JP2017037120A - 光ファイバ及びその製造方法 - Google Patents

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和彦 愛川
遠藤 豊
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豊 遠藤
克昭 井添
Katsuaki Izoe
克昭 井添
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Abstract

【課題】放射線が照射される環境下で好適に使用でき、フッ素の発生が抑制される光ファイバ及びその製造方法を提供する。【解決手段】コア1と、コア1の外周を覆い、コア1より屈折率が低いクラッド2と、クラッド2の外周を覆う最外ガラス層3を有するシングルコアの光ファイバであって、コア1及びクラッド2が、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成され、最外ガラス層3が、フッ素がドープされていない石英系ガラスから構成され、最外ガラス層3の厚さt3が、10μm以上35μm以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、高温や放射線が照射される環境下で好適に使用される石英系の光ファイバに関し、特に、フッ素の発生が抑制される光ファイバ及びその製造方法に関する。
コア及びクラッドが石英系ガラスからなる石英系光ファイバは、放射線が照射される環境下で使用されると、放射線に起因する伝送損失の増加(透過光量の減少)が生じる。また、石英系ガラスの屈折率を制御する目的で一般的に使用されているゲルマニウム(Ge)等のドーパントや、光ファイバの製造工程で光ファイバ中に残存した不純物により、紫外線及び可視光の波長領域で光学吸収が生じることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
非特許文献1のp.42には、「フッ素樹脂は無色透明であるが、放射線に対して耐性が低く、特に放射線およびX線と温度サイクルの相互作用によって著しく機械特性が低下する。」との記載がある。
非特許文献2には、フッ素ドープコアをもつシリカファイバが放射線耐性に優れている旨の記載がある。
特開2007−286238号公報
岩田稔、横田力男、「材料の耐宇宙環境性評価と宇宙用材料の開発」、放射線化学、日本放射線化学会、平成20年9月、第86号、p.36−44 ショーン・フォーリー、「シングルモードファイバの放射線耐性を高めるフッ素ドープコア」、Laser Focus World Japan、2009年8月号、p.37−39
フッ素が添加された石英ガラスを用いた光ファイバは、放射線等の高エネルギー線の影響によりフッ素が拡散して、周囲を汚染することが懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、放射線が照射される環境下で好適に使用でき、フッ素の発生が抑制される光ファイバ及びその製造方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、コアと、前記コアの外周を覆い、前記コアより屈折率が低いクラッドと、前記クラッドの外周を覆う最外ガラス層とを有するシングルコアの光ファイバであって、前記コア及び前記クラッドが、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成され、前記最外ガラス層が、フッ素がドープされていない石英系ガラスから構成され、前記最外ガラス層の厚さが、10μm以上35μm以下であることを特徴とする光ファイバを提供する。
前記最外ガラス層が、純粋石英ガラスから構成されていることが好ましい。
石英の屈折率を基準にしたときの前記コアの比屈折率差が−0.30%以上、−0.20%以下であり、前記クラッドの屈折率を基準にしたときの前記コアの比屈折率差が0.3%〜0.5%であり、前記光ファイバのカットオフ波長が1.27μm以下であり、前記光ファイバの、波長1.3μm、曲げ半径10mmにおける曲げ損失が0.5dB/m以下であり、前記コアの半径をr1、前記クラッドの半径をr2としたときの半径比r2/r1が12〜17であり、前記光ファイバの波長1.3μmにおける伝送損失が1.0dB/km以下であり、かつ前記光ファイバのモードフィールド径(MFD)が8.0μm以上10μm以下であることが好ましい。
また、本発明は、前記光ファイバの製造方法であって、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成されたコアと、前記コアの外周を覆い、前記コアより屈折率が低く、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成されたクラッドと、前記クラッドの外周を覆い、フッ素がドープされていない石英系ガラスから構成された最外ガラス層とを有する光ファイバ母材を製造する工程と、前記光ファイバ母材を、線引き張力0.10〜0.40N、線引き速度10〜100m/minで紡糸する工程と、を有することを特徴とする光ファイバの製造方法を提供する。
本発明によれば、コアが、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成されているので、放射線が照射される環境下で好適に使用できる。また、クラッドの最外層である第2クラッドが、フッ素がドープされていない石英系ガラスから構成されているので、光ファイバ外へのフッ素の発生、拡散を抑制することができる。
本発明の光ファイバの一例を示す屈折率分布のグラフである。
以下、好適な実施形態に基づいて、本発明を説明する。図1に、本実施形態の光ファイバの屈折率分布の一例を示す。本実施形態の光ファイバは、半径方向の中心に設けられるコア1と、コア1の外周を覆うクラッド2と、クラッド2の外周を覆う最外ガラス層3とを有する。コア1に対して、クラッド2及び最外ガラス層3は、略同心円状に設けられる。クラッド2は、コア1より低い屈折率を有する。最外ガラス層3は、石英系ガラスから構成される光ファイバ(ガラスファイバ)の最外層である。光ファイバは、断面に1つのコア1を有するシングルコアの光ファイバである。
コア1は、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成されている。石英の屈折率を基準にしたときのコア1の比屈折率差は、−0.30%〜−0.10%が好ましく、−0.30%〜−0.20%がより好ましい。コア1のフッ素濃度は、0.4〜1.2wt%が好ましく、0.8〜1.2wt%がより好ましい。コア1にフッ素がドープされることにより、コア1の耐放射線特性に優れ、光ファイバが耐放射線光ファイバとなる。
コアのフッ素濃度が0.4wt%未満で、石英の屈折率を基準にしたときのコアの比屈折率差が−0.10%より大きいときは、放射線が照射される雰囲気中での光ファイバの伝送損失の抑制効果が充分ではない。また、コアのフッ素濃度が1.2wt%を超えて、石英の屈折率を基準にしたときのコアの比屈折率差が−0.30%より小さいと、クラッドの屈折率をより低く、クラッドへフッ素添加量をより多くする必要が生じることから、生産性が悪い。
本実施形態の光ファイバにおいて、コア1の塩素濃度は0.01ppm以上であることが好ましい。コア1を構成する石英系ガラスに対して、塩素を含む脱水剤(Cl、SOCl等)による脱水処理を行うことにより、波長1.38μmにおける吸収損失を抑制し、波長1.3μm帯や1.55μm帯等で、高品質の通信に光ファイバを使用することが可能となる。
クラッド2は、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成されている。クラッド2の屈折率を基準にしたときのコア1の比屈折率差(コアクラッド間の比屈折率差)は、0.3%〜0.5%が好ましい。石英の屈折率を基準にしたときのクラッド2の比屈折率差は、−0.80%〜−0.40%が好ましい。クラッド2のフッ素濃度は、1.6〜3.2wt%が好ましい。
コアクラッド間の比屈折率差が0.3%未満では、約1.3〜1.6μm帯の通信波長帯で使用するためのカットオフ波長を満たしながら曲げ損失も小さくすることが困難となる。コアクラッド間の比屈折率差が0.5%を超えると、クラッド2へのフッ素添加の影響によって放射線が照射されない状態での伝送損失の劣化が生じ、放射線量が比較的少ない条件での光ファイバの伝送損失の特性も悪い。
なお、本実施形態の光ファイバで使用される通信波長帯として、Oバンド(1260〜1360nm)、Eバンド(1360〜1460nm)、Sバンド(1460〜1530nm)、Cバンド(1530〜1565nm)、Lバンド(1565〜1625nm)、Uバンド(1625〜1675nm)から選択される1または2以上が挙げられる。通信波長帯として、波長1.3μm以上が好ましく、1.3μm帯または1.55μm帯がより好ましい。これらの波長帯でシングルモード通信を可能にするため、光ファイバのカットオフ波長は、1.27μm以下であることが好ましい。
最外ガラス層3は、フッ素がドープされていない石英系ガラスから構成されている。クラッド2のフッ素濃度が高いと、高温や放射線雰囲気等の厳しい環境下で光ファイバを使用したときに、微量ではあってもクラッドからフッ素又はフッ素化合物等のガス(F,HF等のフッ素含有ガス)が拡散するおそれがある。フッ素がドープされた石英系ガラス(コア1及びクラッド2)の周囲を囲むように最外ガラス層3を設けることにより、フッ素含有ガスの拡散を抑制することができる。
最外ガラス層3は、実質的にドーパントを含まない純粋石英ガラス、または実質的に塩素のみをドーパントとして含む石英系ガラスから構成されていることが好ましい。フッ素含有ガスの拡散を抑制するため、最外ガラス層3の厚さt3が10μm以上であることが好ましい。
最外ガラス層3の屈折率は、クラッド2の屈折率より高く、またコア1の屈折率よりも高い。このため、クラッド2が薄すぎると、コア1及びその周辺(略MFDの範囲内)での光の閉じ込めが不十分となり、曲げ損失の増大など、光ファイバの光学特性の劣化を招く。このため、最外ガラス層3の厚さt3は35μm以下であることが好ましい。かかる最外ガラス層3は、紡糸時に応力負担層として機能することにより、コア1に紡糸時の高い引っ張り応力が残留し、伝送損失が増加することを防止することができる。
本実施形態の光ファイバにおいて、コア1の半径をr1、クラッド2の半径をr2としたときの半径比(コアクラッド半径比)r2/r1が12〜17であることが好ましい。コアクラッド半径比r2/r1が小さすぎると、光ファイバの曲げ損失が大きくなりやすい。また、コアクラッド半径比r2/r1が大きすぎると、コア1の半径r1が小さくなりすぎ、光ファイバのカットオフ波長が長くなり、上記通信波長帯での光ファイバの曲げ損失が大きくなりやすい。
光ファイバの波長1.3μmにおける伝送損失は、1.0dB/km以下であることが好ましい。波長1.3μmにおける伝送損失が1.0dB/kmを超えると、光ファイバが配線される環境の放射線量が低いときや、放射線の無いときの損失レベルが高く、特性劣化を引き起こす。波長1.3μmにおける伝送損失が0.5dB/km以下であることがより好ましい。また、光ファイバの、波長1.3μm、曲げ半径10mmにおける曲げ損失が0.5dB/m以下であることが好ましい。ここで、曲げ半径10mmは、曲げ直径20mmとしてもよい。
本実施形態の光ファイバのモードフィールド径(MFD)は、8μm以上であることが望ましい。MFDが8μm未満だと、本実施形態の光ファイバを一般的な通信用ファイバと接続するとき、接続損失が大きく、特性劣化が生じる。そのため、本実施形態の光ファイバのMFDの上限は、10μm程度が望ましい。
本実施形態によれば、照射線量率1.0×10R/h(レントゲン毎時)で60分間照射したときの伝送損失の増加量が10.0dB/km以下である耐放射線光ファイバを提供することができる。より好ましくは、同条件の伝送損失の増加量が、8.0dB/km以下である。
放射線照射による光ファイバの損失劣化(伝送損失の増加)の要因の一つとして、光ファイバ製造工程で生じる欠陥がある。石英系ガラス中の欠陥が前駆体となり、放射線照射時には大きな損失劣化をもたらすおそれがある。光ファイバの線引き(紡糸)の条件により、この欠陥生成の出来やすさが異なる。できるだけ線引き張力と線引き速度を低くする方が欠陥生成は少なくなるが、逆に製造性は悪くなる。線引き張力が低すぎると線引き(紡糸)時の制御が不安定になり、線引き速度が遅いと、単位時間あたりの生産量が落ち、経済上好ましくない。そこで、光ファイバの製造方法においては、線引き張力0.10〜0.40N、線引き速度10〜100m/minの範囲内で紡糸することが好ましい。
本実施形態の光ファイバの製造方法は、光ファイバと同様に、コアとクラッドと最外ガラス層とを有する光ファイバ母材を製造する工程と、光ファイバ母材を溶融延伸して、光ファイバを紡糸する工程とを有する。紡糸した光ファイバの外周(最外ガラス層の上)に、樹脂等の被覆を1層または2層以上設けることができる。得られた光ファイバの外径は、樹脂等の被覆を除いたガラスファイバの直径として、例えば80〜200nmが好ましく、一般的には、約125μmが好ましい。
コア1及びクラッド2を構成する、フッ素を含有する石英ガラスは、フッ素含有ガスを用いてシリカ(SiO)にフッ素を添加することにより生成することができる。フッ素添加方法としては、多孔質のシリカスート中にフッ素含有ガスを拡散した状態で焼結する方法や、シリカスートを合成する際にシリカの原料ガス(SiCl)中にフッ素含有ガスを混合する方法などが挙げられる。フッ素含有ガスとしては、SiF、SF、CF、CFCl、C等のフッ素(F)化合物が挙げられる。
本実施形態の光ファイバは、耐放射線に優れるので、原子炉、加速器、人工衛星、人工惑星、宇宙ステーション、有人又は無人のスペースクラフト、宇宙用機器などにおいて、光通信等に好適に使用することができる。本実施形態の光ファイバは、光ファイバケーブル、光ファイバコード、光ファイバピグテイル、光ファイバグレーティング、光ファイバコネクタ、光ファイバモジュール等の各種製品に利用することもできる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
コア1とクラッド2が接する界面、あるいはクラッド2と最外ガラス層3が接する界面では、界面の両側に位置する各層の中間的な組成を有する層が介在することができる。
以下、実施例をもって本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、実施例に限定されるものではない。
(実施例)
VAD法によりシリカスートを作製し、塩素ガスを含むヘリウムガス雰囲気で加熱してシリカスートを脱水した後、SiFガスを含むヘリウムガス雰囲気で焼結して、コアとなるガラス材(コアロッド)を得る。
このコアロッドを延伸し、その外周にシリカスートを外付けし、塩素ガスを含むヘリウムガス雰囲気で加熱してシリカスートを脱水し、さらにSiFガスを含むヘリウムガス雰囲気で焼結して、コアロッドの周囲にクラッド層を有する中間母材を形成する。コアロッドの外周にクラッド層を形成する外付け工程は、所定のコアクラッド半径比(r2/r1が12〜17程度)に達するまで、2回以上繰り返して行うことができる。
コア及びクラッドに添加されるフッ素の濃度は、所望の耐放射線特性及び光学特性が得られるよう、調整することができる。
さらに、中間母材の外周にシリカスートを外付けし、塩素ガスを含むヘリウムガス雰囲気で加熱してシリカスートを脱水して、クラッド層の外周に純粋石英からなる最外ガラス層を形成する。クラッド層の外周に最外ガラス層を形成する外付け工程は、所定の最外ガラス層の厚さ(光ファイバ換算で10〜35μm程度)に達するまで、2回以上繰り返して行うことができる。
以上のようにして、光ファイバと同じ組成及び半径比で、コアとクラッドと最外ガラス層を有する光ファイバ母材を製造し、この光ファイバ母材を、線引き張力0.10〜0.40N(より好ましくは0.20〜0.40N)、線引き速度10〜100m/min(より好ましくは60〜100m/min)の条件で線引き(紡糸)して、光ファイバを製造する。紡糸後の光ファイバをボビンに巻き取る前に、UV硬化型樹脂を用いて光ファイバの外周に被覆を形成する。
得られた光ファイバでは、ガラス径(最外ガラス層の外径=r2+2×t3)が125μm、被覆の外径が250μmである。これにより、照射線量率1.0×10R/h(レントゲン毎時)で60分間照射したときの伝送損失の増加量が10.0dB/km以下、より好ましくは8.0dB/km以下である耐放射線光ファイバを製造することができる。
r1…コアの半径、r2…クラッドの半径、t3…最外ガラス層の厚さ、1…コア、2…クラッド、3…最外ガラス層。

Claims (4)

  1. コアと、前記コアの外周を覆い、前記コアより屈折率が低いクラッドと、前記クラッドの外周を覆う最外ガラス層とを有するシングルコアの光ファイバであって、
    前記コア及び前記クラッドが、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成され、
    前記最外ガラス層が、フッ素がドープされていない石英系ガラスから構成され、
    前記最外ガラス層の厚さが、10μm以上35μm以下であることを特徴とする光ファイバ。
  2. 前記最外ガラス層が、純粋石英ガラスから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 石英の屈折率を基準にしたときの前記コアの比屈折率差が−0.30%以上、−0.20%以下であり、
    前記クラッドの屈折率を基準にしたときの前記コアの比屈折率差が0.3%〜0.5%であり、
    前記光ファイバのカットオフ波長が1.27μm以下であり、
    前記光ファイバの、波長1.3μm、曲げ半径10mmにおける曲げ損失が0.5dB/m以下であり、
    前記コアの半径をr1、前記クラッドの半径をr2としたときの半径比r2/r1が12〜17であり、
    前記光ファイバの波長1.3μmにおける伝送損失が1.0dB/km以下であり、
    かつ前記光ファイバのモードフィールド径(MFD)が8.0μm以上10μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバの製造方法であって、
    フッ素がドープされた石英系ガラスから構成されたコアと、前記コアの外周を覆い、前記コアより屈折率が低く、フッ素がドープされた石英系ガラスから構成されたクラッドと、前記クラッドの外周を覆い、フッ素がドープされていない石英系ガラスから構成された最外ガラス層とを有する光ファイバ母材を製造する工程と、
    前記光ファイバ母材を、線引き張力0.10〜0.40N、線引き速度10〜100m/minで紡糸する工程と、
    を有することを特徴とする光ファイバの製造方法。
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