JP2017027225A - Posシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】客の快適性の向上を図ることができるPOSシステムを提供する。【解決手段】POSシステム1は、店員によって操作され、商品の登録処理を実行する商品登録機20と、客によって操作され、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機30と、を備え、商品登録機20は、電子マネーにより支払可能なプリペイド式の媒体による代金の支払処理を行うと共に、媒体の残高が代金に対して不足している場合、代金データと媒体の残高を示す残高データとを代金支払機30に出力する決済部201を有し、代金支払機30は、残高データに基づく情報を表示させ、媒体にチャージする金額を選択する操作が行われる選択部305を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、セミオート式のPOS(Point of Sales)システムに関する。
商品の登録処理を実行する商品登録機と、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備えるセミオート式のPOSシステムが知られている。特許文献1に記載のセミオート式のPOSシステムでは、商品登録機は、チャージ可能なプリペイド式の支払機能を有する媒体にチャージする入金金額を指定する指定手段と、指定手段によって入金金額が指定された場合、精算処理に用いる情報として指定された入金金額に関する指定金額情報を代金支払機に出力する出力手段と、を備えている。
特開2015−26125号公報
従来のセミオート式のPOSシステムでは、プリペイド式の媒体により精算を行う際、媒体のチャージ金額が代金に対して不足している場合には、店員が客にチャージ金額が不足していることを伝え、客は、店員に対して媒体にチャージすることを伝えると共に、チャージ金額を伝える必要がある。客によっては、チャージ金額を伝えることに抵抗感を覚える場合がある。また、商品登録機において媒体にチャージする形態では、チャージ金額が不足している場合、商品登録機において入金等の作業を行うことになる。この場合には、商品の登録作業が一時中断されるため、客の会計がスムーズに行われないという問題が生じる。そのため、セミオートPOSを利用する客の快適性について、改善の余地がある。
本発明は、客の快適性の向上を図ることができるPOSシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るPOSシステムは、店員によって操作され、商品の登録処理を実行する商品登録機と、客によって操作され、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備え、商品登録機は、電子マネーにより支払可能なプリペイド式の媒体による代金の支払処理を行う決済部と、媒体の残高が代金に対して不足している場合に、残高が不足していることを店員に報知する報知部と、残高が代金に対して不足している場合に、代金データと媒体の残高を示す残高データとを代金支払機に出力する出力部と、を有し、代金支払機は、残高データに基づく情報を当該代金支払機の表示部に表示させ、媒体にチャージする金額を選択する操作が行われる選択部を有する。
このPOSシステムでは、商品登録機の報知部は、媒体の残高が代金に対して不足している場合に残高が不足していることを店員に報知し、出力部は、代金データと媒体の残高を示す残高データとを代金支払機に出力する。代金支払機の選択部は、媒体にチャージする金額を選択する操作が行われる。このような構成により、例えば、店員は、媒体のチャージ金額が不足していることを客に伝え、客は、店員にチャージ金額を伝えることなく媒体にチャージできる。したがって、POSシステムでは、客の快適性の向上を図ることができる。
一実施形態においては、代金支払機は、代金データと残高データとに基づいて代金を支払うために媒体にチャージが必要な最低チャージ金額を算出する算出部を有し、選択部は、算出部により算出された最低チャージ金額を表示部に表示させてもよい。この構成により、客は、媒体にチャージすべき最低チャージ金額を一目で把握できる。したがって、客による迅速且つ正確なチャージ(精算)が可能となる。
一実施形態においては、決済部は、媒体の残高が不足している場合に、当該残高が不足している旨を表示部に表示させてもよい。この構成により、客に対して、残高が不足していることを適切に知らせることができる。その結果、客は、媒体へのチャージが必要なことを認識できる。したがって、客が、代金支払機において媒体にチャージを行わずに店を出るといった事態を回避できる。
一実施形態においては、出力部は、報知部により店員に対して残高が不足していることが報知されたことを受けて店員から所定の入力を受け付けた場合に、代金データ及び残高データを代金支払機に出力してもよい。この構成では、店員は、残高が不足していることを確認した上で所定の入力を行う。したがって、店員は、客に対して、残高が不足していることを確実に伝えることができる。その結果、客は、媒体へのチャージが必要なことを認識できる。これにより、客が、代金支払機において媒体にチャージを行わずに店を出るといった事態を回避できる。
一実施形態においては、出力部は、代金データ及び残高データを自動で代金支払機に出力してもよい。この構成では、代金データ及び残高データが代金支払機に確実に出力される。
本発明によれば、客の快適性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態のPOSシステムの構成を示すブロック図である。 図1のPOSシステムの商品登録機の構成を示すブロック図である。 図2の商品登録機の外観斜視図である。 図1のPOSシステムの代金支払機の構成を示すブロック図である。 図4の代金支払機の外観斜視図である。 代金支払機のタッチパネルに表示されるチャージ画面を示す図である。 代金支払機のタッチパネルに表示されるチャージ画面を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
[POSシステムの構成]
図1に示されるように、POSシステム1は、ストアコントローラ10と、複数の商品登録機20と、複数の代金支払機30と、を備えている。ストアコントローラ10、各商品登録機20及び各代金支払機30は、有線又は無線のLAN(Local Area Network)2によって相互に接続されている。
POSシステム1は、スーパーマーケット等の店舗に構築されたセミオート式のPOSシステムである。つまり、POSシステム1において、各商品登録機20は、店員によって操作され、商品の登録処理を実行し、各代金支払機30は、客によって操作され、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する。なお、店員は、POSシステム1が導入されている店舗の従業者等及び使用者等を含み、広義には、当該店舗の関係業者を含む。客とは、商品を購入する及び/又は購入した者を含み、広義には、店舗に対して代金の授受を行う及び/又は行った者を含む。
[ストアコントローラ]
ストアコントローラ10は、POSシステム1を制御するコンピュータであり、商品マスタ等の種々の情報を管理する。ストアコントローラ10は、各商品登録機20及び各代金支払機30と通信可能であり、各商品登録機20及び各代金支払機30に商品マスタを適宜送信する。商品マスタとは、各商品についての商品情報(商品の識別情報、並びに、商品名称及び販売価格に関する情報等)を格納したファイルである。商品マスタは、適宜更新される。
[商品登録機]
図2に示されるように、商品登録機20は、CPU201(決済部、出力部)と、ROM202と、RAM203と、スキャナ204と、店員用表示部(表示部、報知部)205と、客用表示部206と、操作部207と、通信部208と、スピーカ209と、印刷部210と、電子マネーリーダ211と、を備えている。これらは、バス212によって相互に接続されている。なお、商品登録機20の外観は、図3に示されるとおりである。
CPU201は、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、商品登録機20の動作を制御する。ROM202は、商品登録機20の動作を制御するためのプログラムを記憶している。RAM203は、ストアコントローラ10から送信された商品マスタ、スキャナ204によって読み取られたバーコード(商品コード)に基づいて商品マスタから取得された商品情報、及び操作履歴に関する情報等を随時記憶する。
スキャナ204は、商品に付されているバーコード等を光学的に読み取る。店員用表示部205は、店員に対し、スキャナ204によって読み取られたバーコードに対応する商品名称及び販売価格等を表示する。客用表示部206は、客に対し、スキャナ204によって読み取られたバーコードに対応する商品名称及び販売価格等を表示する。なお、店員用表示部205及び客用表示部206は、タッチパネルを構成することで、操作部としても機能する。
操作部207は、商品登録機20を動作させるための各種の操作ボタン(小計キー、現計キー、置数キー、訂正キー及びプリセットキー等)を有している。通信部208は、LAN2を介して他の機器と通信を行う。スピーカ209は、商品登録機20の操作音、及び各種の音声等を出力する。印刷部210は、適宜、各種の文字等を紙片に印刷して当該紙片を発行する。
電子マネーリーダ211は、電子マネーにより支払が可能なプリペイド式の媒体(カード、携帯電話機等)から識別情報を読み取る。電子マネーリーダ211は、客又は店員により媒体が機器にかざされると、媒体の識別情報を例えばRFID(Radio Frequency Identification)により読み取る。電子マネーリーダ211は、取得した媒体の識別情報をCPU201に出力する。
以上のように構成された商品登録機20においては、店員による操作の下、客が購入しようとしている商品に付されたバーコードがスキャナ204によって読み取られると、CPU201によって商品マスタから商品情報が取得されて代金データが生成される(商品の登録処理の実行)。代金データには、客が購入しようとしている全ての商品についての単価及び数量、並びに、合計金額等に関する情報が含まれている。
そして、生成された代金データがいずれか1つの代金支払機30によって取得されると、客に対し、複数の代金支払機30のうち代金データを取得した代金支払機30(すなわち、客が代金の支払いを行うべき代金支払機30)が報知される。本実施形態の商品登録機20では、客用表示部206及び印刷部210が報知部として機能する。具体的には、客用表示部206は、例えば、各代金支払機30に付された識別番号のうち、代金データを取得した代金支払機30の識別番号を表示する。印刷部210は、代金データを取得した代金支払機30の識別番号、及び代金データの識別情報を示すバーコード等を紙片に印刷して、当該紙片(会計券)を発行する。
なお、スピーカ209が、例えば、各代金支払機30に付された識別番号のうち、代金データを取得した代金支払機30の識別番号を示す音声を出力してもよい。商品登録機20では、客用表示部206、スピーカ209及び印刷部210の少なくとも1つを報知のために機能させることができる。
本実施形態の商品登録機20では、プリペイド式の媒体による代金の支払が可能とされている。具体的には、CPU201は、プリペイド式の媒体による代金の支払処理を行う。客により電子マネーで支払うことが宣言されると、店員は、操作部207の所定の操作ボタン(例えば、電子マネーでの支払を指定するボタン)が押下する。店員により所定の操作ボタンが押下されると、店員又は客は、媒体を電子マネーリーダ211にかざして、媒体の識別情報を電子マネーリーダ211に読み取らせる。CPU201は、店員によって操作部207の所定の操作ボタンが押下された後、電子マネーリーダ211から出力された識別情報を受け取ると、媒体の残高を取得する。具体的には、CPU201は、電子マネーを管理する企業の端末(サーバ装置等)に識別情報を送信し、識別情報に対応する媒体の残高を示す残高データを取得する。なお、店員によって操作部207の所定の操作ボタンが押下されるタイミングは、商品の登録が終了したときであってもよいし、商品の登録を行う前、又は、商品の登録を行っている途中であってもよい。
CPU201は、商品登録後に操作部207の現計キーが押下されると、登録した商品の代金(代金データ)と媒体の残高(代金データ)とを比較する。CPU201は、代金に対して残高が足りている場合、電子マネーにより支払処理を実行する。CPU201は、電子マネーによる支払処理を実行すると、印刷部210にレシートを発行させる。
CPU201は、代金に対して残高が不足している場合、店員用表示部205に媒体の残高を表示させる。店員用表示部205は、媒体の残高を表示することにより、店員に対して、残高が不足していることを報知する。店員は、店員用表示部205の表示に基づいて客に残高が不足していることを伝えると共に、媒体にチャージを行って代金支払機30において精算を行うか、又は、電子マネー以外の支払方法を選択するのかを客に伝える。店員は、客により、媒体にチャージすることが宣言された場合、操作部207の所定の操作ボタンを押下する。CPU201は、操作部207の所定の操作ボタンが押下されると、代金データ及び媒体の残高を示す残高データを代金支払機30に送信する。店員は、客により電子マネー以外の支払方法を選択することが宣言された場合、操作部207の所定の操作ボタン(支払方法を変更するボタン)を押下する。そして、CPU201は、操作部207の所定の操作ボタンが押下されると、代金データを代金支払機30に送信する。
なお、電子マネーの媒体がポイントカードとしての機能を有している場合、CPU201は、媒体にポイントを付与する処理を実行する。具体的には、CPU201は、例えば、媒体による代金の支払処理が行われたときに、媒体の識別情報にポイントを紐づけてポイントを付与する。CPU201は、媒体の残高が不足している場合には、媒体にポイントを付与しない。この場合、ポイントは、代金支払機30において付与される。
また、CPU201は、商品券による代金の支払処理を行う。CPU201は、客により商品券で支払うことが宣言され、店員によって操作部207の所定の操作ボタンが押下されると、店員用表示部205に、商品券の金額の入力を促すテキストを表示させる。CPU201は、商品券の金額が入力されると、商品の合計金額から商品券の金額を差し引いた金額を算出する。CPU201は、商品の合計金額と商品券の金額とに差額が生じている場合には、操作部207の現計キーが押下されると、差額を示す代金データを代金支払機30に送信する。なお、差額には、商品の合計金額に対して商品券の金額が不足している不足額、及び、商品の合計金額に対して商品券の金額が多い場合の過剰額が含まれ得る。
[代金支払機]
図4に示されるように、代金支払機30は、CPU(選択部、算出部)301と、ROM302と、RAM303と、スキャナ304と、タッチパネル(表示部、選択部)305と、操作部306と、通信部307と、スピーカ308と、印刷部309と、決済部310と、サインポール311と、人感知センサ312と、カメラ313と、を備えている。これらは、バス314によって相互に接続されている。なお、代金支払機30の外観は、図5に示されるとおりである。
CPU301は、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、代金支払機30の動作を制御する。CPU301は、代金データと残高データとに基づいて、代金を支払うために媒体にチャージが必要な最低チャージ金額を算出する算出部として機能する。ROM302は、代金支払機30の動作を制御するためのプログラムを記憶している。RAM303は、ストアコントローラ10から送信された商品マスタ、及び操作履歴に関する情報等を随時記憶する。
スキャナ304は、会計券に印刷されたバーコード等を光学的に読み取る。タッチパネル305は、客に対し、客が代金の支払いを行うための操作手順等を表示すると共に、客による操作の入力を受け付ける。また、タッチパネル305は、媒体にチャージする金額を選択する操作が行われる選択部として機能する。
操作部306は、代金支払機30を動作させるための各種の操作ボタン(訂正キー及びプリセットキー等)を有している。通信部307は、LAN2を介して他の機器と通信を行う。スピーカ308は、代金支払機30の操作音、及び各種の音声等を出力する。印刷部309は、客が代金の支払いを行った際に、客に対し、購入した商品の一覧、各商品の金額、合計金額、預かり金額及び釣り金額等を紙片に印刷して当該紙片を発行する。
決済部310は、紙幣投入兼排出口310a、硬貨投入口310b、硬貨排出口310c、クレジットカード投入兼排出口310d及び電子マネーリーダ310e、並びに、それらを制御する制御部(図示せず)を有している。紙幣投入兼排出口310a、硬貨投入口310b及び硬貨排出口310cは、現金決済部として機能する。客は、紙幣投入兼排出口310a等の現金決済部を介した現金での代金の支払い、クレジットカード投入兼排出口310dを介したクレジットカードでの代金の支払い、及び電子マネーリーダ310eを介した電子マネーでの代金の支払いの少なくとも1つを選択することができる。
サインポール311は、複数色の表示灯を点灯又は点滅させることで、客が代金の支払いを行うための操作の実施が可能であること、及び何らかの異常が発生していること等を報知する。人感知センサ312は、代金支払機30前の所定領域内に存在する客等を検知する。カメラ313は、代金支払機30前の所定領域内に存在する客等を撮像する。
以上のように構成された代金支払機30においては、登録処理の実施によって生成された代金データがCPU301によって取得されると、客に対し、代金データを取得した代金支払機30(すなわち、客が代金の支払いを行うべき代金支払機30)が自機であることが報知される。代金支払機30では、タッチパネル305による文字等の表示、スピーカ308による音声の出力、及びサインポール311による表示灯の点灯等の少なくとも1つによって、代金データを取得した代金支払機30が自機であることが報知される。
客は、商品登録機20による報知、及び代金データを取得した代金支払機30による報知に従って、代金データを取得した代金支払機30に向かう。そして、代金支払機30前の所定領域内に入った客が人感知センサ312によって検知されると、客が代金の支払いを行うための操作手順の表示がタッチパネル305によって開始される。このとき、操作手順を示す音声の出力もスピーカ308によって開始される。なお、タッチパネル305の画面が客によってタッチされたとき、操作部306の何らかのボタンが客によって押下されたとき、及び代金支払機30前の所定領域内に入った客がカメラ313によって撮像されたときのいずれかのときに、操作手順の表示がタッチパネル305によって開始されると共に、操作手順を示す音声の出力がスピーカ308によって開始されてもよい。
客は、タッチパネル305による表示、及びスピーカ308による音声の出力に従って、操作部306、及びタッチパネルを構成するタッチパネル305を介して代金支払機30を操作し、代金の支払いを行う。具体的には、客が、商品登録機20において発行された会計券に印刷されたバーコードをスキャナ304に読み取らせると、決済手段を選択するための選択画面がタッチパネル305によって表示される。客は、タッチパネル305において、現金、クレジットカード及び電子マネーのいずれかの決済種別、又は併用する複数の決済種別を選択し、決済部310において、選択した決済種別での支払いを行う。客によって代金の支払いが行われると、購入した商品の一覧等が印刷されたレシートが印刷部309によって発行される。
代金支払機30では、登録処理の実施によって生成された代金データ及び残高データがCPU301によって取得されると、客に対し、代金データ及び残高データを取得した代金支払機30が自機であることが報知される。客が、商品登録機20において発行された会計券に印刷されたバーコードをスキャナ304に読み取らせると、代金支払機30では、電子マネーリーダ310eに媒体をかざすことを促すテキストがタッチパネル305に表示される。また、CPU301は、代金データと残高データとに基づいて、代金を支払うために媒体にチャージが必要な最低チャージ金額を算出する。代金支払機30では、客が電子マネーリーダ310eに媒体をかざすと、媒体にチャージする金額を選択するための選択画面がタッチパネル305によって表示される。
図6及び図7に示されるように、タッチパネル305には、選択画面Gが表示される。図6では、媒体の残高が「1000円」、商品の合計金額が「1500円」である場合を一例として示している。この一例においては、CPU301は、代金データと残高データとに基づいて、媒体にチャージが必要な最低チャージ金額が「500円」であることを算出する。本実施形態では、チャージ金額が1000円単位に設定されている。そのため、CPU301は、タッチパネル305の選択画面Gに、最低チャージ金額である「1000円」以上の選択ボタンB1を表示させる。図6に示す例では、選択画面Gの選択ボタンB1には、1000円、2000円、3000円、4000円、5000円、10000円、及び、20000円が表示されている。チャージ金額の上限は、電子マネーを管理する企業において設定されている上限金額に準ずる。
図7では、媒体の残高が「1000円」、商品の合計金額が「4000円」である場合を一例として示している。この一例においては、CPU301は、代金データと残高データとに基づいて、媒体にチャージが必要な最低チャージ金額が「3000円」であることを算出する。そのため、CPU301は、タッチパネル305の選択画面Gに、最低チャージ金額である「3000円」以上の選択ボタンB1を表示させる。つまり、選択画面には、最低チャージ金額以下の金額(1000円、2000円)は表示されない。図7に示す例では、選択画面Gの選択ボタンB1には、3000円、4000円、5000円、10000円、及び、20000円が表示されている。
客は、選択ボタンB1によるチャージ金額を選択すると、確定ボタンB2を押下する。確定ボタンB2が押下されると、タッチパネル305には、例えば、チャージ金額を紙幣投入兼排出口310aに投入することを促すテキストが表示される。代金支払機30では、チャージ金額が紙幣投入兼排出口310aに投入されると、媒体にチャージする処理が行われる。代金支払機30では、媒体にチャージが完了すると、媒体にチャージされている金額に基づいて決済部310が支払いを行い、購入した商品の一覧等が印刷されたレシートが印刷部309によって発行される。なお、選択画面Gにおいて閉じるボタンB3が押下されると、例えば、決済手段を選択するための選択画面がタッチパネル305によって表示される。
また、代金支払機30では、商品登録機20において商品券による支払処理が行われている場合、商品登録機20において発行された会計券に印刷されたバーコードがスキャナ304で読み取られると、代金データに基づいて、差額の支払処理又は差額の払戻し処理を行う。
[作用効果]
以上説明したように、本実施形態に係るPOSシステム1では、商品登録機20のCPU201は、媒体の残高が代金に対して不足している場合、代金データと媒体の残高を示す残高データとを代金支払機30に出力する。代金支払機30のタッチパネル305は、媒体にチャージする金額を選択する操作が行われる。このような構成により、例えば、店員は、媒体のチャージ金額が不足していることを客に伝え、客は、店員にチャージ金額を伝えることなく媒体にチャージできる。したがって、POSシステム1では、客の快適性の向上を図ることができる。
また、従来のPOSシステムには、媒体のチャージ金額が不足している場合、商品登録機において媒体にチャージを行う形態のものがある。この形態では、媒体にチャージを行う際、商品の登録作業が一時中断されるため、会計がスムーズに行われないという問題が生じる。また、商品登録機において媒体にチャージする場合には、商品登録において現金を管理する必要がある。本実施形態のPOSシステム1では、代金支払機30において媒体にチャージが行われるため、商品登録機20において商品の登録作業が一時中断される事態を回避できる。したがって、POSシステム1では、客の快適性の向上を図ることができる。
本実施形態では、代金支払機30のCPU301は、代金データと残高データとに基づいて代金を支払うために媒体にチャージが必要な最低チャージ金額を算出する。タッチパネル305は、CPU301により算出された最低チャージ金額を表示させる。この構成により、客は、媒体にチャージすべき最低チャージ金額を把握できる。したがって、客による迅速且つ正確なチャージ(精算)が可能となる。
本実施形態では、CPU201は、媒体の残高が不足している場合に、当該残高が不足している旨を店員用表示部205に表示させる。この構成により、客に対して、残高が不足していることを適切に知らせることができる。その結果、客は、媒体へのチャージが必要なことを認識できる。したがって、客が、代金支払機30において媒体にチャージを行わずに(代金の支払いを行わずに)店を出るといった事態を回避できる。
本実施形態では、CPU201は、店員用表示部205により店員に対して残高が不足していることが報知されたことを受けて店員から操作部207の所定の操作ボタンが押下されると、代金データ及び媒体の残高を示す残高データを代金支払機30に送信する。この構成では、店員は、残高が不足していることを確認した上で操作部207の操作を行う。したがって、店員は、客に対して、残高が不足していることを確実に伝えることができる。その結果、客は、媒体へのチャージが必要なことを認識できる。これにより、客が、代金支払機において媒体にチャージを行わずに店を出るといった事態を回避できる。
[変形例]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、媒体にチャージする金額を選択する操作が行われる選択部がタッチパネル305である形態を一例に説明したが、選択部は、表示部及び操作部により構成されていてもよい。
上記実施形態では、CPU301が代金データと残高データとに基づいて媒体にチャージが必要な最低チャージ金額を算出し、選択画面Gに最低チャージ金額以上の選択ボタンB1が表示させる形態を一例に説明した。しかし、選択画面Gの選択ボタンB1には、最低チャージ金額以下の金額が表示されてもよい。この場合、最低チャージ金額以下の金額が客によって選択された場合には、チャージ金額が不足していることを示すテキスト等を表示させればよい。
上記実施形態では、CPU301が最低チャージ金額を500円と算出した場合において、チャージ金額が1000円単位である場合には、タッチパネル305の選択画面Gに、「1000円」以上の選択ボタンB1を表示させる形態を一例に説明した。しかし、代金支払機30では、CPU301が算出した最低チャージ金額(例えば、500円)をタッチパネル305に表示させてもよい。
上記実施形態では、店員用表示部205によって店員に対して残高が不足していることが報知されたことを受けて店員から所定の入力を受け付けた場合に、代金データ及び残高データを代金支払機30に送信する形態を一例に説明した。しかし、CPU201は、店員からの入力を受け付けずに、代金データ及び残高データを自動で代金支払機30に送信してもよい。この構成では、代金データ及び残高データが代金支払機30に確実に送信される。
上記実施形態では、媒体の残高が代金に対して不足している場合に、残高が不足していることを店員に報知する報知部として店員用表示部205を用いる形態を一例に説明した。しかし、報知部は、他の機器であってもよい。例えば、残高が不足していることを、スピーカ209から音を出力することで報知してもいし、ランプを点灯(点滅)させて報知してもよい。
上記実施形態では、代金支払機30が商品登録機20に記憶された代金データを取得する例を挙げて説明したが、これに限定されない。商品登録機20は、生成した代金データを、代金支払機30を指定して代金支払機30に送信するようにしてもよい。
上記実施形態では、ストアコントローラ10がPOSシステム1における上位装置として代金データを保存したが、代金データを保存する機能を有していれば、POSシステム1における上位装置として他の装置を用いることができる。
上記実施形態では、商品登録機20が代金データを生成したが、商品登録機20によって実行された商品の登録処理に基づいてストアコントローラ10又は代金支払機30が代金データを生成するようにしてもよい。
商品登録機20では、タッチパネルを構成する店員用表示部205、又は操作部207が、複数の代金支払機30のうち一部(少なくとも1台)の代金支払機30に対して代金データの取得を禁止する禁止設定部として機能してもよい。これにより、例えば、商品登録機20から遠い代金支払機30に対して代金データの取得を禁止する等、客の利便性を向上させ得る運用を実施することができる。
商品登録機20は、例えば、複数の代金データに関連情報を付加することで、当該複数の代金データを関連付けることができる。その場合、代金データを取得することが可能な状態にある代金支払機30は、関連付けられた複数の代金データを纏めて取得する。これにより、例えば、1人の客が、1台の代金支払機30において、代金データごとに支払形態を変えたり、代金データごとに領収書を発行したりすることができる。
また、上記実施形態において、LAN2によるストアコントローラ10、各商品登録機20及び各代金支払機30の相互の接続が何らかの理由で切断された場合に、客が、商品登録機20において発行された会計券を使用して、任意の代金支払機で支払いを行えるようにしてもよい。
商品登録機20側から、各代金支払機30における支払処理の進捗状況を確認することができるようにしてもよい。
1…POSシステム、20…商品登録機、30…代金支払機、201…CPU(決済部、出力部)、205…店員用表示部(報知部)、301…CPU(選択部、算出部)、305…タッチパネル(選択部、表示部)。

Claims (5)

  1. 店員によって操作され、商品の登録処理を実行する商品登録機と、
    客によって操作され、前記登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備え、
    前記商品登録機は、
    電子マネーにより支払可能なプリペイド式の媒体による前記代金の支払処理を行う決済部と、
    前記媒体の残高が前記代金に対して不足している場合に、前記残高が不足していることを前記店員に報知する報知部と、
    前記残高が前記代金に対して不足している場合に、前記代金データと前記媒体の残高を示す残高データとを前記代金支払機に出力する出力部と、を有し、
    前記代金支払機は、前記残高データに基づく情報を当該代金支払機の表示部に表示させ、前記媒体にチャージする金額を選択する操作が行われる選択部を有する、POSシステム。
  2. 前記代金支払機は、前記代金データと前記残高データとに基づいて、前記代金を支払うために前記媒体にチャージが必要な最低チャージ金額を算出する算出部を有し、
    前記選択部は、前記算出部により算出された前記最低チャージ金額を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のPOSシステム。
  3. 前記決済部は、前記媒体の残高が不足している場合に、当該残高が不足している旨を前記商品登録機の表示部に表示させる、請求項1又は2に記載のPOSシステム。
  4. 前記出力部は、前記報知部により前記店員に対して前記残高が不足していることが報知されたことを受けて前記店員から所定の入力を受け付けた場合に、前記代金データ及び前記残高データを前記代金支払機に出力する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のPOSシステム。
  5. 前記出力部は、前記代金データ及び前記残高データを自動で前記代金支払機に出力する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のPOSシステム。
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