JP2017020604A - 油圧アクチュエータ制御回路 - Google Patents
油圧アクチュエータ制御回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017020604A JP2017020604A JP2015140229A JP2015140229A JP2017020604A JP 2017020604 A JP2017020604 A JP 2017020604A JP 2015140229 A JP2015140229 A JP 2015140229A JP 2015140229 A JP2015140229 A JP 2015140229A JP 2017020604 A JP2017020604 A JP 2017020604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- flow rate
- control
- valve
- hydraulic actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims abstract description 112
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 17
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】油圧ポンプ1,2から油圧アクチュエータ6〜10への供給流量を制御する流量制御弁25〜32と、該流量制御弁25〜32の下流側に配され、油圧アクチュエータ6〜10に対する作動油の給排方向を切換えるとともに油圧アクチュエータ6〜10からの排出流量を制御する方向切換弁33〜37と、油圧ポンプ1、2から油タンク3に流れるバイパス流量を制御するバイパス弁47,48を設けるとともに、前記流量制御弁25〜32、方向切換弁33〜37およびバイパス弁47,48の作動を制御するコントローラを設けた。
【選択図】図1
Description
そこで、従来、油圧アクチュエータに対する油給排制御を、油圧ポンプから油圧シリンダのヘッド側油室、ロッド側油室への供給流量をそれぞれ制御するヘッド側、ロッド側供給弁(ヘッドエンド、ロッドエンド供給弁)と、ヘッド側油室、ロッド側油室から油タンクへの排出流量をそれぞれ制御するヘッド側、ロッド側排出弁(ヘッドエンド、ロッドエンドドレン弁)との4つのメータリングバルブを用いて形成したブリッジ回路により行うようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このものにおいて、前記4つのメータリングバルブはコントローラからの指令に基づいて個別に作動するようになっており、而して、作業内容等に応じて供給流量と排出流量との関係を容易に変更することができる。
一方、前述した方向切換制御と供給流量制御と排出流量制御とを同時に行う方向切換弁(スプール弁)の上流側に可変抵抗機能を有する補助弁を配し、該補助弁により単独作業や複合作業等の作業内容等に応じて方向切換弁に対する圧油供給を補助的に制御するようにした技術も知られている。(例えば、特許文献2参照)。
一方、特許文献2のものは、補助弁によって複合作業時における各油圧アクチュエータへの圧油配分や優先度合いを制御することはできるものの、一つの方向切換弁で油圧アクチュエータに対する供給流量制御と排出流量制御とを同時に行うことは従来通りであるため、作業内容に応じて供給流量と排出流量との関係を変更させることができないという問題は依然として解消されず、ここに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、請求項1において、流量制御弁は電磁比例式のポペット弁であることを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路である。
請求項3の発明は、請求項1または2において、方向切換弁はスプール弁であり、該スプール弁に形成されたノッチにより油圧アクチュエータからの排出流量を制御することを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項において、制御手段は、油圧アクチュエータを駆動させるべく操作される操作具の操作量に基づいて油圧アクチュエータへの供給流量を演算するとともに、該演算された供給流量と、ポンプ圧と油圧アクチュエータの負荷圧との差圧に基づいて流量制御弁を制御することを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路である。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか一項において、制御手段は、油圧アクチュエータを駆動させるべく操作される操作具の操作量に基づいて油圧アクチュエータからの排出流量を演算するとともに、該演算された排出流量と油圧アクチュエータの負荷圧とに基づいて方向切換弁を制御することを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路である。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか一項において、油圧アクチュエータ制御回路は、第一、第二の油圧ポンプと、これら第一、第二の両方の油圧ポンプから圧油供給される大流量油圧アクチュエータを備えるとともに、該大流量油圧アクチュエータ用の流量制御弁は、第一、第二の各油圧ポンプからの供給流量をそれぞれ制御する第一、第二流量制御弁から構成され、これら第一、第二流量制御弁からの供給流量を合流して方向切換弁に流す構成であることを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路である。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか一項において、油圧アクチュエータ制御回路は、油圧ショベルに設けられるブームシリンダ、スティックシリンダ、バケットシリンダ、旋回モータの各油圧アクチュエータに対する油給排制御を行うための油圧アクチュエータ制御回路であって、該油圧アクチュエータ制御回路は、第一、第二油圧ポンプと、第一、第二の何れか一方の油圧ポンプからバケットシリンダ、旋回モータへの供給流量をそれぞれ制御するバケット用、旋回用の各流量制御弁と、第一油圧ポンプからブームシリンダ、スティックシリンダへの供給流量をそれぞれ制御する第一ブーム用、第一スティック用の各流量制御弁と、第二油圧ポンプからブームシリンダ、スティックシリンダへの供給流量をそれぞれ制御する第二ブーム用、第二スティック用の各流量制御弁と、前記バケット用、旋回用の各流量制御弁の下流側にそれぞれ配され、バケットシリンダ、旋回モータに対する作動油の給排方向を切換えるとともにバケットシリンダ、旋回モータからの排出流量をそれぞれ制御するバケット用、旋回用の各方向切換弁と、第一および第二ブーム用流量制御弁の下流側に配され、ブームシリンダに対する作動油の給排方向を切換えるとともにブームシリンダからの排出流量を制御するブーム用方向切換弁と、第一および第二スティック用流量制御弁の下流側に配され、スティックシリンダに対する作動油の給排方向を切換えるとともにスティックシリンダからの排出流量を制御するスティック用方向切換弁と、第一油圧ポンプから油タンクに流れるバイパス流量を制御する第一バイパス弁と、第二油圧ポンプから油タンクに流れるバイパス流量を制御する第二バイパス弁とを備えることを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路である。
請求項2の発明とすることにより、流量制御弁の弁構造を複雑にすることなく、流量制御機能に加えて、油圧アクチュエータから油圧ポンプ側への逆流防止機能を付与することができる。
請求項3の発明とすることにより、方向切換弁を低コストで作製できる。
請求項4の発明とすることにより、精度の高い供給流量制御を行うことができる。
請求項5の発明とすることにより、精度の高い排出流量制御を行うことができる。
請求項6の発明とすることにより、大流量油圧アクチュエータの油給排制御を行うにあたり、供給流量制御については第一、第二の油圧ポンプからの供給流量をそれぞれ個別に制御できる一方、方向切換制御と排出流量制御については、一つの油圧アクチュエータに対して一つの方向切換弁で行うことができて、部品の削減に寄与できる。
請求項7の発明とすることにより、油圧ショベルによる各種作業を効率よく行えるとともに、操作性の向上、エネルギー効率の向上に貢献できる。
尚、前記ブームシリンダ6、スティックシリンダ7、バケットシリンダ8、旋回モータ9、アタッチメント用油圧アクチュエータ10は本発明の油圧アクチュエータに相当し、以下の説明において、これらブームシリンダ6、スティックシリンダ7、バケットシリンダ8、旋回モータ9、アタッチメント用油圧アクチュエータ10を単に油圧アクチュエータと称する場合もある。また、左走行モータ4、右走行モータ5に対する油給排制御には本発明は実施されておらず、これら左走行モータ4、右走行モータ5は本発明の油圧アクチュエータに相当しない。
尚、前記左右の走行用コントロールバルブ13、15は、本発明の流量制御弁および方向切換弁に相当しない。因みに、左右の走行モータ4、5を単独或いは他の油圧アクチュエータと複合駆動させる場合の操作性は、前述した走行直進弁11によって確保されるようになっている。
そして、前記ブーム用、スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用の方向切換弁33〜37は、後述するように、第一ブーム用、第一スティック用、バケット用、第一アタッチメント用、第二ブーム用、第二スティック用、旋回用,第二アタッチメント用の各流量制御弁25〜32から供給された流量をそのままブームシリンダ6、スティックシリンダ7、バケットシリンダ8、旋回モータ9、アタッチメント用油圧アクチュエータ10に流すように構成されており、而して、ブームシリンダ6には、第一、第二油圧ポンプ1、2の吐出油が第一、第二ブーム用流量制御弁25、29により流量制御されてからブーム用方向切換弁33を経由して供給され、また、スティックシリンダ7には、第一、第二油圧ポンプ1、2の吐出油が第一、第二スティック用流量制御弁26、30により流量制御されてからスティック用方向切換弁34を経由して供給され、また、バケットシリンダ8には、第一油圧ポンプ1の吐出油がバケット用流量制御弁27により流量制御されてからバケット用方向切換弁35を経由して供給され、また、旋回モータ9には、第二油圧ポンプ2の吐出油が旋回用流量制御弁31により流量制御されてから旋回用方向切換弁36を経由して供給され、また、アタッチメント用油圧アクチュエータ10には、第一、第二油圧ポンプ1、2の吐出油が第一、第二アタッチメント用流量制御弁28、32により流量制御されてからアタッチメント用方向切換弁37を経由して供給されるようになっている。尚、前記ブームシリンダ6、スティックシリンダ7、アタッチメント用油圧アクチュエータ10は、第一、第二の両方の油圧ポンプ1、2から圧油供給される油圧アクチュエータであって、本発明の大流量油圧アクチュエータに相当する。また、前記ブーム用、スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用の各方向切換弁33〜37は、本発明の方向切換弁に相当する。
まず、ブーム用方向切換弁33について説明すると、該ブーム用方向切換弁33は、ブーム用伸長側電磁比例弁40a、ブーム用縮小側電磁比例弁40bに接続されるパイロットポート33a、33bを備えている。そして、コントローラ16からブーム用伸長側電磁比例弁40a、ブーム用縮小側電磁比例弁40bにパイロット圧出力の制御信号が出力されていない状態では、前記第一、第二ブーム用流量制御弁25、29から供給される油をブームシリンダ6のヘッド側油室6aおよびロッド側油室6bに供給せず、且つヘッド側油室6aおよびロッド側油室6bからの排出油を油タンク3に流さない中立位置Nに位置しているが、コントローラ16からブーム用伸長側電磁比例弁40aにパイロット圧出力の制御信号が出力されることにより、第一、第二ブーム用流量制御弁25、29から供給されるポンプ流量をヘッド側油室6aに供給し、且つ、ロッド側油室6bからの排出油を油タンク3に流す伸長側作動位置Xに切換わり、また、ブーム用縮小側電磁比例弁40bにパイロット圧出力の制御信号が出力されることにより、第一、第二ブーム用流量制御弁25、29から供給されるポンプ流量をロッド側油室6bに供給し、且つ、ヘッド側油室6aからの排出油の一部をロッド側油室6bに供給し、その余剰分を油タンク3に流す縮小側作動位置Yに切換わるように構成されている。そして、伸長側、縮小側作動位置X、Yのブーム用方向切換弁33の開口量は、第一、第二ブーム用流量制御弁25、29からブームシリンダ6のヘッド側油室6a、ロッド側油室6bにポンプ流量を供給する供給側弁路の開口面積については、前記第一、第二ブーム用流量制御弁25、29の開口面積に対して十分に大きく設定されていて、第一、第二ブーム用流量制御弁25、29で制御された供給流量がそのままヘッド側油室6a、ロッド側油室6bに供給されるようになっている。一方、ブームシリンダ6のヘッド側油室6a、ロッド側油室6bからの油を排出する排出側弁路(ブーム用方向切換弁33に形成されたノッチ)の開口面積は、コントローラ16からブーム用伸長側電磁比例弁40a、ブーム用縮小側電磁比例弁40bに出力される指令値に基づいて増減制御され、該ブーム用方向切換弁33の排出側弁路の開口面積の増減制御によって、ヘッド側油室6a、ロッド側油室6bから油タンク3への排出流量が増減制御されるようになっている。これにより、ブーム用方向切換弁33は、ブームシリンダ6に対する作動油の給排方向を切換えるとともに、ブームシリンダ6からの排出流量の制御を行うが、第一、第二油圧ポンプ1、2からブームシリンダ6への供給流量の制御は行わない構成になっている。
まず、コントローラ16は、ブーム用操作検出手段50から操作信号が入力されると、該操作信号をブーム用作動速度テーブル62とブーム用バイパステーブル67とに入力する。前記ブーム用作動速度テーブル62は、ブーム用操作具の操作信号とブームシリンダ6の作動速度との関係を示したテーブルが収納されており、該テーブルを用いてブーム用操作具の操作量に対応したブームシリンダ6の作動速度を求め、該求めた作動速度をポンプ流量分配演算部72に出力する。また、ブーム用バイパステーブル67は、ブーム用操作具の操作信号と第一、第二パイパス弁47、48のスプール移動ストロークとの関係を示したテーブルが収納されており、該テーブルを用いてブーム用操作具の操作量に対応した第一、第二バイパス弁47、48の移動ストロークを求め、該求めた移動ストロークをパイパス用制御部73に出力する。
同様に、コントローラ16は、スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用の各操作検出手段51〜54から操作信号が入力されると、該操作信号を、スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用の各作動速度テーブル63〜66と各バイパステーブル68〜71とに入力する。スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用の各作動速度テーブル63〜66は、スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用操作具の操作信号とスティックシリンダ7、バケットシリンダ8、旋回モータ9、アタッチメント用油圧アクチュエータ10の作動速度との関係を示したテーブルが収納されており、これらテーブルを用いて操作具操作量に対応した各油圧アクチュエータ(スティックシリンダ7、バケットシリンダ8、旋回モータ9、アタッチメント用油圧アクチュエータ10)の作動速度を求め、該求めた作動速度をポンプ流量分配演算部72に出力する。また、スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用の各バイパステーブル67は、スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用操作具の操作信号と第一、第二パイパス弁47、48のスプール移動ストロークとの関係を示したテーブルが収納されており、該テーブルを用いて各操作具の操作量に対応した第一、第二バイパス弁47、48の移動ストロークを求め、該求めた移動ストロークをパイパス用制御部73に出力する。
まず、スティック用制御部75は、図4のブロック図に示す如く、前記ブーム用制御部74と同様に、第一供給流量演算部80、第二供給流量演算部81、排出流量演算部82、第一流量制御弁指令値テーブル83、第二流量制御弁指令値テーブル84、方向切換弁ストロークテーブル85、補正演算部86、電磁比例弁指令値テーブル87を備えているとともに、第一、第二流量制御弁指令値テーブル83、84から第一、第二スティック用流量制御弁26、30に出力された指令値により、第一、第二油圧ポンプ1、2からスティックシリンダ7への供給流量がそれぞれ制御され、また、電磁比例弁指令値テーブル87からスティック用伸長側、縮小側電磁比例弁41a、41bに出力された指令値により、スティックシリンダ7からの排出流量が制御される。
さらに、本実施の形態では、直進走行弁11が第一位置Xに位置している場合について説明しているが、直進走行弁11が第二位置Yに位置している場合には、ブームシリンダ6、スティックシリンダ7、バケットシリンダ8、旋回モータ9、アタッチメント用油圧アクチュエータ10には第二油圧ポンプ2から圧油供給されるようになっており、この場合には、各流量制御弁(第一ブーム用、第一スティック用、バケット用、第一アタッチメント用、第二ブーム用、第二スティック用、旋回用,第二アタッチメント用の流量制御弁25〜32)は、コントローラ16からの制御信号に基づいて第二油圧ポンプ2からの供給流量を制御することになる。尚、この場合、ブーム用、スティック用、バケット用、旋回用、アタッチメント用の各制御部74〜78は、第二ポンプ圧力センサ56の検出値に基づいて各流量制御弁25〜32に対する指令値を求める。
また、本発明は、油圧ショベルに限定されることなく、油圧アクチュエータが設けられた各種作業機械に実施できることは勿論である。
2 第二油圧ポンプ
3 油タンク
6 ブームシリンダ
7 スティックシリンダ
8 バケットシリンダ
9 旋回モータ
10 アタッチメント用油圧アクチュエータ
16 コントローラ
25、29 第一、第二ブーム用流量制御弁
26、30 第一、第二スティック用流量制御弁
27 バケット用流量制御弁
28、32 アタッチメント用流量制御弁
31 旋回用流量制御弁
33 ブーム用方向切換弁
34 スティック用方向切換弁
35 バケット用方向切換弁
36 旋回用方向切換弁
37 アタッチメント用方向切換弁
47、48 第一、第二バイパス弁
Claims (7)
- 油圧アクチュエータに対する油給排制御を行うための油圧アクチュエータ制御回路であって、該油圧アクチュエータ制御回路は、油圧ポンプと、該油圧ポンプから油圧アクチュエータへの供給流量を制御する流量制御弁と、該流量制御弁の下流側に配され、油圧アクチュエータに対する作動油の給排方向を切換えるとともに油圧アクチュエータからの排出流量を制御する方向切換弁と、油圧ポンプから油タンクに流れるバイパス流量を制御するバイパス弁と、前記流量制御弁、方向切換弁およびバイパス弁の作動を制御する制御手段とを備えて構成されることを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路。
- 請求項1において、流量制御弁は電磁比例式のポペット弁であることを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路。
- 請求項1または2において、方向切換弁はスプール弁であり、該スプール弁に形成されたノッチにより油圧アクチュエータからの排出流量を制御することを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路。
- 請求項1乃至3の何れか一項において、制御手段は、油圧アクチュエータを駆動させるべく操作される操作具の操作量に基づいて油圧アクチュエータへの供給流量を演算するとともに、該演算された供給流量と、ポンプ圧と油圧アクチュエータの負荷圧との差圧に基づいて流量制御弁を制御することを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路。
- 請求項1乃至4の何れか一項において、制御手段は、油圧アクチュエータを駆動させるべく操作される操作具の操作量に基づいて油圧アクチュエータからの排出流量を演算するとともに、該演算された排出流量と油圧アクチュエータの負荷圧とに基づいて方向切換弁を制御することを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路。
- 請求項1乃至5の何れか一項において、油圧アクチュエータ制御回路は、第一、第二の油圧ポンプと、これら第一、第二の両方の油圧ポンプから圧油供給される大流量油圧アクチュエータを備えるとともに、該大流量油圧アクチュエータ用の流量制御弁は、第一、第二の各油圧ポンプからの供給流量をそれぞれ制御する第一、第二流量制御弁から構成され、これら第一、第二流量制御弁からの供給流量を合流して方向切換弁に流す構成であることを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路。
- 請求項1乃至6の何れか一項において、油圧アクチュエータ制御回路は、油圧ショベルに設けられるブームシリンダ、スティックシリンダ、バケットシリンダ、旋回モータの各油圧アクチュエータに対する油給排制御を行うための油圧アクチュエータ制御回路であって、該油圧アクチュエータ制御回路は、第一、第二油圧ポンプと、第一、第二の何れか一方の油圧ポンプからバケットシリンダ、旋回モータへの供給流量をそれぞれ制御するバケット用、旋回用の各流量制御弁と、第一油圧ポンプからブームシリンダ、スティックシリンダへの供給流量をそれぞれ制御する第一ブーム用、第一スティック用の各流量制御弁と、第二油圧ポンプからブームシリンダ、スティックシリンダへの供給流量をそれぞれ制御する第二ブーム用、第二スティック用の各流量制御弁と、前記バケット用、旋回用の各流量制御弁の下流側にそれぞれ配され、バケットシリンダ、旋回モータに対する作動油の給排方向を切換えるとともにバケットシリンダ、旋回モータからの排出流量をそれぞれ制御するバケット用、旋回用の各方向切換弁と、第一および第二ブーム用流量制御弁の下流側に配され、ブームシリンダに対する作動油の給排方向を切換えるとともにブームシリンダからの排出流量を制御するブーム用方向切換弁と、第一および第二スティック用流量制御弁の下流側に配され、スティックシリンダに対する作動油の給排方向を切換えるとともにスティックシリンダからの排出流量を制御するスティック用方向切換弁と、第一油圧ポンプから油タンクに流れるバイパス流量を制御する第一バイパス弁と、第二油圧ポンプから油タンクに流れるバイパス流量を制御する第二バイパス弁とを備えることを特徴とする油圧アクチュエータ制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015140229A JP6614695B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | 油圧アクチュエータ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015140229A JP6614695B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | 油圧アクチュエータ制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017020604A true JP2017020604A (ja) | 2017-01-26 |
JP6614695B2 JP6614695B2 (ja) | 2019-12-04 |
Family
ID=57889348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015140229A Active JP6614695B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | 油圧アクチュエータ制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6614695B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020119947A2 (en) | 2018-12-13 | 2020-06-18 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control circuit for a construction machine |
WO2020119948A1 (en) | 2018-12-13 | 2020-06-18 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control circuit for a construction machine |
WO2021028073A1 (en) | 2019-08-09 | 2021-02-18 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system |
JP2021110406A (ja) * | 2020-01-14 | 2021-08-02 | キャタピラー エス エー アール エル | 油圧制御システム |
WO2021219247A1 (en) | 2020-04-30 | 2021-11-04 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control circuit |
WO2022167151A1 (en) | 2021-02-08 | 2022-08-11 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system |
WO2023025413A1 (en) | 2021-08-26 | 2023-03-02 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system in excavator type construction machine |
WO2023104331A1 (en) | 2021-12-07 | 2023-06-15 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system in working machine |
JP7365101B2 (ja) | 2020-03-12 | 2023-10-19 | キャタピラー エス エー アール エル | 建設機械の油圧制御回路 |
JP7397561B2 (ja) | 2020-05-28 | 2023-12-13 | キャタピラー エス エー アール エル | 弁装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203742A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-15 | Sekitan Rotenbori Kikai Gijutsu Kenkyu Kumiai | 油圧シヨベルの油圧操作装置 |
JPH0979212A (ja) * | 1995-09-18 | 1997-03-25 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧システム |
JP2000009102A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Kobe Steel Ltd | 油圧アクチュエータの制御装置 |
JP2002372006A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-12-26 | Husco Internatl Inc | 戻りラインメータリングバルブ付き油圧回路および動作方法 |
-
2015
- 2015-07-14 JP JP2015140229A patent/JP6614695B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203742A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-15 | Sekitan Rotenbori Kikai Gijutsu Kenkyu Kumiai | 油圧シヨベルの油圧操作装置 |
JPH0979212A (ja) * | 1995-09-18 | 1997-03-25 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧システム |
JP2000009102A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Kobe Steel Ltd | 油圧アクチュエータの制御装置 |
JP2002372006A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-12-26 | Husco Internatl Inc | 戻りラインメータリングバルブ付き油圧回路および動作方法 |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11629479B2 (en) | 2018-12-13 | 2023-04-18 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control circuit for a construction machine |
US11566640B2 (en) | 2018-12-13 | 2023-01-31 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control circuit for a construction machine |
WO2020119947A2 (en) | 2018-12-13 | 2020-06-18 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control circuit for a construction machine |
DE112019005768T5 (de) | 2018-12-13 | 2021-07-29 | Caterpillar Sarl | Hydrauliksteuerkreis für eine baumaschine |
DE112019005768B4 (de) | 2018-12-13 | 2022-10-06 | Caterpillar Sarl | Hydrauliksteuerkreis für eine baumaschine |
DE112019005769T5 (de) | 2018-12-13 | 2021-08-05 | Caterpillar Sarl | Hydrauliksteuerkreis für eine baumaschine |
CN113302403A (zh) * | 2018-12-13 | 2021-08-24 | 卡特彼勒Sarl | 用于工程机器的液压控制回路 |
WO2020119948A1 (en) | 2018-12-13 | 2020-06-18 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control circuit for a construction machine |
CN114207225A (zh) * | 2019-08-09 | 2022-03-18 | 卡特彼勒Sarl | 液压控制*** |
WO2021028073A1 (en) | 2019-08-09 | 2021-02-18 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system |
DE112020003301T5 (de) | 2019-08-09 | 2022-04-07 | Caterpillar Sarl | Hydraulisches Steuersystem |
US11692332B2 (en) | 2019-08-09 | 2023-07-04 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system |
JP2021110406A (ja) * | 2020-01-14 | 2021-08-02 | キャタピラー エス エー アール エル | 油圧制御システム |
US12018459B2 (en) | 2020-01-14 | 2024-06-25 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system for a working machine |
JP7324717B2 (ja) | 2020-01-14 | 2023-08-10 | キャタピラー エス エー アール エル | 油圧制御システム |
JP7365101B2 (ja) | 2020-03-12 | 2023-10-19 | キャタピラー エス エー アール エル | 建設機械の油圧制御回路 |
WO2021219247A1 (en) | 2020-04-30 | 2021-11-04 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control circuit |
DE112021001991T5 (de) | 2020-04-30 | 2023-02-16 | Caterpillar Sarl | Hydraulischer Steuerkreis |
JP7397561B2 (ja) | 2020-05-28 | 2023-12-13 | キャタピラー エス エー アール エル | 弁装置 |
WO2022167151A1 (en) | 2021-02-08 | 2022-08-11 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system |
DE112022003630T5 (de) | 2021-08-26 | 2024-06-27 | Caterpillar Sarl | Hydraulisches steuersystem in baggerartiger baumaschine |
WO2023025413A1 (en) | 2021-08-26 | 2023-03-02 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system in excavator type construction machine |
WO2023104331A1 (en) | 2021-12-07 | 2023-06-15 | Caterpillar Sarl | Hydraulic control system in working machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6614695B2 (ja) | 2019-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6614695B2 (ja) | 油圧アクチュエータ制御回路 | |
JP6621130B2 (ja) | 油圧アクチュエータ制御回路 | |
KR101754290B1 (ko) | 건설 기계의 유압 구동 장치 | |
JP5013452B2 (ja) | 建設機械における油圧制御回路 | |
JP5669448B2 (ja) | 掘削機用油圧駆動システム | |
US10400426B2 (en) | Hydraulic control system for construction machine | |
KR20180033266A (ko) | 작업 기계 | |
JP6730798B2 (ja) | 油圧駆動装置 | |
KR102564414B1 (ko) | 건설기계의 주행 제어 시스템 및 건설기계의 주행 제어 방법 | |
JP6914206B2 (ja) | 油圧回路 | |
JP2017226492A5 (ja) | ||
KR102357613B1 (ko) | 쇼벨, 쇼벨용 컨트롤밸브 | |
US11692332B2 (en) | Hydraulic control system | |
EP3683453B1 (en) | Driving device of construction equipment | |
WO2016157531A1 (ja) | 作業機械の油圧制御装置 | |
KR102561435B1 (ko) | 건설기계의 제어 시스템 및 건설기계의 제어 방법 | |
JP2010236607A (ja) | 建設機械における油圧制御回路 | |
WO2022014315A1 (ja) | 液圧駆動システム | |
JP7324717B2 (ja) | 油圧制御システム | |
CN116097008A (zh) | 液压驱动*** | |
WO2014097693A1 (ja) | 油圧回路及びその制御方法 | |
JP2013249938A (ja) | 作業機械の油圧駆動装置 | |
JP2020094643A (ja) | 建設機械の油圧制御回路 | |
JP2022120978A (ja) | 油圧制御システム | |
WO2023176732A1 (ja) | 液圧駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190625 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6614695 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |