JP2017050738A - 通信装置及び通信方法、コンピュータプログラム - Google Patents

通信装置及び通信方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】よりユーザ利便性の高い仲介ハンドオーバを可能とする技術を提供する。
【解決手段】通信装置は、第一の無線通信方式により近接無線通信を行う通信手段を備え、第一の無線通信方式と異なる通信方式へのハンドオーバ処理を仲介することを示す情報を、通信手段を用いて送信し、情報が第一装置に送信された後に、第一の無線通信方式より通信速度が速い又は通信距離が長い第二の無線通信方式によるネットワークに接続するための接続設定情報を、通信手段による通信により第一装置から取得し、その接続設定情報を第二装置に通信手段により送信し、その後に第三装置と通信手段により無線接続が確立された場合において、所定の条件が満たされる場合、接続設定情報の送信の後に第一装置及び第二装置と通信手段による通信を行うこと無くとも接続設定情報を第三装置に通信手段により送信し、所定の条件が満たされない場合、接続設定情報を第三装置に送信しない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信装置及び通信方法、コンピュータプログラムに関する。
近年、携帯電話機等の装置においては、NFC(Near Field Communication)やIrDA(Infrared Data Association)、TransferJet(登録商標)等の近接無線通信が利用されている。ユーザは装置同士を近づけるといった操作を行うだけで装置間のデータ送受信を行うことができる。この近接無線通信を用いて、無線LAN(IEEE802.11シリーズ)やBluetooth(登録商標)等の無線接続設定情報を送信することで、近接無線通信から他の無線通信にハンドオーバする技術が提案されている。ここで、ハンドオーバとは、第1の通信方式による通信から、第2の通信方式による通信への切り替え行為を示す。
特許文献1では、基地局装置が、無線LANにより通信するための接続設定情報を近接無線通信によりICカードに書き込む。そして、端末局装置が、近接無線通信によりICカードから接続設定情報を読み込み、この接続設定情報を用いて無線LANにより基地局装置と接続する。ここで、このような、可搬型の仲介装置を用いて、据え置き装置間でハンドオーバに必要な接続設定情報を授受する方法を仲介ハンドオーバと称する。
特開2004−007351号公報
しかしながら、上述の仲介ハンドオーバでは、複数台の端末局装置を基地局装置に接続させる場合、まず基地局装置と仲介装置とで近接無線通信を行い、次に端末局装置と仲介装置とで近接無線通信を行うという作業を、端末局装置の台数分実行する必要がある。すなわち、ユーザは、例えば基地局装置と端末局装置1との夫々に仲介装置を近接させた後、基地局装置と端末局装置2との夫々に仲介装置を近接させるといったように端末局装置と基地局装置の間を複数回往来しなければならず、ユーザ利便性が低かった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、よりユーザ利便性の高い仲介ハンドオーバを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による通信装置は以下の構成を備える。即ち、
第一の無線通信方式により近接無線通信を行う通信手段と、
前記第一の無線通信方式と異なる通信方式にハンドオーバするためのハンドオーバ処理を仲介することを示す情報を、前記通信手段を用いて送信する第1送信手段と、
前記第1送信手段により前記情報が第一装置に送信された後に、前記第一の無線通信方式より通信速度が速い又は通信距離が長い第二の無線通信方式によるネットワークに接続するための接続設定情報を、前記通信手段による通信により前記第一装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記接続設定情報を第二装置に前記通信手段により送信する第2送信手段と、
前記第2送信手段による前記接続設定情報の送信の後に第三装置と前記通信手段により無線接続が確立された場合において、
所定の条件が満たされる場合、前記第2送信手段による前記接続設定情報の送信の後に前記第一装置及び前記第二装置と前記通信手段による通信を行うこと無くとも、前記取得手段により取得された前記接続設定情報を前記第三装置に前記通信手段により送信し、
前記所定の条件が満たされない場合、前記接続設定情報を前記第三装置に送信しない第3送信手段と、
を備える。
本発明によれば、よりユーザ利便性の高い仲介ハンドオーバを可能とする技術を提供することができる。
通信システムの構成例を示す図である。 仲介装置の構成例を示す図である。 端末局装置の構成例を示す図である。 端末局装置の構成例を示す図である。 基地局装置の構成例を示す図である。 仲介装置の動作を示すフローチャートである。 仲介装置の動作を示すフローチャートである。 仲介装置の動作を示すフローチャートである。 端末局装置の動作を示すフローチャートである。 基地局装置の動作を示すフローチャートである。 通信システムの動作シーケンス図である。 仲介装置の構成例を示す図である。 仲介装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例にすぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<<実施形態1>>
(通信システム)
図1は、本発明の第一の実施形態(実施形態1)に関わる通信システム全体の構成例を示す図である。
図1における通信システムは、NFC機能を備えたスマートホン101、無線LAN端末局機能とNFC機能を備えた監視カメラ102とディスプレイ103、無線LAN基地局機能とNFC機能を備えたアクセスポイント(以下、APと称す)104を有する。本実施形態においてスマートホン101は仲介装置として動作し、端末局装置して動作する監視カメラ102及びディスプレイ103をAP104に無線接続する。監視カメラ102は、撮像画像に異常が検出された場合に、その画像を無線LANを介してディスプレイ103へ送信して表示させる。なお、本実施形態における通信システムの各装置は、NFC Forumにより規定されるMediated Handoverを実行可能である。以降では、NFC Forumにより規定されるMediated Handoverを用いて仲介ハンドオーバを行う通信システムについての説明を行う。なお、本実施形態において、無線LANにハンドオーバする場合を説明するが、ハンドオーバ先の通信方式は、NFCより通信速度が速い又は通信距離が長い方式であればよい。
Mediated Handoverでは、無線LAN等の基地局装置と端末局装置のそれぞれに仲介装置を近づけると、仲介装置はNFC通信により基地局装置からハンドオーバ先の接続設定情報を取得し、当該情報を端末局装置に通知する。そして、端末局装置は、仲介装置から取得した接続設定情報に基づいて基地局装置に対して無線接続を行う。
本実施形態では、NFC Forumにより規定されるMediated Handoverにおいて、複数台の端末局装置を基地局装置と無線LAN等で接続する場合に、ユーザによる装置間の近接操作を低減させるための動作について説明する。
(仲介装置)
図2は、仲介装置(通信装置)としてのスマートホン101の構成の一例を示す図である。
201は、NFC通信部である。NFC通信部201は、第一の無線通信方式としてのNFC規格に準拠した無線通信を行い、通信範囲内に通信可能な装置を検出すると、自動的にNFC通信を確立する。本実施形態では、NFC通信部201はリーダライタとして動作し、他機器のNFC通信部と双方向のデータ通信を行う。なお、NFC通信部201は、NFCタグとして動作し、その内部に備えられた不揮発メモリに格納されたデータを通信相手となるリーダライタが読み書きするようにしてもよい。または、NFCタグとして動作する場合、記憶部204の所定領域を通信相手となるリーダライタが読み書きするようにしてもよい。
202は、NFC通信を行うためのアンテナである。
203は、制御部(CPU)である。制御部203は、記憶部204に記憶される制御プログラム(コンピュータプログラム)を実行することにより、スマートホン101の動作を制御する。
204は、記憶部である。記憶部204は、制御部203が実行する制御プログラムと通信に必要な設定情報等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部204に記憶された制御プログラムを制御部203が実行することにより行われる。
205は、表示部である。表示部205は、LCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカ等の音出力が可能な機能を有する。
206は、操作部である。操作部206は、ユーザがスマートホン101を操作するためのメカニカルキー、またはタッチパネル等により構成される。
(端末局装置)
図3は、第一の端末局装置としての監視カメラ102の構成の一例を示す図である。
301は、NFC通信部であり、NFC規格に準拠した無線通信を行う。NFC通信部301は、通信範囲内に通信可能な装置を検出すると、自動的にNFC通信を確立し、リーダライタとして動作する。
302は、NFC通信を行うためのアンテナである。
303は、無線LAN端末局部であり、第二の無線通信方式としてのIEEE802.11シリーズにおける無線LANの端末局機能を処理する。無線LAN端末局部303は、例えばIEEE802.11b/g/n/acに準拠し、無線LAN基地局機能を有する機器と無線LAN通信を行う。
304は、無線LAN通信を行うためのアンテナである。
305は、制御部(CPU)である。制御部305は、記憶部306に記憶される制御プログラムを実行することにより、監視カメラ102の動作を制御する。本実施形態では、制御部305は撮像部307で撮像された画像を解析し、解析画像内に異常を検出すると、当該画像をディスプレイ103へ送信するよう動作する。
306は、記憶部である。記憶部306は、制御部305が実行する制御プログラムと通信に必要な設定情報等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部306に記憶された制御プログラムを制御部305が実行することにより行われる。
307は、撮像部である。撮像部307は、CCD等の電荷結合素子と光学系により構成される。
図4は、第二の端末局装置としてのディスプレイ103の構成の一例を示す図である。
401は、NFC通信部であり、NFC規格に準拠した無線通信を行う。NFC通信部401は、通信範囲内に通信可能な装置を検出すると、自動的にNFC通信を確立し、リーダライタとして動作する。
402は、NFC通信を行うためのアンテナである。
403は、無線LAN端末局部403であり、IEEE802.11シリーズ格における無線LANの端末局機能を処理する。無線LAN端末局部403は、例えばIEEE802.11b/g/n/acに準拠し、無線LAN基地局機能を有する機器と無線LAN通信を行う。
404は、無線LAN通信を行うためのアンテナである。
405は、制御部(CPU)である。制御部405は、記憶部406に記憶される制御プログラムを実行することにより、ディスプレイ103の動作を制御する。
406は、記憶部である。記憶部406は、制御部405が実行する制御プログラムと通信に必要な設定情報等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部406に記憶された制御プログラムを制御部405が実行することにより行われる。
407は、表示部である。表示部407は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)等により構成され、監視カメラ102から送信される画像を表示する。
(アクセスポイント)
図5は、AP104の構成の一例を示す図である。
501は、NFC通信部であり、NFC規格に準拠した無線通信を行う。NFC通信部501は、通信範囲内に通信可能な装置を検出すると、自動的にNFC通信を確立し、リーダライタとして動作する。
502は、NFC通信を行うためのアンテナである。
503は、無線LAN基地局部503であり、IEEE802.11シリーズにおける無線LANの基地局(親局)機能を処理する。無線LAN基地局部503は、例えばIEEE802.11b/g/n/acに準拠し、無線LAN端末局機能を有する機器と無線LAN通信を行う。
504は、無線LAN通信を行うためのアンテナである。
505は、制御部(CPU)である。制御部505は、記憶部506に記憶される制御プログラムを実行することにより、AP104の動作を制御する。
506は、記憶部である。記憶部506は、制御部505が実行する制御プログラムと通信に必要な設定情報等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部406に記憶された制御プログラムを制御部405が実行することにより行われる。
(仲介装置の動作)
スマートホン101は、近接無線通信により基地局装置から無線LANに接続するための接続設定情報を取得すると、近接無線通信により第一の端末局装置へ接続設定情報を送信した後に、第二の端末局装置へ接続設定情報を送信するかを判定する。接続設定情報の送信を継続するかの判定は、経過時間やユーザからの指示など所定の条件が満たされるか否かに基づいて行われる。送信すると判定した場合に、近接無線通信方式により、当該第二の端末局装置へ接続設定情報を送信する。このようにスマートホン101は、基地局装置からNFCタッチにより接続設定情報を取得し、NFCタッチにより端末局装置へ設定した後も、基地局装置にNFCタッチをせずに、続けて他の端末局装置へその接続設定情報を設定可能とする。このため、ユーザは、より基地局装置と各端末局装置との間を往復することなく、各端末局装置を順にNFCタッチするだけで、これらの装置を基地局装置が構築するネットワークに接続させることが可能となる。
図6〜図9を用いて、本実施形態における仲介ハンドオーバ処理について説明する。図6は、仲介装置としてのスマートホン101の仲介ハンドオーバ処理の動作フローを示す図である。図6に示すフローチャートは、スマートホン101の制御部203が記憶部204から読み出した制御プログラムを実行することで実現される。本実施形態においては、仲介ハンドオーバ処理は、ユーザが操作部206によりアプリケーション起動やUI操作を行うことで開始する例を説明するが、これに限るものではない。例えば、NFC通信部201における通信開始を契機に開始するようにしてもよいし、特定の振動や音声を契機に開始するようにしてもよい。
S601において、ユーザは操作部206を操作することで、仲介ハンドオーバを実行するアプリケーションを起動する。
S602において、制御部203はNFC通信部201を起動し、リーダライタとして動作するよう制御する。
S603において、制御部203は、仲介ハンドオーバにより無線接続させる機器の内、無線LAN基地局機能を有する機器へのNFCタッチを促す情報(画像)を表示部205に表示する。本実施形態では、スマートホン101のユーザは、この表示情報に基づき、スマートホン101を無線LAN基地局機能を有する機器であるAP104にタッチする。なお、ここでは、無線LANネットワークへの接続仲介の開始に応じて、基地局装置からの接続設定情報の取得を促す通知を画像表示により提示する例を説明しているが、かかる通知は画像によるものに限られない。例えば、音声出力やバイブレーション作動などにより通知してもよい。
S604において、スマートホン101は、NFC規格で定められる仲介ハンドオーバに準拠した動作、またはそれと同等の動作をする。仲介ハンドオーバ処理では、基地局機能を有するAP104から、無線LAN通信方式のネットワークに接続するための接続設定情報を取得し、NFC通信部201を制御して、無線LAN通信方式の端末局機能を有する端末局装置へ接続設定情報を送信させる。図7のフローチャートを用いて、この動作の詳細を説明する。
図7のS701において、NFC通信部201は、NFC通信を検出したか否かの判定を行う。NFC通信を検出しない場合(S701でNO)、S702に進み、NFC通信を検出すると(S701でYES)S704に進む。
S702において、制御部203は、仲介ハンドオーバ処理を中止するか否かの判定を行う。ここで、制御部203は、処理が次ステップに進まないまま所定時間(例えば10秒)が経過した場合、仲介ハンドオーバ処理を中止すると判定するが、これに限るものではない。例えば、NFC通信の通信切断検知や、ユーザ操作によるキャンセル指示の有無によって、処理中止を判定するようにしてもよい。制御部203が仲介ハンドオーバ処理を中止すると判定した場合(S702でYES)はS703に進み、継続すると判定した場合(S702でNO)はS701に戻る。
S703において、制御部203は、仲介ハンドオーバ処理を終了する。なお、この際、表示部205に仲介ハンドオーバ処理を中止した旨を示す情報と、その中止理由を表示するようにしてもよい。例えば、S701から所定時間S704に進まなかった場合、“NFC未検出のため、処理中止”等の情報を表示部205に表示して処理を中止する。
S704において、NFC通信部201は、仲介ハンドオーバ要求を送信する。ここで送信される仲介ハンドオーバ要求は、例えばNFC規格で規定されるHandover Requestメッセージ内のネットワーク情報に仲介ハンドオーバを示す情報である“Hm”レコードが格納されたメッセージである。
S705において、NFC通信部201は仲介ハンドオーバ要求に対する応答を受信したか否かの判定を行う。ここで受信される仲介ハンドオーバ応答は、例えばNFC規格で規定されるHandover Mediation Responseメッセージである。NFC通信部201が所定時間以内に仲介ハンドオーバ要求を受信した場合(S705でYES)はS706に進み、所定時間以内に仲介ハンドオーバ応答を受信しない場合(S705でNO)はS703に進む。ここで、S703に進み、処理を停止する場合には、例えば“タッチ相手が仲介ハンドオーバ非対応のため、処理中止”等の情報を表示部205に表示する。
S706において、NFC通信部201は、受信した仲介ハンドオーバ応答にネットワーク情報が含まれているか否かの判定を行う。ここで、ネットワーク情報とは、ネットワーク種別やサポートしている機能、ネットワークに接続するための設定情報等である。本実施形態では、AP104からはネットワーク情報として、ネットワーク種別“無線LAN”、サポート機能“基地局機能”が送信され、接続設定情報としてSSID(Service Set ID)、暗号方式、認証方式及び暗号パスワードが送信される。仲介ハンドオーバ応答にネットワーク情報が含まれており、かつネットワーク種別が“無線LAN”、サポート機能が“基地局機能”、さらに接続設定情報としてSSID等が含まれる場合(S706でYES)はS707に進む。また、仲介ハンドオーバ応答にネットワーク情報が含まれていない場合や、ネットワーク種別が“無線LAN”ではない場合、ネットワーク情報内のサポート機能が“端末局機能”のみである場合(S706でNO)にはS703に進む。ここで、S703で仲介ハンドオーバ処理を中止する場合には、“ネットワーク種別が一致しないため、処理中止”や“タッチ相手が基地局機能を持たないため、処理中止”等の情報を表示部205に表示する。
S707において、制御部203は、受信した仲介ハンドオーバ応答に含まれるネットワーク情報に基づき、AP104の接続設定情報を記憶部204に格納する。
S708において、制御部203は、仲介ハンドオーバにより無線接続させる機器の内、無線LAN端末局機能を有する機器へのNFCタッチ操作をユーザに促す情報を表示部205に表示する。なお、この情報は音声等によりユーザに通知するようにしてもよい。スマートホン101のユーザは、この表示情報に基づき、スマートホン101を無線LAN基地局機能を有する機器である監視カメラ102またはディスプレイ103にタッチする。本実施形態では、スマートホン101が監視カメラ102にタッチされた場合について以降の説明を行う。
S709において、NFC通信部201は、NFC通信を検出したか否かの判定を行う。NFC通信を検出しない場合(S709でNO)、S710に進み、NFC通信を検出すると(S709でYES)S712に進む。
S710において、制御部203は、仲介ハンドオーバ処理を中止するか否かの判定を行う。ここで制御部203は、処理が次ステップに進まないまま所定時間(例えば10秒)が経過した場合、仲介ハンドオーバ処理を中止すると判定するが、これに限るものではない。例えば、NFC通信の通信切断検知や、ユーザ操作によるキャンセル指示の有無によって、処理中止を判定するようにしてもよい。制御部203が仲介ハンドオーバ処理を中止すると判定した場合(S710でYES)はS711に進み、継続すると判定した場合(S710でNO)はS709に戻る。
S711において、制御部203は、仲介ハンドオーバ処理を終了する。なお、この際、表示部205に仲介ハンドオーバ処理を中止した旨を示す情報と、その中止理由を表示するようにしてもよい。例えば、S709から所定時間S712に進まなかった場合、“NFC未検出のため、処理中止”等の情報を表示部205に表示する。
S712において、NFC通信部201は、仲介ハンドオーバ要求を送信する。ここで送信される仲介ハンドオーバ要求は、S704で送信される仲介ハンドオーバ要求と同様に、Handover Requestメッセージ内のネットワーク情報に仲介ハンドオーバを示す情報である“Hm”レコードを格納したメッセージである。
S713において、NFC通信部201は仲介ハンドオーバ要求に対する応答を受信したか否かの判定を行う。NFC通信部201が仲介ハンドオーバ要求を受信した場合(S713でYES)はS714に進み、受信していない場合(S713でNO)はS711に進む。
S714において、NFC通信部201は、受信した仲介ハンドオーバ応答にネットワーク情報が含まれているか否かの判定を行う。本実施形態では、仲介ハンドオーバ応答にネットワーク情報が含まれており、かつネットワーク種別が“無線LAN”、サポート機能が“端末局機能”である場合(S714でYES)、S715に進む。仲介ハンドオーバ応答にネットワーク情報が含まれていない場合や、サポート機能が“基地局機能”のみである場合(S714でNO)にはS711に進む。
S715において、NFC通信部201は、ハンドオーバ開始要求を送信する。ここで送信されるハンドオーバ開始要求とは、例えばNFC規格にて規定されているInitiation Requestメッセージであり、接続先のネットワーク情報を指定し、ハンドオーバの開始を要求するメッセージである。本実施形態では、Initiation Requestメッセージには、接続先となるAP104の接続設定情報が含まれている。このメッセージを受信した機器(監視カメラ102)は、ハンドオーバ開始応答となるInitiation Responseメッセージをスマートホン101に送信するとともに、この接続設定情報を用いてAP104への無線LAN接続を行う。
S716では、制御部203は、ハンドオーバ開始応答を受信すると(S716でYES)仲介ハンドオーバ処理を終了する。また、ハンドオーバ開始応答を所定時間受信しない場合(S716でNO)には、S711において“タッチ相手からの応答無しのため、処理中止”等の情報を表示部205に表示し、仲介ハンドオーバ処理を中止する。
図6に戻り、上記で説明した仲介ハンドオーバ処理S604が完了すると、S605に進む。
S605において、仲介ハンドオーバ処理を継続するか否か、すなわち、他の端末局装置へ接続設定情報を送信する処理を継続か否かを判定する。本実施形態において、この判定は、表示部205に処理を継続するか否かをユーザに確認する情報を表示し、ユーザによる操作部206の操作に基づいて行うが、ユーザからの指示によるものに限定されない。例えば、AP104と監視カメラ102の仲介ハンドオーバ処理後、所定の時間が経過したら仲介ハンドオーバ処理を終了するようにしてもよい。また、スマートホン101に備えられたジャイロセンサ等の位置姿勢センサ(不図示)を使用し、スマートホン101のユーザが停止したことを検知し、その停止から所定時間が経過したら処理を終了するようにしてもよい。S605にて、仲介ハンドオーバ処理を継続すると判定した場合(S605でYES)、スマートホン101は後述するように、以降にタッチされた機器に対して接続設定情報を配布するよう動作する。また、S605にて、処理を終了すると判定した場合(S605でNO)、記憶していたAP104の接続設定情報を消去して処理を終了する。
即ち、S605にて処理を終了すると判定した後に、NFC通信部201による通信が開始された場合、スマートホン101は、AP104の接続設定情報を送信することなく、S704で説明した仲介ハンドオーバ要求を送信する。また、S605にて処理を終了すると判定した後に、NFC通信部201による通信が開始された場合、スマートホン101は、その他の通信を行うようにしてよい。
S606において、制御部203は、仲介ハンドオーバにより無線接続させる2台目の無線LAN端末局機能を有する機器へのNFCタッチ操作を促す情報を表示部205に表示する。なお、この情報は音声等によりユーザに通知するようにしてもよい。本実施形態では、無線LAN端末局機能を有する2台目の機器としてディスプレイ103をAP104に無線接続し、ユーザはスマートホン101をディスプレイ103にタッチする例を説明する。
S607において、スマートホン101は、NFCタッチされた機器(ディスプレイ103)に対して、AP104の接続設定情報を配布するよう動作する。図8は、S607における接続設定情報配布動作の詳細を示すフローチャートである。
S801において、制御部203は、NFC通信部201のリーダライタ機能を停止する。なお、本実施形態では、S605にて、仲介ハンドオーバ処理を継続すると判定された後に、リーダライタ機能を停止するよう動作するが、S604の仲介ハンドオーバ処理が終了した後に、リーダライタ機能を停止するようにしてもよい。
S802において、制御部203は、図7のS707で記憶部204に記憶したAP104の接続設定情報を、NFC通信部201の内部に備えられた不揮発メモリに格納する。なお、本実施形態では、NFCタグとして、通信相手となるリーダライタがデータを読み書き領域としてNFC通信部201の内部メモリを用いる例を説明するが、これに限るものではない。記憶部204の所定領域を、NFCタグとして動作する際にリーダライタがデータを読み書きするようにしてもよい。
S803において、制御部203は、NFC通信部201をタグとして起動する。
S804において、NFC通信部201は、NFC通信を検出したか否かの判定を行う。NFC通信を検出しない場合(S804でNO)、S805に進み、NFC通信を検出すると(S804でYES)S807に進む。
S805において、制御部203は、接続設定情報配布処理を中止するか否かの判定を行う。ここで、制御部203は、処理が次ステップに進まないまま所定時間が経過した場合、接続設定情報配布処理を中止すると判定するが、これに限るものではない。例えば、NFC通信の通信切断検知や、ユーザ操作によるキャンセル指示の有無によって、処理中止を判定するようにしてもよい。制御部203が接続設定情報配布処理を中止すると判定した場合(S805でYES)はS806に進み、継続すると判定した場合(S805でNO)はS804に戻る。
S806において、制御部203は、接続設定情報配布処理を中止する。例えば、この際には、“NFC未検出のため、処理中止”等の情報を表示部205に表示して、処理を中止する。
S807において、NFC通信部201は、NFCタッチされた機器であるディスプレイ103に対して、ハンドオーバ選択メッセージを送信する。このメッセージは、例えばNFC規格にて規定されるHandover Selectメッセージであり、接続先となるAP104の接続設定情報を送信する。ディスプレイ103は、ハンドオーバ選択メッセージを受信すると、このメッセージに含まれる接続設定情報に基づき、AP104に無線LAN接続するよう動作する。すなわち、本実施形態における接続設定情報配布処理におけるスマートホン101の動作は、NFC規格で規定される静的ハンドオーバ(Static Handover)と同様のメッセージシーケンスとなる。このように、接続設定情報配布処理において、スマートホン101は、P2Pモードで通信するNFCリーダライタからカードエミュレーションモードで通信するNFCタグに動作を切り替えることで、低消費電力で接続設定情報を配布することができる。
なお、本実施形態におけるS606の接続設定情報配布処理において、スマートホン101は、タグとして動作するカードエミュレーションモードでなく双方向通信モードの通信を行うP2Pモードで動作してもよい。例えば、S606の接続設定情報配布処理は、AP104の接続設定情報を含むInitiation Requestメッセージを送信することで行われてもよい。また、S606の接続設定情報配布処理は仲介ハンドオーバの一部処理であるS709〜S716として行われてもよい。また、接続設定情報配布処理は、NFC規格で規定される交渉ハンドオーバ(Negotiated Handover)を用いるようにしてもよい。この場合、ディスプレイ103からスマートホン101に、Handover Requestメッセージを送信する。そして、スマートホン101からディスプレイ103にHandover Selectメッセージを送信し、このメッセージでAP104の接続設定情報を通知することで、ディスプレイ103をAP104に無線LAN接続させることも可能である。
図6に戻り、S607の接続設定情報配布処理が終了すると、S605に戻り、仲介ハンドオーバ処理を停止すると判断されるまで処理を継続する。すなわち、システム内に他の無線LAN端末機能を持つ装置が存在する場合、その装置に対してもAP104に無線LAN接続するための接続設定情報を受け渡すことが可能である。
(端末局装置の動作)
図9は、端末局装置としての監視カメラ102の動作フローを示す図である。なお、ディスプレイ103も監視カメラ102と同様の動作であるため、その説明は省略する。また、図9の動作フローでは、ハンドオーバに関わるアプリケーションが常時起動している場合の例について説明するが、これに限るものではない。例えば、ユーザによるアプリケーション起動停止操作や、NFC通信部301の通信開始または終了を契機にアプリケーションの起動停止を行うようにしてもよい。図9に示すフローチャートは、監視カメラ102の制御部305が記憶部306から読み出した制御プログラムを実行することで実現される。
S901において、NFC通信部301は、NFC通信を検出したか否かの判定を行う。NFC通信を検出しない場合(S901でNO)、S901に戻り、NFC通信を検出すると(S901でYES)S902に進む。
S902において、スマートホン101から仲介ハンドオーバ要求を受信したか否かの判定を行う。仲介ハンドオーバ要求を受信した場合(S902でYES)はS903に進み、他のメッセージを受信した場合(S902でNO)はS904に進む。
S903において、監視カメラ102は、NFC規格で規定される仲介ハンドオーバ処理を行う。より具体的には、スマートホン101に対して仲介ハンドオーバ応答を送信する。そして、その後にスマートホン101から送信されるハンドオーバ開始要求を受信すると、スマートホン101に対してハンドオーバ開始応答を送信する。そして、ハンドオーバ開始要求メッセージ内に含まれる接続設定情報に基づいてAP104に無線LAN接続要求を送信する。監視カメラ102は、AP104と無線LAN接続が確立すると、処理を終了する。
S904において、スマートホン101から送信されたメッセージがハンドオーバ選択メッセージであるか否かの判定を行う。ハンドオーバ選択メッセージである場合(S904でYES)にはS905に進み、他のメッセージである場合(S904でNO)には処理を終了する。
S905において、監視カメラ102は、スマートホン101から送信されるハンドオーバ選択メッセージに含まれる接続設定情報を用いて、AP104との間で無線LAN接続を確立する。
(アクセスポイントの動作)
図10は、AP104の動作フローを示す図である。図10の動作フローでは、ハンドオーバに関わるアプリケーションが常時起動しているものとして説明を行うが、これに限るものではない。例えば、ユーザによるアプリケーション起動停止操作や、NFC通信部501の通信開始または終了を契機にアプリケーションの起動停止を行うようにしてもよい。図10に示すフローチャートは、AP104の制御部505が記憶部506から読み出した制御プログラムを実行することで実現される。
S1001において、NFC通信部501は、NFC通信を検出したか否かの判定を行う。NFC通信を検出しない場合(S1001でNO)、S1001に戻り、NFC通信を検出すると(S1001でYES)S1002に進む。
S1002において、スマートホン101から仲介ハンドオーバ要求を受信したか否かの判定を行う。仲介ハンドオーバ要求を受信した場合(S1002でYES)はS1003に進み、他のメッセージを受信した場合(S1002でNO)は処理を終了する。
S1003において、AP104は、NFC規格で規定される仲介ハンドオーバ処理を行う。より具体的には、スマートホン101に対して、自身の接続設定情報を含んだ仲介ハンドオーバ応答を送信する。そして、以後、他の機器(監視カメラ102、またはディスプレイ103)から無線LANの接続要求を受けると、これを許可することで無線LAN接続を確立する。
(動作シーケンス)
図11は、本実施形態における通信システムの動作シーケンスの一例を示す図である。
S1101において、ユーザが仲介ハンドオーバを実行するアプリケーションを起動すると、スマートホン101は処理を開始し、ユーザに対してスマートホン101と無線LAN基地局(AP104)のNFCタッチを促す情報を提示する。
S1102において、ユーザがスマートホン101をAP104にNFCタッチすると、仲介ハンドオーバが開始される。スマートホン101は、S1103における仲介ハンドオーバ要求とS1104における仲介ハンドオーバ応答の、仲介ハンドオーバメッセージ交換により、AP104の接続設定情報を取得する。また、スマートホン101は、ユーザに対してスマートホン101と第一の無線LAN端末局(監視カメラ102)とのNFCタッチを促す情報を提示する。
S1105において、ユーザがスマートホン101を監視カメラ102にNFCタッチすると、S1106〜S1109のメッセージ交換がなされる。すなわち、S1106でスマートホン101から監視カメラ102へ仲介ハンドオーバ要求が送信され、これに対してS1107で仲介ハンドオーバ応答が返される。次に、S1108でスマートホン101から監視カメラ102へハンドオーバ開始要求が送信され、これに対してS1107でハンドオーバ開始応答が返される。そして、S1110で監視カメラ102はAP104との間で無線LAN接続を確立する。
S1111において、ユーザが仲介ハンドオーバ処理の継続を指示した場合、スマートホン101はユーザに対してスマートホン101と第二の無線LAN端末局(ディスプレイ103)とのNFCタッチを促す情報を提示する。
S1112において、ユーザがスマートホン101とディスプレイ103をNFCタッチすると、S1113においてスマートホン101からディスプレイ103に対してハンドオーバ選択メッセージが送信される。そして、S1113において、ディスプレイ103はAP104との間で無線LAN接続を確立する。
S1115において、ユーザがアプリケーションの終了を選択すると、処理が終了する。
以上、本実施形態によれば、仲介ハンドオーバ開始時にスマートホン101は、ユーザに対して無線LAN基地局装置とのNFCタッチを促す情報を提示する。これにより、同一の無線LAN端末局装置に対して、複数回NFCタッチをすることなく、仲介ハンドオーバを実行することができる。また、複数の無線LAN端末局装置を同一の無線LAN基地局装置との間で無線LAN接続を確立させる場合、スマートホン101は接続設定情報を配布するよう動作する。このため、無線LAN基地局装置に対して複数回NFCタッチをすることなく、ユーザ利便性の高いハンドオーバ技術を実現することができる。
また、スマートホン101は、AP104と監視カメラ102とを仲介ハンドオーバにより無線接続を確立させた後に、再度AP104及び監視カメラ102とNFCを行わなくともディスプレイ103もAP104のネットワークに参加させることができる。
また、スマートホン101は、仲介ハンドオーバにより装置間の無線接続を確立させた後に、所定期間が過ぎる前もしくは接続設定情報の送信指示があった状態でディスプレイ103とNFC通信を開始した場合、ディスプレイ103に接続設定情報を送信する。一方、スマートホン101は、仲介ハンドオーバにより装置間の無線接続を確立させた後、所定期間が過ぎた後もしくは接続設定情報の送信指示がなかった状態でディスプレイ103とNFC通信を開始した場合、ディスプレイ103に接続設定情報を送信しない。また、スマートホン101は、所定期間が過ぎた後もしくは接続設定情報の送信指示がなかった状態でディスプレイ103と接続した場合は、仲介要求メッセージを送信し、ディスプレイ103を他の装置と接続させることができる。このため、ユーザの利便性が向上する。
なお、本実施形態では、NFC通信を利用し、機器間をIEEE802.11b/g/nの無線LANで接続するものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、IEEE802.11ad、あるいはBluetooth Low Energy等の無線接続を確立する場合においても同様に適用することが可能である。また、NFC以外の近接無線通信方式である赤外線通信やTransfer Jet等を用いるようにしてもよい。
<<実施形態2>>
実施形態1では、スマートホン101は、仲介ハンドオーバ処理開始後、最初のNFCタッチ相手が無線LAN基地局機能を持たない機器であった場合、処理を終了する動作例を説明した(S706でNO、S703)。本発明の第二の実施形態(実施形態2)では、スマートホン101は無線LAN基地局機能を備え、NFCタッチ相手が無線LAN端末局機能を持つ機器であった場合、自身が無線LAN基地局として動作し、タッチ相手を自身が形成したネットワークに収容する。そして、以降のNFCタッチにてタッチされた無線LAN基地局機能を持つ機器のネットワークに、それまで自身のネットワークに収容していた機器群を移管するよう動作する。
即ち、本実施形態では、仲介装置が基地装置と近接無線通信を開始する前に、端末局装置と近接無線通信を開始した場合であっても、再度仲介装置と基地装置とを近づけることなく、端末局装置と基地局装置とを接続させるための動作について説明する。
図12は、本実施形態のスマートホン101の構成の一例を示す図である。実施形態1のスマートホン101とは、無線LAN通信部1201及び無線LAN通信を行うための第二通信手段としてのアンテナ1202を備えている点が異なる。無線LAN通信部1201は、IEEE802.11規格における無線LANの端末局機能と基地局機能の両方を処理する。無線LAN通信部1201は、例えばIEEE802.11b/g/nに準拠し、無線LAN基地局機能または無線LAN端末局機能を有する機器と無線LAN通信を行う。このように、本実施形態のスマートホン101は、基地局機能と端末局機能の両方を備えており、そのいずれでも動作可能である。他のブロックについては、第一の実施形態と同様であるため、その説明は割愛する。
図13は、本実施形態のスマートホン101の仲介ハンドオーバの動作フローを示す図である。図13のフローチャートでは、図6のフローチャートと同様の動作ステップは、同一の符号を付与し、その説明は割愛する。図13に示すフローチャートは、スマートホン101の制御部203が記憶部204から読み出した制御プログラムを実行することで実現される。
スマートホン101は、NFC通信方式による外部装置との通信により、当該外部装置が無線LAN通信方式の基地局機能を有するか否かを判定する。基地局機能を有しないと判定した場合、当該スマートホン101自身が基地局として構築する無線LAN通信方式によるネットワークに接続するための接続設定情報を、NFC通信方式によりその外部装置へ接続設定情報を送信する。これにより、一時的にスマートホン101が基地局として構築するネットワークに収容する。そして、スマートホン101の接続設定情報を送信した各外部装置を、無線LAN通信方式の基地局機能を有する装置へ移管する。このため、ユーザは、基地局装置にNFCタッチする前であっても、各端末局装置をタッチして、これらの装置を、基地局装置が構築する無線LANネットワークに接続させることができる。
S1301において、制御部203は、仲介ハンドオーバにより無線接続させる機器へのNFCタッチを促す情報を表示部205に表示する。
S1302において、制御部203は、ネットワーク情報取得処理を開始する。ここで、本実施形態ではNFCタッチ相手のネットワーク情報を取得するために、タッチ相手に対して仲介ハンドオーバ要求を送信する。そして、仲介ハンドオーバ応答を受信することでネットワーク情報を取得する。
S1303において、取得したネットワーク情報を参照して、タッチ相手がサポートしているネットワーク種別に無線LANが含まれるか否かを判定する。無線LANが含まれる場合(S1303でYES)はS1304へ進み、含まれない場合(S1303でNO)、処理を終了する。
S1304において、タッチ相手が無線LAN端末局機能を持つ機器であるか否かを判定する。無線LAN端末局機能を持つ機器であった場合(S1304でYES)、S1305に進む。一方、タッチ相手が無線LAN端末局機能を持たない機器であった場合(S1304でNO)、すなわち無線LAN基地局機能を持つ機器であった場合、S1306に進む。
S1305において、タッチ相手となる無線LAN端末局に対して、ハンドオーバ選択メッセージを送信する。ここで、ハンドオーバ選択メッセージとしては、スマートホン101が基地局として動作する際の接続設定情報を含ませる。これにより、このハンドオーバ選択メッセージを受信したタッチ相手は、スマートホン101に対して無線LANの接続を要求するよう動作する。スマートホン101は、接続要求を受信したタッチ相手の自身を基地局とするネットワークに収容する。なお、この接続設定情報は、スマートホン101に予め設定されているが、予め設定されていないときは、新たに生成する。接続設定情報を生成する場合、ランダムに接続設定情報を生成するようにしてもよいし、周囲の基地局機器の送信するビーコンをスキャンし、周囲に存在する基地局機器の接続設定情報とは異なる接続設定情報を生成するようにしてもよい。S1305の処理を終えると、S1307へ進む。
S1306において、タッチ相手が無線LAN基地局機能を持つ機器であった場合、その機器の接続設定情報を記憶部204に記憶する。そして、S1307へ進む。
S1307において、ユーザが仲介ハンドオーバ処理の継続を指示したか否かを判定する。仲介ハンドオーバ処理の継続を指示した場合(S1307でYES)、S1301に戻る。一方、ユーザが仲介ハンドオーバ処理の終了を指示した場合(S1307でNO)にはS1308に進む。
S1308において、アプリケーション起動後、タッチされた相手に無線LAN基地局機能を持つ機器が存在するか否かを判定する。無線LAN基地局機能を持つ機器が存在する場合(S1308でYES)、S1310に進む。無線LAN基地局機能を持つ機器が存在しない場合(S1308でNO)、S1309に進む。
S1309において、制御部203は、タッチされた相手に無線LAN基地局が存在しない旨(エラー)を表示部205に表示し、処理を終了する。
S1310において、制御部203は、アプリケーション起動後に記憶部204に追加された接続設定情報を表示部205に表示し、ユーザに対してシステム内の基地局をどの機器とするか選択するよう促す。なお、システム内に基地局機能を有する機器が1台のみであった場合、本ステップは省略し、当該機器をシステム内の基地局として設定するようにしてもよい。
S1311において、自身のネットワークに収容していた端末局群を、S1310で選択された基地局機器に移管する。端末局群の移管は任意の手法により行うことができる。例えば、自身のネットワークに収容していた端末局群を移管する第一の手法としては、選択された基地局機器に自身の接続設定情報を設定する方式がある。この場合、スマートホン101は、無線LAN通信部1201を端末局として動作させ、S1306で記憶した接続設定情報を有する無線LAN基地局と無線LAN接続を行う。そして、この無線LAN基地局に対して、無線LAN通信を用いて、接続設定情報の変更を指示する。この際、無線LAN基地局がWPS規格に対応している場合、EAP(Extensible Authentication Protocol)メッセージを用いることにより、SSID等の接続設定情報を変更させることが可能である。また、第二の手法としては、自身のネットワークに収容していた端末局群に対して、選択された基地局機器の接続設定情報を送信し、接続先の変更を指示する方式がある。この場合、収容済み端末局群が、WPS規格に対応している場合、同様にEAPメッセージにより接続先を変更させることが可能である。
以上、本実施形態によれば、システム内の無線LAN端末局を一時的にスマートホン101を基地局とするネットワークに収容する。そして、ユーザにより処理終了が指示されると、基地局となる機器を決定し、当該基地局機器に収容済みの端末局機器を移管する。これにより、NFCタッチする順番に制約なく、無線LAN接続させたい機器群を1度ずつタッチするだけで無線LAN接続させることが可能となり、ユーザ利便性の高い無線接続技術を実現することができる。
なお、本実施形態では、スマートホン101を無線LAN基地局とするネットワークにシステム内の全無線LAN端末局機器を一時的に収容するよう動作したが、本発明はこれに限定されない。例えば、基地局機能を有する機器とタッチされた場合、当該機器をシステム内の基地局として設定するか否かをユーザに指定するよう促す情報を表示部205に表示する。そして、ユーザが当該機器を基地局として選択した場合には、この時点で収容済みの端末局機器を移管するよう動作し、以後スマートホン101はこの基地局の接続設定情報を配布するよう動作してもよい。この場合、ユーザが基地局を選択した後、スマートホン101は第一の実施形態と同様にNFCタグとして動作すればよいため、スマートホン101の消費電力を低減することができる。
本実施形態では、システム内に基地局機能を有する機器が複数存在する場合、ユーザが基地局となる機器を選択する例を説明したが、スマートホン101が自動的に選択するようにしてもよい。この際、スマートホン101が基地局となる機器の選択は、用途に応じた手法により行うことができる。例えば、スマートホン101はランダムに基地局となる機器を選択してもよい。あるいは、基地局機能を有する機器とNFCタッチされた際に、当該機器はスマートホン101に自身の機器情報を通知するようにし、この機器情報に基づいてスマートホン101が基地局となる機器を選択するようにしてもよい。ここで、機器情報とは、例えば、電源に接続されて常時起動している機器か否か、またはバッテリ駆動か否か等を示す情報であり、基地局の選択に適した情報を通知することが望ましい。このように、移管先となる基地局機能を有する外部装置が複数存在する場合、外部装置への電源供給の状況に基づいて、移管先となる外部装置を決定することで、電力が安定供給されている装置を自動的に基地局として動作させることができる。
以上のように、上記の各構成によれば、同一の無線LAN端末局装置に対して、複数回NFCタッチをすることなく、仲介ハンドオーバを実行することができる。また、複数の無線LAN端末局装置を単一の無線LAN基地局装置に無線LAN接続させる場合に、無線LAN基地局装置に対して複数回NFCタッチをすることなく、仲介ハンドオーバを実行することができる。したがって、ユーザ利便性の高いハンドオーバ技術を提供することができる。
<<その他の実施形態>>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:スマートホン、102:監視カメラ、103:ディスプレイ、104:アクセスポイント

Claims (19)

  1. 第一の無線通信方式により近接無線通信を行う通信手段と、
    前記第一の無線通信方式と異なる通信方式にハンドオーバするためのハンドオーバ処理を仲介することを示す情報を、前記通信手段を用いて送信する第1送信手段と、
    前記第1送信手段により前記情報が第一装置に送信された後に、前記第一の無線通信方式より通信速度が速い又は通信距離が長い第二の無線通信方式によるネットワークに接続するための接続設定情報を、前記通信手段による通信により前記第一装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記接続設定情報を第二装置に前記通信手段により送信する第2送信手段と、
    前記第2送信手段による前記接続設定情報の送信の後に第三装置と前記通信手段により無線接続が確立された場合において、
    所定の条件が満たされる場合、前記第2送信手段による前記接続設定情報の送信の後に前記第一装置及び前記第二装置と前記通信手段による通信を行うこと無くとも、前記取得手段により取得された前記接続設定情報を前記第三装置に前記通信手段により送信し、
    前記所定の条件が満たされない場合、前記接続設定情報を前記第三装置に送信しない第3送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記第2送信手段による送信の後に前記第三装置と前記通信手段により無線接続が確立された場合において、前記所定の条件が満たされない場合、前記第一の無線通信方式と異なる通信方式にハンドオーバするためのハンドオーバ処理を仲介することを示す情報を前記第三装置に送信する第4送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第3送信手段は、前記第2送信手段による送信の後から所定期間が経過する前に前記第三装置と前記通信手段により無線接続が確立された場合、前記取得手段により取得された前記接続設定情報を前記第三装置に前記通信手段により送信し、
    前記第2送信手段による送信の後から前記所定期間が経過した後に前記第三装置と前記通信手段により無線接続が確立された場合、前記取得手段により取得された前記接続設定情報を前記第三装置に前記通信手段により送信しないことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第3送信手段は、前記第2送信手段による送信の後に、送信指示を受け付けた状態で前記第三装置と前記通信手段により無線接続が確立された場合、前記取得手段により取得された前記接続設定情報を前記第三装置に前記通信手段により送信し、
    前記第2送信手段による送信の後に、前記送信指示を受け付けていない状態で前記第三装置と前記通信手段により無線接続が確立された場合、前記取得手段により取得された前記接続設定情報を前記第三装置に前記通信手段により送信しないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第三装置へ前記接続設定情報を送信するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記第3送信手段は、前記判定手段が送信すると判定した場合、前記通信手段を制御して、当該第三装置へ前記接続設定情報を送信させる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記取得手段は、前記第二の無線通信方式の基地局機能を有する第一装置から、前記通信手段を介して前記接続設定情報を取得することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記第二の無線通信方式によるネットワークへの接続仲介の開始に応じて、前記第一装置からの前記接続設定情報の取得を促す通知を提示する提示手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記提示手段は、前記接続設定情報の取得を促す画像を表示手段に表示させて前記通知を提示することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記判定手段は、前記第二装置へ前記接続設定情報を送信してから所定の時間が経過した場合に、第三装置へ前記接続設定情報を送信しないと判定する
    ことを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  10. 前記判定手段は、ユーザからの指示に応じて、第三装置へ前記接続設定情報を送信するか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  11. 前記第一の無線通信方式はNFCであり、
    前記第2送信手段は、双方向通信モードで、前記接続設定情報を前記第二装置に前記通信手段により送信し、
    前記第3送信手段は、カードエミュレーションモードで、前記接続設定情報を前記第三装置に前記通信手段により送信する
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 前記通信手段による通信に基づいて、外部装置が前記第二の無線通信方式の基地局機能を有するか否かを判定する判定手段と、
    第一外部装置が基地局機能を有さないと前記判定手段により判定された場合、前記通信装置が前記第二の無線通信方式によるネットワークの基地局として動作する場合に形成されるネットワークに接続するための接続設定情報を前記第一外部装置に送信する第5送信手段と、
    前記第5送信手段により送信された接続設定情報に基づいて接続した前記第一外部装置を、前記第二の無線通信方式の基地局機能を有すると前記判定手段により判定された第二外部装置へ接続を切り替えさせるための処理を行う手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  13. 第一の無線通信方式により通信を行う通信手段と、
    第二の無線通信方式により通信を行う第二通信手段と、
    前記第一の無線通信方式による外部装置との通信により、当該外部装置が前記第二の無線通信方式の基地局機能を有するか否かを判定する判定手段と、
    前記外部装置が基地局機能を有しないと判定した場合、当該通信装置が基地局として構築する前記第二の無線通信方式によるネットワークに接続するための接続設定情報を取得する取得手段と、
    前記通信手段を制御して、前記基地局機能を有しない外部装置へ前記接続設定情報を送信させる制御手段と、
    当該通信装置の前記接続設定情報を送信した前記外部装置を、前記第二の無線通信方式の基地局機能を有する装置へ移管する移管手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  14. 前記移管手段は、当該通信装置の前記接続設定情報を前記第二の無線通信方式の基地局機能を有する装置へ設定して、前記外部装置を移管することを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記外部装置が基地局機能を有すると判定された場合、前記取得手段は、当該外部装置から前記通信手段を介して、当該外部装置が基地局として構築する前記第二の無線通信方式によるネットワークに接続するための接続設定情報を取得し、
    前記移管手段は、前記基地局機能を有する外部装置の前記接続設定情報を当該通信装置の前記接続設定情報を送信した前記外部装置へ設定して、該外部装置を移管する
    ことを特徴とする請求項13に記載の通信装置。
  16. 移管先となる基地局機能を有する外部装置が複数存在する場合、該複数の外部装置への電源供給の状況に基づいて、該複数の外部装置の中から移管先となる外部装置を決定する決定手段をさらに備えることを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の通信装置。
  17. 第一の無線通信方式により近接無線通信を行う通信手段を備えた通信装置の通信方法であって、
    前記第一の無線通信方式と異なる通信方式にハンドオーバするためのハンドオーバ処理を仲介することを示す情報を、前記通信手段を用いて送信する第1送信工程と、
    前記第1送信工程において前記情報が第一装置に送信された後に、前記第一の無線通信方式より通信速度が速い又は通信距離が長い第二の無線通信方式によるネットワークに接続するための接続設定情報を、前記通信手段による通信により前記第一装置から取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記接続設定情報を第二装置に前記通信手段により送信する第2送信工程と、
    前記第2送信工程における前記接続設定情報の送信の後に第三装置と前記通信手段により無線接続が確立された場合において、
    所定の条件が満たされる場合、前記第2送信工程における前記接続設定情報の送信の後に前記第一装置及び前記第二装置と前記通信手段による通信を行うこと無くとも、前記取得工程により取得された前記接続設定情報を前記第三装置に前記通信手段により送信し、
    前記所定の条件が満たされない場合、前記接続設定情報を前記第三装置に送信しない第3送信工程と、
    を備えることを特徴とする通信装置の通信方法。
  18. 第一の無線通信方式により通信を行う通信手段と、第二の無線通信方式により通信を行う第二通信手段とを備えた通信装置の通信方法であって、
    判定手段が、前記第一の無線通信方式による外部装置との通信により、当該外部装置が前記第二の無線通信方式の基地局機能を有するか否かを判定する判定工程と、
    前記外部装置が基地局機能を有しないと判定した場合、取得手段が、当該通信装置が基地局として構築する前記第二の無線通信方式によるネットワークに接続するための接続設定情報を取得する取得工程と、
    制御手段が、前記通信手段を制御して、前記基地局機能を有しない外部装置へ前記接続設定情報を送信させる制御工程と、
    移管手段が、当該通信装置の前記接続設定情報を送信した前記外部装置を、前記第二の無線通信方式の基地局機能を有する装置へ移管する移管工程と
    を有することを特徴とする通信方法。
  19. コンピュータを請求項1から16のいずれか1項に記載の通信装置が備える各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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