JP2017053588A - 空気調和機及びその室内機 - Google Patents

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一浩 土橋
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Abstract

【課題】空気調和機の室内機において熱交換器が途切れたスペースに流れ込む空気を抑制し、空気調和機の消費電力を低減する。
【解決手段】筐体と、筐体の内部に配置された遠心ファンと、遠心ファンを取り囲むように配置された熱交換器と、を有し、熱交換器は、遠心ファンの回転方向に途切れた領域を有する、空気調和機の室内機であって、遠心ファンの回転方向における熱交換器の終端部には、整流板が設けられ、整流板は、熱交換器の高さ方向に延在した構成であって遠心ファンと熱交換器との間に生じる気流を遮る第1の面と、第1の面から気流とは反対方向に突出した第2の面と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機及びその室内機に関する。
本技術分野の公知技術として、特許第3581926号(特許文献1)がある。特許文献1には、天井に設置する空気調和機(室内ユニット)であって、ケーシングの内部に配置された遠心送風機と、遠心送風機を囲むように配置された熱交換器と、を備え、熱交換器の一部に離間部を有し、離間部とこれに対向する遠心送風機の外周部とに挟まれた領域に流路を区分する整流部材を設けたものが開示されている。
特許第3581926号公報
室内機に内蔵された熱交換器には、空気と熱交換するための冷媒が流れている。室外機から室内機に流入した冷媒は、室内機に内蔵された熱交換器へ流れ込み、遠心ファンから送風された空気と熱交換した後、再度、室外機へ向かって室内機から流出する。これらは、圧縮機を駆動源として行われる。このように、冷媒は、圧縮機に接続された配管内を循環することにより、空調機のヒートポンプ機能を担っている。
室内機には、室外機から伸びている配管を室内機に内蔵された熱交換器と接続するために必要な接続配管や複数ある伝熱管に冷媒を分配するための分配器が、熱交換器と共に同一筐体内部に設置されている。熱交換器は、周方向の途中で途切れており、その途切れたスペースに分配器や接続配管が設置されている。このようなスペース周辺では、圧力が上昇することで、遠心ファンから吹出される空気の流れの回転対称性を損ない、遠心ファンの所定の運転特性が得られなくしてしまうため、騒音発生の原因になる。
特許文献1においては、熱交換器が途切れたスペース(離間部)の一部に整流部材を設け、スペース付近の圧力分布を均一化することにより、騒音を抑制している。
しかし、熱交換器が途切れた箇所では、空気との熱交換は行われず、また、途切れた箇所に空気が流れ込むことで、分配器や接続配管が圧力損失となるため、エネルギーの損失となり、消費電力の増加に繋がる。このような状況から、整流部材を取り付け、圧力分布を均一化しただけでは、消費電力の低減を達成するためには不十分であった。
そこで、本発明は、空気調和機の室内機において熱交換器が途切れたスペースに流れ込む空気を抑制し、空気調和機の消費電力を低減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、筐体と、筐体の内部に配置された遠心ファンと、遠心ファンを取り囲むように配置された熱交換器と、を有し、熱交換器は、遠心ファンの回転方向に途切れた領域を有する、空気調和機の室内機であって、遠心ファンの回転方向における熱交換器の終端部には、整流板が設けられ、整流板は、熱交換器の高さ方向に延在した構成であって遠心ファンと熱交換器との間に生じる気流を遮る第1の面と、第1の面から気流とは反対方向に突出した第2の面と、を有する。
本発明によれば、空気調和機の室内機において熱交換器が途切れたスペースに流れ込む空気を抑制し、空気調和機の消費電力を低減することが可能となる。
本発明のその他の課題、構成、作用、効果については、以下の実施例において詳細に説明する。
空気調和機の室内機を示す斜視図である。 図1の部分拡大図である。 実施例1の空気調和機の室内機の内部を示す部分構成図である。 実施例2の空気調和機の室内機の内部を示す部分斜視図である。 図4のB−B断面図である。 実施例3の空気調和機の室内機の内部を示す部分構成図である。 実施例4の空気調和機の室内機の内部を示す部分斜視図である。 実施例5の空気調和機の室内機の内部を示す部分斜視図である。 実施例6の空気調和機の室内機の内部を示す部分斜視図である。 図7のC−C断面図であり、実施例7の空気調和機の室内機の内部を示す図ある。 実施例8の空気調和機の室内機の内部を示す部分斜視図である。 実施例9の空気調和機の室内機の内部を示す部分斜視図である。 本発明を適用していない、仕切板を取り付けた場合の空気調和機の室内機の内部を示す部分斜視図である。 実施例10の空気調和機の室内機の内部を示す部分構成図である。 実施例11の空気調和機の室内機の内部を示す部分斜視図である。
図1は、一般的な空気調和機の室内機の外観を示す斜視図である。
図1の室内機は、図示しない室外機と冷媒配管を介して接続され、空気調和機を構成する。室外機には圧縮機が内蔵されており、この圧縮機により冷媒が圧縮され、冷媒配管内を循環することにより、冷凍サイクルが形成される。
室内機は、天井内に配置される筐体1と、筐体1の室内側に取り付けられるパネル2と、を備えている。パネル2には、空気を取り入れるグリル3と、グリル3から吸い込まれた空気を室内に吹出すための吹出し口4が4箇所設けられている。吹出し口4にはそれぞれ、ルーバー5が取り付けられており、これで空気の吹出し方向を調整する。
図2は、図1の部分拡大図であり、室内機から、パネル2と、冷房時に熱交換器に結露した水を溜めるための図示しないドレンパンと、を取り外した状態を示したものである。
図2に示すように、室内機の筐体1の内部には、室内機の中央部に配置された空気を周方向に吐き出す遠心ファン7と、遠心ファン7の送風方向に遠心ファン7を取り囲むように配置された熱交換器6と、が設置されている。熱交換器6は、遠心ファン7からの空気と冷媒との熱交換を行う。
筐体1の内部には、熱交換器6が周方向(遠心ファン7の回転方向)に途切れた領域であるスペースAが設けてあり、このスペースAに分配器9や接続配管8が設置してある。接続配管8は、室外機から伸びた図示しない配管と、室内機の熱交換器6と、を接続する。分配器9は、複数ある伝熱管に冷媒を分配する。室外機から送られた冷媒は、分配器9及び接続配管8を介して熱交換器6に供給され、空気との熱交換をする。
図2に示すように、遠心ファン7の回転により発生した気流50は、熱交換器6にすべて流入せず、スペースAに流れ込む。スペースAには、接続配管8や分配器9が配置されており、それらが圧力損失となり、スペースAに流れ込んだ空気のエネルギーは損失となるため、消費電力が増加してしまう。
以下、本発明の実施例について説明する。後述の実施例に示す室内機及びこれを含む空気調和機も、図1及び2の基本構成は同様である。そのため、後述の実施例においては、主として、室内機の特徴部分について説明する。
図3は、実施例1の室内機の内部の構成、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。
図3に示すように、実施例1では、熱交換器6の遠心ファン7の回転方向終端部に、遠心ファン7から送風された空気を熱交換器6へ流入するよう促すための整流板20を設けている。整流板20(第1の面)には、遠心ファン7の送風方向に向かって突出し、熱交換器6の高さ方向に延在した第2の面21が取り付けられている。言い換えると、整流板20及び第2の面21は、室内機のパネルの側から見ると、直交し、L字形状となっている。第2の面21は、熱交換器6の内周面(遠心ファン7に対向する面)と対向し、熱交換器6の高さ方向に延在した形状である。
遠心ファン7から送風された気流51は、整流板20に衝突すると、第2の面21によって、スペースAに流れ込むのを防ぐとともに熱交換器6への空気の流入を促す。これによって、スペースAに空気が流れ込むことで損失となっていたエネルギーを無駄にせず、また、熱交換器6への流入が促進されることで熱交換量が増加するため、消費電力を削減することが可能となる。
図4は、実施例2の室内機の内部の構成を示す斜視図である。図3に示す第2の面21の高さは、実施例1と同様の効果が得られるのであれば、必ずしも整流板20の高さと同一である必要は無い。第2の面22の高さは、少なくとも遠心ファン7の吐出し口71の高さの半分以上あり、第2の面22の取付け位置が、少なくとも第2の面22の一部が遠心ファン7の吐出し口71と同じ高さにあれば、実施例1と同様の効果が得られる。また、第2の面22の高さを遠心ファン7の吐出し口71の高さHと同一とし、第2の面22の取付け位置を遠心ファン7の吐出し口71と同一とすることが望ましい。さらに、第2の面22の高さを遠心ファン7の吐出し口71の高さHより大きくし、吹出し口71の高さ方向全域を覆うように第2の面22を配置しても良い。
図5は、図4のB−B断面図である。
図5においては、第2の面22の高さを遠心ファン7の吐出し口71の高さHと同一とし、第2の面22の取り付け位置を遠心ファン7の吐出し口71と同一としている。これにより、実施例1と同様の効果が得られる。また、第2の面22の面積は、実施例1(図3)の第2の面21の面積より小さいため、材料費を削減できる。
図6は、実施例3の室内機の内部の構成を示した図である。
整流板20と第2の面23とが成す角度を遠心ファン7から送風された気流52に合わせることで、気流52をより効果的に整流することができる。これは、実施例1または実施例2に適用しても同様の効果を得ることができる。また、気流52の角度が熱交換器6の高さ方向で変化する場合、整流板20と第2の面23とが成す角度も熱交換器6の高さ方向で変化させることで、気流52をより効果的に整流することができる。
図7は、実施例4の室内機の内部の構成、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。
本実施例は、整流板20の下端部に第2の面24を設けたものである。第2の面24は、熱交換器の厚さ方向に延在した形状である。
第2の面24は、遠心ファン7から送風された気流53が整流板20に衝突し、その方向が下方に曲げられ、整流板20を乗り越えてスペースAに流れ込むことを抑制する。本図においては、整流板20と第2の面24とは直交している。気流53は、第2の面24によって熱交換器6へ流入するよう促されるため、熱交換量が増加し、消費電力を削減することができる。
なお、図7では、第2の面24を平面として示しているが、これが曲面であっても構わない。また、整流板20と第2の面24とが滑らかに接続されていてもよい。また、整流板20と第2の面24とは直交していなくてもよく、これらがなす角は、鋭角であっても鈍角であってもよい。
図8は、実施例5の室内機の内部の構成、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。
図8においては、実施例4(図7)に示す第2の面24を、整流板20の高さ方向に複数取り付けたものである。これにより、第2の面24が1枚の時よりも、気流54を熱交換器6の高さ方向に分散することができる。この効果により、熱交換器6を通過する空気の流速分布を均一にすることができ、空気と冷媒との熱交換効率が向上し、消費電力を削減することができる。
なお、図8では、2枚目の第2の面24を整流板20の高さ方向の中央部に取り付けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、整流板20の高さ方向の下部又は上部に取り付けてもよい。また、第2の面24を3枚以上取り付けても構わない。その場合には、第2の面24の間隔が均等ではなくてもよい。さらに、実施例4と同様に、第2の面24が曲面であっても構わないし、整流板20と第2の面24とは直交していなくてもよく、これらがなす角は、鋭角であっても鈍角であってもよい。
図9は、実施例6の室内機の内部の構成、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。
実施例5(図8)に示すように、第2の面24を整流板20の高さ方向に複数取り付けたとき、第2の面24の幅は、全て整流板20の幅と同一である必要は無い。
図9に示す第2の面25は、整流板20の高さ方向の中央部に取り付けたものであり、整流板20の下端部に取り付けた第2の面24よりも幅を小さくしてある。第2の面24を3枚以上取り付けた場合に、それらのうち1枚だけ第2の面25のように小さくしてもよい。
同様に、第2の面24の幅を整流板20の幅よりも大きくしても構わない。こうすることで、気流55を熱交換器6の高さ方向に更に効果的に分散することができ、熱交換器6を通過する空気の流速分布を均一にすることができる。
図10は、図7のC−C断面図である。
本実施例は、実施例4〜6に示す第2の面24の位置を限定したものである。すなわち、図10に示す第2の面26は、遠心ファン7の吐出し口71の下端部よりも下方に配置してある。これにより、そうしない場合(遠心ファン7の吐出し口71の下端部よりも上方に第2の面26を配置した場合)と比べて、遠心ファン7から送風された気流56がスペースAに流れ込む量を減らすことができる。
なお、実施例5または実施例6に記載したように、第2の面を複数取り付けた場合、少なくとも1枚が吐出し口71よりも下方に設置されていれば良い。
図11は、実施例8の室内機の内部の構成、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。
図11においては、第2の面27は、整流板20に、熱交換器6側から筐体1の天板に向かって高くなるように傾斜させて取り付けてある。これにより、整流板20の側面からスペースAに流れ込む、遠心ファン7から送風された気流57を、傾斜させない場合と比べて減らすことができ、熱交換器6への流入量を増やすことができる。また、整流板20の側面からスペースAに流れ込む気流を減らせるため、損失低減につながり、消費電力の削減が可能となる。
図12は、実施例9の室内機の内部の構成、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。
図12においては、第2の面28は、整流板20に、遠心ファン7の回転方向における熱交換器6の終端部から筐体1の天板に向かって高くなるように傾斜させて取り付けてある。これにより、整流板20の下面からスペースAに流れ込む、遠心ファン7から送風された気流58を、傾斜させない場合と比べて減らすことができる。また、整流板20と第2の面28とを、一つの部材を折り曲げることで構成すると、容易に実現可能であり、部材点数を削減できる。これによって、加工費及び材料費を削減できる。
図13は、本発明を適用していない例を示したものであり、仕切板を取り付けた場合の空気調和機の室内機の内部、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。この例は、本発明を適用していないため、次に述べるような問題点を有する。
図13に示すように、スペースAに流れ込む気流を減少させる方法として、整流板20と共に、仕切板40を取り付ける方法がある。仕切板40は、整流板20と、熱交換器6の遠心ファン7の回転方向始端部と、を接続し、スペースAを覆うような形状となっている。しかしながら、このような仕切板40を取り付けた際、遠心ファン7から送風された気流59が整流板20に衝突すると、整流板20の下部に向かってスペースAに流れ込む気流と、仕切板40に沿って、熱交換器6の遠心ファン7の回転方向始端部付近に流れ込む気流が生じる。スペースAに気流が流れ込むと、スペースA内に設置された接続配管8や分配器9が圧力損失となり、気流のエネルギーが損失となる。
一方、仕切板40に沿って熱交換器6に流入する気流は、仕切板40付近で遠心ファン7から送風された気流60と合流し、熱交換器6に流入する。そのため、熱交換器6の遠心ファン7の回転方向始端部付近の空気の流入量は、熱交換器6の他の流入箇所よりも多くなる。熱交換器6の流入量は、圧力損失及び熱交換効率の観点から見ると、流入位置にかかわらず均一であることが望ましい。このことから、仕切板40を取り付けただけでは、整流板20の側面からスペースAへ流れ込む気流を減らすことはできるが、熱交換器6の流入量が不均一となってしまい、空調機の消費電力は増加してしまう。
図14は、実施例10の室内機の内部の構成、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。
図14においては、整流板20(第1の面)と仕切板40との間(整流板20の端部)に第2の面29を取り付けてある。言い換えると、整流板20(第1の面)は、仕切板40の一部として構成されている。これにより、遠心ファン7から送風された気流61が整流板20に衝突したとき、第2の面29によって仕切板40を沿う気流を減らし、熱交換器6への流入を促す。これによって、気流60の流量を減らすことができ、熱交換器6の遠心ファン7の回転方向始端部付近の空気の流入量も減らすことができる。よって、熱交換器6の流入量が均一に近づく。第2の面29の形状を、実施例1〜3に記載の形状としても同様の効果が得られる。
図15は、実施例11の室内機の内部の構成、及び遠心ファンから送風された空気の流れ場を示した図である。
図15においては、整流板20の下端部に第2の面30が取り付けてある。これにより、遠心ファン7から送風された気流62が整流板20に衝突し、仕切板40の有無にかかわらず、気流方向を下方に曲げられ、整流板20の下部を乗り越えてスペースAに流れ込んでしまうことを抑制することができる。そして、熱交換器6への流入を促進させることができ、スペースAに流れ込む流量を減らせるため、消費電力を削減することができる。第2の面30の形状は、実施例4〜10に記載の形状としても同様の効果が得られる。
以上の実施例では、接続配管および分配器が設置されたスペースを有する熱交換器とファンを備えた室内機を対象として説明したが、ファンと熱交換器とが配置され、周方向に途切れたスペースを有する熱交換器であって、そのスペース内部に接続配管および分配器が設置されていなくても、スペース内部での流れの乱れによるエネルギー損失が生じているような構造となっている室内機であれば、本発明の適用が可能である。
1:筐体、2:パネル、3:グリル、4:吹出し口、5:ルーバー、6:熱交換器、7:遠心ファン、8:接続配管、9:分配器、20:整流板、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30:第2の面、40:仕切板、71:遠心ファンの吐出し口。

Claims (12)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に配置された遠心ファンと、
    前記遠心ファンを取り囲むように配置された熱交換器と、を有し、
    前記熱交換器は、前記遠心ファンの回転方向に途切れた領域を有する、空気調和機の室内機であって、
    前記遠心ファンの回転方向における前記熱交換器の終端部には、整流板が設けられ、
    前記整流板は、前記熱交換器の高さ方向に延在した構成であって前記遠心ファンと前記熱交換器との間に生じる気流を遮る第1の面と、前記第1の面から前記気流とは反対方向に突出した第2の面と、を有する、空気調和機の室内機。
  2. 前記第2の面は、前記熱交換器の内周面と対向し、前記熱交換器の高さ方向に延在した形状である、請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記第2の面の高さは、少なくとも前記遠心ファンの吐出し口の高さの半分以上であり、
    前記第2の面の取り付け位置は、少なくとも前記第2の面の一部が前記遠心ファンの吐出し口と同じ位置である、請求項2記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記整流板と前記第2の面とが成す角度は、前記遠心ファンからの送風角度と略同一となる、請求項2又は3に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記第2の面は、前記熱交換器の厚さ方向に延在した形状である、請求項1記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記第2の面は、前記熱交換器の高さ方向に複数設けられている、請求項5記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記第2の面は、前記遠心ファンの吐出し口の高さ方向の中央部よりも下方に配置されている、請求項5又は6に記載の空気調和機の室内機。
  8. 前記第2の面は、前記熱交換器の側から前記筐体の天板に向かって傾斜した構成を有する、請求項5〜7のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  9. 前記第2の面は、前記遠心ファンの回転方向における前記熱交換器の終端部から前記筐体の天板に向かって傾斜した構成を有する、請求項5〜8のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  10. 前記遠心ファンの回転方向における前記熱交換器の始端部と前記熱交換器の終端部との間を覆う仕切板を備え、
    前記第1の面は、前記仕切板の一部として構成されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  11. 前記整流板と前記第2の面とが滑らかに接続されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機と、圧縮機を含む室外機と、前記室内機と前記室外機とを接続する冷媒配管と、を備えた、空気調和機。
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