JP2017060002A - コンテンツ再生装置 - Google Patents

コンテンツ再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017060002A
JP2017060002A JP2015183291A JP2015183291A JP2017060002A JP 2017060002 A JP2017060002 A JP 2017060002A JP 2015183291 A JP2015183291 A JP 2015183291A JP 2015183291 A JP2015183291 A JP 2015183291A JP 2017060002 A JP2017060002 A JP 2017060002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
music
reproduction
broadcast
broadcast content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015183291A
Other languages
English (en)
Inventor
史晃 大▲高▼
Fumiaki Otaka
史晃 大▲高▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2015183291A priority Critical patent/JP2017060002A/ja
Publication of JP2017060002A publication Critical patent/JP2017060002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】特定の放送コンテンツと別コンテンツとの切り替えを確実、且つ適切なタイミングで行うことが可能なコンテンツ再生装置を提供する。
【解決手段】プレイリストに従って外部機器に記憶された楽曲を再生している場合(ステップS1)、プロセッサーが、ラジオ放送に含まれる楽曲識別情報に基づいてラジオ放送の楽曲が予め定めた条件に合致するか否かを判定し(ステップS2)、合致すると判定すると(ステップS3;YES)、条件に合致する楽曲を録音し(ステップS4)、再生中の楽曲の再生が終了した後に(ステップS4)、録音した楽曲を再生させる(ステップS6)。
【選択図】図4

Description

本発明は、放送コンテンツなどを再生可能なコンテンツ再生装置に関する。
ラジオ放送には、放送コンテンツである楽曲の音声信号と、この楽曲を識別する識別情報とを含んだ放送波を送信するものがある。この種のラジオ放送を受信し再生するオーディオ装置には、ラジオ放送と異なるコンテンツ(非ラジオ放送)の音声を再生している間、ラジオ放送に含まれる識別情報を表示し、ユーザーの指示に応じてラジオ放送の再生に切り替えるものがある(例えば、特許文献1)。
特開2014−175831号公報
しかし、従来の構成は、放送コンテンツと異なる別コンテンツの音声を再生している間、ユーザーが識別情報の表示を見てラジオ放送の楽曲を確認する必要があり、放送コンテンツが好みの楽曲であっても、ユーザーが表示に気づかないときは聞き逃してしまう。
また、放送コンテンツへの切替判断や切替タイミングは、ユーザーに依存するので、運転等を行っているユーザーが、別コンテンツから放送コンテンツへの切り替えを楽曲の切れ目等のタイミングでスムーズに行うことが難しかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、特定の放送コンテンツと別コンテンツとの切り替えを確実、且つ適切なタイミングで行うことが可能なコンテンツ再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のコンテンツ再生装置は、放送コンテンツと前記放送コンテンツの識別情報とを含む放送波を受信する受信部と、受信した前記放送コンテンツを一時的に記憶するバッファ部と、前記バッファ部に記憶された前記放送コンテンツの再生と、前記放送コンテンツと異なる別コンテンツの再生とが可能な再生部と、前記再生部が、複数の前記別コンテンツを再生している場合に、前記識別情報に基づいて、前記放送コンテンツが予め定めた条件に合致するか否かを判定し、合致すると判定すると、再生中の前記別コンテンツの再生が終了した後に、前記合致する前記放送コンテンツを前記バッファ部から読み出して再生させる強制切替処理を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
上記構成において、前記制御部は、前記放送コンテンツが前記条件に合致すると判定したときに再生中の前記別コンテンツの再生が終了すると、前記条件に合致する前記放送コンテンツの再生に切り替えるようにしても良い。
上記構成において、複数の前記別コンテンツを、予め定めたプレイリストに従って再生するプレイリスト再生モードを備え、前記制御部は、前記プレイリストに従って複数の前記別コンテンツを順に再生している場合に、前記放送コンテンツが前記条件に合致すると判定したときに再生中の前記別コンテンツの再生が終了すると、前記プレイリストに従った再生を一時停止させ、前記条件に合致する前記放送コンテンツの再生が終了すると、前記プレイリストに従った再生を再開させるようにしても良い。
上記構成において、各種情報を表示する表示部を備え、前記制御部は、前記表示部に対し、前記別コンテンツの再生中は、前記別コンテンツの操作画面を表示させ、前記放送コンテンツの再生に切り替わると、前記放送コンテンツの操作画面を表示させるようにしても良い。
上記構成において、前記コンテンツ再生装置が搭載される車両が停止中か否かを検出する車両状態検出部を有し、前記制御部は、前記車両が移動中のときに、前記強制切替処理を行い、前記車両が停止中のときは、前記強制切替処理をキャンセルするようにしても良い。
本発明では、放送コンテンツと異なる複数の別コンテンツを再生している場合に、放送コンテンツの識別情報に基づいて、前記放送コンテンツが予め定めた条件に合致するか否かを判定し、合致すると判定すると、再生中の前記別コンテンツの再生が終了した後に、前記合致する前記放送コンテンツを、放送コンテンツを一時的に記憶するバッファ部から読み出して再生させる強制切替処理を行うので、特定の放送コンテンツと別コンテンツとの切り替えを確実、且つ適切なタイミングで行うことが可能になる。
本発明のコンテンツ再生装置の第1実施形態に係る車載用音響装置のブロック図である。 ラジオ操作画面を示した図である。 プレイリスト操作画面を示した図である。 プレイリスト再生モード時の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る車載用音響装置のブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明のコンテンツ再生装置の第1実施形態に係る車載用音響装置のブロック図である。
この車載用音響装置1は、移動体の一種である車両に搭載され、ラジオ放送の音楽ソースである楽曲(放送コンテンツに相当)を再生する機能と、外部機器100に記憶された音楽ソースである楽曲(別コンテンツに相当)を再生する機能とを具備している。この車載用音響装置1は、車両に備え付けられたものでなくても良く、例えば、車両内に持ち運び可能な可搬型の装置であっても良い。また、車両以外の移動体に搭載されても良い。
車載用音響装置1は、プロセッサー10、表示部20、指示入力部30(タッチスクリーン31、ハードスイッチ32など)、ラジオ受信部40、バッファ部50、入出力インターフェース(以下、「I/F」と言う)60、及び再生部70を備えている。
プロセッサー10は、車載用音響装置1の各部、及び外部機器100を制御する制御部として機能する。より具体的には、プロセッサー10は、演算処理などの各種処理を行うCPU(Central Processing Unit)、実行される制御プログラムや必要なデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)、及び、制御プログラムや各種データを格納するROM等のメモリを備え、いわゆるコンピューターとして機能する。このプロセッサー10は、I/F60を介して外部機器100と通信可能に接続されている。
表示部20は、プロセッサー10の制御の下、操作画面などの各種の画像を表示するデバイスであり、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの公知の表示デバイスで形成される。
指示入力部30は、ユーザーの指示を入力するデバイスであり、表示部20の画面に重ねて配置された透明のタッチスクリーン31、及びハードスイッチ32を介してユーザーの指示を入力する。
タッチスクリーン31は、表示部20の表示面に重ねて配置された透過性のタッチパネルを用いてユーザーの接触位置を検出するデバイスである。このタッチスクリーン31には、例えば、同時に複数の接触位置を検出できるマルチタッチスクリーンが使用される。なお、タッチスクリーン31には、一点の接触位置を検出できるものも含め、公知のタッチスクリーンを広く適用可能である。
ハードスイッチ32は、例えば、ボタンスイッチ、ダイヤルスイッチ、スクロールホイール、スライドスイッチ、ジョイスティックなどである。なお、ハードスイッチ32についても公知のスイッチを広く適用可能である。
ラジオ受信部40は、ラジオ放送局が放送するラジオ放送波(放送信号)をアンテナ41を介して受信し、受信したラジオ放送波に含まれる情報を取得するデバイスである。本実施形態のラジオ受信部40は、通信衛星を利用したデジタルラジオ放送を受信するデジタルラジオデコーダであり、プロセッサー10の制御の下、様々なチャンネルのラジオ放送波を受信し、受信したラジオ放送波の信号にデコード処理などの信号処理を施し、ラジオ放送波に含まれる楽曲情報、及び楽曲識別情報を取得する。
楽曲情報は、放送コンテンツである楽曲の音声データである。また、楽曲識別情報は、現在放送中の楽曲を識別可能にするデータであり、楽曲のタイトル名(曲名)、アーティスト名、楽曲のジャンルなどのデータを含んでいる。つまり、受信対象のラジオ放送は、楽曲の音声データとともに、その楽曲を識別可能にする楽曲識別情報を放送することにより、受信側の装置(車載用音響装置1)で、現在放送中の楽曲を特定することが可能である。
バッファ部50は、ラジオ受信部40により受信したラジオ放送波から得た楽曲情報を少なくとも一時的に記憶する記憶デバイスであり、例えば、ハードディスク装置で構成される。本実施形態のバッファ部50には、プロセッサー10の制御により、現時点から所定時間前(例えば一時間前)までの楽曲情報と楽曲識別情報の双方が記憶される。これにより、一時記憶(つまり、キャッシュ)された楽曲情報を用いて過去に放送された楽曲を再生することができる。
外部機器100は、内蔵するメモリ、或いは着脱可能なメモリに楽曲を記憶し、これらメモリに記憶された楽曲を再生する装置であり、例えば、ポータブルオーディオプレイヤーである。なお、楽曲を記憶する際には、楽曲の音声データ(例えば、圧縮音声データ)に加え、アルバム名、楽曲の曲名、アーティスト名などを記述した楽曲識別情報、及び楽曲に関連づけられた関連画像(例えばジャケット画像)なども記憶されている。
この外部機器100は、記憶された楽曲の再生を行う再生態様の一つとして、プレイリストに従って楽曲を再生するプレイリスト再生のモード(以下、「プレイリスト再生モード」と言う)を備えている。プレイリスト再生は広く知られた機能であるが、説明すると、プレイリストは、再生対象の楽曲を規定する再生リストであり、ユーザーがプレイリスト再生モードでの動作を指示することにより、プレイリストに規定された楽曲群だけを再生し、且つ、プレイリストで規定された順番で楽曲群を再生する。このプレイリストは、ユーザーが作成しても良いし、又は、予め定めたテーマ(例えばジャンル、アーティスト名)に従って外部機器100などが自動的に作成しても良い。
車載用音響装置1のプロセッサー10は、I/F60を介して外部機器100と通信することにより、外部機器100を遠隔制御することができる。この遠隔制御を行うことによって、プロセッサー10は、外部機器100をプレイリスト再生モードで動作させたり、再生の一時停止、曲送り、曲戻しなどの再生コントロールが可能である。なお、再生時の楽曲のデータ、及びこの楽曲の楽曲識別情報は、I/F60を介してプロセッサー10が取得可能である。
I/F60は、有線のインターフェースに限らず、Bluetooth(登録商標)などを利用した無線のインターフェースでも良い。再生部70は、アンプを備え、プロセッサー10の制御の下、ラジオ放送の楽曲、又は外部機器100に記憶された楽曲に対応する音声信号を増幅して車両に配置されたスピーカーから音声を出力させる。これによって、車両のスピーカーを利用して楽曲などの音声を車内に出力させることができる。
この車載用音響装置1は、指示入力部30を介して音源(「ラジオ」、「外部機器」)の選択を受け付け、選択された音源に応じた動作状態に移行する。
図2は、音源として「ラジオ」が選択された場合の動作状態(「ラジオモード」と言う)の画面例を示している。
図2に示す画面GRは、ラジオ局の楽曲再生に関する操作を受け付けるラジオ操作画面(第2操作画面)である。このラジオ操作画面GRは、放送コンテンツの情報を示す情報画像GR1と、放送コンテンツの操作に関する画像を示す操作画像GR2とを有している。具体的には、情報画像GR1としては、現在再生中の楽曲を放送したラジオ局の局名に加えて、楽曲識別情報に基づく情報(楽曲のアーティスト名、曲名など)が表示される。
操作画像GR2としては、楽曲の再生コントロールに関する画像(曲戻し、再生、及び曲送りに対応する操作子の画像G1〜G3と、再生位置を示す再生位置表示画像G4)と、ラジオ局の選局に関する画像(ラジオ局を示す画像G5と、ラジオ局の一覧のうち画像G5の表示領域を示す位置表示画像G6)とが表示される。
ユーザーが各画像G1〜G6のいずれかに対応する箇所を操作することで、この画面GRを表示する表示部20の表示面に配置されたタッチスクリーン31を介して、ユーザーの操作が検出される。ユーザーの操作が検出されると、プロセッサー10は、その操作に応じた処理として、楽曲の再生コントロールやラジオ局の選局などを行う。
例えば、再生位置表示画像G4が操作された場合、プロセッサー10は、ユーザーの操作に合わせて画像G4中のバーの位置を左右に移動させる処理と、バーの位置に応じて楽曲の再生位置を変更させる処理とを行う。また、位置表示画像G6が操作された場合、プロセッサー10は、ユーザーの操作に合わせて画像G6中のバーの位置を上下に移動させる処理と、バーの位置に応じて画像G5に割り当てるラジオ局を変更させる処理とを行う。このようにしてユーザーは、所望のラジオ局の楽曲を再生でき、且つ、楽曲の情報を視認することができる。
なお、この車載用音響装置1での楽曲の再生とは、再生対象の楽曲に対応する音声信号が再生部70に出力され、楽曲に対応する音声が車内に放音された状態に相当する。
図3は、音源として「外部機器」が選択された場合の動作状態(「外部機器モード」と言う)の画面例を示している。
図3に示す画面GPは、プレイリスト再生モードのときのプレイリスト操作画面(第1操作画面)である。このプレイリスト操作画面GPは、再生する楽曲を示す情報画像GP1と、楽曲の再生などに関する画像を示す操作画像GP2とを有している。具体的には、情報画像GP1としては、現在再生中の楽曲に関連づけられた関連画像(例えばジャケット画像)GP1A、及び、楽曲識別情報に基づく情報(アルバム名、楽曲のアーティスト名、曲名など)GP1Bが表示される。
操作画像GP2としては、楽曲の再生コントロールに関する画像(曲戻し、及び曲送りに対応する操作子の画像Z1、Z2と、再生位置を示す再生位置表示画像Z3と、プレイリスト中の何曲目を再生中かを示す画像Z4とが表示される。
ユーザーが各画像Z1〜Z3のいずれかに対応する位置を操作することで、この画面GPを表示する表示部20の表示面に配置されたタッチスクリーン31を介して、ユーザーの操作が検出される。また、ユーザーの操作が検出されると、プロセッサー10は、その操作に応じた処理として、楽曲の再生コントロールを行う。例えば、再生位置表示画像Z3が操作された場合、プロセッサー10は、ユーザーの操作に合わせて画像Z3中のバーの位置を左右に移動させる処理と、バーの位置に応じて楽曲の再生位置を変更させる処理とを行う。このようにして、ユーザーは、プレイリストの楽曲を順に再生でき、且つ、楽曲の情報を視認可能である。
この車載用音響装置1は、「お気に入りコンテンツ(楽曲)の通知機能(以下、「お気に入り楽曲通知機能」と言う)」を具備している。この機能は、プロセッサー10の制御の下、ラジオ受信部40によりラジオ放送波を受信し、受信した楽曲識別情報に基づいて、放送コンテンツである楽曲が予め定めた「お気に入り条件」に合致するか否かを判定し、合致する場合に画面表示などによりユーザーに通知する処理を行うものである。
この「お気に入り楽曲通知機能」を利用するには、ユーザーが「お気に入り条件」を事前に設定し、車載用音響装置1に予め登録しておく必要がある。「お気に入り条件」は、放送コンテンツを選択可能な条件であれば良く、本実施形態では、曲名及びアーティスト名の少なくともいずれかである。この「お気に入り楽曲通知機能」を利用することにより、ユーザーはお気に入り条件(以下、単に「条件」と言う)に合致する楽曲が放送中か否かを知ることが可能になる。
ところで、上記「お気に入り楽曲通知機能」は、ユーザーが画面を見なければ、条件に合致する楽曲が放送中か否か判らず、特にユーザーが運転者の場合は見逃し易い。仮に見逃さなかったとしても、運転中にラジオ局の選局操作を直ぐに行うことは難しい。
そこで、本実施形態では、外部機器100に記憶された楽曲をプレイリストを利用して再生している場合でも、以下に記載するように、条件に合致する放送中の楽曲を聴取可能にしている。なお、以下の説明では、「お気に入り楽曲通知機能」をオフに設定した場合を例に説明している。
図4はプレイリスト再生モード時の動作を示すフローチャートである。
まず、プロセッサー10は、指示入力部30を介してプレイリストの再生(「外部機器」を音源としたプレイリストの再生)の指示を入力すると、外部機器100を制御してプレイリストの再生を開始する(ステップS1)。
このとき、プロセッサー10は図3に示すプレイリスト操作画面GP(第1操作画面)を表示部20に表示させる。これにより、現在再生中の楽曲のジャケット画像、アルバム名、アーティスト名、及び曲名が表示されるとともに、ユーザーによる楽曲の再生コントロール(曲戻し、曲送り)が受け付けられる。
プロセッサー10は、プレイリストの再生処理を開始すると、ラジオ受信部40によりラジオ放送の受信を開始させ、ユーザーが予め定めた条件(お気に入り条件)に合致する楽曲が放送されるか否かの判定処理を開始する(ステップS2)。
このステップS2の処理では、プロセッサー10は、受信可能なラジオ放送波から楽曲識別情報を順次取得し、各楽曲識別情報を参照し、予め定めた条件である曲名、又はアーティスト名と一致する楽曲が放送されるか否かを順次判定する。つまり、プロセッサー10は、上記「お気に入り楽曲通知機能」の一部の処理(通知処理以外の処理)を利用して、予め定めた条件に合致する楽曲が放送中か否かを監視する。
なお、プロセッサー10は、条件に合致する楽曲があってもプレイリスト操作画面GPに表示しない。但し、表示しない態様に限定する必要はなく、条件に合致する楽曲があった場合に、その旨をプレイリスト操作画面GPに表示し、ユーザーに通知しても良い。例えば、「お気に入り楽曲通知機能」をオンにすることにより、条件に合致する楽曲をユーザーに通知すれば良い。
ステップS2の判定で、条件に合致する楽曲が放送されない場合(ステップS3;NO)、プロセッサー10は、プレイリストの再生処理を継続し、つまり、外部機器100に記憶された楽曲をプレイリストに従って再生する。
一方、条件に合致する楽曲が放送される場合(ステップS3;YES)、プロセッサー10は、条件に合致する楽曲の録音処理を開始する(ステップS4)。この場合、プロセッサー10は、条件に合致する楽曲を放送するラジオ局を選局し、バッファ部50へ楽曲情報及び楽曲識別情報を記憶させる処理を行うことにより、条件に合致する楽曲を曲の頭からバッファ部50に録音させる。
条件に合致する楽曲が録音されると、プロセッサー10は、録音処理を終了させる。但し、条件に合致する楽曲が続く場合には録音処理を継続する。従って、予め定めた条件にアーティスト名だけが規定され、そのアーティスト名の楽曲が連続して放送される場合は、これらの楽曲がまとめて録音される。
プロセッサー10は、楽曲の録音処理を開始した後、プレイリストに従って再生中の楽曲の再生が終了したと判定すると(ステップS5)、ステップS6の処理へ移行する。より具体的には、ラジオ放送の楽曲が予め定めた条件に合致すると判定したときに再生していた楽曲の再生が終了すると、ステップS6の処理へ移行する。
ステップS6の処理では、プロセッサー10は、プレイリストに従った楽曲の再生を一時停止し、録音した楽曲を録音開始時点から再生する処理を開始する。これにより、外部機器100に記憶された楽曲の再生から、録音したラジオ放送の楽曲へと自動的に再生対象が切り替わり、且つ、その切り替わりも曲の終了タイミングで行われるので曲をスムーズに切り替えることができる。しかも、条件に合致する楽曲がラジオ放送されたときに再生していた楽曲の終了後に、条件に合致する楽曲が再生されるので、条件に合致するラジオ放送の楽曲を、直ぐにユーザーに聞かせることができる。
また、プロセッサー10は、録音したラジオ放送の楽曲の再生へと切り替えると、プレイリスト操作画面GP(第1操作画面)から、図2に示すラジオ操作画面GR(第2操作画面)へと表示を切り替える。これによって、現在再生中の楽曲を放送したラジオ局の局名、楽曲のアーティスト名、曲名が表示されるとともに、ユーザーによる楽曲の再生コントロール(曲戻し、曲送りなど)が受け付けられる。このように、ラジオ用の画面へ自動的に切り替わるので、ラジオ音源に適した表示、及び再生コントロールができるとともに、ユーザーが画面を見ればラジオに変わったことを容易に認識できる。
プロセッサー10は、録音したラジオ放送の楽曲の再生を開始した後、この楽曲の再生が終了したと判定すると(ステップS7;YES)、プレイリストに従った楽曲の再生を再開させる(ステップS8)。これにより、録音したラジオ放送の楽曲の再生から、一時中断したプレイリストの楽曲再生へと自動的に切り替わり、且つ、その切り替わりも曲の切れ目で行うのでスムーズに行うことができる。
プレイリストに従った楽曲の再生を再開させると、プロセッサー10は、ラジオ操作画面GR(第2操作画面)から図3に示すプレイリスト操作画面GP(第1操作画面)へと表示を切り替える。これによって、プレイリストの再生に適した表示(つまり、外部機器100を音源とした再生に適した表示)、及びユーザーによる再生コントロールが受け付けられる。また、ユーザーが画面を見れば外部機器100を音源としたプレイリスト再生に戻ったことを容易に認識できる。以上がプレイリスト再生モード時の動作である。
以上説明したように、本実施形態の車載用音響装置1は、ラジオ放送の楽曲を一時的に記憶するバッファ部50を備え、プレイリストに従って外部機器100に記憶された楽曲を再生している場合に、プロセッサー10が、ラジオ放送に含まれる楽曲識別情報に基づいてラジオ放送の楽曲が予め定めた条件に合致するか否かを判定し、合致すると判定すると、再生中の楽曲の再生が終了した後に、合致する楽曲をバッファ部50から読み出して再生させる制御を行う。
要するに、本実施形態では、外部機器100に記憶された楽曲を所定順で再生している場合に、ラジオ放送の楽曲が予め定めた条件に合致すると、再生中の楽曲の再生が終了した後に、合致する楽曲の再生に強制的に切り替える処理(以下、「強制切替処理」と言う)を行う。
この強制切替処理を行うことにより、外部機器100に記憶された楽曲の再生から、条件に合致するラジオ放送の楽曲の再生への切り替えを自動的に行うことができるとともに、曲をスムーズに切り替えることができる。
従って、ラジオ放送の楽曲を放送コンテンツと表記し、外部機器100に記憶された楽曲を別コンテンツと表記し、条件に合致するラジオ放送の楽曲を、特定の放送コンテンツと表記した場合、別コンテンツから特定の放送コンテンツへの切り替えを確実、且つ適切なタイミングで行うことができる。この結果、ユーザーは運転中であっても、ユーザーが好む特定の放送コンテンツを聞き逃し難くなる。
また、プロセッサー10は、放送コンテンツが条件に合致すると判定したときに再生中の別コンテンツの再生が終了すると、条件に合致する放送コンテンツの再生に切り替える。これにより、条件に合致する放送コンテンツを早く再生することができる。
しかも、本実施形態では、プレイリストに従って複数の別コンテンツを順に再生している場合に、放送コンテンツが条件に合致すると判定したときに再生中の別コンテンツの再生が終了すると、プレイリストに従った再生を一時停止させる。その後、条件に合致する放送コンテンツの再生が終了すると、プレイリストに従った再生を再開させる。これらにより、複数の別コンテンツの再生を実質的に中断させずに、条件に合致する放送コンテンツを早く再生することが可能である。また、放送コンテンツを再生後、別コンテンツの再生に自動的に切り替えることができるので、ユーザーの操作が不要である。
さらに、本実施形態では、プロセッサー10が、表示部20に対し、別コンテンツの再生中は、別コンテンツの操作画面であるプレイリスト操作画面GP(第1操作画面、図3参照)を表示させ、放送コンテンツの再生に切り替わると、放送コンテンツの操作画面であるラジオ操作画面GR(第2操作画面、図2参照)を表示させる。これによって、各コンテンツで異なる操作画面を表示できる。従って、各コンテンツに応じた操作を行い易く、且つ、各コンテンツに応じた情報表示が可能になる。また、ユーザーが各操作画面GP、GRを見て現在の再生対象のコンテンツを認識し易くなる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る車載用音響装置1のブロック図である。
図5に示すように、第2実施形態の車載用音響装置1には、I/F60を介して車両が具備する車速センサー200が接続されている。
プロセッサー10は、I/F60を介して車速センサー200から出力される車速パルスを取得し、車速パルスに基づいて車両が停止中か否かを検出する車両状態検出部として機能するとともに、この検出結果に基づき上記「強制切替処理」を実行するか否かを決定する制御部として機能する。
つまり、プロセッサー10は、車両が移動中と判定した場合は、上記「強制切替処理」を実行し、車両が停止中と判定した場合には、上記「強制切替処理」をキャンセルする。これにより、車両が移動中の場合には、予め定めた条件に合致するラジオ放送の楽曲への自動切り替えが行われ、運転に集中し易い環境を提供する一方で、車両が停止中の場合は、自動切り替えが行われず、ユーザーの判断に委ねることができる。これにより、ユーザーがラジオ放送の内容チェックなどを比較的行い易い車両停止中は、ユーザーの当初の意図を反映してプレイリストに従って再生を継続することができ、特定のラジオ放送に勝手に切り替わってしまう事態を避けることができる。
また、例えば、プロセッサー10が、「お気に入り楽曲通知機能」をオンに切り替えることにより、画面表示によって予め定めた条件に合致するラジオ放送があるか否かをユーザーに通知することが可能である。これにより、車両停止中は、ユーザーが画面表示を見て条件に合致するラジオ放送があるか否かを知ることができ、自身でラジオ放送に切り替えるか否かを判断することが可能になる。
上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一実施の態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述した各実施形態では、プレイリスト再生の場合に「強制切替処理」を実行する場合を例に説明したが、プレイリスト再生以外の場合も「強制切替処理」を実行しても良い。要は、放送コンテンツとは異なる別コンテンツを再生している場合に「強制切替処理」を実行することが可能である。
また、上述した各実施形態では、放送コンテンツが予め定めた条件に合致すると判定したときに再生中の別コンテンツの再生が終了すると、放送コンテンツを再生する場合を説明したが、これに限らず、いずれかの別コンテンツの再生が終了した後に上記放送コンテンツを再生するようにしても良い。この場合、条件に合致する放送コンテンツの再生が遅くなるが、放送コンテンツの切り替えをスムーズに行うことができる。
また、放送コンテンツ及び別コンテンツの一例として楽曲の場合を説明したが、楽曲に限らず、動画であっても良い。また、放送コンテンツはラジオ放送に限らず、TV放送や、いわゆるインターネット放送であっても良い。
また、上述した各実施形態では、強制切替処理などを行う制御プログラムを、車載用音響装置1に予め記憶していることを前提に説明したが、これに限らない。例えば、この制御プログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、又は半導体記録媒体などのコンピューターが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピューターが記録媒体からこの制御プログラムを読み取って実行するようにしても良い。また、この制御プログラムを、通信ネットワーク(電気通信回線)を介して配信サーバー等からダウンロードできるようにしてもよい。
また、車載用音響装置1は図1又は図5の構成に限定されない。例えば、ソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能である。
また、本発明を車載用音響装置1に適用する場合を説明したが、車載用の装置に限らず、本発明を、放送コンテンツと別コンテンツとを再生可能なコンテンツ再生装置に広く適用可能である。
1 車載用音響装置(コンテンツ再生装置)
10 プロセッサー(制御部、車両状態検出部)
20 表示部
30 指示入力部
40 ラジオ受信部(受信部)
50 バッファ部
70 再生部
100 外部機器
200 車速センサー
GR ラジオ操作画面
GP プレイリスト操作画面

Claims (5)

  1. 放送コンテンツと前記放送コンテンツの識別情報とを含む放送波を受信する受信部と、
    受信した前記放送コンテンツを一時的に記憶するバッファ部と、
    前記バッファ部に記憶された前記放送コンテンツの再生と、前記放送コンテンツと異なる別コンテンツの再生とが可能な再生部と、
    前記再生部が、複数の前記別コンテンツを再生している場合に、前記識別情報に基づいて、前記放送コンテンツが予め定めた条件に合致するか否かを判定し、合致すると判定すると、再生中の前記別コンテンツの再生が終了した後に、前記合致する前記放送コンテンツを前記バッファ部から読み出して再生させる強制切替処理を行う制御部と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記制御部は、前記放送コンテンツが前記条件に合致すると判定したときに再生中の前記別コンテンツの再生が終了すると、前記条件に合致する前記放送コンテンツの再生に切り替えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 複数の前記別コンテンツを、予め定めたプレイリストに従って再生するプレイリスト再生モードを備え、
    前記制御部は、前記プレイリストに従って複数の前記別コンテンツを順に再生している場合に、前記放送コンテンツが前記条件に合致すると判定したときに再生中の前記別コンテンツの再生が終了すると、前記プレイリストに従った再生を一時停止させ、前記条件に合致する前記放送コンテンツの再生が終了すると、前記プレイリストに従った再生を再開させることを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 各種情報を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、前記表示部に対し、前記別コンテンツの再生中は、前記別コンテンツの操作画面を表示させ、前記放送コンテンツの再生に切り替わると、前記放送コンテンツの操作画面を表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記コンテンツ再生装置が搭載される車両が停止中か否かを検出する車両状態検出部を有し、
    前記制御部は、前記車両が移動中のときに、前記強制切替処理を行い、前記車両が停止中のときは、前記強制切替処理をキャンセルすることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
JP2015183291A 2015-09-16 2015-09-16 コンテンツ再生装置 Pending JP2017060002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015183291A JP2017060002A (ja) 2015-09-16 2015-09-16 コンテンツ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015183291A JP2017060002A (ja) 2015-09-16 2015-09-16 コンテンツ再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017060002A true JP2017060002A (ja) 2017-03-23

Family

ID=58391863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015183291A Pending JP2017060002A (ja) 2015-09-16 2015-09-16 コンテンツ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017060002A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10496361B2 (en) 2018-01-09 2019-12-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Audio device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10496361B2 (en) 2018-01-09 2019-12-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Audio device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11935534B2 (en) Voice recognition system for use with a personal media streaming appliance
US11935526B2 (en) Voice recognition system for use with a personal media streaming appliance
US11650787B2 (en) Media content identification and playback
JP2008269482A (ja) 車載オーディオビジュアル装置
JP2008204512A (ja) 再生装置、再生方法およびプログラム
JP2017060002A (ja) コンテンツ再生装置
JP4497540B2 (ja) コンテンツ再生装置、プログラム及びコンテンツ再生方法
JP5387548B2 (ja) コンテンツ再生装置、コンテンツ再生装置の制御方法およびプログラム
US20130268100A1 (en) Manipulation control apparatus, manipulation control program, and manipulation control method
US10631034B2 (en) In-vehicle broadcast reception apparatus
JP2009234358A (ja) 車両のコンテンツデータ再生装置及びコンテンツデータ再生システム
JP6910737B2 (ja) オーディオ装置
WO2012153801A1 (ja) 再生装置、再生方法及び記録媒体
JP2010141768A (ja) ディジタル放送受信機、ディジタル放送受信機の制御方法及び制御プログラム
JP2006100892A (ja) 放送受信装置
KR100777917B1 (ko) 차량용 오디오 시스템에서 선호도 정보 출력 장치 및 방법
KR20100053106A (ko) 영상표시기기에서 오디오 데이터 출력 장치 및 방법
JP2009116925A (ja) 情報再生装置、情報再生装置の制御方法および制御プログラム
JP2018186474A (ja) 表示システム
JP2010040095A (ja) オーディオシステム
JP2017005351A (ja) Av再生装置及びav再生方法
JP2007206938A (ja) ウィザード装置及びウィザード形式ユーザ設定方法
JP2011137977A (ja) 据置型音響装置および楽曲ファイル再生制御システム
JP2008148236A (ja) 無線通信装置及び無線通信システム
JP2009239553A (ja) 記録再生装置