JP2017058095A - 加湿装置 - Google Patents

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Takahisa Akagawa
貴久 赤川
誠 上羽
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誠 上羽
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Abstract

【課題】二人以上の人が同じ部屋で別々の時間に就寝する場合、別の時間に入室した二人目以降には就寝モードが適用されなかったり、夜中に起きて再度就寝した場合、就寝モードが解除されていて就寝の妨げになる。【解決手段】就寝モードが実行されてからの時間を計時する第一計時手段と、就寝モード実行中の室内の照度変化時間を計時する第二計時手段を備え、就寝モードの開始後に、送風機の回転数を所定の低回転数以下に抑制する静音モードに移行するとともに、第一計時手段の計時した時間が所定の寝入り時間を越えた場合に静音モードを解除し、就寝モードの実行中に第二計時手段により計時した時間が所定の微小時間以上である場合には第一計時手段の計時をリセットして再計時を開始後、静音モードで動作中であるか否かを判定し、静音モードで動作中である場合にはそのまま運転を継続し、静音モードで動作中では無い場合には静音モードに移行する加湿装置。【選択図】図5

Description

本発明は、水蒸気又は霧を放出して加湿する加湿手段を備えた加湿装置に関するものである。
従来、この種の加湿装置において、照度センサによって部屋の明るさを検知し、モータの回転数や表示ランプの明るさを調整することで、使用者が快適に就寝できる就寝モードが搭載されている(特許文献1参照)。
特開2009−68763号公報
上記のような従来の加湿装置の就寝モードは、一度使用者が就寝しやすいように回転数や表示ランプの明るさを調整したあと、一定時間経過後に使用者が就寝に入ったと判断し運転を停止または解除する。
しかし、上記の就寝モードでは二人以上の人が別々の時間に就寝する場合、一人目に対しては就寝モードが適用されるが、別の時間に入室した二人目以降には就寝モードが適用されないという課題がある。
また、夜中に例えば用を足して再度就寝した場合にも、就寝モードが解除されていて就寝の妨げになるという課題がある。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、就寝モードを適用するシーンを拡大した使用勝手の良い加湿装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る加湿装置は、吸気口と排気口とを有する本体と、前記吸気口から前記本体内に空気を吸気して前記排気口より排気する送風機と、前記吸気口から前記本体内に吸気された空気を加湿する加湿手段と、前記本体の周囲の照度を検出する照度センサと、
前記照度センサからの出力と所定の照度閾値とに基づいて明るい状態である明状態か暗い状態である暗状態かを判定する照度判定手段と、就寝時における運転制御である就寝モードを実行する制御手段と、前記就寝モードが実行されてからの時間を計時する第一計時手段と、前記就寝モードの実行中に前記照度判定手段による判定が暗状態から明状態に移行した場合に当該移行から次回前記照度判定手段が暗状態と判定するまでの時間を計時する第二計時手段を備え、前記制御手段は、前記就寝モードの開始後に、前記送風機の回転数を所定の低回転数以下に抑制する静音モードに移行し前記第一計時手段の計時した時間が所定の寝入り時間を越えた場合に前記静音モードを解除し、前記就寝モードの実行中に前記第二計時手段により計時した時間が所定の時間以上である場合には前期第一計時手段の計時をリセットして再計時を開始後、前期静音モードで動作中であるか否かを判定し、
静音モードで動作中の場合はそのまま運転を継続し、
静音モードで動作中では無い場合には前期静音モードに移行する加湿装置。
であり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、就寝モードを適用するシーンを拡大した使用勝手の良い加湿装置加湿装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る加湿装置の概要を示す図 本発明の実施の形態1に係る加湿装置の制御ブロックを示す図 本発明の実施の形態1に係る加湿装置の操作・表示パネルを示す図 本発明の実施の形態1に係る就寝モード制御部ブロックを示す図 本発明の実施の形態1に係る就寝モードのフローチャート 本発明の実施の形態1に係る就寝モードの詳細な動作例を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態2に係る就寝モードのフローチャート 本発明の実施の形態3に係る就寝モード制御部ブロック図を示す図 本発明の実施の形態3に係る就寝モードのフローチャート
本発明に係る加湿装置は、吸気口と排気口とを有する本体と、前記吸気口から前記本体内に空気を吸気して前記排気口より排気する送風機と、前記吸気口から前記本体内に吸気された空気を加湿する加湿手段と、前記本体の周囲の照度を検出する照度センサと、前記照度センサからの出力と所定の照度閾値とに基づいて明るい状態である明状態か暗い状態である暗状態かを判定する照度判定手段と、就寝時における運転制御である就寝モードを実行する制御手段と、前記就寝モードが実行されてからの時間を計時する第一計時手段と、前記就寝モードの実行中に前記照度判定手段による判定が暗状態から明状態に移行した場合に当該移行から次回前記照度判定手段が暗状態と判定するまでの時間を計時する第二計時手段を備え、前記制御手段は、前記就寝モードの開始後に、
前記送風機の回転数を所定の低回転数以下に抑制する静音モードに移行し前記第一計時手段の計時した時間が所定の寝入り時間を越えた場合に前記静音モードを解除し、前記就寝モードの実行中に前記第二計時手段により計時した時間が所定の時間以上である場合には前記静音モードで動作中であるか否かを判定し、静音モードで動作中である場合には前記第一計時手段の計時をリセットして再計時を開始し、静音モードで動作中では無い場合には前期第一計時手段の計時を再度開始し前記静音モードに移行する。
これにより、就寝モードを適用するシーンを拡大した使用勝手の良い加湿装置を提供することができる。例えば、二人以上の人が別々の時間に就寝しても、二人目以降の人にも就寝モードが適用される。
また、一旦就寝後、夜中に例えば用を足して再度就寝した場合にも、就寝モードが機能し、通常運転による送風機の音が就寝の妨げになるということを防止できる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態に係る加湿装置1の構成について図1を用いて説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る加湿装置1は、当該加湿装置1の内部に貯留した水を加湿手段4で吸い上げる。そして送風機5を駆動することによって、加湿手段4に室内の空気を通じて加湿し、再び室内に供給するものである。
加湿装置1は、本体30と、吸気口2と、貯水タンク3と、加湿手段4と、送風機5と、排気口6と、操作・表示パネル7と湿度センサ8と、渇水判定手段9と、照度センサ10とを備える。
本体30は、加湿装置1の外郭筐体であり、当該加湿装置1の内部と外部とを区別する。本体30は、吸気口2と排気口6とを備えている。
吸気口2は、本体30の外、すなわち例えば室内に向かって開口し、当該室外の空気を本体30内に吸い込む開口として機能する。 排気口は、本体30の外に向かって開口し、本体30内に吸い込まれた空気を本体30外に排出するための開口として機能する。
貯水タンク3は、吸気口2から本体30内に吸い込まれた空気を加湿するための水を貯溜し、後述する加湿手段4に水を供給する。また、貯水タンク3は、加湿装置1に出し入れ可能に収容されている。
加湿手段4は、例えば繊維やスポンジ状の素材からなり、内部に無数の孔を備えることで当該内部を空気が通過することができる。そして貯水タンク3から供給された水を吸い上げ、室内の空気を通し、その空気に水分を含ませることによって当該空気の加湿を行う。
送風機5は、吸気口2から室内の空気を本体30内部に吸い込んで、加湿手段4にて加湿後、排気口6を通り再び室内へ排気、すなわち吹き出して循環させるためのものである。
操作・表示パネル7は、本体30の上部に設けられ、加湿装置1の動作の入力を受け付けると共に現在の動作状態等を表示する機能を有するが詳細は後述する。
湿度センサ8は、加湿手段4によって加湿された後の空気に含まれる水分量すなわち湿度を検知する。
渇水判定手段9は、貯水タンク3の下部に水受けとして設けられ、貯水タンク3内の水を加湿手段4に供給するトレーの渇水状態を検知する。
照度センサ10は、本体30の上部の操作・表示パネル7上に設けられ、本体30の周囲の明るさすなわち照度を検出する。
次に、加湿装置1の制御のための回路構成と動作の概略について説明する。なお図2は、本発明の加湿装置1の制御ブロック図である。また図3は、操作・表示パネル7を示す図である。
操作・表示パネル7は、内部にマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)を備えており、当該マイコンが制御手段14として機能する。
制御手段14は、各種センサすなわち湿度センサ8、渇水判定手段9、照度センサ10と接続されており、センサからの信号を受信することができる。また、制御手段14は、操作・表示パネル7に備えられ、使用者からの入力を受け付ける各種ボタンすなわち運転入切スイッチ11、風量切替スイッチ12、就寝モード移行スイッチ13と接続され、これらボタンへの入力を受信する。制御手段14は、警報手段15と接続されており、例えば加湿装置の異常時や各スイッチ操作時に制御手段14が信号を送信することにより、警報手段から音を出力することができる。制御手段14は、送風機制御回路16と接続されており、当該送風機制御回路16への信号を通じて送風機5の回転数等を制御することができる。制御手段14は、表示輝度制御回路17と接続されており、当該表示輝度制御回路17を介して湿度表示LED18、風量表示LED19、20、21、就寝モード表示LED22の表示のON・OFFや電流値を可変して輝度を制御する。
なお、各部の詳細については加湿装置1の制御の説明を通じて適宜説明する。
加湿装置1の操作は、まず操作・表示パネル7に配置された複数のスイッチに対する使用者の操作が制御手段14に伝達されることで加湿装置1の運転ができる。つまり、制御手段14が加湿装置1を統括制御する。
即ち、使用者の運転入切スイッチ11への操作で制御手段14は、加湿装置1の電源の入切を行う。また風量切替スイッチ12への操作で制御手段14は、順に「弱運転」、「中運転」、「強運転」に設定する。また就寝モード移行スイッチ13への操作で制御手段14は、運転を就寝モードに移行する。
さらに、加湿装置1の運転中は各風量に対応した風量表示LED19、20、21が点灯し、就寝モード中は風量表示LED19、20、21の代わりに就寝モード表示LED22が点灯する。また、湿度センサ8の検出値に基づいて制御手段14は、室内の現在湿度を2つの7セグメントLEDから成る湿度表示LED18によって表示する。
次に、加湿装置1の就寝モード時の動作について図4及び図5を用いて説明する。なお図4は、本発明の加湿装置1の就寝モードブロック図である。また図5は、就寝モードのフローチャートである。
使用者が就寝モード移行スイッチ13を押すことで、制御手段14は、就寝モード運転を開始する(ステップS101)。
就寝モード運転に移行すると、第一計時手段23は計時を開始する。つまり第一計時手段23は、就寝モード運転が実行されてからの時間を計時する(ステップS102)。
次に、照度判定手段24は、照度センサ10からの出力を取得し、すなわち室内の照度を検知する。そして照度判定手段24は、照度センサ10からの出力と所定の照度閾値とに基づいて、明るい状態である明状態か暗い状態である暗状態かを判定することにより、室内の明暗状態を判定する。
さらに、制御手段14は、送風機制御回路16を介して送風機5に信号を送ることで送風機5の回転数を下げ、すなわち静音モードへ移行する(ステップS103)。ここで静音モードとは、送風機5の回転数を予め決められた回転数以下に下げることによって、送風により発生する騒音を抑制するモードを言う。静音モードでは、送風機5による送風量が低下するが、騒音を下げることができる。
続いて就寝判定手段25は、第一計時手段23によって計時された時間と予めメモリに記憶された所定の寝入り時間とを比較する。ここで所定の寝入り時間とは、人が睡眠に入ってから深い眠りに達するまでの時間を指し、例えば1時間以上2時間以下の範囲とすることができる。
ここで、就寝判定手段25によって第一計時手段23が所定の寝入り時間以上と判定された場合、使用者が就寝に入ったと判定し静音モードを解除する(ステップS104Yes→S105)。静音モードの解除とは、すなわち送風機5の回転数を就寝モードにする前のモードに戻すことを指し、ここでは例えば湿度に応じて加湿能力を変更する通常モードである。
これにより、所定の寝入り時間以上を経過することにより、使用者がある程度深い眠りにつき、すなわち送風機5が発生する騒音よりも加湿能力を重視した状態に移行する。
なお、本実施の形態1に係る就寝モード運転については、所定の睡眠時間が経過し、あるいは就寝モード運転中に再び就寝モード移行スイッチ13を押すことで、就寝モードを解除することができる(ステップS401)。
また、就寝モード運転中は、ステップS101からS105までのフローとは別に常時照度判定手段24による室内の照度の判定、つまり割り込み処理Aを行っている。割り込み処理Aの処理手順について説明する。
就寝モードでの運転中において室内の照度が暗状態から明状態へ移行したとき、第二計時手段26は再び室内が暗状態に移行するまでの時間を測定する。つまり、第二計時手段26は就寝モード運転中に暗状態から明状態に移行した場合に当該移行からさらに暗状態と判定するまでの時間を測定する。この照度の変化は、使用者が夜中に用を足しに部屋を出るときや別の人が入室するときの扉の開閉及び照明点灯や、カーテンの隙間から漏れる車のライトや電灯の光が原因で起こる。
第二計時手段26による時間の測定が終了すると、割り込み処理Aが開始され、入室判定手段27によって第二計時手段26で計時された時間と予めメモリに記憶された所定の微小時間とを比較する(ステップS201)。ここで所定の微小時間とは、第二計時手段26で測定した時間が、カーテンの隙間から漏れる車のライトや電灯の光などによる短い期間の照度変化なのか、人の入室に伴う扉の開閉や照明点灯によるある程度長い期間の照度変化なのかを判定する閾値を指し、例えば1秒以上20秒以下の範囲とすることができる。
ここで、入室判定手段27によって第二計時手段26が所定の微小時間以上と判定された場合、人の入退室があったと判定し第一計時手段23をリスタートする(ステップS201Yes→S202)。つまり、第一計時手段23の計時をリセットして再計時を開始する。 そして、さらに静音モードで動作中であるかを判定し、静音モードで動作中の場合はそのまま運転を継続する(ステップ203Yes→S104)。また、静音モードで動作中では無い場合には静音モードに移行する(ステップ203No→S103)。
なお、入室判定手段27によって第二計時手段26が所定の微小時間より小さいと判定された場合、人の入退室がなかったと判定し、割り込み処理Aを終了する(ステップS201No)。
なお、割り込み処理Aは、第二計時手段の測定が終了する度に処理するものとする。
これにより、使用者が夜中に起きて再び寝るときや別の人が入室したときも、再び就寝モードを適用することができ、より快適な就寝を行うことができる。
次に、就寝運転モードの詳細な動作例を図6に示す。
図6の動作例では、以下のような状況を想定している。
まず、使用者が就寝モードを開始する(ステップA)。
次に、使用者が就寝に入るために室内の照明を消す(ステップB)。
その後、夜中に用を足すため使用者が部屋の扉を開ける(ステップC)。
次に、使用者が用を足し終わり部屋に戻り、部屋の扉を閉める(ステップD)。
その後、風によりカーテンが動き、隙間から短い期間光が差し込む(ステップE、F)。
その後、別の人が入室するために部屋の扉を開ける(ステップH)。
次に、別の人が部屋の扉を閉める(ステップI)。
上記のような状況の各ステップにおいて、照度判定手段24と第一計時手段23及び第二計時手段26がどのような動作をするのかを以下に示す。
就寝運転モード開始後、第一計時手段23の測定を開始し、静音モード運転を開始する(ステップA)。
次に使用者が室内照明を消すことで、照度判定手段24により暗状態と判定される(ステップB)。 その後使用者が用を足すため部屋の扉が開けられ暗状態から明状態へ移行し、第二計時手段26の計時を開始する(ステップC)。 次に使用者が部屋に戻り部屋の扉が閉められ、明状態から暗状態へ移行し第二計時手段26の測定を終了し、入室判定手段27によって第二計時手段26が所定の微小時間以上だと判定され、第一計時手段23をリスタートする(ステップD)。
その後カーテンの隙間から差し込む光による微妙な照度の変化により暗状態から明状態へ移行し、第二計時手段26の測定を開始する(ステップE)。
次に再び暗状態へ移行し第二計時手段26の測定を終了し、入室判定手段27によって第二計時手段26が所定の微小時間より小さいと判定され、第一計時手段23はそのまま計時を継続する(ステップF)。
その後、第一計時手段23が所定の寝入り時間経過し、第一計時手段23の計時を終了し静音モード運転を解除する(ステップG)。
その後別の人が入室するために部屋の扉が開けられ暗状態から明状態へ移行し、第二計時手段26の測定を開始する(ステップH)。
次に別の人によって部屋の扉が閉められ、明状態から暗状態へ移行し第二計時手段26の測定を終了し、入室判定手段27によって第二計時手段26が所定の微小時間以上だと判定され、第一計時手段23をリスタートし静音モード運転を開始する(ステップI)。
以上のように、本実施の形態による加湿装置によれば、使用者が就寝モードで就寝に入り、その後途中で使用者が一時的に起床し就寝するときや、別の人が入室し就寝するときでも、再度就寝モードを適用することができるため、快適な就寝をすることができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態に係る就寝モードの動作について図7にて説明する。ただし、実施の形態1と同様のフローチャートのステップについては説明を省略する。
実施の形態1と同様、就寝モード運転中は、ステップS101からS105までのフローとは別に常時照度判定手段24による室内の照度の判定を行っている。
室内の照度が暗状態から明状態へ移行すると第二計時手段26は、再び室内の照度が暗状態になるまでの時間を測定する。第二計時手段26の測定が終了すると、図7にて示した割り込み処理A´を開始する。
割り込み処理A´では、入室判定手段27によって第二計時手段26で計時された時間が所定の微小時間以上かそうでないかの判定に加え、第二計時手段26で計時された時間が所定の時間以上かそうでないかの判定を行う。
ここで所定の時間とは、第二計時手段26で計時した時間が、使用者が就寝から目覚めたか、または朝になったかどうかを判定する閾値を指す。つまり、使用者が就寝から目覚め照明をつけたときや、朝になり外が明るくなったときが該当し、照度判定手段24は非常に長い期間明状態を継続することになる。第二計時手段26が、その長い期間であるかを判定する閾値が所定の時間であり、例えば1分以上10分以下の範囲とすることができる。つまり所定の微小時間より長い時間である。
以下、割り込み処理A´の流れについて説明する。
第二計時手段26による時間の測定が終了すると、割り込み処理A´が開始され、入室判定手段27によって第二計時手段26で計時された時間と予めメモリに記憶された所定の微小時間とを比較する(ステップS201)。
ここで、入室判定手段27によって第二計時手段26が所定の微小時間以上と判定された場合、さらに第二計時手段26が所定の時間以上かどうかを判定する(ステップS201Yes→S201´)。
第二計時手段26が所定の時間以上だった場合、使用者が起床して照明をつけたか、朝になったと判定して就寝モード運転を解除する(ステップ201´Yes→S401)。
また、第二計時手段26が所定の時間より小さい場合は、人の入退室があったと判定し第一計時手段23のリスタートを行う(ステップS201´No→S202)。
また、第二計時手段26が所定の微小時間より小さいと判定された場合、人の入退室がなかったと判定し、割り込み処理A´を終了する。
以降の処理は、実施の形態1の割り込み処理AのステップS202からS203の内容と同様である。
なお、割り込み処理A´は、第二計時手段26の測定が終了する度に処理するものとする。
以上のように、本実施の形態による加湿装置によれば、使用者が起床したり、朝になったときなど、使用者が活動を開始するタイミングで就寝モードを解除することができるため、起床後もすぐに室内を快適な状態にすることができる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態に係る就寝モードの動作について図8及び図9を用いて説明する。なお図8は、本発明の加湿装置1の就寝モードブロック図である。また図9は、就寝モードのフローチャートである。
なお、図9において、実施の形態1と同様のフローチャートのステップについては説明を省略し、ステップS102´及び割り込み処理Bのフローのみ説明する。
就寝運転モード移行後、累積計時手段28の測定を開始する(ステップS102´)。つまり、累積計時手段28は、就寝モードが実行されてからの累積時間を計時する。
ここで、累積経過判定手段29は、就寝モード運転を開始した時刻である例えば夜中から朝になるまでの時間を判定するものであり、例えば6時間以上8時間以下とすることができる。つまり、使用者が就寝に入ってから起床するまでの時間が経過すると、自動的に就寝モードを解除する。
累積計時手段28の計時開始後、割り込み処理Bが開始される。この処理は累積経過判定手段29によって累積経過時間の判定(ステップS301)を行うもので、ステップS101からS105までのフローとは別に常時行われる。
累積経過判定手段29によって累積計時手段28が所定の睡眠時間以上と判定された場合、就寝に入ってから朝になったと判定し、就寝モード運転を解除する(ステップS301Yes→S401)。
以上のように、本実施の形態による加湿装置によれば、時間によって就寝運転モードを解除するため、使用者が自ら就寝運転モードを解除する必要がなくなり、使い勝手の良い加湿装置を提供することができる。
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態について説明する。本発明の加湿装置1には磁気センサやリードSWなどから構成される渇水判定手段9と、貯水タンク3と、異常時やスイッチ操作時等に使用者に音で知らせる警報手段15を備えている。
貯水タンクの水が空になり渇水判定手段9が渇水状態と判定した場合、制御手段14は、就寝モードで動作中か否かを判定する。
ここで、就寝モード動作中の場合には、制御手段14は、警報手段15に警報音を鳴らす旨の信号を送信せず、待機する。そして、制御手段14は、就寝モードが解除された後、警報音を鳴らす旨の信号を送信する。
また、就寝モードで動作中でない場合には、制御手段14は、必要に応じて警報手段15に警報音を鳴らす旨の信号を送信するように制御する。
以上のように、本実施の形態による加湿装置によれば、就寝中にタンクの水がなくなった場合でも、警報音によって就寝を阻害されず、使用者が快適な就寝をすることができる。
本発明にかかる加湿装置は、一般家庭用の加湿装置に利用できる。
1 加湿装置
2 吸気口
3 貯水タンク
4 加湿手段
5 送風機
6 排気口
7 操作・表示パネル
8 湿度センサ
9 渇水判定手段
10 照度センサ
11 運転入切スイッチ
12 風量切替スイッチ
13 就寝モード移行スイッチ
14 制御手段
15 警報手段
16 送風機制御回路
17 表示輝度制御回路
18 湿度表示LED
19 風量表示LED(弱)
20 風量表示LED(中)
21 風量表示LED(強)
22 就寝モード表示LED
23 第一計時手段
24 照度判定手段
25 就寝判定手段
26 第二計時手段
27 入室判定手段
28 累積計時手段
29 累積経過判定手段
30 本体

Claims (4)

  1. 吸気口と排気口とを有する本体と、
    前記吸気口から前記本体内に空気を吸気して前記排気口より排気する送風機と、
    前記吸気口から前記本体内に吸気された空気を加湿する加湿手段と、
    前記本体の周囲の照度を検出する照度センサと、
    前記照度センサからの出力と所定の照度閾値とに基づいて明るい状態である明状態か暗い状態である暗状態かを判定する照度判定手段と、
    就寝時における運転制御である就寝モードを実行する制御手段と、
    前記就寝モードが実行されてからの時間を計時する第一計時手段と、
    前記就寝モードの実行中に前記照度判定手段による判定が暗状態から明状態に移行した場合に当該移行から次回前記照度判定手段が暗状態と判定するまでの時間を計時する第二計時手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記就寝モードの開始後に、
    前記送風機の回転数を所定の低回転数以下に抑制する静音モードに移行し、
    前記第一計時手段の計時した時間が所定の寝入り時間を越えた場合に前記静音モードを解除し、
    前記就寝モードの実行中に前記第二計時手段により計時した時間が所定の微小時間以上である場合には前期第一計時手段の計時をリセットして再計時を開始後、前記静音モードで動作中であるか否かを判定し、
    静音モードで動作中の場合はそのまま運転を継続し、
    静音モードで動作中では無い場合には前記静音モードに移行する加湿装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記就寝モード中に前記第二計時手段により計時した時間が前記所定の微小時間以上かつ所定の時間より小さい場合には前記第一計時手段の計時をリセットして再計時を開始後、前記静音モードで動作中であるか否かを判定し、
    静音モードで動作中の場合はそのまま運転を継続し、
    静音モードで動作中では無い場合には前記静音モードに移行し、
    前記第二計時手段により計時した時間が前記所定の時間以上である場合には前記就寝モードを解除する請求項1記載の加湿装置。
  3. さらに前記就寝モードが実行されてからの累積時間を計時する累積時間計時手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記累積時間計時手段による累積時間が所定の睡眠時間を越えた場合に前記就寝モードを解除する請求項1または2に記載の加湿装置。
  4. さらに前記加湿手段が備える貯水タンクと、
    前記貯水タンクの渇水を判定する渇水判定手段と、
    前記制御手段からの信号に基づいて警報音を発する警報手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記渇水判定手段によって渇水と判定された場合、
    さらに就寝モードで動作中か否かを判定し、
    就寝モードで動作中の場合には前記警報手段に警報音を鳴らす旨の信号を送信しない請求項1から3のいずれかに記載の加湿装置。
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