JP2017052875A - 蛍光体 - Google Patents
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Abstract
【課題】より広範囲の近赤外領域に発光を示す蛍光体を提供する。
【解決手段】本発明の蛍光体は、3価をとる遷移金属元素及び希土類元素のうちの少なくとも一方であるドープ元素Mが亜鉛チタン複合酸化物にドープされたMドープ亜鉛チタン複合酸化物、を備えている。この蛍光体では、チタンの含有量をAモル、前記ドープ元素Mの含有量をBモルとしたときに、R=B×100/(A+B)で表される前記ドープ元素Mのドープ量R(モル%)が、0.1モル%以上5モル%以下の範囲内であることが好ましい。
【選択図】なし
【解決手段】本発明の蛍光体は、3価をとる遷移金属元素及び希土類元素のうちの少なくとも一方であるドープ元素Mが亜鉛チタン複合酸化物にドープされたMドープ亜鉛チタン複合酸化物、を備えている。この蛍光体では、チタンの含有量をAモル、前記ドープ元素Mの含有量をBモルとしたときに、R=B×100/(A+B)で表される前記ドープ元素Mのドープ量R(モル%)が、0.1モル%以上5モル%以下の範囲内であることが好ましい。
【選択図】なし
Description
本発明は、蛍光体に関する。
従来、この種の蛍光体としては、Zn2TiO4にMn4+をドープしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。この蛍光体では、約250〜500nmの光を照射すると、赤色域の672nmをピークとする非常にシャープな発光スペクトルが得られる。
ところで、特許文献1の蛍光体では、シャープな発光スペクトルが得られるが、蛍光体には、広波長範囲をカバーするブロードな発光スペクトルが得られることが望まれる場合がある。例えば、680〜1000nmを含む幅広い近赤外領域に発光を示す蛍光体が望まれる場合がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、より広範囲の近赤外領域に発光を示す蛍光体を提供することを主目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明者らは、鋭意研究した。そして、亜鉛チタン複合酸化物に、3価をとる遷移金属元素や希土類元素をドープして得られた蛍光体では、より広範囲の近赤外領域に発光を示すことを見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の蛍光体は、
3価をとる遷移金属元素及び希土類元素のうちの少なくとも一方であるドープ元素Mが亜鉛チタン複合酸化物にドープされたMドープ亜鉛チタン複合酸化物、を備えたものである。
3価をとる遷移金属元素及び希土類元素のうちの少なくとも一方であるドープ元素Mが亜鉛チタン複合酸化物にドープされたMドープ亜鉛チタン複合酸化物、を備えたものである。
この蛍光体では、例えば680〜1000nmなどを含む、より広範囲の近赤外領域に発光を示す新規な蛍光体を提供できる。このような効果が得られる理由は、例えば、以下のように推察される。亜鉛チタン複合酸化物において、亜鉛は2価、チタンは4価をとる。ここで、亜鉛チタン複合酸化物に、3価をとるドープ元素Mをドープすると、ドープ元素Mは亜鉛ともチタンとも異なる価数をとるため、ドープ元素MはZnサイト及びTiサイトの両サイトにドープされるようになる。このため、ZnサイトにドープされたM3+イオンによる発光と、TiサイトにドープされたM3+イオンによる発光の両方が現れると考えられる。そして、ZnサイトにドープされたM3+イオンによる発光と、TiサイトにドープされたM3+イオンによる発光の発光ピークが異なるため、幅広い波長範囲に発光を示すと考えられる。
本発明の蛍光体は、3価をとる遷移金属元素及び希土類元素のうちの少なくとも一方であるドープ元素Mが亜鉛チタン複合酸化物にドープされたMドープ亜鉛チタン複合酸化物、を備えている。この蛍光体では、ドープ元素Mの3価イオンが発光中心となる。
亜鉛チタン複合酸化物は、亜鉛及びチタンを含む複合酸化物であればよいが、亜鉛及びチタンからなる複合酸化物であることが好ましい。この亜鉛チタン複合酸化物は、ZnxTiyO4で表されるものとしてもよい。式中、xは1≦x≦2を満たし、yは1≦y≦2を満たす。亜鉛チタン複合酸化物は、例えば、Zn2TiO4としてもよい。
3価をとる遷移金属元素としては、CrやFeなどが挙げられ、Cr及びFeのうちの少なくとも一方であることが好ましい。
希土類元素は、いずれも3価をとるものであり、ScやY、ランタノイド(La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLu)が挙げられ、これらのうちの1種以上としてもよい。このうち、Ybなどが好ましい。
ドープ元素Mのドープ量は、特に限定されるものではないが、チタンの含有量をAモル、ドープ元素Mの含有量をBモルとしたときに、R=B×100/(A+B)で表されるドープ量R(モル%)が、0.1モル%以上5モル%以下の範囲内であることが好ましい。こうした範囲であれば、680〜1000nmを含む幅広い近赤外領域に比較的強い発光を示すものとすることができる。ドープ量Rは、強い発光強度を得る観点からは、0.1モル%以上4モル%以下の範囲内であることが好ましく、0.2モル%以上2モル%以下がより好ましく、0.3モル%以上1モル%以下がさらに好ましい。また、ドープ量Rは、よりブロードな発光スペクトルが得られるようにする観点からは、1モル%以上5モル%以下が好ましく、2モル%以上4モル%以下がより好ましい。
ドープ元素Mは、亜鉛チタン複合酸化物のうち、亜鉛サイトを置換してもよいし、チタンサイトを置換してもよいし、その両方としてもよい。例えば、亜鉛チタン複合酸化物が、上述した、ZnxTiyO4で表されるものである場合、Mドープ亜鉛チタン複合酸化物は、Znx-aTiy-bMa+bO4で表されるものとしてもよい。式中、xは1≦x≦2を満たし、yは1≦y≦2を満たし、aは0≦a≦0.5を満たし、bは0≦b≦0.5を満たす。また、x,y,a及びbは、Mドープ亜鉛チタン複合酸化物が全体として電荷のバランスがとれる値である。なお、本発明において、ZnxTiyO4 やZnx-aTiy-bMa+bO4は、化学量論組成のものに限定されない。例えば、構成元素の一部が、過剰であったり、欠損していたり、他の元素で置換されていてもよい。
Mドープ亜鉛チタン複合酸化物は、逆スピネル型の結晶構造(空間群Fd−3m)を有するものであることが好ましい。酸素4配位と酸素6配位の両サイトを有する構造だからである。
本発明の蛍光体を発光させるのに用いる励起光は、紫外光であることが好ましい。こうした励起光の光源としては、例えば、He−Cdレーザーや、Nd:YAGレーザー、紫外線ランプなどを好適に用いることができる。
本発明の蛍光体は、粉末状で用いてもよいし、樹脂やガラスなどに分散させて任意の形状に成形して用いてもよいし、任意の形状に焼結して用いてもよい。
以上説明した蛍光体では、例えば680〜1000nmを含む、より広範囲の近赤外領域に発光を示すものとすることができる。こうした効果が得られる理由は、以下のように推察される。例えば、亜鉛チタン複合酸化物において、亜鉛は2価、チタンは4価をとる。ここで、こうした亜鉛チタン複合酸化物に、例えば、4価をとるMnをドープした場合には、2価のZnサイトよりも、同じ価数である4価のTiサイトにドープされ易いため、Mnは優先的にTiサイトにドープされる。このため、TiサイトにドープされたMn4+イオンによる発光のみが現れると考えられる。一方、3価をとるドープ元素Mをドープした場合には、ドープ元素Mは亜鉛ともチタンとも異なる価数をとるため、ドープ元素MはZnサイト及びTiサイトの両サイトにドープされるようになる。このため、ZnサイトにドープされたM3+イオンによる発光と、TiサイトにドープされたM3+イオンによる発光の両方が現れると考えられる。そして、ZnサイトにドープされたM3+イオンによる発光と、TiサイトにドープされたM3+イオンによる発光の発光ピークが異なるため、幅広い波長範囲に発光を示すと考えられる。
本発明の蛍光体は、赤色に強い発光を示すことから、白色LED用の赤色蛍光体などに用いることができる。白色LEDは、例えば、本発明の蛍光体(赤色蛍光体)、緑色を発光する蛍光体及び青色を発光する蛍光体とを備えた発光部と、この発光部の蛍光体に励起光を照射する励起光照射部と、を備えたものとすることができる。
また、本発明の蛍光体は、近赤外領域の幅広い範囲に発光を示すため、赤外用波長可変レーザー材料などに用いることができる。波長可変レーザーは、例えば、本発明の蛍光体に励起光を照射する励起光照射部と、本発明の蛍光体を備えた発光部と、回折格子などの波長選択部と組み合わせたものとすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
以下には、本発明の蛍光体を具体的に作製した例について、実験例として説明する。
[蛍光体の合成]
(実験例1)
ZnO、TiO2、Cr2O3の酸化物粉体(いずれも高純度化学研究所製)を、蛍光体の組成がZn2Ti0.998Cr0.002O4-δ(式中、δは電荷補償のための酸素欠損を示す。以下同じ。)(Cr0.2%ドープ)となるように電子天秤にて計量し、メノウ乳鉢を用いて、エタノールを混ぜながら、約1時間手動で混合した。混合したサンプルを大気中で乾燥させた後、大気中で900℃、6時間の熱処理を行い、実験例1の蛍光体を得た。
(実験例1)
ZnO、TiO2、Cr2O3の酸化物粉体(いずれも高純度化学研究所製)を、蛍光体の組成がZn2Ti0.998Cr0.002O4-δ(式中、δは電荷補償のための酸素欠損を示す。以下同じ。)(Cr0.2%ドープ)となるように電子天秤にて計量し、メノウ乳鉢を用いて、エタノールを混ぜながら、約1時間手動で混合した。混合したサンプルを大気中で乾燥させた後、大気中で900℃、6時間の熱処理を行い、実験例1の蛍光体を得た。
(実験例2〜5)
酸化物粉体を、蛍光体の組成がZn2Ti0.995Cr0.005O4-δ(Cr0.5%ドープ)となるように計量して用いた以外は、実験例1と同様に実験例2の蛍光体を得た。酸化物粉体を、蛍光体の組成がZn2Ti0.98Cr0.02O4-δ(Cr2%ドープ)となるように計量して用いた以外は、実験例1と同様に実験例3の蛍光体を得た。酸化物粉体を、蛍光体の組成がZn2Ti0.96Cr0.04O4-δ(Cr4%ドープ)となるように計量して用いた以外は、実験例1と同様に実験例4の蛍光体を得た。酸化物粉体を、蛍光体の組成がZn2Ti0.95Cr0.05O4-δ(Cr5%ドープ)となるように計量して用いた以外は、実験例1と同様に実験例5の蛍光体を得た。実験例1〜5の蛍光体は、いずれも緑色粉末であった。なお、Zn2TiO4は白色である。
酸化物粉体を、蛍光体の組成がZn2Ti0.995Cr0.005O4-δ(Cr0.5%ドープ)となるように計量して用いた以外は、実験例1と同様に実験例2の蛍光体を得た。酸化物粉体を、蛍光体の組成がZn2Ti0.98Cr0.02O4-δ(Cr2%ドープ)となるように計量して用いた以外は、実験例1と同様に実験例3の蛍光体を得た。酸化物粉体を、蛍光体の組成がZn2Ti0.96Cr0.04O4-δ(Cr4%ドープ)となるように計量して用いた以外は、実験例1と同様に実験例4の蛍光体を得た。酸化物粉体を、蛍光体の組成がZn2Ti0.95Cr0.05O4-δ(Cr5%ドープ)となるように計量して用いた以外は、実験例1と同様に実験例5の蛍光体を得た。実験例1〜5の蛍光体は、いずれも緑色粉末であった。なお、Zn2TiO4は白色である。
[XRD測定]
実験例1〜5の蛍光体について、XRD測定を行った。図1に、実験例1〜5のXRD測定結果を示した。図1において、PDF#00−025−1164(RDB)は、Zn2TiO4のXRD回折パターンを示すものである。測定には、RigakuのX線回折装置 Ultima IVを用いた。実験例1〜5の全ての蛍光体においてZn2TiO4による強い回折ピークが観測された。実験例1〜5の蛍光体は、PDF#00−025−1164(RDB)のZn2TiO4と同様の、逆スピネル構造を有するものと推察された。
実験例1〜5の蛍光体について、XRD測定を行った。図1に、実験例1〜5のXRD測定結果を示した。図1において、PDF#00−025−1164(RDB)は、Zn2TiO4のXRD回折パターンを示すものである。測定には、RigakuのX線回折装置 Ultima IVを用いた。実験例1〜5の全ての蛍光体においてZn2TiO4による強い回折ピークが観測された。実験例1〜5の蛍光体は、PDF#00−025−1164(RDB)のZn2TiO4と同様の、逆スピネル構造を有するものと推察された。
[フォトルミネッセンス測定]
実験例1〜5の蛍光体について、フォトルミネッセンス測定を行った。図2に、実験例1〜5のフォトルミネッセンス測定結果を示した。励起光源には、He−Cdレーザー(波長325nm、強度1mW)を用いた。分光器には、Princeton InstrumentsのSpectraPro 2300iを用いた。検出器には、波長930nm以下でPrinceton InstrumentsのPIXIS 400を用い、波長930nm以上でPrinceton InstrumentsのOMA−V:1024−1.7を用いた。実験例1〜5の全ての蛍光体において、波長680〜1000nmの広い範囲にわたって発光が観測された。Crドープ量が5%となると、発光が弱くなった。これは、Crイオンの発光を他のCrイオンが吸収するといった、濃度消光が原因と推察された。
実験例1〜5の蛍光体について、フォトルミネッセンス測定を行った。図2に、実験例1〜5のフォトルミネッセンス測定結果を示した。励起光源には、He−Cdレーザー(波長325nm、強度1mW)を用いた。分光器には、Princeton InstrumentsのSpectraPro 2300iを用いた。検出器には、波長930nm以下でPrinceton InstrumentsのPIXIS 400を用い、波長930nm以上でPrinceton InstrumentsのOMA−V:1024−1.7を用いた。実験例1〜5の全ての蛍光体において、波長680〜1000nmの広い範囲にわたって発光が観測された。Crドープ量が5%となると、発光が弱くなった。これは、Crイオンの発光を他のCrイオンが吸収するといった、濃度消光が原因と推察された。
以上より、実験例1〜5の蛍光体では、680〜1000nmを含む幅広い近赤外領域に発光を示すことがわかった。なお、実験例4,5では、680nm付近での発光は比較的弱いものであったが、少なくとも700〜1000nmの範囲での発光は比較的強いものであった。こうした効果が得られた理由は、以下のように推察された。以下、図面を用いて説明する。図3は、Zn2TiO4の結晶構造の説明図であり、図4は、Zn2TiO4にCrをドープしたときの発光スペクトルの説明図である。Zn2TiO4は、2価のZnと4価のTiとからなる酸化物であり、Znは酸素が4配位し、Tiは酸素が6配位した構造をとる、逆スピネル構造を有するものである(図3参照)。Tiサイトに3価Crが添加されると、電荷がマイナスに傾くため、それを防ぐため、3価のCrは2価のZnサイトにも添加され、結晶全体として電荷を中性に保つようにTiサイトとZnサイトの両方にCrが添加される。このように、TiとZnとCrとで価数が異なるため、Zn2TiO4に添加されたCrは、6配位サイト(Tiサイト)及び4配位サイト(Znサイト)の両サイトに入ることが可能である。そして、それぞれのサイトによって結晶場が異なるので、両サイトに存在する3価Crの発光波長は異なると考えられる。具体的には、図4に示すように、6配位サイトに添加された場合は波長700nm付近に、4配位サイトに添加された場合は波長900nm付近に発光ピークを示すと考えられる。両サイトにCrが添加されることで、この2つのピークが重なり、発光波長が680〜1000nmと非常に広いものとなったと考えられる。このように、実験例1〜5で得られた効果は、ドープ元素の価数に基づくことであることから、3価のCrに代えて、Feなどの3価をとる遷移金属元素や、Ybなどの希土類元素を用いても、同様に、発光波長が広くなると推察された。
なお、上述した特許文献1の蛍光体では、Zn2TiO4にMn(4価)を添加している。この場合、Mn(4価)は、Zn(2価)サイトよりも、同じ価数のTi(4価)サイトに優先的に添加されるので、酸素6配位のMnイオンの発光のみが現れると考えられる。このため、発光波長が狭いものとなると考えられる。
本発明は、蛍光体を利用する分野に利用可能である。
Claims (5)
- 3価をとる遷移金属元素及び希土類元素のうちの少なくとも一方であるドープ元素Mが亜鉛チタン複合酸化物にドープされたMドープ亜鉛チタン複合酸化物、を備えた、蛍光体。
- チタンの含有量をAモル、前記ドープ元素Mの含有量をBモルとしたときに、R=B×100/(A+B)で表される前記ドープ元素Mのドープ量R(モル%)が、0.1モル%以上5モル%以下の範囲内である、請求項1に記載の蛍光体。
- 前記ドープ元素MはCr及びFeのうちの少なくとも一方である、請求項1又は2に記載の蛍光体。
- 前記Mドープ亜鉛チタン複合酸化物は、逆スピネル型の結晶構造を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蛍光体。
- 前記亜鉛チタン複合酸化物は、ZnxTiyO4(ただし、1≦x≦2、1≦y≦2)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の蛍光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015177802A JP2017052875A (ja) | 2015-09-09 | 2015-09-09 | 蛍光体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018203983A (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 蛍光体および発光装置 |
CN110713831A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-01-21 | 广东省稀有金属研究所 | 一种近红外长余辉发光材料及其制备方法和应用 |
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2015
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JP7042457B2 (ja) | 2017-06-06 | 2022-03-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 蛍光体および発光装置 |
CN110713831A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-01-21 | 广东省稀有金属研究所 | 一种近红外长余辉发光材料及其制备方法和应用 |
CN110713831B (zh) * | 2019-10-30 | 2022-02-22 | 广东省稀有金属研究所 | 一种近红外长余辉发光材料及其制备方法和应用 |
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