JP2017058226A - 測定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような測定装置においては、流量センサを保持して吸気路の内周に突き出る筐体と、筐体の側壁に設けられる湿度センサを有する構成が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
このような測定装置においては、筐体とアセンブリとが離れているため、筐体から湿度センサへの熱伝導を防いで湿度センサの温度の上昇を抑制することができる。
しかし、特許文献2のアセンブリは、長手方向に垂直な断面が矩形となっているので、吸入空気の流れに対し、大きな圧力損失を生じる可能性がある。
特許文献3の測定装置によると、カバーには、吸入空気流れに沿って2つの開口が設けられている。そして、下流側の開口からカバー内に吸入空気を流入させて、センサを通過させ、上流側の開口から吸気路に還流させる。
このため、特許文献3の測定装置によれば、カバー内への異物の浸入を防止して湿度センサを保護する効果は見込めるものの、圧力損失を抑制する効果は見込めないものと思われる。
そして、流量センサを保持して吸気路の内周に突き出る筐体と、湿度センサを保持し、筐体から離れて吸気路の内周に棒状に突き出るアセンブリとを備える。
以下、筐体を第1突出部、アセンブリを第2突出部と呼ぶ。
そして、第2突出部は、自身の長手方向が吸入空気の流れの方向に直交するように吸気路の内周に突き出している。
また、第2突出部の断面の内、長手方向に垂直な断面を垂直断面と呼ぶときに、垂直断面の周縁は、吸入空気の流れに対し流線形を呈する。
このため、吸気路に配置される測定装置において、湿度センサを保持する第2突出部による圧力損失を抑制することができる。
図1、図2を参照して実施例の測定装置1を説明する。
測定装置1は、車両走行用の内燃機関に吸入される吸入空気の流れる吸気路2に搭載されるものであり、吸気路2に配置される流量センサ3と湿度センサ5とを備え、吸気路2を流れる吸入空気の流量および湿度を測定する。
以下、吸気路2における吸入空気の流れる方向を、方向Fと呼ぶことがある。
また、測定装置1では、以下に説明する第1突出部10、および、第2突出部11が蓋部6から突出している。
ここで、第1突出部10、第2突出部11は、それぞれ蓋部6と一体に設けられており、それぞれ同一方向に蓋部6から突出している。
そして、第1突出部10は、樹脂材料によって設けられ、内部に通路が形成されている。
ここで、第1突出部10の内部に形成される通路の構造は、例えば、バイパス通路12とサブバイパス通路13とが設けられている。
なお、バイパス通路12の下流側には、バイパス通路12を通過する吸入空気の流れを絞る排出口絞り12cが形成されている。
なお、コネクタ15は、蓋部6と一体に設けられている。
そして、湿度センサ5は、吸気路2に露出するように、第2突出部11の表面に埋め込まれて保持されている。
より具体的には、湿度センサ5は、第2突出部11の吸気路2の路壁に面する側面に設けられている。そして、湿度センサ5は、自身の表面が長手方向に平行かつ方向Fに平行になるように第2突出部11に埋め込まれている。
ここで、支持基板17は、シリコン基板等にから成り、強度的に弱い湿度センサ5を自身に固定することで、湿度センサ5の取り扱いを容易にしている。
次に、実施例の特徴的な構成について図2、図3を用いて説明する。
先ず、垂直断面、平行断面について説明する。
垂直断面とは、第2突出部11の様々な断面の内、長手方向に垂直な断面のことである。
そして、第2突出部11の様々な断面の内、平行断面とは長手方向に平行かつ方向Fに平行な断面のことである。
そして、第2突出部11は、垂直断面の周縁が、吸入空気の流れに対し流線形を呈している(図3参照。)。
より具体的には、垂直断面の周縁の内、方向Fに垂直な方向Pの幅が上流側から下流側にかけて、徐々に増加した後に徐々に減少している。
さらに、第2突出部11は、平行断面の周縁の内、突出端11aを成す部分は、吸入空気の流れに対し流線形を呈する(図2(c)参照。)。ここで、突出端11aとは第2突出部11の長手方向の先端のことである。
実施例の測定装置1によれば、第2突出部11の垂直断面の周縁は、吸入空気の流れに対し流線形を呈している。
これにより、第2突出部11を吸気路2に配置したときに、第2突出部11の表面に発生する吸入空気の渦等を抑制することができる。
このため、吸気路2に配置される測定装置1において、第2突出部11による圧力損失を抑制することができる。
これにより、湿度センサ5の表面を通過する吸入空気の流速を増加させることができる。
このため湿度センサ5の温度が上昇したとしても、速やかに冷却され、吸入空気の温度に近づけることができ、湿度センサ5の温度が吸入空気の温度と異なることによる湿度の検出値への悪影響を抑制することができる。
これにより、突出端11aの表面に発生する吸入空気の渦等を抑制することができ、突出端11aの表面を流れる吸入空気に対する圧力損失を低減することができる。このため、第2突出部11による圧力損失を、より抑制することができる。
本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例によれば、第2突出部11は、垂直断面の形状が長手方向のいかなる位置でも略同一であったが、図4に示すように、蓋6の側を太く形成してもよい。これにより、第2突出部11の強度を増加させることができる。
11 第2突出部
Claims (4)
- 内燃機関に吸入される吸入空気の流れる吸気路(2)に配置される流量センサ(3)と湿度センサ(5)とを備え、前記吸気路を流れる吸入空気の流量および湿度を測定する測定装置(1)において、
前記流量センサを保持して前記吸気路の内周に突き出る第1突出部(10)と、
前記湿度センサを保持し、前記第1突出部から離れて前記吸気路の内周に棒状に突き出る第2突出部(11)とを備え、
前記湿度センサは、前記吸気路に露出するように、前記第2突出部の表面に埋め込まれて保持され、
前記第2突出部は、自身の長手方向が吸入空気の流れの方向に直交するように前記吸気路の内周に突き出し、
前記第2突出部の断面の内、前記長手方向に垂直な断面を垂直断面と呼ぶときに、この垂直断面の周縁は、吸入空気の流れに対し流線形を呈することを特徴とする測定装置。 - 請求項1に記載の測定装置において、
前記湿度センサは、前記垂直断面の周縁の内、吸入空気の流れ方向に垂直な方向の幅が最も大きい位置に存在することを特徴とする測定装置。 - 請求項1または請求項2に記載の測定装置において、
前記第2突出部の断面の内、前記長手方向に平行かつ吸入空気の流れ方向に平行な断面を平行断面と呼び、前記第2突出部の先端を突出端(11a)と呼ぶとき、前記平行断面の周縁の内、前記突出端を成す部分は、吸入空気の流れに対し流線形を呈することを特徴とする測定装置。 - 内燃機関に吸入される吸入空気の流れる吸気路に配置される流量センサと湿度センサとを備え、前記吸気路を流れる吸入空気の流量および湿度を測定する測定装置において、
前記流量センサを保持して前記吸気路の内周に突き出る第1突出部と、
前記湿度センサを保持し、前記第1突出部から離れて前記吸気路の内周に棒状に突き出る第2突出部とを備え、
前記湿度センサは、前記吸気路に露出するように、前記第2突出部の表面に埋め込まれて保持され、
前記第2突出部は、自身の長手方向が吸入空気の流れの方向に直交するように前記吸気路の内周に突き出し、
前記第2突出部の断面の内、前記長手方向に平行かつ吸入空気の流れ方向に平行な断面を平行断面と呼び、前記第2突出部の先端を突出端と呼ぶとき、前記平行断面の周縁の内、前記突出端を成す部分は、吸入空気の流れに対し流線形を呈することを特徴とする測定装置。
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2015
- 2015-09-16 JP JP2015182528A patent/JP2017058226A/ja active Pending
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