JP2017037447A - 入退管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体を読み取らせた利用者の移動経路を監視することで正確な入退管理を実施し得る入退管理システムを提供する。
【解決手段】管理対象となる複数の出入口11にICカードリーダ22と利用者の移動経路P(P1,P2)を監視する制御コントローラ21およびカメラ23とがそれぞれ配置されており、ICカードリーダ22による読取結果とカメラ23からの画像データとに基づいて、ICカードリーダ22にICカードCの特定情報を読み取らせた利用者の移動経路Pが出入口11を通過するための所定の経路(Po,Pi)と異なるか否かについて判定される。そして、ICカードリーダ22による読取結果および移動経路Pを利用した判定結果に基づいて利用者の入退管理に関する制御が行われる。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録媒体の読み取りに応じて利用者の入退を管理する入退管理システムに関するものである。
従来、建物の出入口や各部屋の出入口に配置されるICカードリーダ等に対してICカード等の記録媒体に記録された情報を読み取らせることで、記録媒体を所持する利用者の入退に関する管理を行う入退管理システムが広く導入されている。このような入退管理システムに関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示される入退管理システムが知られている。
この入退管理システムでは、入退室口の開閉制御を行う錠制御装置が、入退室許可の判断基準となる対象の検出を行う検出手段の検出結果に応じて、入退室の許可の判断を行い入退室口の開閉の制御を行うように構成されている。これにより、入室する部屋や領域の状態に応じて入退室を制御できることから高いセキュリティ性を確保でき、上位装置に異常が発生した場合でもセキュリティ性を確保することができる。
特開平07−293071号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるようなシステム構成では、例えば、退出するふりをしてICカード等をICカードリーダ等に読み取らせた後に退出することなく室内に引き返すと、その利用者が退出したと誤認してしまい、正確な入退管理が行えず、セキュリティ性が低下してしまう。この問題を解決するため、例えば、退出時に必ずICカード等をICカードリーダ等に読み取らせないと退場できないような環境を構築することは、新たに工事、施工を行う必要があり、例えば、ビル内のテナントのように、フロア内は自社であるが、ビルから外に出る際には共用フロアを通過する場合等、現実的には環境構築が困難である。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、記録媒体を読み取らせた利用者の移動経路を監視することで正確な入退管理を実施し得る入退管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、利用者を特定する特定情報が記録された記録媒体(C)の読み取りに応じて前記利用者に関する入退を管理する入退管理システム(10)において、管理対象となる複数の出入口(11)にそれぞれ配置されて前記記録媒体の特定情報を読み取る読取手段(22)と、前記複数の出入口にそれぞれ配置されて前記利用者の移動経路を監視する監視手段(23)と、前記読取手段による読取結果と前記監視手段による監視結果とに基づいて、前記読取手段に前記記録媒体の特定情報を読み取らせた前記利用者の移動経路(P,P1,P2)が前記出入口を通過するための所定の経路(Po,Pi)と異なるか否かについて判定する移動経路判定手段(21)と、前記読取手段による読取結果および前記移動経路判定手段による判定結果に基づいて前記利用者の入退管理に関する制御を行う制御手段(21)と、を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、管理対象となる複数の出入口に読取手段と利用者の移動経路を監視する監視手段とがそれぞれ配置されており、読取手段による読取結果と監視手段による監視結果とに基づいて、読取手段に記録媒体の特定情報を読み取らせた利用者の移動経路が出入口を通過するための所定の経路と異なるか否かについて移動経路判定手段により判定される。そして、読取手段による読取結果および移動経路判定手段による判定結果に基づいて利用者の入退管理に関する制御が制御手段により行われる。
このように利用者の移動経路をも考慮して利用者の入退管理に関する制御が行われるため、例えば、退出するふりをして記録媒体の特定情報を読取手段に読み取らせた後に退出することなく引き返したとしても、利用者の移動経路が上記所定の経路と異なると判定されるので、その利用者が退出したと誤認することもない。また、利用者の移動経路を監視するため、複数の利用者が記録媒体の特定情報を読取手段に読み取らせる場合でもそれぞれの利用者の移動経路を監視することで、複数の利用者の入退に関する管理を行うことができる。したがって、記録媒体を読み取らせた利用者の移動経路を監視することで正確な入退管理を実施することができる。
請求項2の発明では、出入口の扉に設けられる電気錠が、施解錠判定手段による判定結果に基づいて施解錠制御手段により施錠または解錠される。このように、電気錠が扉に設けられるような出入口であっても、記録媒体を読み取らせた利用者の移動経路を監視することで正確な入退管理を実施することができる。
請求項3の発明では、読取手段に記録媒体の特定情報を読み取らせた利用者の移動経路が上記所定の経路と異なると移動経路判定手段により判定されると、当該読取手段が配置された出入口を利用者が通過していないことを示す情報が、制御手段により報知される。
これにより、例えば、退出するふりをして記録媒体の特定情報を読取手段に読み取らせた後に退出することなく引き返したとしても、その出入口を利用者が通過していないことを示す情報が管理者等に報知されることで、管理者等は迅速かつ容易に管理対象の入退状況を把握することができる。特に、管理者等への報知がなされる一方でその出入口の通過を制限しないこともでき、正確な入退管理を実施しつつ入退管理に関する利便性を高めることができる。
請求項4の発明では、移動経路判定手段により利用者の移動経路が上記所定の経路と異なると判定された特定情報が他の読取手段で読み取られると、当該特定情報および他の読取手段に関する情報が、制御手段により報知される。
これにより、例えば、建物の外に退出するふりをして記録媒体の特定情報を読取手段に読み取らせた後に退出することなく建物内の他の出入口を通過しても、当該特定情報および他の読取手段に関する情報が管理者等に報知されることで、管理者等はその利用者がどの出入口を通過したかを迅速かつ容易に把握することができる。
請求項5の発明では、移動経路判定手段および制御手段は、出入口ごとにそれぞれ設けられ、複数の制御手段とそれぞれ通信可能なサーバが設けられている。そして、制御手段は、読取手段に記録媒体の特定情報を読み取らせた利用者の移動経路が所定の経路と異なると移動経路判定手段により判定されると、当該特定情報に関する情報を異常入退情報としてサーバに送信する。
これにより、サーバでは、異常入退情報に含まれる特定情報から特定される利用者が他の出入口を通過している場合でも、この通過を容易に把握することができる。
請求項6の発明では、複数の制御手段とそれぞれ通信可能なサーバは、1つの制御手段から異常入退情報を受信すると、当該異常入退情報に関する情報を他の制御手段に送信する。
これにより、複数の制御手段はそれぞれ同じ異常入退情報を共有でき、サーバに異常が生じた場合でも、この異常発生までに受信した異常入退情報に関する情報を利用することで、出入口を通過していない経路を移動した利用者に関する入退管理を継続することができる。
請求項7の発明では、読取手段に記録媒体の特定情報を読み取らせた利用者の移動経路が上記所定の経路と異なると移動経路判定手段により判定されると、当該読取手段が配置された出入口を利用者が通過していないことを示す情報を報知する報知手段が、複数の出入口ごとに設けられている。
これにより、例えば、退出するふりをして記録媒体の特定情報を読取手段に読み取らせた後に退出することなく引き返すように上記所定の経路と異なる経路を移動すると、その情報がその利用者だけでなく当該出入口を利用する他の利用者に報知される。このため、報知手段を、上記所定の経路と異なる経路の移動を抑制する抑止力として機能させることができる。
第1実施形態に係る入退管理装置を採用する入退管理システムの構成を概略的に示す説明図である。 入退管理装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 サーバの電気的構成を概略的に示すブロック図である。 第1実施形態において制御コントローラの制御回路にて実行される入退管理処理の流れを例示するフローチャートである。 正常退室時の移動経路を説明する説明図である。 異常退室時の移動経路を説明する説明図である。 正常入室時の移動経路を説明する説明図である。 異常入室時の移動経路を説明する説明図である。 第2実施形態において制御コントローラの制御回路にて実行される入退管理処理の流れを例示するフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る入退管理システムについて、図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る入退管理システム10の構成を概略的に示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態に係る入退管理システム10は、利用者を特定する特定情報が記録された記録媒体の読み取りに応じて利用者に関する入退を管理するシステムであって、管理対象となる複数の出入口11の入口側および出口側にそれぞれ配置される入退管理装置20と、各入退管理装置20における処理結果等を管理する管理サーバ30と、クライアント端末40とを備えている。なお、図1では、管理サーバ30により管理される複数の入退管理装置20のうち、便宜上、管理対象となる1つの部屋の出入口11に対して設けられる入室用の入退管理装置20aと退室用の入退管理装置20bとを図示し、他の入退管理装置の図示を省略している。
なお、管理対象となる出入口11に設けられる扉11aは、回動式に構成されることに限らず、例えば、スライド式に構成されてもよい。また、電気鍵12は、公知の電磁式電気鍵であって、施解錠対象である扉11a近傍の壁面に配置されており、施錠信号の入力に応じて施錠状態が維持され、解錠信号の入力に応じて解錠動作がなされるように構成されている。なお、電気的な制御によって扉11aを施錠および解錠可能な構成であれば公知の様々な電気鍵を電気鍵12として用いることができる。
まず、入退管理装置20について図2を用いて説明する。なお、図2は、入退管理装置20の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
図2に示すように、入退管理装置20は、主に、制御コントローラ21、ICカードリーダ22、カメラ23などを備えている。
制御コントローラ21は、制御回路21a、メモリ21b、通信部21cなどを備えている。制御回路21aは、例えばマイクロコンピュータ等で構成されており、メモリ21bに記憶された制御プログラムに従い制御コントローラ21全体を制御している。この制御コントローラ21は、通信部21cを介してICカードリーダ22、カメラ23および管理サーバ30等から情報を取得可能に構成され、この取得した情報に応じて各種情報処理を行うように機能する。
また、制御コントローラ21は、通信部21cを介して電気鍵12を制御し得る構成をなしており、後述する入退管理処理に応じて、施錠時には電気鍵12に対して施錠信号を出力し、解錠時には電気鍵12に対して解錠信号を出力するようになっている。
メモリ21bは、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの公知の記憶媒体によって構成されており、入退管理処理を実行するためのプログラムや後述する入退許可情報、カメラ23により撮像された画像等が記憶可能に構成されている。
通信部21cは、例えば公知のLANインタフェースなどによって構成されており、ICカードリーダ22およびカメラ23や電気鍵12、管理サーバ30、他の入退管理装置20などの外部装置との間で無線通信或いは有線通信を行うためのインタフェースとして機能している。
ICカードリーダ22は、利用者を特定する特定情報(例えば、固有ID)が記録されたICカードCを読取対象とする「読取手段」の一例に相当し得るもので、非接触通信方式でICカードを読み取る公知のICカードリーダとして構成されている。このICカードリーダ22は、扉11a近傍の壁面に配置されており、近づけられたICカードCから読み取った特定情報等を制御コントローラ21に出力するように機能する。
ここで、ICカードCは、「記録媒体」の一例に相当し得るもので、入室が制限される部屋への入退室が許可される利用者(以下、入退室許可者ともいう)だけでなく通常の利用者も含めて利用者ごとに所持されている。そして、入退室許可者が特定される特定情報は、入退許可情報として予めメモリ21bにデータベース化されて複数記憶されている。
カメラ23は、ICカードリーダ22にICカードCを読み取らせる利用者の移動経路(動線)を撮像して検出するための、いわゆる監視カメラであって、制御コントローラ21とともに「監視手段」の一例に相当し得るものである。このカメラ23は、例えば、固体撮像素子によって画像を撮像する公知のカメラ(公知のCCDカメラ、CMOSカメラ等)によって構成されており、その撮像範囲がICカードリーダ22にICカードCを読み取らせた利用者の読み取り前後での移動経路を撮像可能に、天井または壁面等に配置されている。
本実施形態では、カメラ23は、撮像された画像(動画)データを制御コントローラ21に常時出力するように構成されているが、これに限らず、制御コントローラ21からの指示を受けたタイミングで撮像された画像(動画)を制御コントローラ21に出力するように構成されてもよい。
次に、管理サーバ30について図3を用いて説明する。なお、図3は、管理サーバ30の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
管理サーバ30は、後述する正常入退情報や異常入退情報などの情報を各入退管理装置20から受信して管理することで利用者に関する入退管理を統括的に行うコンピュータとして構成されており、社内LAN等のネットワークNを介して各入退管理装置20等と通信可能に接続されている。この管理サーバ30は、図3に示すように、管理サーバ30全体を統括的に制御する制御部31、ROM、RAM、HDD等からなる記憶部32、マウスやキーボード等として構成される入力部33、液晶モニタ等として構成される表示部34、LANインタフェース等として構成される通信部35などを備えている。
そして、記憶部32には、入退管理装置20から受信した正常入退情報や異常入退情報が逐次記憶されるデータベースが格納されている。管理サーバ30では、記憶部32のデータベースを解析等することで、入退管理装置20が設けられる各出入口11に関する入退履歴等を把握することができる。
クライアント端末40は、入退管理システム10にて取り扱われる情報の編集機能や参照機能等を有するコンピュータとして構成されており、社内LAN等のネットワークNを介して管理サーバ30等と通信可能に接続されている。
次に、このように構成される入退管理システム10において、入退管理装置20における制御コントローラ21の制御回路21aにて実行される入退管理処理について、図4〜図8を参照して説明する。
まず、退室用の入退管理装置20bにてなされる入退管理処理を例に詳述する。
入退管理装置20bの制御回路21aにより入退管理処理が開始されると、まず、ステップS101に示す判定処理がなされ、カメラ23から入力される画像データに基づいて、退室するために扉11aに近づく利用者が検知されるか否かについて判定される。扉11aに近づく利用者がカメラ23に撮像されることで認識されるまで、ステップS101にてNoとの判定が繰り返される。
そして、扉11aに向かった利用者が所定の撮像ラインSを超えたことから、カメラ23から入力される画像データに基づいて、退室するために扉11aに近づく利用者が検知されると(S101でYes)、ステップS103に示す読取前移動経路監視処理がなされる。この処理では、カメラ23から入力される画像データに基づいて、上述のように認識された利用者の位置が計測され、ICカードリーダ22にて特定情報が読み取られるまでステップS105にてNoとの判定が繰り返されることで、認識された利用者の移動経路が読取前移動経路P1として検出されて監視される。なお、ステップS101にてYes、ステップS105にてNoとの繰り返し判定中に認識された利用者がカメラ23に撮像されなくなると、ステップS101にてNoと判定されて、上記読取前移動経路P1がクリアされる。
上記ステップS101にてYes、ステップS105にてNoとの繰り返し判定中に、扉11aに近づいた利用者によりICカードCがICカードリーダ22にかざされることで、このICカードCから出入口11の通過を許可する特定情報が読み取られると、解錠許可条件を満たすとして、ステップS105にてYesと判定される。なお、読み取った特定情報が通過を許可する特定情報であるか否かについては、管理サーバ30等から予め取得してメモリ21bに記憶されている入退許可情報に基づいて行われ、読み取った特定情報が通過を許可する特定情報でない場合には(S105でNo)、電気鍵12に対して解錠信号が出力されない状態(施錠信号が維持される状態)となる。なお、ステップS105の判定処理を実行する制御コントローラ21は、「施解錠判定手段」の一例に相当し得る。
続いて、ステップS107に示す解錠処理がなされ、電気鍵12に対して解錠信号が出力される。これにより、扉11aの電気鍵12が解錠状態となり、出入口11を通過可能な状態となる。なお、ステップS107の処理を実行する制御コントローラ21は、「施解錠制御手段」の一例に相当し得る。
このように出入口11が通過可能な状態となった後、ステップS109に示す読取後移動経路監視処理がなされる。この処理では、カメラ23から入力される画像データに基づいて、上述のようにICカードCを読み取らせた利用者の位置が所定の時間間隔にて順次計測されることで、その利用者の移動経路が読取後移動経路P2として検出されて監視される。すなわち、利用者の読み取り前後での移動経路が監視されることとなる。この読取後移動経路監視処理は、認識された利用者がカメラ23の撮像範囲外に移動するまで継続されてもよいし、予め設定される所定の時間に応じて継続されてもよい。
上述のようにして読取後移動経路P2が検出されると、上記読取前移動経路監視処理にて検出された読取前移動経路P1と上記読取後移動経路監視処理にて検出された読取後移動経路P2とに基づいて利用者の移動経路Pが検出される。そして、この検出された移動経路Pが出入口11を通過するための所定の経路と異なるか否か、すなわち、検出された移動経路Pが正常な入退に相当する経路であるか否かについて、ステップS111に示す判定処理にて判定される。なお、カメラ23からの画像データは、「監視手段による監視結果」の一例に相当し、ステップS111の判定処理を実行する制御コントローラ21は、「移動経路判定手段」の一例に相当し得る。
ここで、退室時の入退管理処理であることから、図5に例示するように、退室用の所定の経路(以下、退室経路Poともいう)と比較することで、検出された移動経路Pが明らかに退室のために出入口11を通過する経路であるとの判定結果がなされる場合には、正常な入退であるとして、ステップS111にてYesと判定される。なお、図5では、読取前移動経路P1を一点鎖線にて図示し、読取後移動経路P2を破線にて図示し、退室経路Poを二点鎖線にて図示している。また、図5では、便宜上、1つの退室経路Poを図示しているが、これに限らず、複数の退室経路(所定の経路)の少なくとも一部を判定基準とすることができる。
上述のように正常な入退であると判定される場合には、ステップS113に示す正常入退情報送信処理がなされ、上述のように読み取った特定情報やその読取時刻等が正常入退情報として管理サーバ30に送信されることで報知される。そして、所定の終了操作がなされるまでステップS117にてNoと判定されて、上記ステップS101からの処理がなされる。なお、ステップS113の処理および後述するステップS115の処理を実行する制御コントローラ21は、利用者の入退管理に関する制御を行う「制御手段」の一例に相当し得る。
一方、図6に例示するように、退室経路Poと比較することで、検出された移動経路Pが明らかに退室のために出入口11を通過する経路でないとの判定結果がなされる場合には、異常な入退であるとして、ステップS111にてNoと判定される。この場合には、ステップS115に示す異常入退情報送信処理がなされ、上述のように読み取った特定情報やその読取時刻等が異常入退情報として管理サーバ30に送信されることで報知される。なお、本実施形態では、上述のように異常な入退と判定されるとその特定情報等が管理サーバ30に送信されることで報知されるが、ICカードCを読み取らせた利用者の出入口11の通過が制限されることはない。
管理サーバ30では、ネットワークNを介して各入退管理装置20から受信した正常入退情報や異常入退情報が所定のデータベース等に記憶されて管理されることで、利用者に関する入退管理が行われている。このため、退室するふりをしてICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせた後に退室することなく引き返したとしても、管理サーバ30では、その際に読み取った特定情報等が異常入退情報として受信されるので、その利用者が退室したと誤認することもない。したがって、管理サーバ30における入退室に関する管理精度を高めることができる。
特に、管理サーバ30は、上述のように入退管理装置20から異常入退情報を受信すると、その異常入退情報に含まれる特定情報から特定される利用者の上司等に対して、異常入退情報等を電子メール等を利用して送信することで報知することができる。
次に、入室用の入退管理装置20aにてなされる入退管理処理を例に詳述する。
入退管理装置20aの制御回路21aにより入退管理処理が開始され、カメラ23から入力される画像データに基づいて、入室するために扉11aに近づく利用者がいると判定されると(S101でYes)、上述したようにステップS103に示す読取前移動経路監視処理がなされ、読取前移動経路P1が検出される。そして、扉11aに近づいた利用者によりICカードCがICカードリーダ22にかざされることで、このICカードCから出入口11の通過を許可する特定情報が読み取られると(S105でYes)、電気鍵12に対して解錠信号が出力され(S107)、扉11aの電気鍵12が解錠状態となり、出入口11を通過可能な状態となる。
このように出入口11が通過可能な状態となった後、ステップS109に示す読取後移動経路監視処理がなされ、読取後移動経路P2が検出される。そして、図7に例示するように、入室用の所定の経路(以下、入室経路Piともいう)と比較することで、読取前移動経路P1と読取後移動経路P2とから検出される移動経路Pが明らかに入室のために出入口11を通過する経路であるとの判定結果がなされる場合には、正常な入退であるとして、ステップS111にてYesと判定される。この場合には、ステップS113に示す正常入退情報送信処理にて、上述のように読み取った特定情報やその読取時刻等が正常入退情報として管理サーバ30に送信されることで報知される。なお、図7では、便宜上、1つの所定の入室経路Piを図示しているが、これに限らず、複数の入室経路(所定の経路)の少なくとも一部を判定基準とすることができる。
一方、図8に例示するように、入室経路Piと比較することで、検出された移動経路Pが明らかに入室のために出入口11を通過する経路でないとの判定結果がなされる場合には、異常な入退であるとして、ステップS111にてNoと判定される。この場合には、ステップS115に示す異常入退情報送信処理がなされ、上述のように読み取った特定情報やその読取時刻等が異常入退情報として管理サーバ30に送信されることで報知される。
このため、入室するふりをしてICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせた後に入室することなく引き返したとしても、管理サーバ30では、その際に読み取った特定情報等が異常入退情報として受信されるので、その利用者が入室したと誤認することもない。したがって、管理サーバ30における入退室に関する管理精度を高めることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る入退管理システム10では、管理対象となる複数の出入口11にICカードリーダ22と利用者の移動経路P(P1,P2)を監視する制御コントローラ21およびカメラ23とがそれぞれ配置されており、ICカードリーダ22による読取結果とカメラ23からの画像データとに基づいて、ICカードリーダ22にICカードCの特定情報を読み取らせた利用者の移動経路Pが出入口11を通過するための所定の経路(Po,Pi)と異なるか否かについて判定される。そして、ICカードリーダ22による読取結果および移動経路Pを利用した判定結果に基づいて利用者の入退管理に関する制御が行われる。
このように利用者の移動経路Pをも考慮して利用者の入退管理に関する制御が行われるため、例えば、退室または入室するふりをしてICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせた後に退室または入室することなく引き返したとしても、利用者の移動経路Pが上記所定の経路(Po,Pi)と異なると判定されるので、その利用者が退室または入室したと誤認することもない。また、利用者の移動経路Pを監視するため、複数の利用者がICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせる場合でもそれぞれの利用者の移動経路Pを監視することで、複数の利用者の入退に関する管理を行うことができる。したがって、ICカードCを読み取らせた利用者の移動経路Pを監視することで正確な入退管理を実施することができる。
また、出入口11の扉11aに設けられる電気鍵12が、入退許可情報に基づく施解錠判定処理(S105)による判定結果に基づいて入力される施錠信号または解錠信号に応じて施錠または解錠される。このように、電気鍵12が扉11aに設けられるような出入口11であっても、ICカードCを読み取らせた利用者の移動経路Pを監視することで正確な入退管理を実施することができる。
特に、ICカードリーダ22にICカードCの特定情報を読み取らせた利用者の移動経路Pが上記所定の経路(Po,Pi)と異なると判定されると、当該ICカードリーダ22が配置された出入口11を利用者が通過していないことを示す異常入退情報が、管理サーバ30に送信されることで報知される。
これにより、例えば、退出するふりをしてICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせた後に退出することなく引き返したとしても、その出入口11を利用者が通過していないことを示す異常入退情報が管理サーバ30の管理者等に報知されるので、管理者等は迅速かつ容易に管理対象の入退状況を把握することができる。特に、本実施形態では、管理者等への報知がなされる一方でその出入口11の通過を制限しないので、正確な入退管理を実施しつつ入退管理に関する利便性を高めることができる。
さらに、入退管理装置20は、管理対象となる複数の出入口11の入口側および出口側にそれぞれ設けられ、複数の入退管理装置20とそれぞれ通信可能な管理サーバ30が設けられている。そして、制御コントローラ21は、ICカードリーダ22にICカードCの特定情報を読み取らせた利用者の移動経路Pが所定の経路(Po,Pi)と異なると判定されると、当該特定情報に関する情報を異常入退情報として管理サーバ30に送信する。
これにより、管理サーバ30では、異常入退情報に含まれる特定情報から特定される利用者(以下、異常通行利用者ともいう)が他の出入口11を通過している場合でも、この通過を容易に把握することができる。
[第2実施形態]
次に、本第2実施形態に係る入退管理システムについて、図9を参照して説明する。図9は、第2実施形態において制御コントローラ21の制御回路21aにて実行される入退管理処理の流れを例示するフローチャートである。
本第2実施形態では、各入退管理装置20にて異常入退情報を共有する点が、上記第1実施形態に係る入退管理システムと主に異なる。したがって、第1実施形態の退管理システムと実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、各入退管理装置20ごとに、他の入退管理装置20から受信した異常入退情報に含まれる特定情報が異常通行利用者に関する情報(以下、異常通行特定情報ともいう)としてメモリ21bに記憶されることで、異常入退情報が共有される。そして、本実施形態に係る入退管理処理では、上記異常通行特定情報に対応する特定情報がICカードリーダ22にて読み取られると、その旨が報知されるように構成されている。
以下、本実施形態に係る入退管理システム10において、制御コントローラ21の制御回路21aにて実行される入退管理処理について、退室用の入退管理装置20bにてなされる入退管理処理を例に、図9のフローチャートを用いて詳述する。
本実施形態に係る入退管理処理では、扉11aに近づく利用者がカメラ23に撮像されない状態か(図9のS101でNo)、ICカードリーダ22にて特定情報が読み取られない状態では(S105でNo)、ステップS201に示す判定処理にて他の各入退管理装置20または管理サーバ30から異常入退情報を受信しているか否かについて判定される。そして、後述するように異常入退情報を受信していなければ、ステップS201にてNoと判定されて、ステップS203の処理が行われることなく、上記ステップS101からの処理が繰り返される。
そして、扉11aに近づく利用者が検知された後に(S101でYes)、ICカードリーダ22にて特定情報が読み取られて(S105でYes)、解錠処理がなされると(S107)、ステップS205に示す判定処理にて、読み取られた特定情報から特定される利用者が異常通行利用者であるか否かについて判定される。ここで、後述するようにメモリ21bに記憶される異常通行特定情報に基づいて、読み取られた特定情報から特定される利用者が異常通行利用者でないと判定されると(S205でNo)、上記ステップS109以降の処理がなされる。
そして、検出された移動経路Pと退室経路Poと比較により正常な入退であると判定されると(S111でYes)、ステップS113に示す正常入退情報送信処理がなされ、所定の終了操作がなされるまでステップS117にてNoと判定されて、上記ステップS101からの処理が繰り返される。
このようなステップS101からの繰り返し処理中に、検出された移動経路Pと退室経路Poと比較により異常な入退であると判定されると(S111でNo)、ステップS115aに示す異常入退情報送信処理がなされる。この処理では、読み取った特定情報やその読取時刻等が異常入退情報として、管理サーバ30に加えて他の全ての各入退管理装置20の制御コントローラ21に対して送信されることで報知される。
一方、このような異常入退情報送信処理が他の入退管理装置20にてなされたことから(S115a)、異常入退情報を受信すると(S201でYes)、ステップS203に示す異常通行特定情報記憶処理がなされる。この処理では、受信した異常入退情報に含まれる特定情報が上記異常通行特定情報としてメモリ21bに追加されるように記憶される。これにより、異常入退情報(異常通行利用者に関する情報)が全ての入退管理装置20にて共有される。
このように異常入退情報が共有されている状態で、異常通行特定情報としてメモリ21bに記憶されておらずその出入口11の通過を許可する特定情報がICカードリーダ22にて読み取られることで(S105でYes)、解錠処理がなされると(S107)、ステップS205に示す判定処理にてNoと判定されて、ステップS109以降の処理がなされる。
一方、メモリ21bに異常通行特定情報として記憶された特定情報がICカードリーダ22にて読み取られると(S205でYes)、ステップS207に示す報知処理がなされる。この処理では、読み取られた異常通行特定情報から特定される利用者の上司等に対して、その利用者名や読み取られたICカードリーダ22が設置される出入口11の情報等が電子メール等を利用した送信により報知される。
以上説明したように、本実施形態に係る入退管理システム10では、利用者の移動経路Pが上記所定の経路(Po,Pi)と異なると判定された特定情報(異常通行特定情報)が他の入退管理装置20のICカードリーダ22で読み取られると、その利用者名や読み取られたICカードリーダ22が設置される出入口11の情報(特定情報および他の読取手段に関する情報)等が報知される。
これにより、例えば、退室または入室するふりをしてICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせた後に退室または入室することなく引き返して他の出入口11を通過しても、その利用者名や読み取られたICカードリーダ22が設置される出入口11の情報が管理者等に報知されることで、管理者等はその利用者がどの出入口11を通過したかを迅速かつ容易に把握することができる。
特に、異常な入退であると判定されると(S111でNo)、読み取った特定情報やその読取時刻等が異常入退情報として、管理サーバ30に加えて他の全ての各入退管理装置20の制御コントローラ21に対して送信されることで報知される(S115a)。
これにより、複数の入退管理装置20はそれぞれ同じ異常入退情報を共有でき、管理サーバ30に異常が生じた場合でも、メモリ21bに記憶された異常入退情報に関する情報を利用することで、出入口11を通過していない経路を移動した利用者に関する入退管理を継続することができる。
なお、各入退管理装置20は、管理サーバ30に対してのみ異常入退情報をそれぞれ送信し、管理サーバ30は、1つの入退管理装置20から異常入退情報を受信すると、当該異常入退情報に関する情報を他の入退管理装置20に送信してもよい。また、管理サーバ30は、共有すべき異常入退情報を各入退管理装置20に対して定期的に送信するようにしてもよい。
このようにしても、複数の入退管理装置20はそれぞれ同じ異常入退情報を共有でき、管理サーバ30に異常が生じた場合でも、この異常発生までに受信した異常入退情報に関する情報を利用することで、出入口11を通過していない経路を移動した利用者に関する入退管理を継続することができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)ICカードリーダ22にICカードCの特定情報を読み取らせた利用者の移動経路Pが上記所定の経路(Po,Pi)と異なると判定されると、当該ICカードリーダ22が配置された出入口11を異常通行利用者が通過していないことを示す情報を報知する報知手段を、複数の出入口11ごとに設けることができる。ここで、上記報知手段としては、例えば、LED等の発光部や音声やブザー音等を発生する発生部等が想定される。なお、上記報知手段は、例えば、カメラ23近傍に配置することもできるし、ICカードリーダ22近傍に配置することもできる。
これにより、例えば、退出するふりをしてICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせた後に退出することなく引き返すように上記所定の経路(Po,Pi)と異なる経路を移動すると、その情報がその異常通行利用者だけでなく当該出入口11を利用する他の利用者に報知される。このため、報知手段を、上記所定の経路(Po,Pi)と異なる経路の移動を抑制する抑止力として機能させることができる。
(2)本発明は、電気鍵12により施解錠される扉11aが設けられる出入口11の入場(入出)や退場(退出)を管理する入退管理に適用されることに限らず、施錠されない扉が設けられる出入口11の入退管理に適用されてもよいし、扉がない通用門等の出入口11の入退管理に適用されてもよい。
これにより、例えば、建物の外に退出するふりをしてICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせた後に退出することなく引き返したり、建物内に入るふりをしてICカードCの特定情報をICカードリーダ22に読み取らせた後に建物内に入ることなく引き返したりしても、利用者の移動経路Pが所定の経路と異なると判定されることで、その利用者の入退に関する誤認を抑制することができる。
(3)利用者の移動経路(動線)Pを監視する監視手段として、利用者の移動経路を撮像して検出するカメラ23を採用することに限らず、レーザ光の反射光を利用して物体を検出するレーザレーダ装置や人感センサ等、利用者の移動経路を検出可能な手段を採用してもよい。
(4)上記入退管理処理におけるステップS111の判定処理では、検出された移動経路Pと退室経路Po(入室経路Pi)とを比較することで退室(入室)のために出入口11を通過する経路であるか否かを判定することに限らず、例えば、検出された移動経路Pが実際に出入口11を通過しているか否かに基づいてその移動経路Pが出入口11を通過するための所定の経路と異なるか否かについて判定してもよい。
(5)上記入退管理処理では、ICカードリーダ22による読取結果および上記ステップS111の判定処理(移動経路Pが出入口11を通過するための所定の経路と異なるか否かの判定処理)による判定結果に基づいて、正常入退情報送信処理(S113)または異常入退情報送信処理(S115,S115a)を制御手段として行うことに限らず、例えば、異常通行時にのみその旨を報知する等、利用者の入退管理に関する制御を制御手段として行ってもよい。
10…入退管理システム
11…出入口
11a…扉
12…電気鍵
20…入退管理装置
21…制御コントローラ(移動経路判定手段,制御手段,施解錠判定手段,施解錠制御手段)
22…ICカードリーダ(読取手段)
23…カメラ(監視手段)
30…サーバ
C…ICカード(記録媒体)
P…移動経路

Claims (7)

  1. 利用者を特定する特定情報が記録された記録媒体の読み取りに応じて前記利用者に関する入退を管理する入退管理システムにおいて、
    管理対象となる複数の出入口にそれぞれ配置されて前記記録媒体の特定情報を読み取る読取手段と、
    前記複数の出入口にそれぞれ配置されて前記利用者の移動経路を監視する監視手段と、
    前記読取手段による読取結果と前記監視手段による監視結果とに基づいて、前記読取手段に前記記録媒体の特定情報を読み取らせた前記利用者の移動経路が前記出入口を通過するための所定の経路と異なるか否かについて判定する移動経路判定手段と、
    前記読取手段による読取結果および前記移動経路判定手段による判定結果に基づいて前記利用者の入退管理に関する制御を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする入退管理システム。
  2. 前記出入口の扉をそれぞれ施錠および解錠可能な複数の電気錠と、
    前記読取手段による読取結果に基づいて解錠許可条件を満たすか否かについて判定する施解錠判定手段と、
    前記施解錠判定手段による判定結果に基づいて前記電気錠を施錠または解錠する施解錠制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の入退管理システム。
  3. 前記制御手段は、前記読取手段に前記記録媒体の特定情報を読み取らせた前記利用者の移動経路が前記所定の経路と異なると前記移動経路判定手段により判定されると、当該読取手段が配置された前記出入口を前記利用者が通過していないことを示す情報を報知することを特徴とする請求項1または2に記載の入退管理システム。
  4. 前記制御手段は、前記移動経路判定手段により前記移動経路が前記所定の経路と異なると判定された前記特定情報が他の前記読取手段で読み取られると、当該特定情報および前記他の読取手段に関する情報を報知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の入退管理システム。
  5. 前記移動経路判定手段および前記制御手段は、前記出入口ごとにそれぞれ設けられ、
    複数の前記制御手段とそれぞれ通信可能なサーバを備え、
    前記制御手段は、前記読取手段に前記記録媒体の特定情報を読み取らせた前記利用者の移動経路が前記所定の経路と異なると前記移動経路判定手段により判定されると、当該特定情報に関する情報を異常入退情報として前記サーバに送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の入退管理システム。
  6. 前記サーバは、1つの前記制御手段から前記異常入退情報を受信すると、当該異常入退情報に関する情報を他の前記制御手段に送信することを特徴とする請求項5に記載の入退管理システム。
  7. 前記読取手段に前記記録媒体の特定情報を読み取らせた前記利用者の移動経路が前記所定の経路と異なると前記移動経路判定手段により判定されると、当該読取手段が配置された前記出入口を前記利用者が通過していないことを示す情報を報知する報知手段を、前記複数の出入口ごとに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の入退管理システム。
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