JP2017036938A - 電圧検出回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧の非検出時には消費電流を抑えることができ、電圧の検出時には、電圧検出のための通電をより確実に行い易い電圧検出回路を提供する。【解決手段】電圧検出回路1は、所定導電路3から第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12が分岐し、PチャネルMOSFET21とNチャネルFET22とがそれぞれに設けられている。そして、制御部7は、PチャネルMOSFET21及びNチャネルFET22を共にオフ動作させるオフ制御と、導電路3の電位が閾値電位を超える場合にPチャネルMOSFET21がオン動作するように第1の入力路61の電位を設定する第1オン制御と、導電路3の電位が少なくとも閾値電位以下である場合にNチャネルFET22がオン動作するように第2の入力路62の電位を設定する第2オン制御とを行う。【選択図】図1

Description

本発明は、電圧検出回路に関するものである。
従来から提供されている電圧検出回路は、電圧検出の対象となる導電路から分岐する経路に微小電流を流し、その微小電流に基づいて検出対象位置の電圧状態を把握する構成のものが多い。この種の電圧検出回路としては、例えば特許文献1のような技術が提案されており、この技術では、電池の正極に接続された導電路から、電圧分割抵抗が直列に接続されてなる分圧回路が分岐しており、この分岐回路に継続的に電流を流している。そして、2つの電圧分割抵抗の中間位置となる接続点の電圧と基準電圧とをコンパレータによって比較することで、電池電圧が所定電圧を超えるか否かを判定している。
特開2002−296306号公報
しかし、特許文献1の技術のように、分岐した経路に微小電流を常に流し続ける構成では、消費電流の増大が避けられず、消費電流の増大に起因する不具合を招き易いという問題がある。
例えば、図2では、特許文献1の技術に類似する一般的な電圧検出回路101を簡略的に示している。この電圧検出回路101では、蓄電部C1の一方の電極に接続された導電路101Bから、抵抗R11,R12が直列に接続されてなる分圧回路が分岐しており、この分圧回路に対して微小電流を継続的に流している。そして、このような通電状態において、抵抗R11,R12の中間位置となる接続点から出力される電圧値を電圧検出部101Aによって検出することで、蓄電部C1の充電電圧を把握している。けれども、この構成では、蓄電部C1から分圧回路へと微小電流が常に流れ続けるため、蓄電部C1において継続的に放電がなされてしまい、蓄電部C1の電圧低下を招きやすくなる。
この問題を解消する構成としては、例えば図3のような構成が挙げられる。図3の構成は、蓄電部C1の電極に接続された導電路102Bから、抵抗R21,R22が直列に接続されてなる分圧回路が分岐している。そして、この分圧回路への通電をオンオフする素子としてPチャネルMOSFET102Dが設けられている。
図3で示す電圧検出回路102では、電圧の検出時に、制御回路102Cによってスイッチ素子Tr1がオン状態に制御される。このとき、抵抗R23に電流が流れることでMOSFET102Dのゲート電位がソース電位(導電路102Bの電位)よりも低くなり、ゲートソース間電圧Vgsの絶対値がある程度確保されていればMOSFET102Dはオン状態となる。このようにMOSFET102Dがオン状態になると、導電路102Bから分岐した分圧回路に電流が流れ、導電路102Bの電位に応じた電圧値が電圧検出部102Aに入力される。一方、電圧を検出しない非検出時には、制御回路102Cによってスイッチ素子Tr1がオフ状態に制御される。このとき、MOSFET102Dのゲート電位はソース電位(導電路102Bの電位)とほぼ同電位に保たれるため、MOSFET102Dはオフ状態となる。従って、導電路102Bから分岐した分圧回路に電流が流れず、消費電流が抑えられる。
しかし、図3の構成では、蓄電部C1の充電量が低下し、導電路102Bの電位が非常に小さくなると、MOSFET102Dのゲートソース間電圧Vgsが十分に確保できなくなり、MOSFET102Dをオン動作させることができない。例えば、図3の構成において蓄電部C1の正極の電位が0V近くになるとMOSFET102Dのゲートソース間電圧Vgsの絶対値がMOSFET102Dをオン動作させるレベルに達しないため、分岐した分圧回路に電流が流れず、電圧を検出できなくなる。
一方、図4の電圧検出回路103では、蓄電部C1の電極に接続された導電路103Bから、抵抗R31,R32が直列に接続されてなる分圧回路が分岐している。そして、この分圧回路への通電をオンオフする素子としてNチャネルMOSFET103Dが設けられている。
図4で示す電圧検出回路103では、電圧の検出時に、制御回路103Cによってスイッチ素子Tr2がオン状態に制御され、MOSFET103Dのゲートに対してグランド電位よりも高い所定電位の信号が入力されることになる。この構成では、仮に蓄電部C1の充電量が非常に低くなり、導電路103Bの電位がグランド電位に近くなった場合でも、ゲートソース間電圧Vgsが十分に確保されればMOSFET103Dをオンさせることができる。ゆえに、蓄電部C1の電位低下に対応しやすい構成といえる。
しかし、図4の構成で用いられるMOSFET103Dは、ソース側に負荷(分圧回路)が接続されたハイサイドスイッチであり、MOSFET103Dのオン動作時にソース電位が導電路103Bの電位とほぼ等しくなる構成となっている。このため、オン制御時には、MOSFET103Dのゲート電位を導電路103Bの電位よりも高くする必要があり、そのためには、ゲートドライバにおいて外部電源VBが必要となる。特に、蓄電部C1の正極電位が最大電位のときでもMOSFET103Dを確実にオン動作させるためには、ゲートソース間電圧Vgsを十分に確保するために外部電源VBの電源電位を蓄電部C1の最大電位よりも十分高く設定しなければならない。このため、電位の高い信号を生成するための昇圧回路等が必要になり、回路構成の大型化、複雑化を招き易くなる。
本発明は上述した事情に基づいてなされており、電圧の非検出時には消費電流を抑えることができ、電圧の検出時には、電圧検出のための通電をより確実に行い易い電圧検出回路を提供することを目的とするものである。
本発明の電圧検出回路は、
蓄電部に導通する所定導電路から分岐する第1の分岐導電路と、
前記所定導電路から分岐するとともに前記第1の分岐導電路と並列に設けられる第2の分岐導電路と、
前記第1の分岐導電路に介在するとともに第1の入力路に接続され、前記第1の入力路の電位が前記所定導電路の電位よりも低い所定の低電位状態である場合にオン動作して前記第1の分岐導電路を通電状態とし、前記所定の低電位状態が解除された場合にオフ動作して前記第1の分岐導電路を非通電状態とする第1スイッチ素子と、
前記第2の分岐導電路に介在するとともに第2の入力路に接続され、前記第2の入力路の電位が前記所定導電路の電位よりも高い所定の高電位状態である場合にオン動作して前記第2の分岐導電路を通電状態とし、前記所定の高電位状態が解除された場合にオフ動作して前記第2の分岐導電路を非通電状態とする第2スイッチ素子と、
前記第1の入力路及び前記第2の入力路の電位を、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子が共にオフ状態となる設定とするオフ制御と、前記第1の入力路の電位を、前記所定導電路の電位が閾値電位を超える場合に前記所定の低電位状態を生じさせる設定とする第1オン制御と、前記第2の入力路の電位を、前記所定導電路の電位が少なくとも前記閾値電位以下である場合に前記所定の高電位状態を生じさせる設定とする第2オン制御とを行う制御部と、
前記第1の分岐導電路及び前記第2の分岐導電路の少なくともいずれかが通電状態となった場合に、前記第1の分岐導電路及び前記第2の分岐導電路の少なくともいずれかを流れる電流に基づいて前記所定導電路に印加された電圧の状態を検出する検出部と、
を有する。
本発明は、第1の分岐導電路及び第2の分岐導電路のそれぞれを通電状態と非通電状態とに切り替えるために、異なる2種類のスイッチ素子(第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子)を用いている。そして、制御部は、第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子を共にオフ動作させるオフ制御を行い得る構成となっている。このオフ制御が行われた場合、第1の分岐導電路及び第2の分岐導電路がいずれも非通電状態となるため、常に分岐導電路に電流を流し続ける構成と比較して消費電流を抑制しやすくなる。
また、制御部は、所定導電路の電位が閾値電位を超える場合に所定の低電位状態を生じさせるように第1の入力路の電位を設定する第1オン制御と、所定導電路の電位が少なくとも閾値電位以下である場合に所定の高電位状態を生じさせるように第2の入力路の電位を設定する第2オン制御とを行う構成となっている。このような構成であるため、所定導電路の電位が閾値電位を超える場合、少なくとも第1オン制御が実行されれば「所定の低電位状態」が生じることになり、第1スイッチ素子がオン動作するため、第1の分岐導電路に電流を流すことができる。また、所定導電路の電位が閾値電位以下である場合、第2オン制御が実行されれば「所定の高電位状態」が生じることになり、第2スイッチ素子がオン動作するため、第2の分岐導電路に電流を流すことができる。つまり、所定導電路において電圧変動があったとしても、2種類のオン制御を行えば、いずれかの分岐導電路に確実に電流を流すことができる。ゆえに、検出用の電流を流せないことに起因する検出不能状態を回避することができ、ひいては、所定導電路の電圧状態をより確実に検出し易くなる。
実施例1の電圧検出回路を概略的に例示する回路図である。 比較例1の電圧検出回路を概略的に例示する回路図である。 比較例2の電圧検出回路を概略的に例示する回路図である。 比較例3の電圧検出回路を概略的に例示する回路図である。
以下、本発明の望ましい形態を例示する。
本発明において、前記制御部は、所定の電源電位となる電源導電路と、前記電源電位よりも低い基準電位となる基準導電路とに接続されていてもよい。そして、前記閾値電位は、前記電源電位よりも低く前記基準電位よりも高い電位であってもよい。更に、前記蓄電部が満充電状態のときの前記所定導電路の電位よりも前記電源電位のほうが低くなっていてもよい。
このように外部電源(電源導電路の電源電位を定める電源)の出力を抑えた場合、外部電源の出力抑制によるメリットは享受できるものの、蓄電部が満充電状態に近くなったときには、特別な昇圧手段等を用いないと、「蓄電部に接続された所定導電路の電位よりも第2の入力路の電位のほうが高い所定の高電位状態」を生じさせることができなくなる。つまり、蓄電部が満充電状態に近くなったときには第2スイッチ素子をオン動作させることができなくなる。しかし、このような場合には第1オン制御によって第1スイッチ素子を確実にオン動作させることができるため、第1の分岐導電路を介して検出用の電流を確実に流すことができる。このように、安定的に電圧検出を行い得る構成を外部電源の出力を抑えた形で実現できるため、特に、外部電源を設計・構成する上で有利になる。そして、この効果は、満充電時に蓄電部から出力される電圧が高い構成ほど顕著になる。他方、蓄電部の出力低下により、所定導電路の電位が基準電位に近くなると、「蓄電部に接続された所定導電路の電位よりも第1の入力路の電位のほうが低い所定の低電位状態」が生じない可能性が高まる。つまり、第1スイッチ素子がオン動作しない虞がある。しかし、このような場合には第2オン制御によって第2スイッチ素子を確実にオン動作させることができるため、蓄電部に接続された所定導電路の電位が基準電位に近づいても検出用の電流を確実に流すことができ、安定的に電圧検出を行うことができる。
本発明において、前記制御部は、前記第1オン制御及び前記第2オン制御を、少なくとも所定時間において共に行う構成であってもよい。この場合、前記検出部は、前記所定時間において前記第1の分岐導電路及び前記第2の分岐導電路の少なくともいずれかを流れる電流に基づき、前記所定導電路に印加された電圧の状態を検出する構成であることが望ましい。
このように第1オン制御及び第2オン制御を所定時間において共に行い、その所定時間に流れる電流から電圧状態を把握すれば、第1オン制御と第2オン制御とを時間差で行う制御方法と比較して、検出時間を短縮化しやすくなる。
本発明は、共通の導電路を有していてもよい。そして、前記第1の分岐導電路において前記所定導電路と前記共通の導電路との間に前記第1スイッチ素子が介在し、前記第2の分岐導電路において前記所定導電路と前記共通の導電路との間に前記第2スイッチ素子が介在した構成であってもよい。このように前記第1の分岐導電路及び前記第2の分岐導電路が前記共通の導電路に接続されている場合、前記検出部は、前記共通の導電路を流れる電流に基づいて前記所定導電路に印加された電圧の状態を検出する構成であることが望ましい。
上述した2種類のオン制御を行えば、少なくともいずれかの分岐導電路に電流が流れる確実性が高まり、共通の導電路には、所定導電路の電圧状態を反映した電流が流れることになる。つまり、2種類のオン制御の際に、共通の導電路を監視すれば、所定導電路の電圧状態を検出できる確実性が高まる。特に、この構成では、分岐導電路毎に電圧検出部を設ける必要が無いため、分岐導電路を流れる電流から検出値を生成・取得するための回路を簡易化、小型化しやすくなる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した一例である実施例1について説明する。
図1で示す電圧検出回路1は、例えば、車載用の電圧検出回路として構成されており、車載用機器の所定部位の電圧を検出する回路として機能する。図1の例では、車載用のキャパシタやその他の二次電池などからなる蓄電部90の正極に電圧検出対象の導電路3(以下、導電路3ともいう)が接続されており、電圧検出回路1は、この導電路3の電圧を検出する回路となっている。導電路3の電圧は、蓄電部90の充電電圧が反映されているため、電圧検出回路1は、蓄電部90の充電電圧を検出する回路であるともいえる。なお、図1の構成では、蓄電部90の負極は、グランドに接続されている。
図1で示すように、電圧検出回路1は、電圧検出対象の導電路3から分岐する第1の分岐導電路11と、導電路3から分岐するとともに第1の分岐導電路11と並列に設けられる第2の分岐導電路12とを備える。これら第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12は、後述する分圧回路33に電流を流すための通電経路として機能し得る部分である。
PチャネルMOSFET21(以下、MOSFET21ともいう)は、第1スイッチ素子の一例に相当するものであり、公知のPチャネル型のMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)として構成されている。このMOSFET21のゲートは、後述する抵抗34の一端及びNPNトランジスタ42(以下、トランジスタ42ともいう)のコレクタに導通した形で接続され、ソースが導電路3に導通した形で接続されている。更に、MOSFET21のドレインは、後述する共通の導電路30に導通した形で接続されている。なお、MOSFET21のゲートは、信号が入力される第1の制御端子の一例に相当する。また、MOSFET21のソースは、電圧検出対象の導電路3に導通する第1の導通端子の一例に相当する。
このMOSFET21は、ゲート(第1の制御端子)の電位がソース(第1の導通端子)の電位よりも低い「所定の低電位状態」である場合にオン動作して第1の分岐導電路11を通電状態とする。具体的には、MOSFET21のゲートソース間電圧Vgs1の絶対値が所定閾値Vth1を超える場合にMOSFET21がオン動作し、第1の分岐導電路11を通電状態とする。また、MOSFET21は、この「所定の低電位状態」が解除された場合、即ち、MOSFET21のゲートソース間電圧Vgs1の絶対値が所定閾値Vth1以下になる場合にオフ動作して第1の分岐導電路11を非通電状態とする。
NチャネルMOSFET22(以下、MOSFET22ともいう)は、第2スイッチ素子の一例に相当するものであり、公知のNチャネル型のMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)として構成されている。このMOSFET22は、ゲートが後述する抵抗36の一端及びPNPトランジスタ44のコレクタに導通した形で接続され、ドレインが導電路3に導通した形で接続されている。更に、MOSFET22のソースは、後述する共通の導電路30に導通した形で接続されている。なお、MOSFET22のゲートは、信号が入力される第2の制御端子の一例に相当する。また、MOSFET22のドレインは、電圧検出対象の導電路3に導通する第2の導通端子の一例に相当する。
このMOSFET22は、ゲート(第2の制御端子)の電位がドレイン(第2の導通端子)の電位よりも高い「所定の高電位状態」である場合にオン動作して第2の分岐導電路12を通電状態とする。具体的には、MOSFET22は、後述する分圧回路33よりも高電位側に接続されたハイサイドスイッチとなっており、オン動作時にソース電位がドレイン電位にほぼ等しくなる構成となっている。そして、MOSFET22は、ゲートソース間電圧Vgs2が所定閾値Vth2を超える場合にオン動作するため、ゲートとドレインの電位差が上記所定閾値Vth2を超える程度に大きい「所定の高電位状態」である場合にMOSFET22がオン動作する。また、MOSFET22は、この「所定の高電位状態」が解除された場合、即ち、ゲートとドレインの電位差が上記所定閾値Vth2以下程度に低くなる場合にオフ動作して第2の分岐導電路12を非通電状態とする。
共通の導電路30(以下、導電路30ともいう)は、一端側が第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12に接続されている。また、導電路30の他端側はグランドに接続されている。この導電路30は、2つの分圧抵抗31,32が直列に接続された形で分圧回路33が構成されており、分圧抵抗31,32を連結する中間部分は後述する電圧検出部5の入力端子に接続されている。
図1の構成では、第1の分岐導電路11において電圧検出対象の導電路3と共通の導電路30との間にMOSFET21が介在し、MOSFET21のドレインが導電路30に導通している。また、第2の分岐導電路12において導電路3と導電路30との間にMOSFET22が介在し、MOSFET22のソースが導電路30に導通している。このような構成で第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12が共通の導電路30に接続され、第1の分岐導電路11を流れる電流及び第2の分岐導電路12を流れる電流が導電路30に流れる構成となっている。
例えば、第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12が共に通電状態であれば両導電路を流れる電流を合わせた電流が導電路30に流れる。また、第1の分岐導電路11が通電状態であり、第2の分岐導電路12が非通電状態であれば、第1の分岐導電路11を流れる電流が導電路30に流れる。逆に、第2の分岐導電路12が通電状態であり、第1の分岐導電路11が非通電状態であれば、第2の分岐導電路12を流れる電流が導電路30に流れる。つまり、第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12の少なくともいずれかが通電状態であれば、共通の導電路30には、導電路3の電位に応じた電流が流れることになる。
制御部7は、信号の出力が可能な制御回路8と、制御回路8からの信号に応じてMOSFET21のゲート電位を切り替える切替回路9Aと、制御回路8からの信号に応じてMOSFET22のゲート電位を切り替える切替回路9Bとを備える。
この制御部7は、所定の電源電位となる電源導電路46と、この電源電位よりも低い基準電位となる基準導電路48とに接続されてなるものであり、具体的には、少なくとも切替回路9Bが電源導電路46に接続されている。更に、少なくとも切替回路9A,9Bが基準導電路48に接続されている。電源導電路46は、電圧生成回路(公知の昇圧回路等)によって構成された外部電源V1から電源電圧が印加された電源用の導電路として構成され、一定の電源電位に保たれている。また、基準導電路48は、グランド用の導電路として構成され、一定のグランド電位(0V)に保たれている。
制御回路8は、マイクロコンピュータやその他の駆動回路などによって構成されており、信号線51,52のそれぞれに対して、一定電位のハイレベル信号(例えば5Vの信号)と、一定電位のローレベル信号(例えば0Vの信号)とを出力し得る構成となっている。
切替回路9Aは、抵抗34とNPNトランジスタ42(以下、トランジスタ42ともいう)とを備える。抵抗34は、導電路3とMOSFET21のゲートとの間に接続されている。トランジスタ42は、コレクタがMOSFET21のゲート及び抵抗34の一端に接続され、エミッタが基準導電路48(グランド用の導電路)に接続され、接地されている。また、トランジスタ42のベースは、信号線51を介して制御回路8の第1出力ポートに導通している。この切替回路9Aは、トランジスタ42のベースに対して制御回路8からハイレベル信号又はローレベル信号が入力されるようになっており、ベースに入力される信号に応じてトランジスタ42のオンオフが切り替わる。そして、トランジスタ42のオンオフを切り替えることで、MOSFET21のベース電位を切り替えている。
切替回路9Bは、抵抗36とPNPトランジスタ44(以下、トランジスタ44ともいう)とを備える。抵抗36は、一端がMOSFET22のゲート及びトランジスタ44のコレクタに接続され、他端が基準導電路48(グランド用の導電路)に接続され、接地されている。トランジスタ44は、エミッタが電源導電路46に接続され、コレクタがMOSFET22のゲート及び抵抗36の一端に接続されている。トランジスタ44のベースは信号線52を介して制御回路8の第2出力ポートに導通している。この切替回路9Bは、トランジスタ44のベースに対して制御回路8からハイレベル信号又はローレベル信号が入力されるようになっており、ベースに入力される信号に応じてトランジスタ44のオンオフが切り替わる。そして、トランジスタ44のオンオフを切り替えることで、MOSFET22のベース電位を切り替えている。また、本構成では、トランジスタ44のエミッタに接続される電源導電路46の電源電位は、蓄電部90が満充電状態のときの正極の電位よりも小さくなっており、蓄電部90が満充電状態のときの導電路3の電位よりも小さくなっている。
電圧検出部5は、検出部の一例に相当するものであり、例えばアナログ電圧値をデジタルデータに変換するAD変換器、演算処理を行うCPU、メモリなどを備えた集積回路として構成されている。この電圧検出部5は、第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12の少なくともいずれかが通電状態となった場合に、少なくともいずれかの分岐導電路を流れる電流に基づいて電圧検出対象の導電路3に印加された電圧の状態を検出する。具体的には、MOSFET21,22のいずれかがオン状態であれば、共通の導電路30には導電路3に印加された電圧に応じた電流が流れるため、電圧検出部5はこの導電路30流れる電流に基づいて導電路3に印加された電圧の状態を検出する。図1の例では、共通の導電路30において分圧回路33が構成され、MOSFET21,22の少なくともいずれかがオン状態であれば、2つの分圧抵抗31,32の間の導電部(接続点)の電位が導電路3の電位に比例した値となる。そして、電圧検出部5は、この導電部(接続点)の電位を入力値として検出する構成となっている。
次に、電圧検出回路1の動作について説明する。
図1の電圧検出回路1では、電圧検出を行わない時期に、制御部7によってオフ制御がなされる。具体的には、制御回路8から信号線51に対してローレベル信号を出力するとともに信号線52に対してハイレベル信号を出力する。制御回路8から信号線51に対してローレベル信号を出力し続けることでNPNトランジスタ42を継続的にオフ状態にする。これにより、Pチャネル型のMOSFET21においてゲートとソースが同電位になり、MOSFET21のオフ状態が継続する。また、制御回路8から信号線52に対してハイレベル信号を出力し続けることでPNPトランジスタ44をオフ状態にする。これにより、Nチャネル型のMOSFET22においてゲート電位がローレベル(グランド電位)になりMOSFET22のオフ状態が継続する。このようなオフ制御が行われた場合、第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12がいずれも非通電状態となるため、常に分岐導電路に電流を流し続ける構成と比較して消費電流を抑制しやすくなる。
一方、電圧検出を行う時期には、制御部7が、MOSFET21に対する第1オン制御の指令と、MOSFET22に対する第2オン制御の指令とを行う。なお、第1オン制御の指令と第2オン制御の指令は、タイミングがずれていてもよく、同タイミングで行われてもよい。以下では、制御部7が、少なくとも所定時間において第1オン制御の指令と第2オン制御の指令とを共に行う例を代表例として説明する。
本構成では、MOSFET21のゲートに第1の入力路61が接続され、第1の入力路61はMOSFET21のゲートと同電位に保たれる導電路となっている。制御部7は、このような構成を前提とし、導電路3の電位が第1電位を超える場合に「所定の低電位状態」を生じさせるように第1の入力路61の電位を設定する制御(第1オン制御)を行う。具体的には、制御部7は、制御回路8が信号線51に対してハイレベル信号を所定時間にわたって出力することでトランジスタ42のベースにベース電流を流し、トランジスタ42をオン状態にする。この動作によって抵抗34に電流を流し、第1の入力路61の電位、即ち、MOSFET21のゲート電位を導電路3の電位よりも抵抗34での電圧降下分だけ低い電位に切り替える。このように制御部7によってなされるゲート電位の切り替え制御が「第1オン制御」である。このような制御がなされた場合、導電路3の電位が第1電位を超える場合にMOSFET21がオン動作することになる。第1電位は、基準導電路48の電位(グランド電位)よりも高く電源導電路46の電位(電源電位)よりも低い電位であり、閾値電位に相当する。
具体的には、MOSFET21は、ゲートソース間電圧Vgs1の絶対値が閾値Vth1よりも大きい場合にオン動作し、Vgs1の絶対値が閾値Vth1以下の場合にオフ動作するものである。つまり、上記「第1電位」(閾値電位)とは、トランジスタ42がオン動作したときにMOSFET21のゲートソース間電圧Vgs1の絶対値が閾値Vth1となるときの導電路3の電位である。そして、導電路3の電位がこの「第1電位」(閾値電位)を超える程度に高ければMOSFET21がオン動作することになる。
更に、MOSFET22のゲートに第2の入力路62が接続され、第2の入力路62はMOSFET22のゲートと同電位に保たれる導電路となっている。制御部7は、このような構成を前提とし、少なくとも導電路3の電位が第1電位(閾値電位)以下である場合に「所定の高電位状態」を生じさせるように第2の入力路62の電位を設定する制御(第2オン制御)を行う。具体的には、制御部7は、制御回路8から信号線51に対してハイレベル信号を出力する「所定時間」において、信号線52に対しローレベル信号を出力する。このように制御回路8から信号線52に対してローレベル信号を出力することでトランジスタ44のベースにベース電流を流し、トランジスタ44をオン状態にする。この動作によって抵抗36に電流を流し、第2の入力路62の電位、即ち、MOSFET22のゲート電位を、グランド電位よりも高い一定電位に切り替える。このように制御部7によってなされるゲート電位の切り替え制御が「第2オン制御」である。このような制御がなされた場合、導電路3の電位が所定の第2電位を下回る場合にMOSFET22がオン動作することになる。第2電位は、電源導電路46の電位(電源電位)よりも低く基準導電路48の電位(グランド電位)よりも高い電位であり、「第1電位」(閾値電位)よりも高く設定されている。つまり、導電路3の電位が第1電位(閾値電位)以下である場合には、必ず、導電路3の電位が上記第2電位を下回っていることになり、MOSFET22がオン動作することになる。
具体的には、MOSFET22は、ゲートソース間電圧Vgs2が閾値Vth2よりも大きい場合にオン動作し、Vgs2が閾値Vth2以下の場合にオフ動作するものである。つまり、上記「第2電位」とは、トランジスタ44がオン動作したときにMOSFET22のゲートソース間電圧Vgs2が閾値Vth2となるときの導電路3の電位である。本構成では、分圧回路33を構成する抵抗の抵抗値がMOSFET22のオン抵抗と比較して十分に大きく、MOSFET22のオン動作時にはMOSFET22のドレインとソースがほぼ同電位になる構成である。従って、MOSFET22のドレインとゲートの電位差が上記閾値Vth2とほぼ一致するときの導電路3の電位が「第2電位」であり、導電路3の電位がこの「第2電位」を下回る程度に低ければMOSFET21がオン動作することになる。
電圧検出部5は、このように制御部7によって第1オン制御の指令及び第2オン制御の指令が共に行われる「所定時間」において共通の導電路30を流れる電流に基づき、電圧検出対象の導電路3に印加された電圧の状態を検出する。具体的には、上記「所定時間」において第1オン制御の指令及び第2オン制御の指令が共になされると、MOSFET21及びMOSFET22の少なくともいずれかがオン状態になり、この場合、共通の導電路30には導電路3の電位に応じた電流が流れる。
共通の導電路30に構成され分圧回路33では、分圧抵抗31,32の抵抗値が、MOSFET21,22のオン抵抗と比較して十分に大きくなっている。このため、MOSFET21,22のいずれかがオン状態であれば、2つの分圧抵抗31,32の間の導電部(接続点)の電位は導電路3の電位にほぼ比例した値となり、電圧検出部5はこの値を入力値として検出する。これにより、電圧検出部5は、導電路3の電圧を把握することができる。
以上のように、図1の電圧検出回路1では、並列に設けられたMOSFET21,22に対する2種類のオン制御が可能となっている。このため、電圧検出対象の導電路3の電位が第1電位を超える程度に高い場合には、少なくとも第1オン制御によってPチャネルMOSFET21をオン動作させて第1の分岐導電路11に電流を流すことができる。逆に、電圧検出対象の導電路3の電位が第2電位を下回る程度に低い場合には、少なくとも第2オン制御によってNチャネルMOSFET22をオン動作させて第2の分岐導電路12に電流を流すことができる。つまり、電圧検出対象の導電路3において電圧変動があったとしても、2種類のオン制御を行えば、いずれかの分岐導電路に電流が流れる可能性が高くなる。ゆえに、検出用の電流を流せないことに起因する検出不能状態を回避し易くなり、ひいては、電圧検出対象の導電路3の電圧状態をより確実に検出し易くなる。
具体的には、第1オン制御を行う条件となる第1電位が第2オン制御を行う条件となる第2電位よりも低くなっている。この構成では、導電路3の電位が第1電位以下の場合には、MOSFET22をオンさせることができる。また、導電路3の電位が第1電位を超え且つ第2電位未満の場合には、MOSFET21,22をいずれもオンさせることができる。そして、導電路3の電位が第2電位以上の場合には、MOSFET21をオンさせることができる。つまり、蓄電部90の正極電位が0Vに近い状態から最大電位(満充電のときの電位)までの範囲で、確実に分圧回路33に電流を流すことができ、より広いレンジで電圧検出を行うことができる。
また、本構成では、蓄電部90が満充電状態のときの正極電位よりも電源導電路46の電源電位のほうが低くなっている。このため、電圧検出対象の導電路3が高電位になるときでも安定的に電圧検出を行い得る構成を、外部電源V1(電源導電路46の電源電位を定める電源)の出力を抑えた形で実現でき、特に、外部電源V1を設計・構成する上で有利になる。そして、この効果は、満充電時の正極電位が高いものであるほど顕著になる。
また、上述したように第1オン制御の指令と第2オン制御の指令とを所定時間において共に行い、その所定時間に分岐導電路を流れる電流(即ち、その所定時間に共通の導電路30に流れる電流)から電圧状態を把握すれば、検出時間を短縮化しやすくなる。例えば、第1オン制御と第2オン制御とを時間差で行う制御方法では、2倍の時間がかかってしまうが、図1の構成は、これらを同時期に行うことを可能とする構成であり、電圧検出時間の短縮化を図り易いものである。
また、本構成では、第1オン制御及び第2オン制御のいずれが行われる場合でも、共通の導電路30を流れる電流から導電路3の電圧状態を把握することができ、分岐導電路毎に電圧検出部を設ける必要が無い。このため、分岐導電路を流れる電流から検出値を生成・取得するための回路を簡易化、小型化しやすくなる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上述した実施例では、第1オン制御と第2オン制御とを同時期に行う例を示したが、タイミングをずらして行い、それぞれの時期に電圧検出部5による検出を行うようにしてもよい。
(2)上述した実施例では、制御回路8から2つの経路(信号線51,52)に対して信号を出力する構成を示したが、この例に限定されない。例えば、信号線52を省略するとともに信号線51の出力を反転する回路を設け、信号線51からの出力を反転してトランジスタ44のベースに与えるようにしてもよい。このようにすれば、制御回路8の信号出力ポートを削減することができる。
(3)上述した実施例では、蓄電部90の正極に接続された導電路3の電圧を検出する構成を例示したが、電圧検出対象となる部位はこれに限定されず、様々な回路や部品の様々な部位を電圧検出対象とすることができる。
(4)上述した実施例では、共通の導電路30に分圧回路33を設けて電圧検出を行っているが、第1の分岐導電路11及び第2の分岐導電路12にそれぞれ別個に分圧回路を設け、それぞれの分圧回路で別個に電圧検出を行ってもよい。
1…電圧検出回路
3…電圧検出対象の導電路(所定導電路)
5…電圧検出部(検出部)
7…制御部
11…第1の分岐導電路
12…第2の分岐導電路
21…PチャネルMOSFET(第1スイッチ素子)
22…NチャネルMOSFET(第2スイッチ素子)
30…共通の導電路
46…電源導電路
48…基準導電路
61…第1の入力路
62…第2の入力路
90…蓄電部

Claims (4)

  1. 蓄電部に導通する所定導電路から分岐する第1の分岐導電路と、
    前記所定導電路から分岐するとともに前記第1の分岐導電路と並列に設けられる第2の分岐導電路と、
    前記第1の分岐導電路に介在するとともに第1の入力路に接続され、前記第1の入力路の電位が前記所定導電路の電位よりも低い所定の低電位状態である場合にオン動作して前記第1の分岐導電路を通電状態とし、前記所定の低電位状態が解除された場合にオフ動作して前記第1の分岐導電路を非通電状態とする第1スイッチ素子と、
    前記第2の分岐導電路に介在するとともに第2の入力路に接続され、前記第2の入力路の電位が前記所定導電路の電位よりも高い所定の高電位状態である場合にオン動作して前記第2の分岐導電路を通電状態とし、前記所定の高電位状態が解除された場合にオフ動作して前記第2の分岐導電路を非通電状態とする第2スイッチ素子と、
    前記第1の入力路及び前記第2の入力路の電位を、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子が共にオフ状態となる設定とするオフ制御と、前記第1の入力路の電位を、前記所定導電路の電位が閾値電位を超える場合に前記所定の低電位状態を生じさせる設定とする第1オン制御と、前記第2の入力路の電位を、前記所定導電路の電位が少なくとも前記閾値電位以下である場合に前記所定の高電位状態を生じさせる設定とする第2オン制御とを行う制御部と、
    前記第1の分岐導電路及び前記第2の分岐導電路の少なくともいずれかが通電状態となった場合に、前記第1の分岐導電路及び前記第2の分岐導電路の少なくともいずれかを流れる電流に基づいて前記所定導電路に印加された電圧の状態を検出する検出部と、
    を有する電圧検出回路。
  2. 前記制御部は、所定の電源電位となる電源導電路と、前記電源電位よりも低い基準電位となる基準導電路とに接続され、
    前記閾値電位は、前記電源電位よりも低く前記基準電位よりも高い電位であり、
    前記蓄電部が満充電状態のときの前記所定導電路の電位よりも前記電源電位のほうが低くなっている請求項1に記載の電圧検出回路。
  3. 前記制御部は、前記第1オン制御及び前記第2オン制御を、少なくとも所定時間において共に行い、
    前記検出部は、前記所定時間において前記第1の分岐導電路及び前記第2の分岐導電路の少なくともいずれかを流れる電流に基づき、前記所定導電路に印加された電圧の状態を検出する構成である請求項1又は請求項2に記載の電圧検出回路。
  4. 共通の導電路を有し、
    前記第1の分岐導電路において前記所定導電路と前記共通の導電路との間に前記第1スイッチ素子が介在し、前記第2の分岐導電路において前記所定導電路と前記共通の導電路との間に前記第2スイッチ素子が介在した構成で前記第1の分岐導電路及び前記第2の分岐導電路が前記共通の導電路に接続されており、
    前記検出部は、前記共通の導電路を流れる電流に基づいて前記所定導電路に印加された電圧の状態を検出する構成である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電圧検出回路。
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