JP2017067598A - 車両用表示装置及び表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶画面に生じる残像を緩和して、表示画像を視認者に明瞭に提示できる車両用表示装置及び表示方法を提供する。【解決手段】取得部11は、車両に関する動的パラメータを取得する。表示部12は、指標125と、基部126を回動中心として回動し指標125を指示する指針122とが液晶により表示される。表示制御部13は、指針122が取得部11で取得された動的パラメータの値に対応した指標125を指示するように、指針122の回動を制御する。また、表示制御部13は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、液晶により表示された指針が回動して指標を指示し、車速やエンジンの回転数などの車両に関する動的パラメータを表示する車両用表示装置及び表示方法に関する。
従来、液晶パネルなどで構成された車両用の計器類、例えばスピードメータが知られている。液晶パネルなどで構成された車両用のスピードメータは、例えばほぼ円形の文字板(背景)に表示された目盛りや数字などの指標と、車速に応じて回動して車速の値に対応した指標を指示する指針とを表示する。
なお、以下の説明において、単に指針や指標とだけ記載されている場合の指針や指標は、液晶により表示された指針や指標の画像を指すものとする。
上述したような車両用のスピードメータは、指針が回動する速度が液晶の応答速度に比べて速い場合には、現在の指針の画像が画面上に表示されているときに過去の指針の画像が完全に消えずに画面上に残り、指針の残像が発生していた。このような残像により、指針を明瞭に目視できないなどの問題がある。
このような問題を解消する目的で、従来では以下に示す特許文献1〜2に記載されているような技術が知られている。
特許文献1に記載された技術は、文字板の目盛上を回転移動する指針により車両の速度を液晶表示するスピードメータにおいて、指針の移動速度に応じて指針の表示濃度を低下させる技術である。
特許文献2に記載された技術は、文字板の指標部を指示することで車速を指示する指針部が、指針部と背景部との境界に指針部の色から背景部の色へと徐々に変化するグラデーション領域を設けた技術である。グラデーション領域は、指針部の先端に向かうにしたがって徐々に幅狭となる。
特開2007−178179号公報 特開2010−071907号公報
指針が文字板を回動する表示形態の場合、回動中心となる基部と指針の先端との間は、所定の長さを有している。このため、指針が基部を中心に回動すると、指針の基部と先端とでは移動の速度が異なる。すなわち、指針の先端の移動速度は基部よりも速くなる。このため、指針の先端と基部とでは指針の残像の出方が異なる。
上述したような従来の車両用表示装置においては、指針の基部と先端とで移動速度が異なることに起因する、指針の先端と基部との残像の出方については考慮されていない。
本発明の目的は、液晶表示により車両に関する動的パラメータを車両の利用者に提示する際に、液晶画面に生じる残像を緩和して、表示画像を視認者に明瞭に提示できる車両用表示装置及び表示方法を提供することである。
本発明は、車両に関する動的パラメータを取得する取得部と、指標と、基部を回動中心として回動し前記指標を指示する指針とが液晶により表示された表示部と、前記指針が前記取得部で取得された前記動的パラメータの値に対応した前記指標を指示するように、前記指針の回動を制御する表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記指針の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ前記指針の基部から先端に向かって、前記指針の画像の明るさと、前記指針の背景画像の明るさとの差が小さくなるように、前記指針の画像の明るさを制御することを特徴とする車両用表示装置を提供する。
本発明は、指標と、基部を回動中心として回動し前記指標を指示する指針とが液晶表示された表示部を備えた車両用表示装置において、前記指針が車両に関する動的パラメータに対応した前記指標を指示するように前記指針を前記表示部に表示する表示方法であって、取得部によって、前記動的パラメータを取得する第1ステップと、表示制御部によって、前記指針が前記第1ステップで取得された前記動的パラメータの値に対応した前記指標を指示するように、前記指針の回動を制御する第2ステップと、を実行し、前記第2ステップは、前記指針の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ前記指針の基部から先端に向かって、前記指針の画像の明るさと、前記指針の背景画像の明るさとの差が小さくなるように、前記指針の画像の明るさを制御することを特徴とする表示方法を提供する。
本発明の車両用表示装置または表示方法によれば、液晶表示により車両に関する動的パラメータを車両の利用者に提示する際に、液晶画面に生じる残像を緩和して、表示画像を視認者に明瞭に提示することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態〜第3実施形態に係る車両用表示装置がスピードメータを構成する場合の表示部の一表示例である。 本発明の第1実施形態〜第3実施形態に係る車両用表示装置がタコメータを構成する場合の表示部の一表示例である。 指針の画像の一表示例を示す図である。 指針の画像の明るさを説明する際に、指針の位置の代表として挙げられた、例えば3つの第1位置、第2位置、第3位置を示す図である。 指針の画像と指針の背景画像との明るさを、L*a*b*表示色系で表した際の明度L*で示した図である。 指針の画像と指針の背景画像との明度L*の差を示す図である。 背景画像の明度L*の値が例えば「20」程度の場合に、指針の画像と指針の背景画像との明るさを明度L*で示した図である。 背景画像の明度L*の値が例えば「20」程度の場合に、指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用表示装置の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車両用表示装置の構成を示すブロック図である。 単位時間あたりのエンジンの回転数の変化量と、指針の画像と指針の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差との関係を示す図である。 単位時間あたりの車速の変化量と、指針の画像と指針の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用表示装置の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る車両用表示装置の構成を示すブロック図である。 エンジンの回転数と、指針の画像と指針回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差との関係を示す図である。 車速と、指針の画像と指針回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差との関係を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用表示装置の動作手順を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明を実施するための実施形態を説明する。以下に説明する第1実施形態〜第3実施形態においては、車速を表示するスピードメータまたは車両のエンジンの回転数を表示するタコメータを、本発明の車両用表示装置で構成した場合の実施形態について説明するが、本発明の適用対象はこれらに限られない。
(第1実施形態)
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る車両用表示装置の構成を説明する。図1は第1実施形態の車両用表示装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、第1実施形態の車両用表示装置1は、取得部11、表示部12、表示制御部13を備えている。
取得部11は、車両に設けられたセンサ14で検出された車両に関する動的パラメータを電気信号として取得する。車両用表示装置1がスピードメータを表示する場合には、センサ14は車速を検出する車速センサで構成され、動的パラメータは車速である。車両用表示装置1がタコメータを表示する場合には、センサ14はエンジンの回転数を検出する回転数センサで構成され、動的パラメータはエンジンの回転数である。
センサ14で検出された動的パラメータは、相互接続された機器間のデータ転送に用いられる公知のCAN(Controller Area Network)を介して取得部11に転送される。
表示部12は、静止画像及び動画像をカラーで液晶表示できる液晶パネルで構成される。表示部12は、液晶パネルの画面上に、概ね円形の文字板が液晶表示され、かつ文字板上を動的パラメータに対応して回動する指針が表示される。
図2は本発明の第1実施形態〜第3実施形態に係る車両用表示装置1〜3がスピードメータを表示する場合の表示部12の一表示例である。図3は本発明の第1実施形態〜第3実施形態に係る車両用表示装置1〜3がタコメータを表示する場合の表示部12の一表示例である。
図2または図3において、表示部12の文字板121は、指針122に対して背景画像となり、文字板121には、目盛り123や数字124からなる指標125の画像が表示される。文字板121に表示される数字は、スピードメータの場合には、車速を示す値となり、タコメータの場合にはエンジンの回転数を示す値となる。
なお、図2、図3及び以降に説明する図4、図5において、文字板121の表示色である背景色は紙面の白色となっているが、任意の背景色が適用可能である。文字板121の表示色は、具体例としては黒色である。指針122の表示色も文字板121と明瞭に区別可能な色であれば任意の色が適用可能である。指針122の表示色は具体例としては赤系統の表示色であり、図2、図3に示すように表示の明るさにグラデーションが付加される。
指針122は、所定の長さと幅を有する画像として表示される。指針122は、動的パラメータに応じて、基部126を回動中心として文字板121上を時計回りまたは反時計回りに回動し、指針122の先端で指標125を指示する。
指針122は、車両用表示装置がスピードメータを表示する場合には、表示制御部13の制御の下に、取得部11で取得された動的パラメータの車速の値に対応した指標125を指示する。指針122は、車両用表示装置がタコメータの場合には、表示制御部13の制御の下に、取得部11で取得された動的パラメータのエンジンの回転数の値に対応した指標125を指示する。
図1に戻って、表示制御部13は、表示部12における指針122の回動及び指針122の画像の明るさを制御する。表示制御部13は、指針122が取得部11で取得された動的パラメータの値に対応した指標125を指示するように、指針122の回動を制御する。
表示制御部13は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御する。
表示制御部13は、CPUを有するマイクロコンピュータによって構成することができる。表示制御部13は、車両用表示装置1の全体を制御する制御プログラムを記憶した記憶部を有し、制御プログラムに基づいて、指針122の回動及び指針122の画像の明るさの制御に加えて、表示部12の表示に関する全般を制御する。これにより、表示制御部13は、本発明に係る表示方法を実行する。
図4は表示制御部13が上記明るさの制御を実施した際に、表示部12に表示される指針122の画像の一表示例を示す図である。
図4において、指針122は矢印41の方向、すなわち時計回りの方向に回動し、指針122の背景画像の表示色は例えば黒色とする。
このような場合に、指針122の画像の明るさは、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、すなわち矢印42の方向に向かって、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように制御される。かつ、指針122の画像の明るさは、指針122の基部126から先端に向かって、すなわち矢印43の方向に向かって、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように制御される。
したがって、指針122は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように表示される。
図5は指針122が図4に示すように表示された際の指針122の画像の明るさを説明するにあたり、指針122の位置の代表として挙げられた、例えば3つの第1位置、第2位置、第3位置を示す図である。
図5において、第1位置は、指針122の基部126を指針122の短辺方向に横切る位置とし、a1−a2線で表す。第2位置は、指針122の長辺方向における概ね中央部を指針122の短辺方向に横切る位置とし、b1−b2線で表す。第3位置は、指針122の概ね先端を指針122の短辺方向に横切る位置とし、c1−c2線で表す。
図6は、指針122の画像と指針122の背景画像との明るさを、L*a*b*表色系で表した際の明度L*で示した図である。L*a*b*表色系は、物体の色を表すのに広く用いられた表現形式であり、UCS(Uniform Color Space:均等色空間)の代表的なものである。L*a*b*表色系では、明度をL*、色相と彩度を示す色度をa*、b*で表わしている。
図6において、背景画像の表示色は黒色であり、L*a*b*表色系において、背景画像の明度L*の値は、「0」または「0」に近い値となる。
図6(a)は、図5に示すa1−a2線に沿った明度L*の変化を示す図であり、横軸は、a1−a2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は、明度L*を示している。図6(a)に示すように、a1−a2線に沿った指針122の画像の明度L*は、概ね均等になるように制御される。
図6(b)は、図5に示すb1−b2線に沿った明度L*の変化を示す図であり、横軸は、b1−b2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は、明度L*を示している。図6(b)に示すように、b1−b2線に沿った指針122の画像の明度L*は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、すなわち図5の矢印42の方向に向かって、徐々に小さくなるように制御される。
図6(c)は、図5に示すc1−c2線に沿った明度L*の変化を示す図であり、横軸は、c1−c2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は、明度L*を示している。図6(c)に示すように、c1−c2線に沿った指針122の画像の明度L*は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、すなわち図5の矢印42の方向に向かって、徐々に小さくなるように制御される。
また、図6(c)に示すc1−c2線に沿った指針122の画像の明度L*は、徐々に小さくなる度合いが図6(b)に示すb1−b2線に沿った指針122の画像の明度L*に比べて大きくなっている。これは、指針122の画像の明るさは、指針122の基部126から先端に向かって、すなわち図5の矢印43の方向に向かって、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように制御されているためである。
図7は、指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差を示す図である。図7と図6との異なる点は、縦軸が明度L*から明度L*の差にかわった点であり、他は図7と図6とは同様であり、図7(a)は図6(a)に対応し、図7(b)は図6(b)に対応し、図7(c)は図6(c)に対応する。
図7に示す指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差は、背景画像の明度L*の値が「0」もしくは「0」に近い値であるので、図6と同様な様子となる。
図8は、背景画像の明度L*の値が例えば「20」程度で均等である場合に、指針122の画像と指針122の背景画像との明るさを明度L*で示した図である。
図8(a)は、図5に示すa1−a2線に沿った明度L*の変化を示す図であり、横軸は、a1−a2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は、明度L*を示している。図8(a)に示すように、背景画像の明度L*は均等であり、a1−a2線に沿った指針122の画像の明度L*は、概ね均等になるように制御される。
図8(b)は、図5に示すb1−b2線に沿った明度L*の変化を示す図であり、横軸は、b1−b2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は、明度L*を示している。図8(b)に示すように、背景画像の明度L*は均等である。これに対して、b1−b2線に沿った指針122の画像の明度L*は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、すなわち図5の矢印42の方向に向かって、徐々に小さくなるように制御される。
図8(c)は、図5に示すc1−c2線に沿った明度L*の変化を示す図であり、横軸は、c1−c2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は、明度L*を示している。図8(c)に示すように、背景画像の明度L*は均等である。これに対して、c1−c2線に沿った指針122の画像の明度L*は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、すなわち図5の矢印42の方向に向かって、徐々に小さくなるように制御される。
また、図8(c)に示すc1−c2線に沿った指針122の画像の明度L*は、徐々に小さくなる度合いが図8(b)に示すb1−b2線に沿った指針122の画像の明度L*に比べて大きくなっている。これは、指針122の画像の明るさは、指針122の基部126から先端に向かって、すなわち図5の矢印43の方向に向かって、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように制御されているためである。
図9は、背景画像の明度L*の値が例えば「20」程度で均等である場合に、指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差を示す図である。
図9(a)は、図5に示すa1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差の変化を示す図であり、横軸はa1−a2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は明度L*の差を示している。 図9(a)に示すように、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差は、概ね均等になるように制御される。
図9(b)は、図5に示すb1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差の変化を示す図であり、横軸はb1−b2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は明度L*の差を示している。図9(b)に示すように、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、徐々に小さくなるように制御される。
図9(c)は、図5に示すc1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差の変化を示す図であり、横軸はc1−c2線上における指針122の画像と背景画像との位置を示し、縦軸は明度L*の差を示している。図9(c)に示すように、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の背景画像との明度L*の差は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、徐々に小さくなるように制御される。
また、図9(c)に示すc1−c2線に沿った明度L*の差は、徐々に小さくなる度合いが図9(b)に示すb1−b2線に沿った明度L*の差に比べて大きくなっている。これは、指針122の画像の明るさは、指針122の基部126から先端に向かって、すなわち図5の矢印43の方向に向かって、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように制御されているためである。
上記構成の車両用表示装置1は、図10に示すフローチャートにしたがって、表示に係わる動作を実行する。
図10において、取得部11は、ステップ101(第1ステップ)にて、車両に設けられたセンサ14で検出された車両に関する動的パラメータを電気信号として取得する。取得部11は、ステップS101にて、取得した動的パラメータを表示制御部13に与える。
表示制御部13は、ステップS102(第2ステップ)にて、取得部11から与えられた動的パラメータに基づいて、表示部12の指針122が動的パラメータの値に対応した指標125を指示するように、指針122の回動を制御する。
また、表示制御部13は、ステップS102にて、指針122の画像の明るさを制御する。表示制御部13は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御する。
以上説明したように、第1実施形態の車両用表示装置1は、上記構成を採用することにより以下に示す効果を得ることができる。
表示部12の指針122が回動するとき、指針122の基部126の周辺と指針122の先端の周辺とでは、回動する速度が異なる。すなわち、指針122の先端が回動する速度は、指針122の基部126の周辺に比べて速くなる。このため、指針122の先端の周辺における前フレームの画像と現フレームの画像の明るさの変化の度合いは、指針122の基部126の周辺に比べて大きくなる。
液晶表示された指針122の動画像において、指針122の残像が生じている時間は、指針122の画像の明るさの変化が大きいほど長くなる。したがって、指針122の先端の周辺は、指針122の基部126の周辺に比べて残像が生じている時間が長くなる。
これに対して、第1実施形態では、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御している。この制御と同時に、第1実施形態では、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像との明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御している。
これにより、上記制御を実施しない場合に比べて、明るさの変化が大きい指針122の先端周辺における、指針122の画像と背景画像との明るさの変化は小さくなる。この結果、第1実施形態の車両用表示装置1は、指針122が回動した際に生じる残像を緩和することができ、視認者に表示部12に表示された画像を明瞭に提示することができる。
(第2実施形態)
図11は第2実施形態の車両用表示装置2の構成を示すブロック図である。
図11において、第2実施形態の車両用表示装置2は、第1実施形態の車両用表示装置1と異なる点は、表示制御部13に代えて新たな表示制御部21を設けたことであり、表示制御部21は、検出部22を備えている。他は第1実施形態の車両用表示装置1と同様であり、その説明は省略する。
検出部22は、取得部11で取得された、単位時間あたりの動的パラメータの値の変化量を検出する。
表示制御部21は、指針122が取得部11で取得された動的パラメータの値に対応した指標125を指示するように、指針122の回動を制御する。
表示制御部21は、検出部22で検出された動的パラメータの値の変化量に基づいて、指針122の画像の明るさを制御する。すなわち、表示制御部21は、動的パラメータの値の変化量が大きくなるほど、指針122の回動方向と逆方向に向かって、指針122の明るさと、背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の明るさを制御する。この制御と同時に、表示制御部21は、動的パラメータの値の変化量が大きくなるほど、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の明るさと、背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の明るさを制御する。
指針122の明るさが、上述のように表示制御部21によって制御されることで、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、図12または図13に示すように変化する。
図12は、車両用表示装置2がタコメータを表示した場合に、単位時間あたり例えば0.1秒あたりのエンジンの回転数の変化量(横軸)と、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差(縦軸)との関係を示す図である。
図12(a)は図5に示すa1−a2線に沿った明度L*の差を示す図である。図12(a)に示すように、単位時間あたりのエンジンの回転数の変化量が予め設定された所定値よりも大きくなると、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
図12(b)は図5に示すb1−b2線に沿った明度L*の差を示す図である。図12(b)に示すように、単位時間あたりのエンジンの回転数の変化量が予め設定された所定値よりも大きくなると、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
図12(c)は図5に示すc1−c2線に沿った明度L*の差を示す図である。図12(c)に示すように、単位時間あたりのエンジンの回転数の変化量が予め設定された所定値よりも大きくなると、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
また、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差よりも小さくなる。さらに、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差よりも小さくなる。
すなわち、単位時間あたりのエンジンの回転数の変化量にかかわらず、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、小さくなる。
図13は、車両用表示装置2がスピードメータを表示した場合に、単位時間あたり例えば0.1秒あたりの車速の変化量(横軸)と、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差(縦軸)との関係を示す図である。
図13(a)は図5に示すa1−a2線に沿った明度L*の差を示す図である。図13(a)に示すように、単位時間あたりの車速の変化量が予め設定された所定値よりも大きくなると、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
図13(b)は図5に示すb1−b2線に沿った明度L*の差を示す図である。図13(b)に示すように、単位時間あたりの車速の変化量が予め設定された所定値よりも大きくなると、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
図13(c)は図5に示すc1−c2線に沿った明度L*の差を示す図である。図13(c)に示すように、単位時間あたりの車速の変化量が予め設定された所定値よりも大きくなると、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
また、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差よりも小さくなる。さらに、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差よりも小さくなる。
すなわち、単位時間あたりの車速の変化量にかかわらず、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、小さくなる。
上記構成の車両用表示装置2は、図14に示すフローチャートにしたがって、表示に係わる動作を実行する。なお、図14において、ステップS101は、第1実施形態の図10に示すステップS101と同様の処理を行う。
図14において、取得部11は、ステップ101にて、車両に設けられたセンサ14で検出された車両に関する動的パラメータを電気信号として取得する。取得部11は、ステップS101にて、取得した動的パラメータを表示制御部21に与える。
検出部22は、ステップS142にて、取得部11で取得された、動的パラメータに対して、単位時間あたりの動的パラメータの値の変化量を検出する。
表示制御部21は、ステップS143にて、指針122が取得部11で取得された動的パラメータの値に対応した指標125を指示するように、指針122の回動を制御する。
また、表示制御部21は、ステップS143にて、単位時間あたりの動的パラメータの値の変化量に基づいて、指針122の画像の明るさを制御する。表示制御部21は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御する。
以上説明したように、第2実施形態の車両用表示装置2は、上記構成を採用することにより、第1実施形態で得られる効果に加えて以下に示す効果を得ることができる。
第1実施形態の説明のところで触れたように、指針122が回動する速度が速くなるほど、指針122の画像と背景画像との明るさの変化は大きくなり、指針122の残像が生じている時間は長くなり、かつ残像が発生する領域は広がる。
これに対して、第2実施形態の車両用表示装置2は、動的パラメータの値の変化量が大きくなると、すなわち、指針122が回動する速度が速くなると、上述したように指針122の画像の明るさを制御している。
すなわち、車両用表示装置2は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御している。この制御と同時に、車両用表示装置2は、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御している。
これにより、上記制御を実施しない場合に比べて、動的パラメータの値の変化量が大きい場合であっても、指針122の先端周辺における、指針122と背景画像との明るさの変化は小さくなる。この結果、車両用表示装置2は、動的パラメータの値の変化量が大きい場合であっても、指針122が回動した際に生じる残像を緩和することができ、視認者に表示部12に表示された画像を明瞭に提示することができる。
(第3実施形態)
図15は第3実施形態の車両用表示装置3の構成を示すブロック図である。
図15において、第3実施形態の車両用表示装置3は、第1実施形態の車両用表示装置1と異なる点は、表示制御部13に代えて新たな表示制御部31を設けたことであり、他は第1実施形態の車両用表示装置1と同様であり、その説明は省略する。
表示制御部31は、指針122が取得部11で取得された動的パラメータの値に対応した指標125を指示するように、指針122の回動を制御する。
表示制御部31は、取得部11で取得された動的パラメータの値の大きさに基づいて、指針122の画像の明るさを制御する。すなわち、表示制御部31は、動的パラメータの値が大きくなるほど、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御する。この制御と同時に、表示制御部31は、動的パラメータの値が大きくなるほど、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御する。
指針122の画像の明るさが、上述のように表示制御部31によって制御されることで、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、図16または図17に示すように変化する。
図16は、車両用表示装置3がタコメータを表示した場合に、エンジンの回転数(横軸)と、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差(縦軸)との関係を示す図である。
図16(a)は図5に示すa1−a2線に沿った明度L*の差を示す図である。図16(a)に示すように、エンジンの回転数が予め設定された所定値よりも大きくなると、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
図16(b)は図5に示すb1−b2線に沿った明度L*の差を示す図である。図16(b)に示すように、エンジンの回転数が予め設定された所定値よりも大きくなると、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
図16(c)は図5に示すc1−c2線に沿った明度L*の差を示す図である。図16(c)に示すように、エンジンの回転数が予め設定された所定値よりも大きくなると、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
また、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差よりも小さくなる。さらに、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差よりも小さくなる。
すなわち、エンジンの回転数にかかわらず、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、小さくなる。
図17は、車両用表示装置3がスピードメータを表示した場合に、車速(横軸)と、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差(縦軸)との関係を示す図である。
図17(a)は図5に示すa1−a2線に沿った明度L*の差を示す図である。図17(a)に示すように、車速が予め設定された所定値よりも大きくなると、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
図17(b)は図5に示すb1−b2線に沿った明度L*の差を示す図である。図17(b)に示すように、車速が予め設定された所定値よりも大きくなると、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
図17(c)は図5に示すc1−c2線に沿った明度L*の差を示す図である。図17(c)に示すように、車速が予め設定された所定値よりも大きくなると、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、徐々に小さくなる。
また、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、a1−a2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差よりも小さくなる。さらに、c1−c2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、b1−b2線に沿った指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差よりも小さくなる。
すなわち、車速にかかわらず、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像と指針122の回動方向と逆方向の背景画像との明度L*の差は、小さくなる。
上記構成の車両用表示装置3は、図18に示すフローチャートにしたがって、表示に係わる動作を実行する。なお、図18において、ステップS101は、第1実施形態の図10に示すステップS101と同様の処理を行う。
図18において、取得部11は、ステップ101にて、車両に設けられたセンサ14で検出された車両に関する動的パラメータを電気信号として取得する。取得部11は、ステップS101にて、取得した動的パラメータを表示制御部31に与える。
表示制御部31は、ステップS182にて、指針122が取得部11で取得された動的パラメータの値に対応した指標125を指示するように、指針122の回動を制御する。
また、表示制御部31は、ステップS182にて、動的パラメータの値の大きさに基づいて、指針122の画像の明るさを制御する。表示制御部31は、動的パラメータの値が大きくなるほど、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御する。この制御と同時に、表示制御部31は、動的パラメータの値が大きくなるほど、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御する。
以上説明したように、第3実施形態の車両用表示装置3は、上記構成を採用することにより、第1実施形態で得られる効果に加えて以下に示す効果を得ることができる。
第1実施形態の説明のところで触れたように、指針122が回動する速度が速くなるほど、指針122の画像と背景画像との明るさの変化は大きくなり、指針122の残像が生じている時間は長くなり、かつ残像が発生する領域は広がる。
指針122が回動する速度は、概ね動的パラメータの値が小さい場合よりも大きい場合の方が速くなる。したがって、動的パラメータの値が大きい場合には、小さい場合に比べて指針122の残像が生じている時間は長くなり易くなり、かつ残像が発生する領域は広がり易くなる。
また、指針122が大きな動的パラメータの値に対応した指標125を指示する場合には、小さな動的パラメータの値に対応した指標を指示する場合に比べて、指針122が明瞭に目視されることが求められる。したがって、指針122が大きな動的パラメータの値に対応した指標125を指示する場合には、残像の緩和が求められる。
これに対して、第3実施形態の車両用表示装置3は、動的パラメータの値が大きくなると、すなわち、指針122が指示する動的パラメータの値が大きくなると、上述したように指針122の画像の明るさを制御している。
すなわち、車両用表示装置3は、指針122の回動方向とは逆の逆方向に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御している。この制御と同時に、車両用表示装置3は、指針122の基部126から先端に向かって、指針122の画像の明るさと、指針122の背景画像の明るさとの差が徐々に小さくなるように、指針122の画像の明るさを制御している。
これにより、上記制御を実施しない場合に比べて、動的パラメータの値が大きい場合であっても、指針122の先端周辺における、指針122と背景画像との明るさの変化は小さくなる。この結果、車両用表示装置3は、動的パラメータの値が大きい場合であっても、指針122が回動した際に生じる残像を緩和することができ、視認者に表示部12に表示された画像を明瞭に提示することができる。
なお、第3実施形態は、第2実施形態と組み合わせて実施することもできる。
図12、図13、図16、図17の説明で触れた上記所定値は、例えば実機による実験やシミュレーションなどの机上解析等により適宜定めることができる。
1,2,3 車両用表示装置
11 取得部
12 表示部
13,21,31 表示制御部
14 センサ
22 検出部
121 文字板
122 指針
123 目盛り
124 数字
125 指標
126 基部

Claims (4)

  1. 車両に関する動的パラメータを取得する取得部と、
    指標と、基部を回動中心として回動し前記指標を指示する指針とが液晶により表示された表示部と、
    前記指針が前記取得部で取得された前記動的パラメータの値に対応した前記指標を指示するように、前記指針の回動を制御する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記指針の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ前記指針の基部から先端に向かって、前記指針の画像の明るさと、前記指針の背景画像の明るさとの差が小さくなるように、前記指針の画像の明るさを制御する
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記表示制御部は、単位時間あたりの前記動的パラメータの値の変化量を検出する検出部を備え、
    前記表示制御部は、前記検出部で検出された前記動的パラメータの値の変化量が大きくなると、前記指針の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ前記指針の基部から先端に向かって、前記指針の画像の明るさと、前記指針の背景画像の明るさとの差が小さくなるように、前記指針の画像の明るさを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記表示制御部は、前記動的パラメータの値が大きくなると、前記指針の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ前記指針の基部から先端に向かって、前記指針の画像の明るさと、前記指針の背景画像の明るさとの差が小さくなるように、前記指針の画像の明るさを制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  4. 指標と、基部を回動中心として回動し前記指標を指示する指針とが液晶表示された表示部を備えた車両用表示装置において、前記指針が車両に関する動的パラメータに対応した前記指標を指示するように前記指針を前記表示部に表示する表示方法であって、
    取得部によって、前記動的パラメータを取得する第1ステップと、
    表示制御部によって、前記指針が前記第1ステップで取得された前記動的パラメータの値に対応した前記指標を指示するように、前記指針の回動を制御する第2ステップと、
    を実行し、
    前記第2ステップは、前記指針の回動方向とは逆の逆方向に向かって、かつ前記指針の基部から先端に向かって、前記指針の画像の明るさと、前記指針の背景画像の明るさとの差が小さくなるように、前記指針の画像の明るさを制御する
    ことを特徴とする表示方法。
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