JP2017039172A - 把持部の先端に取り付けられるパッド - Google Patents

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順央 川口
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Abstract

【課題】把持対象の変形を抑制し且つ保持力を向上し得るパッドを提供すること。
【解決手段】本実施形態に係る一対のパッド40は接近離反する一対の把持部の先端に取り付けられる。パッド各々は弾性材料で筒状体に成形される。筒状体は少なくとも1部分に蛇腹形状402を備える。筒状体の先端部分401は前方に向かって拡がった漏斗形状に開口される。筒状体の後端には中央に孔を備えた隔壁403が設けられる。パッド各々は孔に挿入された中空ネジにより把持部の先端に締結される。
【選択図】 図10

Description

本発明の実施形態はロボットハンド等の把持部の先端に取り付けられるパッドに関する。
例えばロボット装置は製造ライン、医療や介護などさまざまな現場での適用がなされており、今後更なる分野での適用が期待されている。特に実際の製造ラインではワークの種類も作業内容も多岐にわたっている。例えば樹脂製のチューブ容器は優れた柔軟性、弾力性、復元性を備えている。この種のワークをロボットハンドで把持する場合には、それが持つ上記特性は、それを把持するロボットハンドによる保持力を低下させる。またロボットハンド及び把持部はワークの形状や寸法、重量、さらに性質などの属性に応じて個別設計がなされることが多く、汎用性が比較的低く、十分な保持力を発揮できない。そのため単一の製造ラインに2種、さらにそれ以上の多種類のワークを流して単一のロボットハンドでハンドリングすることは困難であった。
目的は、把持対象の変形を抑制し且つ保持力を向上し得るパッドを提供することにある。
本実施形態に係る一対のパッドは接近離反する一対の把持部の先端に取り付けられる。パッド各々は弾性材料で筒状体に成形される。筒状体は少なくとも1部分に蛇腹形状を備える。筒状体の先端部分は前方に向かって拡がった漏斗形状に開口される。筒状体の後端には中央に孔を備えた隔壁が設けられる。パッド各々は孔に挿入された中空ネジにより把持部の先端に締結される。
図1は、本実施形態に係るパッドを取り付けたロボットハンドとそれを装備したロボットアーム機構の外観斜視図である。 図2は、図1のロボットハンドの斜視図である。 図3は、図1のロボットハンドの正面図である。 図4は、図1のロボットハンドの下面図である。 図5は、図1のロボットハンドの側面図である。 図6は、図1のロボットハンドによるワークの把持状態を示す図である。 図7は、図1のロボットハンドによるワークの吸着保持状態を示す図である。 図8は、図1のロボットハンドの把持部先端に取り付けられるパッドを示す図である。 図9は、図1のロボットハンドの把持部先端に取り付けられる他のパッドを示す図である。 図10は、図1のロボットハンドの把持部先端に取り付けられる他のパッドを示す図である。 図11は、図1のロボットハンドの把持部先端に取り付けられる他のパッドを示す図である。 図12は、図1のロボットハンドの把持部先端に取り付けられる他のパッドを示す図である。 図13は、図1のロボットハンドの把持部先端に取り付けられる他のパッドを示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る把持部の先端に取り付けられるパッドを説明する。本実施形態に係るパッドは、把持対象の変形を抑制しながら且つ対象を保持する保持力を向上させるために把持部の先端に取り付けられ、把持部と把持対象との間に介在する。本実施形態に係るパッドは、典型的にはロボットハンドの把持部の先端に取り付けられる。しかし本実施形態に係るパッドの適用は、ロボットハンドの把持部には限定されない。例えば本実施形態に係るパッドは、ロボットハンドの把持部以外では、パワーショベルやクレーンの把持機構にも適用され得る。ここでは本実施形態に係るパッドは、ロボットハンドの把持部の先端に取り付けられるものとして説明する。
ロボットハンドはロボット装置のアーム機構の手首部に装着される。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1はロボット装置の外観斜視図である。ロボット装置は任意のタイプが採用される。基部1は略円筒形状に構成される。基部1にはアーム部2が支持される。アーム部2の先端には手首部4が取り付けられている。手首部4には図示しないアダプタが設けられている。アダプタは、後述する第6回転軸RA6の回転部に設けられる。手首部4のアダプタを介してロボットハンド3が取り付けられる。ロボットハンド3について、図2以降で詳細に説明する。
ロボット装置は、複数、ここでは6つの関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6を有する。複数の関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6は基部1から順番に配設される。一般的に、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3は根元3軸と呼ばれ、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6はロボットハンド3の姿勢を変化させる手首3軸と呼ばれる。手首部4は第4、第5、第6関節部J4,J5,J6を有する。根元3軸を構成する関節部J1,J2,J3の少なくとも一つは直動関節である。ここでは第3関節部J3が直動伸縮関節、特に伸縮距離の比較的長い関節部として構成される。アーム部2は第3関節部J3を構成する主要な構成要素である。
第1関節部J1は基台面に対して例えば垂直に支持される第1回転軸RA1を中心としたねじり関節である。第2関節部J2は第1回転軸RA1に対して垂直に配置される第2回転軸RA2を中心とした曲げ関節である。第3関節部J3は、第2回転軸RA2に対して垂直に配置される第3軸(移動軸)RA3を中心として直線的にアーム部2が伸縮する関節である。
第1関節部J1は基台面に対して例えば垂直に支持される第1回転軸RA1を中心としたねじり関節である。第2関節部J2は第1回転軸RA1に対して垂直に配置される第2回転軸RA2を中心とした曲げ関節である。第3関節部J3は、第2回転軸RA2に対して垂直に配置される第3軸(移動軸)RA3を中心として直線的にアーム部2が伸縮する関節である。
第4関節部J4は、第3移動軸RA3に一致する第4回転軸RA4を中心としたねじり関節であり、第5関節部J5は第4回転軸RA4に対して直交する第5回転軸RA5を中心とした曲げ関節である。第6関節部J6は第4回転軸RA4に対して直交し、第5回転軸RA5に対して垂直に配置される第6回転軸RA6を中心とした曲げ関節である。
基部1を成すアーム支持体(第1支持体)11は、第1関節部J1の第1回転軸RA1を中心に形成される円筒形状の中空構造を有する。第1関節部J1は図示しない固定台に取り付けられる。第1関節部J1が回転するとき、第1支持体11はアーム部2の旋回とともに軸回転する。なお、第1支持体11が接地面に固定されていてもよい。その場合、第1支持体11とは独立してアーム部2が旋回する構造に設けられる。第1支持体11の上部には第2支持部12が接続される。
第2支持部12は第1支持部11に連続する中空構造を有する。第2支持部12の一端は第1関節部J1の回転部に取り付けられる。第2支持部12の他端は開放され、第3支持部13が第2関節部J2の第2回転軸RA2において回動自在に嵌め込まれる。第3支持部13は第1支持部11及び第2支持部に連通する鱗状の外装からなる中空構造を有する。第3支持部13は、第2関節部J2の曲げ回転に伴ってその後部が第2支持部12に収容され、また送出される。ロボット装置の直動関節部J3(第3関節部J3)を構成するアーム部2の後部はその収縮により第1支持部11と第2支持部12の連続する中空構造の内部に収納される。
第3支持部13はその後端下部において第2支持部12の開放端下部に対して第2回転軸RA2を中心として回動自在に嵌め込まれる。それにより第2回転軸RA2を中心とした曲げ関節部としての第2関節部J2が構成される。第2関節部J2が回動すると、アーム部2は、手首部4及びロボットハンド3とともに第2関節部J2の第2回転軸RA2を中心に垂直方向に回動、つまり起伏動作をする。
第4関節部J4は、アーム部2の伸縮方向に沿ったアーム中心軸、つまり第3関節部J3の第3移動軸RA3に典型的には一致する第4回転軸RA4を有するねじり関節である。第4関節部J4が回転すると、第4関節部J4から先端にかけてロボットハンド3とともに第4回転軸RA4を中心に回転する。第5関節部J5は、第4関節部J4の第4回転軸RA4に対して直交する第5回転軸RA5を有する曲げ関節部である。第5関節部J5が回転すると、第5関節部J5から先端にかけてロボットハンド3とともに上下に回動する。第6関節部J6は、第4関節部J4の第4回転軸RA4に直交し、第5関節部J5の第5回転軸RA5に垂直な第6回転軸RA6を有する曲げ関節である。第6関節部J6が回転するとロボットハンド3が左右に旋回する。
上記の通り手首部4のアダプタに取り付けられたロボットハンド3は、第1、第2、第3関節部J1.J2.J3により任意位置に移動され、第4、第5、第6関節部J4、J5、J6により任意姿勢に配置される。特に第3関節部J3の直動伸縮距離の長さは、基部1の近接位置から遠隔位置までの広範囲の対象にロボットハンド3を到達させることを可能にする。第3関節部J3はそれを構成する直動伸縮機構により実現される直動伸縮距離の長さが特徴的である。
直動伸縮機構はアーム部2を有する。アーム部2は第1連結コマ列21と第2連結コマ列22とを有する。第1連結コマ列21は複数の第1連結コマ23からなる。第1連結コマ23は略平板に構成される。前後の第1連結コマ23は、互いの端部箇所においてピンにより屈曲自在に列状に連結される。これにより第1連結コマ列21は内側と外側とに屈曲可能な性質を備える。第2連結コマ列22は複数の第2連結コマ24からなる。第2連結コマ24は断面コ字形状の短溝状体に構成される。前後の第2連結コマ24は、互いの底面端部箇所においてピンにより屈曲自在に列状に連結される。第2連結コマ24の断面形状及びピンによる連結位置により第2連結コマ列22は内側に屈曲可能であるが、外側に屈曲不可な性質を備える。なお、第1連結コマ23及び第2連結コマ24の第2回転軸RA2に向いた側を内側、その反対側を側面というものとする。
第1連結コマ列21のうち先頭の第1連結コマ23と、第2連結コマ列22のうち先頭の第2連結コマ24とは結合コマ27により結合される。例えば、結合コマは第1連結コマ23と第2連結コマ24とを合成した形状を有している。
アーム部2が伸長するときには、結合コマ27が始端となって、第1、第2連結コマ列21,22が第3支持部13の開口から外に向かって送り出される。第1、第2連結コマ列21、22は、第3支持体13の開口付近で互いに接合される。第1、第2連結コマ列21、22の後部が第3支持体13の内部で堅持されることにより、第1、第2連結コマ列21,22の接合状態が保持される。第1、第2連結コマ列21、22の接合状態が保持されたとき、第1連結コマ列21と第2連結コマ列22の屈曲は拘束される。接合し、それぞれの屈曲が拘束された第1、第2連結コマ列21、22により一定の剛性を備えた柱状体が構成される。柱状体とは、第2連結コマ列22に第1連結コマ列21が接合されてなる柱状の棒体を言う。
アーム部2が収縮するときには、第3支持体13の開口に第1、第2連結コマ列21,22が引き戻される。柱状体を構成する第1、第2連結コマ列21,22は、第3支持体13の内部で互いに離反される。離反された第2連結コマ列22は内側に屈曲されて、第1支持体11(基部10)の内部の収納部に搬送され、離反された第1連結コマ列21も第2連結コマ列22と同じ方向(内側)に屈曲されて搬送される。第1連結コマ列21は第2連結コマ列22に略平行な状態で格納される。
図2は、図1のロボットハンド3の斜視図である。図3は、図1のロボットハンド3の正面図である。図4は、図4のロボットハンド3の下面図である。図5は、図1のロボットハンド3の側面図である。ここでは、後述のハンド本体31の軸方向に平行にZ軸、後述の一対のスライダ34のスライド方向に沿ってY軸、Y軸とZ軸とに直交するX軸を規定する。
ロボットハンド3は、ワークを把持によりピッキングするための把持機構と他のワークを吸着によりピッキングするための吸着機構とを備える。ロボットハンド3は、ハンド本体31を有する。ハンド本体31は角柱形状を有し、その上方端面に取り付け部30を備える。この取り付け部30を介して、ロボットハンド3は手首部4のアダプタ(関節部J6)に装着される。ハンド本体31の下方には、エアチャックボックス32が取り付けられる。エアチャックボックス32は一対のスライダ34を有する。一対のスライダ34は接近/離反自在に支持される。エアチャックボックス32は、エアシリンダ(図示しない)を有する。エアシリンダには一対のエアチューブ33が接続されている。一対のエアチューブ33各々は圧縮式のエアポンプ(図示しない)に接続されている。一対のエアチューブ33には一対の電磁弁(図示しない)が介在されている。電磁弁ドライバ(図示しない)により、一方の電磁弁の開閉と他方の電磁弁の開閉とは逆相に制御される。一方の電磁弁が開放され、他方の電磁弁が閉じられているとき、一対のスライダ34は接近する方向に移動される。一方の電磁弁が閉じられ、他方の電磁弁が開放されているとき、一対のスライダ34は離反する方向に移動される。一対のスライダ34の接近/離反する方向をスライド方向という。
一対のスライダ34には一対の把持部35が取り付けられている。把持部35は外観略円柱形状を有する。把持部35の先端には、円筒状体のパッド(吸着パッド)40が取り付けられている。一対の把持部35には一対のエアチューブ37が接続されている。一対のエアチューブ37各々は既出のエアポンプに接続されている。把持部35には、エアチューブ37との接続口からその先端まで配管経路が形成されている。これにより、エアポンプから把持部35の先端までの配管経路が確保されている。エアポンプとしては圧縮式と真空式のいずれでも良いがここでは圧縮ポンプとして説明する。把持部35のパッド40とエアポンプとの間は負圧経路と正圧経路との2系統の配管経路で接続される。負圧経路には負圧弁とエジェクタとが介在される。正圧経路には正圧弁が介在される。負圧弁と正圧弁とは電磁弁である。電磁弁ドライバ(図示しない)により負圧弁の開閉と正圧弁の開閉とは逆相に制御される。
負圧弁が開放され正圧弁が閉じられているとき、負圧経路が確保される。負圧経路が確保されているとき、エアポンプで発生された圧縮空気は負圧弁を介してエジェクタに供給される。エジェクタは吸気口とノズルと排気口とを有する。吸気口にはパッド40の後方部分が接続されている。エジェクタに供給された圧縮空気は、ノズルから噴射され高速な空気の束となって排気口から排気される。すると、エジェクタのチャンバの内圧が低下し、これにより吸気口から空気が吸い込まれ、吸気口から吸いこまれた空気は、圧縮空気とともに排気口から排気される。これにより、吸気口に接続されたパッド40に負圧が発生する。正圧弁が開放され負圧弁が閉じられているとき、正圧経路が確保される。正圧経路が確保されているとき、エアポンプで発生された圧縮空気は直接的にパッド40に供給される。これにより、パッド40に正圧が発生する。
一対のスライダ34には一対の吸着パッド38が取り付けられている。吸着パッド38は弾性材料として例えばシリコーン樹脂で円筒状体に成形される。吸着パッド38の先端面をワークを吸着する吸着面という。吸着パッド38の胴体部分は蛇腹形に成形される。吸着パッド38は円筒状体の軸方向の向きにワークを吸着する。この吸着方向がスライド方向に垂直になるように、吸着パッド38はスライダ34に取り付けられる。一対の吸着パッド38には、一対のエアチューブ39が接続されている。一対のエアチューブ39各々は既出のエアポンプに接続されている。吸着パッド38とエアポンプとの間は負圧経路と正圧経路との2系統の配管経路で接続される。負圧経路には負圧弁とエジェクタとが介在される。正圧経路には正圧弁が介在される。負圧弁と正圧弁とは電磁弁である。電磁弁ドライバ(図示しない)により負圧弁の開閉と正圧弁の開閉とは逆相に制御される。負圧弁が開放され正圧弁が閉じられているとき、負圧経路が確保される。負圧経路が確保されているとき吸着パッド38に負圧が発生する。正圧弁が開放され負圧弁が閉じられているとき、正圧経路が確保される。正圧経路が確保されているとき吸着パッド38に正圧が発生する。
図6は、図1のロボットハンド3によるワーク100の把持状態を示す図である。ここでは、ワーク100はチューブ容器とする。図6(a)は、ワーク100を把持するためにワーク100に対してロボットハンド3が位置合わせされた状態を示す。図6(b)は、ロボットハンド3のワーク100の把持状態を示す。ロボットハンド3によるワーク100の把持動作が開始される前に、ロボットハンド3は、把持対象のワーク100が一対のパッド40各々の先端面(接触面)の間に配置するように、ワーク100に対して位置合わせさせる。ロボットハンド3によるワーク100の把持動作が開始されると、電磁弁ドライバにより、一対のエアチューブ33に介在された一対の電磁弁の開閉が制御され、一対のスライダ34は接近する方向に移動される。このとき、ロボットハンド3の把持機構の真空吸着機能がONされ、パッド40に負圧が発生される。
パッド40の接触面がワーク100の表面に接触し始めると、蛇腹がワーク100の吸着面の形状にあわせて変形し、パッド40の接触面をワーク100の表面に密着させることができる。また、蛇腹が縮むことで、一対のパッド40でワーク100を狭持する際のワーク100への過度な力を吸収することができる。ワーク100を両側からパッド40の接触面がワーク100の表面に密着した状態で、真空吸着機能がONされていると、ワーク100表面とパッド40の筒状部分とで規定される閉空間の空気がエジェクタにより吸引され、ワーク100がパッド40に吸着される。ワーク100を狭持しながら吸着することで、一対のパッド40でワーク100を狭持することによる一対のパッド40の接触面とワーク100の表面との間に発生する摩擦力を、パッド40でワーク100を吸着することで、増大させることができる。これにより、ロボットハンド3は吸着面の形状が異なる複数種類のワーク100を把持することができる。
ロボットハンド3によるワーク100のリリース動作が開始されると、電磁弁ドライバにより、一対のエアチューブ33に介在された一対の電磁弁の開閉が制御され、一対のスライダ34は離反する方向に移動される。このとき、ロボットハンド3の把持機構の真空破壊機能がONされ、パッド40に正圧が発生される。これにより、ロボットハンド3によるワーク100の把持状態が解除され、把持していたワーク100がリリースされる。なお、ロボットハンド3に真空破壊機能が装備されていなくても、ロボットハンド3の真空吸着機能をOFFにし、パッド40の内圧を大気圧に戻した上で、一対のスライダ34が離反する方向に移動されることで、ロボットハンド3によるワーク100の把持状態を解除できる。
なお、一方のパッド40の先端面(接触面)と他方のパッドの先端面(接触面)との間隔(以下、一対のパッド40の間隔という)が広いほど、把持可能なワーク100の最大幅を拡大することができる。一対のパッド40を広く設計した場合、ロボットハンド3が大きくなってしまい、ロボットハンド3の作業領域が広くなり、作業できる環境が限定されてしまう。パッド40の長さを短くすることで、ロボットハンド3の大きさを維持した状態で、一対のパッド40の間隔を広げられるため、把持可能なワーク100の種類を拡大することができる。同様に、パッド40の長さを短くすることで、一対のパッド40の間隔を維持した状態で、ロボットハンド3の大きさを小さくすることができ、作業先を拡大することができる。
図7は、図1のロボットハンドによるワーク300の吸着保持状態を示す図である。ここでは、ワーク300は四角柱形状の紙製の箱とする。図7(a)は、ワーク300を吸着するためにワーク300に対してロボットハンド3が位置合わせされた状態を示す図である。図7(b)は、ロボットハンド3のワーク300の吸着保持状態を示す図である。ロボットハンド3によるワークの吸着動作が開始される前に、ロボットハンドは、ワーク300が、一対の吸着パッド38各々の吸着面の下方に配置するように位置合わせさせる。ロボットハンド3によるワーク300の吸着動作が開始されると、ロボットハンド3が下方に移動される。このとき、ロボットハンド3の吸着機構の真空吸着機能がONされ、吸着パッド38に負圧が発生される。
吸着パッド38の吸着面がワーク300の表面に接触し始めると、蛇腹がワーク300の吸着面の形状にあわせて変形し、吸着パッド38の吸着面をワーク300の表面に密着させることができる。また、蛇腹が縮むことで、一対の吸着パッド38をワーク300に押し付ける際のワーク300への過度な力を吸収することができる。吸着パッド38の吸着面がワーク300の表面に密着した状態で、真空吸着機能がONされていると、ワーク300の表面と吸着パッド38の筒状部分とで規定される閉空間の空気がエジェクタにより吸引される。これにより、ロボットハンド3はワーク300を吸着によりピッキングすることができる。
ロボットハンド3の吸着機構の真空破壊機能がONされると、吸着パッド38に正圧が発生される。これにより、ロボットハンド3によるワーク300の吸着状態が解除され、吸着していたワーク300がリリースされる。なお、ロボットハンド3に真空破壊機能が装備されていなくても、ロボットハンド3の真空吸着機能をOFFにし、吸着パッド38の内圧を大気圧に戻すことで、ロボットハンド3によるワーク300の吸着状態を解除できる。
図8
以下、一対の把持部35の先端に取り付けられる一対のパッドについて説明する。
図8(a)は、図1のロボットハンド3の把持部35の先端に取り付けられるパッド40を示す斜視図である。図8(b)は、図8(a)のA−A´縦断面図である。図8(c)は、図8(a)の側面図である。図8(d)は、図8(a)の上面図である。図8(e)は、図8(a)の下面図である。パッド40は、弾性材料として例えばシリコーン樹脂で円筒形状に成形されている。
パッド40の前方部分401は、吸着面積を拡大して吸着力を増大させるために前方に向かって広がる漏斗形に成形されている。パッド40の前方の開口部は、その形状から漏斗部、その機能から吸盤部とも称する。前方部分401のパッド厚は、前方に向かって徐々に薄く変化する。ワークの表面に多少の凹凸があっても、ワークの表面に対する密着性が向上する。また、円筒状体の前方部分401のパッド厚を薄くし、柔軟性を上げることで、例えば、ロボットハンド3をワークに対して位置合わせするときに、パッド40の前方部分401がワークに接触した場合でも、その前方部分401が変形するだけで、ワークの位置ズレ、ワークの変形を抑制することができる。
パッド40の後端は円筒軸に垂直に隔壁405を成形され、その中央には接続孔404が厚み方向に貫通されている。接続孔404に挿入された中空ネジにより、パッド40は把持部35の先端に締結される。パッド40の前方部分401は、吸着面積を拡大して吸着力を増大させるために前方に向かって広がる漏斗形に成形されている。
パッド40の胴体部分は蛇腹部402に成形される。蛇腹部402は円筒軸方向に伸縮する。典型的には蛇腹部402は、径方向外側に突出した1つの山部からなる。蛇腹部402は、複数の山部と複数の谷部とから構成されても良い。蛇腹部402は、径方向内側に窪んだ谷部からなる蛇腹形に成形されてもよい。パッド40が持つ蛇腹部402は、姿勢が不規則に変化する可能性のあるワークに対して高い柔軟性を示す。例えば、何らかの理由によりワークの姿勢が変化し、ワークの表面がパッド40の前方の開口面に対して傾いた場合や、ワークの姿勢が変化していなくても、元々のワークの形状により、その表面がパッド40の前方の開口部に対して傾いている場合でも、ワークの表面形状に従って蛇腹部402によりパッド40が柔軟に変形するため、一対のパッド40の開口面をワークの表面面に好適に密着させることができる。また、パッド40の蛇腹部402はワークを狭持する際のワークへの過度な力を吸収するため、ワークの変形等を抑えられる。以上のように、パッド40に蛇腹を成形することにより、ロボットハンド3の把持によりピッキングできるワークの種類の拡大を実現する。
把持部35の先端に吸着パッド40を装着させることにより把持部35によるワークの把持力に、パッド40による吸着力が加わることにより、ワークの表面とパッド40の接触面との間の摩擦力は把持単独のそれよりも増大する。従ってワークの保持力は向上する。
図9
図9(a)は、図1のロボットハンド3の把持部35先端に取り付けられる他のパッド41を示す斜視図である。図9(b)は、図9(a)のB−B´縦断面図である。一対のパッド41各々は、シリコーンゴムを典型例とする弾性材料で円筒状体に成形される。パッド41の後方部分413と前方部分411とは、図8のパッド40の後方部分403と前方部分401とそれぞれ同一の構造を有する。パッド41の後端は円筒軸に垂直に隔壁415を成形され、その中央には接続孔414が厚み方向に貫通されている。接続孔414に挿入された中空ネジにより、パッド41は把持部35の先端に締結される。パッド41の前方部分411は、吸着面積を拡大して吸着力を増大させるために前方に向かって広がる漏斗形に成形されている。
パッド41の軸長はパッド40の軸長より、パッド41には蛇腹部を装備しない分、短い。一対のパッド41の間隔を、パッド41のそれよりも拡大することができる。パッド41の広い間隔は、様々な幅のワークをロボットハンド3で把持すること、またワークの姿勢変化を許容することを実現できる。つまりロボットハンド3の把持によるワークのピッキングの際の、ワークの位置ズレを図8のパッド40を使用した場合に比べて、許容することができる。例えば、ワークが予定した位置からズレていても、ワークが一対のパッド41各々の接触面の間に配置されていれば、一対のパッド41でワークを把持することができる。
パッド41の前方部分411の厚みを薄く形成することで、パッド41の接触面に対するワークの吸着面の傾きを許容することができる。例えば、パッド41の接触面に対してワークが傾いている場合でも、パッド41の前方部分411がワークの吸着面にあわせて変形するため、一対のパッド41の接触面をワークの吸着面に密着させることができる。なお、図9のパッド41で許容できるワークの傾き度合いは、蛇腹形に成形された胴体部分を備える場合に比べて小さい。
図10
図10(a)は、図1のロボットハンド3の把持部35先端に取り付けられる他のパッド42の斜視図である。図10(b)は、図10(a)のパッド42の背面図、図10(c)は図10(a)のパッド42の表面図、図10(d)は図10(a)のパッド42のC−C´断面図である。一対のパッド42各々は、パッド本体421を有する。パッド本体421は、弾性材料、典型的にはシリコーンゴムで平板に成形されている。パッド本体421には、厚みに方向に貫通する多数の貫通孔4211が形成されている。典型的には全ての貫通孔4211は同径である。しかし貫通孔4211の径は複数サイズが混在していても良い。例えばパッド本体421の中央付近のいくつかの貫通孔4211の径はそれ以外の周囲の貫通孔4211の径よりも大きくてもよい。
複数の貫通孔4211は、互いに独立した状態で平行であって、ほぼ一定の密度で縦横に稠密に分散配置されている。しかし複数の貫通孔4211は互いに平行であることには限定されない。例えばパッド本体421の中央の一の貫通孔4211又は中央部分のいくつかの貫通孔4211はその軸線が厚み方向に沿って、表面に垂直に貫通されており、それ周囲の貫通孔4211は前方に向かって扇状に拡がるように形成しても良い。
パッド本体421の表面にワークが接触する。パッド本体421の背面には、ジョイントボックス422が結合されている。ジョイントボックス422には複数のジョイント部4222からなる。複数のジョイント部4222は縦横に配列されている。つまり複数のジョイント部4222が縦横に結合されてジョイントボックス422が構成されている。複数のジョイント部4222は、剛性、硬度、加工性、耐衝撃性、曲げ疲労性など機械的特性の優れた樹脂、例えばABS樹脂等で成形されている。
複数のジョイント部4222は、パッド本体421の複数の表面区画にそれぞれ密接される。各ジョイント部4222にはパッド本体421の各表面区画内の複数の貫通孔4211が連通される。各ジョイント部4222にはエアチューブ4231の端部4232を接続するための接続孔4221を備える。各区画の貫通孔4211はジョイント部4222を介してエアチューブ4231に接続される。ジョイント部4222は、複数の貫通孔4211をエアチューブ4231に対して共通接続する。例えば、図12に示すように、パッド本体421は、断面正方形状のゴム板に成形されている。ゴム平板421には、例えば9×9の合計81個の貫通孔4211が縦横に均等に形成されている。ゴム平板421の背面は、縦に3等分、横に3等分、合計9つの区画に区分けされる。9つの区画には9つのジョイント部4222が対応する。各ジョイント部4222には接続孔4221が形成される。各接続孔4221にはエアチューブ4231の端子4232が接続可能である。ジョイント部4222の内部とエアチューブ4231の端子4232との間は気密状態を確保される。ジョイント部4222を介して、パッド本体421の近傍の3×3個の貫通孔4211はエアチューブ4231に共通接続される。各エアチューブ4231は外部エアポンプに個々に接続される。エアポンプからパッド本体421の貫通孔4211まで、エアチューブ4231及びジョイント部4222により真空経路が形成される。真空経路は区画ごとに独立して形成される。エアポンプが動作するとき、パッド本体421はその表面のワークを真空吸着する。
パッド42は、少なくとも一区画においてワークと密着できれば、ワークを吸着できる。パッド42は、様々な大きさ、様々な形状のワークを把持部35が把持することを支援する。
図11
図11(a)は、図1のロボットハンド3の把持部35先端に取り付けられる他のパッド43の斜視図である。図11(b)は、図11(a)のパッド43の縦断面図である。パッド43は、弾性材料、典型的にはシリコーン樹脂で板状に成形されたパッド本体431を有する。パッド本体431の背面には、パッド本体431を把持部35の先端に接続するための接続部432が装備される。この接続部432は、弾性材料、典型的にはシリコーン樹脂で筒状体に成形されている。接続部432の後端面の中央には、把持部35の先端に係合するための貫通孔434があけられている。接続部432には蛇腹部435が成形されている。上述したように、パッド43に蛇腹部435を設けることで、パッド44は位置や姿勢が予定位置や予定姿勢からずれたワークを把持部35が把持することを支援する。
図12
図12は、図1のロボットハンド3の把持部35の先端に取り付けられる他のパッド44を示す斜視図である。パッド44のパッド本体441は、弾性材料、典型的にはシリコーン樹脂で半円柱形、換言すると蒲鉾形状に成形される。パッド本体441の背面には、パッド本体441を把持部35の先端に接続するための接続部442が設けられる。接続部442は、弾性材料、典型的にはシリコーン樹脂で直方体形に成形されている。
パッド44のパッド本体441が半円柱形であることにより、その中心軸に対して把持対象のワークの中心位置が多少ずれたとしても所定以上の摩擦力を発揮する。パッド44は位置や姿勢が予定位置や予定姿勢からずれたワークを把持部35が把持することを支援する。
図13
図13(a)は、図1のロボットハンド3の把持部35先端に取り付けられる他のパッド45の斜視図である。図13(b)は、図13(a)のパッド45の縦断面図である。パッド45のパッド本体451は球形をなす。パッド本体451は弾性材料、典型的にはシリコーン樹脂で球形に成形された袋体454と、袋体454に封入される多量の粒体455とからなる。粒体455は軽量で弾性を備える例えば発泡スチロール等の合成樹脂で製造される。
パッド本体451の背面には、パッド本体451を把持部35の先端に接続するための接続部452が装備される。この接続部452は、弾性材料、典型的にはシリコーン樹脂で筒状体に成形されている。接続部452の後端面の中央には、把持部35の先端に係合するための貫通孔456があけられている。
把持部35の閉動作に伴ってパッド本体451がワークに接触すると、袋体454の弾性変形と粒体455の流動とによりパッド本体451はワークの形状に従って柔軟に変化する。一対のパッド45は、把持部35が様々な形状のワークを把持することを支援する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
40…パッド(吸着パッド)、401…前方開口部、402…蛇腹部、403…隔壁部。

Claims (7)

  1. 接近離反する一対の把持部の先端に取り付けられる一対のパッドにおいて、
    前記パッド各々は弾性材料で筒状体に成形され、
    前記筒状体は少なくとも一部分に蛇腹形状を備え、
    前記筒状体の先端部分は前方に向かって拡がった漏斗形状に開口され、
    前記筒状体の後端は中央に孔を備えた隔壁に成形され、
    前記パッド各々は前記孔に挿入された中空ネジにより前記把持部の先端に締結されることを特徴とするパッド。
  2. 接近離反する一対の把持部の先端に取り付けられる一対のパッドにおいて、
    前記パッド各々は弾性材料で筒状体に成形され、
    前記筒状体の先端部分は前方に向かって拡がった漏斗形状に開口され、
    前記筒状体の後端には中央に孔を備えた隔壁が形成され、
    前記パッド各々は前記孔に挿入された中空ネジにより前記把持部の先端に締結されることを特徴とするパッド。
  3. 接近離反する一対の把持部の先端に取り付けられる一対のパッドにおいて、
    前記パッド各々は弾性材料で板状に成形されたパッド本体部を有し、
    前記パッド本体部には厚み方向に貫通された多数の貫通孔が面方向に分散して設けられ、
    前記多数の貫通孔は複数の群に分けられ、前記群ごとに前記貫通孔を外部真空経路に共通連通させるためのジョイント部が前記パッド本体部の背面に配置されることを特徴とするパッド。
  4. 対象を吸着するための吸着パッドにおいて、
    前記パッド各々は弾性材料で板状に成形されたパッド本体部を有し、
    前記パッド本体部には厚み方向に貫通された多数の貫通孔が面方向に分散して設けられ、
    前記多数の貫通孔は複数の群に分けられ、前記群ごとに前記貫通孔を外部真空経路に共通連通させるためのジョイント部が前記パッド本体部の背面に配置されることを特徴とする吸着パッド。
  5. 接近離反する一対の把持部の先端に取り付けられる一対のパッドにおいて、
    前記パッド各々は弾性材料で板状に構成されたパッド本体部と、
    前記パッド本体部の背面に装着され、前記パッド本体部を前記把持部の先端に接続するための接続部とからなり、
    前記接続部は弾性材料で筒状体に成形され、前記筒状体は少なくとも一部分に蛇腹形状を備えることを特徴とするパッド。
  6. 接近離反する一対の把持部の先端に取り付けられる一対のパッドにおいて、
    前記パッド各々は弾性材料で半円柱形状に成形されることを特徴とするパッド。
  7. 接近離反する一対の把持部の先端に取り付けられる一対のパッドにおいて、
    前記パッド各々は弾性材料で略球形状に成形される袋体と前記袋体に封入される粒体とを有することを特徴とするパッド。
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