JP2017031796A - コンクリート養生シート - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、道路、空港舗装、広場、工場内舗装等における土木建築工事で打設されたコンクリートの養生に用いられ、コンクリート強度の増大、ひび割れ等の減少を可能にするため養生の際に、散水された水分がコンクリート表面まで容易に到達でき、さらにはその水分の耐乾燥性に優れたコンクリート養生シートを提供することを目的とする。【解決手段】非透湿性基材に開口部4を有した多孔性シート3と前記多孔性シート3のコンクリート7側に設けられた保水シート2の少なくとも2層が積層されたコンクリート養生シートであって、前記多孔性シート3の全体の面積に対する前記開口部4の面積割合が1.0〜13.0%であることを特徴とするコンクリート養生シート。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート養生シートに関し、さらに詳しくは、道路、空港舗装、広場、工場内舗装等における土木建築工事で打設されたコンクリートの養生に用いられるコンクリート養生シートに係るものである。
従来、コンクリートの工事においては、打設後に硬化が続行する期間中に水分が不足すると表面にヒビ割れが生じるなどの欠陥が現れることから、打設後の一定期間、筵(藁やイグサなどの草で編んだ敷物)や特許文献1のような網状の不織布シート等の養生シートによりコンクリートの表面を覆い、散水して水分の散逸が防がれていた。しかしながら、気温の高い夏季での養生では、上記養生シートではシート内に保持されている水分が外気と直接接触しているため、簡単に蒸発してしまいコンクリート表面の乾燥、収縮が生じ、養生不十分でコンクリートの強度が低下する問題が生じることがあった。そのため、コンクリート表面の湿潤状態を維持するためには、養生期間中に何度も散水を行う必要があり、手間及び費用がかけられてきた。
近年では、このような問題を受け、より効率良くコンクリート表面の湿潤状態を長期間維持できるようなコンクリート養生シートの開発が進められていた。
例えば、特許文献2には、断熱部材の周囲を被包する防水シート部材と、湿潤用マットとを積層されたコンクリート養生用マットが開示されている。防水シートを用いることでマット内の水分が蒸発されず、湿潤状態を維持することができる。しかしながら、夏季の猛暑日が長期間継続するような異常気象や、施工の際にマット同士の重なり合わせる部分で生じる隙間の影響等でコンクリート表面が乾燥してしまうと、その後、散水養生したとしても防水シートが水を遮ってしまいコンクリート表面の湿潤状態を維持することが困難となるおそれがあった。
特開平8−120927号公報 特開平6−129095号公報
本発明は、前述の問題を解決するものであり、道路、空港舗装、広場、工場内舗装等における土木建築工事で打設されたコンクリートの養生に用いられ、コンクリート強度の増大、ひび割れ等の減少を可能にするため養生の際に、散水された水分がコンクリート表面まで容易に到達でき、さらにはその水分の耐乾燥性に優れたコンクリート養生シートを提供することを目的とする。
本発明は、目的を達成するために鋭意検討した結果なされたもので、多孔性シートの全体の面積に対する開口部の面積割合を特定し、保水シートと積層することによって、コンクリート養生シートの透水性、耐乾燥性を兼ね揃えることを見出した。
すなわち、本発明は、非透湿性基材に開口部を有した多孔性シートと前記多孔性シートのコンクリート側に設けられた保水シートの少なくとも2層が積層されたコンクリート養生シートであって、前記多孔性シートの全体の面積に対する前記開口部の面積割合が1.0〜13.0%であることを特徴とするコンクリート養生シートである。
前記保水シート及び前記多孔性シートとの間に接着樹脂が部分的に存在し、前記開口部の面積に対する前記開口部内に存在する前記接着樹脂の面積割合が50%以下であることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート養生シート。
前記開口部は、1つの前記開口部の面積は0.15〜13mmであることが好ましい。
前記多孔性シートの幅方向の端部から25cmの帯状領域における前記開口部の面積割合が、それ以外の領域である前記多孔性シートの幅方向の中央部の帯状領域における前記開口部の面積割合よりも低いことが好ましい。
前記多孔性シートの幅方向の中央部の帯状領域における前記開口部の面積割合が3.0〜20.0%であることが好ましい。
本発明のコンクリート養生シートは、道路、空港舗装、広場、工場内舗装等における土木建築工事で打設されたコンクリートの養生に用いられ、コンクリート強度の増大、ひび割れ等の減少を可能にするため、養生の際に、散水された水分がコンクリート表面まで容易に到達でき、さらには耐乾燥性に優れた効果を奏する。
本発明の実施形態の一例であるコンクリート養生シートを示す断面模式図である。 本発明に実施形態の一例である開口部の配置位置の説明図である。 他の実施形態を示す断面模式図である。 他の実施形態を示す断面模式図である。
本発明のコンクリート養生シート1は、図1に示すように非透湿性基材に開口部4を有した多孔性シート3と前記多孔性シートのコンクリート7側に設けられた保水シート2の少なくとも2層が積層されたコンクリート養生シートであって、前記多孔性シートの全体の面積に対する前記開口部の面積割合が1〜13%である。尚、本明細書で用いる「非透湿性」とは、湿気(水分)の透過を妨げる性質のことを示し、「非透湿性基材」とは、透湿度が1500g/m・24h以下のものをいう。
本発明のコンクリート養生シート1は、保水シート2内に保持される水分の蒸発を抑える(耐乾燥性)ため、多孔性シート3の全体の面積に対する前記開口部の面積割合(開口率とも称する)を小さくすると、散水された水分のコンクリート表面までの浸透(透水性)が不充分となるおそれがあること、また一方で、透水性を良好にするため開口率を大きくすると耐乾燥性が損なわれることから、開口率を制御することで、耐乾燥性及びそれと相反する透水性の両方を可能とする。
多孔性シート3の開口率は、1.0〜13.0%であることが肝要であり、より好ましくは2.0〜9.0%である。1.0%以上であれば、養生の際に散水した水分が、水溜り等を作ることなく、効率的にシート内へ浸入でき、優れた透水性を発揮する。また、13.0%以下であれば、保水シートと外気との接触面積が少なくなり、優れた耐乾燥性を発揮できる。
多孔性シート3は前述した開口率を満たしていれば、特に限定されず、有孔フィルム、ワリフ(登録商標)シート、クロスシート等が挙げられ、なかでも、開口率の制御が容易であり、生産性の良好な有孔フィルムが好ましく用いられる。
多孔性シート3に有孔フィルムを用いる場合、有孔フィルムは、非透湿性フィルムに有孔加工を施すことにより開口部4を有していることが好ましい。有孔加工としては、従来公知の種々の方法を採用することができ、特に限定されるものではない。例えば、熱針式、打抜き式等が挙げられ、なかでも、生産性の観点から熱針式が好ましく用いられる。
多孔性シート3の素材としては、例えばエチレン、プロピレン、ブテン等の単独重合体または共重合体等のポリオレフィン系樹脂、環状ポリオレフィン等の非結晶ポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン2,6−ナフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン12、共重合ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体等のポリビニルアルコール系樹脂、ポリウレタン、ポリウレタンウレア、アミン−ウレタン共重合体等のポリウレタン系樹脂の中から1種もしくは2種以上を用いることができる。なかでも、経済性や生産性の観点からオレフィン系が好ましい。さらに好ましくは耐久性の観点でポリプロピレンが好ましい。
また、多孔性シート3は、遮熱性、保温性の観点から金属粒子が含有されることが好ましい。金属粒子が多孔性シート3に含有されることで、日射熱を遮断でき、コンクリートの表面が高温となることをより確実に防ぐことができ、水分の蒸発を抑え、耐乾燥性が向上する。また、打設されたコンクリートから放出される赤外線を内側で反射させ、シート内の温度が好適な状態で維持することができる。また、金属粒子が外部と接触して外界からの物理的な力を受けることはなく、優れた耐アルカリ性が得られる。さらには、多孔性シート内部に含有させ表面に露出する金属粒子を抑えることで、良好な防眩性も得ることが可能となる。
金属粒子としては、赤外線反射効果のある金属粒子であれば、特に限定されるものではない。例えば、アルミニウム、ニッケル、ステンレス、クロム、銀、錫、チタン、鉄、亜鉛、銅、珪素、マグネシウム等、並びに、これらからなる各種の合金が用いられ、その目的と用途に応じて1種または2種以上を適宜選択すればよい。なかでも、赤外線反射性、経済性の観点でアルミニウムが好適に用いられる。なお、合金としては、例えば、マグネシウム−アルミニウム合金、黄銅(真鍮)、アルミニウム−錫合金等が挙げられる。
金属粒子の添加量としては、多孔性シート3が100重量部に対し、1〜30重量部であることが好ましい。1重量部以上であれば、充分な赤外線における反射性が得られ、保温性が向上する。また、30重量部以下であれば、生産性が向上し、コスト面で優位となる。
多孔性シート3は、本発明の目的を阻害しない範囲内であれば、用途に応じて酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、耐侯剤、滑剤、顔料、充填剤、その他の添加剤を含有させることができる。その目的と用途に応じて1種または2種以上を適宜選択すればよい。
開口部4は、一つの開口部4の面積が、0.10〜13mmが好ましく、より好ましくは0.20〜7.0mmである。0.10mm以上であれば、充分な透水性が得られ、散水した水分が開口部4を通り保水シートまで浸透できる。また、13mm以下であれば、保水シートと外気との直接接触を抑えられ、耐乾燥性が向上する。
また、開口部4の配置位置としては、特に限定されるものではなく、例えば、格子状、千鳥状、ランダム状などが挙げられる。なかでも、生産性、透水性の観点から規則的に配置された格子状、千鳥状が好適に用いられる。
隣り合う開口部4の間隔が、2.0〜25.0mmであることが好ましく、より好ましくは2.0〜22.0mmであり、更に好ましくは4.0〜20.0である。2.0mm以上であれば、隣り合う開口部の間の基材の強度が得られ、裂け、破れを軽減できる。また、開口数が少なくなり保水シートと外気との直接接触を抑えられ、耐乾燥性が向上する。また、25.0mm以下であれば、充分な透水性が得られ、散水した水分が開口部4を通り保水シート2まで浸透できる。
また、効率良く保水シート2まで水分を浸透させ、かつ、耐乾燥性を向上させるため、多孔性シート3の幅方向の端部から25cmの帯状領域における開口部の面積割合が、それ以外の領域である多孔性シート3の幅方向の中央部の帯状領域(以下、中央部領域とも称する)における開口部の面積割合よりも低いことが好ましい。
多孔性シート3の幅方向の端部の帯状領域は、散水養生の際、水分が端部から保水シート2まで浸透することができるため、例えば図2に示すように多孔性シートの端部に開口部4の開口率が疎となるように設けることで、シート全体に係る開口率が小さくなり耐乾燥性が向上する。
多孔性シートの中央部領域の開口部の面積割合が3.0〜20.0%であることが好ましい。この範囲であれば、充分な透水性が得られ、効率良く保水シート2まで水分を浸透させることができる。
開口部4の形状としては、各開口の形状は、円形、楕円形、四角形、六角形、任意の多角形状等、任意の形状でよく特に制限されない。
図3に示すように、保水シート2及び多孔性シート3との間には接着樹脂5が部分的に存在し、開口部4の面積に対する開口部4内に存在する接着樹脂5の面積割合が50%以下であることが好ましい。50%以下であれば、開口部4から浸入してきた水分を遮ることなく、保水シートまで透過でき、優れた透水性を発揮できる。尚、上記接着樹脂5の面積割合は、シートの全幅方向×長手方向50cm内の開口部4をランダムに20箇所を選択し、開口部4内に存在する接着樹脂5の面積割合を測定し、平均値を求めた。
接着樹脂5の素材としては、特に限定されるものではなく、例えばポリオレフィン系、ポリエステル系、アクリル系、ウレタン系、イソシアネート系、イミン系、ポリブタジエン系等の1種または2種以上の混合材料が挙げられる。
多孔性シート3は、少なくとも片面に、遮熱性、保温性の観点から金属層6を積層することが好ましい(図4を参照)。金属層6を設けることで、日射熱を遮断でき、コンクリートの表面が高温となることをより確実に防ぐことができ、水分の蒸発を抑え、耐乾燥性が向上する。また、打設されたコンクリートから放出される赤外線を内側で反射させ、シート内の温度が好適な状態で維持することができる。なお、図4では、多孔性シート3の接着樹脂5側の面に金属層6を積層する例を示している。
金属層6で用いられる金属としては、赤外線反射金属であるアルミニウム、ニッケル、ステンレス、クロム、銀、錫、チタン、鉄、亜鉛、銅、珪素、マグネシウム等、並びに、これらからなる各種の合金が用いられるが、なかでも赤外線反射性、経済性の観点からアルミニウムを主成分とする印刷層が好ましい。なお、合金としては、例えば、マグネシウム−アルミニウム合金、黄銅(真鍮)、アルミニウム−錫合金等が挙げられる。
金属層6の積層方法としては、従来公知の種々の方法を採用することができ、特に限定されるものではない。例えば、グラビアコーティング等の金属印刷、金属蒸着等が挙げられ、なかでも、アルカリ耐久性、コストの点で金属印刷が好ましい。
金属層6の積層方法が金属印刷の場合、乾燥後の塗布量が0.5〜15.0g/mであることが好ましく、より好ましくは1.0〜5.0g/mである。0.5g/m以上では、充分な赤外線における反射性が得られ、保温性が向上する。また、15.0g/m以下であれば、生産性が向上し、コスト面で優位となる。
保水シート2としては、不織布、織布や、これを基材シートとして吸水樹脂を固定したもの、又は繊維に一体化したものを用いることができる。なかでも保水性、生産性の観点から不織布を好適に用いることができる。
保水シート2として不織布を用いる場合、不織布の種類としては特に限定されず、スパンボンド法によって形成された不織布(スパンボンド不織布)、メルトブロー法によって形成された不織布(メルトブロー不織布)、水流交絡法によって形成された不織布(スパンレース不織布)、ニードルパンチ法によって形成された不織布(ニードルパンチ不織布)、熱融着法によって形成された不織布(サーマルボンド不織布)、溶剤接着法によって形成された不織布(ケミカルボンド不織布)、カード法によって形成された不織布等が挙げられる。なかでも、保水性、強度の観点から、ニードルパンチ不織布が好適に用いられる。
また、不織布の構成する層数は特に限定するものではなく、単層であっても2層以上の多層構造であってもよく、スパンボンド不織布−メルトブロー不織布−スパンボンド不織布の3層構造、スパンボンド不織布−ニードルパンチ不織布の2層構造等が挙げられる。また、保水性の良好なメルトブロー不織布又/及びニードルパンチ不織布の層を備え、コンクリートに直接接する層には、スパンボンド不織布であることが好ましく、このような構成であれば、養生後にシートを剥がす際に、毛羽等の発生を軽減でき、繰り返しの使用が可能となる。なかでも、多孔性シート3との密着性及び保水性の観点からスパンボンド不織布−メルトブロー不織布−スパンボンド不織布の3層構造が好ましい。
コンクリート養生シートを繰り返し使用する場合には、養生後の剥離の際に毛羽の発生を軽減でき、かつ、保水性も良好な、スパンボンド不織布−メルトブロー不織布−スパンボンド不織布の3層構造が好ましく用いられる。
不織布の素材としては、特に限定するものではなく、例えばエチレン、プロピレン、ブテン等の単独重合体または共重合体等のポリオレフィン系繊維、環状ポリオレフィン等の非結晶ポリオレフィン系繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン2,6−ナフタレート等のポリエステル系繊維、ナイロン6、ナイロン12、共重合ナイロン等のポリアミド系繊維、ポリビニルアルコール繊維、エチレン−ビニルアルコール共重合体等のポリビニルアルコール系繊維、ポリウレタン、ポリウレタンウレア、アミン−ウレタン共重合体等のポリウレタン系繊維の中から1種もしくは2種以上を用いることができる。なかでも、耐久性の観点からポリエステル系繊維が好ましい。
不織布の目付は、50〜300g/mであることが好ましく、50g/m以上であれば、繊維間の空隙に十分な水分を保持できるため、保水性が向上する。また、300g/m以下であれば、生産性が向上し、コスト面で優位となる。
不織布の厚みは0.50〜5.0mmであることが好ましく、より好ましくは1.0〜4.0mmである。0.50mm以上であれば、湿潤状態を保つために十分な保水量を維持できる。また5.0mm以下であれば生産性が向上し、コスト面で優位になる。
本発明のコンクリート養生シートの引張強度は50N/5cm以上であることが好ましく、より好ましくは150N/5cm以上である。50N/5cm以上であれば、施工時の耐破れに十分な強度が確保できる。
本発明のコンクリート養生シートの引裂強度は5N以上であることが好ましく、より好ましくは10N以上である。引裂強度が5N以上であれば、施工時の物理的応力による破れ等の発生を軽減できる。
保水シート2の少なくとも片面又は内部に界面活性剤、浸透剤、吸水剤等を付与することもでき、表面に付着して水分を効率良くシート内へ導くことができ、透水性が向上する。
本発明のコンクリート養生シート1の飽和保水量は、500g/m以上であることが好ましく、より好ましくは1000g/mである。500g/m以上であれば、長期の湿潤状態を維持するために十分な水分量を保持できるため、耐乾燥性が向上する。
本発明のコンクリート養生シート1の製造方法としては、多孔シート3を作成した後、保水シート2を積層する方法や、非透湿性フィルムに保水シート2を積層した後、開口部4を設ける方法が挙げられる。
前者の場合、たとえば非透湿性フィルム(及び必要に応じ金属層6)に有孔加工等を施し開口部4を有する多孔性シート3を作成した後、保水シート2を積層する。積層方法としては、スプレーラミネート、スジ状Tダイラミネート等のような部分的に接着樹脂5を塗布する方法や、超音波溶着、熱ラミネート等の方法が挙げられるが、なかでも生産性、透水性の観点から、スプレーラミネートが好適に採用される。
また、後者の場合、非透湿性フィルム(及び必要に応じ金属層6)に保水シート等を全て積層した後、有孔加工等により開口部を設ける。この際の積層方法としては、Tダイラミネート、ドライラミネートのような接着樹脂5を全面に塗布する方法や、超音波溶着、熱ラミネート等の方法が挙げられ、なかでも、接着強度、生産性の観点からTダイラミネートが好適に採用される。尚、開口部4を設ける際は、全層を貫通させてもよいし、保水シート2まで貫通させず、非透湿性フィルムまたは接着樹脂5まで貫通させるよう調整しても良い。なかでも、生産性の観点から、全層を貫通させるように有孔加工を行うことが好ましい。
以下、本発明について実施例を挙げて説明するが、本発明は必ずしもその実施例に限定されるものではない。
本発明のコンクリート養生シート(実施例1〜16)、及び本発明の範囲外となるコンクリート養生シート(比較例1〜2)について、各種測定及び評価を行った。測定項目及び評価基準は、以下のとおりである。また、各コンクリート養生シートの幅方向の長さが100cmであった。
<測定方法>
1.開口部面積[mm
走査型電子顕微鏡(SEM)により倍率を×100で開口部を観察し、任意で選ばれた20箇所の開口部の面積を測定し、平均値を求めた。
2.開口部の面積割合(開口率)[%]
ランダムに選んだ10箇所において、幅方向1m×長手方向1mに存在する開口部の面積の合計を測定し、幅方向1m×長手方向1mに対する開口部の面積割合を算出し、平均値を求めた。
3.接着樹脂の面積割合[%]
走査型電子顕微鏡(SEM)により倍率を×100で開口部を観察し、シートの全幅方向×長手方向50cm内の開口部4をランダムに選んだ20箇に対して、開口部4内に存在する接着樹脂5が占める面積割合を算出し、平均値を求めた。
4.目付[g/m
JIS L1096.8.3(単位面積当たりの質量)に準じて測定を行った。
5.厚み[mm]
JIS L1096.8.4(厚さ)に準じて測定を行った。
6.引張強度[N/5cm]
経方向、緯方向のそれぞれに対し、JIS L 1096 8.12.1 A法(一般織物の試験方法)に準じて測定した。
7.引裂強度[N]
経方向、緯方向のそれぞれに対し、JIS L1096 8.15.1 A法(シングルタング法)に準じて測定した。
8.飽和保水量[g/m
10cmの各シートを水槽に5分間浸漬し、その後水槽から金網により試料を水平の状態のまま取り出し、30秒静置させて重量の測定を行い下記計算式により算出した。
[式]
飽和保水量[g/m]=浸漬処理後のシート質量[g/m]−浸漬処理前のシート質量[g/m
<性能評価方法>
1.透水性
直径48mmのアクリルパイプの間に各シートの多孔性シート側を上に向けて挟み込み、上部から18.09mLの精製水を流し込み、シートを通過し、下部へ水が落ちきるまでの時間を測定した。尚、下記実施例12に関しては中央部領域の開口部を有する部分において測定を行った。
(評価基準)
○:50秒以下
△:50秒超える、300秒以下
×:300秒超える
2.耐乾燥性
各シート10cm×10cmの保水シート面に精製水5mLを滴下させ、その後、保水シート面を下にした状態でガラスシャーレ上に静置した。尚、各試験体側面からの水分の蒸発を防ぐために各試験体側面を防水テープで囲なった。夏場の日射を想定してレフランプ(100V、500W)を各試験体表面50cmの高さより照射を行い、1時間後の保水率を下記計算式により算出した。尚、下記実施例12に関しては中央部領域の開口部を有する部分において測定を行った。
[式]
保水率[%]=(精製水の滴下1時間後のシート重量[g]−精製水の滴下前のシート重量[g])/(精製水の滴下直後のシート重量[g]−精製水の滴下前のシート重量[g])×100
(評価基準)
○:1時間後の保水率が60%以上
△:1時間後の保水率が40%以上
×:1時間後の保水率が20%以上
3.保温性評価
直径18cm、高さ20cmのスチール缶に60℃の熱湯を4L入れ、これをスチール缶に合わせた袋状にした各シートで包装し、22℃×65%RHの環境下で静置した。
このとき、水温が35℃に達するまでの時間を測定し、下記基準にて保温性を判断した。
○:10時間以上
△:6時間以上10時間未満
×:6時間未満
〔実施例1〕
二軸延伸ポリプロピレンフィルムに熱針式有孔加工[開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:0.79mm、開口部間隔:2.4mm]により、開口率が7.0%の多孔性シートを得た。次いで、多孔性シートと保水シート[ポリエステルニードルパンチ不織布(東洋紡株式会社製 Y200−CFR)、目付150g/m、厚み1.5mm]の間に部分的に接着樹脂(旭化学合成株式会社製 アサヒメルトK1217)を設けて一体化させコンクリート養生シートを得た。尚、接着樹脂の付与方法としてはスプレー法を用い、開口部の面積に対する開口部内に存在する接着樹脂の面積の割合が30%であった。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例2〕
保水シートを[ポリエステルスパンボンド不織布、ポリエステルメルトブロー不織布、ポリエステルスパンボンド不織布を順に積層したSMS不織布(東洋紡株式会社製)、目付150g/m、厚み0.65mm]に変更する以外は実施例1と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例3〕
フィルム成形樹脂基材100重量部に対してアルミニウム粒子3.0重量部を含有させた二軸延伸ポリプロピレンフィルムに熱針式有孔加工[開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:0.79mm、開口部間隔:2.4mm]により、開口率が7.0%の多孔性シートを得た。次いで、多孔性シートと保水シート[ポリエステルニードルパンチ不織布(東洋紡株式会社製 Y200−CFR)、目付150g/m、厚み1.5mm]の間に部分的に接着樹脂(旭化学合成株式会社製 アサヒメルトK1217)を設けて一体化させコンクリート養生シートを得た。尚、接着樹脂の付与方法としてはスプレー法を用い、開口部の面積に対する開口部内に存在する接着樹脂の面積の割合が30%であった。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例4〕
フィルム成形樹脂基材100重量部に対してアルミニウム粒子12.0重量部を含有させた二軸延伸ポリプロピレンフィルムに代えて用いる以外は実施例3と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例5〕
保水シートを[ポリエステルスパンボンド不織布、ポリエステルメルトブロー不織布、ポリエステルスパンボンド不織布を順に積層したSMS不織布(東洋紡株式会社製)、目付150g/m、厚み0.65mm]に変更する以外は実施例4と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例6〕
二軸延伸ポリプロピレンフィルムにアルミニウム印刷層を乾燥後の塗布量3.0g/mとなるようにグラビアコーティング法により付与し、さらに上記フィルムに熱針式有孔加工[開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:0.79mm、開口部間隔:2.4mm]により、開口率が7.0%の多孔性シートを得た。次いで、多孔性シートと保水シート[ポリエステルニードルパンチ不織布(東洋紡株式会社製 Y200−CFR)、目付150g/m、厚み1.5mm]の間に部分的に接着樹脂(旭化学合成株式会社製 アサヒメルトK1217)を設けて一体化させコンクリート養生シートを得た。尚、接着樹脂の付与方法としてはスプレー法を用い、開口部の面積に対する開口部内に存在する接着樹脂の面積の割合が30%であった。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例7〕
二軸延伸ポリプロピレンフィルムに対する熱針式有孔加工が[開口部面積:13mm、開口部間隔:12.8mm]により、開口率が11.5%となった以外は実施例6と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例8〕
開口部の面積に対する開口部内に存在する接着樹脂の面積の割合を48%とした以外は実施例6と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例9〕
保水シートを[ポリエステルスパンボンド不織布、ポリエステルメルトブロー不織布、ポリエステルスパンボンド不織布を順に積層したSMS不織布(東洋紡株式会社製)、目付50g/m、厚み0.30mm]と変更する以外は実施例6と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例10〕
二軸延伸ポリプロピレンフィルムにアルミニウム印刷層を乾燥後の塗布量3.0g/mとなるようにグラビアコーティング法により付与し、さらに前記フィルムと保水シート[ポリエステルニードルパンチ不織布(東洋紡株式会社製 Y200−CFR)、目付150g/m、厚み1.5mm]の間に接着樹脂としてポリエチレン樹脂(東ソー株式会社製、ペロトセン212)を押出ラミネート法によって押出、冷却して形成し一体化させた。その後、フィルム側からに熱針式有孔加工[開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:0.20mm、開口部間隔:2.5mm]により開口率が2.5%のコンクリート養生シートを得た。尚、熱針式有孔加工は保水シートまで貫通させず、接着樹脂まで貫通させるよう調整を行った。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例11〕
フィルム成形樹脂基材100重量部に対してアルミニウム粒子3.0重量部を含有させたポリエチレンフィルムと保水シート[ポリプロピレンスパンボンド不織布、ポリエステルメルトブロー不織布、ポリプロピレンスパンボンド不織布を順に積層したSMS不織布(東洋紡株式会社製)、目付150g/m、厚み0.65mm]の間に接着樹脂としてポリエチレン樹脂(東ソー株式会社製、ペロトセン212)を押出ラミネート法によって押出、冷却して形成し一体化させた。その後、前記フィルム側から熱針式有孔加工[開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:7.07mm、開口部間隔:20.0mm]により開口率が3.5%のコンクリート養生シートを得た。熱針式有孔加工は全層を貫通させるように調整を行った。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例12〕
熱針式有孔加工の開口部面積および開口部間隔を[開口部面積:12.57mm、開口部間隔:12.8mm]に変更し、開口率を11.5%とした以外は実施例11と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例13〕
二軸延伸ポリプロピレンフィルムにアルミニウム印刷層を固形分の塗布量3.0g/mとなるようにグラビアコーティング法により付与し、さらに上記フィルムに熱針式有孔加工[開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:0.20mm、開口部間隔:2.5mm]により、開口率:2.5%の多孔性シートを得た。次いで、多孔性シートと保水シート[ポリエステルニードルパンチ不織布(東洋紡株式会社製 Y200−CFR)、目付150g/m、厚み1.5mm]とをヒートローラーにより融着させコンクリート養生シートを得た。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例14〕
二軸延伸ポリプロピレンフィルムに熱針式有孔加工[幅方向の中央部50cmの帯状領域に形成の開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:0.79mm、開口部間隔:2.4mm、中央部領域の開口部の面積割合:4.0%][幅方向の端部から25cmの帯状領域は開口部なし]により全体の開口率が2.0%になった以外が実施例6と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。なお、中央部領域の開口部の面積割合は、ランダムに選んだ10箇所において、中央部領域×長手方向1mに存在する開口部の面積の合計を測定し、中央部領域×長手方向1mに対する開口部の面積割合を算出し、求めた平均値とした。
〔実施例15〕
フィルム成形樹脂基材100重量部に対してアルミニウム粒子3.0重量部を含有させたポリエチレンフィルムに熱針式有孔加工[開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:0.79mm、開口部間隔:2.4mm]により開口率が3.5%の多孔性シートを得た。次いで、多孔性シートと保水シート[ポリプロピレンスパンボンド不織布、ポリエステルメルトブロー不織布、ポリプロピレンスパンボンド不織布を順に積層したSMS不織布(東洋紡株式会社製)、目付150g/m、厚み0.65mm]とを超音波ラミネートにより融着させコンクリート養生シートを得た。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔実施例16〕
フィルム成形樹脂基材100重量部に対してアルミニウム粒子3.0重量部を含有させた二軸延伸ポリプロピレンフィルムに熱針式有孔加工[開口パターン:千鳥型、開口形状:ドット、開口部面積:0.79mm、開口部間隔:2.4mm]により、開口率が3.5%の多孔性シートを得た。次いで、多孔性シートと保水シート[ポリエステルスパンボンド不織布、ポリエステルメルトブロー不織布、ポリエステルスパンボンド不織布を順に積層したSMS不織布(東洋紡株式会社製)、目付150g/m、厚み0.65mm]の間に部分的に接着樹脂としてポリエチレン樹脂(東ソー株式会社製、ペロトセン212)を設けて一体化させコンクリート養生シートを得た。尚、接着樹脂の付与方法としては押出スジラミネート法を用い、開口部の面積に対する開口部内に存在する接着樹脂の面積の割合が20%であった。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔比較例1〕
二軸延伸ポリプロピレンフィルムに対する熱針式有孔加工が[開口部面積:0.64mm、開口部間隔:1.3mm]により、開口率が20.4%となった以外は実施例6と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
〔比較例2〕
二軸延伸ポリプロピレンフィルムに対する熱針式有孔加工が[開口部面積:0.57mm、開口部間隔:10.0mm]により、開口率が0.5%となった以外は実施例6と同様に作製した。尚、本実施例における測定及び評価は上記内容に基づき行い、その表1に示した。
表1に示すように、実施例1〜16に係るコンクリート養生シートは、いずれも多孔性シートの全体の面積に対する開口部の面積割合が1.0〜13.0%である。この結果、保水せれた水分の耐乾燥性、及び、散水養生で撒かれた水分の透水性について、優れた若しくは良好なコンクリート養生シートになった。
これに対して、比較例1又は2に係るコンクリート養生シートは多孔性シートの全体の面積に対する開口部の面積割合が1.0〜13.0%である条件を満たしておらず、耐乾燥性又は透水性に対して不良なコンクリート養生シートになった。
本発明は、様々な実施形態が可能とされるものである。また、上述した実施形態及び実施例は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
1 コンクリート養生シート
2 保水シート
3 多孔性シート
4 開口部
5 接着樹脂
6 金属層
7 コンクリート

Claims (5)

  1. 非透湿性基材に開口部を有した多孔性シートと前記多孔性シートのコンクリート側に設けられた保水シートの少なくとも2層が積層されたコンクリート養生シートであって、前記多孔性シートの全体の面積に対する前記開口部の面積割合が1.0〜13.0%であることを特徴とするコンクリート養生シート。
  2. 前記保水シート及び前記多孔性シートとの間に接着樹脂が部分的に存在し、前記開口部の面積に対する前記開口部内に存在する前記接着樹脂の面積割合が50%以下であることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート養生シート。
  3. 前記開口部は、1つの前記開口部の面積は0.15〜13mmであることを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリート養生シート。
  4. 前記多孔性シートの幅方向の端部から25cmの帯状領域における前記開口部の面積割合が、それ以外の領域である前記多孔性シートの幅方向の中央部の帯状領域における前記開口部の面積割合よりも低いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリート養生シート。
  5. 前記多孔性シートの幅方向の中央部の帯状領域における前記開口部の面積割合が3.0〜20.0%であることを特徴とする請求項4に記載のコンクリート養生シート。
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