温度センサ取付構造においては、サーミスタがグリース等の伝熱部材を介して電池に熱的に接触している。
しかしながら、上記の温度センサ取付構造では、振動等により電池と基板との間隔が変化すると、温度測定の精度が低下する場合がある。これは、電池と基板との間隔が変化すると、グリースが電池と基板との間隔の変化に追従できず、電池と基板との間から漏れ出し周囲に飛散し、サーミスタと電池との間の熱伝導性が低下するからである。
そこで、上記課題に鑑み、電池と基板との間隔が変化した場合であっても、温度測定の精度を確保できる温度センサ取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る温度センサ取付構造は、
電池と、
前記電池の上に配置された基板と、
前記基板の前記電池と対向する側の面に取り付けられた温度センサと、
前記温度センサを囲むように前記基板に取り付けられた弾性変形可能な筒状部材と、
前記電池と前記基板との間に配置され、前記筒状部材の内部に少なくとも一部が挿入された固体伝熱部材と、
前記基板の前記電池と対向する側の面、前記筒状部材の内周面及び前記固体伝熱部材によって囲まれる閉空間に充填された液状伝熱部材と、
を有する。
電池と、
前記電池の上に配置された基板と、
前記基板の前記電池と対向する側の面に取り付けられた温度センサと、
前記温度センサを囲むように前記基板に取り付けられた弾性変形可能な筒状部材と、
前記電池と前記基板との間に配置され、前記筒状部材の内部に少なくとも一部が挿入された固体伝熱部材と、
前記基板の前記電池と対向する側の面、前記筒状部材の内周面及び前記固体伝熱部材によって囲まれる閉空間に充填された液状伝熱部材と、
を有する。
開示の温度センサ取付構造によれば、電池と基板との間隔が変化した場合であっても、筒状部材が変形することで、液状伝熱部材が、基板の電池と対向する側の面、筒状部材の内周面及び固体伝熱部材によって囲まれる閉空間内に保持される。これにより、温度センサは、固体伝熱部材及び液状伝熱部材を介して電池と熱的に接触した状態に保たれ、電池と温度センサとの間の熱伝導性が変化することを抑制できるので、温度センサによる電池の温度測定の精度を確保できる。
以下、発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
本実施形態の温度センサ取付構造は、例えば、車載用の電池の上に、温度センサを備えるECU(Electronic Control Unit)基板を配置する際、電池と温度センサとを熱的に接触させるための構造である。
以下、本実施形態の温度センサ取付構造について、図1に基づき説明する。図1は、本実施形態の温度センサ取付構造の概略断面図である。
温度センサ取付構造は、電池10と、基板12と、温度センサ14と、筒状部材16と、固体伝熱部材18と、液状伝熱部材20とを有する。この温度センサ取付構造においては、電池10と温度センサ14とが固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して熱的に接触することによって、温度センサ14を用いて電池10の温度が測定される。
電池10は、例えば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池であり、直方体形状を有する。
基板12は、電池10の上に配置される基板の一例であり、例えば、プリント基板に複数の電子部品が実装されたECU基板である。基板12には、配線パターンが形成されており、複数の電子部品は配線パターンと電気的に接続されている。電子部品は、例えば、各種情報を入力して演算を実行すると共に制御指令を出力する制御ユニットを含む。
温度センサ14は、基板12の電池10と対向する側の面に取り付けられたセンサであり、例えば、サーミスタ等の測温素子である。温度センサ14は、基板12に形成された配線パターンを介して制御ユニットと電気的に接続されており、温度センサ14で検出された温度に基づいて制御ユニットによる制御が行われる。
筒状部材16は、温度センサ14を囲むように基板12に取り付けられた弾性変形可能な部材であり、例えば、ゴム等の弾性体により形成されている。筒状部材16は、電池10側から基板12側に向かって厚みを厚くすることにより、筒状部材16を伸縮させるのに必要な力(以下「伸縮力」という。)が電池10側から基板12側に向かって大きくなるように形成されていることが好ましい。本実施形態では、筒状部材16は、電池10側から順に、第1伸縮部A1と、第2伸縮部A2と、第3伸縮部A3とを有し、その厚みは第1伸縮部A1、第2伸縮部A2、第3伸縮部A3の順に厚くなっている。これにより、筒状部材16における伸縮力は、電池10側から基板12側に向かって大きくなるように形成されている。具体的には、第1伸縮部A1は第1の伸縮力を有し、第2伸縮部A2は第1の伸縮力よりも大きい第2の伸縮力を有し、第3伸縮部A3は第2伸縮部A2よりも大きい第3の伸縮力を有する。
なお、筒状部材16は、温度センサ14を囲むように基板12に取り付けられた弾性変形可能な部材であればよく、筒状部材16の電池10側から基板12側に向かって伸縮力が小さくなっていてもよく、等しくなっていてもよい。また、筒状部材16は、伸縮力の異なる伸縮部を2つ有していてもよく、4つ以上有していてもよい。
固体伝熱部材18は、電池10上に配置され、筒状部材16の内部に少なくとも一部が挿入可能な熱伝導性の高い部材であり、例えば、銅、アルミニウム等の金属により形成されている。固体伝熱部材18は、その外径が筒状部材16の内径と同一、又は、僅かに小さくなるように形成されている。これにより、固体伝熱部材18は、筒状部材16の電池10側の開口を塞いだ状態で、筒状部材16の内部を上下に移動することができる。
液状伝熱部材20は、基板12の電池10と対向する側の面、筒状部材16の内周面及び固体伝熱部材18によって囲まれる閉空間に充填される熱伝導性の高い絶縁性部材である。液状伝熱部材20は、例えば、シリコーン等のグリースに酸化アルミニウム(アルミナ)等の金属酸化物の粒子を分散させたものにより形成されている。
次に、本実施形態の温度センサ取付構造の作用・効果について説明する。
まず、電池10と基板12との間隔が縮まる方向に変化する場合の温度センサ取付構造の状態について、図2に基づき説明する。図2は、電池10と基板12との間隔が縮まる方向に変化する場合の温度センサ取付構造の状態を説明する概略断面図である。
図2(a)は、電池10と基板12との間隔が伸びている状態を示している。この状態では、液状伝熱部材20が閉空間内に保持されているため、温度センサ14は固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。
図2(b)に示すように、電池10と基板12との間隔が縮まり、その間隔がG1からG2に変化すると、電池10と基板12との間隔の変化に対応して、筒状部材16が電池10と基板12との間隔方向に縮まる方向に変形する。具体的には、基板12の電池10と対向する側の面、筒状部材16の内周面及び固体伝熱部材18によって囲まれる閉空間の体積が小さくなり、液状伝熱部材20の圧力が大きくなる。このため、筒状部材16のうち伸縮力が最も小さい第1伸縮部A1が筒状部材16の径方向に拡がる方向に変形し、内部に液状伝熱部材20を充填可能なグリース溜りを形成する。また、筒状部材16のうち第1伸縮部A1よりも伸縮力が大きい第2伸縮部A2も筒状部材16の径方向に拡がる方向に変形し、内部に液状伝熱部材20を充填可能なグリース溜りを形成する。なお、第2伸縮部A2の変形量は、第1伸縮部A1の変形量よりも小さくなっている。この状態では、液状伝熱部材20がグリース溜りを含む閉空間内に保持された状態を維持しているため、図2(a)に示した場合と同様に、温度センサ14は固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。
図2(c)に示すように、電池10と基板12との間隔が更に縮まり、その間隔がG2からG3に変化すると、電池10と基板12との間隔の変化に対応して、筒状部材16が電池10と基板12との間隔方向に縮まる方向に更に変形する。具体的には、基板12の電池10と対向する側の面、筒状部材16の内周面及び固体伝熱部材18によって囲まれる閉空間の体積が更に小さくなり、液状伝熱部材20の圧力が大きくなる。このため、筒状部材16のうち第1伸縮部A1及び第2伸縮部A2の変形量が大きくなると共に、第2伸縮部A2よりも伸縮力が大きい第3伸縮部A3が筒状部材16の径方向に拡がる方向に変形し、内部に液状伝熱部材20を充填可能なグリース溜りを形成する。この状態では、液状伝熱部材20がグリース溜りを含む閉空間内に保持された状態を維持しているため、図2(a)に示した場合と同様に、温度センサ14は固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。
図2(d)に示すように、電池10と基板12との間隔が更に縮まり、その間隔がG3からG4に変化すると、電池10と基板12との間隔に変化に対応して、筒状部材16が電池10と基板12との間隔方向に縮まる方向に更に変形する。具体的には、基板12の電池10と対向する側の面、筒状部材16の内周面及び固体伝熱部材18によって囲まれる閉空間の体積が更に小さくなり、液状伝熱部材20の圧力が大きくなる。このため、筒状部材16の第1伸縮部A1、第2伸縮部A2及び第3伸縮部A3の変形量が更に大きくなる。この状態では、液状伝熱部材20がグリース溜りを含む閉空間内に保持された状態を維持しているため、図2(a)に示した場合と同様に、温度センサ14は固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。
このように、本実施形態の温度センサ取付構造では、温度センサ14を囲むように基板12に取り付けられた弾性変形可能な筒状部材16を有する。これにより、電池10と基板12との間隔が縮まる方向に変化した場合であっても、筒状部材16の一部が径方向に拡がる方向に変形し、内部に液状伝熱部材20を充填可能なグリース溜りを形成する。このため、液状伝熱部材20はグリース溜りを含む閉空間内に保持され、閉空間内から漏れ出し飛散することがない。その結果、温度センサ14は、固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触した状態に保たれる。
また、本実施形態の温度センサ取付構造では、筒状部材16が、電池10側から基板12側に向かって伸縮力が大きくなるように形成されている。これにより、電池10と基板12との間隔が縮まる方向に変化した場合、筒状部材16は、電池10側の伸縮部から基板12側の伸縮部の順に、筒状部材16の径方向に拡がる方向に変形し、内部に液状伝熱部材20を充填可能なグリース溜りを形成する。このため、液状伝熱部材20は、固体伝熱部材18に妨げられることなく、グリース溜りに移動可能である。
次に、電池10と基板12との間隔が伸びる方向に変化する場合の温度センサ取付構造の状態について、図3に基づき説明する。図3は、電池10と基板12との間隔が伸びる方向に変化する場合の温度センサ取付構造の状態を説明する概略断面図である。
図3(a)は、電池10と基板12との間隔が縮まっている状態を示している。この状態では、液状伝熱部材20がグリース溜りを含む閉空間内に保持されているため、温度センサ14は固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。
図3(b)に示すように、電池10と基板12との間隔が伸び、その間隔がG4からG3に変化すると、電池10と基板12との間隔の変化に対応して、筒状部材16が電池10と基板12との間隔方向に伸びる方向に変形する。具体的には、基板12の電池10と対向する側の面、筒状部材16の内周面及び固体伝熱部材18によって囲まれる閉空間の体積が大きくなり、液状伝熱部材20の圧力が小さくなる。このため、筒状部材16のうち伸縮力が最も大きい第3伸縮部A3が筒状部材16の径方向に縮まり、拡がる前の状態に戻る方向に変形する。これは、筒状部材16が弾性を有するからである。また、筒状部材16の第3伸縮部A3よりも伸縮力が小さい第2伸縮部A2も筒状部材16の径方向に縮まり、拡がる前の状態に戻る方向に変形する。これは、筒状部材16が弾性を有するからである。なお、第2伸縮部A2の変形量は、第3伸縮部A3の変形量よりも小さくなる。この状態では、液状伝熱部材20がグリース溜りを含む閉空間内に保持された状態を維持しているため、図3(a)に示した場合と同様に、温度センサ14は固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。
図3(c)に示すように、電池10と基板12との間隔が更に伸び、その間隔がG3からG2に変化すると、電池10と基板12との間隔の変化に対応して、筒状部材16が電池10と基板12との間隔方向に伸びる方向に更に変形する。具体的には、基板12の電池10と対向する側の面、筒状部材16の内周面及び固体伝熱部材18によって囲まれる閉空間の体積が更に大きくなり、液状伝熱部材20の圧力が小さくなる。このため、筒状部材16のうち第3伸縮部A3及び第2伸縮部A2の変形量が小さくなると共に、筒状部材16の第2伸縮部A2よりも伸縮力が小さい第1伸縮部A1が筒状部材16の径方向に縮まり、拡がる前の状態に戻る方向に変形する。この状態では、液状伝熱部材20がグリース溜りを含む閉空間内に保持された状態を維持しているため、図3(a)に示した場合と同様に、温度センサ14は固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。
図3(d)に示すように、電池10と基板12との間隔が更に伸び、その間隔がG2からG1に変化すると、電池10と基板12との間隔に変化に対応して、筒状部材16が電池10と基板12との間隔方向に伸びる方向に更に変形する。このとき、基板12の電池10と対向する側の面、筒状部材16の内周面及び固体伝熱部材18によって囲まれる閉空間の体積が更に大きくなり、液状伝熱部材20の圧力が小さくなる。このため、筒状部材16のすべての部分(第1伸縮部A1、第2伸縮部A2、第3伸縮部A3)が縮まり、拡がる前の状態に戻る方向に変形する。この状態では、液状伝熱部材20が閉空間内に保持された状態であるため、図3(a)に示した場合と同様に、温度センサ14は固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。
このように、本実施形態の温度センサ取付構造では、温度センサ14を囲むように基板12に取り付けられた弾性変形可能な筒状部材16を有する。これにより、電池10と基板12との間隔が伸びる方向に変化した場合であっても、筒状部材16のうち径方向に拡がるように変形した部分(グリース溜り)が縮まって、拡がる前の状態に戻る方向に変形する。このため、液状伝熱部材20は筒状部材16の変形に追従して閉空間内に保持され、閉空間内から漏れ出し飛散することがない。その結果、温度センサ14は、固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触した状態に保たれる。
また、本実施形態の温度センサ取付構造では、筒状部材16が、電池10側から基板12側に向かって伸縮力が大きくなるように形成されている。これにより、電池10と基板12との間隔が伸びる方向に変化した場合、筒状部材16は、基板12側の伸縮部から電池10側の伸縮部の順に、筒状部材16の径方向に縮まり、拡がる前の状態に戻る方向に変形する。このため、液状伝熱部材20は、固体伝熱部材18に妨げられることなく、筒状部材16の変形した部分(グリース溜り)から変形する前の部分に移動可能である。
以上に説明したように、本実施形態の温度センサ取付構造によれば、電池10と基板12との間隔が変化した場合であっても、その間隔の変化に対応して筒状部材16が変形する。これにより、液状伝熱部材20が、基板12の電池10と対向する側の面、筒状部材16の内周面及び固体伝熱部材18によって囲まれる閉空間内に保持される。このため、温度センサ14は、固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触した状態に保たれ、電池10と温度センサ14との間の熱伝導性が変化することを抑制できるので、温度センサ14による電池10の温度測定の精度を確保できる。
また、本実施形態の温度センサ取付構造では、基板12に温度センサ14が直接取り付けられている。このため、基板12と温度センサ14とを熱的に接触させるためのワイヤーハーネス等の専用配線が不要となる。また、本実施形態の温度センサ取付構造では、電池10と温度センサ14とが固体伝熱部材18及び液状伝熱部材20を介して電池10と熱的に接触している。このため、電池10と温度センサ14とを熱的に接触させるためのワイヤーハーネス等の専用配線が不要となる。
以上、温度センサ取付構造を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
10 電池
12 基板
14 温度センサ
16 筒状部材
18 固体伝熱部材
20 液状伝熱部材
12 基板
14 温度センサ
16 筒状部材
18 固体伝熱部材
20 液状伝熱部材
Claims (1)
- 電池と、
前記電池の上に配置された基板と、
前記基板の前記電池と対向する側の面に取り付けられた温度センサと、
前記温度センサを囲むように前記基板に取り付けられた弾性変形可能な筒状部材と、
前記電池と前記基板との間に配置され、前記筒状部材の内部に少なくとも一部が挿入された固体伝熱部材と、
前記基板の前記電池と対向する側の面、前記筒状部材の内周面及び前記固体伝熱部材によって囲まれる閉空間に充填された液状伝熱部材と、
を有する、
温度センサ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015204790A JP2017075917A (ja) | 2015-10-16 | 2015-10-16 | 温度センサ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015204790A JP2017075917A (ja) | 2015-10-16 | 2015-10-16 | 温度センサ取付構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017075917A true JP2017075917A (ja) | 2017-04-20 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018181801A (ja) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | 矢崎総業株式会社 | 温度センサ及び電池パック |
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2015
- 2015-10-16 JP JP2015204790A patent/JP2017075917A/ja active Pending
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