JP2017065672A - 浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】障害者や高齢者が居住し、津波、洪水、高潮などの被災時は、近隣住民も収容して浮揚することで国民の生命と財産を守る浮揚式在宅介護防災シェルタ−を提供する。【解決手段】下部床組と上部梁組を隅柱並びに間柱を用いて繋ぎ強固な架構体を構築し、下部床組の底面を鋼板で塞ぎ直上にバラストを兼ねる飲料水タンク60を設置し、架構体の側面部に室内側から間伐材を接合した集成材の桁及び妻パネルを装着してボルト固定して防水扉52を設置し、架構体の上面部に甲板パネル33を敷設してボルト固定して脱出口51を設置し、外側の全面にFRP皮膜59を施して断熱塗料55で塗装し、甲板部3は視認性ある国際規格のオレンジ色の滑り止め断熱塗料で塗装し、室内には調理台74、トイレ76、浴室75、ベット79、電動移動介助装置78などを設置した浮揚式在宅介護防災シェルタ−。【選択図】図13
Description
本発明は地震が起因する建物倒壊や津波、異常気象による洪水や高潮などの災害から国民の生命、健康と財産を守る間伐材を用いた浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造分野。浮揚式在宅介護防災シェルタ−内で、高齢者が介護支援を受けながら生活する福祉分野。山林放置のヒノキ小径木を伐採→搬出→利用→植林する循環を創ることで、5兆円規模の新規産業と50万人の雇用を創出する地域再生で、全国土の強靱化を図る地方創生分野。
平成16年12月26日マレ−シア沖で発生した海底大地震に伴って発生した津波によりインド洋沿岸諸国の海岸部では、古今未曾有の十数万人前後の大量溺死者が発生した。また、平成23年3月11日三陸沖の海底大地震に伴って発生した大津波により2万人以上に及ぶ大量溺死者が発生したことは記憶に新しく、その対策として政府は総合防災ハザ−ドマップを作成し3種類の避難準備情報・避難勧告・避難指示などの情報を発表し指定した避難所に避難するよう指示し、併せて津波による浸水想定区域を発表した。しかし、避難する手段として徒歩・自転車・車両などによる移動で指定された避難所に避難するには、高齢者や障害者では体力的に限界があり、避難距離が長いと車両停滞による大混雑が予想され完璧な避難対策でなく、浮揚式在宅介護防災シェルタ−の中に避難して災害から逃れて長生きできるの製品の開発が必要であった。
この教訓を踏まえて、今後発生が予想される南海トラフ地震では、最大高さが35mの津波が発生し、その到達時間は静岡県・和歌山県・高知県は3分以内、三重県・徳島県は5分以内、愛知県は9分以内、愛媛県・大分県・宮崎県は20分以内で到達し、推定死傷者数33万人でそのうち津波死者数23万人と公表された。高齢者や障害者は避難が困難で、居住地で短時間に移動して津波から尊い命を守る対策を実施することが必要である。旧約聖書に登場する大洪水でアララト山に漂着したノアの方舟に倣い、津波や洪水に遭遇したら速やかに浮揚し、漂流中は沈没せず波間を漂う水難者を救助し、上空から早期に発見して救助される、浮揚式在宅介護防災シェルタ−を提供する。
古事記で須佐之男命がヒノキで神社を造りヒノキの植林を奨励せよと述べられている。良質なヒノキを育成するために間伐で伐採されたヒノキの間伐材を使用して、津波や洪水や高潮に対応できる浮揚式在宅介護防災シェルタ−が必要であり。更に、全国的に高齢化が進行して介護老人が増加したが、老人用の介護施設が不足して自宅で介護せざるを得ない状況であり、高齢者の身体機能や認知機能、介護や福祉サ−ビスの状況を考慮し、高齢者が終の棲家として使用できる在宅介護施設が必要とされている。
日本は国土面積の70%が森林で、うち10%は40〜50年前に植林したヒノキ人工林で現在間伐を必要としている。間伐で発生したヒノキ間伐材は搬出するコストが木材の価格で賄えないこと、有効な利用方法が無く山林に放置され山林崩壊を促進させている。放置されているヒノキ間伐材の有効な活用法として、本発明の浮揚式在宅介護防災シェルタ−は、ヒノキの間伐材を約四百本前後使用するため、ヒノキの間伐材で地域の住民に所得が得られ、木材産業の創生により新規な雇用が創出するため、中山間地域に若者を呼び寄せて地域が再生できる、地方創生の実現化も要望されている。
また、合成樹脂で成形した船底殻を重ねて接合し、3人前後を収容する津波避難シェルタ−が提案されている(例えば、特許文献1参照。)この方法は、災害に備えて自宅付近に設置するだけで、転覆による収容者の安全が全く考慮されていないことである。
同様に、ガラス繊維強化樹脂で成形された外側板と内側板の間にアクリルフォ−ムを挟んで成形した、下筐体と上筐体とをフランジ部で接合した津波対策用シェルタ−が提案されている(例えば、特許文献2参照。)この方法は筐体がアクリルフォ−ムで両側をFRP皮膜で覆っただけで強度が弱いため、建物の倒壊や漂流物との衝突で破損し、火災で類焼するため安全対策が要望されていた。また収容者数も20人前後で価格も高価であり普及が困難であった。また個人で設置するには居住に必要なトイレ・浴室・調理施設などが具備されて無く導入することが甚だ困難であった。
更に、ガラス繊維強化樹脂で成形された底部の下筐体と蓋部の上筐体をフランジ部を密着して接合した津波対策用シェルタ−が提案されている(例えば、特許文献3参照。)この方法では津波対策用シェルタ−が球形であり、自宅に接続して設置し通常は居室として利用が困難なため設置する場所が限定される。また、狭くて窮屈であり収容出来る人数も2人前後と少なく津波対策用シェルタ−で長時間滞在することは甚だ困難であった。更に建物の倒壊で破損し、海面を漂流中に漂流する建物瓦礫などと衝突することで、津波対策用シェルタ−の外壁が容易に破損することと、火災に遭遇すると簡単に燃え移って類焼するため、防火機能を有した安全対策が必要であった。
本発明は従来の問題点を解決すべきなされたものであり、居宅の空き地に設置し高齢者が終の棲家として居住し、地震やそれが起因する津波、異常気象による洪水や高潮の発生時には、近隣の住民も収容して水面に浮揚し、津波や横波を受けても転覆や沈没もせず、漂流中に燃え盛る漂流物と衝突しても破損せず火災に遭遇して燃え移っても類焼を免れて収容者を守る。更に、漂流中には海面を漂う被災者を水難救助して収容し、上空の捜査機から早期に発見して救助され、被災した居住者の生命と健康および財産を確実に保護することができる浮揚式在宅介護防災シエルタ−(別名、息災延命箱)が要求されている。
本発明の上記目的を達成する第一の解決手段は、山形鋼を用いた二本の桁側土台を平行に配置して直交する方向で両端に妻側土台を配置し、下面に平鋼の引張材を前記妻側土台と平行に配置し、四隅に前記平鋼の斜張材を配置した下部床組と、前記山形鋼を用いた二本の桁側梁材を平行に配置して直交する方向で両端に妻側梁材を配置し、上面に平鋼の引張材を前記妻側梁材と平行に配置し、前記妻側梁材と前記引張材の間、並びに前記引張材相互間を連結する間張材を配置した上部梁組と、前記下部床組並びに前記上部梁組の側面および隅柱並びに間柱の上下にボルト孔を開け、接続金具又は接続吊金具を介してポルトで接合して架構体を構築した、浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造方法。
第二の解決手段は、前記桁側土台、前記妻側土台、前記桁側梁材、前記妻側梁材、前記隅柱に用いる前記山形鋼が、角型鋼管の隣り合う二辺の端部に前記平鋼を溶接した角形山鋼材と、前記間柱、前記引張材、胴差材、前記間張材、前記斜張材に用いる前記平鋼が、前記角形鋼管の一辺の両端を前記平鋼を溶接した角形平鋼材と、並びに三枚の前記平鋼をT字形状に溶接したT形平鋼材を配置して軽量化を図った前記架構体を構築した、浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造方法。
第三の解決手段は、下部床組の底面部を底鋼板で塞いだ直上に、復元力による沈没防止と被災時の飲料水を確保するため、底鋼板と一体的に製作されたバラストを兼ねる飲料水タンクを設置し、地震が起因する津波、異常気象による洪水、波浪による横波および高波を被っても転覆や沈没することが無い、浮揚式在宅介護防災シェルターの製造方法。
第四の解決手段は、浮揚式在宅介護防災シェルタ−の側面と甲板を被覆する複合化皮膜は、硝子塗料で硝子マットを貼付し木部はステップルと傘クギで糊着固定して加水分解反応で硬化して一層目を形成し、二層目の硝子塗料を塗布しながら二層目のシリカ耐熱マットを貼付し糊着固定して加水分解反応で硬化させ、段差のある表面を平滑に研磨し、清掃後に表層の硝子塗料を塗布して加水分解反応で硬化させた複合化皮膜を施し、その上に骨材を混入した断熱塗料で塗装した浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造方法。
上記第一の解決手段による作用は次の通りである。山形鋼を用いた二本の桁側土台を平行に配置して直交する方向で両端に妻側土台を配置し、下面に平鋼の引張材を前記妻側土台と平行に配置し、四隅に平鋼の斜張材を配置して溶接した下部床組と、山形鋼を用いた二本の桁側梁材を平行に配置して直交する方向で両端に妻側梁材を配置し、上面に平鋼の引張材を妻側梁材と平行に配置し、妻側梁材と引張材の間、並びに引張材相互間を連結する間張材を配置して溶接した上部梁組と、下部床組並びに上部梁組の側面および隅柱並びに間柱の上下にボルト孔を開け、接続金具又は接続吊金具を介してボルトで接合した強固な架構体を構築して浮揚式在宅介護防災シェルタ−を製造したものである。
第二の解決手段による作用は、桁側土台、妻側土台、桁側梁材、妻側梁材、隅柱に用いる従来の山形鋼に替えて角型鋼管の隣り合う二辺の端部に平鋼を溶接した角形山鋼材と、間柱、引張材、胴差材、間張材、斜張材に用いる従来の平鋼に取り替えて角形鋼管の一辺の両端を平鋼を溶接した角形平鋼材と、又は、三枚の平鋼をT字形状に溶接して構成されたT形平鋼材などと取り替えて配置し、軽量化した強固な架構体を構築して浮揚式在宅介護防災シェルタ−を製造したものである。
第三の解決手段による作用は、前記下部床組の底面部を底鋼板で塞いだ直上に、復元力による沈没防止と被災時の飲料水確保で、底鋼板と一体に製作したバラストを兼ねた飲料水タンクを設置し、地震による津波、異常気象による洪水や波浪による高波を被っても、転覆や沈没をしない安全な浮揚式在宅介護防災シェルタ−を製造したものである。
第四の解決手段による作用は、浮揚式在宅介護防災シェルタ−を被覆する複合化皮膜はプライマ−処理を施して硝子塗料を塗布しながら硝子マットを貼付し脱泡しながらステップルと傘クギとで糊着固定して加水分解により硬化させて一層目を形成し、二層目の硝子塗料を塗布しながらシリカ耐熱マットを貼付し脱泡しながら糊着固定して加水分解により硬化させ凹凸段差ある表面をグラインダ−で平滑に研磨調整して二層目を形成し、清掃の後に硝子塗料を塗布して加水分解により硬化させて複合化皮膜を形成し、その上に骨材を混入した断熱塗料を塗装して揚式在宅介護防災シェルタ−を製造したものである。
上述したように本発明は、浮揚式在宅介護防災シェルタ−を自宅の空き地に設置して高齢者が終の棲家として生活し、津波や洪水警報の発令時には、室内に家族や近隣の住民などが短時間に室内に避難して防水扉を閉鎖し、津波や洪水の発生時は家族や避難者を収容して速やかに浮揚するため、逃げ遅れて津波や洪水により溺死せず、鋼製の強固な架構体にヒノキ間伐材を装着して複合化皮膜による強化対策と防火対策により、様々な災害から避難した収容者の生命と健康を守り、長生きさせることができる。
被災者を浮揚式在宅介護防災シェルタ−に収容して浮揚し、海面を漂流中に津波で破損した建物などの浮遊物と激突しても、鋼製の架構体にヒノキ積層材を固定した頑丈な構造の浮揚式在宅介護防災シェルタ−は破損せず、大波を被っても飲料水タンクよるバラスト効果で転覆や沈没もせず、収容した被災者の生命を守り、健康および財産が保護される。また漂流中には、脱出口から滑り止が施され視認性あるインタ−ナショナルオレンジ色の断熱塗料が施された甲板に脱出し、波間を漂い溺れている被災者を水難救助し、救助した被災者の一時待機の場所として使用し、視認性がある色彩のため上空から捜査中の航空機から早期に発見されて救助され、被災者から災いを取り去り延命させることができる。
急速に高齢化が進行して介護が必要な老人の増加に比べ、介護施設が大幅に不足して自宅で介護をせざるを得ない状況である。自宅での介護は、家族の体力消耗や精神的負担と自宅の段差解消や衛生設備の改修などが必要であり改造費用も高額で甚だ困難であった。浮揚式在宅介護防災シェルタ−を自宅に設置して、自宅で介護する高齢者の身体的機能、支援が受けれる介護サ−ビス状況や医療機関の状況を考慮して、室内にカメラと各種センサ−を設置してIoTに接続して、職場に勤務しながら携帯電話で自宅で介護する高齢者の状態を態観察しながら介護支援機関や医療機関と緊密に連絡して対応することで、現在介護を理由として年間10万人前後発生している介護離職を減少させることができる。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−にヒノキを用いるため、ヒノキ独特の色艶と独特の芳香が漂う爽やかな雰囲気で、高気密と高断熱による湿度調節作用で夏涼しくて冬温かな健康空間のためメンタルヘルス分野のサイコセラピ−治療室などに。また政府は、海外から来日する観光客増加と、東京オリンピックで更に不足するホテルに対応するため、一般住宅に宿泊する民泊を奨励しているが一般住宅は宿泊施設として不適切なため、浮揚式在宅介護防災シェルタ−の室内に浴室、トイレ、洗面、スプリンクラ−等を完備してインタ−ネットで管理する、旅館業法の基準を満たした宿泊施設として提供することができる。
今後30年以内に未曾有の天変地異により発生が予想される、南海トラフ大地震それらが起因する大津波、異常気象による集中豪雨や河川氾濫による洪水、台風などによる高潮など大規模な水災害が発生し、被災地で緊急に必要とされる被災者の救護収容施設、避難収容施設、災害復旧住宅などの災害復旧資材として、飲料水タンクと太陽光発電パネルと蓄電池を内蔵した地震津波洪水対策用浮揚式シェルタ−を備蓄保管しておき、地震や地震による津波、集中豪雨による洪水、台風による高潮などの災害発生時には、浮揚式在宅介護防災シェルタ−をトラックで被災地へ運搬して直ちに使用することができる。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−の主材料に、中山間地域の山林内に放置されたヒノキの間伐材を400本前後使用するため、地域の住民に現金収入が得られ、浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造でも高価で特殊な木工機械を必要せず、高齢の木工経験者が指導して、未経験の若者・婦女子・高齢者に日曜大工程度の木工技術を習得させ、市販の電動工具で製造できるため大工不足にも対応できる。山林内の間伐材を伐採して使用するエコシステムを確立させ、過疎化と高齢化が急速に進行しいる中山間地域で、地方創生による新たな木材関連産業を事業化させることで、過疎地域を再生することができる。
国内の林業は、山林内で立木の段階から、立木を育成管理する間伐作業や伐採による木材搬出などの作業を計画的に行い、搬出した里山で木材の乾燥と加工、加工材を用いて浮揚式在宅介護防災シェルタ−を製造し、消費者の手に届く迄のサプライチェ−ン改革が図れる大きな可能性がある。国内の森林から計画的に伐採して、植林する循環をつくる、新たな事業の創生により、五兆円規模の関連産業と五十万人の雇用が発生する地方創生の事業化だけでなく、山林の維持管理により、日本国土の強靱化を図ることができる。
日本が京都議定書で約束した二酸化炭素の森林吸収目標の達成は、間伐材の利用方法が無いためバイオマス発電による焼却の奨励と、間伐材を伐採して苗木を植える維持管理が挫折して二酸化炭素の削減が困難であった。浮揚式在宅介護防災シェルタ−を製造する木材産業による地方創生により、間伐材を伐採して使う→植える→育てる→伐採する→使うという、好循環するエコシステムを構築して持続可能な循環型社会が形成されることで、二酸化炭素の森林吸収目標に寄与して、地球温暖化の防止に貢献することができる。
国内の刑務所では六万人前後の受刑者が、懲役刑のため職員の指導により改善更生し円滑に社会復帰するための処遇方策として、心身の健康を維持し勤労精神を養成しながら一部の受刑者は、木工関連の職業的知識及び技能習得を目的とし刑務作業に従事している。刑務作業で浮揚式在宅介護防災シェルタ−を造り、習得した木工知識と技能の付与により受刑者の円滑な社会復帰を促進させる。社会に復帰後も、浮揚式在宅介護防災シェルタ−を造ることで収入が得られ経済的に安定するため、更生が促進され再犯罪が防げる。
本発明の浮揚式在宅介護防災シェルタ−の実施例を図1、構成を図2、外観を図3、断面を図6、別の構成を図7、外観を図8、断面を図12、床組に飲料水タンクの設置例を図4、等辺山形鋼材を図5、角形山形鋼材を図9、角形平鋼材を図10、T形平鋼材を図11、在宅介護の室内断面を図13、津波避難の室内断面を図14を用いて説明するが、実施例はあくまでも一例であって、本発明を限定するものではない。
既製品の鋼材である等辺山形鋼並びに不等辺山形鋼など(以下併せて山形鋼と称す。)山形鋼20を用いた二本の桁側土台10を平行に配置して、前記桁側土台10と直交する方向で両端に妻側土台11を平行に配置しそれぞれの四隅を直角に突き合わせて溶接し、下面の四隅付近に平鋼22を用いた斜張材19を配置して溶接し、平行する桁側土台10の間に少なくとも二本以上の平鋼22を用いた引張材16を配置して溶接することで、長方形の強固な下部床組6が形成される、前記平鋼22に代え図10の角形鋼管21の一辺の両端に前記平鋼22を溶接した角形平鋼材24を用いても良い。更に、下部床組6の底面部4を底鋼板28で塞いで溶接することで底面部4からの浸水を防止した強固な下部床組6が構成される。更に、前記下部床組6の周囲の側面部2に隅柱14並びに角形鋼管21の一辺の両端に前記平鋼22を溶接した図10の間柱15を立柱して接続金具26又は接続吊金具27を介してボルト40で接続するためのボルト孔29を穿孔する。
山形鋼20を用いた二本の桁側梁材12を平行に配置して、前記桁側梁材12と直交する方向で両端に妻側梁材13を平行に配置しそれぞれ四隅を直角に突き合わせて溶接し、平行する桁側梁材12の上面に少なくとも二本以上の平鋼22を用いた引張材16とそれらを繋ぐ間張材18を配置して溶接し長方形の上部梁組7が形成される、前記平鋼22に代えて図7で示す角形鋼管21の一辺の両端に前記平鋼22を溶接した角形平鋼材24を用いても良い。前記上部梁組7の周囲の側面部2に隅柱14並びに角形鋼管21の一辺の両端に前記平鋼22を溶接した間柱15を立柱し接続金具26又は接続吊金具27を介してボルト40を接続するためのボルト孔29を穿孔する。尚、間柱15、間張材18、斜張材19等は使用する用途に応じて増設又は省略することができる。
下部床組6と前記上部梁組7のそれぞれをつなぐ山形鋼20を用いた隅柱14並びに角形平鋼材24を用いた間柱15を立柱して強固な架構体8を構築するため、前記隅柱14並びに前記間柱15の下端部と上端部にボルト40を螺子止めするためのボルト孔29を開ける。前記隅柱14並びに間柱15の下端と下部床組6及び前記隅柱14並びに間柱15の上端と上部梁組7との接続は、接続金具26又は接続吊金具27を介してボルト40で螺子止めして接合することで強固な架構体8が構築される。
下部床組6内部の底面部4には図4並びに図6で示すよう、妻方向に平鋼22又は角形平鋼材24を用いた引張材16で繋ぎ、その間を底鋼板28で塞ぎ溶接することで底面部4からの浸水や漏水が防止される。前記底鋼板28に接続して、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1(息災延命箱)の転覆を防止するためのバラスト(例えば、波浪や津波などの横波による復元力を増大させて安定させる。)を兼ねる内容積量1m3〜2m3前後で常に満水状態の飲料水タンク60(例えば、FRP製又はステンレス製など。)を設置し、その周囲を結露を防止する断熱材67で囲んで外気と遮断し、前記引張材16の上側に固定金具57を溶接してヒノキ間伐材の大引45を配置し、側面から固定金具57を介してスクリュ−ネジ41で大引45を固定し、大引45の上に集成床パネル30を敷設する。
山形鋼20を用いた下部床組6と上部梁組7との間を繋ぐ隅柱14相互の間、隅柱14と間柱15の間、間柱15相互の間に、少なくとも一本以上の胴差材17(図示せず。)図11の角形平鋼材24又は図11のT形平鋼材25を用いた胴差材17を水平に配置して繋ぐ、前記下部床組6と前記上部梁組7とを繋ぐ隅柱14及び間柱15並びに胴差材17とで囲まれた枠内に、室内部5から集成桁パネル31及び集成妻パネル32を挿入し、外の側面部2からスクリュ−ネジ41で固定することで、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1(息災延命箱)が側面から受ける耐衝撃加重を4倍程度増すことができた。又集成桁パネル31及び集成妻パネル32を二〜三分割して軽くするため女性や高齢者が製作作業に携わることができた。尚、胴差材17は用途に応じて増設又は省略することができる。
上部梁組7上面の間に二本以上の平鋼22又は角型平鋼材24の引張材16と間張材18を十字形に配置して溶接て繋いだ上部梁組7の上に、集成甲板パネル33を敷設し室内部5からスクリュ−ネジ41で固定し、集成甲板パネル33の上に不燃材56を敷設して傘クギ44を打ち込み固定し、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の側面部2と甲板部3にプライマ−を塗布し、一層目の硝子塗料58を塗布しながら硝子マット46を敷設して脱泡させながらパネル部はステップル43と傘クギ44とで糊着固定させて加水分解により硬化させて一層目を形成し、二層目の硝子塗料58を塗布しながらシリカ耐熱マット47を敷設して脱泡させながらステップル43で糊着固定させて加水分解により硬化させて凹凸の段差ある表面をディスクサンダ−で平滑に研磨調整して二層目を形成し、清掃の後、表面層の硝子塗料58を塗布して加水分解により硬化させて耐衝撃性が増加した複合化皮膜59を形成し、その上に断熱塗料55を塗布して断熱性能を付与したものである。
複合化皮膜59により、火災による着火や遅延させ延焼が防ぐ防火対策を施す。更に、暑さ、寒さ、騒音対策のため断熱塗料55(例えば、球形セラミック配合アクリルシリコン樹脂塗料など。)を塗装し、側面部2の色調は設置して周囲の建物などの景観に馴染む淡い色合いで塗装し、甲板部3の色調は漂流中に波間を漂う被災者の水難救護や被災者の一時退避の場所として使用するため擦り止め加工を施して、視認性のよい色彩である国際規格のインタ−ナショナルオレンジ色で塗装し、高潮、洪水、津波などに被災し海面を漂流中、上空で捜査中の飛行機やヘリコプタ−などから早期に発見されて救難救助される。また、室内部5から甲板部3に出入する甲板脱出口51を設置し、上側に甲板防護ガ−ド38を設置して落下物などから浮揚式在宅介護防災シェルタ−1を保護している。
前記山形鋼20に代えて角形山鋼材23を用いた第二の架構体8構成例を、構成図7、斜視図8、構造図9、図10、図11を用いて詳細に説明する。角形鋼管21の一辺の両端に平鋼22を溶接した角形山鋼材23を用いた二本の桁側土台10を平行に配置して、前記桁側土台10と直交する方向で両端に妻側土台11を平行に配置しそれぞれの四隅を直角に突き合わせて溶接し、平行する桁側土台10の下面の間に少なくとも二本以上の平鋼22又は前記平鋼22に代えて図10の構造図で示すように角形鋼管21の一辺の両端に平鋼22を溶接した角形平鋼材24の引張材16と、その間で十字形に交差する角形平鋼材24の間張材18を配置し溶接して繋いで長方形の強固な下部床組6が形成される、更に下部床組6の底面部4を底鋼板28または用途に応じて(例えば、キ−ストンプレ−ト、デッキプレ−トなど。)を用いて塞いで溶接することで底面部4からの浸水や漏水を防止した強固な下部床組6が構成される。前記下部床組6の周囲の側面部2に角形山鋼材23を用いた隅柱14並びに角形平鋼材24を用いた間柱15を立柱して接続金具26又は接続吊金具27を介してボルト40で接続するためのボルト孔29を穿孔する。
山鋼材23を用いた二本の桁側梁材12を平行に配置して、前記桁側梁材12と直交する方向で両端に妻側梁材13を平行に配置しそれぞれ四隅を直角に突き合わせて溶接し、平行する桁側梁材12の間に少なくとも二本以上の平鋼22又は前記平鋼22に代えて図7で示す角形鋼管21の一辺の両端に前記平鋼22を溶接した角形平鋼材24を用いた引張材16とそれらを繋ぐ角形平鋼材24の間張材18を配置して溶接することで長方形の強固な上部梁組7が形成される。前記上部梁組7の周囲の側面部2に隅柱14並びに角形鋼管21の一辺の両端に前記平鋼22を溶接した間柱15を立柱して接続金具26又は接続吊金具27を介してボルト40で接続するためのボルト孔29を穿孔する。
下部床組6と前記上部梁組7のそれぞれをつなぐ角形山鋼材23を用いた隅柱14並びに角形平鋼材24を用いた間柱15を立柱して強固な架構体8を構築するため、前記隅柱14並びに前記間柱15の下端部と上端部にボルト40を螺子止めするためのボルト孔29を開ける。前記隅柱14並びに間柱15の下端と下部床組6及び前記隅柱14並びに間柱15の上端と上部梁組7との接続は、接続金具26又は接続吊金具27を介してボルト40を螺子止めして接合されることで強固な架構体8が構築される。
下部床組6の底面部4を図4および図12で示す、妻方向に平鋼22又は角形平鋼材24を用いた引張材16で繋ぎ、その間を底鋼板28で塞ぐことで底面部4からの浸水や漏水が防止されている。前記底鋼板28の上に接続した、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1(息災延命箱)の転覆や横揺れを防止するバラスト(例えば、波浪や津波などの横波による復元力を増大して安定させ沈没を防止する。)を兼ねる内容積量1m3〜2m3前後で常に満水状態の飲料水タンク60を設置し、結露を防止する断熱材67で囲んで保温し。前記引張材16の上に固定金具57を溶接して木製の大引45を配置し側面から固定金具57を介してスクリュ−ネジ41で固定し、大引45の上に集成床パネル30を敷設する。
角形山鋼材23を用いた桁側土台10と桁側梁材12との間を繋ぐ隅柱14相互の間又は隅柱14と間柱15の間及び間柱15相互の間に、少なくとも一本以上の図10の角型平鋼材24又は図11の三枚の平鋼22をT字形に溶接したT形平鋼材25を用いた胴差材17を水平に配置して繋いで、前記下部床組6と前記上部梁組7のそれぞれを繋ぐ隅柱14及び間柱15又は胴差材17とで囲まれて分割した枠内に、室内部5から集成桁パネル31や集成妻パネル32を二〜三分割して挿入し、室外からスクリュ−ネジ41で固定する。パネルを分割して軽くすることで女性や高齢者が製作作業に携われる。浮揚式在宅介護防災シェルタ−1側面の耐衝撃加重を4倍前後増すことができた。
上部梁組7の上面の間に少なくとも二本以上の平鋼22又は角型平鋼材24を用いた引張材16と間張材18を十字形に配置して溶接て繋いだ上部梁組7の上に、集成甲板パネル33を敷設して室内部5側からスクリュ−ネジ41で固定し、集成甲板パネル33の上に不燃材56を敷設して傘クギ44を打ち込み固定し、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1(息災延命箱)側面部2及び甲板部3にプライマ−を塗布し、一層目の硝子塗料58を塗布しながら硝子マット46を敷設して脱泡させ木質パネル部ではステップル43と傘クギ44とで糊着固定させて加水分解により硬化させて一層目を形成し、二層目の硝子塗料58を塗布しながらシリカ耐熱マット47を敷設して脱泡させステップル43で糊着固定させて加水分解により硬化させて凹凸段差ある表面をグラインダ−又はベルトサンダ−で平滑に研磨して二層目を形成し、清掃の後、三層目の硝子塗料58を塗布して加水分解により硬化させたことで耐衝撃性が増加した複合化皮膜59が形成される。
複合化皮膜59により、火災による着火や遅延させ延焼が防ぐ防火対策を施す。更に、暑さ、寒さ、騒音対策のため断熱塗料55(例えば、球形セラミック配合アクリルシリコン樹脂塗料など。)を塗装し、側面部2の色調は設置して周囲の建物などの景観に馴染む淡い色合いで塗装し、甲板部3の色調は漂流中に波間を漂う被災者の水難救護や被災者の一時退避の場所として使用するため擦り止め加工を施して、視認性のよい色彩である国際規格のインタ−ナショナルオレンジ色で塗装し、高潮、洪水、津波などに被災し海面を漂流中、上空で捜査中の飛行機やヘリコプタ−などから早期に発見されて救難救助される。また、室内部5から甲板部3に出入する甲板脱出口51を設置し、上側に甲板防護ガ−ド38を設置して落下物などから浮揚式在宅介護防災シェルタ−1を保護している。
山林放置のヒノキ小径木間伐材を利用した、集成床パネル30、集成桁パネル31、集成妻パネル32、集成甲板パネル33などの製造方法は、山林内で利用方法が無く放置されている樹齢30年〜40年のヒノキ小径木の間伐放置材を搬出し、製材所で105mm前後の角材に製材する。製材された角材を自然乾燥または人工乾燥により含水率を12%前後まで乾燥させた後、100mm前後の角材に削り、節や割れのある面を接合面としてイソシアネ−ト系の接着剤を塗布して、木材接合プレスに多段に積み上げて上下から加圧すると同時に前後からも加圧して曲がりや反りを矯正し、接着剤が硬化することで多段に幅はぎ接合された強固なヒノキ小径木の、前記集成床パネル30、前記集成桁パネル31、前記集成妻パネル32、前記集成甲板パネル33などを接合プレスから取り出し、前記浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の側面部2、甲板部3、床面9などに使用する。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1は図6並びに図12で示すよう、下部床組6の底鋼板28の上に角形平鋼材24と固定金具57を溶接し大引45をスクリュ−ネジ41で固定し、大引45の上にヒノキ小径木の集成床パネル30を敷設した室内全てが水密構造でヒノキの香りが漂う居ながらにして森林雰囲気の漂う室内部5となるため、高齢者の在宅介護室、サイコセラピ−治療室、音楽療法治療室のほか、急増する外国旅行者に対応するペンションや民泊などの宿泊室などに安心して使用することができる。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1を工場内での移動や、搬送運搬時の積み込みや、指定場所に運搬して設置する場合には、隅柱14又は間柱15の側面部2に設けた接続吊金具27に吊り上げワイヤ−のフックを挿入することで天井クレ−ン並びにトラッククレ−ンによる荷役作業が容易に行える。更に、津波の引波や洪水により海上沖合に流されて漂流中の前記浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の回航作業は、救助船の曳航ワイヤ−のフックを浮揚式在宅介護防災シェルタ−1下側の下部床組6に設けた接続吊金具27に挿入して曳航すると、曳航する側が浮き上がることで水の抵抗が減少するため、回航場所まで前記浮揚式在宅介護防災シェルタ−1を容易に曳航することができる。
我が国は今や世界一の長寿国で、介護高齢者の増加に比べて介護施設が大幅に不足し、自宅で高齢者を介護せざるを得ない状況になってきたが、自宅で高齢者を介護するには介護する家族(特に女性。)の体力消耗や精神的な負担も多くその改善が求められている。自宅を改造して高齢者を介護するには、段差解消、浴室、洗面台、トイレ、移動介助装置の設置など大幅な改造を要し、建物の構造や経済的な理由で住宅を改造することは甚だ困難であったが、自宅に隣接して浮揚式在宅介護防災シェルタ−1を設置するだけて、自宅を改造せず家族の負担を軽減し高齢者を自宅で介護できる。併せて、家族の介護離職が防げるように配慮がなされたもので、以下にその構成を詳細に説明する。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1は構造図13で、国際規格の大型一般貨物コンテナのJISZ1618−1979規格に準じ、設置場所や用途により長さ6m〜10m前後、幅2.4m、高さ2.7m、室内の高さ2.4mの室内部5には介護用の衛生設備や介護用の機器を設置する。室内の天井面には、火災時に自動的に散水し消火するスプリンクラ−の他、監視カメラや各種センサ−などを設置してIoTに接続し、職場に勤務しながら携帯電話で高齢者の状況を観察し、介護支援機関や医療機関と密接に連絡を取り合いながら高齢者を安心して自宅介護できるため、家族の介護離職を防ぐことができる。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1は、下部床組6の底面部4の全面を底鋼板28で塞いだ水密構造で、前記底鋼板28と一体となり津波や横波による前記浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の転覆を防止して安定させるバラストを兼ねた、幅1m高さ20cm長さ4m前後で、常時満水状態の貯水容量800l前後で総重量一屯前後の飲料水タンク60を設置し、片端に2m前後の衛生設備の設置スペ−ス39を設けて高齢者介護の浴槽75、洗面台77、トイレ76などの衛生設備を設置して、給排水配管(図示せず。)の接続工事を施工する。集成床パネル30の床面9と底鋼板28との30cm前後の床下の空間部には、飲料水タンク60と備蓄食料の収納スペ−スとして確保され、室内部5の床面9に電動ベット79、電動移動介助装置78を設置して高齢者が終の棲家として居住し、津波や高潮および洪水などに被災すると、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1は浮力により浮揚するため、居住する高齢者や家族の尊い命を守り、貴重な財産を保護することができる。
下部床組6に設置した貯水容量800l前後の前記飲料水タンク60の周囲には、発泡スチロ−ルなどの断熱材67を介在し前記飲料水タンク60の冷却よるタンク外側の結露を防止して熱伝達を防ぎその上に集成床パネル30を敷設する。公設の水道管から離脱自在のフレキシブル管(図示せず。)により前記飲料水貯蔵タンク60との間に設置された逆流防止弁68を介して直圧で常時満水状態に給水するよう配管されている、被災時は浮揚式在宅介護防災シェルタ−1は浮揚し、給水のフレキシブル管は離脱するが逆流防止弁68で遮断されるため飲料水タンク60からは逆流せず、中には常に800l前後の飲料水が蓄えられている。災害の発生後に被災した住民に飲料水の供給が必要な時には、手動ポンプ(図示せず。)を介して、安全な飲料水として提供することができる。
ヒノキ小径木の集成床パネル30の上面は、段差のないフラットな床面9のため、身体障害者は支障なく車椅子で移動し介助者の支援を受けて浴槽75で快適に入浴でき、洗面台77やトイレ76の壁面には手摺りが設置され洗顔や排便などが容易にできる。また、車椅子が使えない高齢者や重度障害者は介護ヘルパ−が簡単に移動させるため、天井に設置した移動レ−ル71から懸垂した電動移動介助装置78に吊設された着座具に要介護高齢者や障害者81を座らせて、自由自在に電動移動介助装置78で移動でき、介護ヘルパ−の負担を軽減して快適に洗面、排便、入浴などの介護支援を受けることができる。また照明設備や空調設備及び防水換気扇50を高齢者が手元でリモコンで操作できる。更に、室内天井部には火災に備えてスプリンク−ラ−(図示せず。)などの消火設備を設置して火災が起こると自動的に散水して消化することで高齢者の焼死を防止している。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の横転や転覆による沈没を防止するために、常時満水状態の貯水量800l前後で重量1屯前後のバラストを兼ねた飲料水タンク60によるバラスト効果により、前記浮揚式在宅介護防災シェルタ−1が洪水や津波に被災して海面を漂流中に波浪などの大きな横波を受けて傾斜しても復元力が確保されていることで、横揺れ(ロ−リング)および船首揺れ(ヨ−イング)により前記浮揚式在宅介護防災シェルタ−1が転覆し沈没しないため、収容者が精神的に不安を感じさせないよう配慮している。さらに、集成桁パネル31や集成妻パネル32の水面下は、防水処理48が施されているため海水の浸水を防いで室内部5には一切漏れない水密構造で、収容者が閉鎖な空間による心理的な不安を払拭させて、安心して救助を待つことができる。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1には、高齢者や身体障害者が快適に居住するための採光と換気が必要なため、側面部2の集成桁パネル31または集成妻パネル32に防水扉52または防水窓53と防水換気扇50などが設置されている。津波の非難警報の発令時には、側面部2の防水扉52から近隣の幼児や高齢者また身体障害者が、短時間に浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の室内部5に避難し防水扉52を閉じて室内部5に収容し、高潮や洪水さらに津波の来襲時には避難者を収容した状態で、設置場所から迅速に浮揚するため、逃げ遅れ津波に巻き込まれて溺死することが無い、海上を漂流中には避難者が側面部2に設けた防水窓52により外部の観察と適度な換気ができ、夜間は太陽光発電パネル61からの給電による照明により不安無く快適に過ごすことができる。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の側面部2と甲板部3に、液体硝子58の複合化皮膜59を施したことにより、火事が燃え移っても焼けないような防火対策が施されている。更に、複合化皮膜59の上には暑さ、寒さ、騒音を遮断するめの断熱塗料55(例えば、球形セラミック配合アクリルシリコン樹脂塗料など。)を塗装する、側面部2の色調は、周囲の建物や景観にマッチして馴染む淡い色合の色彩で塗装される。甲板部3の色調は、海面を漂流中に波間を漂う被災者の水難救護や被災者の一時退避の場所として使用するため、視認性のよい色彩である国際規格のインタ−ナショナルオレンジ色で塗装され津波、洪水、高潮などに被災して海面を漂流中に、上空から捜査中の飛行機やヘリコプタ−などから早期に発見されて救難救助されるように配慮されている。
甲板部3の複合化皮膜59に塗装する断熱塗料55はアクリルシリコン樹脂に珪砂を混入させて凹凸の段差がある滑り止め処理が施されている。甲板部3には甲板脱出口51が設置されており室内部5から甲板脱出口51を開口して簡単に甲板部3に脱出することができる。また甲板部3には太陽光発電パネル61が設置され浮揚式在宅介護防災シェルタ−1が海面を漂流中に最低限必要な直流の電力が供給される。その上に鋼製の甲板防護ガ−ド38を設置して、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1や太陽光発電パネル61を地震による落下物や津波による漂流物などの衝突による損壊から保護している。
漂流中には、滑り止め47処理が施された安全な甲板部3のため、海面を漂う被災者の人命救助作業が容易に行えることで水難救助し、また人命救助した被災者の一時待機場所として使用することができる。更に甲板部3には視認性のよい色彩である国際規格のインタ−ナショナルオレンジ色の防火塗料55のため、上空で捜査中の救難機やヘリコプタ−などから早期に発見されて救助され、地震による津波や、異常気象による洪水および高潮などの自然災害から、高齢者の尊い生命を守り、健康と財産を保護したものである。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−を応用した津波救命艇の実施例を図14で説明する。平成26年9月に作成された、国土交通省海事局の津波救命艇ガイドラインの機能要件を基にして、津波洪水対策用シェルタ−1を改良し開発した、その実施例は、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の内部に、椅子兼収納箱69と収容者18を固定するハ−ネス80の設置と、津波救命艇に必要な機能要件を全て備えたものである。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1は、断面詳細図13で示すよう国際規格コンテナに準じ、設置場所や収容する人数により長さ6m〜8m前後、幅2.4m、室内高2.5mの室内部5には、津波の発生前に避難した収容者81が椅子兼収納箱37の上に着座して収容者81の身体をハ−ネス80で固定する、下部床組6は図4で示すよう底面部4の中央部に転覆を防止する重量一屯前後のバラストを兼ねた飲料水タンク60を設置して復元力を確保してる。公設の水道管から着脱自在のフレキシブル管(図示せず。)に接続した逆流防止弁68を介して給水され飲料水タンク60の中に常時900l前後の飲料水が蓄えられている。浮揚する時にフレキシブル管は脱管するが、飲料水は逆流防止弁68で遮断されるためタンクより一切流失しない構造である。被災後に飲料水が必要な時は、手動ポンプ(図示せず。)を用いて飲料水タンク60内の飲料水を被災者に給水する。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の転覆を防止するために、常時の貯水量が800l前後で重量1屯前後のバラストを兼ねた飲料水タンク60によるバラスト効果で、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1が津波や横波を被っても転覆しない復元力を確保し、海面に浮揚して漂流する時には、波浪による横揺れ(ロ−リング)および船首揺れ(ヨ−イング)などによる浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の揺れを緩和させて収容者の不安を払拭するように配慮がなされている。また、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1に防水扉52と複合化皮膜59を施したことで、室内部5には一切濾水しない水密構造である。
側面部2の集成桁パネル31または集成妻パネル32には、防水扉52や防水窓53と防水換気扇50などが設置され、津波の非難警報が発令された時には、側面部2の防水扉52から幼児や高齢者や近隣の住民が短時間に浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の室内部5に乗り込んで防水扉52を閉じ、室内部5に設置された椅子兼収納箱69に着座して身体をハ−ネス80で固定することで身体の安全が確保される。津波や高潮などの来襲時には避難者を収容した状態で迅速に水面に浮揚するため、逃げ遅れて津波に巻き込まれ溺死することも無く、室内部5は防水換気扇50で適度に換気されており、避難者は防水窓53から外部の状況を観察しながら安心して救助されるまで過ごすことができる。
収容者81は浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の室内部5から甲板脱出口51を開口して甲板部3に容易に脱出できる、甲板部3には甲板防護ガ−ド38を設置して地震による落下物や津波による漂流物などから浮揚式在宅介護防災シェルタ−1が保護されている。漂流中は、滑り止め処理が施された甲板部3では、被災して海面を漂う被災者の水難救助を行い、また救助した水難者の一時待機の場所として安全に使用できるため、様々な水害から被災者の尊い命を守り、健康および財産を確実に保護することができる。
浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の外部に施す硝子塗料58は、酸化物化(ガラス化)に必要な触媒としてホウ素イオンおよびハロゲンイオンを含み、アルコ−ルに溶融して加水分解可能な、有機金属化合物の複合組成の硝子塗料58で、浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の側面部2と甲板部3全面を清掃した後にプライマ−処理を施し、一層目の硝子塗料58を塗布して一層目の硝子マット46を敷設し脱泡転圧させながら木質パネル部はステップル43と傘クギ44とを併用して糊着固定させ硝子塗料58を加水分解により硬化させて一層目を形成し、その上に二層目となる硝子塗料58を塗布して二層目のシリカ耐熱マット47を敷設し脱泡転圧させながら木質パネル部はステップル43で糊着固定させて硝子塗料58が加水分解により硬化させた後、凹凸の段差がある表面をディスクサンダ−等を使用して平滑に研磨調整して二層目を形成し、清掃した後、三層目となる硝子塗料58を上塗して加水分解により硬化させたことで、耐衝撃性能と防火性能が強化された複合化皮膜59なる。尚、硝子塗料58は限定された物では無く、硝子塗料58に代えてポリエステル樹脂を用いた、従来のFRP防水皮膜を施工する事も可能で、設置する場所や使用する用途に応じて適宜使い分けて施工することができる。
複合化皮膜59で処理された浮揚式在宅介護防災シェルタ−1の側面部2には、周囲に馴染む淡い色彩の断熱塗料55を塗布し、甲板部3には視認性のよい国際規格のインタ−ナショナルオレンジ色の断熱塗料55を塗布し、地震で発生した建物火災による延焼や、津波や洪水の被災により浮揚して海面を漂流中に燃え盛る家屋漂流物などからの貰い火による火災から防ぎ、漂流中には断熱塗料55に滑り止め処理が施された安全な甲板部3のため、海面を漂う被災者の水難救助作業が容易に行え、救助した被災者の一時待機の避難場所として使用することができる。甲板部3には視認性のある断熱塗料55が塗装してあり、上空から捜査中の救難機やヘリコプタ−などから早期に発見されることで速やかに救助され、地震および地震による津波や、異常気象による洪水および高潮などの様々な災害から、国民の生命を守り、健康および財産を確実に保護したものである。
1 浮揚式在宅介護防災シェルタ−
6 下部床組
7 上部梁組
8 架構体
10 桁側土台
12 桁側梁材
14 隅柱
15 間柱
17 胴差材
20 山形鋼
23 角形山鋼材
27 接続吊金具
28 底鋼板
31 集成桁パネル
38 甲板防護ガ−ド
46 硝子マット
47 シリカ耐熱マット
52 防水扉
58 硝子塗料
59 複合化皮膜
60 飲料水タンク
6 下部床組
7 上部梁組
8 架構体
10 桁側土台
12 桁側梁材
14 隅柱
15 間柱
17 胴差材
20 山形鋼
23 角形山鋼材
27 接続吊金具
28 底鋼板
31 集成桁パネル
38 甲板防護ガ−ド
46 硝子マット
47 シリカ耐熱マット
52 防水扉
58 硝子塗料
59 複合化皮膜
60 飲料水タンク
Claims (4)
- 山形鋼(20)を用いた二本の桁側土台(10)を平行に配置して直交する方向で両端に妻側土台(11)を配置し、下面に平鋼の引張材(16)を前記妻側土台(11)と平行に配置し、四隅に前記平鋼の斜張材(19)を配置して溶接した下部床組(6)と、前記山形鋼(20)を用いた二本の桁側梁材(12)を平行に配置して直交する方向で両端に妻側梁材(13)を配置し、上面に平鋼の引張材(16)を前記妻側梁材(12)と平行に配置し、前記妻側梁材(13)と前記引張材(16)との間、並びに前記引張材(16)相互の間を連結する間張材(18)を配置して溶接した上部梁組(7)と、前記下部床組(6)並びに前記上部梁組(7)の側面、並びに隅柱(14)と間柱(15)の上下の側面にボルト孔(29)を開け、接続金具(26)または接続吊金具(27)を介してボルト(40)で接合した架構体(8)から成ることを特徴とする浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造方法。
- 前記桁側土台(10)、前記妻側土台(11)、前記桁側梁材(12)、前記妻側梁材(13)、前記隅柱(14)に用いる前記山形鋼(20)が、等辺山形鋼または不等辺山形鋼か、角型鋼管(21)の隣り合う二辺の端部に前記平鋼(22)を溶接した角形山鋼材(23)と、前記間柱(15)、前記引張材(16)、胴差材(17)、前記間張材(18)、前記斜張材(19)に用いる前記平鋼(22)が、前記角形鋼管(21)の一辺の両端部に前記平鋼(22)を溶接した角形平鋼材(24)と、三枚の前記平鋼(22)をT字形状に溶接したT形平鋼材(25)を配置して軽量化した前記架構体(8)から成ることを特徴とする請求項1記載の浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造方法。
- 前記架構体(8)を構成する前記下部床組(6)の底面部(4)を塞ぐ底鋼板(28)と一体のバラスト兼ねた飲料水タンク(60)を設置し、前記飲料水タンク(60)の中を常に満水状態に維持して、津波や横波を被り傾いても元の状態に戻る復元力を確保し、前記浮揚式在宅介護防災シェルタ−(1)の転覆や沈没を防止するためのバラストとした前記下部床組(6)と前記飲料水タンク(60)から成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造方法。
- 前記浮揚式在宅介護防災シェルタ−の側面部(2)と甲板部(3)の外面を保護する複合化皮膜(59)は、プライマ−で下地処理を施し、一層目となる硝子塗料(58)を塗布しながら硝子マット(46)を敷設し脱泡させがら木部はステップル(43)と傘クギ(44)とで糊着固定させて加水分解により硬化させて一層目を形成し、その上に二層目となる前記硝子塗料(58)を塗布しながら二層目のシリカ耐熱マット(47)を敷設し脱泡させがら糊着固定させて加水分解により硬化させた後、凹凸段差がある表面をディスクサンダ−等で平滑に研磨調整して二層目を形成し、清掃の後に表面層となる三層目の前記硝子塗料(58)を塗布して加水分解により硬化させて複合化皮膜(59)を形成し、その上に滑り止め骨材を混入した断熱塗料(55)を塗装して成ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の浮揚式在宅介護防災シェルタ−の製造方法。
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JP2015205908 | 2015-09-30 | ||
JP2015205908 | 2015-09-30 |
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Citations (9)
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-
2016
- 2016-09-26 JP JP2016202110A patent/JP2017065672A/ja active Pending
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