JP2017045104A - 表示制御装置 - Google Patents

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絵梨香 田口
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大介 鈴木
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Abstract

【課題】複数の表示器にコンテンツを表示させるときに利便性を向上できるようにした表示制御装置を提供する。【解決手段】メイン制御部40又は/及びサブ制御部46は手元表示器2の表示画面及び遠方表示器3の表示画面に表示制御する。手元操作制御部43は、手元表示器2の表示画面2aの上に搭載されたタッチパネル10の操作を検知すると、この検知された操作情報を受付ける。メイン制御部40は、手元表示器2の表示画面の表示動作が停止されたことが検知されたとき手元操作制御部43を有効に動作可能としている。このとき、メイン制御部40は、手元操作制御部43を有効に動作させるときには手元操作制御部43によるタッチパネル10の操作情報を受付け遠方表示器3の表示画面3aを制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の画面にコンテンツを表示制御する表示制御装置に関する。
表示装置としての例えばカーナビゲーション装置は、例えば夜間走行中などに画面のバックライトを眩しいと感じるユーザや省エネルギーを意識するユーザのため、画面照明の輝度を調整したり画面表示をオフしたりする機能が設けられている機種がある。この種の装置は、安全性を向上するため運転中の操作制限が加えられることがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の技術は、自車両の停車中に操作可能な第1の項目と、自車両の停車中及び走行中の双方で操作可能な第2の項目とに分類して表示画面に表示する技術であり、停車中と走行中とで表示画面を切替えることができる。
また、この種の装置は、タッチパネル等の操作デバイスを備えている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2記載の技術は、タッチパッドの領域の位置、サイズおよび形状の少なくとも1つをタッチスクリーン内においてユーザが任意に変更可能にしている技術である。
特開2007−40971号公報 特開2010−066915号公報
例えば、複数の表示装置が車両内に設置されている場合、これらの表示装置の表示画面の設定は一般に一律に設定されるため、ユーザは画面の眩しさを堪えつつ画面操作したりエネルギーを消費していることを把握しつつ画面操作したりしなければならない虞がある。仮に各表示装置が個別に表示オンオフ切換機能や輝度調整機能を搭載していたとしても、例えば表示装置が運転席から届きにくい場所に設置されている場合などには、運転者が当該機能を操作しなければならなくなり安全性が損なわれてしまう。
また、現状の表示装置は画面表示をオフとしている間、表示装置はユーザ操作を受付けないことが多い。表示装置が、画面表示をオフとし且つタッチパネル操作機能が停止されていると表示装置に内蔵される他の機能を有効活用できない。例えば、特許文献2記載の技術を採用しようとしても、タッチパッドの機能をOFFにすると、タッチパッドOFF時にタッチスクリーンを有効活用できないことになる。
本発明の目的は、複数の表示器を備えたシステムにおいて表示器に情報表示させるときに、利便性を向上できるようにした表示制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、次のように作用する。1又は複数の表示制御部は第1表示器の表示画面及び第2表示器の表示画面に表示制御する。操作制御部は、第1表示器の表示画面上に搭載された操作検知部の操作を検知するとこの検知された操作情報を受付ける。表示制御部は、第1表示器の表示画面の表示動作が停止されたことが検知されたとき操作制御部を有効に動作可能としている。このとき、表示制御部は、操作制御部を有効に動作させるときには操作制御部による操作検知部の操作情報を受付け第2表示器の表示画面を制御する。
これにより、ユーザは、第1表示器の表示画面上を操作することで操作制御部が操作検知部を通じてこの操作情報を受付けることができ、表示制御部が第2表示器の表示画面を表示制御できる。この結果、複数の表示器を備えたシステムにおいて、表示器の表示画面の表示動作が停止されたときであっても操作機能を有効活用でき利便性を向上できる。
第1実施形態の表示制御装置の電気的構成例を概略的に説明するブロック図 表示制御装置の機能を概略的に説明するブロック図 車両内における第1及び第2表示器の設置例 2画面モードにおける表示態様を示す例 1画面モードにおける表示態様を示す例 切替モードにおける表示切替態様を示す例(その1) 切替モードにおける表示切替態様を示す例(その2) 1画面モード、シンプルモードにおける表示態様例 ジェスチャモード、ポインタモードにおける画面操作の説明図 動作を概略的に説明するフローチャート
以下、表示制御装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1及び図2は遠隔表示制御機能を備えた車両用システム1の電気的構成例を概略的に示すブロック図であり、図3は車両内における各種表示器2、3(手元表示器2、遠方表示器3)の設置形態例を示している。なお、本実施形態では車両用のナビゲーションシステムを例に挙げて説明を行うが、このナビゲーション装置は車載用であっても良いし、車両に持ち込み可能な携帯端末を組み合わせて構成しても良い。
図3に示すように、車両内には手元表示器2(第1表示器相当)、遠方表示器3(第2表示器相当)が設置されている。また、車両乗員が車両に持ち込み可能な携帯端末5にも表示器6a、タッチパネル6b(図1参照)が備えられる。
遠方表示器3は、車両のフロントウィンド7の直下のダッシュボード8に固定的に設置され、手元表示器2はその下方に位置して運転席4に近接するように設置される。遠方表示器3の表示画面3aは、手元表示器2の表示画面2aに比較して車両前方(奥方)に位置している。したがって、遠方表示器3の表示画面3aは、手元表示器2の表示画面2aに比較して運転席4から離間している。遠方表示器3は、例えばスピードメータ、タコメータ、燃料計などの計器類を表示するインストルメントパネル9の脇に、当該インストルメントパネル9とは別体に設置されている。遠方表示器3の表示画面3aはインストルメントパネル9に併設されている。運転者はインストルメントパネル9を確認しながら運転するため、遠方表示器3は運転者の視線変化の少ない場所に表示画面3aが設置されている。なお、遠方表示器3はこのインストルメントパネル9と一体に設けられていても良い。
手元表示器2の表示画面2a上には操作検知部としてのタッチパネル10(図1参照:図3には符号なし)が搭載されており、遠方表示器3の表示画面3a上にも第2操作検知部としてのタッチパネル11(図1参照:図3には符号なし)が搭載されている。手元表示器2の表示画面2a上のタッチパネル10は運転席4に坐している運転者から例えば運転中の手元操作が容易になっているが、遠方表示器3の表示画面3a上のタッチパネル11は、例えば運転席4に坐している運転者から運転中に手元操作が比較的困難となる位置に設置されている。
図1に電気的構成を概略的に示すように、車両用システム1は、ナビゲーション装置用のメイン制御装置12、サブ表示制御用のサブ制御装置13、手元表示器2、及び、遠方表示器3が車内ネットワーク(例えばCAN)などを含む通信線14で接続されることにより構成される。以下、メイン制御装置12を主体としたナビゲーション装置15の概略的な構成について簡単に説明を行う。ナビゲーション装置15は、メイン制御装置12を備え、位置検出器16、地図データベース(DB)17、外部メモリ18、手元表示器2、音声出力装置19、操作スイッチ群20、リモコンセンサ21、リモートコントロール端末(以下、リモコン)22、及び、無線通信部23を接続して構成される。
また、車両には、撮像装置24、各種情報に基づいて安全度を判定する安全度判定部25、及び、手動運転モードであるか自動運転モードであるかを検知するための手動運転検知部26もまた構成されており、これらの撮像装置24、安全度判定部25、手動運転検知部26は、通信線14を通じてメイン制御装置12に接続されている。撮像装置24は、車両の角部などに設置され車両の周囲を撮像可能にする。
位置検出器16は、加速度センサ27、ジャイロスコープ28、及び衛星からの電波に基づいて自装置の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機29を備え、自装置の現在位置を逐次検出する。この現在位置は、例えば緯度・経度で表される座標である。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサ27〜29により各々補完しながら使用するように構成されている。地図データベース17には、地図データ、施設データ、マップマッチング用データ、経路を音声で案内するためのデータ、後述するように住所などから地図上の位置を検索するための位置検索データ、同じく目的地をジャンル別に検索できるようにするためのジャンル別データ等が記憶されている。地図データは、手元表示器2の表示画面2a、又は、遠方表示器3の表示画面3aに地図を表示するためのデータであって、道路を示すリンクデータとノードデータとが含まれる。なお、リンクとは、地図上の各道路を交差・分岐・合流する点等の複数のノードにて分割したときのノード間を結ぶものであり、各リンクを接続することにより道路が構成される。
地図データベース17のデータは、図示しないセンタからメイン制御装置12がダウンロードするなどして取得する構成としてもよいし、予め地図データベース17に格納している構成としてもよい。地図データベース17としては、例えばCD−ROM、DVD−ROM、メモリカード、HDD等の記憶媒体を用いる構成とすればよい。
外部メモリ18は、書き込み可能なHDD等の大容量記憶装置である。外部メモリ18には大量のデータや電源をオフしても消去してはいけないデータを記憶したり、頻繁に使用するデータを地図データベース17からコピーして利用したりする等の用途がある。なお、外部メモリ18は、比較的記憶容量の小さいリムーバブルなメモリであってもよい。音声出力装置19は、例えばスピーカにより構成され、メイン制御装置12の指示に基づいて案内音声等を出力する。
操作スイッチ群20は、手元表示器2の表示画面2a上に一体化されたタッチパネル10、及び、手元表示器2の周囲に設けられたメカニカルなスイッチ30(図3参照)が用いられ、この中には手元表示器2の表示画面2a(又は/及び遠方表示器3の表示画面3a)の表示オンオフ切替えするためのボタンも含まれる。また、操作スイッチ群20としては、手元表示器2の表示画面2aのバックライトの照度、輝度、黒描画も可能に設けられる場合もある。
タッチパネル10は、第1操作検知部として構成されるもので、例えば感圧方式、電磁誘導方式、静電容量方式、或いはこれらを組み合わせた方式などがあるが、いずれを用いてもよい。また、操作スイッチ群20は、図3のステアリング31に設けられたステアリングスイッチ32を用いても、運転席4と助手席33との間に設置されたトラックボール型のデバイス34を用いても良い。
つまり、操作スイッチ群20は、運転席4から運転者が操作容易な場所に設置されている。この操作スイッチ群20は、手元表示器2の表示画面2a上に一体化されたタッチパネル10であっても、手元表示器2とは別体に設けられていても良い。操作スイッチ群20は、ユーザによるスイッチ操作を受付けてメイン制御装置12へ各種機能の操作情報を出力する。
リモコン22には複数の操作スイッチ(図示せず)が設けられ、ユーザによるリモコン22のスイッチ操作によりリモコンセンサ21を介して各種指令信号をメイン制御装置に入力することにより、操作スイッチ群20と同じ機能をメイン制御装置12に対して実行させることが可能である。
手元表示器2は、電子地図や文字や記号、走行速度等を表示画面2a上に表示するものであって、例えばカラー表示可能な液晶ディスプレイを用いている。なお、手元表示器2は、液晶ディスプレイ以外にも、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いることができる。
無線通信部23は、例えばブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信処理や無線LANなどにより外部と無線通信するためのモジュールであり、例えば人体に身に着けられるウェアラブルセンサ35、車両乗員が所持可能な携帯端末5などと通信可能に構成される。
運転者は、各種情報を検知可能なウェアラブルセンサ35を身に着けることがある。運転者が車両内に近接すると、メイン制御装置12はウェアラブルセンサ35のセンサ信号について無線通信部23を通じて取得可能になっており、通信線14に接続されたメイン制御装置12は、このウェアラブルセンサ35のセンサ信号に応じて、運転者の肉体的又は精神的状態等を検知可能になっている。
スマートフォンやタブレットなどの携帯端末5は、助手席33(図3参照)や後部座席(図示せず)に座した乗員に所持されることもある。携帯端末5が、例えば車両内に持ち込まれると無線通信部23を通じてメイン制御装置12と通信可能になる。また、車両には撮像装置24が設置されて通信線14に接続されており、メイン制御装置12は車両周辺の道路環境や交通状況(周辺車両、歩行者等の移動体の有無)を検出可能になっている。
ところで、車両内では電子制御装置(エンジンECU)36が通信線14に接続されており車両の走行制御を行うよう構成される。この電子制御装置36は、車両を自動運転可能な自動運転モードと手動運転可能な手動運転モードを備える。この電子制御装置36は、自動運転モードにおいて、ユーザによるステアリング31、アクセル37、ブレーキ38、ギア39(図3参照)等の操作指示に基づくことなく、車両の走行制御を自動的に行う。図3に示すように、運転席4の足元にはアクセル37のペダル、ブレーキ38のペダルが設置されており、運転席4の脇にはギア39が設置されている。図1に示す電子制御装置36は、手動運転モードにおいて、ユーザによるステアリング31、アクセル37、ブレーキ38、ギア39等の操作指示に基づいて車両の走行制御を行う。
安全度判定部25は、車両内に構成される電子制御装置を用いて構成され、撮像装置24を通じて検出される主に車両の走行状態(運転状態)、車両の周辺の道路環境、交通状況(周辺車両、歩行者等の移動体の有無)、また、ウェアラブルセンサ35を通じて運転者の肉体的又は精神的状態を検出し、安全度を総合的、段階的に判定する。
手動運転検知部26は、車両内に構成される電子制御装置(ECU)を用いて構成され、主にステアリング31、アクセル37、ブレーキ38、の操作の頻度などを数値化して基準値との定量的な比較を行い、基準値を超えるとトリガを発生し、例えば自動運転モードであるときに手動運転が開始されたことを検知する電子制御装置である。
手動運転検知部26は、例えば手動運転モードに設定されているときには、手動運転モードにおけるユーザのステアリング31の操作の大きさ、アクセル37やブレーキ38の操作の頻度などを数値化する。このときの数値は、手動運転モードにおける手元表示器2の表示動作の有効/停止制御に用いられる指標であり、メイン制御装置12に送信される。メイン制御装置12は、この数値を所定の表示停止条件値と比較し、この比較結果に応じて、手元表示器2の表示画面2aへの表示動作を有効/停止動作する。すなわちメイン制御装置12は、この手動運転検知部26の検知結果に応じて手元表示器2の表示画面2aの表示オフが必要であるか否かを判定する。
手動運転検知部26は、手動運転モードに設定されているときに、ステアリング31、アクセル37、ブレーキ38等の操作情報の無検知時間が所定時間以上となることを条件として自動運転中であると検知し、自動運転モードに切替え設定する。メイン制御装置12及び電子制御装置36は、これらの手動運転モード/自動運転モードが切り替えられるとこのモード情報を入力する。
手動運転検知部26は、自動運転モードに設定されているときには、前記の操作情報の無検知時間等を参照して手動運転したか否かを検知し、手動運転開始したと検知したときには手動運転モードに切替え設定する。すなわち、ユーザによるステアリング31、アクセル37、ブレーキ38の操作に基づいて自動運転モードを解除可能になっており、このとき手動運転検知部26は手動運転モードを開始する。メイン制御装置12や電子制御装置36はこのモード情報を入力する。
メイン制御装置(表示制御部相当)12は、例えばCPUと非遷移的実体的記録媒体となるメモリとを備えるマイクロコンピュータを主体として構成される。このメイン制御装置12は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することでプログラムに対応する方法を実行する。なお、このメイン制御装置12が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成しても良い。
メイン制御装置12は、図2に示すように、ハードウェアを主体としてプログラムで動作する機能ブロックとして、メイン制御部40、表示停止操作検知部41、停止検知部42、手元操作制御部43、メイン記憶部44、及び、変更制御部としての遠隔制御用操作制御部45、としての機能を備える。メイン制御装置12は、位置検出器16、地図データベース17、外部メモリ18、操作スイッチ群20、リモコンセンサ21から入力された各種情報に基づいて、住所検索処理や経路探索処理や経路案内処理等の各種処理を実行し、手元表示器2の表示画面2aへの表示制御を主体として行い、必要に応じて遠方表示器3の表示画面3aへの表示制御を行うブロックである。
また、遠方表示器3の画面表示制御を補助的に行うために、サブ制御装置13が設けられている。遠方表示器3もまた、電子地図や文字や記号、走行速度等を表示画面3aに表示制御するものであって、例えばカラー表示可能な液晶ディスプレイを用いている。なお、遠方表示器3は、液晶ディスプレイ以外にも、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いることができる。
サブ制御装置13は、例えばマイクロコンピュータを主として構成されている。サブ制御装置13は操作スイッチ群50及び遠方表示器3を接続して構成される。操作スイッチ群50はタッチパネル11と共に例えばメカニカルスイッチを備えて構成されていても良く、この中には遠方表示器3の表示画面3a(又は/及び手元表示器2の表示画面2a)をオンオフ切替えするためのボタンも含まれる。
サブ制御装置13は、図2に示すように、ハードウェアを主体としてプログラムで動作する機能ブロックとして、サブ制御部46、サブ操作制御部47、サブ記憶部48、変更制御部としての遠隔制御用操作制御部49、としての機能を備える。サブ制御装置13は、遠方表示器3の表示画面3a上のタッチパネル11をユーザ操作入力による操作情報を受付ける。サブ制御装置13は、このタッチパネル11(操作スイッチ群50)の操作情報又は/及びメイン制御装置12の制御に基づいて遠方表示器3の表示画面3aに表示制御する。
メイン制御装置12のメイン制御部40は、手元表示器2の表示画面2a及び遠方表示器3の表示画面3aのオン/オフを独立して制御可能になっている。また、メイン制御部40は、ユーザ側において予めオプションなどで設定されること等に応じて車両走行時における画面消去設定機能を備える。この画面消去設定機能は、運転走行中におけるメイン制御装置12の処理負荷(リソース)を減らすために設けられた機能であり、手元表示器2と遠方表示器3の2画面を設けているうちの一部(例えば手元表示器2)の画面表示オフする設定を行う機能である。
メイン制御部40は、ユーザにより画面設定項目が設定されると、画面表示オン側の画面設定も画面表示オフ側の画面設定も行うことができる。例えば、メイン制御部40は、手元表示器2又は遠方表示器3の画面表示オン側の画面設定と画面表示オフ側の画面設定とを行うことで、ユーザの好みに応じた操作環境を設定できる。
また、メイン制御部40は、タッチパネル10を含む操作スイッチ群20からの操作、又は、手元表示器2の異常に基づいて画面オフされたことを検知可能になっている。表示停止操作検知部41は、操作スイッチ群20に基づいて手元表示器2の電源オン/オフ操作が行われたか否かを検知することで、手元表示器2の表示動作の停止指示があるか否かを検知する。他方、停止検知部42は、手元表示器2の表示画面2aの表示動作が例えば故障などにより自発的に停止したか否かを検知する。
手元操作制御部43は、メイン制御部40によりその動作の有効/無効が切換可能に構成され、手元操作制御部43が有効に動作しているときには、タッチパネル10を含む操作スイッチ群20から入力される情報を受付け、この操作情報を取得する。メイン記憶部44は、当該メイン制御部40が各種ブロックを制御するための各種制御情報、手元表示器2が画面表示するための各種コンテンツなどの必要な情報を記憶する。
遠隔制御用操作制御部45は、通信線14に接続された他のサブ制御装置13の遠隔操作制御を行うための表示コンテンツの設定変更を行う。手元表示器2は、車両の走行条件、ユーザ操作、又は、ユーザにより設定された設定値に応じて画面を表示動作/表示停止する。遠隔制御用操作制御部45は、手元表示器2の画面表示がオフに遷移すると、サブ制御装置13を通じて遠隔制御により機能を補間するように例えば表示コンテンツを設定変更し、操作/表示フォームの設定変更を行う。具体例を挙げると、遠隔制御用操作制御部45は、表示オフとされた手元表示器2の表示画面2aに表示されていた各種表示コンテンツを遠方表示器3の表示画面3aに重畳して表示したり、通常動作では遠方表示器3に表示される各種表示コンテンツの画面配置を変更したりするなどの設定変更処理を行う。
他方、サブ制御装置13は、メイン制御装置12に比較して小規模な制御装置(マイクロコンピュータ)を用いて構成され、遠方表示器3の表示及び操作の制御を補助的に行うようになっている。サブ制御部46は、サブ制御装置13の全体動作を制御し、遠方表示器3は、サブ制御装置13内のサブ制御部46の制御に基づいて各種コンテンツを画面表示する。サブ操作制御部47は、サブ制御部46の制御に応じてその動作が有効/無効に切換可能になっており、サブ操作制御部47の動作が有効に切換えられていると、タッチパネル11から入力される情報を受付け、この操作情報を取得し操作制御を行う。サブ記憶部48は、サブ制御部46が制御したり遠方表示器3が画面表示したりするために必要な情報を記憶する。
遠隔制御用操作制御部49は、表示オフとされた遠方表示器3に表示されていた各種フォーム(画面スイッチ)を手元表示器2に重畳して表示したり、手元表示器2の各種フォームの画面配置を変更したりするなどの設定変更処理を行う機能を備える。メイン制御装置12及びサブ制御装置13内におけるメイン制御部40、46は例えばメイン制御部40がサブ制御部46の機能を兼ね備えて構成しても良く、サブ制御部46は必要に応じて設ければ良い。遠隔制御用操作制御部45、49は、システム全体で一方又は双方を備えていれば良く、何れか一方は必要に応じて設ければ良い。
以下、ユーザ設定可能な複数の設定モードについて説明する。ユーザが操作スイッチ群20、50、タッチパネル10、11を操作することで、メイン制御装置12(又はサブ制御装置13)が設定モードの切替に伴う操作情報を受付ける。すると、メイン制御装置12(又はサブ制御装置13)は複数の設定モードを切り替える。これにより、ユーザの好みに合わせて画面表示、ユーザ操作環境を切替えることができる。以下に示す(X1)〜(X5)は、手元表示器2、遠方表示器3の表示画面が表示動作している場合の表示環境、及び、タッチパネル10、11による操作環境の設定モードであり、(Y1)〜(Y4)は、画面の表示動作が停止された場合のタッチパネル10、11による操作環境の設定モードである。
<画面表示の設定モード>
(X1)全画面モード
全画面モードは、手元表示器2及び遠方表示器3の全ての表示画面2a、3aが表示オンされるモードを示している。例えば、図4(a)に示すように、サブ制御部46は、遠方表示器3の表示画面3aに初期画面(例えば現在地A1を中心とした地図情報)を表示させている。メイン制御部40は、手元表示器2の表示画面2aに初期画面(例えば現在地A1の周辺の交差点の名称を中心とした地図選択画面B0)、バックボタンBKを表示させている。
ユーザによりタッチパネル10が操作され、手元操作制御部43がタッチパネル10から操作を受付けると、メイン制御部40がこの操作に応じた処理を行うと共に、メイン制御部40が手元表示器2の表示画面2aを変更し、サブ制御部46を通じて遠方表示器3の表示画面3aを変更する。図4(b)は、ユーザが地図選択画面B0を選択した場合の変更後の表示内容(経路選択画面)を示している。
図4(b)に示すように、遠方表示器3の表示画面3aには、現在地A1から目的地A2での縮尺地図、この縮尺地区に合わせた現在地A1から目的地A2までの経路R1〜R3 (Route Information)、現在地A1や目的地A2の名称、有料道路の使用可否、エコロジー運転情報、などの情報が表示される。
手元表示器2の表示画面2aには、経路候補(例えば、最短経路、低燃費経路)の選択/決定ボタンB1〜B3、経路の算出スタートボタンB4、場所情報の表示ボタンB5、バックボタンBK、などが表示され、タッチパネル10のユーザ操作に応じてこれらのボタンB1〜B5、BKがタッチ操作可能になる。ユーザによりタッチパネル10が操作され、手元操作制御部43がタッチパネル10からボタンB1〜B5、BKの操作情報を受付けると、メイン制御部40がこのボタン操作に応じた処理を行う。このとき、ユーザはボタンB1〜B5の操作に応じて複数の経路R1〜R3の候補の中から経路を選択し、この選択された経路の計算、且つ、案内開始したい場合にスタートボタンB4を押下する。ユーザによるボタンB1〜B5の操作に応じて経路R1が選択された場合、メイン制御部40は、この選択に応じた経路を計算し、図4(c)に示すように手元表示器2の表示画面2aに経路を計算中である旨のメッセージRCの表示を行い、経路が決定されると、経路を遠方表示器3の表示画面3aに表示させる。
(X2)1画面モード
1画面モードは、ユーザ設定又は画面表示異常などにより表示動作オフ画面が存在する場合であっても、表示オン画面だけで操作完了可能なように、例えばメイン制御装置12(又はサブ制御装置13)が画面の構成、画面の遷移を1画面用に構築するモードである。
例えば、前述の全画面モードから一方の画面(例えば、手元表示器2)が表示オフされたときに、表示停止操作検知部41がこの表示動作オフを検知すると、メイン制御装置12のメイン制御部40はサブ制御装置13のサブ制御部46と連携し、サブ制御部46が、遠方表示器3に操作ボタンを表示させる。このとき、予めメイン記憶部44あるいはサブ記憶部48に記憶された規則情報に基づいて、手元表示器2の表示画面2aと遠方表示器3の表示画面3aとを重ね合わせて遠方表示器3の表示画面3aに表示させる。例えば、図5(a)及び図5(b)には、全画面モードにおける表示コンテンツに対応した1画面モードの表示コンテンツの内容を概略的に示している。
図5(a)に示すように、1画面モードでは、図4(a)の初期画面について、手元表示器2の表示コンテンツを優先して表示させている。また、図5(b)における経路選択画面では、現在地A1から目的地A2までの地図情報と共にスタートボタンB4やその他の重要度の高い表示優先コンテンツ(ボタン群B6)を表示させる。1画面モードにおける表示画面は、全画面モードの表示画面に比較して狭いため、表示可能なコンテンツも限られることになる。
しかし、全画面モード及び1画面モードにおける表示画面用の情報を予めサブ記憶部48に保持し、ユーザ操作に応じて全画面モード又は1画面モードに切替えられたときに、サブ制御部46がこのサブ記憶部48に用意された表示画面を遠方表示器3の表示画面3aに切替えて表示させるようにすると良い。
図5(c)における経路計算画面では、メイン制御部40は現在地A1から目的地A2までの経路を計算するが、メイン制御部40はサブ制御部46と連携し、サブ制御部46が遠方表示器3に経路を計算中である旨のメッセージRCの表示を行い、経路が決定されると経路を遠方表示器3の表示画面3aに表示させる(図示せず)。
これにより、全画面モードにて手元表示器2に表示されていたボタンB4、B6を遠方表示器3の表示画面3aに表示させることができる。これにより、必要な情報を選定して遠方表示器3の表示画面3aに表示できるようになり1画面で簡潔表示できる。
(X3)切替モード
切替モードは、手元表示器2と遠方表示器3の画面構成、画面変更及び画面遷移の内容は全画面モードと同様であるものの、ジェスチャ入力操作、又は、操作スイッチ群20、50のユーザによる各種操作に応じて、表示オフされた画面の表示内容を、表示オンされた画面に切替投影可能にするモードを示している。
例えば、図4(b)に示す全画面モードの経路選択画面を例に挙げて説明する。例えば、切替モードにおいて、図6(a)に示すように、サブ制御部46が遠方表示器3の表示画面3aにコンテンツを表示させると共に、ユーザ設定に基づいてメイン制御部40が手元表示器2の表示画面2aを表示オフさせている場合について考慮する。
ユーザは経路計算且つ案内開始したい場合にスタートボタンB4を押下する(図4(b)参照)。図4(b)に示すように、スタートボタンB4は初期設定上では手元表示器2の表示画面2aに表示させるコンテンツである。しかし、手元表示器2はユーザ設定に基づいて表示オフされているため、切替モードでは、手元表示器2にも遠方表示器3にも、当初画面にスタートボタンB4は表示されていない。
ここで、ユーザが例えば手指Fのフリックによるジェスチャ操作を手元表示器2の表示画面2a上で行ったときには、メイン制御部40が手元操作制御部43を有効化していると、手元操作制御部43はタッチパネル10によりこのジェスチャ操作を検知できる。フリックはタッチパネルをなぞるジェスチャ操作を表している。
ユーザが手元表示器2の表示画面2aの表示コンテンツを遠方表示器3の表示画面3aに画面表示させたいときには、図6(b)に示すように、ユーザは手元表示器2の表示画面2aの下側から上側に向けてフリック操作する。すると、メイン制御部40は、このユーザによるフリック操作をタッチパネル10により検知し、手元表示器2の表示コンテンツを遠方表示器3の表示画面3aに向けて移動させると同時に遠方表示器3の表示コンテンツを表示画面3aの外方に移動させるようにし、図6(c)に示すように、手元表示器2の表示コンテンツを遠方表示器3の表示画面3aに表示させることができる。すると、ユーザは経路計算且つ案内開始したいときにスタートボタンB4を押下できるようになる。
切替ボタンB7等を用いた場合においても同様に、遠方表示器3の表示画面3aに手元表示器2の表示画面2aのコンテンツを表示させることができる。
また、図7は切替(Change)ボタンを用いた別の例を示している。図7(a)に示すように、サブ制御部46が遠方表示器3の表示画面3aにコンテンツを表示させると共に、メイン制御部40が手元表示器2の表示画面2aにコンテンツを表示させているが、サブ制御部46は、表示画面3aの左下端に切替(Change)ボタンB7を表示させている。そして、サブ操作制御部47は、切替ボタンB7に対応した部分のタッチパネル11を画面切替機能として受付可能にする。ユーザが、切替ボタンB7を押下すると、サブ操作制御部47はタッチパネル11によりこの操作を検知して受付ける。
サブ操作制御部47がこの操作を受付けると、サブ制御部46はメイン制御部40と連携して手元表示器2の表示画面2aに表示されている表示コンテンツを切替えて、遠方表示器3の表示画面3aに表示させる。これにより、スタートボタンB4等が遠方表示器3の表示画面3aに表示される。このときにも、サブ制御部46は遠方表示器3の表示画面3aの左下端に切替ボタンB7を固定的に表示させる。ユーザが、表示画面3aに表示されたスタートボタンB4を押下することで、サブ操作制御部47がスタートボタンB4の押下を受付け、サブ制御部46がメイン制御部40と連携することで、メイン制御部40が経路計算且つ経路案内を開始できるようになる。
(X4)シンプルモード
シンプルモードは、複数画面のうち一部の画面(例えば手元表示器の表示画面)を表示オフしたときには機能を制限したり、シンプルなヒューマンマシンインタフェース(HMI)を提供したりするモードを示している。図8(a)はシンプルモード以外のモード(例えば1画面モード)における表示態様の一例を示しており、図8(b)はシンプルモードにおける表示態様の一例を示している。
例えば、手元表示器2の画面表示の眩しさを理由として、ユーザは手元表示器2の画面を表示オフ設定する場合もある。このようなユーザは、手元表示器2の表示画面2aを注視したくはないものの、最低限の機能を使用したいと考えることが多い。このとき、頻繁に利用される機能を、メイン制御部40(又はサブ制御部46)により遠方表示器3の表示画面3aに表示させるようにすることが望ましい。
メイン記憶部44は、手元表示器2の表示画面2aの表示コンテンツについて、例えば、メイン制御部40の制御に応じてコンテンツ毎の利用頻度を更新しながら、目的の操作を完了するための画面操作回数毎や、遠方表示器3の表示画面3aに対する表示優先順位毎にコンテンツを紐付けてデータベースとして保持する。サブ記憶部48がこれらの内容を記憶するようにしても良い。そして、メイン制御部40は、このコンテンツを読み出して手元表示器2の表示画面2aに表示させる。
このとき、ユーザが画面の眩しさ等を理由として手元表示器2の画面を表示オフした場合には、メイン制御部40がメイン記憶部44から利用頻度の高いコンテンツの識別符号等を読出し、サブ制御部46がこのコンテンツを遠方表示器3の表示画面3aに表示させる。この場合、メイン制御部40は、利用頻度の低いコンテンツについて遠方表示器3には表示を不可とし例えば機能も使用不能とする。
図8(a)に示す例えば一画面モードでは、ナビゲーション機能として、メイン制御部40は、「ルートキャンセルI1」、「ターンリストI2」、「経路(ルート)I3」、「目的地I4」のアイコンI1〜I4を遠方表示器3の表示画面3aに表示させると共に、アプリケーション機能として、「電話I5」、「情報I6」、「設定I7」などのアイコンI5〜I7を遠方表示器3の表示画面3aに表示させ、これらのアイコンI1〜I7が押下されることに応じて、メイン制御部40はサブ制御部46と連携し押下されたアイコンI1〜I7に対応した処理を実行する。
これに対し、メイン制御部40は、手元表示器2の表示がオフされたときに「シンプルモード」にすることがオプション設定などに応じて予め設定されていると、シンプルモードとして利用頻度の高いコンテンツを遠方表示器3の表示画面3aに表示させる。例えば、シンプルモードにおいては、「目的地I4」、「電話I5」、「情報I6」のアイコンだけを遠方表示器3の表示画面3aに表示させる。
また、ユーザによりこれらの「目的地I4」、「電話I5」、「情報I6」のアイコンI4〜I6が押下された場合、メイン制御部40はサブ制御部46と連携してこれらのアイコンI4〜I6に対応する機能を実行するが、その他、一画面モードで表示されている機能(すなわちアイコンI1〜I3、I7に対応する機能)については、遠方表示器3には表示を無効とすると共にその機能も使用不能とする。
ここでは、コンテンツの利用頻度を随時更新し当該利用頻度に応じて遠方表示器3の表示画面3aに表示させる例を示したが、メイン制御部40が、利用頻度の高い機能についてユーザに選択画面を報知して選択させ、メイン制御部40が、この選択されたコンテンツや機能をサブ制御部46と連携して遠方表示器3の表示画面3aに表示させても良い。この場合、メイン制御部40は選択されない機能を操作不能にすると良い。
また、手元停止操作検知部41により手元表示器2の表示画面2aの表示オフが検出された場合、メイン制御部40は、例えば画面操作回数が所定値より少ない階層の浅い機能、コンテンツを選定してメイン記憶部44から読出し、サブ制御部46がこのコンテンツを遠方表示器3の表示画面3aに表示させるようにしても良い。この場合、画面操作回数が所定値以上のコンテンツについては、遠方表示器3には表示を不可とし、例えば機能も使用不能とする。
また、メイン記憶部44(又はサブ記憶部48)は、遠方表示器3の表示画面3aに対する表示優先順位毎にコンテンツを紐付けてデータベースとして保持している。このため、メイン制御部40が、メイン記憶部44から表示優先順位が所定値より高いコンテンツを読出し、サブ制御部46がこのコンテンツを遠方表示器3の表示画面3aに表示させるようにしても良い。この場合、メイン制御部40は、表示優先順位の所定値以下のコンテンツについて、遠方表示器3には表示を不可とし機能も使用不能とする。このような場合、遠方表示器3の表示コンテンツが少なくなるため、ユーザが遠方表示器3の表示画面3aを注視する回数を減少させることができる。
また、例えば走行中安全に利用可能な機能が予めメイン記憶部44(又はサブ記憶部48)に登録されている場合には、メイン制御部40は走行中安全に利用できる機能を優先的に表示させるようにしても良い。
(X5)転送モード
転送モードは、メイン制御部40が、例えば表示オフされている手元表示器2の表示画面2aの内容を、例えば無線通信部23を通じてユーザが所持するスマートフォン、タブレット、などの携帯端末5に転送し、携帯端末5と連携して携帯端末5の表示器6aの画面に表示させるモードを示している。
例えば、表示停止操作検知部41又は停止検知部42が手元表示器2の表示画面2aの表示動作の停止を検知すると、メイン制御部40は、手元表示器2の表示画面2aの表示制御動作を停止し、無線通信部23を通じて予め通信接続されている携帯端末5と通信を行い、手元表示器2の表示画面2aに表示させる表示コンテンツを転送する。そして、携帯端末5は、手元表示器2の表示画面2aに表示させるための表示コンテンツを表示器6aの画面に表示させる。例えば、運転者がDVD画像やテレビ映像を走行中に視聴することは安全上問題がある。このため、メイン制御部40が前述した走行開始トリガを検出したときに、手元表示器2の表示画面2aに映像表示中の画面をオフし、携帯端末5へ映像情報を転送すると良い。この結果、運転者以外のユーザが携帯端末5の表示器6aの画面により映像を視聴できる。なお、この表示コンテンツとしては、DVD映像、テレビ映像、又は、外部入力映像など映像コンテンツの他、前述した経路探索及び案内開始画面、が挙げられる。
<操作設定モードの説明>
通常、全ての手元表示器2及び遠方表示器3が表示オンされていたときには、手元操作制御部43はタッチパネル10による操作情報を受付け、サブ操作制御部47はタッチパネル11による操作情報を受付ける。この場合、手元操作制御部43、サブ操作制御部47の動作が有効化されている。すると、手元操作制御部43は、操作スイッチ群20、タッチパネル10を通じて入力される情報を受付けることで操作情報を取得でき、サブ操作制御部47は、タッチパネル11を通じて入力される操作情報を受付け、この操作情報を取得できる。
しかし、例えば手元表示器2が、ユーザにより画面オフ操作、又は、異常などに応じて自発的に画面オフしたときには、手元停止操作検知部41又は停止検知部42は手元表示器2の画面オフを検知し、メイン制御部40及びサブ制御部46は、手元表示器2の画面設定と、遠方表示器3の画面設定とに応じた表示画面制御を行う。また、手元操作制御部43、遠隔制御用操作制御部45、サブ操作制御部47、又は/及び遠隔制御用操作制御部49が処理を実行することで、以下の3つのモードのうち何れかの操作モードで動作可能となる。以下、手元表示器2が画面オフにされたときの各種操作モードについて説明する。
(Y1)ジェスチャモード
ジェスチャモードは、例えば手元表示器2が画面表示オフされたとしても、この手元表示器2の表示画面2aの上に搭載されたタッチパネル10によりジェスチャ操作を検知可能とするモードである。
このジェスチャモードに設定されると、メイン制御部40は手元表示器2の表示画面2aがオフされたとしても手元操作制御部43の動作を有効とする。すると、手元操作制御部43はタッチパネル10を通じて入力される情報を受付け、メイン制御部40はこの操作情報を取得できる。この場合、メイン制御装置12のメイン制御部40は、サブ制御装置13のサブ制御部46と通信することでデータを授受でき、メイン制御部40(及びサブ制御部46)は遠方表示器3の表示画面3aにこの操作情報に基づく表示制御を行うことができる。
図9(a)はジェスチャモードにおける表示態様例、操作例を示している。図9(a)に示すように、手元表示器2の画面表示がオフされており、遠方表示器3の表示画面3aには地図画面が表示されると共に地図画面の中央にはマーカMが表示されている。
このとき、手元表示器2の表示画面2aがオフされていたとしても、手元操作制御部43の動作は有効化されている。このため、手元操作制御部43はユーザの手指Fによる操作を検出し、地図画面の中心位置を移動させるように制御できる。メイン制御部40は、サブ制御部46と連携し、例えば手指Fの上下左右のジェスチャ操作に応じて地図画面を上下左右に移動して表示制御でき地図画面上におけるマーカMの位置を変化させることができる。また、手元表示器2と遠方表示器3とが入れ替わったとしても同様であるが、この説明は省略する。
(Y2)ポインタモード
ポインタモードでは、表示オンされている遠方表示器3の表示画面3aの上にポインタP1を表示制御すると共に、オフされている手元表示器2の表示画面2aの上のタッチパネルの操作を受付けるモードである。このポインタモードに設定されると、メイン制御部40は、手元表示器2の画面表示がオフされたとしても手元操作制御部43の動作を有効とする。すると、手元操作制御部43は、操作スイッチ群20、タッチパネル11を通じて入力される情報を受付け、この操作情報を取得できる。
したがって、ユーザが手元表示器2を表示オフしたときに、当該手元表示器2の表示画面2aの上に搭載されたタッチパネル10によりポインタP1の操作を行ったとしても、メイン制御部40がこの操作情報を入力できる。この場合、メイン制御装置12のメイン制御部40は、サブ制御装置13のサブ制御部46と通信することでデータを授受し、メイン制御部40(及びサブ制御部46)は遠方表示器3の表示画面3aの上のポインタP1の表示位置を制御する。また、手元表示器2と遠方表示器3とが入れ替わったとしても同様であるが、この説明は省略する。
(Y3)OFFモード
OFFモードは、誤操作を防止するため何も操作を受付けないモードとなっている。このOFFモードに設定されると、メイン制御部40は、表示停止操作検知部41又は停止検知部42により手元表示器の表示がオフされたことが検知されたときに、手元操作制御部43の動作を無効化する。すると、操作スイッチ群20、タッチパネル10を通じて操作入力されたとしても、手元操作制御部43は、この操作情報を受付けることはない。なお、メイン制御部40は、操作スイッチ群20、タッチパネル11からの操作により、2画面の両方が表示オン指示なされた場合には両画面を表示可能な2画面モードに切り替える。
以下、具体的なメイン制御装置12及びサブ制御装置13間の通信処理の一例について説明する。図10はメイン制御装置12とサブ制御装置13との間の制御シーケンスを概略的に示している。
例えば、車両の始動スイッチがオンされ車両の電源が通電オンされると、メイン制御装置12及びサブ制御装置13は共に起動する。メイン制御装置12が起動されると、メイン制御部40は、他の表示装置(例えば遠方表示器3)を探索するための問合せ信号について、通信線14を通じて出力する(ポーリング:図10のS1)。サブ制御装置13のサブ制御部46は、この問合せ信号を受信すると、この問合せ信号に応答する(図10のT1)。メイン制御部40は、問合せ信号への応答の有無をチェックし、遠隔制御対象となる他の表示装置が存在するか否かを判定する(図10のS2)。
メイン制御部40は、制御対象となる遠方表示器3が存在することを検知すると、この遠方表示器3を制御しているサブ制御装置13を遠隔制御するか否かについてユーザに確認するように手元表示器2に報知したり、音声出力装置19から問合せ情報を報知したりしてユーザに確認し(図10のS3)、サブ制御装置13を遠隔制御対象とするか否かを決定する。
また、この処理に代えて、メイン制御部40はメイン記憶部44に予め記憶された設定データに応じて、該当するサブ制御装置13を遠隔制御対象とするか否かを自動的に設定しても良い(図10のS3の括弧書き)。メイン制御部40は、サブ制御装置13を遠隔制御対象としないと判定すれば(図10のS3:NO)、遠隔制御不要であると判定する(図10のS3a)。
しかし、メイン制御部40は、一又は複数のサブ制御装置13を遠隔制御対象として制御することを決定すると、この遠隔制御対象とするサブ制御装置13について、遠隔制御対象ID(識別符号)を付与してメイン記憶部44に記憶させ、この識別符号を付して当該サブ制御装置13に要求する。
メイン制御部40は、当該遠隔制御対象IDが付与されたサブ制御装置13が応答するように該サブ制御装置に要求する。サブ制御装置13は、サブ制御部46がその要求を受付けると、この付された遠隔制御対象IDを使用し、メイン制御部40に応答する(図10のT2)。
これ以降、メイン制御装置12のメイン制御部40は、手元表示器2と遠方表示器3とに表示制御する併用モード(例えば(X1)全画面モード相当)を適用して、ユーザに情報提供される(図10のS5)。併用モードの途中には、手動運転検知部26は表示停止条件を満たしているか否かを定期的に判定し、この判定結果に応じて併用モードを継続するか、1画面をオフとするモード(例えば、(X2)1画面モード、(X3)切替モード、(X4)シンプルモード、の何れ)にするかを決定する(図10のS6)。ここで、手動運転検知部26は、表示停止条件として、走行環境、手動運転モードにおけるユーザによるステアリング31の操作の大きさ、アクセル37及びブレーキ38の操作の頻度などを数値化し、基準値と定量的に比較して表示停止条件値を超えることを条件としてトリガを発生し、このとき、メイン制御部40は手元表示器2の表示動作を停止させる。
メイン制御部40は、手元表示器2の表示停止が必要となる条件を満たしたとき、車両の走行状態、車両周辺の道路環境、交通状況(周辺車両、歩行者等の移動体の有無)について撮像装置24から情報を取得すると共に、例えば運転者が身に着けているウェアラブルセンサ35から肉体/精神状態を検知し、運転者の安全度を確認する(図10のS7)。
メイン制御部40は、確認された運転者の安全度に応じて、メイン制御装置12の動作モードとサブ制御装置13の動作モードの設定を行う(図10のS8)。サブ制御装置13のサブ制御部46は、前述の各モード(X2)〜(X4)の何れかのように画面に設定する。ここで、サブ制御部46は、遠隔制御動作のコマンドを受信開始し、遠隔制御モードのコマンドを受信し、画面設定、操作ボタンの表示、カーソルの形状などについて、遠隔操作しやすいように変更する(図10のT4)。
そして、メイン制御装置12のメイン制御部40は、手元表示器2による表示動作を停止させながら、前述のモード設定に応じて手元操作制御部43を有効に動作させる(図10のS9)。すると、ユーザは遠方表示器3の表示画面3aに表示された操作画面を確認しながら、有効化された手元表示器2の表示画面2a上のタッチパネル10による操作機能を用いて遠隔制御操作できる(図10のS10)。サブ操作制御部47が、メイン制御装置12の遠隔制御用操作制御部45により遠隔操作制御されると、遠方表示器3に対しこの遠隔操作制御に応じた表示動作させる(図10のT5)。
例えばサブ制御装置13が、遠方表示器3の遠隔操作画面に地図を表示している場合には、ユーザがこの遠隔操作画面を確認しながら手元表示器2の画面に手指Fを接触してスライドさせたり、手元表示器2の画面をタップしたりすることで、タッチパネル10によりこの操作が読み取られることになり、遠方表示器3の表示画面3aを操作できる。例えば、ユーザは手元表示器2の表示画面2aの上のタッチパネル10をなぞって操作したりタップしたりすることで、遠方表示器3の表示画面3aを操作できる。
この後、メイン制御装置12は、手元表示器2の表示再開条件を満たすか否かを判定する(図10のS11)。例えば、手動運転検知部26が、前述の数値化された値について表示停止条件値以下となるときに手動運転モードから自動運転モードに切替えられることを検知し、このとき手元表示器2の表示再開条件を満たしたと判定し、メイン制御部40は手元表示器2の表示画面2aの表示動作を有効として復活させると良い。
すなわち、手元表示器2と遠方表示器3の併用モードに復帰する条件が満たされると、メイン制御装置12及びサブ制御装置13は併用モードに復帰し(図10のS12、T6)、メイン制御装置12はステップS5の処理に移行して併用モードへの切替処理を行い、サブ制御装置13はこの併用モードの切替処理を受付ける(図10のT3)。
従来、手元表示器2及び遠方表示器3を単純に個別に画面表示オンオフ切替えすることは、ユーザは操作スイッチ群20の操作に応じて容易に行うことができる。本実施形態では、手元表示器2が画面オフとされている場合であっても、この手元表示器2の表示画面2aの上に設けられたタッチパネル10による操作機能を利用して遠方表示器3を表示制御できる。
したがって、手元表示器2が何らかの影響で画面オフしたときでも、ユーザは手元表示器2の表示画面2aの上のタッチパネル10を操作することで情報を操作入力可能になる。これにより、車両走行中においても、運転者は手元表示器2の表示画面2aを確認することなく操作でき、安全性を向上できる。遠方表示器3の表示画面3aは、運転者が視認しやすい場所に設置されているため、さらに安全性を向上できる。
また、特に夜間には、手元表示器2の表示画面2aが眩しく感じられるため安全運転のため手元表示器2の表示画面2aを消灯することが望まれる。メイン制御部40が、夜間において手元表示器2の表示画面2aをオフすることで、運転者が夜間に手元表示器2の眩しさを感じることがなくなり、運転者は運転に集中できるようになり、安全性を高めることができる。
(他の実施形態)
本発明は前述実施形態に係る技術に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形又は拡張が可能である。
前述実施形態では、主にユーザによる画面表示オフ操作に基づいて手元表示器2が表示動作を停止する形態を示したが、例えば、停止検知部42が手元表示器2の異常に基づく自発的な表示オフを検知したときには、メイン制御部40による表示制御機能もまた異常となっている可能性もあるため、メイン制御装置12の一部ブロックの動作を無効化し、前述実施形態でメイン制御装置12(例えばメイン制御部40、手元操作制御部43)が行っていた制御動作について、サブ制御装置13(例えばサブ制御部46、サブ操作制御部47)が主体的に表示制御するようにしても良い。
前述実施形態においては、遠方表示器3の表示画面3aの上のタッチパネル11が例えば運転席4に坐している運転者から運転中に操作が比較的容易ではない位置に設置される形態を示したが、操作が容易な位置に設置されていても良い。
前述実施形態においては、手元表示器2、遠方表示器3の両者共に表示オン/オフ可能である形態を示したが、手元表示器2だけ表示オン/オフ可能に構成されていても良い。
前述実施形態においては、手元表示器2と遠方表示器3の2画面、携帯端末5の表示器6aの表示制御例を示したが、3画面以上の表示器を用いても良い。この場合、例えば運転者などの手元に設置されたタッチパネル10を用いた操作機能を用いて、他の表示器の画面表示機能を制御できる。「操作検知部」は、タッチパネル10に限られるものではない。
遠方表示器3の表示画面の大きさが手元表示器2の表示画面の大きさよりも小さい場合もある。このような場合、メイン制御部40(及びサブ制御部46)は手元表示器2の表示画面2aに表示させるコンテンツを省いて遠方表示器3の表示画面3aに表示させるようにしても良い。
図面中、2は手元表示器(第1表示器)、3は遠方表示器(第2表示器)、10はタッチパネル(操作検知部)、26は手動運転検知部、40はメイン制御部(表示制御部)、41は表示停止操作検知部、43は手元操作制御部(操作制御部)、45、49は遠隔制御用操作制御部(変更制御部)、46はサブ制御部(表示制御部)、47はサブ操作制御部(操作制御部)、を示す。

Claims (8)

  1. 第1表示器(2)の表示画面(2a)及び第2表示器(3)の表示画面(3a)に表示制御する1又は複数の表示制御部(40、46)と、
    前記第1表示器の表示画面の上に搭載された操作検知部(10)の操作を検知するとこの検知された操作情報を受付ける操作制御部(43、47)と、を備え、
    前記表示制御部は、前記第1表示器の表示画面の表示動作が停止されたことが検知されたときに前記操作制御部を有効に動作可能とし、前記第1表示器の表示画面の表示動作を停止しつつ前記操作制御部を有効に動作させるときには当該操作制御部による前記操作検知部の操作情報を受付け前記第2表示器の表示画面を表示制御する表示制御装置。
  2. 請求項1記載の表示制御装置において、
    前記第1表示器の表示画面に表示される表示コンテンツを前記第2表示器の表示画面に合わせて設定変更を行う変更制御部(45、49)を備える表示制御装置。
  3. 請求項1または2記載の表示制御装置において、
    前記第1表示器の表示動作の停止指示があるか否かを検知する表示停止操作検知部(41)を備え、
    前記表示制御部は、前記表示停止操作検知部により表示動作の停止指示が検知されると前記第1表示器の表示画面の表示動作を停止させる表示制御装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記第1表示器の表示画面の表示動作が停止したことを検知する停止検知部(42)を備え、
    前記表示制御部は、前記停止検知部により前記第1表示器の表示画面の表示動作の停止が検知されたことを条件として、前記操作制御部により前記操作検知部の操作情報を受付け前記第2表示器の表示画面を制御する表示制御装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    手動運転検知部(26)は自動運転モードから手動運転モードに変更されたか否かを検知するものであって、
    前記表示制御部は、前記手動運転検知部により手動運転モードにされたことが検知されると前記第1表示器の表示画面の表示動作を停止させる表示制御装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    手動運転検知部(26)は自動運転モードから手動運転モードに変更されたか否かを検知するものであって、
    前記手動運転検知部(26)は、ステアリング(31)、アクセル(37)、ブレーキ(38)による操作の無検知時間が所定時間以上となることを条件として自動運転中である自動運転モードと検知し、それ以外の場合には手動運転モードであると検知する表示制御装置。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記第1表示器(2)は、運転者の手元操作を容易な位置に配置された手元表示器(2)を用いて構成され、
    前記第2表示器(3)は、前記手元表示器よりも前記運転者による手元操作が困難となる位置に配置された遠方表示器(3)を用いて構成される表示制御装置。
  8. 請求項7記載の表示制御装置において、
    前記遠方表示器(3)は、その表示画面(3a)が前記手元表示器(2)の表示画面(2a)よりも運転者による視認が容易な場所に設置されている表示制御装置。
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