JP2017063384A - 撮像装置、その制御方法、およびプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮像装置の動作状態に応じて受け入れる操作を切り替える。【解決手段】外部の通信装置と通信可能な撮像装置は、ユーザからの操作入力を受け付け、外部の通信装置から該撮像装置に対する制御のためのコマンドを受信する。撮像装置は、操作入力を受け付けた場合に、該撮像装置の動作状態に応じて、コマンドに対応する制御と操作入力に対応する制御のいずれかを優先して実施するかを決定する。【選択図】 図5

Description

本発明は、撮像装置に関するものである。
従来、ネットワークや専用線を介して、遠隔操作によりカメラを制御し、映像を監視する監視カメラシステムが知られている。このような監視カメラシステムでは、カメラのオートフォーカス、ズームなどを制御することが可能である。カメラの中には、ネットワークを介さずに、ユーザがビデオ信号を確認しながら、カメラに搭載されている制御スイッチを操作することで撮影位置や画像を調整可能なものも存在する。しかし、カメラにネットワークを介した制御とスイッチ制御が共存することで、誤動作を誘発する恐れもある。また、カメラに制御スイッチが存在すると、監視カメラシステムのユーザ以外によって、制御スイッチに対して、監視カメラシステムのユーザが意図しない操作(いたずら等)が可能となってしまうことから、撮影を妨害されてしまう可能性もある。
このような問題に対して、特許文献1では、カメラの制御方法であって、ネットワークを介して接続された外部機器から送信されるコマンドを、録画状態の場合は、受け付け可否を切り換える方法が開示されている。特許文献2では、デジタルカメラの制御方法であって、該デジタルカメラに備えられた、操作手段およびWWWブラウザ機能から、同時に操作が行われた場合は、いずれか一方の操作中には、他方の操作を制限する方法が開示されている。
特開2014−179879号公報 特許第4629929号公報
特許文献1に開示された方法は、カメラの動作状態によって、ネットワークを介して接続された外部機器から送信されるコマンドをどのように扱うかという問題を対処しているが、該コマンドと操作部のスイッチとの競合については考慮していない。また、特許文献2に開示された方法は、操作手段およびWWWブラウザ機能へのいずれか一方の操作中には、他方の操作を制限する排他処理を行う方法であり、カメラの動作状態に合わせて、どちらを優先するかを切り換えることはできない。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、受け入れる操作を適切に判断することを目的とする。
上記目的を達成するための一手段として、本発明の撮像装置は以下の構成を有する。すなわち、外部の通信装置と通信可能な撮像装置であって、ユーザからの操作入力を受け付ける操作手段と、前記外部の通信装置から該撮像装置に対する制御のためのコマンドを受信する受信手段と、該撮像装置の動作状態に応じて、前記コマンドに対応する制御と前記操作入力に対応する制御のいずれかを優先して実施するかを決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、受け入れる操作を適切に判断することが可能となる。
(a)は、第1実施形態における撮像装置の概略図、図1(b)は、本実施形態におけネットワーク構成の概略図。 第1実施形態における撮像装置とクライアント装置の機能構成の一例を示す図。 (a)は第1実施形態における撮像装置のハードウェア構成の一例を示す図、(b)は第1実施形態におけるクライアント装置のハードウェア構成の一例を示す図。。 第1実施形態におけるスイッチ部に構成されるスイッチの配置例を示す図。 第1実施形態における撮像装置の動作フローを示す図。 第2実施形態における撮像装置の動作フローを示す図。 第3実施形態における撮像装置の動作フローを示す図。 第4実施形態における撮像装置の動作フローを示す図。 第5実施形態における撮像装置の動作フローを示す図。 第6実施形態における撮像装置の動作フローを示す図。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説rかん明する。尚、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
[第1実施形態]
以下に、図1を参照して本実施形態におけるネットワーク構成について説明する。図1(a)は、本実施形態における撮像装置(例えば監視カメラ)を示し、図1(b)は、本実施形態における撮像装置100を含むネットワーク構成図である。図1(a)において、撮像装置100は、筺体112とアーム機構111を含む。筺体112は、レンズを含む。アーム機構111により、撮像装置100は天井方向から吊り下げられることが可能であり、また、設置場所及び撮影画角に合わせて、パン方向及びチルト方向を決定することが可能である。
図1(b)において、撮像装置100は、クライアント装置200とネットワーク300を介して相互に通信可能な状態に接続されている。クライアント装置200は、撮像装置100に対して、ズーム制御等の各種コマンドを送信する。撮像装置100は、それらのコマンドに対するレスポンスをクライアント装置200に送信する。
図2は、本実施形態における撮像装置とクライアント装置の機能構成の一例を示す図である。撮像装置100は、撮像部101、画像処理部102、システム制御部103、レンズ駆動部104、レンズ制御部105、スイッチ制御部400、パン駆動部106、チルト駆動部107、パンチルト制御部108を含む。クライアント装置200は、表示部201、入力部202、システム制御部203、通信部204を含む。撮像装置100とクライアント装置200は、ネットワーク300を介して相互に通信可能な状態に接続されている。
図2を参照して、撮像装置100の各部構成と機能について説明する。撮像部101は、レンズ及び撮像素子から構成され、被写体の撮像、及び撮像画像から電気信号への変換(光電変換)を行う。画像処理部102は、撮像部101において撮像、光電変換された信号に対して、所定の画像処理、圧縮符号化処理を行い、画像データを生成する。通信部109は、生成された画像データをクライアント装置200に配信する。また、通信部109は、クライアント装置200から送信される制御コマンドを受信し、システム制御部103へ伝達する。また、通信部109は、受信した制御コマンドに対するレスポンスを、クライアント装置200へ送信する。表示部110は各種表示を行う。
システム制御部103は、通信部109から伝達された制御コマンドを解析し、コマンドに対応する制御を実施する。例えば、システム制御部103は、画像処理部102に対して画質調整の指示や、レンズ制御部105に対してズームやフォーカス制御の指示や、パンチルト制御部108に対してパンチルト動作の指示を行う。レンズ制御部105は、システム制御部103から伝達された指示に基づいて、レンズ駆動部104の制御を行う。パンチルト制御部108は、システム制御部103から伝達された指示に基づいて、パン駆動部106及びチルト駆動部107の制御を行う。レンズ駆動部104は、フォーカスレンズ及びズームレンズの駆動系及びその駆動源のモータにより構成され、その動作はレンズ制御部105により制御される。パン駆動部106は、パン動作を行うメカ駆動系及び駆動源のモータにより構成され、その動作はパンチルト制御部108により制御される。チルト駆動部107は、チルト動作を行うメカ駆動系及び駆動源のモータにより構成され、その動作はパンチルト制御部108により制御される。
図3(a)は、本実施形態における撮像装置100ハードウェア構成の一例を示す図である。制御部301は例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、各構成要素の動作を制御する。ROM(Read Only Memory)302は、制御命令つまりプログラムを格納する。RAM(Random Access Memory)303は、プログラムを実行する際のワークメモリやデータの一時保存などに利用される。I/F(Interface)304は、制御部301、ROM302及びRAM303と他のハードウェア要素とを繋ぐインタフェースである。図2に示す画像処理部102、システム制御部103、レンズ制御部105、及び、パンチルト制御部108の各機能ブロックがソフトウェアによって構成される場合には、各機能を実現するためのコンピュータプログラムがROM302に記憶され、制御部301が当該プログラムを実行することによって該機能が実現される。尚、画像処理部102、システム制御部103、レンズ制御部105、及び、パンチルト制御部108の各機能それぞれは、ハードウェアによって構成されてもよい。
図3(b)は、本実施形態におけるクライアント装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。制御部311、ROM312、RAM313及びI/F314は、図3(a)の制御部301、ROM302、RAM303及びI/F304と同様である。図2に示すシステム制御部203の機能ブロックがソフトウェアによって構成される場合には、該機能を実現するためのコンピュータプログラムがROM312に記憶され、制御部311が当該プログラムを実行することによって該機能が実現される。尚、システム制御部203は、ハードウェアによって構成されてもよい。
図4は、本実施形態におけるスイッチ制御部400に構成されるスイッチの配置例を示す図である。スイッチ制御部400は、画角調整用の5方向(RESET, TELE, VIDEO, ONESHOT-AF, WIDE)スイッチ401と、再起動(REBOOT)スイッチ402から構成される。ユーザによる操作入力により、該入力に対応する制御が実施される。画角調整用の5方向スイッチ401を図の左矢印方向(TELE)へ倒す操作が行われると、システム制御部103は、レンズ制御部105に対してズームをテレ端方向へ移動する制御指示を発行する。画角調整用の5方向スイッチ401を図の右矢印方向(WIDE)へ倒す操作が行われると、システム制御部103は、レンズ制御部105に対してズームをワイド端方向へ移動する制御指示を発行する。
また、画角調整用の5方向スイッチ401を押下する操作が行われると、スイッチ制御部400は、画角調整用の5方向スイッチ401が押下されたことをシステム制御部103へ伝達する。これを受けて、システム制御部103は、レンズ制御部105に対してオートフォーカスの制御指示を発行する。再起動(REBOOT)スイッチ402を押下する操作が行われると、スイッチ制御部400の制御により、撮像装置100は再起動を行う。
再起動スイッチ402を押下すると同時に画角調整用の5方向スイッチ401を図の上矢印方向(RESET)に倒す操作が行われると、スイッチ制御部400の制御により、撮像装置100は再起動し、その後、工場出荷状態にリセットされた状態となる。工場出荷状態は、例えば、撮像装置100の内部で保持している設定値がデフォルトに初期化された状態であり、ユーザが最初に電源を投入した状態を指す。再起動スイッチ402を押下すると同時に画角調整用の5方向スイッチ401を図の下矢印方向(VIDEO)に倒す操作が行われると、スイッチ制御部400の制御により、撮像装置100は再起動後にアナログビデオ出力モードに遷移する。アナログビデオ出力モード中は、例えば、カメラのビデオ端子から、アナログビデオ出力が行われる。
次に、本実施形態における誤動作回避のための撮像装置100の動作フローについて説明する。図5は、本実施形態における、誤動作回避のための撮像装置100の動作フローを示す図である。本実施形態では、撮像装置100は、起動後の動作モードが設置モードか否かにより、スイッチ制御部400に対して行われたユーザの操作に対応する制御を行うか否かを決定する。すなわち、撮像装置は、動作状態に応じて、操作入力に対応する制御を実施するか否かを決定する。尚、設置モードは、上述したアナログビデオ出力モード、あるいは工場出荷状態を含む。
ステップS501で、システム制御部103は、起動後の撮像装置100の動作モードが、設置モードか否かを確認する。起動後の撮像装置100の動作モードが設置モードであれば(S501のYes)、処理はステップS502へ進む。起動後の撮像装置100の動作モードが設置モードでなければ(S501のNo)、処理はステップS503へ進む。ステップS502で、システム制御部103は、スイッチ制御部400に対するユーザのスイッチ入力を受付けること(スイッチ入力に対応する制御を実施すること)を決定する。すなわち、撮像装置100は、ユーザのスイッチ入力を受け付ける状態となり、該スイッチ入力に対応する制御を行うことが可能となる。一方、ステップS503では、システム制御部103は、スイッチ制御部400に対するユーザのスイッチ入力を受付けないこと(スイッチ入力に対応する制御を実施しないこと)決定する。すなわち、撮像装置100は、ユーザのスイッチ入力を受け付けない状態となり、該スイッチ入力に対応する制御を行わない。尚、撮像装置100は、ステップ503では受信したコマンドに対応する制御を実施し、ステップS502では受信したコマンドに対応する制御を実施しないように構成されてもよい。また、撮像装置は、ステップS502とS503では、受信したコマンドに対応する制御を実施することも可能なように構成されてもよい。
このように、第1実施形態における撮像装置100は、起動後の動作モードが設置モードか否かにより、スイッチ制御部400対するユーザのスイッチ入力を受付けるか否かを決定する。これにより、設置モード以外の通常運用時におけるスイッチ制御部400への操作入力による誤動作、およびいたずらを軽減することができる。
尚、上記の説明では 設置モードは、アナログビデオ出力モードや工場出荷状態を指すと説明したが、これに限定されない。例えば、設置モードは、ネットワークカメラのインタフェース規格標準化フォーラムのONVIF(Open Network Video Interface Forum)におけるファクトリーデフォルトステートや、リモートコントロールスイッチで制御するような状態でも構わない。ファクトリーデフォルトステートは、リセットで工場出荷設定に戻った状態や、ユーザが最初に電源を投入した状態などを指す。
[第2実施形態]
第2実施形態として、撮像装置100の起動後の動作モードが設置モードか否かにより、スイッチ制御部400に対するユーザのスイッチ入力に対応する制御の優先度を決定する手順を説明する。尚、第1実施形態と同じ部分については説明を省略する。また、第1実施形態と同様に、設置モードは、ビデオ出力モード、あるいは工場出荷状態を含む。
本実施形態における撮像装置100は、機能やユーザ操作に紐づいた優先度に従って、該機能やユーザ操作に対応する制御を実行する。そして、撮像装置100は、その制御を行っている間は、その優先度を保持した状態となる。そのため、優先度の低い処理は、優先度の高い処理が実行されている間は、無視される。図6は、本実施形態における、誤動作回避のための撮像装置100の動作フローを示す図である。
ステップS601で、システム制御部103は、起動後の撮像装置100の動作モードが、設置モードか否かを確認する。起動後の撮像装置100の動作モードが設置モードであれば(ステップS601のYes)、処理はステップS602へ進む。一方、起動後の撮像装置100の動作モードが設置モードでなければ(ステップS601のNo)、処理はステップS603へ進む。ステップS602で、システム制御部103は、スイッチ制御部400に対するユーザのスイッチ入力に対応する制御の優先度を高く設定する。このとき、例えば、スイッチ入力に対応する制御を実施中に受信されたコマンドに対応する制御が低い優先度を有する場合は、スイッチ入力に対応する制御がそのまま実施される。尚、図5に示したスイッチのうちの特定のスイッチへの操作入力に対応する制御の優先度が高く設定されてもよい。一方、ステップS603で、システム制御部103は、スイッチ制御部400に対するユーザのスイッチ入力に対応する制御の優先度を低く設定する。このとき、例えば、スイッチ入力に対応する制御を実施中に受信されたコマンドに対応する制御が高い優先度を有する場合は、スイッチ入力に対応する制御が中断され、該コマンドに対応する制御が実施される。
このように、第2実施形態では、起動後のカメラの動作モードが、設置モードか否かにより、スイッチ入力に対応する制御の優先度を変更する。これにより、設置モード以外の通常運用時に、操作部スイッチへの誤動作、およびいたずらを軽減することができる。
尚、上記の説明では、設置モードは、アナログビデオ出力モードや工場出荷状態を指すと説明したが、第1実施形態と同様に、これに限定されない。例えば、設置モードは、ネットワークカメラのインタフェース規格標準化フォーラムのONVIFにおけるファクトリーデフォルトステートや、リモートコントロールスイッチで制御するような状態でも構わない。
[第3実施形態]
第3実施形態以降では、スイッチ制御部400に対してユーザのスイッチ入力が行われた場合の、誤動作回避のための撮像装置100の動作フローについて説明する。図7は、第3実施形態における、誤動作回避のための撮像装置100の動作フローを示す図である。尚、上記実施形態と同じ部分については説明を省略する。
図7に示すフローは、ユーザによりスイッチ制御部400への操作入力が行われた場合に開始される。ステップS701で、システム制御部103は、通信部109を介してネットワーク300を通して接続中のクライアント装置が存在するか否かを確認する。なお、この場合、接続中のクライアント装置は、カメラ撮影位置変更、カメラの画質関連のパラメータの変更等、カメラを制御している状態ではなく、例えば、映像を撮像装置100から引いている(映像が配信されている)状態である。接続中(配信先の)のクライアント装置が存在する場合は(ステップS701のYes)、処理を終了する。接続中のクライアント装置が存在しない場合は(ステップS701のNo)、処理はステップS702へ進む。ステップS702で、システム制御部103は、撮像装置100が撮像部101により録画処理を実施しているか否かを確認する。撮像装置100が録画処理を実施している場合は(ステップS702のYes)、処理を終了する。撮像装置100が録画処理を実施していない場合は(ステップS702のNo)、処理はステップS703へ進む。
ステップS703で、システム制御部103は、操作入力が行われたスイッチが、再起動(REBOOT)スイッチ402であるか否かを確認する。操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402である場合は(ステップS703のYes)、処理はステップS704へ進む。操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402ではない場合(ステップS703のNo)、処理はステップS705へ進む。ステップS704で、システム制御部103は、再起動の実施可否をネットワーク300を通して接続されるクライアント装置200や撮像装置100の表示部110に表示する等により、ユーザに問い合わせて確認する。そして、ステップS706で、システム制御部103が再起動の実施を確認できた場合(S706のYes)、ステップS705へ進み、再起動を行う。一方、ステップS705で、システム制御部103は、操作入力が行われたスイッチ(再起動スイッチ402以外のスイッチ)に対応する制御を実施する。
このように、本実施形態における撮像装置100は、ユーザによりスイッチ入力が行われた場合に、接続しているクライアント装置が存在するか、及び、録画処理を実施しているかによって、操作入力が行われたスイッチに対応する制御を行うか否かを決定する。また、操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402である場合は、再起動の実施可否をユーザに問い合わせることで、ユーザの同意がなければ、再起動が実施されない。これにより、操作部スイッチへの誤動作、およびいたずらを軽減することができる。尚、受信されたコマンドとの関係としては、第2実施形態を適用してもよい。すなわち、操作入力に対応する制御と受信したコマンドに対応する制御それぞれの優先度により、いずれの制御が実施されるかを、システム制御部103が決定してもよい。
[第4の実施形態]
図8は、第4実施形態における、誤動作回避のための撮像装置100の動作フローを示す図である。尚、上記実施形態と同じ部分については説明を省略する。
図8に示すフローは、ユーザによりスイッチ制御部400への操作入力が行われた場合に開始される。ステップS801で、システム制御部103は、通信部109を介して、ネットワーク300を通して管理者のクライアント装置と接続しているか否かを確認する。ここで管理者とは、ネットワーク300を介して接続される、すべての撮像装置の操作を行うことが可能である特別な権限を持つものを指す。撮像装置100がネットワーク300を通して管理者のクライアント装置と接続している場合は(ステップS801のYes)、処理を終了する。撮像装置100がネットワーク300を通して管理者のクライアント装置と接続していない場合は(ステップS801のNo)、処理はステップS802へ進む。
ステップS802で、システム制御部103は、操作入力が行われたスイッチが、再起動(REBOOT)スイッチ402であるか否かを確認する。操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402である場合は(ステップS802のYes)、処理はステップS803へ進む。操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402ではない場合(ステップS802のNo)、処理はステップS804へ進む。ステップS803で、システム制御部103は、再起動の実施可否をネットワーク300を通して接続されるクライアント装置200や撮像装置100の表示部110に表示する等により、ユーザに問い合わせて確認する。そして、ステップS805で、システム制御部103が再起動の実施を確認できた場合(S805のYes)、ステップS804へ進み、再起動を行う。一方、ステップS804で、システム制御部103は、操作入力が行われたスイッチ(再起動スイッチ402以外のスイッチ)に対応する制御を実施する。
このように、本実施形態における撮像装置100は、ユーザによりスイッチ入力が行われた場合に、管理者のクライアント装置に接続されているか否かによって、操作入力が行われたスイッチに対応する制御を実施するか否かを決定する。また、操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402である場合は、再起動の実施可否をユーザに問い合わせることで、ユーザの同意がなければ、再起動が実施されない。これにより、操作部スイッチへの誤動作、およびいたずらを軽減することができる。尚、受信されたコマンドとの関係としては、第2実施形態を適用してもよい。すなわち、操作入力に対応する制御と受信したコマンドに対応する制御それぞれの優先度により、いずれの制御が実施されるかを、システム制御部103が決定してもよい。
[第5実施形態]
図9は、第5実施形態における、誤動作回避のための撮像装置100の動作フローを示す図である。尚、上記実施形態と同じ部分については説明を省略する。
図9に示すフローは、ユーザによりスイッチ制御部400への操作入力が行われた場合に開始される。ステップS901で、システム制御部103は、撮像装置100を制御している内部の機能や、ネットワーク300を通して接続されているクライアント装置が存在するか否かを確認する。撮像装置100を制御している内部の機能とは、プリセット巡回等のカメラ撮像位置、カメラパラメータ変更制御を行う機能を指す。このような内部の機能やクライアントが存在する場合は(ステップS901のYes)、処理を終了する。このような内部の機能や接続されているクライアント装置が存在しない場合は(ステップS901のNo)、処理はステップS902へ進む。
ステップS902で、システム制御部103は、操作入力が行われたスイッチが、再起動(REBOOT)スイッチ402であるか否かを確認する。操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402である場合は(ステップS902のYes)、処理はステップS903へ進む。操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402ではない場合は(ステップS902のNo)、処理はステップS904へ進む。ステップS903で、システム制御部103は、再起動の実施可否をネットワーク300を通して接続されるクライアント装置200や撮像装置100の表示部110に表示する等により、ユーザに問い合わせて確認する。そして、ステップS905で、システム制御部103が再起動の実施を確認できた場合(S906のYes)、ステップS904へ進み、再起動を行う。一方、ステップS904で、システム制御部103は、操作入力が行われたスイッチ(再起動スイッチ402以外のスイッチ)に対応する制御を実施する。
このように、本実施形態における撮像装置100は、ユーザによりスイッチ入力が行われた場合に、該撮像装置100を制御している内部の機能やクライアント装置が存在するか否かによって、操作入力が行われたスイッチに対応する制御を行うか否かを決定する。また、操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402である場合は、再起動の実施可否をユーザに問い合わせることで、ユーザの同意がなければ、再起動が実施されない。これにより、操作部スイッチへの誤動作、およびいたずらを軽減することができる。尚、受信されたコマンドとの関係としては、第2実施形態を適用してもよい。すなわち、操作入力に対応する制御と受信したコマンドに対応する制御それぞれの優先度により、いずれの制御が実施されるかを、システム制御部103が決定してもよい。
[第6実施形態]
図10は、第6実施形態における、誤動作回避のための撮像装置100の動作フローを示す図である。尚、上記実施形態と同じ部分については説明を省略する。
図10に示すフローは、ユーザによりスイッチ制御部400への操作入力が行われた場合に開始される。ステップS1001で、システム制御部103は、撮像装置100を制御している内部の機能や、ネットワーク300を通して接続されているクライアント装置が存在するか否かを確認する。このような内部の機能やクライアント装置が存在する場合は(ステップS1001のYes)、処理を終了する。このような内部の機能やクライアント装置が存在しない場合は(ステップS1001のNo)、ステップS1002へ進む。
ステップS1002で、システム制御部103は、通信部109を介して、ネットワーク300を通して管理者のクライアント装置と接続しているか否かを確認する。ネットワークを通して管理者のクライアント装置が接続している場合は(ステップS1002のYes)、処理を終了する。撮像装置100がネットワーク300を通して管理者のクライアント装置と接続していない場合は(ステップS1002のNo)、処理はステップS1003へ進む。
ステップS1003で、システム制御部103は、通信部109を介して、ネットワーク300を通して接続中のクライアント装置が存在するか否かを確認する。なお、接続中のクライアント装置とは、第3実施形態で説明したものと同様、例えば、映像を撮像装置100から引いている状態の装置を指す。接続中のクライアント装置が存在する場合は、(ステップS1003のYes)処理を終了する。接続中のクライアント装置が存在しない場合は(ステップS1003のNo)、処理はステップS1004へ進む。
ステップS1004で、システム制御部103は、撮像装置100が撮像部101により録画処理を実施しているか否かを確認する。撮像装置100が録画処理を実施している場合は(ステップS1004のYes)、処理を終了する。撮像装置100が録画処理を実施していない場合は(ステップS1004のNo)、処理はステップS1005へ進む。
ステップS1005で、システム制御部103は、操作入力が行われたスイッチが、再起動(REBOOT)スイッチ402であるか否かを確認する。操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402である場合は(ステップS1005のYes)、処理はステップS1006へ進む。操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402ではない場合は(ステップS1005のNo)、処理はステップS1007へ進む。ステップS1006で、システム制御部103は、再起動の実施可否をネットワーク300を通して接続されるクライアント装置200や撮像装置100の表示部110に表示する等により、ユーザに問い合わせて確認する。そして、ステップS1008で、システム制御部103が再起動の実施を確認できた場合(S1008のYes)、ステップS1007へ進み、再起動を行う。一方、ステップS1007で、システム制御部103は、操作入力が行われたスイッチ(再起動スイッチ402以外のスイッチ)に対応する制御を実施する。
このように、本実施形態における撮像装置100は、スイッチ入力が行われた場合に、接続中のクライアント装置が存在するか否か、映像を録画しているか否か、管理者のクライアント装置と接続されているか否か、撮像装置100を制御している内部の機能やクライアント装置が存在するか否かによって、該スイッチに対応する制御を行うかどうかを決定する。また、操作入力が行われたスイッチが再起動スイッチ402である場合は、再起動の実施可否をユーザに問い合わせることで、ユーザの同意がなければ、再起動が実施されない。これにより、操作部スイッチへの誤動作、およびいたずらを軽減することができる。尚、受信されたコマンドとの関係としては、第2実施形態を適用してもよい。すなわち、操作入力に対応する制御と受信したコマンドに対応する制御それぞれの優先度により、いずれの制御が実施されるかを、システム制御部103が決定してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、上述の各動作フローは、CPUがメモリに読み込まれたプログラムに基づく処理を行うことで実行可能である。
100 撮像装置、103 システム制御部、105 レンズ制御部、200 クライアント装置、300 ネットワーク

Claims (9)

  1. 外部の通信装置と通信可能な撮像装置であって、
    ユーザからの操作入力を受け付ける操作手段と、
    前記外部の通信装置から該撮像装置に対する制御のためのコマンドを受信する受信手段と、
    該撮像装置の動作状態に応じて、前記コマンドに対応する制御と前記操作入力に対応する制御のいずれかを優先して実施するかを決定する決定手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記決定手段は、前記撮像装置の内部で保持している設定値が初期化された状態、または、前記撮像装置が撮像した映像をアナログで出力している場合に、前記操作入力に対応する制御を実施することを決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記決定手段は、前記撮像装置が撮像した映像を配信先である外部の通信装置が存在せず、かつ、前記撮像装置が録画処理を行っていない場合に、前記操作入力に対応する制御を実施することを決定することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記決定手段は、前記撮像装置を管理する外部の通信装置と接続されていない場合に、前記操作入力に対応する制御を実施することを決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記決定手段は、前記撮像装置を制御する内部の機能が存在せず、または、前記撮像装置を制御するために接続されている外部の通信装置が存在しない場合、前記操作入力に対応する制御を実施することを決定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記操作手段が再起動のための操作入力を受け付けた場合、ユーザに対して該再起動の可否を確認する確認手段を更に有することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記決定手段は、前記コマンドに対応する制御に対する優先度と前記操作入力に対応する制御に対する優先度に基づいて、前記コマンドに対応する制御と前記操作入力に対応する制御のいずれかを優先して実施するかを決定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 外部の通信装置と通信可能な撮像装置の制御方法であって、
    ユーザからの操作入力を受け付ける操作工程と、
    前記外部の通信装置から該撮像装置に対する制御のためのコマンドを受信する受信工程と、
    該撮像装置の動作状態に応じて、前記コマンドに対応する制御と前記操作入力に対応する制御のいずれかを優先して実施するかを決定する決定工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置として機能させるためのプログラム。
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