JP2017044883A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】白色の現像剤を下地として用いる場合に、視認性の悪化を低減すること。
【解決手段】予め定められた色により画像を形成する画像形成データに基づいて、プロセスカラーの画像の画素値と、プロセスカラーの画像の下地となる白の画素値とを含む画像データを生成する画処理部140と、画処理部140で生成された画像データに基づいて、プロセスカラーの現像剤及び白の現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成処理部141と、を備え、画処理部140は、画像データにおいて、プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分には、プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒以外の色である部分よりも、白の現像剤の使用量が少なくなるように、白の画素値を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関し、特に、白の現像剤で下地を形成する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来、電子写真方式のカラープリンタ等の画像形成装置において、シアン(以下、「C」とも表す)、マゼンタ(以下、「M」とも表す)、イエロー(以下、「Y」とも表す)、ブラック(以下、「K」とも表す)等の印刷画像を構成するプロセスカラーの現像剤の他に、印刷媒体の地色を遮蔽することを目的として白色(以下、「W」とも表す)の現像剤を使用するものが存在する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2014−197165号公報
しかしながら、従来の装置では、プロセスカラーの現像剤と白色の現像剤とを印刷媒体に一括して転写及び定着させる場合、プロセスカラーの現像剤が白色の現像剤に沈み込み、お互いが混ざり合うことで、白い斑点が印刷結果に現れ視認性を悪くすることがあった。特に黒色を印刷する場合に、従来の装置は、黒色と白色のコントラストの高さから視認性の悪化が顕著になる、という問題があった。
そこで、本発明は、白色の現像剤を下地として用いる場合に、視認性の悪化を低減することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、予め定められた色により画像を形成する画像形成データに基づいて、プロセスカラーの画像の画素値と、前記プロセスカラーの画像の下地となる白の画素値とを含む画像データを生成する画処理部と、前記画処理部で生成された画像データに基づいて、プロセスカラーの現像剤及び白の現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成処理部と、を備え、前記画処理部は、前記画像データにおいて、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分には、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒以外の色である部分よりも、前記白の現像剤の使用量が少なくなるように、前記白の画素値を特定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る画像形成方法は、予め定められた色により画像を形成する画像形成データに基づいて、プロセスカラーの画像の画素値と、前記プロセスカラーの画像の下地となる白の画素値とを含む画像データを生成し、前記生成された画像データに基づいて、プロセスカラーの現像剤及び白の現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成方法であって、前記画像データを生成する際に、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分には、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒以外の色である部分よりも、前記白の現像剤の使用量が少なくなるように、前記白の画素値を特定することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、白色の現像剤を下地として用いる場合でも、視認性の悪化を低減することができる。
実施の形態1及び2に係るプリンタの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1及び2におけるプリンタエンジンの概略構成を示す断面図である。 実施の形態1における色変換処理部の構成を概略的に示すブロック図である。 (A)及び(B)は、印刷データバッファ、編集処理部、ページバッファ、展開処理部、中間ラスタバッファ、ハーフトーン処理部、ラスタバッファ、色変換処理部及びプリンタエンジン制御部のハードウェア構成の一例を示す概略図である。 実施の形態1に係るプリンタでの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における色変換処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるLUTの一例を示す概略図である。 実施の形態2における色変換処理部の構成を概略的に示すブロック図である。 (A)及び(B)は、実施の形態2において、ユーザから白色トナー量調整を受け付ける画面例を示す概略図である。 実施の形態2に係るプリンタでの動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2における色変換処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置であるプリンタ100の構成を概略的に示すブロック図である。
プリンタ100は、プリンタエンジン110と、プリンタエンジン制御部120と、コントローラ部130とを備える。
プリンタエンジン110は、プリンタエンジン制御部120からの指示に応じて、媒体に画像を形成する。
図2は、プリンタエンジン110の概略構成を示す断面図である。
プリンタエンジン110は、給紙トレイ111と、給紙部112と、画像形成部113と、定着器114と、排出部115とを備える。
給紙トレイ111は、媒体としての印刷用紙を積層させて収容するトレイである。
給紙部112は、給紙トレイ111の印刷用紙を、一枚ずつ画像形成部113に給紙する。
画像形成部113は、1つの印刷ジョブとしてプリンタ100に送られてきた印刷データ(画像形成データ)に基づいて、給紙された印刷用紙に印刷(画像形成)を行う。
画像形成部113は、図2に示されているように、C、M、Y、K及びWの各トナー像(現像剤像)を形成する5つの画像形成ユニットUC、UM、UY、UK、UW(以下、各々を特に区別する必要がないときは、画像形成ユニットUNという)を有する。
画像形成部113の5つの画像形成ユニットUNは、例えば、LED(Light EMitting Diode)方式のデジタルカラープリンタであり、印刷用紙の挿入側から排出側に向かって、順に並べて配設される。画像形成ユニットUNは、各色それぞれ、図示しない、感光ドラム、帯電ローラ、LEDヘッド、現像部及び転写ローラからなる。感光ドラムは、一方向に回転し、帯電ローラは、感光ドラムの表面を一様に帯電する。LEDヘッドは、帯電された感光ドラムの表面を印刷データに含まれる画像情報に従って露光し、各色の静電潜像を形成する。現像部は、現像ローラと、現像剤としてのトナーの入ったトナーカートリッジを有し、対応の色の静電潜像を現像して、感光ドラム上にトナー像を形成する。転写ローラは、感光ドラム上に形成されたトナー像を印刷用紙に転写する。
印刷用紙へのトナー像の転写は、W、K、Y、M及びCの順で行われる。これは、色が付いた印刷用紙を使用した場合に、最下層にWのトナー像を転写することによって印刷用紙の色をWのトナーで遮蔽し、そのWのトナーの上に各種カラーのトナーを積層することによって、白い印刷用紙に印刷したときと同等の発色が得られるようにするためである。
なお、画像形成ユニットUNは、図示しない個別のモータにより駆動される。
定着器114には、トナー像が転写された印刷用紙が搬送される。定着器114は、定着用のローラと、加圧用のローラとを備える。定着器114は、例えば、ヒータ等による熱と、ローラ同士による圧力とによって、印刷用紙上のトナーを定着させる。
排出部115は、トナー像が定着された印刷用紙を排紙トレイに排出する。
図1に戻り、プリンタエンジン制御部120は、コントローラ部130から1ページ分のラスタイメージを読み込み、プリンタエンジン110を動作させて、読み込まれたラスタイメージの印刷を行わせる。
コントローラ部130は、印刷データを受信して、プリンタエンジン110に印刷させるための画像データであるラスタイメージを生成する。
コントローラ部130は、受信部としての印刷データ受信部131と、画像形成データバッファとしての印刷データバッファ132と、編集処理部133と、ページバッファ134と、展開処理部135と、中間ラスタバッファ136と、ハーフトーン処理部137と、ラスタバッファ138と、色変換処理部150とを備える。
印刷データ受信部131は、プリンタ100の外部から印刷データを受信する。印刷データは、予め定められた色により画像を形成するためのデータであり、予め定められた色により画像を形成するコマンドを含む。例えば、印刷データには、画像信号として、描画コマンド及び色情報が含まれているものとする。
なお、具体的には、印刷データ受信部131は、ネットワーク又はUSB等のインタフェースである。
印刷データバッファ132は、印刷データ受信部131で受信された印刷データを一時的に格納するバッファである。
編集処理部133は、印刷データバッファ132から印刷データを読み込み、ページ毎にコマンド解析及び描画データの作成を行い、その結果をDisplay Code化したコード化データをページバッファ134に格納する。なお、本実施の形態において、印刷データに含まれる画像信号は、RGB、CMYK又はCMYKWの各色8ビット(0〜255)の値で表現されるものとする。
ページバッファ134は、編集処理部133により生成されたコード化データを一時的に格納するバッファである。
展開処理部135は、ページバッファ134から1ページ分のコード化データを読み出し、ページ全体の印刷内容をラスタイメージに変換した画像データである変換画像データを中間ラスタバッファ136に格納する。その際、コード化データに含まれるRGB、CMYK又はCMYKWの画像信号は、色変換処理部150により、全てCMYKWの画像信号に変換される。
色変換処理部150は、画像信号をCMYKWの画像信号に変換する。なお、色変換処理部150での処理については、後述する。
また、展開処理部135及び色変換処理部150により、変換部139が構成される。
中間ラスタバッファ136は、展開処理部135及び色変換処理部150により変換された変換画像データを一時的に格納するバッファである。
以上に記載された、印刷データバッファ132、編集処理部133、ページバッファ134、展開処理部135、中間ラスタバッファ136及び色変換処理部150により、印刷データ受信部131で受信された印刷データから変換画像データを生成する画処理部140が構成される。
画処理部140は、予め定められた色により画像を形成する画像形成データ(印刷データ)に基づいて、プロセスカラーの画像の画素値と、プロセスカラーの画像の下地となる白の画素値とを含む画像データを生成する。ここで、画処理部は、プロセスカラーにより示される色が黒である部分には、プロセスカラーにより示される色が黒以外の色である部分よりも、白の現像剤の使用量が少なくなるように、画像データにおいて、白の画素値を特定する。
ここで、画処理部140は、印刷データに含まれている、シアン、マゼンダ及びイエローの色情報がそれぞれ100%を含む予め定められた範囲の値である部分、又は、ブラックの色情報が100%を含む予め定められた範囲の値である部分を、プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分と判断する。
また、画処理部140は、印刷データに含まれている、レッド、グリーン及びブルーの色情報がそれぞれ0を含む予め定められた範囲の値である部分を、プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分と判断する。
ハーフトーン処理部137は、中間ラスタバッファ136から1ページ分の変換画像データを読み込み、CMYKWの各色8ビットの画素値を、プリンタエンジン110で印刷可能なCMYKW各色1ビットの画素値に変換し、変換後のラスタイメージをラスタバッファ138に格納する。例えば、ハーフトーン処理部137は、ディザ法又は誤差拡散法等のハーフトーン処理を行うことにより、8ビットの画素値を1ビットの画素値に変換する。
ラスタバッファ138は、ハーフトーン処理部137により変換されたラスタイメージを一時的に格納するバッファである。
以上に記載された、プリンタエンジン110、プリンタエンジン制御部120、ハーフトーン処理部137及びラスタバッファ138は、画処理部140により変換された変換画像データ(ラスタイメージ)に基づいて、プロセスカラーの現像剤及び白の現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成処理部(印刷処理部)141として機能する。
図3は、色変換処理部150の構成を概略的に示すブロック図である。
色変換処理部150は、画像解析部151と、色分解部152と、白色生成部としてのW生成部153と、白色制御部としてのW制御部154と、トナー総量制御部155とを備える。
画像解析部151は、展開処理部135から与えられる画像信号を解析し、その画像信号が、RGBか、CMYKか、又は、CMYKWかを判断する。そして、画像解析部151は、展開処理部135から与えられる画像信号がRGBである場合には、それを色分解部152に与え、それがCMYKである場合には、それをW生成部153に与え、それがCMYKWである場合には、それをW制御部154に与える。
色分解部152は、RGBの画像信号を色分解して、CMYKの画像信号を生成する。そして、色分解部152は、CMYKの画像信号をW生成部153に与える。
W生成部153は、CMYKの画像信号に対して、Wの画像信号を付加することで、CMYKWの画像信号を生成する。そして、W生成部153は、CMYKWの画像信号をトナー総量制御部155に与える。
W制御部154は、CMYKWの画像信号において、白色のトナー量を制限するようにWの画像信号を補正することで、補正されたCMYKWの画像信号を生成する。そして、W制御部154は、補正されたCMYKWの画像信号をトナー総量制御部155に与える。
トナー総量制御部155は、CMYKWの画像信号が、予めプリンタ100に定められたCMYKWのトナー総量の上限値を超えている場合に、CMYKWの画像信号が、その上限値を超えないように、それぞれの色の画像信号を補正する。そして、トナー総量制御部155は、CMYKWの画像信号を展開処理部135に与える。
以上に記載された印刷データバッファ132、編集処理部133、ページバッファ134、展開処理部135、中間ラスタバッファ136、ハーフトーン処理部137、ラスタバッファ138、色変換処理部150及びプリンタエンジン制御部120の一部又は全部は、図4(A)に示されているように、メモリ160と、メモリ160に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ161とにより実現されてもよい。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、印刷データバッファ132、編集処理部133、ページバッファ134、展開処理部135、中間ラスタバッファ136、ハーフトーン処理部137、ラスタバッファ138、色変換処理部150及びプリンタエンジン制御部120の一部又は全部は、図4(B)に示されているように、単一回路、復号回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路162で実現されてもよい。
次に、プリンタ100の動作について説明する。
図5は、プリンタ100での動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS10において、印刷データ受信部131は、外部から印刷データを受信すると、受信された印刷データを印刷データバッファ132に一時的に格納する。
ステップS11において、編集処理部133は、印刷データバッファ132から印刷データを読み込み、ページ毎にコマンド解析及び描画を行う。そして、編集処理部133は、描画された画像データをDisplay Code化することでコード化データを生成して、それをページバッファ134に格納する。
ステップS12において、展開処理部135は、ページバッファ134から1ページ分のコード化データを読み出し、色変換処理部150において、コード化データに含まれている画像信号を、各色8ビットの値を有するCMYKWの画像信号に変換する。ステップS12における色変換処理については、図6を用いて詳細に説明する。
ステップS13では、展開処理部135は、ステップS12で色変換処理部150により色変換されたCMYKWの画像信号について、ページ全体を8ビットのCMYKWのラスタイメージに変換した変換画像データを、中間ラスタバッファ136に格納する。
ステップS14では、ハーフトーン処理部137は、中間ラスタバッファ136からCMYKW画像信号のラスタイメージを読み込み、各色8ビットの画像信号値(画素値)を、プリンタエンジン110で現像可能な、各色1ビットCMYKWの画像信号値に変換する。そして、ハーフトーン処理部137は、変換後のラスタイメージをラスタバッファ138に格納する。
ステップS15では、プリンタエンジン制御部120は、ラスタバッファ138から1ページ分のラスタイメージを読み込み、プリンタエンジン110を動作させて、読み込まれたラスタイメージの印刷を行う。
図6は、実施の形態1における色変換処理を示すフローチャートである。
ステップS20では、画像解析部151は、展開処理部135から与えられた各種画像信号を解析して、その画像信号がRGBであるか否かを判断する。その画像信号がRGBであった場合(S20でYes)には、処理はステップS21に移行する。その画像信号がRGBでない場合(S20でNo)には、処理はステップS22に移行する。
ステップS21では、色分解部152は、公知の技術によりRGBの画像信号をCMYKの画像信号に変換する。そして、色分解部152は、そのCMYKの画像信号をW生成部153に与えて、処理はステップS23に移行する。
ステップS22では、画像解析部151は、展開処理部135から与えられた画像信号がCMYKWであるか否かを判断する。その画像信号がCMYKWでない場合(S22でNo)には、処理はステップS23に移行する。その画像信号がCMYKWである場合(S22でYes)には、処理はステップS24に移行する。
ステップS23では、W生成部153は、色分解部152から与えられたCMYKの画像信号、又は、画像解析部151から与えられたCMYKの画像信号に対して、付加すべき白色トナー量に対応するW画像信号を生成して付加することで、CMYKWの画像信号を生成する。そして、W生成部153は、そのCMYKWの画像信号をトナー総量制御部155に与え、処理はステップS25に移行する。
ここで、W生成部153は、色変換情報としてのルックアップテーブル(以下、LUTという)を参照することで、CMYKの画像信号で示される各色の画像信号値から、Wの画像信号値を特定する。言い換えると、LUTは、CMYKの画像信号値から、Wの画像信号値を特定するための情報を格納している。
図7は、LUTの一例を示す概略図である。
図示するようにLUT170は、入力チャネル数を「4(CMYK)」、出力チャネル数を「1(W)」、グリッド数を「3」とした4次元ルックアップテーブルである。LUT170は、画像信号値を0〜100%の百分率で表記している。例えば、入力されるCMYKの画像信号値が、それぞれ「C=0%(0)、M=0%(0)、Y=0%(0)、K=0%(0)」(但し、括弧内の数字は、8ビットの整数値)であった場合、生成されるWの画像信号の値は、W=100%(255)となる。同様に、入力されるCMYKの画像信号値が、それぞれ「C=100%(255)、M=100%(255)、Y=100%(255)、K=0%(0)」であった場合、生成されるWの画像信号の値は、W=0%(0)となる。
なお、入力されるCMYKの画像信号値がLUT170に格納されていない場合には、W生成部153は、体積補間法又は三角錐補間法等の公知のLUT補間法、により白色トナー量を決定する。
また、図示されてはいないが、全てのCMYKの画像信号値の組み合わせに対応するWの画像信号値を特定したLUTが用いられてもよい。
本実施の形態においては、W生成部153は、CMYKの画像信号値の組み合わせが黒と判断された場合には、Wの画像信号値を、CMYKの画像信号値の組み合わせが黒以外の色である場合よりも白色トナーの使用量が制限された値、ここでは、全く使用しない値である0%にする。また、W生成部153は、CMYKの画像信号値の組み合わせが黒以外の色と判断された場合には、Wの画像信号値を白色トナーの使用量が制限されない値、ここでは、100%にしている。
なお、Wの画像信号値は、0%又は100%に限定されず、Wの画像信号値は、CMYKの画像信号値が黒と判断された場合には、それがその他の色と判断された場合よりも、白色トナーの使用量が制限された値となっていればよい。
さらに、本実施の形態においては、CMYの画像信号値がそれぞれ100%である場合、又は、Kの画像信号値が100%である場合に、CMYKの画像信号値の組み合わせが黒と判断されているが、このような例に限定されない。例えば、CMYの画像信号値が100%を含む、予め定められた範囲にある場合(例えば、90%〜100%)、又は、Kの画像信号値が100%を含む、予め定められた範囲にある場合(例えば、90%〜100%)に、CMYKの画像信号値が黒と判断されてもよい。
図6に戻り、ステップS24では、W制御部154は、画像解析部151から入力されたCMYKWの画像信号に対して、Wの画像信号を補正して、補正後のCMYKWの画像信号をトナー総量制御部155に与える。
W制御部154は、LUT170を参照することで、CMYKWの画像信号に含まれているCMYKの画像信号値から、Wの画像信号値を特定する。
例えば、W制御部154は、CMYKWの画像信号のうちのCMYKの画像信号値から、Wの画像信号の補正率WC(0%≦WC≦100%)を算出する。補正率WCは、CMYKWの画像信号に含まれているCMYKの画像信号値に対応して、LUT170に基づいて特定されるWの画像信号値である。
そして、W制御部154は、下記の式(1)により、Wの画像信号の値Vwを、Vwに補正する。ここで、値Vwは、画像解析部151から入力されたCMYKW画像信号に含まれているWの画像信号値であり、値Vwは、補正後のWの画像信号値である。
Vw=WC÷100×Vw (1)
ステップS25では、トナー総量制御部155は、W生成部153により与えられるCMYKWの画像信号、又は、W制御部154により与えられるCMYKW画像信号について、CMYKW画像信号における画像信号値の総和が、予めプリンタ100において定められているCMYKWトナー総量の上限値を超えているか否かを判断する。CMYKW画像信号における画像信号値の総和が上限値を超えている場合(S25でYes)には、処理はステップS26に移行する。CMYKW画像信号における画像信号値の総和が上限値を超えていない場合(S25でNo)には、処理は終了する。
ステップS26では、トナー総量制御部155は、CMYKW画像信号における画像信号値の総和が、予めプリンタ100において定められているCMYKWトナー総量の上限値TLを超えないように、CMYKW画像信号を補正する。
例えば、トナー総量制御部155に入力されたCMYKW画像信号の画像信号値が、それぞれ、C=255(100%)、M=255(100%)、Y=255(100%)、K=128(50%)、W=0(0%)であり、CMYKWトナー総量の上限値TLが765(300%)であった場合、CMYKW画像信号の総和TO=893(350%)が、CMYKWトナー総量の上限値TLを超える。このため、トナー総量制御部155は、下記の式(2)により、CMYKWの各画像信号値(V)を補正して、補正後の画像信号値(V)を算出する。
=V−(TO−TL)÷5 (2)
上記の例では、式(2)により、CMYKWの各画像信号値(Vc、Vm、Vy、Vk、Vw)は、補正後の各画像信号値(Vc、Vm、Vy、Vk、Vw)となる。
TO=Vc+Vm+Vy+Vk+Vw=893
TL=765
Vc=Vc−(TO−TL)÷5=255−(893−765)÷5=229
Vm=Vm−(TO−TL)÷5=255−(893−765)÷5=229
Vy=Vy−(TO−TL)÷5=255−(893−765)÷5=229
Vk=Vk−(TO−TL)÷5=128−(893−765)÷5=102
Vw=Vw−(TO−TL)÷5=0−(893−765)÷5=0
なお、計算された値が0を下回る場合は、補正後の画像信号値は0とする。
以上のように、実施の形態1によれば、黒の下地には白色の現像剤が使用されないため、プロセスカラーの現像剤が白色の現像剤に沈み込みお互いが混ざり合って視認性が悪化してしまうことを防止することができる。
実施の形態2.
図1に示されているように、実施の形態2に係るプリンタ200は、プリンタエンジン110と、プリンタエンジン制御部120と、コントローラ部230とを備える。実施の形態2に係るプリンタ200は、コントローラ部230を除いて、実施の形態1に係るプリンタ100と同様に構成されているため、以下、コントローラ部230を説明する。
コントローラ部230は、印刷データ受信部131と、印刷データバッファ132と、編集処理部133と、ページバッファ134と、展開処理部235と、中間ラスタバッファ136と、ハーフトーン処理部137と、ラスタバッファ138と、色変換処理部250とを備える。実施の形態2におけるコントローラ部230は、展開処理部235及び色変換処理部250を除いて、実施の形態1におけるコントローラ部130と同様に構成されているため、以下、展開処理部235及び色変換処理部250を説明する。
なお、実施の形態2においては、印刷データに、ユーザが選択したWのトナー量を示すW量調整コマンドを含んでいることを前提とする。
展開処理部235は、ページバッファ134から1ページ分のコード化データを読み出し、ページ全体の印刷内容をラスタイメージに変換した変換画像データを生成して、その変換画像データを中間ラスタバッファ136に格納する。その際、展開処理部235は、コード化データに含まれるRGB、CMYK又はCMYKWの画像信号を、色変換処理部250に与えて、色変換処理部250に、その画像信号を全てCMYKWの画像信号に変換させる。ここで、実施の形態2における展開処理部235は、画像信号とともに、W量調整コマンドも色変換処理部250に与える。
色変換処理部250は、W量調整コマンドを参照して、画像信号をCMYKWの画像信号に変換する。
図8は、色変換処理部250の構成を概略的に示すブロック図である。
色変換処理部250は、画像解析部151と、色分解部152と、W生成部253と、W制御部254と、トナー総量制御部155とを備える。実施の形態2における色変換処理部250は、W生成部253及びW制御部254を除いて、実施の形態1における色変換処理部150と同様に構成されているため、以下、W生成部253及びW制御部254について説明する。
W生成部253は、CMYKの画像信号に対して、Wの画像信号を付加することで、CMYKWの画像信号を生成する。その際、W生成部253は、展開処理部235から入力されるW量調整コマンドを参照する。そして、W生成部253は、CMYKWの画像信号をトナー総量制御部155に与える。
W制御部254は、CMYKWの画像信号において、白色のトナー量を制限するようにWの画像信号を補正することで、補正されたCMYKWの画像信号を生成する。その際、W制御部254は、展開処理部235から入力されるW量調整コマンドを参照する。そして、W制御部254は、補正されたCMYKWの画像信号をトナー総量制御部155に与える。
なお、展開処理部235及び色変換処理部250により、変換部239が構成される。以上のように、変換部239は、変換画像データにおける白の画素値を調整することで、ユーザからの指示に応じて、白の現像剤の使用量を調整することができる。
また、以上に記載された、印刷データバッファ132、編集処理部133、ページバッファ134、展開処理部235、中間ラスタバッファ136及び色変換処理部250により、印刷データ受信部131で受信された印刷データから変換画像データを生成する画処理部240が構成される。
次に、実施の形態2に係るプリンタ200の動作について説明する。
なお、実施の形態2においては、印刷データがW量調整コマンドを含んでいることを前提とする。
例えば、不図示のPCは、キーボード及びマウス等の入力装置でユーザからの指示を受け付けて、CPU等のプロセッサがメモリからプリンタドライバを読み出して実行することで、印刷設定を行う。このプリンタドライバは、ユーザによる白色トナー量調整を受け付ける。
図9(A)及び(B)は、PCのディスプレイ等の表示装置に表示される、プリンタドライバがユーザから白色トナー量調整を受け付ける画面例を示す概略図である。
図9(A)及び(B)に示されているように、プリンタドライバは、特色、即ち、白色のトナー量を調整する値として、0〜100の範囲の整数値の入力を受け付ける。例えば、この整数値が大きいほど、白色のトナー量が多くなるものとする。
そして、プリンタドライバは、ユーザによる操作を受けて、W量調整コマンドを印刷データに加える。ここでW量調整コマンドは、例えば、0〜100の範囲の整数値である。
図10は、プリンタ200での動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS30において、印刷データ受信部131は、外部から印刷データを受信すると、受信された印刷データを印刷データバッファ132に一時的に格納する。上述のように、ここで受信される印刷データには、W量調整コマンドが含まれている。
ステップS31において、編集処理部133は、印刷データバッファ132から印刷データを読み込み、ページ毎にコマンド解析及び描画を行う。そして、編集処理部133は、描画された画像データをDisplay Code化することでコード化データを生成して、それをページバッファ134に格納する。
ステップS32において、展開処理部235は、ページバッファ134から1ページ分のコード化データを読み出し、色変換処理部250において、コード化データに含まれている画像信号を、各色8ビットの値を有するCMYKWの画像信号に変換する。この際、展開処理部235は、色変換処理部250にW量調整コマンドも与えて、Wのトナー量の調整を行わせる。ステップS32における色変換処理については、図11を用いて詳細に説明する。
ステップS33では、展開処理部235は、ステップS32で色変換処理部250により色変換されたCMYKWの画像信号について、ページ全体を8ビットCMYKWラスタイメージに変換した変換画像データを、中間ラスタバッファ136に格納する。
ステップS34では、ハーフトーン処理部137は、中間ラスタバッファ136からCMYKW画像信号のラスタイメージを読み込み、各色8ビットの画像信号値を、プリンタエンジン110で現像可能な、各色1ビットCMYKWの画像信号値に変換する。そして、ハーフトーン処理部137は、変換後のラスタイメージをラスタバッファ138に格納する。
ステップS35では、プリンタエンジン制御部120は、ラスタバッファ138から1ページ分のラスタイメージを読み込み、プリンタエンジン110を動作させて、読み込まれたラスタイメージの印刷を行う。
図11は、実施の形態2における色変換処理を示すフローチャートである。
ステップS40では、画像解析部151は、展開処理部235から与えられた各種画像信号を解析して、その画像信号がRGBであるか否かを判断する。その画像信号がRGBであった場合(S40でYes)には、処理はステップS41に移行する。その画像信号がRGBでない場合(S40でNo)には、処理はステップS42に移行する。
ステップS41では、色分解部152は、公知の技術によりRGBの画像信号をCMYKの画像信号に変換する。そして、色分解部152は、そのCMYKの画像信号をW生成部153に与えて、処理はステップS43に移行する。
ステップS42では、画像解析部151は、展開処理部235から与えられた画像信号がCMYKWであるか否かを判断する。その画像信号がCMYKWでない場合(S42でNo)には、処理はステップS43に移行する。その画像信号がCMYKWである場合(S42でYes)には、処理はステップS44に移行する。
ステップS43では、W生成部253は、色分解部152から与えられたCMYKの画像信号、又は、画像解析部151から与えられたCMYKの画像信号に対して、展開処理部235から与えられるW量調整コマンドを参照して、付加すべき白色トナー量に対応するW画像信号を生成して付加することで、CMYKWの画像信号を生成する。そして、W生成部253は、そのCMYKWの画像信号をトナー総量制御部155に与え、処理はステップS45に移行する。
ここで、W生成部253は、実施の形態1と同様に、CMYKの画像信号で示される各色の画像信号値から、Wの画像信号値のベース値Vwを特定する。
そして、W生成部253は、下記の式(3)により、Wの画像信号値Vwを特定する。
Vw=(We÷100)×Vw (3)
ここで、Weは、W量調整コマンドで示される値(0〜100の整数値)である。
ステップS44では、W制御部254は、画像解析部151から入力されたCMYKWの画像信号に対して、展開処理部235から与えられるW量調整コマンドを参照して、Wの画像信号を補正して、補正後のCMYKWの画像信号をトナー総量制御部155に与える。
W制御部254は、LUT170及びW量調整コマンドを参照することで、CMYKWの画像信号に含まれているCMYKの画像信号値から、Wの画像信号値を特定する。
例えば、W制御部254は、CMYKWの画像信号のうちのCMYKの画像信号値から、Wの画像信号の補正率WC(0%≦WC≦100%)を算出する。補正率WCは、CMYKWの画像信号に含まれているCMYKの画像信号値に対応して、LUT170に基づいて特定されるWの画像信号値である。
そして、W制御部254は、下記の式(4)により、Wの画像信号の値Vw1を、Vw2に補正する。ここで、値Vw1は、画像解析部151から入力されたCMYKW画像信号に含まれているWの画像信号値であり、値Vw2は、補正後のWの画像信号値である。
Vw2=(WC÷100)×(We÷100)×Vw1 (4)
ここで、Weは、W量調整コマンドで示される値(0〜100の整数値)である。
ステップS45では、トナー総量制御部155は、W生成部153により与えられるCMYKWの画像信号、又は、W制御部154により与えられるCMYKW画像信号について、CMYKWの画像信号における画像信号値の総和が、予めプリンタ100において定められているCMYKWトナー総量の上限値を超えているか否かを判断する。CMYKW画像信号における画像信号値の総和が上限値を超えている場合(S45でYes)には、処理はステップS46に移行する。CMYKW画像信号における画像信号値の総和が上限値を超えていない場合(S45でNo)には、処理は終了する。
ステップS46では、トナー総量制御部155は、CMYKWの画像信号における画像信号値の総和が、予めプリンタ100において定められているCMYKWトナー総量の上限値TLを超えないように、CMYKWの画像信号を補正する。ここでの処理は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果の他、黒以外の色に対しても白色のトナーの使用量を調整することができるため、黒以外の色に対しても視認性の悪化を低減することができる。
以上に記載された実施の形態1及び2では、LUT170を用いて、Wのトナーの使用量を制限するWの画像信号値を特定したが、このような例に限定されず、例えば、Wのトナーの使用量を制限するCMYKの画像信号値の組み合わせを示す制限情報、又は、Wのトナーの使用量を制限しないCMYKの画像信号値の組み合わせを示す非制限情報を色変換処理部150のメモリ150aに記憶しておくことで、Wの画像信号値が特定されてもよい。具体的には、色変換処理部150は、制限情報で示されるCMYKの画像信号値の組み合わせの場合には、予め定められた第1の画像信号値を採用し、制限情報で示されていないCMYKの画像信号値の組み合わせの場合には、予め定められた第2の画像信号値を採用すればよい。また、色変換処理部150は、非制限情報で示されていないCMYKの画像信号値の組み合わせの場合には、予め定められた第1の画像信号値を採用し、非制限情報で示されているCMYKの画像信号値の組み合わせの場合には、予め定められた第2の画像信号値を採用すればよい。ここで、第1の画像信号値は、第2の画像信号値よりもWのトナーの使用量が少なくなる値である。
以上に記載された実施の形態1及び2では、画像形成装置としてプリンタ100、200を用いて説明したが、画像形成装置は、複合機、コピー機、ファクシミリ装置等であってもよい。
100,200 プリンタ、 110 プリンタエンジン、 111 給紙トレイ、 112 給紙部、 113 画像形成部、 114 定着器、 115 排出部、 120 プリンタエンジン制御部、 130,230 コントローラ部、 131 印刷データ受信部、 132 印刷データバッファ、 133 編集処理部、 134 ページバッファ、 135,235 展開処理部、 136 中間ラスタバッファ、 137 ハーフトーン処理部、 138 ラスタバッファ、 139,239 変換部、 140,240 画処理部、 141 画像形成処理部、 150,250 色変換処理部、 151 画像解析部、 152 色分解部、 153,253 W生成部、 154,254 W制御部、 155 トナー総量制御部、 160 メモリ、 161 プロセッサ、 162 処理回路。

Claims (7)

  1. 予め定められた色により画像を形成する画像形成データに基づいて、プロセスカラーの画像の画素値と、前記プロセスカラーの画像の下地となる白の画素値とを含む画像データを生成する画処理部と、
    前記画処理部で生成された画像データに基づいて、プロセスカラーの現像剤及び白の現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成処理部と、を備え、
    前記画処理部は、前記画像データにおいて、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分には、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒以外の色である部分よりも、前記白の現像剤の使用量が少なくなるように、前記白の画素値を特定すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画処理部は、前記プロセスカラーの現像剤の組み合わせが黒以外の色である部分には、前記白の現像剤を使用し、前記プロセスカラーの現像剤の組み合わせが黒である部分には、前記白の現像剤を使用しないように、前記白の画素値を特定すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画処理部は、前記画像形成データに含まれている、シアン、マゼンダ及びイエローの色情報がそれぞれ100%を含む予め定められた範囲の値である部分、又は、ブラックの色情報が100%を含む予め定められた範囲の値である部分を、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分と判断すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画処理部は、前記画像形成データに含まれている、レッド、グリーン及びブルーの色情報がそれぞれ0を含む予め定められた範囲の値である部分を、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分と判断すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画処理部は、前記画像データにおいて、前記白の画素値を、0から255の間に特定できること
    を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画処理部は、前記画像データにおける白の画素値を調整することで、ユーザからの指示に応じて、白の現像剤の使用量を調整すること
    を特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 予め定められた色により画像を形成する画像形成データに基づいて、プロセスカラーの画像の画素値と、前記プロセスカラーの画像の下地となる白の画素値とを含む画像データを生成し、
    前記生成された画像データに基づいて、プロセスカラーの現像剤及び白の現像剤を用いて媒体に画像を形成する画像形成方法であって、
    前記画像データを生成する際に、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒である部分には、前記プロセスカラーの画素値の組み合わせが黒以外の色である部分よりも、前記白の現像剤の使用量が少なくなるように、前記白の画素値を特定すること
    を特徴とする画像形成方法。
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