JP2017028826A - 充電装置 - Google Patents

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安藤 敦久
Atsuhisa Ando
敦久 安藤
佳則 相川
Yoshinori Aikawa
佳則 相川
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Abstract

【課題】車両に搭載される電池を充電するための電力を、商用電源から充電ケーブルを介してその車両へ供給する充電装置において、充電ケーブルが車両に接続されているか否かの判断を精度良く行う。
【解決手段】商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように母線L1に接続され、商用電源Pの出力電圧よりも振幅値が小さく、かつ、周波数が高い矩形波Si1を母線L1へ出力する発振回路2と、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように母線L2に接続され、矩形波Si1に対応する信号を母線L2から検出すると、充電ケーブルCaが車両に接続されていると判定する判定部3とを備えて充電装置1を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される電池を充電するための電力を、商用電源から充電ケーブルを介してその車両へ供給する充電装置に関する。
充電装置に有する機能の一つとして、充電ケーブルが車両に接続されているか否かを判定する機能がある。このような判定機能の一例として、商用電源と充電ケーブルとをつなぐ母線(電力線)に商用電源の出力電圧をトランスを介して印加し、その母線から検出される電圧の振幅値が閾値よりも小さいとき、充電ケーブルが車両に接続されていると判定するものがある。この判定機能は、車両へ供給される電力に含まれるノイズを除去するために車両側に設けられるコンデンサのインピーダンスによって、充電ケーブルが車両に接続されているときに母線から検出される電圧の振幅値が、充電ケーブルが車両に接続されていないときに母線から検出される電圧の振幅値よりも小さくなることを利用している。例えば、特許文献1参照。
特開2013−150465号公報
しかしながら、上記判定機能では、商用電源の出力電圧とほぼ同じ周波数(例えば、50Hz)の電圧を母線に印加しているため、車両側のコンデンサのインピーダンス(例えば、1kΩ)が、人体のインピーダンス(例えば、500Ω〜5kΩ)と同じような値になり、人体が充電ケーブルに接触しているときに母線から検出される電圧の振幅値が、充電ケーブルが車両に接続されているときに母線から検出される電圧の振幅値と近い値になってしまう可能性がある。そのため、車両の代わりに人体が充電ケーブルに接触されているにもかかわらず、母線から検出される電圧が閾値よりも小さくなり、充電ケーブルが車両に接続されていると誤判定してしまうおそれがある。
本発明の一側面に係る目的は、車両に搭載される電池を充電するための電力を、商用電源から充電ケーブルを介してその車両へ供給する充電装置において、充電ケーブルが車両に接続されているか否かの判定を精度良く行うことである。
本発明に係る一つの形態である充電装置は、車両に搭載される電池を充電するための電力を、商用電源から充電ケーブルを介して前記車両へ供給する充電装置であって、発振回路と、判定部とを備える。
前記発振回路は、前記商用電源の出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように前記商用電源と前記充電ケーブルとをつなぐ2本の母線のうちの一方の母線に接続され、前記商用電源の出力電圧よりも振幅値が小さく、かつ、周波数が高い第1の信号を前記一方の母線へ出力する。
前記判定部は、前記商用電源の出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように前記2本の母線のうちの他方の母線に接続され、前記第1の信号に対応する第2の信号を前記他方の母線から検出すると、前記充電ケーブルが前記車両に接続されていると判定する。
本発明は、車両に搭載される電池を充電するための電力を、商用電源から充電ケーブルを介してその車両へ供給する充電装置において、充電ケーブルが車両に接続されているか否かの判断を精度良く行うことができる。
実施形態の充電装置の一例を示す図である。 監視部の動作の一例を示すフローチャートである。 制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態の充電装置の変形例(その1)を示す図である。 実施形態の充電装置の変形例(その2)を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、実施形態の充電装置の一例を示す図である。
図1に示す充電装置1(充電スタンド)は、専用充電施設や、コンビニエンスストア・スーパーなどの公共駐車場、一般家庭の駐車場などに設置され、商用電源Pから供給される電力を車載電池Bの充電用電力として1以上の車両(例えば、電動フォークリフト、電気自動車、またはプラグインハイブリッド車)に供給する。
また、充電装置1は、母線(電力線)L1、母線(電力線)L2と、スイッチSW11と、スイッチSW12と、充電ケーブルCaと、スイッチSW21(第1のスイッチ)と、スイッチSW22(第2のスイッチ)と、コンデンサC1(第1のコンデンサ)と、コンデンサC2(第2のコンデンサ)と、発振回路2と、判定部3と、CPLT(Control PiLoT)信号監視部4と、認証処理部5と、制御部6とを備える。
母線L1の一方端はスイッチSW11を介して商用電源Pの一方の出力端子に接続され、母線L1の他方端は充電ケーブルCaに接続されている。また、母線L2の一方端はスイッチSW12を介して商用電源Pの他方の出力端子に接続され、母線L2の他方端は充電ケーブルCaに接続されている。充電ケーブルCaが車両(車両側のコネクタCn)に接続されると、商用電源Pと車両側の車載充電器7とがスイッチSW11、SW12及び母線L1、L2を介して電気的に接続される。
スイッチSW11、SW12は、例えば、電磁式リレーであり、制御部6により同時にオン(閉状態)、オフ(開状態)が制御される。例えば、制御部6は、充電処理を開始するとき、スイッチSW11、SW12をオンし、充電処理を終了するとき、スイッチSW11、SW12をオフする。スイッチSW11、SW12がオンになると、商用電源Pから車載充電器7への電力供給が可能になる。スイッチSW11、SW12がオフになると、商用電源Pから車載充電器7への電力供給が停止する。
車載充電器7は、コンデンサC3と、整流回路8と、昇圧回路9とを備える。車載充電器7は、充電装置1から供給される電力を整流回路8で整流し、整流後の電力を昇圧回路9で昇圧し、昇圧後の電力を車載電池Bに供給することで、車載電池Bを充電する。また、コンデンサC3は、整流回路8、昇圧回路9での電力変換の際に車載充電器7内部で発生するノイズが電力供給側へ漏洩することを防止する。
スイッチSW21及びコンデンサC1は、互いに直列接続され、発振回路2と母線L1との間に設けられている。スイッチSW22及びコンデンサC2は、互いに直列接続され、判定部3と母線L2との間に設けられている。
スイッチSW21、SW22は、例えば、電磁式リレーであり、制御部6により同時にオン(閉状態)、オフ(開状態)が制御される。例えば、制御部6は、後述する認証処理の結果が成功である場合で、かつ、スイッチSW11、SW12をオフしている場合において、後述する矩形波監視処理を開始するとき、スイッチSW21、SW22をオンし、後述する矩形波監視処理を終了するとき、スイッチSW21、SW22をオフする。また、制御部6は、スイッチSW11、SW12をオンしているとき(充電処理時)、スイッチSW21、SW22をオフしている。スイッチSW21、SW22がオンになると、発振回路2がコンデンサC1を介して母線L1に電気的に接続されるとともに、判定部3がコンデンサC2を介して母線L2に電気的に接続される。また、スイッチSW21、SW22がオフになると、発振回路2が母線L1と電気的に切断されるとともに、判定部3が母線L2と電気的に切断される。このように、スイッチSW11、SW12がオンになっているとき、スイッチSW21、SW22がオフになることで、発振回路2や判定部3を母線L1、L2と絶縁させることができるため、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように発振回路2を母線L1に接続するとともに、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように判定部3を母線L2に接続することができる。そのため、充電処理時において、商用電源Pの出力電圧が発振回路2や判定部3に印加されることが防止され、その出力電圧の印加による発振回路2や判定部3の故障を防止することができる。また、スイッチSW11、SW12がオンになっているとき、スイッチSW21、SW22がオフになることで、発振回路2や判定部3を母線L1、L2と絶縁させることができるため、雷によるサージ電圧が商用電源Pや母線L1、L2を介して発振回路2や判定部3に印加されることが防止され、そのサージ電圧の印加による発振回路2や判定部3の故障を防止することができる。
また、商用電源Pの出力電圧の周波数に対してコンデンサC1、C2のインピーダンスが高インピーダンスになるように、コンデンサC1、C2が選択されている。これにより、故障によってスイッチSW21、SW22をオフさせることができなくなっても、充電処理時において、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように発振回路2を母線L1に接続するとともに、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように判定部3を母線L2に接続することができる。従って、商用電源Pの出力電圧が発振回路2や判定部3に印加されることが防止され、その出力電圧の印加による発振回路2や判定部3の故障を防止することができる。
発振回路2は、商用電源Pの出力電圧よりも振幅値が小さく、かつ、周波数が高い矩形波Si1(第1の信号)を出力する。また、発振回路2は、制御部6により動作が制御される。例えば、制御部6は、後述する認証処理の結果が成功である場合で、かつ、スイッチSW11、SW12をオフしている場合において、後述する矩形波監視処理を開始するとき、スイッチSW21、SW22をオンするとともに、発振回路2を起動させる。また、制御部6は、後述する矩形波監視処理を終了するとき、スイッチSW21、SW22をオフするとともに、発振回路2を停止させる。これにより、矩形波監視処理時において、発振回路2から母線L1へ矩形波Si1が出力され、矩形波監視処理時以外において、発振回路2から母線L1へ矩形波Si1が出力されなくなる。
判定部3は、矩形波Si1に対応する信号(第2の信号)を母線L2から検出すると、充電ケーブルCaが車両に接続されていると判定する。なお、発振回路2から出力される信号や判定部3により検出される信号は一定周期で振動している信号であれば矩形波に限らない。
図1に示す判定部3は、抵抗R1〜R3と、コンデンサC4と、ダイオードDと、オペアンプAmpと、監視部10とを備える。すなわち、オペアンプAmpのプラスの入力端子はスイッチSW22及びコンデンサC2を介して母線L2に接続されているとともに抵抗R1の一方端に接続されている。オペアンプAmpのマイナスの入力端子はコンデンサC4の一方端及びダイオードDのカソード端子に接続されている。オペアンプAmpの出力端子は抵抗R2を介してオペアンプAmpのプラスの入力端子に接続されているとともに、抵抗R3を介してオペアンプAmpのマイナスの入力端子に接続されている。抵抗R1の他方端、コンデンサC4の他方端、及びダイオードDのアノード端子はグランドに接続されている。
充電ケーブルCaが車両に接続され、スイッチSW21、SW22がオンになると、発振回路2が母線L1及び充電ケーブルCaを介して車載充電器7のコンデンサC3の一方端に電気的に接続されるとともに、コンデンサC3の他方端が充電ケーブルCa及び母線L2を介してオペアンプAmpのプラスの入力端子に電気的に接続される。このとき、コンデンサC3、C4、抵抗R1〜R3、ダイオードD、及びオペアンプAmpにより単安定マルチバイブレータが構成される。なお、この単安定マルチバイブレータを構成する各素子の設定値は、矩形波Si1に対応する信号が判定部3に入力されると、矩形波Si1と周波数(位相)が同じ、または、ほぼ同じ矩形波Si2が単安定マルチバイブレータ(オペアンプAmp)から出力されるように設定されているものとする。これにより、発振回路2から矩形波Si1が出力されると、その矩形波Si1に対応する信号が母線L1、L2を介して上記単安定マルチバイブレータに入力され、上記単安定マルチバイブレータから矩形波Si1と周波数(位相)が同じ、または、ほぼ同じ矩形波Si2が監視部10へ出力される。
監視部10は、入力される信号が矩形波Si2であると判断すると、充電ケーブルCaが車両に接続されている旨を示す監視信号M1を制御部6へ送り、入力される信号が矩形波Si2でないと判断すると、充電ケーブルCaが車両に接続されていない旨を示す監視信号M1を制御部6へ送る(矩形波監視処理)。
図2は、監視部10の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図2に示すフローチャート(矩形波監視処理)は制御タイミング毎に繰り返し行われるものとする。
まず、監視部10は、入力される信号が矩形波でないと判断すると(S21:No)、その制御タイミングにおける矩形波監視処理を終了し、入力される信号が矩形波であると判断すると(S21:Yes)、入力される信号と矩形波Si1との周波数差(または入力される信号と矩形波Si1との位相差)が閾値以下であるか否かを判断する(S22)。例えば、監視部10は、入力される信号のレベルが、ローレベルからハイレベルに変化した後、ハイレベルを所定時間以上維持し、その後、ハイレベルからローレベルに変化することを検出すると、入力されている信号が矩形波であると判断する。また、監視部10は、入力される信号と矩形波Si1との周波数差を求める場合、矩形波Si1の周波数を示す情報を不図示の記憶部から取得する。また、監視部10は、入力される信号と矩形波Si1との位相差を求める場合、図1に示すように発振回路2と監視部10とが直接接続されているため、発振回路2から出力される矩形波Si1を母線L1、L2を介さずに直接取得できる。
次に、監視部10は、入力される信号と矩形波Si1との周波数差(または入力される信号と矩形波Si1との位相差)が閾値よりも大きいと判断すると(S22:No)、入力される信号が矩形波Si2でないと判断し、充電ケーブルCaが車両に接続されていない旨を示す監視信号M1を制御部6へ送る(S23)。
一方、監視部10は、入力される信号と矩形波Si1との周波数差(または入力される信号と矩形波Si1との位相差)が閾値以下であると判断すると(S22:Yes)、入力される信号が矩形波Si2であると判断し、充電ケーブルCaが車両に接続されている旨を示す監視信号M1を制御部6へ送る(S24)。
このように、判定部3は、入力される信号(母線L2から検出される信号)と矩形波Si1との比較結果に基づいて、入力される信号が矩形波Si1に対応する信号であるか否かを判断するため、充電ケーブルCaが車両に接続されているか否かの判定精度を上げることができる。また、発振回路2から出力される信号を矩形波にしたため、制御が単純になり、監視部10での比較も簡単で判定制度をさらに上げることができる。
また、図1に示すCPLT信号監視部4は、車両に搭載されるCPLT信号処理部11から出力されるCPLT信号(充電ケーブルCaが車両に接続されているか否かを判定するための信号)を監視し、CPLT信号が検出されないと判断すると、充電ケーブルCaが車両に接続されていない旨を示す監視信号M2を制御部6へ送り、CPLT信号が検出されたと判断すると、充電ケーブルCaが車両に接続されている旨を示す監視信号M2を制御部6へ送る(CPLT信号監視処理)。なお、CPLT信号監視部4を省略し、充電装置1の製造コストを低減してもよい。
認証処理部5は、車両に搭載される認証処理部12と通信して、その車両に対する認証処理を行い、認証が成功した場合、認証が成功した旨を示す認証結果を制御部6に送り、認証が失敗した場合、認証が失敗した旨を示す認証結果を制御部6に送る(認証処理)。
制御部6は、監視信号M1、M2、認証結果、商用電源Pの現在の使用可能電力値、及び車両から要求される電力値などに基づいて、スイッチSW11、SW12、SW21、SW22、発振回路2、判定部3、CPLT信号監視部4、及び、認証処理部5の動作制御を行う。なお、制御部6は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリなどにより構成される。
図3は、制御部6の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部6は、充電装置1の操作者などから充電開始指示が与えられると、認証処理部5を起動することにより認証処理を開始させ、認証が成功した旨を示す認証結果を受け取るまで待機する(S31:No)。
また、制御部6は、認証が成功した旨の認証結果を受け取ると(S31:Yes)、CPLT信号監視部4を起動させることによりCPLT信号監視処理を開始させ(S32)、発振回路2及び判定部3を起動させるとともにスイッチSW11、SW12をオフ、スイッチSW21、SW22をオンさせることにより矩形波監視処理を開始させる(S33)。
次に、制御部6は、認証が成功した旨を示す認証結果を受け取ってから所定時間が経過するまでの間に、判定部3から送られてくる監視信号M1及びCPLT信号監視部4から送られてくる監視信号M2により、充電ケーブルCaが車両に接続されていないと判断すると(S34:No、S35:Yes)、発振回路2及び判定部3を停止させるとともにスイッチSW11、SW12をオフ、スイッチSW21、22をオフさせることにより矩形波監視処理を終了させた後(S36)、再度、認証処理部5に認証処理を開始させて(S37)、認証が成功した旨を示す認証結果を受け取るまで待機する(S31:No)。
また、制御部6は、認証が成功した旨を示す認証結果を受け取ってから所定時間が経過するまでの間に、判定部3から送られてくる監視信号M1及びCPLT信号監視部4から送られてくる監視信号M2により、充電ケーブルCaが車両に接続されていると判断すると(S34:Yes)、商用電源Pの現在の使用可能電力値が車両から要求される電力値よりも大きいか否かにより、車両へ電力を供給することが可能であるか否かを判断する(S38)。
次に、制御部6は、車両へ電力を供給することができないと判断すると(S38:No)、車両へ電力を供給することが可能になるまで充電ケーブルCaが車両に接続されているか否かの判断を繰り返す(S39〜S40)。
また、制御部6は、車両へ電力を供給することができないと判断し(S38:No、または、S40:No)、充電ケーブルCaが車両に接続されていないと判断すると(S39:No)、矩形波監視処理を終了させた後(S36)、再度、認証処理を開始させて(S37)、認証が成功した旨を示す認証結果を受け取るまで待機する(S31:No)。
また、制御部6は、充電ケーブルCaが車両に接続されていると判断し(S34:Yes、または、S39:Yes)、車両へ電力を供給することが可能であると判断すると、S38:Yes、または、S40:Yes)、発振回路2及び判定部3を停止させるとともにスイッチSW11、SW12をオフ、スイッチSW21、SW22をオフさせることにより矩形波監視処理を終了させた後(S41)、スイッチSW21、SW22をオフ、スイッチSW11、SW12をオンさせることにより充電処理を開始させる(S42)。
このように、実施形態の充電装置1では、充電ケーブルCaが車両に接続されているときに母線L1、L2に接続される車両側のコンデンサC3の容量成分を利用して、矩形波Si1を母線L1から母線L2へ伝え、監視部10に入力される信号が矩形波Si1と周波数(位相)が同じ、または、ほぼ同じ矩形波Si2であると、充電ケーブルCaが車両に接続されていると判定している。これにより、CPLT信号処理部11が車両に備えられていない場合やそのCPLT信号処理部11が停止している場合でも、充電装置1側で充電ケーブルCaが車両に接続されているか否かを判定することができる。
またS38にてNo、すなわち電力供給ができない際、待機状態に入るが、この待機状態で充電ケーブルCaの接続の有無を繰り返し判定している(S39)。そして充電ケーブルCaが抜かれた場合(S39:No)、認証処理からやり直しになる。従って、認証処理後の車両の入れ替わりを判断することができるため、不正な充電処理や課金処理を防ぐことができる。
また、実施形態の充電装置1では、商用電源Pの出力電圧の周波数(50Hzまたは60Hz)よりも高い周波数の矩形波Si1を母線L1へ出力し、監視部10に入力される信号が矩形波Si1と周波数(位相)が同じ、または、ほぼ同じ矩形波Si2であると、充電ケーブルCaが車両に接続されていると判定している。例えば、矩形波Si1の周波数を商用電源Pの出力電圧の周波数よりも高い10kHzにすることで、車両側のコンデンサC3のインピーダンスを約5Ωにする場合、実施形態の充電装置1では、コンデンサC3のインピーダンスが約5Ωであるときに、監視部10に入力される信号が矩形波Si1と周波数(位相)が同じまたはほぼ同じ矩形波Si2になるように、発振回路2や判定部3を構成している。一方、人体が充電ケーブルCaに接触する場合では、母線L1と母線L2との間のインピーダンスは500Ω〜5kΩになるため、監視部10に入力される信号が矩形波Si1と周波数(位相)が同じまたはほぼ同じになることがなく、充電ケーブルCaが車両に接続されていると判定されない。このように、人体が充電ケーブルCaに接触することによる充電ケーブルCaの接続有無の誤判定を防止することができるため、充電ケーブルが車両に接続されているか否かの判定を精度良く行うことができる。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
例えば、図1に示すコンデンサC1、C2を省略して、図4に示すように、スイッチSW21のみを介して発振回路2を母線L1に接続するとともに、スイッチSW22のみを介して判定部3を母線L2に接続してもよい。このように構成しても、充電処理時において、スイッチSW21、SW22をオフにすることで、発振回路2や判定部3を母線L1、L2と絶縁させることができるため、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように発振回路2を母線L1に接続するとともに、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように判定部3を母線L2に接続することができる。また、コンデンサC1、C2を省略する分、充電装置1の製造コストを低減することができる。
また、例えば、図1に示すスイッチSW21、SW22を省略して、図5に示すように、コンデンサC1のみを介して発振回路2を母線L1に接続するとともに、コンデンサC2のみを介して判定部3を母線L2に接続してもよい。このように構成しても、商用電源Pの出力電圧の周波数に対してコンデンサC1、C2のインピーダンスが高インピーダンスになるようにコンデンサC1、C2が選択されることで、充電処理時において、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように発振回路2を母線L1に接続するとともに、商用電源Pの出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように判定部3を母線L2に接続することができる。また、スイッチSW21、SW22を省略する分、充電装置1の製造コストを低減することができる。
1 充電装置
2 発振回路
3 判定部
4 CPLT信号監視部
5 認証処理部
6 制御部
7 車載充電器
8 整流回路
9 昇圧回路
10 監視部
11 CPLT信号処理部
12 認証処理部
L1,L2 母線

Claims (6)

  1. 車両に搭載される電池を充電するための電力を、商用電源から充電ケーブルを介して前記車両へ供給する充電装置であって、
    前記商用電源の出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように前記商用電源と前記充電ケーブルとをつなぐ2本の母線のうちの一方の母線に接続され、前記商用電源の出力電圧よりも振幅値が小さく、かつ、周波数が高い第1の信号を前記一方の母線へ出力する発振回路と、
    前記商用電源の出力電圧の周波数に対して高インピーダンスになるように前記2本の母線のうちの他方の母線に接続され、前記第1の信号に対応する第2の信号を前記他方の母線から検出すると、前記充電ケーブルが前記車両に接続されていると判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする充電装置。
  2. 請求項1に記載の充電装置であって、
    前記第1の信号は、矩形波である
    ことを特徴とする充電装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の充電装置であって、
    前記判定部は、前記他方の母線から検出される信号と前記第1の信号との比較結果に基づいて、前記充電ケーブルが前記車両に接続されているか否かを判定する
    ことを特徴とする充電装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の充電装置であって、
    前記発振回路は、第1のスイッチ及び第1のコンデンサを介して前記一方の母線に接続され、
    前記判定部は、第2のスイッチ及び第2のコンデンサを介して前記他方の母線に接続されている
    ことを特徴とする充電装置。
  5. 請求項1〜3の何れか1項に記載の充電装置であって、
    前記発振回路は、第1のスイッチを介して前記一方の母線に接続され、
    前記判定部は、第2のスイッチを介して前記他方の母線に接続されている
    ことを特徴とする充電装置。
  6. 請求項1〜3の何れか1項に記載の充電装置であって、
    前記発振回路は、第1のコンデンサを介して前記一方の母線に接続され、
    前記判定部は、第2のコンデンサを介して前記他方の母線に接続されている
    ことを特徴とする充電装置。
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