JP2017035919A - 車両の荷室装置 - Google Patents

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Tomoyuki Katayama
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Abstract

【課題】専用のスペースを確保することなく、また、専用のサンシェード装置を設けることなく、サンシェードでリアウインドウガラス22の日除けを行なう。
【解決手段】荷室16の床部24は、フロアパネル26を覆うように配置された複数枚のデッキボード28、30で構成されている。1枚のデッキボード30は、デッキボード30の長さ方向の一端に、サンシェード32が巻き取られた巻取り部34を備えるサンシェード付きデッキボード35として形成されている。サンシェード付きデッキボード35のデッキボード側係合部38を荷室16のデッキボード用取り付け部36に係合させる。巻取り部34を上方向に向けたサンシェード付きデッキボード35の起立状態が形成される。サンシェード32をケース3402から引き出して巻取り部34の上方に位置させ、サンシェード側係合部3202を、荷室16の側部のフック40に係合させる。
【選択図】図4

Description

本発明は車両の荷室装置に関する。
リアウインドウガラスの日除けを行なうサンシェード装置を備える車両が提案されている(特許文献1参照)。
サンシェード装置は、車室内の後部においてアクチュエータによりケースからサンシェードを引き出し、リアウインドウガラスの前方でサンシェードを展開させ、リアウインドウガラスの日除けを行ない、不使用時にはサンシェードをケース内に収納するものである。
特開2012−148706号公報 特許第5332884号公報
このようなサンシェード装置を検討すると、リアウインドウガラスの日除けとして専用に設けられた装置であり、リアウインドウガラスの下部の近傍に、サンシェード装置専用のスペースが必要となる。
一方、荷室にデッキボートを配置するハッチバックタイプの車両やワゴン車などが提案されている(特許文献2参照)。
本発明は、荷室に用いられるデッキボードに着目して案出されたものであって、リアウインドウガラスの下部の近傍にサンシェード装置専用のスペースを確保することなく、また、リアウインドウガラスの日除け専用のサンシェード装置を設けることなく、サンシェードでリアウインドウガラスの日除けを行なえる車両の荷室装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車両の荷室装置であって、車両の荷室のフロアパネルに前記フロアパネルを覆うように設置されたデッキボードを備え、前記デッキボードは、車両の前後方向に延在する長さと、車幅方向に延在する幅とを有し、前記長さ方向の一端に、前記幅方向に沿った幅を有するサンシェードが巻き取られた巻取り部を備えるサンシェード付きデッキボードとして形成され、前記荷室に、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を係脱可能に保持するサンシェード用取り付け部が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記車両は、リアウインドウガラスを有し前記荷室を開閉するテールゲートを備え、前記荷室に、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードを、前記巻取り部を上方向にして前記フロアパネルの後端から起立させた状態で保持するデッキボード用取り付け部が設けられ、前記サンシェード用取り付け部は、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードを前記フロアパネルの後端から起立させた状態で、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を、前記巻取り部の上方に位置させ前記サンシェードを前記リアウインドウガラスの日除けとして機能させる箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記荷室に、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードを、前記巻取り部を上方向にして前記フロアパネルの後端から起立させた状態で保持するデッキボード用取り付け部が設けられ、前記サンシェード用取り付け部は、前記サンシェード付きデッキボードを前記フロアパネルの後端から起立させた状態で、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を、前記荷室の前方に位置する座席の背面に位置させ前記サンシェードをトノカバーとして機能させる箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記荷室に、前記サンシェード付きデッキボードの前記巻取り部を上方向にして前記フロアパネルの車両前後方向の中間部から起立させた状態で保持するデッキボード用取り付け部が設けられ、前記サンシェード用取り付け部は、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードを前記起立させた状態で、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を、前記巻取り部の上方に位置させ前記サンシェードを前記リアウインドウガラスの日除けとして機能させる箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記サンシェード用取り付け部は、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードの前記幅方向を車幅方向に沿わせて前記フロアパネルを覆うように設置した状態で、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を、前記フロアパネルまたは前記デッキボードに載置された荷物に前記サンシェードが被せられ、前記サンシェードを荷物押さえ用の押さえ部材として機能させる箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードは、前記フロアパネルに載置される裏面と、その反対の表面とを有し、前記巻取り部は、サンシェードを引き出し可能に収容し前記デッキボードに取着されたケースを備え、前記デッキボートの表面と、前記表面側に位置する前記ケースの箇所は同一面上に位置していることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記車両の荷室のフロアパネルに前記フロアパネルを覆うように設置されたデッキボードは、前記車両の前後方向に分割されて複数枚設けられ、前記複数枚のうちの少なくとも1枚が前記サンシェード付きデッキボードとして形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、サンシェード付きデッキボードを、荷物を載せるデッキボードとして使用すると共に、サンシェードを引き出してリアウインドウガラスの日除けを行なうサンシェード装置として使用することが可能となる。
したがって、リアウインドウガラスの下部の近傍にサンシェード装置専用のスペースを確保することなく、また、リアウインドウガラスの日除け専用のサンシェード装置を設けることなく、デッキボードを利用した簡単な構成により、サンシェードでリアウインドウガラスの日除けを行なうことが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、サンシェードでリアウインドウガラスの日除けを行なうことが可能となり、また、サンシェード付きデッキボードのデッキボードとサンシェードを、荷室に収納した荷物が荷崩れを起こしゲート開口からこぼれ落ちることを防止する仕切りとして使用することができる。
請求項3記載の発明によれば、サンシェードをトノカバーとして使用でき、また、サンシェード付きデッキボードのデッキボードとサンシェードを、荷室に収納した荷物が荷崩れを起こしゲート開口からこぼれ落ちることを防止する仕切りとして使用することができる。
請求項4記載の発明によれば、サンシェードをリアウインドウガラスの日除けとして使用することができ、サンシェード付きデッキボードのデッキボードとサンシェードを荷室の仕切りとして使用することができる。
請求項5記載の発明によれば、サンシェードを荷物押さえ用の押さえ部材として使用することができる。
請求項6記載の発明によれば、サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードの表面と巻取り部とが同一面上に位置するため、荷物を簡単に出し入れする上で有利となる。
請求項7記載の発明によれば、デッキボードが複数枚設けられている場合、それらデッキボードの少なくとも1枚をサンシェード付きデッキボードとして形成することで、本発明の上記の効果が奏される。
実施の形態の荷室装置が適用される車両の構成を示す図である。 荷室のフロアパネルがフロアボードで覆われた状態を示す斜視図である。 荷室のフロアパネルがフロアボードで覆われた状態を示す側面図である。 サンシェード付きデッキボードから引き出されたサンシェードが日除けとして機能する状態を示す側面図である。 サンシェード付きデッキボードから引き出されたサンシェードがトノカバーとして機能する状態を示す側面図である。 サンシェード付きデッキボードが仕切りとして機能する状態を示す側面図である。 サンシェード付きデッキボードが仕切りとして機能すると同時にサンシェード付きデッキボードから引き出されたサンシェードが日除けとして機能する状態を示す側面図である。 サンシェード付きデッキボードから引き出されたサンシェードが荷物押さえとして機能する状態を示す側面図である。 デッキボードのデッキボード側係合部がフロアパネルのデッキボード用取り付け部に係合した状態を示す断面図である。 サンシェード付きデッキボードからサンシェードが引き出された状態を示す斜視図である。 サンシェード付きデッキボードの第1デッキボード側係合部を示す拡大斜視図である。 サンシェード付きデッキボードの第2デッキボード側係合部を示す拡大斜視図である。 サンシェード付きデッキボードの第1デッキボード側係合部が荷室側部のデッキボード用取り付け部に係合し、第2デッキボード側係合部がフロアパネルのデッキボード用取り付け部に係合した状態を示す断面図である。 サンシェード付きデッキボードの第1、第2デッキボード側係合部がフロアパネルのデッキボード用取り付け部に係合した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、車両10は、車室12内で後部座席14の後方に設けられた荷室16を備えている。
車両10の後部には荷室16に対して荷物の出し入れを行なうゲート開口18が設けられ、ゲート開口18は跳ね上げ式のテールゲート20により開閉される。
テールゲート20の上半部にはリアウインドウガラス22が設けられている。
図2に示すように、荷室16の床部24は、鋼板製のフロアパネル26の上に、フロアパネル26を覆うように配置された複数枚のデッキボード28、30で構成されている。
フロアパネル26は、平坦部2602と、平坦部2602の中央に設けられた収納凹部2604と、収納凹部2604の車両10の前後方向の中央部の両側に設けられたサンシェード用収納凹部2606とを備えている。
収納凹部2604は、工具やスペアタイヤあるいはその他の物品を収納する箇所であり、平面視矩形を呈している。
サンシェード用収納凹部2606は、後述する巻取り部34のケース3402を収納する箇所である。
2枚のうちの1枚のデッキボード30は、デッキボード30の長さ方向の一端に、デッキボード30の幅方向に沿った幅を有するサンシェード32が巻き取られた巻取り部34を備えるサンシェード付きデッキボード35として形成されている。
したがって、サンシェード付きデッキボード35は、デッキボード30と巻取り部34とを含んで構成されている。
デッキボード28とサンシェード付きデッキボード35を構成するデッキボード30は、車両10の前後方向に延在する長さと、この長さよりも大きい寸法で車幅方向に延在する幅とを有し、車幅方向に縦長の長方形の板状を呈している。
デッキボード28、30は、軽量で剛性を有する合成樹脂製であり、その表面に不織布などの表皮材が設けられているものなど、従来公知の様々な材料が使用可能である。
図10に示すように、巻取り部34は、サンシェード付きデッキボード35を構成するデッキボード30の長辺に沿って延在するケース3402と、ケース3402に設けられたサンシェード引き出し巻き取り用の開口3404と、ケース3402の内部で支持されたサンシェード32の不図示の巻取り軸と、サンシェード32を巻き取る方向に巻取り軸を付勢する不図示の渦巻き板ばねなどからなるリターンスプリングとを備えている。
ケース3402は、図3に示すように、デッキボード30の厚さ方向の一方の面において、デッキボード30と同一面となり、デッキボード30の厚さ方向の他方の面において、他方の面から突出している。なお、デッキボード30の厚さ方向の一方の面は、デッキボード30の表面30Aであり、他方の面はデッキボード30の裏面30Bである。
サンシェード32は、リアウインドウガラス22を通して後方の視界を確保しつつ、日除け機能を発揮する例えばメッシュシートなど従来公知の様々な材料が使用可能である。
サンシェード32は、リアウインドウガラス22の幅と高さよりも大きな幅と長さで形成されている。
図10に示すように、巻取り部34から引き出されたサンシェード32の先端には、サンシェード32の幅方向に延在する軸が設けられ、この軸の両端は、サンシェード32の幅方向外方に突出したサンシェード側係合部3202として形成されている。
また、図9、図10に示すように、デッキボード28およびサンシェード付きデッキボード35を構成するデッキボード30の短辺の両端に、デッキボード用取り付け部36(図9、図13、図14参照)に係合可能なデッキボード側係合部38が設けられている。
図9に示すように、デッキボード28には、デッキボード28の裏面28Bでデッキボード28の幅方向の両端のそれぞれ2箇所にデッキボード側係合部38が設けられている。
デッキボード側係合部38は、裏面28Bから突出する軸部3802と、軸部3802の先端に設けられた球面部3804とで構成されている。なお、図中符号28Aはデッキボード28の表面を示す。
図10に示すように、サンシェード付きデッキボード35を構成するデッキボード30には、デッキボード30の幅方向の両端においてデッキボード30の厚さ方向に貫通する凹溝3002が形成されている。
巻取り部34側のデッキボード30の幅方向両端の凹溝3002は、デッキボード30の厚さ方向に貫通すると共に、デッキボード30の幅方向外側に開放状に形成されている。
巻取り部34から離れた側のデッキボード30の幅方向両端の凹溝3002は、デッキボード30の厚さ方向に貫通すると共に、デッキボード30の長さ方向外側に開放状に形成されている。
図10に示すように、デッキボード側係合部38は、巻取り部34側のデッキボード30の幅方向両端の凹溝3002に配置される第1デッキボード側係合部38Aと、巻取り部34から離れた側のデッキボード30の幅方向両端の凹溝3002に配置される第2デッキボード側係合部38Bとを備えている。
図11、図12に示すように、第1デッキボード側係合部38Aと第2デッキボード側係合部38Bは、凹溝3002の中心において揺動可能に支持された軸部3802と、軸部3802の先端に設けられた球面部3804とで構成されている。
第1デッキボード側係合部38Aは、球面部3804が軸部3802を介してデッキボード30の裏面30Bから突出した第1の状態と、球面部3804が軸部3802を介してデッキボード30の幅方向の端面から突出した第2の状態と、球面部3804が軸部3802を介してデッキボード30の表面30Aから突出した第3の状態とを選択的に形成可能である。
第2デッキボード側係合部38Bは、球面部3804が軸部3802を介してデッキボード30の裏面30Bから突出した第4の状態と、球面部3804が軸部3802を介してデッキボード30の長さ方向の端面から突出した第5の状態と、球面部3804が軸部3802を介してデッキボード30の表面30Aから突出した第6の状態とを選択的に形成可能である。
次にサンシェード付きデッキボード35の使用方法について説明する。
まず、図3を参照してデッキボード28とサンシェード付きデッキボード35を荷室16の床として使用する第1の使用態様について説明する。
この場合には、デッキボード28を車両10の前方に位置させ、図9に示すように、表面28Aを上に向け、幅方向両端のデッキボード側係合部38をフロアパネル26のデッキボード用取り付け部36に係合させる。
また、サンシェード付きデッキボード35を、巻取り部34を前に向け、図14に示すように、デッキボード30の表面30Aを上に向け、裏面30Bから突出させた幅方向両端のデッキボード側係合部38(38A、38B)をフロアパネル26のデッキボード用取り付け部36に係合させる。この状態で、巻取り部34はサンシェード32用収納凹部2606に収納され、2枚のデッキボード28、30の表面28A、30Aは同一面となる。
したがって、従来と同様にデッキボード28、サンシェード付きデッキボード35上での荷物2の収容が可能となる。
次に、図4を参照してサンシェード32をリアウインドウガラス22の日除けとして使用する第2の使用態様について説明する。
この場合には、図13に示すように、サンシェード付きデッキボード35を構成するデッキボード30の長さ方向で巻取り部34と反対に位置するデッキボード30の幅方向の両端の第2デッキボード側係合部38Bをデッキボード30の長さ方向の端面から突出させ、巻取り部34側に位置するデッキボード30の幅方向の両端の第1デッキボード側係合部38Aをデッキボード30の幅方向の端面から突出させる。
そして、巻取り部34を上方向に向け、表面30Aを後方に向け、デッキボード30の長さ方向の端面から突出させた第2デッキボード側係合部38Bを、フロアパネル26の後端のデッキボード用取り付け部36に係合させる。
また、デッキボード30の幅方向の端面から突出させた第1デッキボード側係合部38Aを、荷室16の側部のデッキボード用取り付け部36に係合させる。
これにより巻取り部34を上方向に向けたサンシェード付きデッキボード35の起立状態が形成される。
そして、サンシェード32をケース3402から引き出して巻取り部34の上方に位置させ、サンシェード側係合部3202を、荷室16の側部のフック(サンシェード用取り付け部)40に係合させる。
これにより、サンシェード32がリアウインドウガラス22の日除けとして機能する。
また、テールゲート20を開いた際に、サンシェード付きデッキボード35のデッキボード30とサンシェード32は、荷室16に収納した荷物2が荷崩れを起こしゲート開口18からこぼれ落ちることを防止する仕切りとして機能する。
次に、図5を参照してサンシェード32をトノカバーとして使用する第3の使用態様について説明する。
この場合には、第2の使用態様と同様に、荷室16の後端において、サンシェード付きデッキボード35の起立状態を形成する。
そして、サンシェード32を引き出し、後部座席14の背面の車幅両端のフック40にサンシェード側係合部3202を係合させる。
これにより、サンシェード32がフロアパネル26またはデッキボード28の上方で後部座席14から後方に延在し、フロアパネル26またはデッキボード28上に収容された荷物2を覆う状態となり、トノカバーとして機能する。
また、テールゲート20を開いた際に、第2の使用態様と同様に、サンシェード付きデッキボード35のデッキボード30とサンシェード32は、荷室16に収納した荷物2が荷崩れを起こしゲート開口18からこぼれ落ちることを防止する仕切りとして機能する。
次に、図6を参照してデッキボード30を仕切りとして使用し、同時にサンシェード32を日除けとして使用する第4の使用態様について説明する。
この場合には、第2の使用態様と同様に、フロアパネル26の車両前後方向の中間部において、サンシェード付きデッキボード35の起立状態を形成する。
サンシェード付きデッキボード35を構成するデッキボード30の長さ方向で巻取り部34と反対に位置するデッキボード30の幅方向の両端の第2デッキボード側係合部38Bをデッキボード30の長さ方向の端面から突出させ、第1の使用態様において巻取り部34側の第1デッキボード側係合部38Aを係合させたデッキボード用取り付け部36に係合させる。
また、デッキボード30の幅方向の端面から突出させた第1デッキボード側係合部38Aを、荷室16の側部のデッキボード用取り付け部36に係合させる。
このような荷室16の車両前後方向の中間部においてサンシェード付きデッキボード35の起立状態を形成することで、デッキボード30は、荷室16を車両前後方向に二分する仕切りとして機能する。
この場合も図7に示すように、サンシェード32をケース3402から引き出して巻取り部34の上方に位置させ、サンシェード側係合部3202を、荷室16の側部のフック40に係合させると、サンシェード32がリアウインドウガラス22の日除け及び荷室16を車両前後方向に二分する仕切りとして機能する。
次に、図8を参照してサンシェード32を荷物押さえとして使用する第5の使用態様について説明する。
この場合には、サンシェード付きデッキボード35を構成するデッキボード30の長さ方向で巻取り部34と反対に位置するデッキボード30の幅方向の両端の第2デッキボード側係合部38Bをデッキボード30の表面30Aから突出させ、巻取り部34側に位置するデッキボード30の幅方向の両端の第1デッキボード側係合部38Aをデッキボード30の幅方向の端面から突出させる。
そして、巻取り部34を荷室16の前端に位置させて、デッキボード30の裏面30Bを上方に向け、デッキボード30の表面30Aから突出させた第2デッキボード側係合部38Bを、フロアパネル26のデッキボード用取り付け部36に係合させる。
また、デッキボード30の幅方向の端面から突出させた第1デッキボード側係合部38Aを、荷室16の側部のデッキボード用取り付け部36に係合させる。
そして、サンシェード32をケース3402から引き出し、デッキボード28、サンシェード付きデッキボード35またはフロアパネル26に載置した荷物2をサンシェード32で覆い、サンシェード側係合部3202を、荷室16の側部のフック40に係合させる。
これにより、サンシェード32が荷物押さえとして機能する。
この場合、巻取り部34を荷室16の後端に位置させてサンシェード付きデッキボード35をフロアパネル26に配置してもよく、あるいは、巻取り部34を荷室16の車両前後方向の中間部に位置させてサンシェード付きデッキボード35をフロアパネル26に配置してもよい。
なお、デッキボード側係合部38やデッキボード用取り付け部36、サンシェード側係合部3202の構造は実施の形態に限定されず、従来公知の様々な構成が採用可能である。
10 車両
12 車室
14 後部座席
16 荷室
18 ゲート開口
20 テールゲート
22 リアウインドウガラス
24 床部
28 デッキボード
28A 表面
28B 裏面
30 デッキボード
30A 表面
30B 裏面
32 サンシェード
36 デッキボード用取り付け部
35 サンシェード付きデッキボード
40 フック(サンシェード用取り付け部)

Claims (7)

  1. 車両の荷室のフロアパネルに前記フロアパネルを覆うように設置されたデッキボードを備え、
    前記デッキボードは、車両の前後方向に延在する長さと、車幅方向に延在する幅とを有し、
    前記長さ方向の一端に、前記幅方向に沿った幅を有するサンシェードが巻き取られた巻取り部を備えるサンシェード付きデッキボードとして形成され、
    前記荷室に、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を係脱可能に保持するサンシェード用取り付け部が設けられている、
    ことを特徴とする車両の荷室装置。
  2. 前記車両は、リアウインドウガラスを有し前記荷室を開閉するテールゲートを備え、
    前記荷室に、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードを、前記巻取り部を上方向にして前記フロアパネルの後端から起立させた状態で保持するデッキボード用取り付け部が設けられ、
    前記サンシェード用取り付け部は、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードを前記フロアパネルの後端から起立させた状態で、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を、前記巻取り部の上方に位置させ前記サンシェードを前記リアウインドウガラスの日除けとして機能させる箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の荷室装置。
  3. 前記荷室に、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードを、前記巻取り部を上方向にして前記フロアパネルの後端から起立させた状態で保持するデッキボード用取り付け部が設けられ、
    前記サンシェード用取り付け部は、前記サンシェード付きデッキボードを前記フロアパネルの後端から起立させた状態で、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を、前記荷室の前方に位置する座席の背面に位置させ前記サンシェードをトノカバーとして機能させる箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の荷室装置。
  4. 前記荷室に、前記サンシェード付きデッキボードの前記巻取り部を上方向にして前記フロアパネルの車両前後方向の中間部から起立させた状態で保持するデッキボード用取り付け部が設けられ、
    前記サンシェード用取り付け部は、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードを前記起立させた状態で、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を、前記巻取り部の上方に位置させ前記サンシェードを前記リアウインドウガラスの日除けとして機能させる箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の荷室装置。
  5. 前記サンシェード用取り付け部は、前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードの前記幅方向を車幅方向に沿わせて前記フロアパネルを覆うように設置した状態で、前記巻取り部から繰り出された前記サンシェードの先端を、前記フロアパネルまたは前記デッキボードに載置された荷物に前記サンシェードが被せられ、前記サンシェードを荷物押さえ用の押さえ部材として機能させる箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の荷室装置。
  6. 前記サンシェード付きデッキボードを構成するデッキボードは、前記フロアパネルに載置される裏面と、その反対の表面とを有し、
    前記巻取り部は、サンシェードを引き出し可能に収容し前記デッキボードに取着されたケースを備え、
    前記デッキボートの表面と、前記表面側に位置する前記ケースの箇所は同一面上に位置している、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の車両の荷室装置。
  7. 前記車両の荷室のフロアパネルに前記フロアパネルを覆うように設置されたデッキボードは、前記車両の前後方向に分割されて複数枚設けられ、
    前記複数枚のうちの少なくとも1枚が前記サンシェード付きデッキボードとして形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の車両の荷室装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160214304A1 (en) * 2013-09-26 2016-07-28 Kraussmaffei Berstorff Gmbh Wearing body for receiving a twin screw for extruding meltable material

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