JP2017050628A - コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム - Google Patents

コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツデータの取り込み速度向上とコンテンツデータが記録される記録媒体の利用効率向上とを両立することのできるコンテンツ管理装置を提供する。
【解決手段】コンテンツ管理装置1は、外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータから、これをリサイズした適合コンテンツデータを生成する適合ファイル生成部202と、オリジナルコンテンツデータと適合コンテンツデータのHDD261への記録を制御する記録制御部203とを備える。記録制御部203は、オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要なHDD261上の予約記録容量を確保し、当該適合コンテンツデータを、この予約記録容量を使用してHDD261に記録後、この予約記録容量のうちの未使用分を解放してHDD261の空き容量を更新する。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラムに関する。
デジタルカメラやスマートフォン等の撮像機能付きの電子機器の普及により、このような電子機器に搭載される記録媒体には静止画像データ又は動画像データ等のコンテンツデータが大量に記録されるようになっている。
この記録媒体からコンテンツデータを取り込んでハードィスクに記録し、ハードィスクに記録したコンテンツデータを、スマートフォン、テレビジョン、及びタブレット端末等の表示部を有する電子機器にて再生可能とするコンテンツ管理装置が製品化されている。
このようなコンテンツ管理装置では、ハードィスクに記録したコンテンツデータを、コンテンツデータの再生先の電子機器に適した形式に変換し、変換後のコンテンツデータを変換前のコンテンツデータと関連付けてハードィスクに記録することが行われる。
このような処理が行われることで、コンテンツ管理装置と接続される様々な電子機器において、その電子機器に適した形式でコンテンツデータをスムーズに再生することを可能にしている。
コンテンツ管理装置の一例として、特許文献1はネットワーク接続ストレージを開示している。特許文献1に記載のネットワーク接続ストレージは、ネットワークを介して複数の電子機器と接続可能に構成されている。
このネットワーク接続ストレージは、これら複数の電子機器のいずれかの電子機器から転送されてきたコンテンツデータを自装置に接続可能な各電子機器で再生可能な形式に変換し、変換後のコンテンツデータと変換前のコンテンツデータとを関連付けてハードディスクに記録している。
特許文献2は、Exif(Exchangeable image file format)形式でのコンテンツデータを生成してフラッシュメモリに記録する撮像機能付きの電子機器を開示している。
特許文献2の電子機器は、撮像素子により撮像して得られた画像データをRAM(Random Access Memory)に一時記憶し、この画像データに対応する付随データを格納するための格納領域をフラッシュメモリに予約する。
そして、電子機器は、RAMに記憶した画像データを符号化し、符号化画像データをフラッシュメモリの上記の格納領域に続くアドレスから記録する。
更に、電子機器は、フラッシュメモリに記録した符号化画像データを縮小して符号化サムネイルデータを生成し、生成した符号化サムネイルデータを上記の格納領域に記録することで、Exif形式でのコンテンツデータを生成している。
特許文献3は、ハードディスクに記録されているコンテンツデータを処理して派生データを生成し、生成した派生データをコンテンツデータと関連付けてこのハードディスクに記録するデータ処理装置を開示している。
特開2009−290263号公報 特開2005−333437号公報 特開2007−199945号公報
上述したように、撮像機能付きの電子機器やこの電子機器に装着される記録媒体に記録されるコンテンツデータの数は膨大なものとなる。そして、この膨大な数のコンテンツデータをコンテンツ管理装置が取り込む場合には、コンテンツデータの取り込み処理と、取り込んだコンテンツデータの変換処理と、変換後のコンテンツデータの記録処理とを行う必要があり、これらの処理に膨大な時間がかかる。
そこで、複数のコンテンツデータの取り込み処理を優先して行い、複数のコンテンツデータの取り込み後に、各コンテンツデータの変換及び記録処理を行うことが考えられる。
この方法では、コンテンツ管理装置に取り込むことのできるコンテンツデータの最大数を予め決めておき、この最大数のコンテンツデータに対応して、変換後のコンテンツデータを全て記録できるだけの記録領域をハードディスクに確保しておく必要がある。
そして、コンテンツデータの変換及び記録処理が開始されると、ハードディスク上に確保されている記録領域に、変換後のコンテンツデータが記録されることになる。しかし、変換後のコンテンツデータのデータ量が想定しているデータ量より小さくなる場合もあり、このような場合には記録領域に無駄が生じる。
また、コンテンツデータのデータ量が大きくなっていくと、変換後のコンテンツデータのデータ量も大きくなる可能性がある。更に、コンテンツデータを再生する電子機器の種類が増えていくと、それに合わせて変換後のコンテンツデータの総データ量も大きくなる。
これらの事情から、ハードディスクに確保する記録領域の容量は膨大なものが必要になり、コンテンツ管理装置のコストアップに繋がる。
特許文献1には、変換前後のコンテンツデータをハードディスクに記録することが記載されている。しかし、1度に大量のコンテンツデータを取り込むことは想定されておらず、ハードディスクの容量の利用効率向上や、コンテンツデータの取り込み時間の短縮等は考慮されていない。
特許文献2は、Exif形式でのコンテンツデータを生成する処理を開示するものであり、RAM利用効率の向上は考慮されているものの、フラッシュメモリの利用効率向上は考慮されていない。
また、符号化画像データから生成された符号化サムネイルデータは、この符号化画像データの再生先の電子機器に関わらずに、Exif規格によって定められた形式のものであり、コンテンツ管理装置が生成する変換後のコンテンツデータとは異なる。また、この符号化サムネイルデータは、画像の概要を知るためのものであってサイズも小さいため、表示閲覧に適しているものとは言えない。
特許文献3は、コンテンツデータと派生データをハードディスクに記録することを開示しているが、コンテンツデータの取り込み処理やこの処理時間の短縮は考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コンテンツデータの取り込み速度向上とコンテンツデータが記録される記録媒体の利用効率向上とを両立することのできるコンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ管理装置は、外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理装置であって、前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成部と、前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御部と、を備え、前記記録制御部は、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保部と、前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保部により確保された前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新部と、を有するものである。
本発明のコンテンツ管理方法は、外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理方法であって、前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成ステップと、前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと、を備え、前記記録制御ステップは、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保ステップと、前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保ステップにより確保した前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新ステップと、を有するものである。
本発明のコンテンツ管理プログラムは、外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ管理プログラムであって、前記コンテンツ管理方法は、前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成ステップと、前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと、を備え、前記記録制御ステップは、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保ステップと、前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保ステップにより確保した前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新ステップと、を有するものである。
本発明によれば、コンテンツデータの取り込み速度向上とコンテンツデータが記録される記録媒体の利用効率向上とを両立することのできるコンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態であるコンテンツ管理システムSの概略構成を示す図である。 図1に示すコンテンツ管理システムSにおけるコンテンツ管理装置1の概略構成を示すブロック図である。 図2に示すコンテンツ管理装置1におけるCPU20がコンテンツ管理プログラムを実行することにより実現される機能ブロック構成を示す図である。 図1に示すコンテンツ管理システムSにおけるコンテンツファイル取り込み時の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すコンテンツ管理システムSにおける適合ファイル生成記録時の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるコンテンツ管理システムSの概略構成を示す図である。コンテンツ管理システムSは、コンテンツ管理装置1、スマートフォンやタブレット端末等の表示部2a及び撮像機能を有する電子機器である閲覧装置2、デジタルカメラ等の撮像機能を有する電子機器である撮像装置3、表示部4aを有する電子機器である表示装置4、及び入力指示装置5を備える。
コンテンツ管理装置1は、閲覧装置2及び撮像装置3から取得したコンテンツファイルを記録媒体に記録し、記録したコンテンツファイルに含まれるコンテンツデータを、閲覧装置2及び表示装置4等の表示部を有する電子機器にて再生可能とするものである。
表示装置4は、一例として、データ転送ケーブルの一例であるHDMI(High Definition Multimedia Interface:登録商標)ケーブル8によりコンテンツ管理装置1に接続されている。コンテンツ管理装置1から出力される表示画面生成用信号はこのHDMIケーブル8を介して表示装置4に入力される。表示装置4は、入力された表示画面生成用信号に基づいて表示部4aに画像を表示する。
表示装置4は、コンポジット映像信号の送受信が可能なRCA端子を有するケーブル、S端子を有するケーブルによりコンテンツ管理装置1に接続されてもよい。表示装置4は、コンポーネント映像信号の送受信が可能なD端子を有するケーブルによりコンテンツ管理装置1に接続されてもよい。表示装置4は、無線LAN(Local Area Network)等の無線通信手段を介してコンテンツ管理装置1に接続されてもよい。表示装置4は、例えばテレビジョンやテレビチューナーを搭載しないモニタである。
コンテンツ管理装置1から出力される表示画面生成用信号は無線通信手段を介して閲覧装置2に入力される。閲覧装置2は、入力された表示画面生成用信号に基づいて表示部2aに画像を表示する。
入力指示装置5は、コンテンツ管理装置1に対する入力指示等を行う装置であり、いわゆるリモコン(リモートコントローラ)として動作する。入力指示装置5は、ユーザが入力指示装置5を操作することにより入力される入力信号を有線又は無線の通信手段によりコンテンツ管理装置1に送信する。
コンテンツ管理装置1及び閲覧装置2は、それぞれ無線通信手段を介して無線アクセスポイント(AP)9との間で無線通信が可能に構成されている。無線アクセスポイント9及びコンテンツ管理装置1は、スイッチングハブ等の中継機器10を介してLAN11に接続されている。
LAN11は、ルータ12を介してインターネット等のWAN(Wide Area Network)13に接続されている。これにより、コンテンツ管理装置1及び閲覧装置2は、WAN13上に存在する外部サーバ14との間でデータの送受信が可能である。
コンテンツ管理装置1は、閲覧装置2及び撮像装置3に格納されているコンテンツファイルを取り込む。
このコンテンツファイルは、静止画像データ又は動画像データ等のオリジナルコンテンツデータと、このオリジナルコンテンツデータに関連付けられた関連情報とを含むデータである。コンテンツファイルとしては、例えばExif規格に基づく形式のデータを想定している。
関連情報とは、オリジナルコンテンツデータのID、オリジナルコンテンツデータのデータ種別を示す拡張子、オリジナルコンテンツデータのデータ量、オリジナルコンテンツデータのサムネイルデータ、オリジナルコンテンツデータの画素数(オリジナルコンテンツデータが静止画像データの場合)、オリジナルコンテンツデータの撮像日時、オリジナルコンテンツデータが撮像された際の撮像条件に関する情報(例えば絞り値及び焦点距離等)、及び、オリジナルコンテンツデータが撮像された位置を示す位置情報(例えばGPS受信機により得られる緯度、経度、及び高度の情報)等の情報を含む。
閲覧装置2又は撮像装置3によって生成されたコンテンツファイルは、一例として、データ転送ケーブルの一例であるUSB(Universal Serial Bus)ケーブル6を介してコンテンツ管理装置1に取り込まれる。又は、閲覧装置2又は撮像装置3によって生成されたコンテンツファイルは、無線LAN等の無線通信手段を介してコンテンツ管理装置1に取り込まれる。
あるいは、閲覧装置2及び撮像装置3によって生成されたコンテンツファイルはメモリーカード7に格納され、このメモリーカード7がコンテンツ管理装置1に挿入されることによりコンテンツ管理装置1に取り込まれる。
又は、閲覧装置2及び撮像装置3とコンテンツ管理装置1の間で近距離無線通信を可能に構成しておき、閲覧装置2及び撮像装置3から近距離無線通信によりコンテンツファイルをコンテンツ管理装置1に取り込むこともできる。
また、コンテンツ管理装置1には、LAN11又はWAN13上に存在するコンピュータに格納されているコンテンツファイルをこれらネットワークを介して取り込むこともできる。
閲覧装置2、撮像装置3、メモリーカード7、及び、WAN13上のコンピュータは、外部機器を構成する。
図2は、図1に示すコンテンツ管理システムSにおけるコンテンツ管理装置1の概略構成を示すブロック図である。
コンテンツ管理装置1は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、入出力デバイス23、HDMIインタフェース(I/F)24、ネットワークインタフェース(I/F)25、HDD(Hard Disk Drive)部26、及び、無線LANインタフェース(I/F)27を備えており、これらはバスにより互いに接続されている。
CPU20は、ROM21内に格納されたファームウェア等のプログラムを実行することにより、コンテンツ管理装置1全体の制御を行う。
また、CPU20は、ROM21内に格納されたコンテンツ管理プログラムを実行することにより、適合コンテンツ生成部、記録制御部、予約記録容量確保部、及び、空き容量更新部として機能する。これら各部については後述する。
ROM21には、上述したファームウェア等のプログラムとコンテンツ管理プログラムが格納されている。RAM22はコンテンツ管理装置1のワークメモリとして機能し、CPU20を含めたコンテンツ管理装置1の動作時に一時的に使用されるプログラム、データ等が展開される。
入出力デバイス23は、入力インタフェース(I/F)230、入力指示部231、カードインタフェース(I/F)232及びUSBインタフェース(I/F)233を備える。
入力インタフェース230には入力指示部231及び入力指示装置5が接続され、ユーザが入力指示部231又は入力指示装置5を操作することにより入力される入力信号を受信する。入力指示部231としては、例えば画像取り込み指示ボタン等が挙げられる。
入力指示装置5は、ユーザにより操作される操作位置に対応する複数の操作部5aを備える。入力指示装置5は、ユーザにより少なくとも一つの操作部5aが操作されると、操作された操作部5aに対応する入力信号を出力する。入力指示装置5としては、例えばリモコン、キーボード、マウス等が挙げられる。操作部5aとしてはボタン等が挙げられる。
カードインタフェース232はカードスロット(図略)を備え、このカードスロットに挿入されたメモリーカード7に対してデータの読み出し及び書き込みを行う。メモリーカード7の形式に限定はなく、一例としてmini、microを含むSDメモリーカード、メモリースティック(登録商標)が好適に挙げられる。
USBインタフェース233はUSBコネクタ(図略)を備え、このUSBコネクタに直接、あるいはUSBケーブル6を介して、接続されたUSB機器30に対して、USB2.0又はUSB3.0規格に沿ったデータの読み出し及び書き込みを行う。USB機器30としては、USBフラッシュメモリ、USBインタフェースを備えた撮像装置3が挙げられる。
HDMIインタフェース24はHDMIコネクタ(図略)を備え、このHDMIコネクタにHDMIケーブル8を介して接続されたHDMI出力機器31に対してAVストリーム(映像信号及び音声信号)を出力する。HDMI出力機器31としては、例えば表示装置4が挙げられる。
ネットワークインタフェース25はネットワークコネクタ(図略)を備える。このネットワークコネクタにネットワークケーブル(図略)を介してルータ12が接続され、このルータ12がWAN13に接続されることで、コンテンツ管理装置1と外部ネットワークとの間でデータの送受信がされる。
ネットワークインタフェース25は、例えばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3規格に基づく有線通信を行うものである。
HDD部26は、HDD261とHDDインタフェース(I/F)260とを備える。
HDD261は、記録媒体であるハードディスクと、このディスクの回転を行う回転部と、ディスクに対してデータの読み出し及び書き込みを行うヘッド部とを備える(いずれも不図示)。
HDDインタフェース260は、HDD261に対するデータの読み出し又は書き込み指令がCPU20からなされた場合に、HDD261全体の制御を行うとともに、データの読み出し又は書き込み制御を行い、読み出したデータをCPU20に出力する。
HDD部26は、記録媒体としてハードディスクを用いる記録装置であるが、記録媒体としてフラッシュメモリを用いた記録装置であるSSD(Solid State Drive)に置き換えてもよい。
また、HDD部26は、WAM13やLAN11に接続され、コンテンツ管理装置1から有線又は無線によって接続可能なネットワークストレージに置き換えてもよい。また、HDD部26は、USBインタフェース233を介してコンテンツ管理装置1からアクセス可能な外付け型のものとしてもよい。
このように、コンテンツ管理装置1の外部にHDD部26に相当する記録装置を設ける場合は、記録装置の数は1台に限らず複数台としてもよい。
HDD261には、閲覧装置2及び撮像装置3等の外部機器からCPU20が取得したコンテンツファイル60と、CPU20がコンテンツファイル60に基づいて生成する適合ファイル61と、コンテンツファイル60と適合ファイル61との関連付けを行うための関連付けテーブル62と、が格納される。適合ファイル61については後述する。
コンテンツファイル60をHDD261に格納する手法は任意であるが、一例として、コンテンツファイルが記録されたメモリーカード7をカードインタフェース232のカードスロットに挿入し、入力指示部231を操作することにより、このメモリーカード7内に格納されたコンテンツファイルをHDD261内に取り込む手法が挙げられる。
また、撮像装置3に接続されたUSBケーブル6をUSBインタフェース233のUSBコネクタに挿入して、入力指示部231が操作されることにより、撮像装置3内に格納されたコンテンツファイルをHDD261内に取り込んでもよい。
また、閲覧装置2及びコンテンツ管理装置1と無線アクセスポイント9の間で無線通信を確立して、閲覧装置2からの指示によりこの閲覧装置2内に格納されたコンテンツファイルを無線通信経由でHDD261内に取り込んでもよい。
さらに、WAN13に存在するコンテンツファイルをルータ12及びネットワークインタフェース25を介してHDD261内に取り込んでもよい。
なお、図2においてコンテンツファイル60と適合ファイル61はそれぞれ1つのみ図示されているが、現実的には、コンテンツファイル60と適合ファイル61の組が複数、HDD261内に格納される。
無線LANインタフェース27は、例えばIEEE802.11規格に準拠して無線アクセスポイント9と無線通信を行う。この無線LANインタフェース27は、コンテンツ管理装置1を無線LANクライアントとして動作させることが可能である。
図3は、図2に示すコンテンツ管理装置1におけるCPU20がコンテンツ管理プログラムを実行することにより実現される機能ブロック構成を示す図である。
CPU20は、コンテンツ管理プログラムを実行することにより、コンテンツファイル取得部201、適合ファイル生成部202、記録制御部203、及び、表示制御部204として機能する。
コンテンツファイル取得部201は、ユーザからの指示入力、あるいは、コンテンツ管理装置1に閲覧装置2又は撮像装置3が接続されたことを検知して、閲覧装置2又は撮像装置3からコンテンツファイルを取得する。
適合ファイル生成部202は、コンテンツファイル取得部201が取得したコンテンツファイルに含まれるオリジナルコンテンツデータから、このオリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する。
オリジナルコンテンツデータの利用形態としては、例えば、オリジナルコンテンツデータを外部の電子機器にて再生(静止画像の表示や動画像の表示等)すること、オリジナルコンテンツデータをネットワークインタフェース25、又は、無線LANインタフェース27を介して外部の電子機器に転送すること、HDMIインタフェース24により接続される表示装置4の解像度やアスペクト比に合わせてオリジナルコンテンツデータから映像音声信号を生成し、生成した映像音声信号をHDMIインタフェース24を介して表示装置4に転送して表示装置4にて再生すること、が挙げられる。
例えば、オリジナルコンテンツデータを外部の電子機器にて再生する場合を考えると、電子機器によって再生環境は異なる。
再生環境とは、表示部の表示解像度、表示部の表示画面サイズ、表示部の表示画面のアスペクト比、及び、再生可能なファイル形式等である。このため、適合ファイル生成部202は、オリジナルコンテンツデータの再生先の再生環境に適合させた適合コンテンツデータを生成する。
また、オリジナルコンテンツデータを外部の電子機器にて再生する場合を考えると、電子機器によって再生方法も異なる。例えば、オリジナルコンテンツが複数の静止画像データであれば、これらを一覧表示するのか各静止画像データを個別に全画面表示するのか等の違いがある。このため、適合ファイル生成部202は、オリジナルコンテンツデータの再生先の再生方法に適合させた適合コンテンツデータを生成する。
また、オリジナルコンテンツデータを外部の電子機器にて転送して再生する場合を考えると、転送先によってデータの転送経路やデータの転送実効速度が異なる。例えば、コンテンツ管理装置1と電子機器とが有線によって直接接続されている場合には、適合コンテンツデータのデータ量は大きくしてもよい。また、コンテンツ管理装置1から携帯電話ネットワークに接続されたスマートフォン等にデータ転送が行われる場合には、通信トラフィックを考慮して適合コンテンツデータのデータ量を小さくすることが好ましい。
このため、適合ファイル生成部202は、オリジナルコンテンツデータの再生先へのデータ転送経路やデータ転送の実効速度に適合させた適合コンテンツデータを生成する。
このように、適合コンテンツデータとしては、オリジナルコンテンツデータの解像度と画像サイズの少なくとも一方を再生先の再生環境又は再生方法に合わせて変換したもの、オリジナルコンテンツデータのアスペクト比を再生先の再生環境又は再生方法に合わせて変換したもの、オリジナルコンテンツデータのファイル形式を再生先の再生環境に合わせて変換したもの、オリジナルコンテンツデータのデータ量や転送レート等を再生先へのデータ転送経路やデータ転送経路における転送実効速度に合わせて変換したもの、等が含まれる。
コンテンツ管理装置1では、コンテンツ管理装置1のHDD261に格納されるオリジナルコンテンツデータを再生する電子機器の種別として、大きく分けて図1の閲覧装置2と表示装置4の2種類を想定している。
なお、コンテンツ管理装置1とHDMIインタフェース24により接続される表示装置4は、コンテンツ管理装置1により生成された映像音声信号に基づいて画面を表示することで、コンテンツの再生を行う。
閲覧装置2は、スマートフォンやタブレット端末等の表示画面サイズが比較的小さな装置である。表示装置4は、テレビジョンやモニタ等の表示画面サイズが比較的大きい装置である。表示画面サイズが大きく異なる複数の装置では、必要となる適合コンテンツデータの画素サイズや解像度も異なる。
このため、適合ファイル生成部202は、コンテンツファイル取得部201が取得したコンテンツファイルに含まれるオリジナルコンテンツデータから、閲覧装置2用の第一の適合コンテンツデータと、表示装置4用の第二の適合コンテンツデータと、を生成する。
上述したように、第一の適合コンテンツデータと第二の適合コンテンツデータは、それぞれ1つに限らず2つ以上生成される場合がある。例えば、再生先の1つの電子機器に対して、全画面表示に適した適合コンテンツデータと、一覧表示に適した適合コンテンツデータと、を含む複数の適合コンテンツデータが生成される場合がある。
また、オリジナルコンテンツデータには、オリジナルコンテンツデータの概要を確認するためのサムネイルデータが含まれる。しかし、このサムネイルデータは、例えば表示画面サイズの大きい表示装置4にて利用する場合に最適なものとはなっていない。JPEG(Joint Photographic Experts Group)データのExif2.1の規格を例にすると、サムネイルデータの画像サイズは160画素×120画素であり、表示画面サイズの大きい表示装置4での表示に適していない。
そこで、適合ファイル生成部202は、コンテンツファイル取得部201が取得したコンテンツファイルに含まれるオリジナルコンテンツデータから適合サムネイルデータを適合コンテンツデータとして生成する。
適合サムネイルデータは、オリジナルコンテンツデータの解像度又は画像サイズを削減して、あるいは、オリジナルコンテンツデータがJPEGデータであった場合、その圧縮率等コンテンツの見栄えに関するパラメータを低下させて作成したデータである。
このような適合サムネイルデータは、再生先の電子機器の表示部の解像度の制限等から作成される。なお、適合サムネイルデータは、オリジナルコンテンツデータに含まれるサムネイルデータよりは高画質なものとなっている。
適合ファイル生成部202は、1つのオリジナルコンテンツデータから、再生先の電子機器毎に適合させた複数の適合サムネイルデータを生成してもよい。
このように、オリジナルコンテンツデータの利用形態としてオリジナルコンテンツデータの転送を考えると、データ転送効率を考えて、オリジナルコンテンツデータの圧縮形式やデータ量(解像度や画像サイズ)をデータ転送に有利な形式に変換することが好ましい。
つまり、適合コンテンツデータとしては、オリジナルコンテンツデータの圧縮形式を再生先に合わせて変換したもの、オリジナルコンテンツデータのデータ量を再生先に合わせて変換したもの、も含まれる。また、適合コンテンツデータとしては、オリジナルコンテンツデータのデータ量を再生方法(全画面表示や一覧表示)に合わせて変換したものも含まれる。
このように、適合ファイル生成部202は、オリジナルコンテンツデータから、第一の適合コンテンツデータと、第二の適合コンテンツデータと、適合サムネイルデータと、これらのデータを特定するための情報である適合IDと、を含む適合ファイル61を生成する。
記録制御部203は、コンテンツファイル取得部201により取得されたコンテンツファイルと、適合ファイル生成部202により生成された適合ファイル61のHDD261への記録を制御する。
具体的には、記録制御部203は、HDDインタフェース260に指令を出すことで、オリジナルコンテンツデータをHDD261に記録させたり、適合ファイル61をHDD261に記録させたりする。
また、記録制御部203は、予約記録容量確保部23Aと、空き容量更新部23Bと、を有する。
予約記録容量確保部23Aは、コンテンツファイル取得部201により取得されたオリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから適合ファイル生成部202により生成される適合ファイル61の記録に必要なHDD261上の予約記録容量を確保する。
具体的には、予約記録容量確保部23Aは、HDD261の空き容量を予約記録容量分減少させることで、予約記録容量の確保を行う。
予約記録容量確保部23Aは、予約記録容量を確保したオリジナルコンテンツデータを含むコンテンツファイルに含まれるIDと、当該予約記録容量の値とを関連付けて関連付けテーブル62に記録する。予約記録容量は、例えば以下の方法によって予め決められている。
オリジナルコンテンツデータとして、コンテンツ管理装置1に取り込み可能又は取り込まれる可能性のある形式を想定し、想定した全ての形式のオリジナルコンテンツデータから適合ファイル61を生成したときの適合ファイル61のデータ量を調べる。このようにして調べた全ての適合ファイル61のうち、データ量が最大となるもののこのデータ量が上記の予約記録容量として決められている。
このように、予約記録容量確保部23Aは、任意のオリジナルコンテンツデータに対し、適合ファイル61が記録できるだけの予約記録容量をHDD261上に予め決められた固定値(上記の方法で求められたデータ量)として確保する。
空き容量更新部23Bは、オリジナルコンテンツデータから生成された適合ファイル61が、予約記録容量確保部23Aにより確保された予約記録容量を使用して記録制御部203によりHDD261に記録された後、確保された予約記録容量のうち、適合ファイル61の記録に使用された容量以外の未使用容量を解放してHDD261の空き容量を更新する。
表示制御部204は、入力指示装置5から入力される指示情報にしたがって、HDD261に記録された適合ファイル61に含まれる第一の適合コンテンツデータ、第二の適合コンテンツデータ、又は適合サムネイルデータを閲覧装置2に送信する。
また、表示制御部204は、入力指示装置5から入力される指示情報にしたがって、HDD261に記録された適合ファイル61に含まれる第一の適合コンテンツデータ、第二の適合コンテンツデータ、又は適合サムネイルデータから映像音声信号を生成し、この映像音声信号を表示装置4に送信する。
図4は、図1に示すコンテンツ管理システムSにおけるコンテンツファイル取り込み時の動作を説明するためのフローチャートである。
CPU20は、コンテンツ管理装置1のカードインタフェース232にメモリーカード7が挿入されたことを検知すると、カードインタフェース232を介してメモリーカード7に記録されている情報を確認し、HDD261に記録されていないコンテンツファイル(取り込み対象のコンテンツファイル)の有無を判定する。
そして、CPU20は、取り込み対象のコンテンツファイルが有ると判定すると、図4に示すコンテンツファイル取り込み処理を開始する。
なお、ここでは、メモリーカード7からのコンテンツファイル取り込みの例について説明しているが、閲覧装置2や撮像装置3からもコンテンツファイルの取り込みが可能である。
閲覧装置2からコンテンツファイルを取り込む場合には、例えば、閲覧装置2において、閲覧装置2に格納されている複数のコンテンツファイルのうちのどれを転送すべきかをユーザが選択可能としてもよい。
そして、閲覧装置2がコンテンツ管理装置1と接続され、閲覧装置2からコンテンツファイルの取り込みの指示がなされると、CPU20は、ユーザにより選択されたコンテンツファイルのうち、HDD261に記録していないものを取り込み対象として、図4に示すコンテンツファイル取り込み処理を開始する。
まず、CPU20は、カードインタフェース232を介してメモリーカード7から1つのコンテンツファイルを読み出しRAM22に一時記憶することで、コンテンツファイルの取得を行う(ステップS1)。
次に、CPU20は、コンテンツファイルに対して予め決められた容量である予約記録容量をHDD261に対して確保する(ステップS2)。ステップS2の処理により、HDD261の空き容量は予約記録容量分減少した状態となる。
次に、CPU20は、HDDインタフェース260を制御してHDD261の空き容量の情報を取得し、空き容量が閾値以上か否かを判定する(ステップS3)。この閾値は、コンテンツファイルとして想定されるデータ量、又は、コンテンツファイルとして想定されるデータ量の最大値に上記の予約記録容量を加えた値を例えば設定しておく。
ステップS3の判定がNOの場合、ステップS1で取得したコンテンツファイルをHDD261に記録することができない、又は、コンテンツファイルはHDD261に記録できるが、このコンテンツファイルから生成される適合ファイル61をHDD261に記録することができないため、CPU20はコンテンツファイルの取り込み処理を終了する。
ステップS3の判定がYESの場合、CPU20は、ステップS1で取得しRAM22に記憶したコンテンツファイルをHDD261に記録する(ステップS4)。また、CPU20は、記録したコンテンツファイルのIDを関連付けテーブル62に記録する。
その後、CPU20は、メモリーカード7に取り込み対象のコンテンツファイルがあるか否かを再度判定し(ステップS5)、取り込み対象のコンテンツファイルがあれば(ステップS5:YES)ステップS1に処理を戻し、取り込み対象のコンテンツファイルがなければ(ステップS5:NO)取り込み処理を終了する。
図4のコンテンツファイル取り込み処理が終了した後の所定のタイミング(例えば、コンテンツ管理装置1の電源断操作がなされたタイミング、コンテンツファイル取り込み処理の終了後の期間においてコンテンツ管理装置1に対する操作がなされない期間が所定時間継続したタイミング)になると、CPU20は、図5に示す適合ファイル生成記録処理を開始する。
まず、CPU20は、HDD261に記録されているコンテンツファイルのうち、関連付けテーブル62においてIDに適合IDが関連付けられていないコンテンツファイル(取り込みが終了しているが適合ファイル61が生成されていないコンテンツファイル)を特定し、特定したコンテンツファイルのうちの1つをHDD261から読み込んでRAM22に一時記憶する(ステップS10)。
次に、CPU20は、RAM22に一時記憶したコンテンツファイルに含まれるオリジナルコンテンツデータから適合ファイル61を生成する(ステップS11)。
次に、CPU20は、生成した適合ファイル61を、関連付けテーブル62において、この適合ファイル61の生成元のオリジナルコンテンツデータのIDに関連付けられている予約記録容量を利用してHDD261に記録する(ステップS12)。
また、CPU20は、関連付けテーブル62において、適合ファイル61に含まれる適合IDを、この適合ファイル61の生成元のオリジナルコンテンツデータのIDに関連付けて記録する。
次に、CPU20は、予約記録容量のうち、適合ファイル61の記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して、HDD261の空き容量を更新する(ステップS13)。
例えば、あるオリジナルコンテンツデータに対して確保された予約記録容量が4メガバイトであり、このオリジナルコンテンツデータから生成された適合ファイル61のデータ量が3メガバイトであった場合は、1メガバイトが未使用容量となる。
CPU20は、この1メガバイトを解放、つまり、HDD261における記録済み容量から記録可能容量に変更することで、空き容量を1メガバイト増やす。
ステップS13の後、CPU20は、関連付けテーブル62において、適合IDが関連付けられていないコンテンツファイルがあるか否かを判定し(ステップS14)、適合IDが関連付けられていないコンテンツファイルがあれば(ステップS14:YES)ステップS10に処理を戻し、適合IDが関連付けられていないコンテンツファイルがなければ(ステップS14:NO)処理を終了する。
コンテンツファイルの取り込み処理と、適合ファイル61の生成記録処理とが終了した後の動作は次の通りである。
閲覧装置2においてコンテンツファイルを閲覧するためのアプリケーションを立ち上げる等の動作が行われると、コンテンツ管理装置1の表示制御部204が、閲覧装置2の表示部2aに初期画面を表示するための表示画面生成用信号を生成し、この表示画面生成用信号を閲覧装置2に送信する。そして、閲覧装置2がこの表示画面生成用信号を受け付け、表示画面生成用信号に基づいて表示部2aに初期画面を表示する。
次に、閲覧装置2が、ユーザにより閲覧条件が入力されるのを待ち、ユーザにより閲覧条件が入力されると、入力された閲覧条件とともに、コンテンツファイルの閲覧要求をコンテンツ管理装置1に送信する。
ここで、閲覧条件とは、閲覧装置2の表示部2aに表示すべきコンテンツファイルの条件であり、一例として、特定の日付を関連情報に含むコンテンツファイルを指定する条件である。
コンテンツ管理装置1のCPU20は、閲覧要求を受信すると、HDD261に格納されたコンテンツファイルを検索し、この閲覧条件に合致するコンテンツファイルを抽出し、抽出したコンテンツファイルに関連付けられた適合サムネイルデータを閲覧装置2に送信する。
なお、CPU20は、適合ファイル61内に適合サムネイルデータが複数ある場合には、閲覧装置2の種別に応じた適合サムネイルデータを選択して閲覧装置2に送信する。
閲覧装置2では、受信した適合サムネイルデータに基づくサムネイル画像の一覧を表示部2aに表示する。閲覧装置2において、表示されたサムネイル画像から1つが選択されると、選択されたサムネイル画像の元となる適合サムネイルデータを含む適合ファイル61内の適合コンテンツデータの送信要求がコンテンツ管理装置1に送信される。
コンテンツ管理装置1の表示制御部204は、この送信要求を受けると、選択された適合サムネイルデータを含む適合ファイル61から、閲覧装置2の種別に応じた適合コンテンツデータ、又は、閲覧装置2の種別と閲覧装置2におけるコンテンツの再生方法に応じた適合コンテンツデータを読み出し、読み出した適合コンテンツデータを閲覧装置2に送信する。閲覧装置2では、受信した適合コンテンツデータに基づく画像が表示部2aに表示される。
閲覧装置2において適合コンテンツデータに基づく画像を確認する方法としては、例えば、ウェブブラウザを利用して画像を表示する方法と、専用のアプリケーションを利用して画像を表示する方法とがある。
ウェブブラウザを利用して画像を表示する場合は、コンテンツ管理装置1は例えばHTML形式のデータを閲覧装置2に送信する。このHTML形式のデータは、送信先の電子機器に関わらずに同じとし、このデータを受信した閲覧装置2側において、自装置に対応する適合コンテンツデータに基づく画像を表示すればよい。
又は、このHTML形式のデータは、送信先の電子機器の機種毎に異なるものとし、コンテンツ管理装置1は、HTML形式のデータの送信リクエストを受けたときに、このリクエスト元の電子機器の機種を判別し、判別した機種に対応するHTML形式のデータを送信すればよい。
専用のアプリケーションを利用して画像を表示する場合は、閲覧装置2がコンテンツ管理装置1に接続する際に、コンテンツ管理装置1に閲覧装置2の機種又は解像度など表示に関する情報を引き渡すことで、コンテンツ管理装置1が閲覧装置2に対応する適合コンテンツデータを選択し、送信すればよい。
また、コンテンツ管理システムSでは、表示装置4においても適合コンテンツデータに基づく画像を確認することができる。この場合は、コンテンツ管理装置1は、EDID(Extended Display Identification Data)情報にて表示装置4の解像度の情報を取得し、取得した解像度に応じた適合コンテンツデータ(全画面表示用のデータ又は一覧表示用のデータ)を選択し、選択した適合コンテンツデータから映像音声信号を生成して表示装置4に送信する。
以上のように、コンテンツ管理装置1は、閲覧装置2、撮像装置3、及びメモリーカード7等の外部機器からコンテンツファイルを取得すると、このコンテンツファイルに対して所定の予約記録容量を確保する。
そして、コンテンツ管理装置1は、このコンテンツファイルをHDD261に記録した後の所定のタイミングにて、HDD261に記録したコンテンツファイルから適合ファイル61を生成し、生成した適合ファイル61を、このコンテンツファイルに対して確保している予約記録容量を利用してHDD261に記録し、その後、予約記録容量の未使用分を解放してHDD261の空き容量を更新する。
この構成により、外部機器からHDD261に多数のコンテンツファイルを取り込む場合であっても、コンテンツファイルの取得、予約記録容量の確保、及び、コンテンツファイルのHDD261への記録の一連の処理を高速に繰り返すことができるため、多数のコンテンツファイルのHDD261への取り込みを高速に行うことができる。
また、コンテンツファイルがHDD261に記録された後に、記録されたコンテンツファイルから適合ファイル61の生成が行われるが、ここで生成された適合ファイル61は予約記録容量を利用してHDD261に記録され、予約記録容量の未使用分は解放されて空き容量としてカウントされる。
このため、最大データ量となる適合ファイル61を全て記録できるだけの記録領域をHDD261に対して予め確保しておく構成、つまり、適合ファイル61専用の記録領域をHDD261に設けておく構成と比較すると、HDD261の容量を効率的に利用することができる。
これにより、コンテンツファイルの数やデータ量が膨大になった場合でも、HDD261の容量を抑えることが可能となり、コンテンツ管理装置1の製造コスト増大を防ぐことができる。
また、予約記録容量の未使用分は解放されて空き容量としてカウントされることで、より多くのコンテンツファイルの取り込みが可能となり、限られたHDD261の容量で効率的にコンテンツファイルを管理することが可能となる。
以下、コンテンツ管理装置1の変形例について説明する。
(変形例1)
予約記録容量確保部23Aは、コンテンツファイルに対して確保する予約記録容量を、コンテンツファイルに含まれるオリジナルコンテンツデータのデータ量に基づいて決定してもよい。
例えば、予約記録容量確保部23Aは、オリジナルコンテンツデータのデータ量がデータ閾値を超えていれば第一の予約記録容量を確保し、オリジナルコンテンツデータのデータ量が該データ閾値以下であれば第二の予約記録容量を確保する。第一の予約記録容量は第二の予約記録容量よりも大きい値とする。
オリジナルコンテンツデータのデータ量が大きいということは、このオリジナルコンテンツデータから生成される適合ファイル61のデータ量も大きくなる可能性が高い。このため、オリジナルコンテンツデータのデータ量が大きいほど、多くの予約記録容量を確保することで、予約記録容量が足りなくなる事態を防ぐことができる。
なお、上記のデータ閾値は複数個設定し、予約記録容量を複数段階で変化させてもよい。又は、予約記録容量をオリジナルコンテンツデータのデータ量に応じて線形で変化させてもよい。
(変形例2)
予約記録容量確保部23Aは、コンテンツファイルに対して確保する予約記録容量を、コンテンツファイルに含まれるオリジナルコンテンツデータの種別に基づいて決定してもよい。
例えば、予約記録容量確保部23Aは、オリジナルコンテンツデータの種別を拡張子により判定し、判定した種別が動画像データであれば第一の予約記録容量を確保し、判定した種別が静止画像データであれば第二の予約記録容量を確保する。第一の予約記録容量は第二の予約記録容量よりも大きい値とする。
オリジナルコンテンツデータが動画像データである場合は、このオリジナルコンテンツデータから生成される適合ファイル61のデータ量も大きくなる可能性が高い。このため、オリジナルコンテンツデータの種別に合わせて予約記録容量を確保することで、予約記録容量が足りなくなる事態を防ぐことができる。
なお、変形例1と変形例2を組み合わせてもよい。
つまり、予約記録容量確保部23Aは、コンテンツファイルに対して確保する予約記録容量を、コンテンツファイルに含まれるオリジナルコンテンツデータのデータ量及び種別に基づいて決定してもよい。
この場合は、データ量と拡張子の組み合わせ毎に予約記録容量を定めたテーブルをコンテンツ管理装置1のHDD261に記録しておく。予約記録容量確保部23Aは、コンテンツファイルから判別したオリジナルコンテンツデータのデータ量及び種別の組み合わせに対応する予約記録容量を上記のテーブルから読み出して確保する。この構成によれば、予約記録容量をより精度よく確保することができる。
なお、図1のコンテンツ管理装置1の予約記録容量確保部23Aのように、全てのオリジナルコンテンツデータに対して一律の値で予約記録容量を確保する構成によれば、CPU20の処理量を低減することができ、変形例1,2よりもコンテンツファイルの取り込みを高速に行うことができる。
(変形例3)
予約記録容量確保部23Aは、HDD261のアドレスの最終端側からアドレス指定で予約記録容量分の記録領域を確保することで、予約記録容量を確保してもよい。
この場合、CPU20は、HDD261のアドレスの最終端からアドレス指定で記録領域を確保していく。そして、CPU20は、適合コンテンツデータを書き込む際には、最後に確保した記録領域を解放したうえで、HDD261の空き領域の先頭から適合コンテンツデータを書き込む。
また、CPU20は、ダミーファイルをHDD261に書き込むことで記録領域の確保を行ってもよい。この場合も、CPU20は、適合コンテンツデータを書き込む際には、最後に書き込んだダミーファイルを削除したうえで、HDD261の空き領域の先頭から適合コンテンツデータを書き込む。
以上の変形例3によれば、HDD261が他の装置と共有されている場合でも、他の装置からはHDD261の空き領域が少ないと判断されるため、適合コンテンツデータを確実に記録することができる。
(変形例4)
以上の説明では、図4の処理フローが終了した後の所定のタイミングで図5の処理フローが開始されるものとした。この変形例として、CPU20は、図4のステップS1〜ステップS4の処理が一度行われた後は、図4のステップS1〜ステップS5の処理と、図5のステップS10〜ステップS14の処理とを並行して行ってもよい。
変形例4によれば、適合ファイル61がHDD261に記録されるまでの時間を短縮することができる。このため、コンテンツファイルの取り込み処理中に、ユーザが記録済みのコンテンツファイルの再生要求をしてきても、この再生要求に対応することが可能となり、使い勝手を向上することができる。
なお、前述したように、図4の処理フローが終了した後の所定のタイミングで図5の処理フローを開始する構成によれば、CPU20として高度な処理を行うものを用いる必要がない。このため、CPU20として安価なものを利用することができ、コンテンツ管理装置1の製造コストを削減することができる。また、コンテンツファイルの取得及び記録が最優先で行われることから、コンテンツファイルの取り込み速度を高速化することが容易となる。
以上の説明では、オリジナルコンテンツデータが静止画像データ又は動画像データである例を説明したが、コンテンツ管理装置1が取り込み可能なデータは、静止画像データと動画像データに限らず、音楽データやテレビ番組の録画データ等も含まれる。
オリジナルコンテンツデータが音楽データの場合は、例えばCPU20は、再生先の電子機器の音楽再生性能に応じて、圧縮形式、サンプリングレート、ビットレート、又は、チャネル数(例えば5.1chから2chに変更)の少なくとも1つを変更することで、適合コンテンツデータを作成する。
オリジナルコンテンツデータが録画データの場合は、例えばCPU20は、圧縮形式の変更、アスペクト比の変更、著作権保護方式の変更、又は、機器間における再生互換性とセキュリティを維持した形式への変換の少なくとも1つを行うことで、適合コンテンツデータを作成する。
また、オリジナルコンテンツデータが、撮像素子から出力された撮像画像信号に対して画像処理を施していないRAWデータである場合には、CPU20がこのオリジナルコンテンツデータを含むコンテンツファイルについては取り込み非対象と判断してもよい。
RAWデータを含むコンテンツファイルを取り込み対象とする場合には、このコンテンツファイルに対しては、図4のステップS2の処理と、図5のステップS10〜ステップS13の処理を省略するのがよい。
なお、RAWデータを生成して記録する撮像装置の中には、このRAWデータを画像処理して得たJPEGデータをRAWデータと関連付けて記録するものがある。この場合は、コンテンツ管理装置1は、JPEGデータとRAWデータを含むコンテンツファイルを取り込み、適合コンテンツデータを生成することなく、JPEGデータとRAWデータを関連付けてHDD261に記録するのがよい。例えばJPEGデータを適合コンテンツデータとして取り扱うことで、RAWデータを含むコンテンツファイルの保存と、そのコンテンツファイルの中身の確認とを行うことが可能となる。
コンテンツ管理装置1のROM21に格納されるコンテンツ管理プログラムは、プログラムをコンピュータが読取可能な一時的でない(non−transitory)記録媒体に記録される。このような「コンピュータ読取可能な記録媒体」は、たとえば、CD−ROM(Compact Disc−ROM)等の光学媒体や、メモリーカード等の磁気記録媒体等を含む。また、このようなプログラムを、ネットワークを介したダウンロードによって提供することもできる。
以上のように本明細書には以下の事項が開示されている。
開示されたコンテンツ管理装置は、外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理装置であって、前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成部と、前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御部と、を備え、前記記録制御部は、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保部と、前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保部により確保された前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新部と、を有するものである。
開示されたコンテンツ管理装置は、前記予約記録容量確保部は、前記オリジナルコンテンツデータに対する予約記録容量を予め決められた容量として確保するものである。
開示されたコンテンツ管理装置は、前記予約記録容量確保部は、前記オリジナルコンテンツデータに対する予約記録容量を、前記オリジナルコンテンツデータのデータ量又は種別の少なくとも一方に基づいて決定するものである。
開示されたコンテンツ管理装置は、前記予約記録容量確保部は、前記記録媒体の空き容量を前記予約記録容量分減少させることで、前記予約記録容量を確保するものである。
開示されたコンテンツ管理装置は、前記外部機器から複数のオリジナルコンテンツデータが取得される場合には、前記予約記録容量確保部が前記複数のオリジナルコンテンツデータに対する予約記録容量の確保を行った後に、前記適合コンテンツ生成部が前記複数のオリジナルコンテンツデータの各々から適合コンテンツデータを生成するものである。
開示されたコンテンツ管理装置は、前記外部機器から複数のオリジナルコンテンツデータが取得される場合には、前記予約記録容量確保部による前記複数のオリジナルコンテンツデータのうちの任意のオリジナルコンテンツデータに対する予約記録容量の確保と、前記適合コンテンツ生成部による前記複数のオリジナルコンテンツデータのうちの予約記録容量が確保済みのオリジナルコンテンツデータからの適合コンテンツの生成と、を並行して行うものである。
開示されたコンテンツ管理方法は、外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理方法であって、前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成ステップと、前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと、を備え、前記記録制御ステップは、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保ステップと、前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保ステップにより確保した前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新ステップと、を有するものである。
開示されたコンテンツ管理プログラムは、外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ管理プログラムであって、前記コンテンツ管理方法は、前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成ステップと、前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと、を備え、前記記録制御ステップは、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保ステップと、前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保ステップにより確保した前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新ステップと、を有するものである。
S コンテンツ管理システム
1 コンテンツ管理装置
2 閲覧装置(外部機器)
3 撮像装置
4 表示装置(外部機器)
7 メモリーカード(外部機器)
20 CPU
202 適合ファイル生成部
203 記録制御部
23A 予約記録容量確保部
23B 空き容量更新部
261 HDD(記録媒体)

Claims (8)

  1. 外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理装置であって、
    前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成部と、
    前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御部と、を備え、
    前記記録制御部は、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保部と、
    前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保部により確保された前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新部と、を有するコンテンツ管理装置。
  2. 請求項1記載のコンテンツ管理装置であって、
    前記予約記録容量確保部は、前記オリジナルコンテンツデータに対する予約記録容量を予め決められた容量として確保するコンテンツ管理装置。
  3. 請求項1記載のコンテンツ管理装置であって、
    前記予約記録容量確保部は、前記オリジナルコンテンツデータに対する予約記録容量を、前記オリジナルコンテンツデータのデータ量又は種別の少なくとも一方に基づいて決定するコンテンツ管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のコンテンツ管理装置であって、
    前記予約記録容量確保部は、前記記録媒体の空き容量を前記予約記録容量分減少させることで、前記予約記録容量を確保するコンテンツ管理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のコンテンツ管理装置であって、
    前記外部機器から複数のオリジナルコンテンツデータが取得される場合には、前記予約記録容量確保部が前記複数のオリジナルコンテンツデータに対する予約記録容量の確保を行った後に、前記適合コンテンツ生成部が前記複数のオリジナルコンテンツデータの各々から適合コンテンツデータを生成するコンテンツ管理装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項記載のコンテンツ管理装置であって、
    前記外部機器から複数のオリジナルコンテンツデータが取得される場合には、前記予約記録容量確保部による前記複数のオリジナルコンテンツデータのうちの任意のオリジナルコンテンツデータに対する予約記録容量の確保と、前記適合コンテンツ生成部による前記複数のオリジナルコンテンツデータのうちの予約記録容量が確保済みのオリジナルコンテンツデータからの適合コンテンツの生成と、を並行して行うコンテンツ管理装置。
  7. 外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理方法であって、
    前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成ステップと、
    前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと、を備え、
    前記記録制御ステップは、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保ステップと、
    前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保ステップにより確保した前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新ステップと、を有するコンテンツ管理方法。
  8. 外部機器から取得したオリジナルコンテンツデータを含むデータを記録媒体に記録するコンテンツ管理方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ管理プログラムであって、
    前記コンテンツ管理方法は、
    前記オリジナルコンテンツデータから、オリジナルコンテンツデータの利用形態に適合した適合コンテンツデータを生成する適合コンテンツ生成ステップと、
    前記オリジナルコンテンツデータと前記適合コンテンツデータの前記記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと、を備え、
    前記記録制御ステップは、前記オリジナルコンテンツデータに対し、当該オリジナルコンテンツデータから生成される適合コンテンツデータの記録に必要な前記記録媒体上の予約記録容量を確保する予約記録容量確保ステップと、
    前記オリジナルコンテンツデータから生成された適合コンテンツデータを、前記予約記録容量確保ステップにより確保した前記予約記録容量を使用して前記記録媒体に記録後、前記予約記録容量のうち、前記適合コンテンツデータの記録に使用された容量以外の未使用容量を解放して前記記録媒体の空き容量を更新する空き容量更新ステップと、を有するコンテンツ管理プログラム。
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