JP2017068399A - 情報処理装置、電子ホワイトボードの検索方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、電子ホワイトボードの検索方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子ホワイトボードの検索処理の精度と効率とを向上し得る、情報処理装置、電子ホワイトボードの検索方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】電子ホワイトボード装置10は、複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、検索クエリ受付部11と、複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した編集量に応じて、特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、スコアリング部12と、スコアリング部12によって付与されたスコアを用いて、検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、検索処理部13と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、画面上に電子ホワイトボードを提供する、情報処理装置、電子ホワイトボードの検索方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータ(PC)、更には、スマートフォン、タブレット等の端末装置を介して、遠隔地にいる複数のユーザが議論を行なえるようにするため、ネットワークを利用した電子ホワイトボードが提案されている。
このような電子ホワイトボードは、ネットワーク上に設けられた仮想的なホワイトボードであり、各ユーザは、自身の端末装置の画面に表示されたホワイトボード上で、テキスト、図形(矢印等)等のオブジェクトを自由に配置することができる。電子ホワイトボードによれば、複数のユーザは、実物のホワイトボードを用いた場合と同様に、オンライン上で情報を共有し、議論を行うことができる。
また、ユーザによって作成された電子ホワイトボードは、サーバ上に保存されるので、ユーザは、後に、ファイルを呼び出して、以前に作成した電子ホワイトボードを確認することができる。
ところで、電子ホワイトボードの利用回数が増えてくると、それに併せて、保存される電子ホワイトボードの数も増加することになる。この場合、ユーザにおいては、目的の電子ホワイトボードのファイルを探すのが困難となってくる。そのため、電子ホワイトボードのファイルを効率的に検索する手法が求められている。
ところで、一般的な電子ファイルの検索手法としては、ファイルの更新日をクエリとして用いる更新日検索と、キーワードをクエリとして用いるキーワーワード検索とが挙げられる。しかし、電子ホワイトボードの特性上、これらの検索手法によっては特定の電子ホワイトボードを検索できない場合がある。
例えば、キーワード検索では、ユーザが目的の電子ホワイトボードで使用されているキーワードを思い出せない場合、電子ホワイトボードが主に画像で構成されており、テキストデータを有していない場合に、特定のファイルを検索することが困難となる。また、電子ホワイトボードには、複数のユーザによって、継続的に情報が書き込まれ、ユーザが更新日時を特定することが難しい場合がある。更新日検索では、このような場合に、特定のファイルを検索することが困難となる。
一方、特許文献1は、クエリとして入力されたキーワードが付与されたファイルから、特定の更新期間を選択し、選択した更新期間内の画像を、検索結果として出力するシステムを開示している。特許文献1に開示されたシステムによれば、キーワードが付与されていないファイルの検索が可能になると考えられる。
また、特許文献2は、期間をクエリとして指定可能な検索処理を開示している。特許文献2に開示された検索処理は、ユーザが更新日時を特定できない場合に有効と考えられる。
特開2014−059861号公報 特開2004−151855号公報
しかしながら、複数の電子ホワイトボードは、同一の期間内に更新されていても互いに関連する可能性は低いことから、特許文献1に開示された検索処理を電子ホワイトボードに利用しても、目的の電子ホワイトボードが検索されない可能性がある。また、ユーザがキーワードを思い出せない場合は、特許文献1に開示された検索処理であっても、依然として、検索は困難である。
また、特許文献2に開示された検索処理によれば、ユーザは更新日時を特定できなくても、大体の期間が分かれば検索を行なうことができるが、短期間であっても、同一期間内に大量に電子ホワイトボードが存在する場合がある。このような場合、ユーザは、検索された電子ホワイトボードの中から、必要な電子ホワイトボードを自身で探し出す必要があり、検索は困難である。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、電子ホワイトボードの検索処理の精度と効率とを向上し得る、情報処理装置、電子ホワイトボードの検索方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における電子ホワイトボード装置は、
複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、検索クエリ受付部と、
前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、スコアリング部と、
前記スコアリング部によって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、検索処理部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における電子ホワイトボードの検索方法は、
(a)複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、ステップと、
(b)前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、ステップと、
(c)前記(b)のステップによって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、ステップと、
(b)前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行な
われた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、ステップと、
(c)前記(b)のステップによって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、電子ホワイトボードの検索処理の精度と効率とを向上することができる。
図1は、本発明の実施の形態における情報処理装置の概略構成を示す構成図である。 図2は、電子ホワイトボードにおける編集量の変化を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態における情報処理装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態で用いられる電子ホワイトボードデータの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態で用いられるオブジェクトデータの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態で用いられる編集履歴データの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態においてクライアントに表示される検索依頼画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態における情報処理装置10の動作を示すフロー図である。 図9は、本発明の実施の形態においてクライアントに表示される検索結果の一例を示す図である。 図10は、図8に示す編集量の算出処理を具体的に示すフロー図である。 図11は、本発明の実施の形態において用いられるオブジェクトデータの他の例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態の変形例2においてクライアントに表示される検索依頼画面の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態における情報処理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、情報処理装置、電子ホワイトボードの検索方法、及びプログラムについて、図1〜図13を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本実施の形態における情報処理装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理装置の概略構成を示す構成図である。
図1に示す本実施の形態における情報処理装置10は、ネットワーク30上で電子ホワイトボードを提供する装置である。情報処理装置10は、ネットワーク30を介して、複数のクライアント20−1〜20−N(N:任意の自然数)に接続されており、これら各クライアントとの間でデータ通信を行う。
また、情報処理装置10は、クライアント20−1〜20−Nと共に、電子ホワイトボードシステム100を構築している。なお、以降において、いずれかのクライアントに限定しない場合は、単に「クライアント20」と表記する。
また、電子ホワイトボードシステム100においては、これを利用するユーザ(以下単に「ユーザ」と表記する。)は、それぞれ、クライアント20の画面上で電子ホワイトボードの作成、編集、削除、閲覧、検索等の操作を行なうことができる。そして、各ユーザによる操作に伴い、クライアント20は、ユーザによる操作結果を、情報処理装置10に送信する。
情報処理装置10は、各ユーザの操作結果を受信すると、これに伴い、電子ホワイトボードを構成するオブジェクトを特定するオブジェクトデータ(図5参照)を保存する。更に、情報処理装置10は、操作を行ったユーザの識別子、操作日時、操作内容等を編集履歴データ(図6参照)として保存する。このように、電子ホワイトボードシステム100によれば、ユーザは、ネットワーク30上で、電子ホワイトボードを共有することができる。
また、図1に示すように、情報処理装置10は、検索クエリ受付部11と、スコアリング部12と、検索処理部13とを備えている。このうち、検索クエリ受付部11は、複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける。
スコアリング部12は、複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、特定した電子ホワイトボードにおける編集量を算出する。また、スコアリング部12は、算出した編集量に応じて、特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する。
検索処理部13は、スコアリング部12によって付与されたスコアを用いて、検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する。また、検索処理部13は、抽出した電子ホワイトボードを、検索結果として、検索を行なったユーザのクライアント20に送信する。
例えば、図2示すように、2つの電子ホワイトボードA及びBにおいては、電子ボードAの方が、電子ボードBよりも、指定された編集期間(開始日、終了日)内における編集回数が多くなっている。よって、電子ホワイトボードAのスコアの方が、電子ホワイトボードBのスコアよりも高くなることになる。図2は、電子ホワイトボードにおける編集量の変化を示す図である。
このように、情報処理装置10は、ユーザから電子ホワイトボードの検索が指示されると、指定された期間内において編集された回数を調べ、例えば、編集回数が多い電子ホワイトボードを、検索の上位として検索結果を返却する。このため、ユーザは、自身が指定した期間内において頻繁に更新された電子ホワイトボードを特定できる。この結果、キーワード検索ができない電子ホワイトボードを見つけたい場合、同一期間内に更新された電子ホワイトボードが多く存在する場合であっても、ユーザは、目的の電子ホワイトボードを容易に見つけ出すことができる。情報処理装置10によれば、電子ホワイトボードの検索処理の精度と効率とが向上される。
続いて、図3を用いて、本実施の形態における情報処理装置の構成について、更に具体的に説明する。図3は、本発明の実施の形態における情報処理装置の構成を具体的に示す
ブロック図である。
図3に示すように、本実施の形態においては、情報処理装置10は、検索クエリ受付部11、スコアリング部12、及び検索処理部13に加えて、記憶部14と、ホワイトボード制御部15と、編集履歴保存部16と、サーバ通信部17とを備えている。
ホワイトボード制御部15は、クライアント20から送信されてきた電子ホワイトボードデータ(後述の図4参照)の取得要求、オブジェクトの作成要求、オブジェクトの編集要求、といった操作要求を、サーバ通信部17から受け取る。
ホワイトボード制御部15は、例えば、オブジェクトの作成要求又は編集要求を受け取った場合は、オブジェクトの作成又は編集を実行し、作成又は編集の結果を、オブジェクトデータ(図5参照)として記憶部14に格納する。
また、ホワイトボード制御部15は、作成又は編集の結果をクライアント20に送信するため、電文をサーバ通信部17に渡す。また、ホワイトボード制御部15は、オブジェクトの作成又は編集を実行した場合は、操作内容を、編集履歴保存部16に渡す。
編集履歴保存部16は、ホワイトボード制御部15が渡した情報から、操作内容、操作日時を抽出し、抽出した情報を、編集履歴データ(図6参照))として記憶部14に格納する。記憶部14は、電子ホワイトボードデータと、オブジェクトデータと、編集履歴データとを格納している。
電子ホワイトボードデータは、電子ホワイトボードに関するデータである。図4は、本発明の実施の形態で用いられる電子ホワイトボードデータの一例を示す図である。図4に示すように、電子ホワイボードデータは、各電子ホワイトボードを識別するホワイトボードIDと、各電子ホワイトボードの名称を示すホワイトボードタイトルとを保持している。
オブジェクトデータは、電子ホワイトボードに描画されているオブジェクトに関するデータである。図5は、本発明の実施の形態で用いられるオブジェクトデータの一例を示す図である。図5に示すように、オブジェクトデータは、オブジェクトID、描画先の電子ホワイトボードのホワイトボードID、オブジェクトの種類、テキスト、及びオブジェクトの位置を保持している。
編集履歴データは、ユーザの各種操作によって行なわれたオブジェクトの編集履歴を示すデータである。図6は、本発明の実施の形態で用いられる編集履歴データの一例を示す図である。図6に示すように、編集履歴データは、編集対象となった電子ホワイトボードのホワイトボードID、編集対象となったオブジェクトのオブジェクトID、操作を行なったユーザを示す操作ユーザID、操作日時、操作内容を保持している。
検索クエリ受付部11は、本実施の形態では、各クライアント20から送信されてきた、検索クエリ、例えば、検索キーワード、編集期間(開始日、終了日)を、サーバ通信部17を介して受け取り、これらをスコアリング部12に渡す。
スコアリング部12は、本実施の形態では、編集量スコアリング部12aとキーワードスコアリング部12bとを備えている。このうち、編集量スコアリング部12aは、検索クエリとして受け付けられた期間を取得する。そして、編集量スコアリング部12aは、電子ホワイトボードデータと編集履歴データとを用いて、この期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、特定した電子ホワイトボードの編集量を算出する。また、
編集量スコアリング部12aは、算出した編集量に応じて、電子ホワイトボードにスコア(以下「編集量スコア」と表記する。)を付与する。
また、編集量スコアリング部12aは、算出した編集量が多い程、スコアを高くすることができる。更に、編集量スコアリング部12aは、特定した電子ホワイトボードそれぞれにおいて行なわれた編集の回数と各編集の内容とを特定することもできる。この場合、編集量スコアリング部12aは、更に、内容毎に、予め設定された重み係数を用いて、編集の回数を補正し、補正後の編集の回数を合算して、編集量を算出する。
キーワードスコアリング部12bは、まず、検索クエリとして受け付けられた検索キーワードを取得する。次いで、キーワードスコアリング部12bは、電子ホワイトボードデータとオブジェクトデータとを用いて、複数の電子ホワイトボードの中から、検索キーワードを含む電子ホワイトボードを特定する。
そして、キーワードスコアリング部12bは、特定した電子ホワイトボードそれぞれに、キーワードの出現頻度に応じて、スコア(以下「キーワードスコア」と表記する。)を付与する。具体的には、キーワードスコアリング部12bは、特定した電子ホワイトボード毎に、キーワードの出現頻度を算出し、算出した出現頻度の値をスコアとする。また、キーワードスコアは、キーワードの出現頻度以外のキーワードに関する情報から求められていても良い。
検索処理部13は、本実施の形態では、スコアリング部12から編集量スコアとキーワードスコアとが通知されると、通知された編集量スコアとキーワードスコアとを用いて、検索全体のスコアリングを行ない、その結果から、検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する。具体的には、検索処理部13は、抽出された電子ホワイトボードをスコアが高い順にランキング付けし、ランキング結果を、検索結果とする。
また、検索処理部13は、期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードと、キーワードを含む電子ホワイトボードとを比較し、両者に相違がある場合は、両方で共通している電子ホワイトボードの中から、検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出できる。
そして、検索処理部13は、検索結果用いて、クライアント20へ送信する電文を作成し、作成した電文を、サーバ通信部17に渡す。サーバ通信部17は、ホワイトボード制御部15または検索処理部13から渡された電文を、対応するクライアント20に送信する。また、サーバ通信部17は、クライアント20からデータが送信されてくると、それを受信し、受信したデータを、ホワイトボード制御部又はクエリ受付部11に渡す。
図3に示すように、クライアント20は、それぞれ、クライアント通信部21と、データ制御部22と、入力部23と、出力部24とを備えている。
このうち、クライアント通信部21は、情報処理装置10から送信されてきたデータの受信と、データ制御部22に指示されたデータの情報処理装置10への送信とを実行する。
入力部23は、例えば、マウスなどのポインティングデバイス、タッチディスプレイ、キーボード等で構成されており、ユーザは、入力部23を介して、電子ホワイトボードにおいて、オブジェクトの追加、移動、削除を行なうことができ、更に、電子ホワイトボードの検索を依頼する。
出力部24は、液晶ディスプレイ等の表示装置であり、例えば、電子ホワイトボード自
体、電子ホワイトボードに描画されているオブジェクトの情報、検索結果などを表示する。
データ制御部22は、入力部23から情報が入力されると、入力された情報を、クライアント通信部21を介して、情報処理装置10に送信する。また、データ制御部22は、情報処理装置10から、クライアント通信部21を介して、データを受け取ると、受け取ったデータを出力部24に描画させる。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における情報処理装置10の動作について図7〜図10を用いて説明する。また、以下の説明においては、適宜図1〜図6を参酌する。また、本実施の形態では、情報処理装置10を動作させることによって、電子ホワイトボードの検索方法が実施される。よって、本実施の形態における電子ホワイトボードの検索方法の説明は、以下の情報処理装置10の動作説明に代える。
最初に、図7〜図9を用いて、情報処理装置10における検索処理の全体について説明する。図7は、本発明の実施の形態においてクライアントに表示される検索依頼画面の一例を示す図である。図8は、本発明の実施の形態における情報処理装置10の動作を示すフロー図である。図9は、本発明の実施の形態においてクライアントに表示される検索結果の一例を示す図である。
まず、前提として、図7に示すクライアント20の画面上で、ユーザが、検索クエリとして、検索キーワードと編集期間(開始日、終了日)とを入力し、検索ボタンを選択する。これにより、クライアント20から、情報処理装置10へと、入力結果が検索クエリとして送信される。
図8に示すように、情報処理装置10において、検索クエリ受付部11は、検索クエリが送信されてくると、まず、検索クエリにおいて検索キーワードが指定されているかどうかを判定する(ステップA1)。
ステップA1の判定の結果、検索キーワードが指定されていない場合は、ステップA3が実行される。一方、ステップA1の判定の結果、検索キーワードが指定されている場合は、検索クエリ受付部11は、検索キーワードをキーワードスコアリング部12bに渡す。
これにより、キーワードスコアリング部12bは、電子ホワイトボードデータとオブジェクトデータとを用いて、検索キーワードを含む電子ホワイトボードを特定し、各電子ホワイトボードに、キーワードの出現頻度に応じて、キーワードスコアを付与する(ステップA2)。また、キーワードスコアリング部12bは、特定した電子ホワイトボードと、各電子ホワイトボードに付与されたキーワードスコアとを、検索処理部13に通知する。
ステップA2の実行後、又はステップA1でNoと判定された場合は、検索クエリ受付部11は、検索クエリにおいて編集期間が指定されているかどうかを判定する(ステップA3)。
ステップA3の判定の結果、編集期間が指定されていない場合は、ステップA5が実行される。一方、ステップA3の判定の結果、編集期間が指定されている場合は、検索クエリ受付部11は、編集期間を編集量スコアリング部12aに渡す。
これにより、編集量スコアリング部12aは、電子ホワイトボードデータと編集履歴デ
ータとを用いて、編集期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、特定した電子ホワイトボードの編集量を算出する(ステップA4)。
そして、編集量スコアリング部12aは、各電子ホワイトボードに、編集量に応じた編集量スコアを付与する(ステップA5)。また、編集量スコアリング部12aは、特定した電子ホワイトボードと、各電子ホワイトボードに付与された編集量スコアとを、検索処理部13に通知する。このとき、編集量スコアリング部12aは、編集量スコアが0より大きい電子ホワイトボードデータについてのみ通知を行なっても良い。
ステップA5の実行後、又はステップA3でNoと判定された場合は、検索処理部13は、編集量スコアリング部12a及びキーワードスコアリング部12bからの通知に基づき、編集量スコアとキーワードスコアとの両方が付与されているかどうかを判定する(ステップA6)。
ステップA6の判定の結果、編集量スコアとキーワードスコアとの両方が付与されている場合は、検索処理部13は、編集量スコアとキーワードスコアとを用いて、検索全体のスコアリングを実行する(ステップA7)。具体的には、検索処理部13は、編集量スコアとキーワードスコアとを乗算し、得られた値を、対応する電子ホワイトボードのスコアに設定する。
また、ステップA7では、検索処理部13は、期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボード(ステップA4で特定された電子ホワイトボード)と、検索キーワードを含む電子ホワイトボード(ステップA2で特定された電子ホワイトボード)とを比較する。そして、両者に相違がある場合は、検索処理部13は、一方のステップでのみ特定されている電子ホワイトボードを除外し、両方で共通している電子ホワイトボードのみを、スコアリングの対象とする。
次に、検索処理部13は、ステップA2及びA4で特定された電子ホワイトボードを、ステップA7で得られたスコアが大きい順にランキングし、ランキング結果を、サーバ通信部17を介して、検索クエリを送信したクライアント20に送信する(ステップA8)。
また、ステップA6の判定の結果、編集量スコアとキーワードスコアとの両方が付与されていない場合は、検索処理部13は、キーワードスコアのみが付与されているかどうかを判定する(ステップA9)。
ステップA9の判定の結果、キーワードスコアのみが付与されている場合は、検索処理部13は、ステップA2で特定された電子ホワイトボードを、ステップA2で得られたキーワードスコアが大きい順にランキングする。そして、検索処理部13は、ランキング結果を、サーバ通信部17を介して、検索クエリを送信したクライアント20に送信する(ステップA10)。
一方、ステップA9の判定の結果、キーワードスコアのみが付与されている場合は、検索処理部13は、ステップA4で特定された電子ホワイトボードを、ステップA5で得られた編集量スコアが大きい順にランキングする。そして、検索処理部13は、ランキング結果を、サーバ通信部17を介して、検索クエリを送信したクライアント20に送信する(ステップA11)。
また、本実施の形態では、ステップA8、A10、A11において、検索処理部13は、ランキング結果として、ランキング上位m番以上の電子ホワイトボードそれぞれについ
て、順位、ホワイトボードID、及びホワイトボードタイトルとで構成されたデータセットを作成する。そして、検索処理部13は、作成したm個のデータセットをクライアント20に送信する。この結果、クライアント20の画面には、図9に示す検索結果が表示される。なお、mは、任意の設定値である。
続いて、図10を用いて、図8に示した編集量の算出処理(ステップA4)を更に具体的に説明する。図10は、図8に示す編集量の算出処理を具体的に示すフロー図である。
図10に示すように、ステップA4において、まず、編集量スコアリング部12aは、記憶部から電子ホワイトボードデータを取得し、取得した電子ホワイトボードデータから電子ホワイトボードの一覧を取得する(ステップB1)。
次に、編集量スコアリング部12aは、一覧の中に未処理の電子ホワイトボードが存在しているかどうかを判定する(ステップB2)。
ステップB2の判定の結果、未処理の電子ホワイトボードが存在している場合は、編集量スコアリング部12aは、一覧から、未処理の電子ホワイトボードのIDを取得する(ステップB3)。
次に、編集量スコアリング部12aは、編集履歴データを取得し、編集履歴データから、ホワイトボードIDの値が、ステップB3で取得されたホワイトボードIDの値と一致するデータを抽出する(ステップB4)。
次に、編集量スコアリング部12aは、検索クエリにおいて、編集期間の開始日が指定されているかどうかを判定する(ステップB5)。
ステップB5の判定の結果、編集期間の開始日が指定されている場合は、編集量スコアリング部12aは、ステップB4で抽出されたデータの中から、操作日時が開始日以降となっているデータを更に抽出する(ステップB6)。
ステップB5の判定の結果、編集期間の開始日が指定されていない場合、又はステップB6が実行された場合は、編集量スコアリング部12aは、編集期間の終了日が指定されているかどうかを判定する(ステップB7)。
ステップB7の判定の結果、編集期間の終了日が指定されている場合は、編集量スコアリング部12aは、ステップB4で抽出されたデータの中から、操作日時が終了日以前となっているデータを更に抽出する(ステップB8)。なお、ステップB6が実行されている場合は、編集量スコアリング部12aは、ステップB6で抽出されたデータの中から、操作日時が終了日以前となっているデータを更に抽出する。
ステップB7の判定の結果、編集期間の終了日が指定されていない場合、又はステップB8が実行された場合は、編集量スコアリング部12aは、ステップB4、B6又はB8で抽出された各データの操作内容(編集内容)を特定し、特定した内容に応じて、各データに重み係数を設定する(ステップB9)。
ところで、ユーザによって行なわれる操作(編集作業)のうち、オブジェクトの追加、テキストの編集といった操作は、オブジェクトの移動、サイズの変更よりも、電子ホワイトボードに大きな変化を起こす。また、画像オブジェクトの追加は、矩形オブジェクト又は矢印オブジェクトといった図形オブジェクトの追加よりも、電子ホワイトボードに大きな変化を及ぼす。このため、操作内容、及び操作対象となったオブジェクトの種類に応じ
て、値の異なる重み係数が設定されているのが良い。本実施の形態においては、重み係数は、電子ホワイトボードに大きな変化を及ぼす操作ほど値が大きくなるように設定されたルールに基づいて設定される。
次に、編集量スコアリング部12aは、操作内容毎に、ステップB4、B6又はB8で抽出されたデータの数を特定し、特定されたデータの数に、設定された重み係数を乗算し、更に、操作内容毎の乗算値を合算する(ステップB10)。そして、編集量スコアリング部12aは、合算値を、対象となった電子ホワイトボードの編集量とする。その後、編集量スコアリング部12aは、ステップB2を再度実行する。
また、ステップB2の判定の結果、未処理の電子ホワイトボードが存在していない場合は、編集量スコアリング部12aは、ステップA4を終了する。その後、編集量スコアリング部12aは、ステップA5において、編集量が0(ゼロ)を超えている電子ホワイトボードについて、編集量からスコアを算出する。
また、編集量は、多くのユーザによって編集された電子ホワイトボードの方が、単独のユーザによって編集された電子ホワイトボードよりも大きな値になる傾向がある。このため、多くのユーザによって編集されたという影響を排除したい場合は、編集量スコアリング部12aは、求めた編集量を、更に、指定された編集期間内に電子ホワイトボードを操作したユーザの数で除算し、得られた値を最終的な「編集量」とする。
本実施の形態では、情報処理装置10によれば、ユーザは、クライアント20を介して、電子ホワイトボードを編集することができる。この場合、編集を行なったクライアント20は、編集対象となった電子ホワイトボードのホワイトボードID、編集が行なわれたオブジェクトのオブジェクトID、操作を行なったユーザのユーザID、操作内容を、情報処理装置10に送信する。
この場合、情報処理装置10において、ホワイトボード制御部15は、記憶部14に格納されているオブジェクトデータから、ホワイトボードID及びオブジェクトIDが一致するデータを取り出す。そして、ホワイトボード制御部15は、取り出したデータの操作内容(テキスト、x座標、y座標などの更新)を更新する。また、これに対応して、編集履歴保持部16が、編集履歴データを更新する。
[実施の形態における効果]
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザは、電子ホワイトボードの検索により、特定の期間に多くの編集が行なわれた電子ホワイトボードを効果的に抽出できる。従って、画像及び図形が多く記載されており、キーワードによる検索が行なえない電子ホワイトボードであっても、編集した時期が分かっていれば、ユーザは、検索時に編集期間を指定することによって、特定の電子ホワイトボードを検索することができる。
[利用例]
本実施の形態によれば、例えば、1年前に会議で使用した電子ホワイトボードを検索したい場合に、編集期間を使用して効率的に検索ができる。会議開催日がスケジュール帳から確認できたとすると、会議開催日を編集期間に指定して検索を実行する。特定の日に編集された電子ホワイトボードの数は多くはないため、ユーザは、容易に目的の電子ホワイトボードを見つけることができる。
また、画像、図形などが中心に記載されていて、テキストがほとんど記載されていないため、ユーザが、検索キーワードが思いつけない電子ホワイトボードを探し出したい場合があるとする。この場合に、ユーザが、電子ホワイトボードの編集日の範囲を指定して検
索すると、指定された期間内に編集された電子ホワイトボードがいくつか検索結果に表示される。このとき、各電子ホワイトボードには、その編集量に応じたスコアが付与されているので、ユーザは、これらの中から比較的容易に目的の電子ホワイトボードを見つけることができる。
[変形例1]
変形例1では、特定の期間内の編集量を求める際に、編集履歴データではなく、オブジェクトデータを活用することができる。図11は、本発明の実施の形態において用いられるオブジェクトデータの他の例を示す図である。
具体的には、図11に示すように、オブジェクトデータに、オブジェクトの最終更新日を保持させる。この場合、編集量スコアリング部12aは、編集量を算出する際に、ホワイトボードIDが一致し、且つ、最終更新日時が指定された編集期間(開始日、終了日)内にある電子ホワイトボードを抽出する。この変形例1を用いると、情報処理装置10は、編集履歴データを保持する必要がなくなるというメリットがある。
なお、オブジェクトの更新日時は、最終更新日時のみとなるので、1つのオブジェクトが何度も編集されると、以前行なわれた編集の情報が失われてしまうが、電子ホワイトボードシステムでは1つのオブジェクトが継続的に編集されることは少ない傾向にある。電子ホワイトボードシステムでは、新規オブジェクトが追加される場合、追加された直後のオブジェクトが編集される場合が多いため、変形例1でも、略正しい編集量が算出される。
[変形例2]
変形例2では、図12に示すように、検索の実行時に、検索クエリとして、編集(操作)を行ったユーザ、編集対象となったオブジェクト、操作内容が指定できる。図12は、本発明の実施の形態の変形例2においてクライアントに表示される検索依頼画面の一例を示す図である。
変形例2によれば、検索を行なうユーザは、過去に電子ホワイトボードの編集を行なったユーザの名前、編集対象となったオブジェクト、操作内容を記憶している場合は、これらの入力値を用いて、特定の電子ホワイトボードを検索できる。この結果、より効果的にユーザの探している電子ホワイトボードを見つけることが可能となる。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図8に示すステップA1〜A11、図10に示すステップB1〜B10を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における情報処理装置10と電子ホワイトボードの検索方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、検索クエリ受付部11、スコアリング部12、及び検索処理部13として機能し、処理を行なう。
なお、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、索クエリ受付部11、スコアリング部12、及び検索処理部13として機能しても良い。
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、情報処理装置10を実現するコンピュータについて図13を用いて説明する。図13は、本発明の実施の形態における情報処理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図13に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記憶媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体が挙げられる。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記15)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、検索クエリ受付部と、
前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、スコアリング部と、
前記スコアリング部によって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、検索処理部と、
を備えている、ことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記スコアリング部が、更に、特定した前記電子ホワイトボードそれぞれにおいて行なわれた編集の回数と各編集の内容とを特定し、更に、内容毎に予め設定された重み係数を用いて、前記編集の回数を補正し、補正後の前記編集の回数を前記編集量として算出する、
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記スコアリング部が、算出した前記編集量が多い程、前記スコアを高くする、
付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記検索クエリ受付部が、前記検索クエリとして、更に、キーワードを受け付け、
前記スコアリング部が、更に、前記複数の電子ホワイトボードの中から、前記キーワードを含む電子ホワイトボードを特定し、特定した前記電子ホワイトボードそれぞれに、前記キーワードの出現頻度に応じて、第2のスコアを付与し、
前記検索処理部が、前記編集量に応じて付与された前記スコアと、前記キーワードの出現頻度に応じて付与された前記第2のスコアとを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、
付記1〜3のいずれかにに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記検索処理部が、前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードと、前記キーワードを含む電子ホワイトボードとを比較し、両方で共通している電子ホワイトボードの中から、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、
付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
(a)複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、ステップと、
(b)前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、ステップと、
(c)前記(b)のステップによって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする電子ホワイトボードの検索方法。
(付記7)
前記(b)のステップにおいて、更に、特定した前記電子ホワイトボードそれぞれにおいて行なわれた編集の回数と各編集の内容とを特定し、更に、内容毎に、予め設定された重み係数を用いて、前記編集の回数を補正し、補正後の前記編集の回数を合算して、前記編集量を算出する、
付記6に記載の電子ホワイトボードの検索方法。
(付記8)
前記(b)のステップにおいて、算出した前記編集量が多い程、前記スコアを高くする、
付記6または7に記載の電子ホワイトボードの検索方法。
(付記9)
前記(a)のステップで、前記検索クエリとして、更に、キーワードを受け付け、
前記(b)のステップで、更に、前記複数の電子ホワイトボードの中から、前記キーワードを含む電子ホワイトボードを特定し、特定した前記電子ホワイトボードそれぞれに、前記キーワードの出現頻度に応じて、第2のスコアを付与し、
前記(c)のステップで、前記編集量に応じて付与された前記スコアと、前記キーワー
ドの出現頻度に応じて付与された前記第2のスコアとを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、
付記6〜8のいずれかにに記載の電子ホワイトボードの検索方法。
(付記10)
前記(c)のステップで、前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードと、前記キーワードを含む電子ホワイトボードとを比較し、両方で共通している電子ホワイトボードの中から、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、
付記9に記載の電子ホワイトボードの検索方法。
(付記11)
コンピュータに、
(a)複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、ステップと、
(b)前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、ステップと、
(c)前記(b)のステップによって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、ステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記12)
前記(b)のステップにおいて、更に、特定した前記電子ホワイトボードそれぞれにおいて行なわれた編集の回数と各編集の内容とを特定し、更に、内容毎に、予め設定された重み係数を用いて、前記編集の回数を補正し、補正後の前記編集の回数を合算して、前記編集量を算出する、
付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記(b)のステップにおいて、算出した前記編集量が多い程、前記スコアを高くする、
付記11または12に記載のプログラム。
(付記14)
前記(a)のステップで、前記検索クエリとして、更に、キーワードを受け付け、
前記(b)のステップで、更に、前記複数の電子ホワイトボードの中から、前記キーワードを含む電子ホワイトボードを特定し、特定した前記電子ホワイトボードそれぞれに、前記キーワードの出現頻度に応じて、第2のスコアを付与し、
前記(c)のステップで、前記編集量に応じて付与された前記スコアと、前記キーワードの出現頻度に応じて付与された前記第2のスコアとを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、
付記11〜13のいずれかにに記載のプログラム。
(付記15)
前記(c)のステップで、前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードと、前記キーワードを含む電子ホワイトボードとを比較し、両方で共通している電子ホワイトボードの中から、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、
付記14に記載のプログラム。
以上のように、本発明によれば、電子ホワイトボードの検索処理の精度と効率とを向上することができる。本発明は、電子ホワイトボードが用いられる分野に有用である。
10 情報処理装置
11 検索クエリ受付部
12 スコアリング部
13 検索処理部
14 記憶部
15 ホワイトボード制御部
16 編集履歴保存部
17 サーバ通信部
20−1〜20−N クライアント
21 クライアント通信部
22 データ制御部
23 入力部
24 出力部
100 電子ホワイトボードシステム
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (7)

  1. 複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、検索クエリ受付部と、
    前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、スコアリング部と、
    前記スコアリング部によって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、検索処理部と、
    を備えている、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記スコアリング部が、更に、特定した前記電子ホワイトボードそれぞれにおいて行なわれた編集の回数と各編集の内容とを特定し、更に、内容毎に予め設定された重み係数を用いて、前記編集の回数を補正し、補正後の前記編集の回数を前記編集量として算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記スコアリング部が、算出した前記編集量が多い程、前記スコアを高くする、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検索クエリ受付部が、前記検索クエリとして、更に、キーワードを受け付け、
    前記スコアリング部が、更に、前記複数の電子ホワイトボードの中から、前記キーワードを含む電子ホワイトボードを特定し、特定した前記電子ホワイトボードそれぞれに、前記キーワードの出現頻度に応じて、第2のスコアを付与し、
    前記検索処理部が、前記編集量に応じて付与された前記スコアと、前記キーワードの出現頻度に応じて付与された前記第2のスコアとを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、
    請求項1〜3のいずれかにに記載の情報処理装置。
  5. 前記検索処理部が、前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードと、前記キーワードを含む電子ホワイトボードとを比較し、両方で共通している電子ホワイトボードの中から、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. (a)複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、ステップと、
    (b)前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、ステップと、
    (c)前記(b)のステップによって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、ステップと、
    を有する、ことを特徴とする電子ホワイトボードの検索方法。
  7. コンピュータに、
    (a)複数の電子ホワイトボードを検索する際の検索クエリとして、少なくとも、検索対象となる期間を受け付ける、ステップと、
    (b)前記複数の電子ホワイトボードの中から、受け付けられた前記期間中に編集が行なわれた電子ホワイトボードを特定し、更に、特定した前記電子ホワイトボードにおける編
    集量を算出し、算出した前記編集量に応じて、前記特定した電子ホワイトボードそれぞれにスコアを付与する、ステップと、
    (c)前記(b)のステップによって付与されたスコアを用いて、前記検索クエリに適合する電子ホワイトボードを抽出する、ステップと、
    を実行させる、プログラム。
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