JP2017051502A - 自己拡張型ステントデリバリーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】迅速かつ低侵襲な手技を可能にするとともに医療経済性に寄与することができる自己拡張型ステントデリバリーシステムを提供する。【解決手段】ステントデリバリーシステム10は、ガイドワイヤWが挿通されるガイドワイヤルーメン21が形成された内管20と、内管が挿通されるルーメン31を備え、内管に対して相対的に移動可能に設けられた外管30と、内管の先端に取り付けられた先端部材23と、内管の先端部と外管の先端部との間に配置され、外管の移動に伴って内管と外管との間から放出されて拡張変形するステント200と、を有する。ステントが放出された状態で、内管および先端部材は、外管のルーメンを介して外管から抜去可能に構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、自己拡張型ステントデリバリーシステムに関する。
自己拡張性を備えるステントを生体管腔等の所望の位置へ送達するために使用される医療器具として、ステントデリバリーシステムが広く知られている。
例えば、下記特許文献1に開示されたステントデリバリーシステムは、ガイドワイヤが挿通されるルーメンが形成された内管と、内管の先端部を覆うように設けられた外管とを有する。当該ステントデリバリーシステムは、内管のガイドワイヤルーメンにガイドワイヤを挿通することでガイドワイヤに沿って内管および外管を体内の目的部位まで挿入することができるように構成されている。体内にステントを放出させて留置した後、外管および内管は体外へ抜去される。
国際公開第2007/122901号
ところで、血管等に形成された病変部(狭窄部等)の治療では、ステントを留置した後に、ステントが留置された病変部をバルーンカテーテルによって後拡張したり、他の病変部へステントを留置したりするなど、ステント留置後に様々な処置を行うことがある。例えば、下肢の治療では、ステントデリバリーシステムを用いて浅大腿動脈等の膝上の治療を行った後に、別の医療デバイス等を用いて膝窩動脈、脛骨動脈等の膝下の治療を行なう場合がある。このような手技において、浅大腿動脈への治療を終えた後、ステントデリバリーシステムを一旦抜去し、ステントデリバリーシステムに代えて別の医療デバイスを膝窩動脈や脛骨動脈に挿入すると、迅速な手技が妨げられる上に、患者に掛かる負担も増大してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、迅速かつ低侵襲な手技を可能にするとともに医療経済性に寄与することができる自己拡張型ステントデリバリーシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムは、ガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤルーメンが形成された内管と、前記内管が挿通されるルーメンを備え、前記内管に対して相対的に移動可能に設けられた外管と、前記内管の先端に取り付けられた先端部材と、前記内管の先端部と前記外管の先端部との間に配置され、前記外管の移動に伴って前記内管と前記外管との間から放出されて拡張変形する自己拡張型ステントと、を有する。前記自己拡張型ステントが放出された状態で、前記内管および前記先端部材は、前記外管の前記ルーメンを介して前記外管から抜去可能に構成されている。
上記のように構成した自己拡張型ステントデリバリーシステムによれば、ステントを生体管腔内に留置した後に内管および先端部材を外管から抜去することができるため、外管のルーメンを介して別の医療デバイスを生体管腔内に案内することができる。このように、外管を医療デバイスのためのガイディングカテーテルとして利用することによって、医療経済性に寄与することができるとともにガイディングカテーテルを挿入する手間を省くことができるため、迅速な手技を行なうことができ、患者への負担を軽減して低侵襲な手技を実現することが可能となる。
実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムの全体構成を示す図である。 実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムの部分断面図である。 先端部材および内管を抜去した後の自己拡張型ステントデリバリーシステムの部分断面図である。 実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムに装着される自己拡張型ステントを示す図である。 実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムを使用した治療方法を示すフローチャートである。 実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムを使用した治療方法を説明するための図である。 実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムを使用した治療方法を説明するための図である。 実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムを使用した治療方法を説明するための図である。 実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムを使用した治療方法を説明するための図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1および図2は、実施形態に係る自己拡張型ステントデリバリーシステム(以下、ステントデリバリーシステムとする)の全体構成を示す図であり、図3は、先端部材および内管を抜去した後のステントデリバリーシステムの全体構成を示す図であり、図4は、ステントデリバリーシステムに装着される自己拡張型ステント(以下、ステントとする)を示す図であり、図5は、ステントデリバリーシステムを使用した治療方法を示すフローチャートであり、図6〜図9は、ステントデリバリーシステムを使用した治療方法を説明するための図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係るステントデリバリーシステム10は、概説すると、ガイドワイヤWが挿通されるガイドワイヤルーメン21が形成された内管20と、内管20の先端部側を覆うように配置された外管30と、内管20の先端部と外管30の先端部との間に配置され、外管30の移動に伴って内管20と外管30との間から放出されて拡張変形するステント200と、内管20の基端側に配置され、把持可能に構成された手元操作部100とを有している。
本明細書では、生体内に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」と称し、手元操作部100が配置された手元側を「基端」若しくは「基端側」と称する。
図2に示すように、内管20は、先端から基端まで延在するガイドワイヤルーメン21が形成された長尺状の管状体によって構成している。ガイドワイヤルーメン21には、ステントデリバリーシステム10を生体管腔内の病変部に導くガイドワイヤWが挿通される。使用されるガイドワイヤWとしては、例えば、ステンレス鋼やニチノール等のような金属材料によって構成された公知のものを使用することが可能である。
本実施形態におけるステントデリバリーシステム10は、ガイドワイヤルーメン21が、先端に設けられた先端開口部23aから手元操作部100の基端に設けられたポート140aまで連続的に連通した、いわゆるオーバーザワイヤ(OTW)タイプとして構成されている。
図2に示すように、ステントデリバリーシステム10の最先端には先端部材23を配置している。先端部材23は、所定の留め具22を介して内管20の先端部分に固定している。
先端部材23は、生体管腔内への挿入性を考慮して、先端に向かって徐々に縮径するテーパー形状に形成している。先端部材23の先端には、ガイドワイヤWが挿通される先端開口部23aが形成されている。先端部材23は、例えば、内管20とは別部材によって構成することが可能であるし、内管20と同一の部材によって一体的に構成することも可能である。先端部材23を構成する材料としては、柔軟性を有する材料を用いることが好ましく、例えば、公知の樹脂材料などを使用することが可能である。
留め具22は、先端部材23内に埋設している。留め具22は、先端部材23の離脱を防止する機能を有している。留め具22は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料によって形成することができる。
図2に示すように、内管20の基端は、ガイドワイヤWを出し入れするためのポート140aに挿通している。内管20の基端は、例えば、接着剤等によってポート140aに固定することが可能である。
内管20を構成する材料としては、可撓性を有する材料を用いることが好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ETFE等のフッ素系ポリマー、PEEK、ポリイミド等を使用することができる。
外管30は、長尺状の管状体により構成され、内管20が挿通されるルーメン31を備える。また、図2に示すように、外管30は、内管20に対して相対的に移動可能となるように内管20の外面側に配置している。
内管20と外管30とを組み付けた状態において、内管20の先端部は、外管30の先端部から突出するように配置される。内管20の先端部と外管30の先端部との間には、ステント200を収容するための間隙部40が形成される。
間隙部40は、外管30内に配置された先端マーカ60およびステントストッパー70と外管30の内壁との間に区画された空間で構成される。ステント200は、生体管腔内の病変部に留置される前の段階においては、図4(A)に示すように径方向内方に圧縮した状態で、間隙部40内に収容される。
図2に示すように、外管30は、内層30aと、内層30aの外表面を被覆する外層30bとを備える。内層30aと外層30bとの間には、例えば、外管30の耐キンク性を向上させるための補強体を配置することも可能である。
内層30aを構成する材料としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系樹脂、ポリエチレン等を使用することができる。また、外層30bを構成する材料としては、例えば、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル樹脂などを使用することができる。補強体を構成する材料としては、例えば、網目状に編組された金属素線などを使用することができる。
外管30の先端部には、X線造影性を備えるリング状のマーカ32が配置されている。マーカ32は、内層30aと外層30bとの間に配置してもよい。マーカ32を構成する材料としては、X線造影性を備える材料であれば特に限定されず、例えば、白金、金、銀、イリジウム、チタン、タングステン等の金属、またはこれらの合金等を使用できる。
外管30の外径は、例えば、0.5〜4.0mmに形成することができ、下肢の末梢血管などの比較的細い管腔に適用する場合は、0.8〜2.0mmに形成することが好ましい。外管30のルーメン31の内径は、例えば、0.2〜1.8mmに形成することができる。
内管20の外径は、外管30のルーメン31の内径よりも小さく形成され、例えば、0.50〜1.50mmに形成することができる。
先端部材23の最大外径は、外管30のルーメン31の内径よりも小さく形成され、例えば、0.18〜1.78mmに形成することができる。
上述のように内管20および先端部材23の外径が外管30のルーメン31の内径よりも小さくなるように構成されているため、内管20および先端部材23は、外管30のルーメン31を介して外管30から抜去することができる。
ステント200は、間隙部40に収容された状態においては、外管30の内面から拘束力を受けて、径方向外方への拡張変形が規制される。図4(A)には、ステント200が収縮した状態を例示している。
ステント200は、外管30が内管20に対して基端側に移動して、間隙部40が外部に露出された状態になると、外管30の内面による拘束が解かれて、図4(B)に示すように径方向外方に拡張変形する。
ステント200は、拡張した状態における外径が、例えば、2〜12mmとなるように形成することができる。また、ステント200の肉厚は、例えば、0.05〜0.25mmに形成することができる。
ステント200としては、自己拡張性を備える公知のステントを適宜使用することが可能である。例えば、ニッケルチタン合金等の超弾性合金で構成されたステントや、高分子材料や他の金属材料で構成されたステントを使用することが可能である。上記高分子材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体等の含フッ素ポリマーが挙げられる。上記金属材料としては、例えば、コバルト−クロム合金、ステンレス鋼、鉄、チタン、アルミニウム、スズ、亜鉛−タングステン合金が挙げられる。
図4(A)、(B)に示すように、ステント200は、X線造影性を備える先端側ステントマーカ201および基端側ステントマーカ202を備えている。
先端側ステントマーカ201および基端側ステントマーカ202は、例えば、X線造影性を備える材料により構成することができる。X線造影性を備える材料としては、外管30に配置されるマーカ32と同様の材料を使用することができる。
図2に示すように、外管30内に配置した先端マーカ60は、内管20の外表面に固定している。先端マーカ60の外径は外管30の内径と実質的に同一に形成しているため、内管20の外表面と外管30の内表面との間には、先端マーカ60を介して摩擦力が作用する。この摩擦力により、内管20に対して外管30が不用意に移動するのを防止できる。なお、先端マーカ60は、先端側ステントマーカ201および基端側ステントマーカ202と同様に、X線造影性を備える材料によって形成することができる。
ステントストッパー70は、間隙部40に収容されたステント200よりも基端側に配置される。内管20に対して外管30を基端側に移動させる操作を行う際には、ステント200の基端がステントストッパー70に当接する。ステント200は、この当接によって基端側への移動が制限される。外管30は、ステント200から独立して基端側へさらに移動するため、ステント200はステントストッパー70に基端が支持された状態で、内管20と外管30との間から押し出されて所定の留置部位(病変部)へ放出される。
図1に示すように、ステントデリバリーシステム10は、外管30の基端側に配置された手元操作部100を有している。
手元操作部100は、外管30の基端部が取り付けられた外管ハブ110と、外管ハブ110の基端に接続されて外管30とともに移動可能に設けられたコネクタ(Yコネクタ)120と、コネクタ部120の基端側において内管20を覆う基部シャフト130と、内管20の基端が取り付けられる内管ハブ140と、を備えている。
図2に示すように、外管ハブ110は、外管30の基端部に液密に接続している。外管ハブ110のルーメン110aは、外管30が備えるルーメン31と連通している。外管ハブ110は、例えば、公知の樹脂材料や金属材料により構成することが可能である。
コネクタ部120は、外管30のルーメン31に連通して内管20が移動可能に挿通される本管121と、本管121から分岐した分岐管122と、分岐管122と流体供給源S(図1を参照)との間に設けられた接続管123と、本管121のルーメン121aを開放および閉塞自在に構成された開閉弁124と、本管121の基端部に設けられた蓋部125と、を有している。本管121のルーメン121aは、外管ハブ110のルーメン110aを介して外管30が備えるルーメン31と連通している。
コネクタ部120の本管121は、内管20に対して相対的に移動可能に構成されている。コネクタ部120の本管121を基端側へ移動させると、本管121と外管ハブ110を介して連結された外管30も基端側へ移動する。
分岐管122は、本管121を介して外管30のルーメン31に連通するポート122aが形成されている。図1に示すように、分岐管122には、接続管123を介してシリンジ等の公知の流体供給源Sが連結される。例えば、生理食塩水、造影剤、リンゲル液等の流体をチューブおよび分岐管122を介して外管30のルーメン31へ供給することが可能である。
接続管123は、分岐管122と流体供給源Sとを接続する。接続管123の内腔には、逆止弁(弁体に相当)126が設けられている。逆止弁126は、流体供給源Sから供給される流体の外管30のルーメン31への流通を許容する一方で、外管30のルーメン31からポート122aへの流体の流通を制限する。逆止弁126は、可撓性を有する材料から構成され、例えば、天然ゴム、合成ゴム、シリコーンゴム等の公知の弾性材料によって構成することが可能である。
開閉弁124は、基部シャフト130の外周を取り囲むよう配置している。開閉弁124は、開閉操作が行われることにより、当該開閉弁124と基部シャフト130との間に形成される隙間を埋めたり、広げたりする。開閉弁124の開閉操作は、蓋部125によって行うことが可能である。開閉弁124は、逆止弁126と同様の材料により構成することができる。
蓋部125は、本管121の基端部の外表面に形成された雄ネジ部125aとそれに螺合する雌ネジ部125bを備えている。雌ネジ部125bを雄ネジ部125aに螺合させた状態で、蓋部125を回転させると、蓋部125の先端側に配置された開閉弁124が押圧されて、径方向内方に圧縮される。蓋部125による締め付けを緩めると、開閉弁124の圧縮された状態が解除される。
開閉弁124が開いた状態のときには、コネクタ部120は基部シャフト130に対して相対的に移動可能となる。つまり、コネクタ部120と接続された外管30が、基部シャフト130内に挿通された内管20に対して相対的に移動可能となる。
開閉弁124が閉じた状態のときには、開閉弁124が基部シャフト130の外周面に圧接される。これにより、開閉弁124よりも先端側の部分では液密性が保たれた状態となる。また、開閉弁124が作用させる圧接力によって基部シャフト130に対するコネクタ部120の移動が制限されるため、内管20に対する外管30の移動も制限される。
開閉弁124を基部シャフト130の外周面に圧接させることにより、分岐管122を介して生理食塩水等の液体を外管30のルーメン31に供給することが可能になる。また、ステントデリバリーシステム10を生体管腔内に挿入する際に、外管30と内管20の相対的な位置がずれるのを防止できるため、操作性を向上させることができる。
コネクタ部120の各部(本管121、分岐管122、蓋部125)は、例えば、公知の樹脂材料や金属材料によって構成することが可能である。
基部シャフト130は、内管20が挿通可能な中空のパイプ形状を有している。基部シャフト130は、例えば、ステンレス鋼、ニチノール等により構成することができる。
基部シャフト130の基端は、例えば、図2に示すように、手元操作部100が備える内管ハブ140に固定される。内管20は、基部シャフト130とともに内管ハブ140内に挿通される。また、内管20は、内管ハブ140の基端に設けられたポート140aと接続している。ポート140aには、内管20が備えるガイドワイヤルーメン21と連通する連通孔が形成されている。ステントデリバリーシステム10を使用した手技を行う際には、先端に配置した先端部材23の先端開口部23aからガイドワイヤWを導入して、ポート140aの基端からガイドワイヤWを突出させることができる。
内管ハブ140は、基部シャフト130および内管20の基端部に接続される。内管ハブ140にはポート140aが設けられている。ポート140aは、分岐管122と同様に、例えば、生理食塩水、造影剤、リンゲル液等の流体の供給を行う流体供給源(図示せず)と連結される流体チューブ(図示せず)を液密・気密に接続させることも可能になっている。内管ハブ140を構成する材料としては、例えば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレート、メタクリレートスチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
次に、図5を参照して、本実施形態に係るステントデリバリーシステム10を使用した病変部の治療方法について説明する。本実施形態に係るステントデリバリーシステム10によれば、病変部の治療を行った後に、外管30を別の医療デバイス500を導入するためのガイディングカテーテルとして使用することができる。このため、ステント200を留置した後に、ステント200が留置された病変部や他の病変部に対して医療デバイス500を用いて様々な処置を行うことできる。
以下の説明では、治療部位として患者の下肢(右足)Lの血管に血栓等が溜まることで形成された狭窄部(病変部)の治療について述べるものとする。治療対象としては、図6(A)に示すように下肢Lの太もも部分に位置する浅大腿動脈に形成された第1の狭窄部X1と、膝下に位置する膝窩動脈に連なる末梢血管に形成された第2の狭窄部X2を例に挙げて説明する。ステントデリバリーシステム10を用いて第1の狭窄部(第1の病変部)X1の治療を行った後に、ステントデリバリーシステム10とは異なる医療デバイス500を用いて別の治療対象である第2の狭窄部(第2の病変部)X2の治療を行なう。医療デバイス500としては、バルーンカテーテルを使用した例を説明する。以下、浅大腿動脈を「第1の血管V1」と称し、膝窩動脈に連なる末梢血管を「第2の血管V2」と称する。
まず、ステップS1として、図6(A)に示すように、イントロデューサ300を第1の血管V1に挿入する。具体的には、まず、穿刺針(図示せず)を下肢Lの皮膚から第1の血管V1に向かって穿刺する。次に、ガイドワイヤWを穿刺針の内腔を介して第1の血管V1内に挿入する。次に、ガイドワイヤWを第1の血管V1内に留置したまま穿刺針を第1の血管V1内から抜去する。その後、ガイドワイヤWに沿ってイントロデューサ300を第1の血管V1内に挿入する。
次に、ステップS2として、図6(B)に示すように、第1の血管V1内にイントロデューサ300を介してガイディングシース400を挿入する。このとき、ガイディングシース400の先端部は、第1の狭窄部X1近傍において、第1の狭窄部X1と離間した状態で固定されるのが好ましい。
次に、ステップS3として、図7(A)に示すように、ガイディングシース400を介してステントデリバリーシステム10を第1の血管V1内に挿入する。具体的には、まず、ガイドワイヤWの基端部をステントデリバリーシステム10の先端開口部23aを介して内管20のガイドワイヤルーメン21に挿入して内管ハブ140が備えるポート140aからガイドワイヤWを導出させる。なお、ガイドワイヤWは、狭窄部を貫通するために用いられる貫通用ガイドワイヤ等に取り替えてもよい。次に、第1の血管V1内に、ガイドワイヤWに沿わせてステントデリバリーシステム10を押し進めて留置部位である第1の狭窄部X1に位置決めする。
次に、ステップS4として、図7(B)に示すように、ステント200を第1の血管V1の第1の狭窄部X1に留置する。具体的には、まず、外管30を内管20に対して基端側に移動させる。外管30を内管20に対して基端側に移動させると、ステント200の基端側はステントストッパー70と当接し、押し出されることによって、ステント200が外管30の先端から放出される。ステント200は外管30の先端より放出され、外管30の内面による拘束が完全に解かれるため、図4(B)に示すように、収縮前の形状に復元して拡張する。拡張したステント200は、第1の狭窄部X1の内壁に密着して固定されることで管腔形状を維持する。これにより、ステントデリバリーシステム10による第1の狭窄部X1の処置が完了する。
次に、ステップS5として、図8(A)に示すように、外管30を第1の血管V1内に留置したまま、先端部材23および内管20を外管30のルーメン31を介して外管30から抜去する。先端部材23および内管20を抜去した後のステントデリバリーシステム10は、図3に示すように外管30が備えるルーメン31と、外管ハブ110が備えるルーメン110aと、コネクタ部120が備える本管121のルーメン121aとが連通して一つのルーメン33を形成している。ステントデリバリーシステム10は、当該ルーメン33にバルーンカテーテル500を挿通可能に構成されている。
次に、ステップS6として、図8(B)に示すように、外管30のルーメン31を介してバルーンカテーテル500を第2の血管V2に挿入する。具体的には、まず、ガイドワイヤWを第2の血管V2の第2の狭窄部X2まで挿通する(図8(A)を参照)。次に、バルーンカテーテル500を外管30のルーメン31に沿って進出させて、外管30の先端から突出させる。この際、X線撮影にて取得したX線画像により外管30の先端部に配置されたマーカ32の位置を確認しながらバルーンカテーテル500の位置を調整する。次に、バルーンカテーテル500をガイドワイヤWに沿ってさらに推し進めて目的部位である第2の血管V2の第2の狭窄部X2にバルーンカテーテル500が備えるバルーン501を位置決めする。このように、ステントデリバリーシステム10の外管30は、第2の血管V2内にバルーンカテーテル500を案内するガイディングカテーテルとしての機能を果たす。
次に、ステップS7として、図9(A)に示すように、バルーン501を拡張させて、第2の血管V2の第2の狭窄部X2を押し広げることにより管腔形状を維持させる。これにより、バルーンカテーテル500による第2の狭窄部X2の処置が完了する。
最後に、ステップS8として、図9(B)に示すように、ガイドワイヤW、ガイディングシース400、外管30およびバルーンカテーテル500を抜去して治療が完了する。
このように、本実施形態に係るステントデリバリーシステム10を用いた治療方法は、ガイドワイヤルーメン21が形成された内管20の先端部と、内管20に対して相対的に移動可能に構成された外管30の先端部との間に配置されたステント200を生体管腔内の所望の位置へ送達するためのステントデリバリーシステム10を使用した治療方法であって、(i)前記ステント200を第1の血管V1の第1の病変部X1に留置する工程と、(ii)前記内管20を前記外管30から抜去する工程と、(iii)前記外管30のルーメン31を介して医療デバイス500を前記生体管腔内に挿入する工程と、(iv)前記医療デバイス500により前記生体管腔内の処置を行なう工程と、を有する。
また、前記医療デバイス500は、バルーンカテーテル、自己拡張型ステントデリバリーシステム、バルーン拡張型ステントデリバリーシステム、造影用カテーテル、超音波カテーテル、アテレクトミーカテーテル、内視鏡用カテーテル、薬液投与用カテーテル、およびマイクロカテーテルのうちの少なくとも一つを含む。
また、前記外管30のルーメン31を介して前記医療デバイス500を前記生体管腔内に挿入する工程は、前記医療デバイス500を前記第1の血管V1よりも先端側に位置する第2の血管V2に挿入する工程を有する。
また、前記医療デバイス500により前記生体管腔内の処置を行なう工程は、前記医療デバイス500により前記第1の病変部X1の処置を行なう工程、および/または前記医療デバイス500により前記第2の血管V2に形成された前記第2の病変部X2の処置を行なう工程を有する。
また、前記第1の血管V1は、浅大腿動脈であり、前記第2の血管V2は、膝窩動脈である。
以上のように本実施形態に係るステントデリバリーシステム10によれば、ステント200が放出された状態で、内管20および先端部材23は、外管30のルーメン31を介して外管30から抜去可能に構成されているため、ステント200を生体管腔内に留置した後に内管20および先端部材23を外管30から抜去することができる。これにより、外管30のルーメン31を介してバルーンカテーテル500を生体管腔内に案内することができる。このように、外管30をバルーンカテーテル500のためのガイディングカテーテルとして利用することによって、ガイディングカテーテルにかかる費用を削減できるため、医療経済性に寄与することができる。さらに、ガイディングカテーテルを挿入する手間を省くことができるため、迅速な手技を行なうことができ、患者への負担を軽減して低侵襲な手技を実現することが可能となる。
また、外管30の基端側に設けられて、外管30とともに移動可能に設けられたコネクタ部120をさらに有する。コネクタ部120は、外管30のルーメン31に連通して内管20が移動可能に挿通される本管121と、本管121から分岐して、本管121を介して外管30のルーメン31に連通するポート122aが形成された分岐管122と、分岐管122に設けられ、ポート122aから外管30のルーメン31への流体の流通を許容する一方で、外管30のルーメン31からポート122aへの流体の流通を制限する弁体と、を有する。このため、分岐管122のポート122aから造影剤等を外管30のルーメン31へ注入できる一方で、外管30の先端から流入した血液がポート122aを介して分岐管122の外へ流出することを抑制することができる。これにより、使用者の操作性を向上させることができる。
また、外管30の先端部に、X線造影性を備えるマーカ32をさらに有する。これにより、マーカ32により外管30の先端部の位置をX線画像上で明瞭に確認することができる。よって、生体管腔内においてバルーンカテーテル500の位置決めを正確かつ迅速に実施することができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムを説明したが、本発明は実施形態において説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば、治療部位として患者の下肢を例に挙げて説明したが、本発明に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムを適用することのできる治療部位は、下肢に限定されず、例えば、腕や心臓などの生体管腔内の他の部位にも適用することができる。
また、治療において、外管をガイディングカテーテルとして使用する際に挿通される医療デバイスは、バルーンカテーテルに限定されず、例えば、自己拡張型ステントデリバリーシステム、バルーン拡張型ステントデリバリーシステム、造影用カテーテル、超音波カテーテル、アテレクトミーカテーテル、内視鏡用カテーテル、薬液投与用カテーテル、マイクロカテーテルなどを適宜使用することができる。
また、本発明に係る自己拡張型ステントデリバリーシステムは、内管および先端部材が外管のルーメンを介して外管から抜去可能な構造を備え得る限りにおいて、各部の構造や部材の配置等は適宜変更することができる。また、図示により説明した付加的な部材の使用の省略や、その他の付加的な部材の使用等も適宜に行い得る。
10 ステントデリバリーシステム(自己拡張型ステントデリバリーシステム)、
20 内管、
21 ガイドワイヤルーメン、
23 先端部材、
30 外管、
31 ルーメン、
32 マーカ、
100 手元操作部、
120 コネクタ部、
121 本管、
122 分岐管、
122a ポート、
126 逆止弁(弁体)、
200 ステント(自己拡張型ステント)、
300 イントロデューサ、
400 ガイディングシース、
500 バルーンカテーテル(医療デバイス)、
L 下肢、
V1 第1の血管、
V2 第2の血管、
W ガイドワイヤ、
X1 第1の狭窄部(第1の病変部)、
X2 第2の狭窄部(第2の病変部)。

Claims (3)

  1. ガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤルーメンが形成された内管と、
    前記内管が挿通されるルーメンを備え、前記内管に対して相対的に移動可能に設けられた外管と、
    前記内管の先端に取り付けられた先端部材と、
    前記内管の先端部と前記外管の先端部との間に配置され、前記外管の移動に伴って前記内管と前記外管との間から放出されて拡張変形する自己拡張型ステントと、を有し、
    前記自己拡張型ステントが放出された状態で、前記内管および前記先端部材は、前記外管の前記ルーメンを介して前記外管から抜去可能に構成されている、自己拡張型ステントデリバリーシステム。
  2. 前記外管の基端側に設けられて、前記外管とともに移動可能に設けられたコネクタ部をさらに有し、
    前記コネクタ部は、
    前記外管の前記ルーメンに連通して前記内管が移動可能に挿通される本管と、
    前記本管から分岐して、前記本管を介して前記外管の前記ルーメンに連通するポートが形成された分岐管と、
    前記ポートから前記外管の前記ルーメンへの流体の流通を許容する一方で、前記外管の前記ルーメンから前記ポートへの流体の流通を制限する弁体と、を有する請求項1に記載の自己拡張型ステントデリバリーシステム。
  3. 前記外管の先端部に、X線造影性を備えるマーカをさらに有する請求項1または請求項2に記載の自己拡張型ステントデリバリーシステム。
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