JP2017075696A - 流体機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体流路と流体との摩擦による帯電と流体流路と流体との接触による流体の汚染とを抑制した流体機器を提供する。【解決手段】流入口111から流出口112へ流体を導く流体流路113が内部に形成された本体部110を備え、本体部110が、フッ素樹脂材料とフッ素樹脂材料に分散したカーボンナノチューブとを含む導電性フッ素樹脂材料により形成されており、導電性フッ素樹脂材料が、カーボンナノチューブを0.020重量%以上かつ0.030重量%以下の割合で含有する流量調整装置100を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、導電性樹脂材料により本体部が形成された流体機器に関する。
フッ素樹脂材料は、耐薬品性や耐汚染性に優れているため、半導体製造に用いる腐食性流体や純水等を流通させる流体機器に広く用いられている。
一方で、フッ素樹脂材料は、体積抵抗率が1018Ω・cmより大きく一般的に絶縁材料に分類される。そのため、フッ素樹脂材料を用いた流体機器の内部には、流体機器の内部に形成される流体流路と流体との摩擦による帯電が発生してしまう場合がある。
帯電の発生を予防するために、カーボンブラックや鉄粉などの導電性物質をフッ素樹脂材料に混入してフッ素樹脂材料に導電性を付与することが考えられる。しかしながら、導電性物質と流体との接触により導電性物質から金属イオンが溶出し、流体が汚染されてしまう可能性がある。
そこで、導電性物質を含有するフッ素樹脂組成物からなる導電部分を外周面にストライプ状に埋め込んで導電性を付与した帯電防止フッ素樹脂チューブが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示される帯電防止フッ素樹脂チューブは、導電性物質と流体とが接触しないため、導電性物質からの金属イオンの溶出により流体が汚染されることがない。
特開2003−4176号公報
しかしながら、特許文献1に開示される帯電防止フッ素樹脂チューブは、流体との摩擦によって帯電が発生し易い流体流路の内周面に導電性が付与されていない。そのため、流体流路の内周面に発生した帯電を確実に除去することはできず、静電気の過剰な帯電によって流体流路を形成する樹脂材料が絶縁破壊してしまう可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、流体流路と流体との摩擦による帯電と流体流路と流体との接触による流体の汚染とを抑制した流体機器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明の一態様にかかる流体機器は、流入口から流出口へ流体を導く流体流路が内部に形成された本体部を備え、前記本体部が、フッ素樹脂材料と該フッ素樹脂材料に分散したカーボンナノチューブとを含む導電性フッ素樹脂材料により形成されており、該導電性フッ素樹脂材料が、前記カーボンナノチューブを0.020重量%以上かつ0.030重量%以下の割合で含有する。
本発明の一態様にかかる流体機器によれば、流体に直接的に接触する流体流路を形成する導電性フッ素樹脂材料に含まれるカーボンナノチューブの割合が、0.020重量%以上かつ0.030重量%以下という微小な割合となっている。このように微小な割合であっても、0.020重量%以上のカーボンナノチューブをフッ素樹脂材料に分散させることで、本体部に一定の導電性を付与して帯電を抑制することができる。これは、所定の長さを有するチューブ状のカーボンナノチューブを導電性物質として用いることで、カーボンブラックや鉄粉等の他の粒状の導電性物質に比べて少量で導電性を付与することができるためである。
また、導電性フッ素樹脂材料に含まれるカーボンナノチューブの割合が0.030重量%以下の微小な割合であるため、カーボンブラックや鉄粉等の他の粒状の導電性物質とは異なり、流体流路と流体との接触による流体の汚染を抑制することができる。
このように本発明の第1態様にかかる流体機器によれば、流体流路と流体との摩擦による帯電と流体流路と流体との接触による流体の汚染とを抑制した流体機器を提供することができる。
本発明の一態様にかかる流体機器は、前記流体流路に配置されるとともに該流体流路の流路断面積を局所的に減少させる縮径部を備えるものであってもよい。
このようにすることで、特に流体流路と流体との摩擦による帯電が発生し易い縮径部を備える流体機器において、縮径部に隣接する本体部における帯電を抑制することができる。
本発明の一態様にかかる流体機器は、前記導電性フッ素樹脂材料の体積抵抗率が1.0×10Ω・cmより大きくかつ1.0×10Ω・cm未満であってもよい。
このようにすることで、導電性フッ素樹脂材料の体積抵抗率を流体流路と流体との摩擦による帯電を抑制するのに十分な値とし、本体部に帯電が発生することを抑制することができる。
本発明の一態様にかかる流体機器は、前記本体部に接触した状態で取り付けられるとともに接地電位に維持される接地ケーブルに接続可能な金属製の導通部材を備えるものであってもよい。
このようにすることで、導電性フッ素樹脂材料が導通部材を介して接地ケーブルに接続されて接地電位に近付けられ、流体流路と流体との摩擦により帯電が発生することがより確実に抑制される。
本発明の一態様にかかる流体機器においては、前記流体流路が、前記流入口と連通した上流側流路と、前記流出口と連通した下流側流路とを有し、前記上流側流路および前記下流側流路と連通した弁室と、前記上流側流路から前記弁室へ流体を導く弁孔に挿入される弁体部と、を備え、前記縮径部が、前記弁孔と前記弁体部との間に形成される間隙である構成としてもよい。
本構成によれば、弁体部の弁孔への挿入量により流体流路を流通する流体の流量を調整する流体機器において、弁孔と弁体部との間に形成される間隙の近傍で流体流路と流体との摩擦により帯電が発生することが抑制される。
上記構成の流体機器においては、前記弁体部の軸線に沿って該弁体部を前記弁孔へ接触させる方向の付勢力を発生させる付勢力発生部と、前記弁室へ挿入された前記弁体部の端部に連結されるとともに前記軸線回りに環状に形成される薄膜部を有するダイヤフラム部と、前記ダイヤフラム部を介して前記弁体部の前記軸線に沿って該弁体部を前記弁孔から離間させる方向の対向力を発生させる対向力発生部と、を備える形態であってもよい。
本形態によれば、特に絶縁破壊により破断し易い薄膜部を有するダイヤフラム部を備える流体機器において、流体流路と流体との摩擦により帯電が発生することを抑制し、薄膜部が絶縁破壊により破断することを防止することができる。
上記形態の流体機器においては、前記付勢力発生部が、金属製のスプリングであり、前記スプリングと前記本体部とを電気的に接続する帯電防止部材を備えるものであってもよい。
このようにすることで、金属製のスプリングが導電性フッ素樹脂材料により形成される本体部と同電位に維持されるため、金属製のスプリングが過度に帯電して周囲に絶縁破壊を引き起こすことを防止することができる。
本発明の一態様にかかる流体機器においては、前記流体流路が、前記流入口と連通した上流側流路と、前記流出口と連通した下流側流路とを有し、前記本体部が、前記上流側流路が内部に形成された第1本体部と、前記下流側流路が内部に形成された第2本体部とを有し、前記第1本体部に形成されるとともに前記流入口から流入した流体を前記第2本体部へ導く第1弁孔と、前記第1本体部に収容されるとともに前記第1弁孔へ挿入される第1弁体部と、前記第1弁体部の第1軸線に沿って該第1弁体部を前記第1弁孔へ接触させる方向の第1付勢力を発生させる第1付勢力発生部と、前記第2本体部に形成されるとともに前記流出口から流出させる流体を前記下流側流路へ導く第2弁孔と、前記第2本体部に収容されるとともに前記第2弁孔へ挿入される第2弁体部と、前記第2弁体部の第2軸線に沿って該第2弁体部を前記第2弁孔へ接触させる方向の第2付勢力を発生させる第2付勢力発生部と、を備え、前記縮径部が、前記第1弁孔と前記第1弁体部との間に形成される第1間隙と前記第2弁孔と前記第2弁体部との間に形成される第2間隙であってもよい。
このようにすることで、第1本体部と第2本体部とを連結して第1本体部の上流側流路から第2本体部の下流側流路へ流体を流通させる流体機器において、第1弁孔と第1弁体部との間に形成される第1間隙の近傍で上流側流路と流体との摩擦により帯電が発生することが抑制される。同様に、第2弁孔と第2弁体部との間に形成される第2間隙の近傍で下流側流路と流体との摩擦により帯電が発生することが抑制される。
本発明によれば、流体流路と流体との摩擦による帯電と流体流路と流体との接触による流体の汚染とを抑制した流体機器を提供することができる。
流量調整装置の一実施形態を示す正面図である。 図1に示す流量調整装置の縦断面図である。 カーボンナノチューブの添加料と導電性フッ素樹脂材料の体積抵抗率との関係を示すグラフである。 通水時間とパーティクル数の関係を示すグラフである。 プラグ装置とソケット装置とが離間した状態の連結装置の一実施形態を示す縦断面図である。 プラグ装置とソケット装置とが連結した状態の連結装置の一実施形態を示す縦断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明にかかる流体機器の第1実施形態である流量調整装置100について図面を参照して説明する。本実施形態の流量調整装置100は、半導体製造装置等に用いられる流体(薬液、純水等の液体)を流通させる配管に設置される流体機器である。
図1の正面図および図2の縦断面図に示すように、流量調整装置100は、本体部110と、上部ハウジング120と、下部ハウジング130と、導通部材140と、帯電防止部材145と、締結ボルト150と、弁体部170と、スプリング(付勢力発生部)180と、ダイヤフラム部190と、を備える。
以下、流量調整装置100が備える各構成について説明する。
本体部110は、流入口111から流出口112へ流体を導く流体流路113が内部に形成された部材である。後述するように、本体部110は、フッ素樹脂材料とフッ素樹脂材料に分散したカーボンナノチューブを含む導電性フッ素樹脂材料により形成されている。
本体部110の内部に形成される流体流路113は、上流側配管(図示略)から流体が導かれる流入口111と連通した上流側流路113aと、下流側配管(図示略)へ流体を導く流出口112と連通した下流側流路113bとを有する。
上部ハウジング120は、本体部110の上方に配置されるとともに本体部110との間に形成される空間にダイヤフラム部190を収容する部材である。
下部ハウジング130は、本体部110の下方に配置されるとともに本体部110との間に形成される空間に弁体部170を収容する部材である。
図1に示すように、本体部110と、上部ハウジング120と、下部ハウジング130とは、本体部110を挟んだ状態で上部ハウジング120と下部ハウジング130とを締結ボルト150により締結することにより、一体化されている。
導通部材140は、本体部110と上部ハウジング120との間に本体部110に接触した状態で取り付けられる金属製の部材である。導通部材140は、接地電位に維持される接地ケーブル10に接続可能となっている。
帯電防止部材145は、後述する金属製のスプリング180と導電性が付与された本体部110とを電気的に接続することで、スプリング180に過剰な帯電が発生することを防止するための部材である。
図2に示すように、弁体部170は、軸線X1に沿った軸状に形成されるとともに上流側流路113aから弁室160へ流体を導く弁孔160aに挿入される部材である。ここで、弁室160は、上流側流路113aおよび下流側流路113bと連通するとともに本体部110とダイヤフラム部190の下面との間に形成される空間である。
スプリング180は、弁体部170の軸線X1に沿って弁体部170を弁孔160aへ接触させる方向の付勢力を発生させる金属製の部材である。
ダイヤフラム部190は、弁室160へ挿入された弁体部170の上端部に連結されるとともに軸線X1回りに環状に形成される薄膜部191を有する部材である。
図2に示すように、ダイヤフラム部190は、本体部110と上部ハウジング120との間に挟まれた状態で配置される部材である。ダイヤフラム部190は、その下面と本体部110の上面との間に弁室160を形成するとともに、その上面と上部ハウジング120との間に圧力室(対向力発生部)121を形成する。
圧力室121は、外部の圧縮空気供給源(図示略)から空気導入部122を介して圧縮空気が導入される空間となっている。圧力室121は、導入された圧縮空気により、ダイヤフラム部190を介して弁体部170の軸線X1に沿って弁体部170を弁孔160aから離間させる方向の対向力を発生させる。
流量調整装置100は、圧力室121が発生させる対向力を調整することにより、弁孔160aと弁体部170との間に形成される間隙114の断面積を調整する。間隙114の断面積が大きくなると流体流路113を流通する流体の流量が増加し、間隙114の断面積が小さくなると流体流路113を流通する流体の流量が減少する。弁孔160aと弁体部170とが接触した遮断状態においては、流体流路113を流通する流体の流量がゼロとなる。
間隙114は、流体流路113に配置されるとともに流体流路113の流路断面積を局所的に減少させる縮径部となっている。そのため、間隙114の断面積が小さくなって間隙を通過する流体の流速が上昇すると、間隙114の近傍の本体部110と流体との摩擦により本体部110に帯電が発生し易い状態となる。
次に、本体部110を形成する材料について説明する。
前述したように、本体部110の内部には流体流路113が形成されており、流体流路113を通過する流体と本体部110との摩擦により本体部110に帯電が発生し易い。特に、間隙114の近傍においては、流体の流速が上昇するため、帯電の発生し易さが顕著である。
そこで、本実施形態においては、本体部110に導電性を付与して本体部110に導通部材140を接触させることで流体流路113を形成する本体部110に帯電が発生すること抑制している。
本実施形態の本体部110は、フッ素樹脂材料とフッ素樹脂材料に分散したカーボンナノチューブとを含む導電性フッ素樹脂材料により形成されている。
一方、本体部110および金属製の導通部材140,帯電防止部材145,スプリング180を除く他の部材は、カーボンナノチューブが分散されていないフッ素樹脂材料により形成されている。
ここで、フッ素樹脂材料とは、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)である。
フッ素樹脂材料としては、粉末状のもの(例えば、旭硝子製のPTFE G163)を用いることができる。
また、カーボンナノチューブとしては、例えば、以下の特性を備えるものを用いるのが望ましい。
・50μm以上かつ150μm以下の繊維長を有する。
・5nm以上かつ20nm以下の繊維径を有する。
・10mg/cm以上かつ70mg/cm以下の嵩密度を有する。
・G/D比が0.7以上かつ2.0以下である。
・純度が99.5%以上である。
・多層(例えば、4〜12層)に形成されている。
ここで、カーボンナノチューブの繊維長を50μm以上としているのは、カーボンナノチューブをフッ素樹脂材料に分散させた場合に、少量で十分な導電性を付与するためである。
また、G/D比とは、カーボンナノチューブのラマンスペクトルに現れるG−bandのピークとD−bandのピークの比を示す値である。G−bandはグラファイト構造に由来するものであり、D−bandは欠陥に由来するものである。G/D比は、カーボンナノチューブの欠陥濃度に対する結晶の純度の比率を示している。
発明者等は、フッ素樹脂材料に分散させるカーボンナノチューブの添加量〔重量%〕と、フッ素樹脂材料とそれに分散したカーボンナノチューブとを含む導電性フッ素樹脂材料の体積抵抗率〔Ω・cm〕との関係について調べたところ、図3に示す結果を得た。
図3に示す結果は、JIS K 7194に規定される「導電性プラスチックの4探針法による抵抗率試験方法」に基づいて試験片の体積抵抗率を測定した結果である。
試験片として、混練機により溶融混練した後に圧縮成形機により圧縮成形したものを、JIS K 7194に準拠したサイズに加工したものを複数作成した。
試験片を作成するのに用いたフッ素樹脂材料は、旭硝子製のPTFE G163である。
また、体積抵抗率の測定には、JIS K 7194に準拠した4探針法を用いる抵抗率計を用いた。4探針法は、試験片に4本の針状の探針(電極)を接触させ,外側の2本の探針間に流した電流と内側の2本の探針間に生じる電位差とから試験片の抵抗を求める方法である。
体積抵抗率は、複数の試験片それぞれから複数箇所で得た測定値を平均化することにより算出した。
図3に示す結果によれば、カーボンナノチューブの添加量を0.020重量%以上かつ0.030重量%以下の範囲とすることにより、導電性フッ素樹脂材料の体積抵抗率が1.0×10Ω・cmより大きくかつ1.0×10Ω・cm未満の範囲となった。この体積抵抗率の値は、カーボンナノチューブが分散されていないフッ素樹脂材料の体積抵抗率の値(1018Ω・cm)に比べて十分に低い。
発明者等は、カーボンナノチューブの添加量を0.025重量%とした導電性フッ素樹脂材料で本体部110を形成した流量調整装置100を用い、流体流路113に50kPaの空気を流通させた状態で流体流路113に発生する帯電電圧を測定した。その結果は、流体流路113に発生する帯電電圧は、約0.2kVで維持される測定結果となった。
一方、カーボンナノチューブを添加しないフッ素樹脂材料で本体部110を形成した比較例の流量調整装置を用い、流体流路113に50kPaの空気を流通させた状態で流体流路113に発生する帯電電圧を測定した。その結果は、流体流路113に発生する帯電電圧は、約3.0kV以上で維持される測定結果となった。
また、比較例の流量調整装置において、更に導通部材140を接地ケーブル10に接続しない状態とした場合、流体流路113に発生する帯電電圧は、約16.0kV以上で維持される測定結果となった。
以上の結果から、本実施形態においては、流量調整装置100の本体部110を形成する導電性フッ素樹脂材料が、カーボンナノチューブを0.020重量%以上かつ0.030重量%以下の割合で含有するものとした。また、本体部110が、導通部材140を介して接地ケーブル10に接続されるようにした。これにより、流体流路113に発生する帯電電圧を約0.2kVという低い値に維持することができる。
また、発明者等は、カーボンナノチューブの添加量を0.025重量%とした導電性フッ素樹脂材料で本体部110を形成した流量調整装置100を用い、流体流路113を流通する流体に含有される微粒子(パーティクル)を測定した。図4は、流体流路113に純水を流通させた通水時間とパーティクルカウンター(図示略)により測定されるパーティクル数の関係を示す測定結果である。
ここで、パーティクル数とは、純水1mlあたりに含まれる0.04μm以上のサイズのパーティクルの数をいう。
また、図4に示す測定においては、流体流路113を流通する純水の流量を0.5リットル/分とした。また、弁体部170を弁孔160aに接触させて純水の流通を遮断する遮断状態と、弁体部170を弁孔160aから離間させて純水の流通を流通させる流通状態とを5秒間隔で切り替えた。また、純水の温度は25℃とした。
図4では図示を省略しているが、測定開始時(通水時間がゼロ)におけるパーティクル数は約340個であった。その後、通水時間の経過とともにパーティクル数が徐々に減少し、通水時間が4時間を経過した後は、10個以下に維持されている。
このように、本実施形態の本体部110は、導電性フッ素樹脂材料に含まれるカーボンナノチューブの割合が0.030重量%以下の微小な割合であるため、カーボンブラックや鉄粉等の他の粒状の導電性物質とは異なり、流体流路113と流体との接触による流体の汚染を抑制することができる。
以上説明した本実施形態の流量調整装置100が奏する作用及び効果について説明する。
本実施形態の流量調整装置100によれば、流体に直接的に接触する流体流路113を形成する導電性フッ素樹脂材料に含まれるカーボンナノチューブの割合が、0.020重量%以上かつ0.030重量%以下という微小な割合となっている。このように微小な割合であっても、0.020重量%以上のカーボンナノチューブをフッ素樹脂材料に分散させることで、本体部110に一定の導電性を付与して帯電を抑制することができる。これは、所定の長さを有するチューブ状のカーボンナノチューブを導電性物質として用いることで、カーボンブラックや鉄粉等の他の粒状の導電性物質に比べて少量で導電性を付与することができるためである。
また、導電性フッ素樹脂材料に含まれるカーボンナノチューブの割合が0.030重量%以下の微小な割合であるため、カーボンブラックや鉄粉等の他の粒状の導電性物質とは異なり、流体流路113と流体との接触による流体の汚染を抑制することができる。
このように本実施形態の流量調整装置100によれば、流体流路113と流体との摩擦による帯電と流体流路113と流体との接触による流体の汚染とを抑制することができる。
本実施形態の流量調整装置100は、流体流路113に配置されるとともに流体流路113の流路断面積を局所的に減少させる間隙(縮径部)114を備える。
そのため、特に流体流路113と流体との摩擦による帯電が発生し易い間隙114を備える流量調整装置100において、間隙14に隣接する本体部110における帯電を抑制することができる。
本実施形態の流量調整装置100は、導電性フッ素樹脂材料の体積抵抗率が1.0×10Ω・cmより大きくかつ1.0×10Ω・cm未満である。
このようにすることで、導電性フッ素樹脂材料の体積抵抗率を流体流路113と流体との摩擦による帯電を抑制するのに十分な値とし、本体部110に帯電が発生することを抑制することができる。
本実施形態の流量調整装置100は、本体部110に接触した状態で取り付けられるとともに接地電位に維持される接地ケーブル10に接続可能な金属製の導通部材140を備える。
このようにすることで、導電性フッ素樹脂材料が導通部材140を介して接地ケーブル10に接続されて接地電位に近付けられ、流体流路113と流体との摩擦により帯電が発生することがより確実に抑制される。
本実施形態の流量調整装置100においては、弁体部170の軸線X1に沿って弁体部170を弁孔160aへ接触させる方向の付勢力を発生させるスプリング180と、弁室160へ挿入された弁体部170の端部に連結されるとともに軸線X1回りに環状に形成される薄膜部191を有するダイヤフラム部190と、ダイヤフラム部190を介して弁体部170の軸線X1に沿って弁体部170を弁孔160aから離間させる方向の対向力を発生させる圧力室121と、を備える。
このようにすることで、特に絶縁破壊により破断し易い薄膜部191を有するダイヤフラム部190を備える流量調整装置100において、流体流路113と流体との摩擦により帯電が発生することを抑制し、薄膜部191が絶縁破壊により破断することを防止することができる。
本実施形態の流量調整装置100においては、スプリング180が金属製であり、スプリング180と本体部110とを電気的に接続する帯電防止部材145を備える。
このようにすることで、金属製のスプリング180が導電性フッ素樹脂材料により形成される本体部110と同電位に維持されるため、金属製のスプリング180が過度に帯電して周囲に絶縁破壊を引き起こすことを防止することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明にかかる流体機器の第2実施形態である連結装置200について図面を参照して説明する。本実施形態の連結装置200は、半導体製造装置等に用いられる流体(薬液、純水等の液体)を流通させる配管を連結する流体機器である。
図5および図6に示すように、連結装置200は、ソケット装置200aとプラグ装置200bとを備え、ソケット装置200aとプラグ装置200bとを連結することにより、流入口211から流出口212へ流体を流通させる装置である。
ここで、ソケット装置200aについて説明する。
図5および図6に示すように、ソケット装置200aは、本体部(第1本体部)210aと、本体部210aに収容されるとともに弁孔(第1弁孔)215aに挿入される弁体部(第1弁体部)216aと、弁体部216aを弁孔215aへ接触させる方向の付勢力(第1付勢力)を発生させるスプリング(第1付勢力発生部)217aと、導通部材240aと、を備える。
弁孔215aは、本体部210aに形成されるとともに流入口211から流入した流体を本体部210bへ導く孔である。
本体部210aは、流入口211から弁孔215aへ流体を導く上流側流路213aが内部に形成された部材である。本体部210aは、フッ素樹脂材料とフッ素樹脂材料に分散したカーボンナノチューブを含む導電性フッ素樹脂材料により形成されている。
ここで、本体部210aを形成する導電性フッ素樹脂材料は、第1実施形態の本体部110を形成する導電性フッ素樹脂材料と同様である。
本体部210aの内部に形成される上流側流路213aは、上流側配管(図示略)から流体が導かれる流入口211および弁孔215aと連通している。
導通部材240aは、本体部210aの流入口211側の端部に、本体部210aに接触した状態で取り付けられる金属製の部材である。導通部材240aは、接地電位に維持される接地ケーブル20aに接続可能となっている。
弁体部(第1弁体部)216aは、軸線Y1に沿った筒状に形成されるとともに上流側流路213aから下流側流路213bへ流体を導く弁孔215aに挿入される部材である。
スプリング217aは、内部が流体の流路となる筒状に形成されるとともに、弁体部216aの軸線Y1に沿って弁体部216aを弁孔215aへ接触させる方向の付勢力を発生させる樹脂製(例えば、PFA製)の部材である。
図6に示すように、ソケット装置200aにプラグ装置200bを連結した状態においては、ソケット装置200aの弁体部216aの先端がプラグ装置200bの弁体部216bの先端に接触した状態となる。この場合、プラグ装置200bのスプリング217bは、弁体部216aの軸線Y1に沿って弁体部216aを弁孔215aから離間させる方向の対向力を発生させる。
プラグ装置200bのスプリング217bが発生させる対向力により、弁体部216aが弁孔215aから離間すると、弁孔215aと弁体部216aとの間に間隙214aが形成される。
間隙214aは、上流側流路213aに配置されるとともに上流側流路113aの流路断面積を局所的に減少させる縮径部となっている。そのため、間隙214aを通過する流体の流速が上昇し、間隙214aの近傍の本体部210aと流体との摩擦により本体部210aに帯電が発生し易い状態となる。
次に、プラグ装置200bについて説明する。
図5および図6に示すように、プラグ装置200bは、本体部(第2本体部)210bと、本体部210bに収容されるとともに弁孔(第2弁孔)215bに挿入される弁体部(第2弁体部)216bと、弁体部216bを弁孔215bへ接触させる方向の付勢力(第2付勢力)を発生させるスプリング(第2付勢力発生部)217bと、導通部材240bと、を備える。
弁孔215bは、本体部210bに形成されるとともに流出口212から流出させる流体を下流側流路213bへ導く孔である。
本体部210bは、弁孔215bから流出口212へ流体を導く下流側流路213bが内部に形成された部材である。本体部210bは、フッ素樹脂材料とフッ素樹脂材料に分散したカーボンナノチューブを含む導電性フッ素樹脂材料により形成されている。
ここで、本体部210bを形成する導電性フッ素樹脂材料は、第1実施形態の本体部110を形成する導電性フッ素樹脂材料と同様である。
本体部210bの内部に形成される下流側流路213bは、下流側配管(図示略)へ流体を導く流出口212および弁孔215bと連通している。
導通部材240bは、本体部210bの流出口212側の端部に、本体部210bに接触した状態で取り付けられる金属製の部材である。導通部材240bは、接地電位に維持される接地ケーブル20bに接続可能となっている。
弁体部(第2弁体部)216bは、軸線Y2に沿った筒状に形成されるとともに上流側流路213aから下流側流路213bへ流体を導く弁孔215bに挿入される部材である。
スプリング217bは、内部が流体の流路となる筒状に形成されるとともに、弁体部216bの軸線Y2に沿って弁体部216bを弁孔215bへ接触させる方向の付勢力を発生させる樹脂製(例えば、PFA製)の部材である。
図6に示すように、プラグ装置200bをソケット装置200aに連結した状態においては、プラグ装置200bの弁体部216bの先端がソケット装置200aの弁体部216aの先端に接触した状態となる。この場合、ソケット装置200aのスプリング217aは、弁体部216bの軸線Y2に沿って弁体部216bを弁孔215bから離間させる方向の対向力を発生させる。
ソケット装置200aのスプリング217aが発生させる対向力により、弁体部216bが弁孔215bから離間すると、弁孔215bと弁体部216bとの間に間隙214bが形成される。
間隙214bは、下流側流路213bに配置されるとともに下流側流路113bの流路断面積を局所的に減少させる縮径部となっている。そのため、間隙214bを通過する流体の流速が上昇し、間隙214bの近傍の本体部210bと流体との摩擦により本体部210bに帯電が発生し易い状態となる。
次に、ソケット装置200aの本体部210aおよびプラグ装置200bの本体部210bを形成する材料について説明する。
前述したように、本体部210a,210bの内部には上流側流路213a,下流側流路213bが形成されており、上流側流路213a,下流側流路213bを通過する流体と本体部210a,210bとの摩擦により本体部210a,210bに帯電が発生し易い。特に、間隙214a,214bの近傍においては、流体の流速が上昇するため、帯電の発生し易さが顕著である。
そこで、本実施形態においては、本体部210a,210bに導電性を付与して本体部210a,210bに導通部材240a,240bを接触させることで上流側流路213a,下流側流路213bを形成する本体部210a,210bに帯電が発生すること抑制している。
本実施形態の本体部210a,210bは、フッ素樹脂材料とフッ素樹脂材料に分散したカーボンナノチューブとを含む導電性フッ素樹脂材料により形成されている。
一方、本体部210a,210bおよび金属製の導通部材240a,240bを除く他の部材は、カーボンナノチューブが分散されていないフッ素樹脂材料により形成されている。
ここで、フッ素樹脂材料とは、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)である。
また、カーボンナノチューブとしては、少量で十分な導電性を付与するために、例えば50μm以上の長さを有するものを用いるのが望ましい。
本実施形態においては、連結装置200の本体部210a,210bを形成する導電性フッ素樹脂材料が、カーボンナノチューブを0.020重量%以上かつ0.030重量%以下の割合で含有するものとした。また、本体部210a,210bが、導通部材240a,240bを介して接地ケーブル20a,20bに接続されるようにした。これにより、第1実施形態と同様に、上流側流路213a,下流側流路213bに発生する帯電電圧を約0.2kVという低い値に維持することができる。
また、上流側流路213a,下流側流路213bを流通する流体に含まれるパーティクル数を十分に少なくし、上流側流路213a,下流側流路213bと流体との接触による流体の汚染を抑制することができる点は、第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、本体部(第1本体部)210aと本体部(第2本体部)210bとを連結して本体部210aの上流側流路213aから本体部210bの下流側流路213bへ流体を流通させる連結装置200において、弁孔(第1弁孔)215aと弁体部(第1弁体部)216aとの間に形成される間隙(第1間隙)214aの近傍で上流側流路213aと流体との摩擦により帯電が発生することが抑制される。同様に、弁孔(第2弁孔)215bと弁体部(第2弁体部)216bとの間に形成される間隙(第2間隙)214bの近傍で下流側流路213bと流体との摩擦により帯電が発生することが抑制される。
10,20a,20b 接地ケーブル
100 流量調整装置(流体機器)
110 本体部
111,211 流入口
112,212 流出口
113 流体流路
113a,213a 上流側流路
113b,213b 下流側流路
114,214a,214b 間隙(縮径部)
120 上部ハウジング
121 圧力室(対向力発生部)
122 空気導入部
130 下部ハウジング
140,240a,240b 導通部材
145 帯電防止部材
150 締結ボルト
160 弁室
160a 弁孔
170 弁体部
180 スプリング(付勢力発生部)
190 ダイヤフラム部
191 薄膜部
200 連結装置(流体機器)
200a ソケット装置
200b プラグ装置
210a 本体部(第1本体部)
210b 本体部(第2本体部)
215a 弁孔(第1弁孔)
215b 弁孔(第2弁孔)
216a 弁体部(第1弁体部)
216b 弁体部(第2弁体部)
217a スプリング(第1付勢力発生部)
217b スプリング(第2付勢力発生部)

Claims (8)

  1. 流入口から流出口へ流体を導く流体流路が内部に形成された本体部を備え、
    前記本体部が、フッ素樹脂材料と該フッ素樹脂材料に分散したカーボンナノチューブとを含む導電性フッ素樹脂材料により形成されており、
    該導電性フッ素樹脂材料が、前記カーボンナノチューブを0.020重量%以上かつ0.030重量%以下の割合で含有する流体機器。
  2. 前記流体流路に配置されるとともに該流体流路の流路断面積を局所的に減少させる縮径部を備える請求項1に記載の流体機器。
  3. 前記導電性フッ素樹脂材料の体積抵抗率が1.0×10Ω・cmより大きくかつ1.0×10Ω・cm未満である請求項1または請求項2に記載の流体機器。
  4. 前記本体部に接触した状態で取り付けられるとともに接地電位に維持される接地ケーブルに接続可能な金属製の導通部材を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の流体機器。
  5. 前記流体流路が、前記流入口と連通した上流側流路と、前記流出口と連通した下流側流路とを有し、
    前記上流側流路および前記下流側流路と連通した弁室と、
    前記上流側流路から前記弁室へ流体を導く弁孔に挿入される弁体部と、を備え、
    前記縮径部が、前記弁孔と前記弁体部との間に形成される間隙である請求項2に記載の流体機器。
  6. 前記弁体部の軸線に沿って該弁体部を前記弁孔へ接触させる方向の付勢力を発生させる付勢力発生部と、
    前記弁室へ挿入された前記弁体部の端部に連結されるとともに前記軸線回りに環状に形成される薄膜部を有するダイヤフラム部と、
    前記ダイヤフラム部を介して前記弁体部の前記軸線に沿って該弁体部を前記弁孔から離間させる方向の対向力を発生させる対向力発生部と、を備える請求項5に記載の流体機器。
  7. 前記付勢力発生部が、金属製のスプリングであり、
    前記スプリングと前記本体部とを電気的に接続する帯電防止部材を備える請求項6に記載の流体機器。
  8. 前記流体流路が、前記流入口と連通した上流側流路と、前記流出口と連通した下流側流路とを有し、
    前記本体部が、前記上流側流路が内部に形成された第1本体部と、前記下流側流路が内部に形成された第2本体部とを有し、
    前記第1本体部に形成されるとともに前記流入口から流入した流体を前記第2本体部へ導く第1弁孔と、
    前記第1本体部に収容されるとともに前記第1弁孔へ挿入される第1弁体部と、
    前記第1弁体部の第1軸線に沿って該第1弁体部を前記第1弁孔へ接触させる方向の第1付勢力を発生させる第1付勢力発生部と、
    前記第2本体部に形成されるとともに前記流出口から流出させる流体を前記下流側流路へ導く第2弁孔と、
    前記第2本体部に収容されるとともに前記第2弁孔へ挿入される第2弁体部と、
    前記第2弁体部の第2軸線に沿って該第2弁体部を前記第2弁孔へ接触させる方向の第2付勢力を発生させる第2付勢力発生部と、を備え、
    前記縮径部が、前記第1弁孔と前記第1弁体部との間に形成される第1間隙と前記第2弁孔と前記第2弁体部との間に形成される第2間隙である請求項2に記載の流体機器。
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