JP2017053199A - 水門の構造 - Google Patents

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良三 太田
Ryozo Ota
良三 太田
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Abstract

【課題】平時は小型の舟の通行を可能にし、津波等の異常増水には電力その他の動力源を使用せずに自動的に河川等を閉鎖する水門を提供する。【解決手段】水門の外枠の主柱5に上部軸受16を取付けて、この軸受により開き扉8の主軸15を吊下げる。津波等が押寄せた時、扉固定装置の浮体が浮上がり、そして浮体支持棒も浮上がり、これに取付けた突起が扉の固定用掛金より離脱することにより、扉の拘束が解かれるので上記の回転力が復活し、又扉に津波の力も加わって、扉8は自動的に閉鎖の方向に回転し、その扉の先端腕13は副柱6の戸当り7に当って停止する、この作動により引上げ用シリンダー11のピストン下の油を逃して、ピストンと共に扉の下端部を河底3の敷居4の上まで降下させて閉鎖する水門の構造。【選択図】図5

Description

津波等による増水を自動的に防御する開き扉の水門の構造。
低い堤防により護られた河川に津波等による増水が押寄せたとき、これを防ぐため新たに津波対策用の高い防潮堤が必要となる、そしてここには平時には船の通行を許し、増水時には即時に閉鎖できる水門の併設が必要である。
平時は小型の船の通行を可能にし、津波等の異常増水には電力その他の動力源を使用せずに、この増水により自動的に遅滞なく河川等を閉鎖する水門を開発しようとする。
本発明は片開きの扉,及び両開きの扉の水門の構造において、水門の外枠の主柱5に上部軸受16を取付けて、この軸受により開き扉8の主軸15を吊下げ、そして下部軸受22により垂直に保持する、そして扉の下端部10を扉本体より分離して本体に沿うて昇降できるよう取付け、扉が開かれている位置にあるときは、その下端部は河底より数十糎の高さに保持されるよう引上げ用シリンダー11により引上げておく。
主軸の上部軸受を蔓巻ボールねじ17の構造にすることにより、重い扉はその自重によりねじ面に沿うて下降しながら閉じる方向に向って回転しようとする。
上記の回転力を扉固定装置24の浮体支持棒26に取付けた突起27と、扉の固定用掛金23との噛合せによって押留めておき、津波等が押寄せた時、扉固定装置の浮体25が浮上がり、そして浮体支持棒26も浮上がり、これに取付けた突起27が扉の固定用掛金より離脱することにより、扉の拘束が解かれるので上記の回転力が復活し、又扉に津波の力も加わって、扉は自動的に閉鎖の方向に回転し、その扉の先端腕13は副柱6の戸当り7に当って停止する、この作動により戸当り近くに取付けられているストップ弁(14)を押し開き、引上げ用シリンダー11のピストン12下の油を逃して、ピストンと共に扉の下端部を河底3の敷居4の上まで降下させ水門を閉鎖する。
本発明の開き扉の水門によって津波等による河川の増水を自動的に、遅滞なく閉鎖することが可能になる、猶河川に多少の土砂が堆積しているときも閉鎖可能である、又堤防下の車両通用門に設置し、津波の増水を自動的に防ぐことが可能である。
本発明の実施形態の一例として、水門の開扉時の平面図 水門の開扉時の正面図 水門の開扉時の側面図 水門の閉扉時の平面図 図4のA−A断面図 本発明の実施形態の一例として、水門の上部軸受を蔓巻ボールねじの構造にした場合の、開き扉の開扉時の主軸の断面拡大図 同上開き扉の閉扉時の主軸の断面拡大図 同上開き扉の閉扉中に主軸を油圧ジャッキで突上げた時の断面拡大図 同上油圧ジャッキで突上中に開き扉を開扉した時の断面拡大図
本発明は片開きの扉,及び両開きの扉の水門の構造において、水門の外枠の主柱5に上部軸受16を取付けて、この軸受により開き扉8の主軸15を吊下げ、そして下部軸受22により垂直に保持する、そして扉の下端部10を扉本体より分離して本体に沿うて昇降できるよう取付け、扉が開かれている位置にあるときは、その下端部は河底より数十糎の高さに保持されるよう引上げようシリンダー11により引上げておく、これによって河底の土砂に邪魔されずに扉を閉める位置まで回転させることが可能となる。
主軸の上部軸受を蔓巻ボールねじ17の構造にすることにより、重い扉はその自重によりねじ面に沿うて下降しながら閉じる方向に向って回転しようとする。
上記の回転力を扉固定装置24の浮体支持棒26に取付けた突起27と、扉の固定用掛金23との噛合せによって押留めておき、津波等が押寄せた時、扉固定装置の浮体25が浮上がり、そして浮体支持棒26も浮上がり、これに取付けた突起27が扉の固定用掛金より離脱することにより、扉の拘束が解かれるので上記の回転力が復活し、又扉に津波の力も加わって、扉は自動的に閉鎖の方向に回転し、その扉の先端腕13は副柱6の戸当り7に当って停止する、この作動により戸当り近くに取付けられているストップ弁(14)を押し開き、引上げ用シリンダー11のピストン12下の油を逃して、ピストンと共に扉の下端部を河底3の敷居4の上まで降下させ水門を閉鎖する。
最初、扉が開かれているときは、扉の主軸15は図6のように蔓巻ボールねじで引上げられた位置にあって、扉が自重により90度回転して閉じられると、図7のように主軸は少し降下している、次に主軸と扉を図8のように油圧ジャッキ21により最初の位置まで押上げると、蔓巻ボールねじの外輪は浮上がった状態となり、そして扉を開く位置まで90度回転を戻すと、外輪は降下して図9の状態になる。
扉及び主軸は油圧ジャッキ21の先端に支えられた状態で、開く位置まで戻すために軽い力で戻すことが出来る、そして油圧ジャッキを引下げると主軸は図6の状態に戻る。
1・・・防潮堤 2・・・河面
3・・・河底 4・・・水門の敷居
5・・・水門の主柱 6・・・水門の副柱
7・・・副柱の戸当り 8・・・開き扉
9・・・扉本体 10・・・扉の下端部
11・・・引上げ用シリンダー 12・・・引上げ用シリンダーのピストン
13・・・扉の先端腕 14・・・ストップ弁
15・・・扉の主軸 16・・・主軸の上部軸受
17・・・蔓巻ボールねじ 18・・・蔓巻ボールねじの外輪
19・・・蔓巻ボールねじの内輪 20・・・主軸底面のセンター孔
21・・・油圧ジャッキ 22・・・主軸の下部軸受
23・・・扉の固定用掛金 24・・・扉の固定装置
25・・・扉固定装置の浮体 26・・・浮体支持棒
27・・・浮体支持棒の突起 28・・・浮体支持棒の支点
29・・・舟

Claims (1)

  1. 片開きの扉,及び両開きの扉の水門の構造において、水門の外枠の主柱(5)に上部軸受(16)を取付けて、この軸受により開き扉(8)の主軸(15)を吊下げ、そして下部軸受(22)により垂直に保持する、そして扉の下端部(10)を扉本体より分離して本体に沿うて昇降できるよう取付け、扉が開かれている位置にあるときは、その下端部は河底より数十糎の高さに保持されるよう引上げ用シリンダー(11)により引上げておく、主軸の上部軸受を蔓巻ボールねじ(17)の構造にすることにより、重い扉はその自重によりねじ面に沿うて下降しながら閉じる方向に向って回転しようとする、この回転力を扉固定装置(24)の浮体支持棒(26)に取付けた突起(27)と、扉の固定用掛金(23)との噛合せによって押留めておき、津波等が押寄せた時、扉固定装置の浮体(25)が浮上がり、そして浮体支持棒(26)も浮上がり、これに取付けた突起(27)が扉の固定用掛金より離脱することにより、扉の拘束が解かれるので上記の回転力が復活し、又扉に津波の力も加わって、扉は自動的に閉鎖の方向に回転し、その扉の先端腕(13)は副柱(6)の戸当り(7)に当って停止する、この作動により戸当り近くに取付けられているストップ弁(14)を押し開き、引上げ用シリンダー(11)のピストン(12)下の油を逃して、ピストンと共に扉の下端部を河底(3)の敷居(4)の上まで降下させて閉鎖し、津波等による増水を自動的に防御する開き扉の水門の構造
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109371929A (zh) * 2018-11-30 2019-02-22 中国电建集团成都勘测设计研究院有限公司 设置有泄洪通道***的水工挡水建筑物

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