JP2017068624A - 画像形成装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラッグ操作の操作性を改善する。【解決手段】画像形成装置は、画像に対するドラッグ操作の速度を判断する為の閾値速度を、表示される画像の内容またはドラッグ操作の内容に基づき可変に決定する。画像形成装置は、操作受付部によりドラッグ操作が受付けられる場合に、閾値速度と、当該ドラッグ操作の終了が検出されるときに検出される移動速度とを比較し、閾値速度が移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように操作受付部を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は画像形成装置、方法およびプログラムに関し、特に、タッチパネルにおける操作内容の情報を処理する画像形成装置、方法およびプログラムに関する。
現在の画像処理装置(たとえば、コピー機、プリンタ、これらの複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)等)はユーザの操作を受付けるためにタッチパネルを搭載する。MFPのタッチパネルは、スキャンした文書をタッチパネル上に表示でき、フリックやドラッグ&ドロップ技術を使って文書の選択や移動を可能にしている。
しかし、タッチパネルの課題としてドラッグ操作を用いて文書を移動させたい時やスタンプ機能を使って文書を編集したい場合に、指先への圧力が一時的に減少してしまうと、ユーザの意図しない場所で文書やスタンプが取り残されてしまい、他の文書やスタンプに対して、ドラッグ操作が開始される課題があった。
このような課題を解消するために、例えば特許文献1(特開2007−80110号公報)による方法が提案されている。特許文献1では、ドラッグ操作実行の際に、ドラッグ操作の移動距離および移動時間に対して移動速度を計算し、設定している速度の閾値を超えると、ドラッグ操作の終了が宣言された場合でもドラッグ状態を一定時間保持し続ける方法を提案する。
特開2007−80110号公報
特許文献1では、一律の閾値で設定しているので、以下の課題がある。
1つ目の課題は、以下の通りである。表示中の画面タイプについて、一律で閾値を高く設定するとボックス画面のように、意図しないボックスにドラッグした文書が落ちないので、ボックスに格納することは防止できる。
しかし、デメリットとして、ドラッグ操作の操作性が煩雑になる。具体的には、文書一覧画面のように同じ画面内で表示しているので、ドラッグ操作の失敗が一目でわかる。そのため、失敗したとしても再度ドラッグ操作をやり直しができるにもかかわらず、閾値が高いことで、意図した場所に文書を落とそうしても、ドラッグ状態が保持され続けて、操作性に劣る。
一方、閾値を一律で低く設定することで、ユーザのドラッグ操作の操作性が優先される場合には、文書一覧画面のように文書を移動したい場合もユーザは違和感なく、意図した場所に文書を落とすことができる。
しかし、デメリットとして、ドラッグの誤操作を防ぐ可能性が低くなる。具体的には、ボックス画面のように文書を格納する場面では、誤操作でユーザが意図しないボックスに文書が格納されてしまう可能性が高くなる。また、閾値が低いことで、ドラッグ状態が一定時間保持できず、文書がどのボックスに格納されたかわからなくなる。
2つ目の課題は、以下の通りである。表示中のプレビューの画像情報について、一律で閾値を高く設定するとプレビュー中の文章中に誤ってドラッグ操作を終えてしまい、文章とアイコン(スタンプ)が重なった場合でも、ドラッグ操作が保持されるので誤操作を防ぐことができる。
この場合にデメリットとしては、意図した場所(プレビューの余白)にアイコンを落とそうとしても、閾値が高いことでドラッグ操作が保持され続けてしまい、なかなかアイコンを落とせなく、ユーザの操作性が損なわれる可能性が高い。
一方、閾値を一律で低く設定することで、ユーザがドラッグ操作を行い、意図した場所(プレビューの余白)にアイコンを落とすことができ、本来のドラッグ操作の操作性は保たれる。
この場合のデメリットとして、文章中に誤ってアイコンを落としてしまし、文章とアイコンがかぶってしまうといった誤操作を防止することは、閾値が低いので防ぐことは難しくなる。
3つ目の課題は、以下の通りである。ドラッグ方向について、一律で閾値を高く設定すると、ユーザにとってドラッグ操作がやりにくい方向、つまり指を押す方向だと、指先への圧力が一定の圧力をかけたままの操作が難しくなり、意図しない場所に文書が落ちるといった、誤操作を引き起こす可能性が高くなるが、閾値が高いことで文書が落ちることはなく、ドラッグの誤操作を防ぐことができる。
この場合のデメリットとして、ユーザにとってドラッグ操作がしやすい方向、つまり指をなぞる方向だと、指先への圧力が一定にかけやすく文書が落ちるといった誤操作の可能性が低くなるが、閾値が高いことで意図した場所に文書を落とそうとしても、ドラッグ操作が保持され続けてしまい、ユーザの操作性が損なわれる可能性が高い。
一方、閾値を一律で低く設定することで、ユーザにとってドラッグ操作がしやすい方向の場合は、文書移動して、意図した場所に文書を落とすといった本来のドラッグ操作の操作性が保たれる。
この場合のデメリットとして、ユーザにとってドラッグ操作がやりにくい方向の際は、文書を押していくようなドラッグ操作になってしまうので、指が滑ってしまい、意図しなかった場所に文書が落ちてしまい、ドラッグの誤操作を防げる可能性が低くなる。
4つ目の課題は、以下の通りである。ドラッグ操作する際の速度について、一律で閾値を高く設定すると、ドラッグ操作中の指の速さが速い場合に、ドラッグの誤操作を防ぐことができる。具体的には、移動する文書が速さについていけずに指先の圧力に一定の力がかけられず、意図しない場所に文書が落ちてしまう可能性が高くなるが、閾値を高くしているので、文書が落ちずにドラッグ操作を保持するので、ドラッグの誤操作を防ぐことができる。
この場合のデメリットとして、ドラッグ操作中の指の速さが遅い場合は、指先に一定の力をかけやすいので、文書が落ちるといった誤操作の可能性が低くなるが、閾値が高いことで意図した場所に文書を落とそうとしても、ドラッグ操作が保持され続けてしまい、ユーザの操作性が損なわれる可能性が高い。
一方、閾値を一律で低く設定することで、ドラッグ操作中の指の速さが遅い場合は、文書移動して、意図した場所に文書を落とすといった本来のドラッグ操作の操作性が保たれる。
この場合のデメリットとして、ドラッグ操作中の指の速さが速い場合は、移動する文書が速さについていけずに指先の圧力に一定の力がかけられず、意図しない場所に落ちてしまう可能性が高くなり、ドラッグの誤操作を防げる可能性が低くなる。
5つ目の課題は、以下の通りである。ドラッグ操作の距離について、一律で閾値を高く設定すると、ドラッグの誤操作を防ぐことができる。具体的には、ドラッグ操作の開始点からから遠い距離に文書を移動する場合、移動距離が遠くなるにつれて指先の圧力に一定の力をかけ続けること難しくなり、意図しない場所に文書が落ちてしまう可能性が高くなるが、閾値を高くしているので、文書が落ちずにドラッグ操作を保持する。これにより、ドラッグの誤操作を防ぐことができる。
この場合のデメリットとして、ユーザの操作性が損なわれる可能性が高い。具体的には、ドラッグ操作の開始点からから近い距離に文書を移動する場合、移動距離が短いこともあって、文書が落ちるといった誤操作の可能性が低くなる。しかし、閾値が高いことで意図した場所に文書を落とそうとしても、ドラッグ操作が保持され続けてしまい、ユーザの操作性が損なわれる可能性が高い。
一方、閾値を一律で低く設定することで、ドラッグ操作の開始点からから近い距離に文書を移動する場合は、移動距離が短いので、文書が落ちるといった誤操作の可能性は低く、意図した場所に文書を落とすといった本来のドラッグ操作の操作性が保たれる。
この場合のデメリットとして、ドラッグ操作の開始点からから遠い距離に文書を移動する場合は、移動距離が遠くなるにつれて指先の圧力に一定の力をかけ続けること難しくなり、意図しない場所に落ちてしまう可能性が高くなり、ドラッグの誤操作を防げる可能性が低くなる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、ユーザのドラッグ操作の操作性を改善する画像形成装置、方法およびプログラムを提供することである。
この発明のある局面に従う画像形成装置は、複数の部品画像を含む画像を表示可能な画面と、画面に表示されている部品画像に対する指示部材による操作を受付ける操作受付部と、画像形成装置を制御するための制御部と、を備える。
制御部は、指示部材の画面上における移動速度を検出する速度検出部と、操作受付部によりドラッグ操作が受付けられる場合に、指示部材の移動速度を判断するための閾値速度を、表示されている画像の内容に基づき決定する閾値決定部と、操作受付部により受付けられる操作内容に基づき当該操作の終了を検出する終了検出部と、を含む。
制御部は、操作受付部によりドラッグ操作が受付けられる場合に、閾値速度と、当該ドラッグ操作の終了が検出されるときに検出される移動速度とを比較し、閾値速度が移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように操作受付部を制御する。
好ましくは、画像の内容は、当該画像の種類を含む。
好ましくは、画像の種類は、複数の部品画像として文書を格納するための記憶領域を表す複数のボックス画像を有したボックス群画像を含む。
好ましくは、画像の種類は、複数の部品画像として文書を表す複数の文書画像の一覧を有した文書一覧画像を含む。
好ましくは、画像の種類は、複数の部品画像としてメイン画像と、当該メイン画像に重畳されるサブ画像とを有した画像を含み、メイン画像は余白部と、非余白部とを含み、閾値決定部は、さらに、操作受付部が受付ける操作がドラッグ操作である場合に、指示部材の移動速度を判断するための閾値速度を、余白部と非余白部とで異なる速度となるように決定する部分閾値決定部を有し、制御部は、さらに、操作受付部がドラッグ操作を受付ける場合に、ドラッグ操作の終了が余白部で検出されるときは、当該余白部について決定された閾値速度と、当該操作の終了が検出されるときの移動速度とを比較し、操作の終了が非余白部で検出されるときは、当該非余白部について決定された閾値速度と、当該操作の終了が検出されるときの移動速度とを比較し、各比較の結果に基づき、閾値速度が移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように操作受付部を制御する。
好ましくは、閾値決定部は、指示部材の移動速度を判断するための閾値速度を、表示されている画像の内容に基づき、予め定められた速度または当該予め定められた速度よりも速い速度に決定する。
この発明の他の局面に従う画像形成装置は、複数の部品画像を含む画像を表示可能な画面と、画面に表示されている部品画像に対する指示部材による操作を受付ける操作受付部と、画像形成装置を制御するための制御部と、を備える。
制御部は、指示部材の画面上における移動速度を検出する速度検出部と、操作受付部によりドラッグ操作が受付けられる場合に、指示部材の移動速度を判断するための閾値速度を、当該ドラッグ操作の内容に基づき決定する閾値決定部と、操作受付部により受付けられる操作内容に基づき当該操作の終了を検出する終了検出部と、を含み、操作受付部によりドラッグ操作が受付けられる場合に、閾値速度と、当該ドラッグ操作の終了が検出されるときに検出される移動速度とを比較し、閾値速度が移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように操作受付部を制御する。
好ましくは、ドラッグ操作の内容は、当該ドラッグ操作中に検出される指示部材の移動方向を含む。
好ましくは、ドラッグ操作の内容は、当該ドラッグ操作中に検出される移動速度を含む。
好ましくは、制御部は、操作受付部により受付けられる操作内容に基づき当該操作の開始を検出する開始検出部と、操作の開始から終了までの指示部材の移動距離を検出する距離検出部と、を含み、ドラッグ操作の内容は、当該ドラッグ操作の移動距離を含む。
好ましくは、閾値決定部は、指示部材の移動速度を判断するための閾値速度を、ドラッグ操作の内容に基づき、予め定められた速度または当該予め定められた速度よりも速い速度に決定する。
この発明のある局面に従うと、画像形成装置において実施される方法が提供される。画像形成装置は、複数の部品画像を含む画像を表示可能な画面と、画面に表示されている部品画像に対する指示部材による操作を受付ける操作受付部とを備える。
方法は、指示部材の画面上における移動速度を検出するステップと、受付けられる操作がドラッグ操作である場合に、表示されている画像の内容に基づき、指示部材の移動速度を判断するための閾値速度を決定するステップと、受付けられる操作内容に基づき当該操作の終了を検出するステップと、受付けられる操作がドラッグ操作である場合に、閾値速度と、操作の終了が検出されるときの移動速度とを比較するステップと、比較の結果に基づき、閾値速度が移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように操作受付部を制御するステップと、を備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、画像形成装置において実施される方法が提供される。画像形成装置は、複数の部品画像を含む画像を表示可能な画面と、画面に表示されている部品画像に対する指示部材による操作を受付ける操作受付部と、を備える。
方法は、指示部材の画面上における移動速度を検出するステップと、受付けられる操作がドラッグ操作である場合に、当該ドラッグ操作の内容に基づき、指示部材の移動速度を判断するための閾値速度を決定するステップと、受付けられる操作内容に基づき当該操作の終了を検出するステップと、受付けられる操作がドラッグ操作である場合に、閾値速度と、操作の終了が検出されるときの移動速度とを比較するステップと、比較の結果に基づき、閾値速度が移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように操作受付部を制御するステップと、を備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、上記に記載の方法を画像形成装置のコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、ユーザのドラッグ操作の操作性が改善される。
実施の形態1にかかる画像形成装置100のハードウェアの構成を模式的に示す図である。 画像形成装置100の外観を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかる画像形成装置の機能の構成を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかる処理フローチャートである。 操作パネル20の画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作を説明するための図である。 操作パネル20の画面に文書一覧画像が表示されている場合のドラッグ操作を説明するための図である。 操作パネル20の画面にプレビュー画像が表示されている場合のドラッグ操作を説明するための図である。 画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作の方向を説明するための図である。 画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作の方向を説明するための図である。 画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作の速度を説明するための図である。 画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作の速度を説明するための図である。 画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作の距離を説明するための図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
[技術思想]
開示される技術思想は、以下の通りである。画像形成装置は、画像に対するドラッグ操作の速度を判断する為の閾値速度を、表示される画像の内容またはドラッグ操作の内容に基づき可変に決定する。画像形成装置は、操作受付部によりドラッグ操作が受付けられる場合に、閾値速度と、当該ドラッグ操作の終了が検出されるときに検出される移動速度とを比較し、閾値速度が移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように操作受付部を制御する。
これにより、画像形成装置は、表示画像の内容またはユーザの操作内容に従い、ドラッグ操作受付けの継続または終了を判断するための閾値速度を動的に変更することが可能となり、表示画像の内容またはユーザの操作内容に従いドラッグ操作を受付ることが可能とまる。その結果、ドラッグ操作におけるユーザの操作性を改善することができる。
各実施の形態では、画面に表示される画像は1つ以上の「部品画像」を含む。部品画像は、アイコン、サムネイル画像、文書画像に重畳するためのスタンプ画像などを含む。ユーザは、画面に表示されている部品画像に対して「指示部材」によってタッチ操作、ドラッグ操作などの各種操作を実施する。各実施の形態において「ドラッグ操作」とは、ユーザが、部品画像を画面(タッチパネル)へのタッチ操作により選択したまま、画面(タッチパネル)との接触位置を変化させて、当該部品画像を画面内で移動させる操作をいう。指示部材は、指または専用ペンを含む。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1にかかる画像形成装置100のハードウェアの構成を模式的に示す図である。画像形成装置は、少なくとも1以上の画像処理機能を有する装置であればよく、例えば、上述のMFP、プリンタやファクシミリ送受信機やコピー機などのその他の装置であってもよい。図2は、画像形成装置100の外観を模式的に示す図である。図1を参照して、画像形成装置100は、全体を制御するための制御部に相当するCPU(Central Processing Unit)10、タイマ11と、プログラムおよびデータを格納するための記憶部、情報の入出力部、LAN(Local Area Network)を介して通信するためのネットワークI/F(インターフェィスの略)17、および各種処理部を含む。
記憶部は、CPU10により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM(Read Only Memory)12、CPU10によりプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)13、および画像データ等を記憶するためのHDD(Hard Disc Driver)14を含む。
入出力部は、液晶などのディスプレイ21を含む操作パネル20を接続する操作部I/F(インターフェィスの略)を含む。操作パネル20は、操作部I/F16からの画像データに基づきディスプレイ21を制御することにより画像を表示する。また、操作部I/F16は、操作パネル20からの出力に基づき、画像形成装置100に対するユーザの操作内容を取得する。
各種処理部にはスキャナ18およびプリンタ19が含まれる。各種処理部はデバイスI/F(インターフェィスの略)15により制御される。スキャナ18により読込まれた文書データ,画像データは記憶部に格納される。
<機能構成>
図3は、実施の形態1にかかる画像形成装置の機能の構成を模式的に示す図である。CPU10は、画像形成装置100を制御するための制御部であり、操作部I/F16からの出力に基づきディスプレイ21上のタッチ位置の座標を取得する座標取得部31、操作された時間を、タイマ11を用いて取得する時間取得部32、操作処理部、操作パネル20を介してドラッグ操作が受付けられる場合に、指示部材の移動速度を判断するための閾値速度を、表示されている画像の内容または操作内容に基づき決定する閾値決定部38、および操作部I/F16を制御する受付制御部40を含む。
上記の操作処理部は、操作部I/F16から出力される操作内容に基づき画面に対する指示部材による操作の種類を判断する操作種類判断部33、操作における指示部材の画面における移動速度と移動距離を検出する速度検出部34および距離検出部35、操作時の画面における指示部材の移動の開始と終了を検出する開始検出部36および終了検出部37を含む。
<操作の検出>
操作パネル20は、ディスプレイ21と、ディスプレイ21の画面の上または下に載置されるタッチパネルとを備える。画面は、例えば矩形形状を有し、タッチパネルは画面と同じサイズ(形状および面積)を有している。説明のために画面(タッチパネル)は、X軸と、当該X軸に直交するY軸により規定される2次元座標平面に相当する。画面に表示される画像における各位置も、この2次元座標の各座標値に対応する。CPU10は、画面に表示される画像内の各位置を、この2次元座標の座標値により管理している。したがって、指示部材で指定された画面(タッチパネル)上の座標位置が取得された場合に、取得された座標位置に基づき、画像における対応する座標位置が一意に特定される。そして、CPU10は、画像内の特定された座標位置に基づき画像データを解析することにより、当該座標位置において表示される部品画像を一意に識別することができる。
ユーザが指示部材によって画面上の任意の位置をタッチ(接触)すると、タッチパネルは、接触された位置を静電容量の変化等に基づき電気的に検出する。
操作パネル20は、タッチパネルからの電流信号に基づき検出された位置と、当該位置における画面上への指示部材による押圧力を検出する。ここでは、位置の検出は、電気的に検出するとしているが、磁気的に検出されるとしてもよい。
操作部I/F16は、タイマ11に同期して、定期的に操作パネル20により検出された操作内容(位置および押圧力の信号)をデジタルデータに変換し、変換後のデータを出力する。操作部I/F16は、「操作受付部」の一実施例である。
座標取得部31は、操作部I/F16から出力される時系列の位置データを座標に変換する。開始検出部36と終了検出部37それぞれは、時系列の各位置における押圧力の値と予め定められた値とを比較する。開始検出部36は、当該比較の結果に基づき、押圧力が予め定められた値以上になったと判断したとき、当該位置において指示部材によるタッチ操作が開始されたと検出する。終了検出部37は比較の結果に基づき、押圧力が予め定められた値よりも小さくなったと判断したとき、当該位置において指示部材によるタッチ操作が終了したと検出する。
なお、タッチ操作の開始または終了の検出方法は、押圧力に基づく方法に限定されず、時系列における次位の座標が検出されるか否か、または次位の座標が検出されるまでの所要時間の長さに基づき検出するとしてもよく、または、これらの組み合わせにより検出するとしてもよい。
距離検出部35は、検出された異なる座標位置の間の指示部材の移動の距離と方向を、例えば演算により検出(算出)する。例えば、上記のように検出される開始の座標と終了の座標との間の連続した時系列の座標に基づき、距離が算出される。なお、距離検出部35は、開始検出部36により開始が検出されてからは、終了検出部37の出力に基づき、操作の終了が検出されるか否かを判断する。操作の終了が検出されない間は、操作部I/F16から直前に入力した位置データの座標と、当該位置データの次位に入力する位置データの座標とを繋いでなる時系列の座標に基づき、上記の距離を検出する。
速度検出部34は、上記の距離の移動に要した時間を計測し、移動距離と計測時間とから、指示部材の画面上における移動速度を、例えば演算により検出(算出)する。
上記の受付制御部40は、操作種類判断部33により、受付ける操作がドラッグ操作であると判断された場合に、閾値決定部38により決定された閾値速度Voと、操作の終了が検出されるときに測定される移動速度Vaとを比較し、比較の結果に基づき操作部I/F16を制御する。具体的には、比較の結果が閾値速度Voの方が高いことを示す場合は、ドラッグ操作の終了が検出されても操作パネル20からの操作の受付けを継続するように操作部I/F16制御し、逆に、比較の結果が、閾値速度Voが測定された移動速度Va以下であることを示す場合は、ドラッグ操作の終了が検出されたときは操作パネル20からの操作の受付けを終了(禁止)するように操作部I/F16を制御する。
これらの機能は、プログラムとしてROM12に格納される。CPU10がプログラムをROM12から読出し、読出されたプログラムを実行することにより、各部の機能が実現される。
<処理フロー>
図4は、実施の形態1にかかる処理フローチャートである。図4のドラッグ操作のための処理のプログラムはROM12に格納される。CPU10がプログラムをROM12から読出し、読出されたプログラムを実行することにより、処理が実現される。
操作パネル20の画面上においてタッチ操作がなされると、操作部I/F16による検出される操作内容に基づき操作種類判断部33は、操作内容が示す操作パターンと、記憶部に格納された各種の操作パターンとを照合し、パターン照合の結果に基づき、操作内容はドラッグ操作であるか否かを判断する。ここでは、記憶部には、ドラッグ操作を含む複数種類に操作のパターンが格納されている。操作種類判断部33が、操作内容はドラッグ操作であると判断すると、CPU10は図4の処理を開始する(ステップ1)。
まず、開始検出部36は、座標取得部31および時間取得部32から、ドラッグ操作の開始の座標と時間と取得する(ステップS3)。続いて、CPU10は、終了検出部37は受付けられる操作内容に基づき、ドラッグ操作の終了が検出されるか否かを判断する(ステップS5)。終了が検出されないと判断されるときは(ステップS5でNO)、指示部材の移動に連動して時系列に座標位置および押圧力が検出されながら、ステップS5の処理が繰り返される。
終了が検出されたと判断されるときは(ステップS5でYES)、CPU10は、終了検出部37により終了が検出されたときの位置座標と時間とを取得する(ステップS7)。
距離検出部35はステップS3とS5で取得された開始および終了の各位置座標から指示部材の移動距離を取得し、速度検出部34は、当該距離とステップS3とS5で取得された開始および終了の時間とから、指示部材の移動速度Vaを測定(算出)する(ステップS9)。
閾値決定部38は、画像形成装置100の操作パネル20に関する処理情報に基づき、上記に閾値速度Voを決定する(ステップS11)。処理情報は、画面に表示されている画像の内容または画面に対する操作内容を含む。閾値速度Voの決定方法の詳細は後述する。
CPU10は、上記の閾値速度Voと、ドラッグ操作の終了が検出されたときに測定される移動速度Vaとを比較し(ステップS13)、比較の結果に基づき、閾値速度Voの方が移動速度Vaよりも高いと判断したときは(ステップS13でYES)、ドラッグ操作の終了が検出されたとしてもドラッグ操作を保持する(ステップS15)。すなわち、CPU10は、操作パネル20から操作内容を受付けるように(より好ましくは、一定時間は継続して受付けるように)操作部I/F16を制御する。操作種類判断部33は、上記に述べたように、継続して受付けられる操作内容に基づき操作の種類はドラッグ操作であるか否かを判断する(ステップS17)。操作の種類はドラッグ操作であると判断されると(ステップ17でYES)、ステップS3に戻り、以降の処理が同様に繰り返されるが、ドラッグ操作ではないと判断されると(ステップ17でNO)、ステップS19に移行して、CPU10によりドラッグ操作完了処理が実施される(ステップS19)。ドラッグ操作完了処理の詳細は後述する。
CPU10は、上記の閾値速度Voと移動速度Vaとの上記の比較に基づき、閾値速度Voは移動速度Va以下であると判断したときは(ステップS13でNO)、操作パネル20からの操作内容の受付けを終了(または禁止)するように操作部I/F16を制御し、CPU10によりドラッグ操作完了処理が実施される(ステップS19)。
図4の処理によれば、上記の処理情報を基に、ドラッグ操作の移動速度Vaを判断するための閾値速度Voを動的に変化させ、閾値速度Voと測定される移動速度Vaとの比較の結果に基づき、操作部I/F16を、ドラッグ操作の終了が検出されても一定時間ドラッグ操作の操作内容を受付け可能な状態に保持するのか、しないのかを決定する。
したがって、画面に表示される部品画像(アイコンなど)をドラッグ操作する場合に、画面上の意図しない場所,位置でドラッグ操作が終了したと検出される不都合を防止することができる。
[実施の形態2]
実施の形態2では、実施の形態1の変形例として、ドラッグ操作の閾値速度の具体的な決定方法として、画面に表示される画像の種類に基づく方法を説明する。なお、CPU10は、表示画像のデータをHDD14から読出し、ディスプレイ21に表示する。CPU10は、表示画像の種類を、画像データのヘッダ情報から取得する。
<ボックスアイコンのドラッグ操作>
上記の画像の内容は、画面に表示される画像の種類を含む。画像の種類は、複数の部品画像として文書を格納するための記憶領域を表す複数のボックスアイコン(アイコン)を有したボックス群のボックスアイコンを含む。図5は、操作パネル20の画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作を説明するための図である。
図5を参照して画面には、文書データに対応のアイコンである文書アイコン50と、ボックス形状のアイコン(画像)である1つ以上のボックスアイコンとが同時に表示されている。ユーザが画面の右下の文書アイコン50を画面の左上のボックスアイコン51の位置まで移動させるようにドラッグ操作をする。矢線52は、ドラッグ操作による指示部材の移動(距離と方向)を示す。これらアイコンは、画面に表示される画像の各部を構成する「部品画像」の一実施例である。
図5の画面において矢線52に従いドラッグ操作が開始されると、図4に処理が開始される。ステップS11では、閾値決定部38は、上記の処理情報として、画面に表示されている画像の種類(すなわち、ボックス群画像)に基づき、上記の閾値速度Voを決定する。具体的には、閾値速度Voを、ドラッグ操作を判断するために予め定められた速度41よりも速い速度に決定する。この予め定められた速度41は、ドラッグ操作を判断する為の標準速度であり、画像形成装置100の工場出荷時等に記憶部に格納されるデータにより示される。
また、ステップS19のドラッグ操作完了処理として、CPU10は、ボックスアイコンに文書アイコン50を“落とす処理”を実施する。具体的には、CPU10は、ボックスアイコン51に文書アイコン50が落とされる表示となるように、ディスプレイ21の表示画像を更新するとともに、文書アイコン50の文書データを、ボックスアイコン51に対応の記憶領域(例えば、文書フォルダ)に格納する。図4の他の処理は、上述したものと同様であるため説明は繰返さない。
図5の画像が表示される場合には、閾値速度Voを速度41より速い速度に決定することで、移動速度にかかわらずドラッグ操作の途中で操作終了と誤って判断されるのを防止することが可能となる。
これにより、図5の矢線52に示すように、ドラッグ操作によって指示部材が多くのボックスアイコンを横切ることになるとしても、途中のボックスアイコンについて上記の“落とす処理”が誤って実施されるのを防止することができる。
<文書一覧画像のドラッグ操作>
上記の画像の種類は、複数の部品画像として文書を表す複数の文書画像(アイコン)の一覧を有した文書一覧画像を含む。図6は、操作パネル20の画面に文書一覧画像が表示されている場合のドラッグ操作を説明するための図である。
図6を参照して画面には、各文書データに対応のアイコンである文書アイコン60が一覧で表示されている。ユーザが画面の左上の文書アイコン60を画面の右下の領域63の位置まで移動させるようにドラッグ操作をする。矢線62は、ドラッグ操作による指示部材の移動(距離と方向)を示す。これらアイコンは、上記の「部品画像」の一実施例である。
図6の画面において矢線62に従いドラッグ操作が開始されると、図4の処理が開始される。ステップS11では、閾値決定部38は、上記の処理情報として、画面に表示されている画像の種類(すなわち、文書一覧画像)に基づき、上記の閾値速度Voを決定する。具体的には、閾値速度Voを、ドラッグ操作を判断するために予め定められた速度41に決定する。ステップS19のドラッグ操作完了処理として、CPU10は移動表示処理を実施する。具体的には、CPU10は、文書アイコン60を画面の領域63に移動して表示するための画像データを生成し、生成した画像データに基づきディスプレイ21を制御する。図4の他の処理は、上述したものと同様であるため説明は繰返さない。
図6の画像が表示される場合には、上記の“落とす処理”が誤って実施される可能性はないために、閾値速度Voは図5のような高速ではなく、速度41に決定される。
<プレビュー画像のドラッグ操作>
図7は、操作パネル20の画面にプレビュー画像が表示されている場合のドラッグ操作を説明するための図である。上記に述べた画像の種類は、例えば図7のプレビュー画像のように、複数の部品画像として文書,図,写真等のメイン画像と、当該メイン画像に重畳されるサブ画像70(署名,特殊マーク,スタンプのアイコン)とを有した画像を含む。
メイン画像は、余白部73と、非余白部71,74とを含む。
図7の画面において矢線72に従い指示部材(指30)によるサブ画像70のドラッグ操作が開始されると、図4の処理が開始される。ステップS11では、閾値決定部38は、上記の処理情報として、画面に表示されている画像の種類(すなわち、プレビュー画像)に基づき、上記の閾値速度Voを決定する。
具体的には、閾値決定部38は、図7の画面が表示されてドラッグ操作で実施される場合に、指示部材である指30の移動速度を判断するための閾値速度Voを、余白部73と非余白部71,74とで異なる速度となるように決定する部分閾値決定部39を有する。具体的には、非余白部71,74は、閾値速度Voを速度41よりも高くなるように決定し、余白部73は、閾値速度Voを速度41に決定する。
CPU10は、ドラッグ操作が検出される場合に、当該操作の終了が余白部73で検出されるときは、当該余白部73について決定された閾値速度Voと、当該操作の終了が検出されるときの移動速度Vaとを比較する。また、操作の終了が非余白部71、74で検出されるときは、当該非余白部について決定された閾値速度Voと、当該操作の終了が検出されるときの移動速度Vaとを比較する。CPU10は、各比較の結果に基づき、移動速度Vaよりも閾値速度Voの方が高いときは、ドラッグ操作の終了が検出されてもドラッグ操作の受付けを継続し、閾値速度Voが移動速度Va以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了(禁止)するように操作部I/F16を制御する。
図7の画面では、ステップS19のドラッグ操作完了処理として、CPU10は移動表示処理を実施する。具体的には、CPU10は、サブ画像70がドラッグ操作による移動後の位置である余白部73に表示するための画像データを生成し、生成した画像データに基づきディスプレイ21を制御する。図4の他の処理は、上述したものと同様であるため説明は繰返さない。
図7の閾値速度の決定方法によれば、ユーザが意図した場所(余白部73)にドラッグ操作によるアイコンのサブ画像70を移動して配置しようとした場合に、余白部73の閾値速度Voは、非余白部71,74よりも低い速度に決定される。これにより、ドラッグ操作により、非余白部71,74ではない意図した場所にサブ画像70を移動して配置することが容易に可能となる。
[実施の形態3]
実施の形態3では、上記の実施の形態の変形例として、ドラッグ操作の閾値速度の具体的な決定方法として、ドラッグ操作の内容に基づく方法を説明する。
<ドラッグ操作の移動方向に基づく閾値速度の決定>
上記のドラッグ操作の内容は、指示部材の移動方向を含む。図8と図9はそれぞれ、画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作の方向を説明するための図である。
図8は、図5のボックス群画像を示している。例えば、指示部材としての指30により画面の右下端に文書アイコン50を、画面の左上端のボックスアイコン81の位置まで移動させるようにドラッグ操作をする。矢線82は、ドラッグ操作による指30の移動(移動方向と移動距離)を示す。
ここで、ユーザは右利きであることが多い。したがって、画面に向かって右下端に位置する文書アイコン80を、画面の左端上の方向(ボックスアイコン81の方向)まで移動しようとドラッグ操作をする場合には、指30により画面に対して一定の圧力をかけながらドラッグ操作をすることになる。したがって、ドラッグ操作の速度が低速になる傾向にある。
図8の画面において矢線82に従いドラッグ操作が開始されると、図4に処理が開始される。ステップS11では、CPU10は上記の処理情報として座標取得部31により取得される時系列の座標の軌跡に基づき指示部材の移動の方向を検出する。閾値決定部38は、検出された移動方向が現在位置よりも左上方向であるときは、上記の閾値速度Voを予め定められた速度よりも速い速度に決定し、それ以外の方向であるときは、速度41に決定する。なお、ここでは、左上方向に例示しているが、これに限定されない。
このように、ユーザにとってドラッグ操作がやりにくい方向、つまり指を押す方向にドラッグ操作がなされるときは、閾値速度Voを早い速度に設定しておくことで、意図しないボックスアイコンに文書アイコン80が落ちるといった、誤操作を引き起こす可能性を防止することができる。
これに対して、図9のように、図8の矢線82とは逆方向に延びる矢線83に沿ってドラッグ操作が実施される場合は、指30をなぞるような方向に移動することになる。したがって、指30による画面に対する圧力は小さくてよく、図8の場合に比べてドラッグ操作の速度が高速になる傾向にある。
図9の画面において矢線83に従いドラッグ操作が開始されると、図4のステップS11では、CPU10は矢線83が延びる方向を移動の方向として検出する。閾値決定部38は、検出された移動方向が現在位置よりも右上方向であるときは、上記の閾値速度Voを予め定められた速度に決定し、それ以外の方向であるときは、速度41よりも速い速度に決定する。なお、ここでは、右上方向を例示しているが、これに限定されない。
このように、ユーザにとってドラッグ操作がしやすい方向、つまり指をなぞる方向だと、指先への圧力が一定にかけやすく文書が落ちるといった誤操作の可能性が低くなるが、閾値速度Voが図8に比べて遅い速度に決定されることで、意図した場所でドラッグ操作の終了が検出され易くなる。
<ドラッグ操作の移動速度に基づく閾値速度の決定>
上記のドラッグ操作の内容は、指示部材の移動速度を含む。図10と図11はそれぞれ、画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作の速度を説明するための図である。
図10は、図8と同様に指30によりドラッグ操作を実施する場合に、矢線62により示される速度検出部34により検出される指30の移動速度が所定速度よりも速い場合には、ステップS11では、閾値決定部38は、上記の閾値速度Voを予め定められた速度よりも速い速度に決定し、そうでないときは、速度41に決定する。
このように、ドラッグ操作中の指30の速度が速い場合は、指先に一定の力がかけられず、文書アイコン80が、指30の移動速度についていけずに意図しないボックスアイコンに誤って落ちてしまう可能性が高くなる。これに対処するために、図10では閾値速度Voを速度41よりも速い速度に決定することで、このようなドラッグの誤操作を防ぐことができる。
図11は、図10の場合と逆に、矢線92に従う指30の移動速度が遅い場合を示す。矢線62により示される速度検出部34により検出される指30の移動速度が所定速度よりも遅い場合には、図4のステップS11では、閾値決定部38は、上記の閾値速度Voを予め定められた速度41に決定し、そうでないときは、速度41よりも速い速度に決定する。
このように、ドラッグ操作中の指30の速度が遅い場合は、指先に一定の力をかけやすいので、ドラッグ操作の途中で文書アイコン80が意図しないボックスアイコンに落ちるといった誤操作の可能性は低くなる。そこで、閾値速度を速度41(低速)と決定することで、意図したボックスアイコン81の位置でドラッグ操作の終了を検出することができる。
<ドラッグ操作の移動距離に基づく閾値速度の決定>
上記のドラッグ操作の内容は、指示部材の移動距離を含む。図12は、画面にボックス群画像が表示されている場合のドラッグ操作の距離を説明するための図である。
図12は、図8と同様に指30によりドラッグ操作を実施する場合に、矢線92の移動に従い、指30で文書アイコン90を目的のボックスアイコン91にまでドラッグ操作するケースを示す。このケースにおいて、開始検出部36はドラッグ操作の開始を検出し、終了検出部37はドラッグ操作の終了を検出する。これら検出に基づき、距離検出部35は、ドラッグ操作の終了が検出されたとき、当該ドラッグ操作における指30の移動距離を検出する。
図12の矢線96のドラッグ操作が検出される場合に、図4のステップS11では、検出された移動距離Dを3つの閾値TH1,TH2およびTH3(ただし、TH1>TH2>TH3)それぞれと比較し、その比較の結果に基づき閾値速度Voを速度V1,V2およびV3(ただし、V1>V2>V3、V3は速度41)のいずれかに決定する。具体的には、閾値速度Voは、D≧TH1であるときはV1に、TH2≧D>TH1であるときはV2に、TH3≧D>TH2であるときはV3にそれぞれ決定する。
図12によれば、ドラッグ操作の開始点から遠いボックスアイコンに文書アイコン90を移動するほど閾値速度Voが速い速度に決定される。例えば、ドラッグ操作による操作終了の位置がボックスアイコン91または93で検出されたときは、閾値速度VoはV1に決定され、ボックスアイコン94で検出されたときはV2に決定され、ボックスアイコン95で検出されたときはV3に決定される。これにより、遠くのボックスアイコンに移動する場合に、意図しない途中のボックスアイコンに文書アイコン90が落ちてしまう可能性を低くできる。
また、近いボックスアイコンに移動する場合は、文書アイコン90が途中のボックスアイコンに落ちるといった誤操作の可能性は低く、閾値速度Voを遅くする(速度41に決定する)ことで、本来のドラッグ操作の操作性が保たれる。
なお、上記の閾値速度Voの決定方法は、実施の形態2と表示画像の種類と、実施の形態3のドラッグ操作の内容(速度、方向、距離)とを組み合わせて決定する方法であってもよい。
[実施の形態4]
実施の形態4では、上述のドラッグ操作の情報処理を画像形成装置100のCPU10に実行させるためのプログラムが提供される。このようなプログラムは、画像形成装置100のコンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、プログラムは、コンピュータのOS(オペレーティングシステム)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、実施の形態2のプログラムに含まれ得る。
また、実施の形態4にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態2にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
<実施の形態の効果>
上記の各実施の形態によれば、処理情報(表示画像の種類、ドラッグ操作の内容)によってユーザの操作性を重視したいのか、ドラッグ操作の誤操作を防ぐことを重視するのか、ドラッグ操作を一定時間保持する(ステップS15)ための閾値(閾値速度Vo)を動的に変更する。
したがって、ユーザがドラッグ操作を行う際に、画面上の意図しなかった場所でドラッグ操作が終了し、ドラッグした部品画像が画面上の意図しない場所に取り残されてしまうことを防止できる。この結果、ユーザのドラッグ操作の操作性が向上する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20 操作パネル、21 ディスプレイ、30 指、31 座標取得部、32 時間取得部、33 操作種類判断部、34 速度検出部、35 距離検出部、36 開始検出部、37 終了検出部、38 閾値決定部、39 部分閾値決定部、40 受付制御部、41 予め定められた速度、50,60,80,90 文書アイコン、51,81,91 ボックスアイコン、52,62,72,82,83,92,96 矢線、63 領域、70 サブ画像、71,74 非余白部、73 余白部、100 画像形成装置、Va 移動速度、Vo 閾値速度。

Claims (14)

  1. 画像形成装置であって、
    複数の部品画像を含む画像を表示可能な画面と、
    前記画面に表示されている前記部品画像に対する指示部材による操作を受け付ける操作受付部と、
    前記画像形成装置を制御するための制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記指示部材の画面上における移動速度を検出する速度検出部と、
    前記操作受付部によりドラッグ操作が受付けられる場合に、前記指示部材の前記移動速度を判断するための閾値速度を、表示されている画像の内容に基づき決定する閾値決定部と、
    前記操作受付部により受け付けられる操作内容に基づき当該操作の終了を検出する終了検出部と、を含み、
    前記操作受付部により前記ドラッグ操作が受付けられる場合に、前記閾値速度と、当該ドラッグ操作の終了が検出されるときに検出される前記移動速度とを比較し、前記閾値速度が前記移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、前記閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように前記操作受付部を制御する、画像形成装置。
  2. 前記画像の内容は、当該画像の種類を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像の種類は、前記複数の部品画像として文書を格納するための記憶領域を表す複数のボックス画像を有したボックス群画像を含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像の種類は、前記複数の部品画像として文書を表す複数の文書画像の一覧を有した文書一覧画像を含む、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像の種類は、前記複数の部品画像としてメイン画像と、当該メイン画像に重畳されるサブ画像とを有した画像を含み、
    前記メイン画像は余白部と、非余白部とを含み、
    前記閾値決定部は、さらに、
    前記操作受付部が受付ける操作が前記ドラッグ操作である場合に、前記指示部材の前記移動速度を判断するための閾値速度を、前記余白部と前記非余白部とで異なる速度となるように決定する部分閾値決定部を有し、
    前記制御部は、さらに、
    前記操作受付部が前記ドラッグ操作を受付ける場合に、
    前記ドラッグ操作の終了が前記余白部で検出されるときは、当該余白部について決定された前記閾値速度と、当該操作の終了が検出されるときの前記移動速度とを比較し、
    前記操作の終了が前記非余白部で検出されるときは、当該非余白部について決定された前記閾値速度と、当該操作の終了が検出されるときの前記移動速度とを比較し、
    各前記比較の結果に基づき、前記閾値速度が前記移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、前記閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように前記操作受付部を制御する、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記閾値決定部は、
    前記指示部材の前記移動速度を判断するための閾値速度を、表示されている前記画像の内容に基づき、予め定められた速度または当該予め定められた速度よりも速い速度に決定する、請求項1から5のいずれか1項に記載に画像形成装置。
  7. 画像形成装置であって、
    複数の部品画像を含む画像を表示可能な画面と、
    前記画面に表示されている前記部品画像に対する指示部材による操作を受け付ける操作受付部と、
    前記画像形成装置を制御するための制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記指示部材の画面上における移動速度を検出する速度検出部と、
    前記操作受付部によりドラッグ操作が受付けられる場合に、前記指示部材の前記移動速度を判断するための閾値速度を、当該ドラッグ操作の内容に基づき決定する閾値決定部と、
    前記操作受付部により受け付けられる操作内容に基づき当該操作の終了を検出する終了検出部と、を含み、
    前記操作受付部により前記ドラッグ操作が受付けられる場合に、前記閾値速度と、当該ドラッグ操作の終了が検出されるときに検出される前記移動速度とを比較し、前記閾値速度が前記移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、前記閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように前記操作受付部を制御する、画像形成装置。
  8. 前記ドラッグ操作の内容は、当該ドラッグ操作中に検出される前記指示部材の移動方向を含む、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記ドラッグ操作の内容は、当該ドラッグ操作中に検出される前記移動速度を含む、請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、
    前記操作受付部により受け付けられる操作内容に基づき当該操作の開始を検出する開始検出部と、
    前記操作の開始から終了までの前記指示部材の移動距離を検出する距離検出部と、を含み、
    前記ドラッグ操作の内容は、当該ドラッグ操作の前記移動距離を含む、請求項7から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記閾値決定部は、
    前記指示部材の前記移動速度を判断するための閾値速度を、前記ドラッグ操作の内容に基づき、予め定められた速度または当該予め定められた速度よりも速い速度に決定する、請求項7から10のいずれか1項に記載に画像形成装置。
  12. 画像形成装置において実施される方法であって、
    前記画像形成装置は、
    複数の部品画像を含む画像を表示可能な画面と、
    前記画面に表示されている前記部品画像に対する指示部材による操作を受け付ける操作受付部と、
    前記方法は、
    前記指示部材の画面上における移動速度を検出するステップと、
    受付けられる操作がドラッグ操作である場合に、表示されている画像の内容に基づき、前記指示部材の前記移動速度を判断するための閾値速度を決定するステップと、
    受付けられる操作内容に基づき当該操作の終了を検出するステップと、
    受付けられる操作が前記ドラッグ操作である場合に、前記閾値速度と、前記操作の終了が検出されるときの前記移動速度とを比較するステップと、
    前記比較の結果に基づき、前記閾値速度が前記移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、前記閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように前記操作受付部を制御するステップと、を備える、方法。
  13. 画像形成装置において実施される方法であって、
    前記画像形成装置は、
    複数の部品画像を含む画像を表示可能な画面と、
    前記画面に表示されている前記部品画像に対する指示部材による操作を受け付ける操作受付部と、
    前記方法は、
    前記指示部材の画面上における移動速度を検出するステップと、
    受付けられる操作がドラッグ操作である場合に、当該ドラッグ操作の内容に基づき、前記指示部材の前記移動速度を判断するための閾値速度を決定するステップと、
    受付けられる操作内容に基づき当該操作の終了を検出するステップと、
    受付けられる操作が前記ドラッグ操作である場合に、前記閾値速度と、前記操作の終了が検出されるときの前記移動速度とを比較するステップと、
    前記比較の結果に基づき、前記閾値速度が前記移動速度よりも速いときは、ドラッグ操作の受付けを継続し、前記閾値速度が当該移動速度以下であるときはドラッグ操作の受付けを終了するように前記操作受付部を制御するステップと、を備える、方法。
  14. 請求項12または13に記載の方法を画像形成装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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