JP2017049929A - プリントサーバ、プリントシステム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】メール宛先の中に登録されていない利用者が含まれる場合においても利用者に対してコストを割り当ててプリントすることができるプリントサーバ、プリントシステムを提供する。【解決手段】メールプリントサーバ10は、利用者を登録する利用者管理部と、メールに添付された文書を保持する文書保持部と、メールの宛先に係る利用者が既に登録されている場合に利用者に対して利用者に関連付けられたトークンを発行するトークン生成・管理部と、登録されていない場合に利用者に対して仮トークンを発行し、かつ、仮トークン及び利用者情報が入力された場合に利用者情報に係る利用者に対して利用者に関連付けられたトークンを発行する仮トークン生成・管理部と、課金枠管理部と、を備える。トークンを用いたプリント操作端末16からの利用者の印刷指示に応じてプリンタ18に対して文書のプリント指示を出力し、利用者に対してプリントコストを加算する。【選択図】図1

Description

本発明は、プリントサーバ、プリントシステム及びプログラムに関する。
従来から、電子メールに添付した文書(画像を含む)を、中継あるいはその写しを受信することにより蓄積し、自動あるいは何らかの指示を受けてプリントするシステムが知られている。また、プリントに係るコストを受益者に対して割り当てて受益者の負担とすることも一般的である。
これらを組合せたシステムとして、以下のようなシステムが提案されている。
(1)プリント装置に料金の収納装置を備え、プリント指示の操作を行うとともに支払いを行うシステム
(2)プリント装置上で認証操作を行い、特定された利用者に予め割り当てられた課金枠(アカウント)に対してコストを割り当てるシステム
(3)メール受信者のそれぞれに対してメールアドレスに対応付けて予め登録された課金枠に対して請求することを表すトークンを発行し、プリント装置上において該トークンの入力によりコストの割り当て先を決定するシステム
なお、特許文献1には、管理センタに画像のプリント代を送信者側が負担するか否かを問い合わせ、プリント代を送信者側が負担する情報を受信すると、店頭プリント端末内での課金処理をせずにプリント出力することが記載されている。
特許文献2には、電子メール本文、演奏会等のチケット、商品券その他の情報を提供する端末からプリント時のプリント代金支払い情報を受信して、代金を情報の提供者側に対して課金することが記載されている。
特許文献3には、複数の処理を含むサービス処理の内容が記述された指示書に基づいて、複数の処理装置に複数の処理を連携処理させ、サービス料金を算出して課金することが記載されている。
特許第4370612号 特開2003−256320号公報 特開2005−258627号公報
メール受信者のそれぞれに対してメールアドレスに対応付けて予め登録された課金枠に対して請求することを表すトークンを発行し、プリント装置上において該トークンの入力によりコストの割り当て先を決定するシステムでは、トークンの入力はユーザ名やパスワードの入力よりも容易であるため利便性が高い。一方で、メール受信者の中に予め登録されていない受信者が含まれている場合に、そのような受信者に対してもコストの割り当て先を決定してプリント処理を実行することが必要になる場合がある。
本発明の目的は、メール宛先の中に登録されていない利用者が含まれる場合においても当該利用者に対してコストを割り当ててプリントすることができるプリントサーバ、プリントシステム及びプログラムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、利用者を登録する登録部と、メールに添付された文書を保持する保持部と、メールの宛先に係る利用者が前記登録部に既に登録されている場合に前記利用者に対して第1トークンを発行し、前記登録部に登録されていない場合に前記利用者に対して第2トークンを発行し、かつ、前記第2トークン及び利用者情報が入力された場合に前記利用者情報に係る利用者に対して第1トークンを発行する発行部と、前記第1トークンを用いて前記文書のプリント指示を出力する出力部とを備えるプリントサーバである。
請求項2に記載の発明は、前記第1トークンは、前記利用者及び前記文書と関連付けられており、前記第2トークンは、前記文書と関連付けられている請求項1に記載のプリントサーバである。
請求項3に記載の発明は、前記利用者毎のプリントコストを管理する管理部をさらに備え、前記管理部は、前記第1トークンを用いて前記文書のプリント指示を出力する場合に、前記第1トークンに関連付けられた利用者のプリントコストを更新する請求項2に記載のプリントサーバである。
請求項4に記載の発明は、前記第2トークンは、URLに埋め込まれて発行される請求項1〜3のいずれかに記載のプリントサーバである。
請求項5に記載の発明は、利用者を登録する登録部と、メールに添付された文書を保持する保持部と、メールの宛先に係る利用者が前記登録部に既に登録されている場合に前記利用者に対して第1トークンを発行し、前記登録部に登録されていない場合に前記利用者に対して第2トークンを発行し、かつ、前記第2トークン及び利用者情報が入力された場合に前記利用者情報に係る利用者に対して第1トークンを発行する発行部と、前記第1トークンを用いて前記文書のプリント指示を出力する出力部とを備えるプリントサーバと、前記第1トークンを前記プリントサーバに送信してプリント指示するプリント操作端末と、前記プリントサーバからの前記プリント指示に応じて前記文書を印刷出力するプリンタとを備えるプリントシステムである。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、利用者を登録する登録ステップと、メールに添付された文書を保持する保持ステップと、メールの宛先に係る利用者が既に登録されている場合に前記利用者に対して第1トークンを発行し、前記登録部に登録されていない場合に前記利用者に対して第2トークンを発行し、かつ、前記第2トークン及び利用者情報が入力された場合に前記利用者情報に係る利用者に対して第1トークンを発行する発行ステップと、前記第1トークンを用いて前記文書のプリント指示を出力する出力ステップを実行させるプログラムである。
請求項1,5,6に記載の発明によれば、メール宛先の中に登録されていない利用者が含まれる場合においてもコストを割り当ててプリントすることができる。
請求項2,3に記載の発明によれば、さらに、登録されていない利用者に対してもトークンを用いたプリント及びコスト割り当てが実現する。
請求項4に記載の発明によれば、さらに第2トークンを用いて容易に第1トークンを取得できる。
実施形態のシステム構成図である。 実施形態のメール受信処理のフローチャートである。 実施形態のトークン受付処理のフローチャートである。 実施形態の仮トークン更新処理のフローチャートである。 文書保持部のデータの一例を示す図である。 利用者管理部のデータの一例を示す図である。 課金枠管理部のデータの一例を示す図である。 トークン生成・管理部のデータの一例を示す図である。 仮トークン生成・管理部のデータの一例を示す図である。 実施形態のメール画面の一例を示す図(その1)である。 実施形態のメール画面の一例を示す図(その2)である。 実施形態のメール画面の一例を示す図(その3)である。 実施形態のメール画面の一例を示す図(その4)である。 実施形態のメール画面の一例を示す図(その5)である。 実施形態のメール画面の一例を示す図(その6)である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
<基本原理>
まず、本実施形態の基本原理について説明する。
本実施形態では、受信したメールに文書が添付されていればその文書を保持するとともに、受信したメールの宛先が、予め登録された利用者であるか否かを判定し、予め登録された利用者であれば、利用者及びその文書に関連付けられた第1トークンを当該利用者に対して発行する。当該利用者、つまり受信したメールの宛先であり、予め登録された利用者は、発行された第1トークンを用いて文書をプリントする。第1トークンは利用者及び文書に関連付けられているので、第1トークンを用いて文書をプリントした場合、プリント処理(プリントジョブ)に係る利用者及び文書を一意に特定することができるから、そのプリント処理に要するコストをその利用者に適切に割り当てることができる。
他方、受信したメールの宛先が、予め登録された利用者でない場合には、第1トークンを発行することができない。そこで、本実施形態では、このような利用者に対しては、暫定的あるいは仮のトークンとしての第2トークンを発行する。第2トークンは文書のみに関連付けられているので、そのままではプリント処理を実行することはできない。第2トークンを取得した利用者は、自身の情報を利用者情報として入力することで新たに利用者登録し、さらに第2トークンを入力することで、第2トークンを第1トークンに更新する。利用者は、このようにして更新された第1トークンにより文書をプリントすることができる。また、第1トークンは利用者及び文書に関連付けられているので、第1トークンを用いて文書をプリントした場合、プリント処理に係る利用者及び文書を一意に特定することができるから、そのプリント処理に要するコストをその利用者、つまりメール受信時には登録されていなかった利用者に対しても適切に割り当てることができる。
本実施形態における第2トークンは、登録されていない利用者に対してその登録を促す機能を有しているから、誘因トークンあるいは仮トークンと称することができる。以下の実施形態では、第1トークンを単に「トークン」、第2トークンを「仮トークン」として説明する。
また、以下の実施形態では、第1トークン及び第2トークンともに有効期限を設定していないが、発行から所定期間内の有効期限を設定してもよく、有効期限が経過したトークンについてはこれを無効化してもよい。
<構成>
図1は、本実施形態におけるプリントシステムの全体構成図を示す。プリントシステムは、メールプリントサーバ10、メールサービスサーバ12、利用者端末14、プリント操作端末16、及びプリンタ18を備え、これらはネットワークに接続されて相互にデータ送受が可能である。
メールプリントサーバ10は、文書保持部、利用者管理部、課金枠管理部、トークン生成・管理部、コスト計算部、利用者特定・通知部、仮トークン生成・管理部、メール中継・受信部、メール通知部、トークン受付部、及び仮トークン更新部を備える。プリントサーバ10は、具体的にはサーバコンピュータで構成され、コンピュータとしての公知の構成、すなわちCPU、プログラムメモリ、ワーキングメモリ、記憶装置あるいはデータベース、通信インタフェースを備える。CPUは、プログラムメモリに記憶された処理プログラムに従って各種処理を実行する。プリントサーバ10の各機能ブロックは、CPUで実現される。CPUで実行される処理を例示すると、以下の通りである。
・メールを受信する機能
・受信したメールに添付された添付ファイルを文書としてデータベースに保持する機能
・利用者をデータベースに登録する機能
・受信したメールの宛先に係る利用者がデータベースに登録されているか否かを判定する機能
・登録されている利用者に対してトークンを生成(発行)する機能
・登録されていない利用者に対して仮トークンを生成(発行)する機能
・仮トークンをトークンに更新する機能
・トークンを受け付けてプリンタ18に対してプリント指示出力する機能
メール中継・受信部は、メールサービスサーバ12からの電子メール(単にメールと称する)を受信し、受信したメールに添付ファイルが含まれていれば当該添付ファイルを文書保持部に供給する。また、メール中継・受信部は、受信したメールを利用者管理部に供給する。
文書保持部は、添付ファイルを保持するデータベースを備える。また、文書保持部は、添付ファイルを保持するに際し、保持文書の識別子をリストとして保持する。保持文書の識別子は、保持文書を一意に特定するためのデータであり、その形式は任意である。
利用者管理部は、予め利用者を登録して保持するデータベースを備える。
利用者特定・通知部は、受信したメールの宛先毎に、利用者管理部で既に登録されているか否かを判定し、既に登録されている利用者を特定するとともに、登録されていない利用者を特定する。また、登録されている利用者に対してはメール通知部を介してトークンを通知する。また、登録されていない利用者に対してはメール通知部を介して仮トークンを通知する。
トークン生成(発行)・管理部は、利用者の識別子と保持文書の識別子に関連付けてトークンを生成して管理する。ここで、トークンとは、プリント操作において入力することを意図した文字ないし数字列データであり、利用者及び保持文書に関連付けられたデータである。トークンは、偶然の一致を防止する観点から、ランダムな文字列ないし数字列とすることが好適である。また、トークン生成・管理部は、受け付けたトークンから当該トークンに関連付けられた利用者の識別子及び保持文書の識別子を抽出する。
仮トークン生成(発行)・管理部は、保持文書の識別子に関連付けて仮トークンを生成して管理する。ここで、仮トークンとは、トークンそのものではなく暫定的なトークンであり、トークンが利用者と保持文書に関連付けられているのに対し、保持文書のみに関連付けられている点でトークンと異なる。仮トークンも、ランダムな文字列ないし数字列とすることができる。
メール通知部は、生成されたトークンを登録利用者に送信し、生成された仮トークンを未登録の利用者に送信する。
トークン受付部は、プリント操作端末16から入力されたトークンを受け付けてトークン生成・管理部に供給する。
コスト計算部は、文書保持部に保持されている文書データのうち、受け付けたトークンに関連付けられた保持文書の文書データをプリントする際のコストを算出する。コストは、文書データの容量やプリント形式(白黒/カラーを含む)、あるいは用紙の種別を用いて算出する。
課金枠管理部は、利用者毎の課金枠を管理する。課金枠管理部は、受け付けたトークンに関連付けられた利用者に対し、受け付けたトークンに関連付けられた保持文書についてコスト計算部で算出されたコストを加算することで課金枠を管理する。
利用者端末14は、パソコンや携帯端末等であり、メールサービスサーバ12を介してメールの送受信や、その上で起動するWebブラウザからネットワークを介してメールプリントサーバ10に対して要求を送信する。
プリント操作端末16及びプリンタ18は、互いに近傍に配置され、ネットワークを介してメールプリントサーバ10とデータを送受信する。利用者は、プリント操作端末16からトークンを入力して所望の文書のプリント指示をメールプリントサーバ10に対して出力する。プリンタ18は、メールプリントサーバ10からのプリント指示により、指示された文書をプリント出力する。
プリント操作端末16は、入力装置と表示装置を兼用したタッチパネルを備えていてもよく、プリント操作端末16とプリンタ18が一体的に構成されてもよい。プリント操作端末16も、利用者端末14と同様にCPU及びメモリを備えるコンピュータで構成されてもよい。
<処理>
図2は、メールプリントサーバ10におけるメール受信処理の処理フローチャートを示す。
利用者端末14から複数の受信者(宛先)を含むメールが送信されると、メールサービスサーバ12は当該メールをメールプリントサーバ10に送信し、メールプリントサーバ10のメール中継・受信部で当該メールを受信する。メール中継・受信部は、SMTP等のメール中継プロトコルや、POP3等のメール受信プロトコルによりメールサービスサーバ12からのメールを受信する。受信したメールにはプリント対象となり得る添付ファイルが付されているものとする(S101)。
メール中継・受信部は、受信したメールに添付されている添付ファイルを文書保持部に供給し、文書保持部で当該添付ファイルを保持する(S102)。このとき、文書保持部は、保持した添付ファイルを識別するための識別子をリストとして保持しておく。
また、メール中継・受信部は、受信したメールを利用者特定・通知部に供給し、利用者特定・通知部は、受信したメールに含まれる宛先を利用者管理部のデータベースで検索する(S103)。データベースには、予め利用者が登録されており、受信したメールに含まれる宛先がデータベースに予め登録された利用者に一致するか否かを判定する(S104)。
宛先が登録済みである場合(S104でYES)、宛先メールアドレスに対応する利用者の識別子をデータベースから取得してトークン生成・管理部に供給する(S105)。また、トークン生成・管理部は、文書保持部に保持されているリストから保持文書の識別子を取得し、利用者管理部からの利用者の識別子と保持文書の識別子からトークンを生成する(S106)。
トークン生成・管理部で利用者及び保持文書に関連付けられたトークンを生成した後、メール通知部は、宛先にトークン一覧を含むメールを送信する(S107)。送信されたメールは、メールサービスサーバ12を介して当該宛先で受信され、受信者はトークンを取得することができる。
他方、宛先が登録済みでない場合(S104でNO)、トークン生成・管理部は、トークンを生成しない。その代わり、仮トークン生成・管理部は、文書保持部に保持されているリストから保持文書の識別子を取得し、保持文書の識別子から借りトークンを生成する(S108)。
仮トークン生成・管理部で保持文書に関連付けられた仮トークンを生成した後、メール通知部は、宛先に仮トークン一覧を含むメールを送信する(S109)。送信されたメールは、メールサービスサーバ12を介して当該宛先で受信され、受信者は仮トークンを取得することができる。
なお、S103〜S109の処理は、メールの宛先が複数存在する場合には宛先毎に実行される。従って、あるメールの宛先が登録済みであれば当該宛先に関してはS105〜S107の処理が実行され、他の宛先が登録済みでなければ当該宛先に関してはS108〜S109の処理が実行される。
図3は、メールプリントサーバ10におけるトークン受付処理の処理フローチャートを示す。この処理の前提として、メール宛先に対してトークンが既に送信されているものとする。
メール宛先のユーザは、プリント操作端末16からトークンを入力する(S201)。入力されたトークンはネットワークを介してメールプリントサーバ10に送信され、トークン受付部で受信する。
トークン生成・管理部は、受信したトークンから利用者の識別子と保持文書の識別子を抽出する(S202)。また、トークン生成・管理部は、抽出した保持文書の識別子を文書保持部に供給し、文書保持部は当該識別子に対応する保持文書の文書データを取り出す(S203)。
次に、コスト計算部は、取り出した文書データをプリントする際のコストを算出する(S204)。
次に、課金枠管理部は、トークン生成・管理部で抽出した利用者の識別子を用いて、利用者の課金枠に対してコスト計算部で算出されたコストを加算する(S205)。
最後に、文書保持部は、受け付けたトークンに関連付けられた文書データをプリンタ18に送信し、当該文書データをプリントするようにネットワークを介して指示出力する(S206)。
図4は、メールプリントサーバ10及び利用者端末14における仮トークン更新処理を示す。この処理の前提として、図2のS108、S109で仮トークンが生成され、登録されていないメール宛先に対して仮トークンが送信されているものとする。
まず、利用者、すなわち登録されていない利用者であって仮トークンを取得した利用者は、利用者端末14のWebブラウザを起動してメールプリントサーバ10にアクセスし(S301)、利用者情報を入力するとともに仮トークンを入力する(S302)。
利用者情報及び仮トークンを受信したメールプリントサーバ10は、利用者管理部で入力された情報を用いて利用者を登録する(S401)。また、仮トークン生成・管理部は、入力された仮トークンから保持文書の識別子を抽出する(S402)。仮トークンには保持文書の識別子が関連付けられていることは上記の通りであり、この関連付けを利用して保持文書の識別子を抽出する。
次に、トークン生成・管理部は、利用者管理部で登録された利用者の識別子と、仮トークン生成・管理部で抽出された保持文書の識別子を用いてトークンを生成し(S403)、利用者端末14に返信する。トークン生成・管理部は、生成されたトークンを保持・管理する。生成されたトークンには、登録済みの利用者に対して生成されたトークンと、仮トークンから更新されたトークンの2種類が存在することになる。利用者端末14は、返信されたトークンを表示装置に表示する(S303)。以上の処理により、仮トークンのトークンへの更新処理が完了する。仮トークンを更新して得られたトークンは、図3のトークン受付処理によりプリント操作端末16から入力され、プリント処理に用いられる。
登録済みの宛先に係る利用者及び登録されていない宛先に係る利用者の処理をまとめると、それぞれ以下の通りである。
<登録済み宛先に係る利用者>
メールプリントサーバ10からトークンを受信→当該トークンを用いてプリント操作端末でプリント指示→プリンタ18で保持文書のプリント
<登録されていない宛先に係る利用者>
メールプリントサーバ10から仮トークンを受信→利用者端末14を用いて利用者情報を登録し、仮トークンを入力→プリントサーバ10からトークンを受信→当該トークンを用いてプリント操作端末でプリント指示→プリンタ18で保持文書のプリント
登録されていない宛先に係る利用者であっても、仮トークン及びトークンを入力するだけで、所望の保持文書を容易にプリントすることが可能である。また、登録されていない宛先に係る利用者が入力するトークンにも、利用者及び保持文書が関連付けられているため、保持文書をプリントする際のコストを当該利用者に正しく割り当て得る。
<データ構造>
図5は、文書保持部で保持・管理するデータの一例を示す。保持文書の識別子、文書データパス、添付ファイル名が互いに関連付けてテーブルとして記録・管理される。識別子は互いに異なっていればよく、新たな文書を保持する際に自動的に付与される。文書データパスは、オペレーティングシステム上のファイルパス等とする。また、添付ファイル名は、メールに添付されていた時のファイル名である。
図6は、利用者管理部で管理するデータの一例を示す。利用者の識別子、メールアドレス、利用者名が互いに関連付けてテーブルとして記録・管理される。利用者の識別子も互いに異なっていればよく、新たな利用者を登録する際に自動的に付与される。利用者名は利用者自身が設定するものである。メールアドレスを参照することで、新たに受信したメールの宛先が既に登録されているものであるか否かが判定される。
図7は、課金枠管理部で管理するデータの一例を示す。利用者の識別子、利用残高、付け替え部門コードが互いに関連付けてテーブルとして記録・管理される。利用者の識別子は、利用者管理部で自動的に付与された識別子である。利用残高は、プリント操作端末16でプリントを指示する毎に、その相当コストが加算されるものであり、利用総額と言い換えることもできる。精算が行われると、精算済みの額だけ減額される。付け替え部門コードは、精算処理において参照されるものであり、必ずしも必須ではない。
図8は、トークン生成・管理部で管理されるデータの一例を示す。トークン、保持文書の識別子、利用者の識別子が互いに関連付けてテーブルとして保持・管理される。トークンは互いに異なっており、例えばランダムな10桁の数字列からなる。トークンの数字列がランダムであるほど、予測可能性が低下し、意図しない利用者によるプリント操作が防止される。保持文書の識別子は文書保持部が自動的に付与したものであり、利用者の識別子は利用者管理部が自動的に付与したものである。
図9は、仮トークン生成・管理部で管理されるデータの一例を示す。仮トークン、保持文書の識別子が互いに関連付けてテーブルとして保持・管理される。仮トークンも互いに異なっており、例えばランダムな10桁の数字列からなる。図8と図9を対比することで、仮トークンとトークンの相違は明白となろう。なお、図9では仮トークンをトークンと同じ10桁の数字列としたが、仮トークンを文字列とすることで外形上、トークンと異ならせてもよく、利用者が視認した場合に仮トークンであることを容易に把握できるようにしてもよい。
図10は、図2のS101で受信するメールの一例を示す。メールの宛先として、
[email protected]
[email protected]
[email protected]
が含まれており、添付ファイルとして
meeting.pdf
が含まれているものとする。
3つのメール宛先のうち、
[email protected]
[email protected]
は利用者管理部に既に登録されており、
[email protected]
は利用者管理部に登録されていないものとする。添付ファイルである
meeting.pdf
は文書保持部で保持され、識別子として例えば
D00001
が付与される。
図11は、図2のS107で登録済みの宛先に送信されるメールの一例を示す。登録済みの宛先は、
[email protected]
であり、添付ファイル名とトークン0174056173が含まれる。そして、このトークンをプリント操作端末から入力することでプリントできること、及びプリントするとプリント利用残高に加算されることが報知される。
図12は、図2のS109で登録されていない宛先に送信されるメールの一例を示す。登録されていない宛先は、
[email protected]
であり、利用者登録を行うこと、利用者登録を行うためのアクセス先とともに、添付ファイルに関連付けられた仮トークン8729816452が報知される。また、プリントするには(仮トークンではなく)トークンをプリント操作端末から入力すべきことが報知される。
図13は、図4のS302で利用者情報を入力する際の画面例を示す。メールアドレス、利用者名、及び付け替え部門コードが入力される。既述したように、付け替え部門コードは必須ではない。
図14は、利用者情報の登録とともに、仮トークンを更新するための画面例を示す。仮トークン8729816452を入力してメールプリントサーバ10に送信する。
図15は、図4のS303で表示されるトークン(仮トークンを更新して得られるトークン)の画面例を示す。添付ファイル名とともに、トークン4328946255が表示される。
以上のように、本実施形態では、メール宛先に係る利用者が既に登録されている場合には、利用者と保持文書と関連付けられたトークンが発行されて当該トークンを用いて保持文書をプリントできるとともに、メール宛先に係る利用者が登録されていない場合には、保持文書と関連付けられた仮トークンが発行され、当該仮トークンにより利用者登録を促し、仮トークンを更新して得られる、利用者と保持文書と関連付けられたトークンが発行されて当該トークンを用いて保持文書をプリントすることができる。
また、本実施形態では、図12に示すように、数字列の仮トークンを生成すると、仮トークンをメールで通知し、利用者が数字列の仮トークンを入力してトークンに更新しているが、生成した仮トークンをURLとして利用者に送信し、利用者が当該URLをクリックすることでトークンに更新するように構成してもよい。例えば、仮トークンを012345とすると、
http://~/register?doctoken=012345
等として利用者に送信する等である。これにより、利用者は仮トークンの数字列(あるいは文字列)を別途入力する手間が省ける。
また、本実施形態では、メールの添付ファイルについては、プリンタ18で直接プリントできることを前提としているが、メールプリントサーバ10に文書変換部を設けることで、プリンタ18で直接プリントできない文書形式の添付ファイルに対応してもよい。さらに、メール本文(テキスト形式、HTML形式)をプリンタ18で直接プリントできる文書形式に変換するために用いてもよい。
10 メールプリントサーバ、12 メールサービスサーバ、14 利用者端末、16 プリント操作端末、18 プリンタ。

Claims (6)

  1. 利用者を登録する登録部と、
    メールに添付された文書を保持する保持部と、
    メールの宛先に係る利用者が前記登録部に既に登録されている場合に前記利用者に対して前記利用者に関連付けられた第1トークンを発行し、前記登録部に登録されていない場合に前記利用者に対して第2トークンを発行し、かつ、前記第2トークン及び利用者情報が入力された場合に前記利用者情報に係る利用者に対して当該利用者に関連付けられた第1トークンを発行する発行部と、
    前記第1トークンを用いて前記文書のプリント指示を出力する出力部と、
    を備えるプリントサーバ。
  2. 前記第1トークンは、前記利用者及び前記文書と関連付けられており、
    前記第2トークンは、前記文書と関連付けられている、
    請求項1に記載のプリントサーバ。
  3. 前記利用者毎のプリントコストを管理する管理部
    をさらに備え、
    前記管理部は、前記第1トークンを用いて前記文書のプリント指示を出力する場合に、前記第1トークンに関連付けられた利用者のプリントコストを更新する
    請求項2に記載のプリントサーバ。
  4. 前記第2トークンは、URLに埋め込まれて発行される
    請求項1〜3のいずれかに記載のプリントサーバ。
  5. 利用者を登録する登録部と、
    メールに添付された文書を保持する保持部と、
    メールの宛先に係る利用者が前記登録部に既に登録されている場合に前記利用者に対して前記利用者に関連付けられた第1トークンを発行し、前記登録部に登録されていない場合に前記利用者に対して第2トークンを発行し、かつ、前記第2トークン及び利用者情報が入力された場合に前記利用者情報に係る利用者に対して当該利用者に関連付けられた第1トークンを発行する発行部と、
    前記第1トークンを用いて前記文書のプリント指示を出力する出力部と、
    を備えるプリントサーバと、
    前記第1トークンを前記プリントサーバに送信してプリント指示するプリント操作端末と、
    前記プリントサーバからの前記プリント指示に応じて前記文書を印刷出力するプリンタと、
    を備えるプリントシステム。
  6. コンピュータに、
    利用者を登録する登録ステップと、
    メールに添付された文書を保持する保持ステップと、
    メールの宛先に係る利用者が既に登録されている場合に前記利用者に対して前記利用者に関連付けられた第1トークンを発行し、前記登録部に登録されていない場合に前記利用者に対して第2トークンを発行し、かつ、前記第2トークン及び利用者情報が入力された場合に前記利用者情報に係る利用者に対して当該利用者に関連付けられた第1トークンを発行する発行ステップと、
    前記第1トークンを用いて前記文書のプリント指示を出力する出力ステップと、
    を実行させるプログラム。
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