JP2017041229A - ヘッドマウントディスプレイシステムを制御する方法、および、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態によるヘッドマウントディスプレイシステムを制御する方法、および、プログラムは、以下のような構成を備える。
(項目1)
ユーザが没入する仮想空間を提供する方法であって、コンピュータに、
前記ユーザが没入する仮想空間、および、前記仮想空間における対象オブジェクトを生成するステップと、
前記仮想空間における基準位置、および、前記対象オブジェクトが配置された対象オブジェクト位置を定義するステップと、
前記基準位置に対する前記ユーザの視線方向である基準方向を定義するステップと、
前記対象オブジェクトに対する前記ユーザの視線方向である注視方向を特定するステップと、
前記ユーザが前記対象オブジェクトを注視した注視時間を特定するステップと、
前記注視時間と、前記注視方向と、前記基準方向に基づいて、調整済注視時間を特定するステップと、
前記調整済注視時間に基づいて、前記ユーザに所定のコンテンツを提供するステップと、を実行させる方法。
本項目の方法によれば、ユーザが広告等の対象オブジェクトを注視した時間に基づいて、当該ユーザに広告に関連するコンテンツを提供する。その際、ユーザの注視方向と、仮想空間内に設定された基準方向との関係によって、注視した時間を調整することとしている。これにより、ユーザが関心を示した対象を容易に判別し、適時アプローチすることが可能なコンテンツ提供手段を提供し得る。
(項目2)
前記調整済注視時間は、前記注視時間を、前記注視方向の前記基準方向に対するずれ量に基づいて調整することによって算出される、項目1の方法。
本項目の方法によれば、ユーザが基準方向から遠くまで視線を逸らして対象オブジェクトを注視した場合には、当該対象に対する関心が高いものと推定する。これにより、ユーザの関心に対して適時アプローチすることが可能なコンテンツ提供手段を提供し得る。
(項目3)
前記ずれ量は、垂直面内における前記注視方向の前記基準方向に対するずれ量である第1ずれ量と、前記垂直面に直交する水平面内における前記注視方向の前記基準方向に対するずれ量である第2ずれ量を含み、
前記第1ずれ量と前記第2ずれ量に所定の重みづけを付与して前記調整済注視時間を算出する、項目2の方法。
本項目の方法によれば、よりユーザが自発的にしにくい行動を重視することが可能になる。
(項目4)
前記重みづけは、前記第1ずれ量に対して大きく付与される、項目3の方法。
本項目の方法によれば、よりユーザが自発的にしにくい行動である、ユーザが垂直面内に視線を動かす行動を重視することにより、ユーザの関心に対して適時アプローチすることが可能なコンテンツ提供手段を提供し得る。
(項目5)
前記ユーザの前記視線方向に基づいて、前記ユーザの視界領域を定義するステップと、
前記視界領域に含まれる複数の前記対象オブジェクトである第1オブジェクトと第2オブジェクトを特定するステップと、
前記第1オブジェクトに対する前記ユーザの前記調整済注視時間が所定の閾値を超過した場合には、前記第2オブジェクトの表示を、前記第1オブジェクトと関連するように変化させるステップと、をさらに含む、項目1〜4のいずれかの方法。
本項目の方法によれば、ユーザが所定の対象を注視した場合に、ユーザの視野内にある他のオブジェクトを、注視したオブジェクトに関連するように変化させる。これにより、ユーザの関心に対して適時アプローチすることが可能なコンテンツ提供手段を提供し得る。
(項目6)
前記仮想空間を、ヘッドマウントディスプレイに出力することにより前記ユーザに提供し、
前記調整済注視時間に基づいて、前記ユーザに提供される前記コンテンツの優先度を設定し、
前記優先度に基づいて、前記コンテンツに関連する拡張コンテンツを特定し、
前記ヘッドマウントディスプレイが前記ユーザに装着されていない場合に、前記拡張コンテンツをダウンロードするためのダウンロード要求を出力する、項目1〜5のいずれかの方法。
本項目の方法によれば、広告に関連する拡張コンテンツ(例えば、ゲームの体験版。)を、ヘッドマウントディスプレイを使用していない時にダウンロードしておくことができる。これにより、ヘッドマウントディスプレイ使用中のユーザに通信状況が悪化する等の違和感を与えること無く、拡張コンテンツを提供することができる。
(項目7)
ランチャー空間を生成するステップをさらに備え、
前記ランチャー空間は、前記仮想空間および前記拡張コンテンツに関連付けられるとともに、前記コンテンツが前記優先度に応じて表示される、請求項6の方法。
本項目の方法によれば、ある仮想空間におけるユーザの関心を反映させた広告等のオブジェクトをランチャー空間に一覧として表示させることにより、ユーザの仮想空間に対する没入間を損なうことを防止することができる。
(項目8)
前記ユーザが没入する第2仮想空間を生成するステップと、
前記第2仮想空間に、前記第1仮想空間に配置された第1対象オブジェクトと関連する第2対象オブジェクトを生成するステップと、
前記ユーザが前記第1対象オブジェクトに対する調整済注視時間、および、前記第2対象オブジェクトに対する調整済注視時間を合算した合計調整済注視時間を特定するステップと、
前記注視時間に基づいて、前記ユーザに所定のコンテンツを提供するステップと、をさらに実行させる、項目1〜7のいずれかの方法。
本項目の方法によれば、複数のコンテンツにおけるユーザの視線履歴に関する行動を合算することで、より適切な広告をユーザ提案し得る。
(項目9)
項目1〜8のいずれかの方法を前記コンピュータに実行させるプログラム。
本発明の実施形態に係る方法、および、プログラムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
Claims (9)
- ユーザが没入する仮想空間を提供する方法であって、コンピュータに、
前記ユーザが没入する仮想空間、および、前記仮想空間における対象オブジェクトを生成するステップと、
前記仮想空間における基準位置、および、前記対象オブジェクトが配置された対象オブジェクト位置を定義するステップと、
前記基準位置に対する前記ユーザの視線方向である基準方向を定義するステップと、
前記対象オブジェクトに対する前記ユーザの視線方向である注視方向を特定するステップと、
前記ユーザが前記対象オブジェクトを注視した注視時間を特定するステップと、
前記注視時間と、前記注視方向と、前記基準方向に基づいて、調整済注視時間を特定するステップと、
前記調整済注視時間に基づいて、前記ユーザに所定のコンテンツを提供するステップと、
を実行させる方法。 - 前記調整済注視時間は、前記注視時間を、前記注視方向の前記基準方向に対するずれ量に基づいて調整することによって算出される、請求項1の方法。
- 前記ずれ量は、垂直面内における前記注視方向の前記基準方向に対するずれ量である第1ずれ量と、前記垂直面に直交する水平面内における前記注視方向の前記基準方向に対するずれ量である第2ずれ量を含み、
前記第1ずれ量と前記第2ずれ量に所定の重みづけを付与して前記調整済注視時間を算出する、請求項2の方法。 - 前記重みづけは、前記第1ずれ量に対して大きく付与される、請求項3の方法。
- 前記ユーザの前記視線方向に基づいて、前記ユーザの視界領域を定義するステップと、
前記視界領域に含まれる複数の前記対象オブジェクトである第1オブジェクトと第2オブジェクトを特定するステップと、
前記第1オブジェクトに対する前記ユーザの前記調整済注視時間が所定の閾値を超過した場合には、前記第2オブジェクトの表示を、前記第1オブジェクトと関連するように変化させるステップと、
をさらに含む、請求項1〜4のいずれかの方法。 - 前記仮想空間を、ヘッドマウントディスプレイに出力することにより前記ユーザに提供し、
前記調整済注視時間に基づいて、前記ユーザに提供される前記コンテンツの優先度を設定し、
前記優先度に基づいて、前記コンテンツに関連する拡張コンテンツを特定し、
前記ヘッドマウントディスプレイが前記ユーザに装着されていない場合に、前記拡張コンテンツをダウンロードするためのダウンロード要求を出力する、
請求項1〜5のいずれかの方法。 - ランチャー空間を生成するステップをさらに備え、
前記ランチャー空間は、前記仮想空間および前記拡張コンテンツに関連付けられるとともに、前記コンテンツが前記優先度に応じて表示される、請求項6の方法。 - 前記ユーザが没入する第2仮想空間を生成するステップと、
前記第2仮想空間に、前記第1仮想空間に配置された第1対象オブジェクトと関連する第2対象オブジェクトを生成するステップと、
前記ユーザが前記第1対象オブジェクトに対する調整済注視時間、および、前記第2対象オブジェクトに対する調整済注視時間を合算した合計調整済注視時間を特定するステップと、
前記注視時間に基づいて、前記ユーザに所定のコンテンツを提供するステップと、をさらに実行させる、請求項1〜7のいずれかの方法。 - 請求項1〜8のいずれかの方法を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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