JP2017014872A - 作業装置アセンブリの保持装置 - Google Patents

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駿佑 朝日
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裕二 前原
Yuji Maehara
裕二 前原
茂也 多田
Shigeya Tada
茂也 多田
裕之 浅野
Hiroyuki Asano
裕之 浅野
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Abstract

【課題】基ブームに対して継ぎ足しブームを付け外しする作業の際に、保持した作業装置アセンブリが引き摺られることなく、この作業装置アセンブリの微動を許容することができる作業装置アセンブリの保持装置を提供する。
【解決手段】油圧ショベルの基ブームに連結される継ぎ足しブーム31b、継ぎ足しブーム31bに連結したアーム32、及びアーム32に連結したバケット33を備えた作業装置アセンブリ2を保持する保持装置200であって、保持装置本体と、アーム32に取り付けるピン及びこのピンを移動可能に支持するブラケットを含むアーム支持部202と、作業装置アセンブリ2を保持装置本体に対して固定するブーム支持部203とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械に用いられる作業装置アセンブリを保持する保持装置に関する。
油圧ショベル等の作業機械に用いられる作業装置は、長尺化するとブームが長さ方向に分割される場合がある。例えば継ぎ足しブーム、アーム及び作業具(バケット等)を含む作業装置アセンブリを、機体に取り付けた基ブームの先端に連結する構造である。この種の作業機械の継ぎ足しブーム及び基ブームは、これらを寝かせた姿勢(ブームが概ね水平となる姿勢)で上側になる部分と下側になる部分でピンにより連結される場合がある。この連結の際、継ぎ足しブームに設けたフックを基ブームに設けた支軸に掛け、ブーム上げ動作による支軸周りの回動によってまず上ピン穴の位置合わせをして上ピンを挿入した後、今度は上ピン周りの回動によって下ピン穴の位置合わせをして下ピンを挿入できるようにした機構が提唱されている(特許文献1等参照)。
また、分割構造のブームを備えた作業機械においては、保持装置を用いて作業装置アセンブリを保持した状態で、継ぎ足しブームを基部ブームに連結する方法が知られている(特許文献2等参照)。
特許第5035122号公報 特開平11−193543号公報
特許文献2の保持装置は、アームに取り付けたシリンダ取り付けブラケットを受板上に載せて作業装置アセンブリを支持する構成である。そのため、特許文献1に記載されているように基ブームに対して継ぎ足しブームを付け外しする際にブームを上下に動かす方法を採用すると、シリンダ取り付けブラケットが受板に対して引き摺られ、作業装置アセンブリが傷付き兼ねない。
本発明は、基ブームに対して継ぎ足しブームを付け外しする作業の際に、保持した作業装置アセンブリが引き摺られることなく、この作業装置アセンブリの微動を許容することができる作業装置アセンブリの保持装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、作業機械の基ブームに連結される継ぎ足しブーム、前記継ぎ足しブームに連結したアーム、及び前記アームに連結した作業具を備えた作業装置アセンブリを保持する保持装置であって、保持装置本体と、前記アームに取り付ける被支持部材と、前記保持装置本体に設けられ、前記被支持部材を移動可能に支持する支持部材と、前記作業装置アセンブリを前記保持装置本体に対して固定するブラケットとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、基ブームに対して継ぎ足しブームを付け外しする作業の際に、保持した作業装置アセンブリが引き摺られることなく、この作業装置アセンブリの微動を許容することができ、これにより作業装置アセンブリに傷が着くことを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る保持装置を適用する作業機械の側面図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械に備えられた作業装置アセンブリとこれを保持する保持装置を表す図である。 本発明の一実施形態に係る保持装置を適用する作業機械に備えられた基ブームと継ぎ足しブームとの連結部の拡大図である。 図4は図3中のIV−IV線による矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係る保持装置の側面図である。 図5中の矢印VI方向から見たブーム支持部の構造図である。 本発明の一実施形態に係る保持装置に備えられたアーム支持部付近の拡大図である。 図7中の矢印VIII方向から見たアーム支持部の構造図である。 本発明の一実施形態に係る保持装置を用いてする作業機械のブーム連結手順の説明図であって作業装置アセンブリに車体を近付ける様子を表す図である。 本発明の一実施形態に係る保持装置を用いてする作業機械のブーム連結手順の説明図であって支軸にフックが掛かった状態を表す図である。 図10の状態における基ブームと継ぎ足しブームとの連結部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る保持装置を用いてする作業機械のブーム連結手順の説明図であって下ピン穴の位置合わせをする様子を表す図である。 図12の状態における基ブームと継ぎ足しブームとの連結部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る保持装置を用いてする作業機械のブーム連結手順の説明図であって上ピン穴の位置合わせをする様子を表す図である。 図14の状態における基ブームと継ぎ足しブームとの連結部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る保持装置を用いてする作業機械のブーム連結手順の説明図であってブーム連結作業完了後の様子を表す図である。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
1.作業機械
図1は本発明の一実施形態に係る保持装置を適用する作業機械の側面図である。以下の説明において運転席の前方(同図中では左方向)を機体の前方とする。なお、図1では作業機械として油圧ショベルを例示しているが、油圧ショベルの例示は本発明の適用対象を限定する意図ではなく、クレーン等の他種の作業機械にも本発明は適用され得る。
同図に示した油圧ショベル100は、車体1と作業装置(フロント作業機)30を備えている。車体1は、走行移動用の走行体10、及び走行体10の上部に旋回自在に搭載した旋回体20を備えている。走行体10は、走行体フレームの左右に設けた一対のクローラ11を有している。これらクローラ11には、それぞれ履帯12を駆動して走行するための油圧駆動式の走行モータ13が設けてある。一方、旋回体20は、旋回体フレーム21、旋回体フレーム21上に設置したエンジン室22、エンジン室22の前方左側に設けた運転室23、及びエンジン室22の後方に設けたカウンタウェイト24を備えている。特に図示していないが、エンジン室22には、エンジンや熱交換器、バッテリー等の各種機器類が収容してある。なお、クローラ式の走行体10を例示したが、ホイール式の走行体を適用する場合もある。
作業装置30は、基ブーム31a、ブームシリンダ34、及び作業装置アセンブリ2を含む。基ブーム31aは、旋回体フレーム21に対して上下方向に回動自在に連結されている。この基ブーム31aはブーム上げ方向に凸となるように湾曲したへの字形状をしており、車体1の前部(運転室23の右側部分)から延在している。ブームシリンダ34は、両端が基ブーム31a及び旋回体フレーム21にそれぞれ連結されていて、ブームシリンダ34の伸縮に伴って基ブーム31aが上下に回動する。
2.作業装置アセンブリ
作業装置アセンブリ2は、継ぎ足しブーム31b、アーム32、バケット33、アームシリンダ35、及びバケットシリンダ36を含む。継ぎ足しブーム31bは、車体1側の基ブーム31aと共にブーム31を構成する。ここで例示するブーム31は長尺構造物であるため、このように基ブーム31a及び継ぎ足しブーム31bに分割され、基ブーム31aの先端に継ぎ足しブーム31bを連結して構成されている。なお、ブーム31、アーム32及びバケット33を前方に真直ぐ伸ばしたときに上側になる方をそれぞれブーム31、アーム32及びバケット33の背側、下側になる方を腹側と適宜記載する。基ブーム31aと継ぎ足しブーム31bの連結構造については後述する。
また、アーム32はブーム31の先端に回動自在に連結され、バケット33はアーム32の先端に回動自在に連結されている。アームシリンダ35は、背側において両端が継ぎ足しブーム31b及びアーム32に連結されている。バケットシリンダ36は、背側において両端がアーム32及びバケット33に連結されている。ブームシリンダ34、アームシリンダ35及びバケットシリンダ36は例えば油圧シリンダである。作業装置30の動作平面は前後に延びる鉛直面であり、ブームシリンダ34、アームシリンダ35及びバケットシリンダ36を伸縮させることによって、作業装置30はこの動作平面内で動作する。なお、作業具としてバケット33を用いた場合を例示しているが、グラップルやカッタ、ブレーカ等の他のアタッチメントが作業具としてアーム32に装着される場合もある。
図2は図1の作業機械の作業装置アセンブリを本発明の一実施形態に係る保持装置で保持した様子を表す図である。
作業装置アセンブリ2は、アームシリンダ35及びバケットシリンダ36を最伸長させることにより、図2に示したような抱え込み姿勢(最屈曲姿勢)となる。保持装置200は作業装置アセンブリ2の運搬や基ブーム31aに対する連結及び分解等の際に抱え込み姿勢の作業装置アセンブリ2を保持するものである。継ぎ足しブーム31bの腹側には、継ぎ足しブーム31b及びアーム32を互いに拘束するステー41が回動自在に設けられている。保持装置200の構成については後述する。
図2に示したように、作業装置アセンブリ2が保持装置200に保持された状態、即ちアームシリンダ35を一杯に延ばして継ぎ足しブーム31bに対してアーム32を最屈曲させた姿勢では、基ブーム31a及び継ぎ足しブーム31bの連結部(図2では継ぎ足しブーム31bの基端部37)の全体が、二点鎖線で示したアーム32の先端の水平方向位置Xよりも車体1から遠くなる(つまり水平方向位置Xよりも前方に位置する)ように構成されている。
また、抱え込み姿勢で対向する継ぎ足しブーム31b及びアーム32の腹側面にはブラケット42,43(図1も参照)がそれぞれ設けられている。アーム32に設けたブラケット43にステー41の先端を連結すれば、継ぎ足しブーム31bに対してアーム32が抱え込み姿勢で固定される。ステー41は使用しないときは継ぎ足しブーム31bに設けたブラケット42に先端を固定しておく(図16参照)。ブラケット42はブーム連結部(ピン52等)の近傍に位置している。また、アーム32の背側面にはブラケット44(図1も参照)が設けられている。継ぎ足しブーム31bの腹側に設けたブラケット42とアーム32の背側に設けたブラケット44は、抱え込み姿勢時(更には保持装置200で保持されている時)の作業装置アセンブリ2の重心Gを水平方向に挟む位置関係となるように配置されている。本実施形態ではアーム32のブラケット44が重心Gよりも前方、継ぎ足しブーム31bのブラケット42が重心Gよりも後方に位置している。また、継ぎ足しブーム31bの背側には、作業装置アセンブリ2が保持装置200に保持されているときの水平方向(前後方向)の位置で見て、重心Gを挟む位置関係で吊環46,47が設けられている。
3.ブーム連結部
図3は図1に示した作業機械の基ブームと継ぎ足しブームとの連結部の拡大図、図4は図3中のIV−IV線による矢視断面図である。これらの図に示したように、基ブーム31a及び継ぎ足しブーム31bは、抱え込み姿勢時(ブーム31が概ね水平になる姿勢の時)に上下の位置関係となる上ピン51及び下ピン52で連結されている。従って、基ブーム31aには上ピン穴51a及び下ピン穴52a(図11参照)が、継ぎ足しブーム31bには上ピン穴51b及び下ピン穴52bがそれぞれ設けられている。上ピン51及び上ピン穴51a,51bは基ブーム31a又は継ぎ足しブーム31bの背側面の近くに配置され、下ピン52及び下ピン穴52a,52bは基ブーム31a又は継ぎ足しブーム31bの腹側面の近くに配置されている。上ピン51は上ピン穴51a,51bに挿入され、先端に装着した止め輪53を通しボルト54及びナット55で固定することにより、上ピン穴51a,51bから抜けないようにしてある。掘削作業等でブーム31には振動が加わるので、ナット55はダブルナットとしてある。下ピン穴52a,52bに対する下ピン52の取り付け構造も同様である(図4参照)。
また、継ぎ足しブーム31bの基端部37及びこれに連結される基ブーム31aの先端部38(図9も参照)は、作業装置アセンブリ2が抱え込み姿勢の時、上ピン51側から下ピン52側に向かうにつれて車体1に近付くように傾斜している。
本例では、継ぎ足しブーム31bにフック56が、基ブーム31aに支軸57が設けられている。支軸57はフック56を掛けるために基ブーム31aの側面から吐出させた円柱状の突起部である。本例のフック56は、ピン穴を補強すると共に上ピン51又は下ピン52に作用する面圧を下げるために継ぎ足しブーム31bの側面に張り付けた補強板58の一部で形成してある。具体的には、補強板58は、継ぎ足しブーム31bの基端部37から基ブーム31a側に突出し、突出した先端を下側(腹側)に折り返したような形状をしていて、この折り返した部分がフック56を構成している。つまり、作業装置アセンブリ2が抱え込み姿勢である場合において、フック56は、支軸57の外周面の上半部に対して車体1側(基ブーム31aの根元側)から掛かり、継ぎ足しブーム31bの基端部37に向かって開口した形状をしている。
また、ブーム31の背側面に沿ってアームシリンダ35及びバケットシリンダ36に接続する油圧配管が配設されるが、ブーム31が基ブーム31aと継ぎ足しブーム31bとの分割構造であるため油圧配管も分割する必要があり、基ブーム31a側に配設された配管と継ぎ足しブーム31b側に配設された配管とを繋ぐ配管接続部59がブーム連結部近傍に設けられている。
ここで、前述した上ピン51(上ピン穴51a,51b)、下ピン52(下ピン穴52a,52b)、フック56及び支軸57は、次の3つの条件を満たす位置関係となるように配置されている。
1つ目の条件は、例えば作業装置30の動作平面と平行な同一面内において、上ピン51及び下ピン52の中心を結ぶ直線L1と支軸57の中心との距離D1が、フック56の円弧中心と直線L1との距離D2より小さいことである(D1<D2)。フック56の円弧中心とは、フック56の支軸57に掛かる円弧部分の中心、言い換えればフック56の内側に内接する支軸57と同径の円の中心のことである。
2つ目の条件は、例えば作業装置30の動作平面と平行な同一面内において、支軸57の中心及びフック56の円弧中心が下ピン52の中心から等距離にあることである。つまり、支軸57の中心と下ピン52の中心との距離R1が、フック56の円弧中心と下ピン52の中心との距離R2に等しい(R1=R2)。
3つ目の条件は、下ピン52よりも上ピン51側に支軸57が位置していることである。具体的には、例えば作業装置30の動作平面と平行な同一面内において、下ピン52の中心で直線L1に直交する直線L2よりも、支軸57の中心が背側にある。
なお、言うまでもないが、基ブーム31aの上ピン穴51a及び下ピン穴52aとの距離を距離R3とすると、継ぎ足しブーム31bの上ピン穴51b及び下ピン穴52bとの距離も等しく距離R3である。
4.保持装置
図5は本発明の一実施形態に係る保持装置の側面図である。この図に示した保持装置200は、保持装置本体201、アーム支持部202、及びブーム支持部203を備えている。保持装置本体201は、ベースフレーム204及び作業台205を含んでいる。
ベースフレーム204は、運搬車両の荷台や地面に接地する土台となる部位であり、アーム支持部202を設置した前半部分が、作業台205を設置した後半部分に対してピン206を介して上下に回動可能に連結されていて、前半部分が起立させられるようになっている(二点鎖線矢印参照)。作業台205は、保持装置200で保持する作業装置アセンブリ2の左右両側に来るように設けられており、左右それぞれに架台207、フロア208、昇降部209、及び柵210を含んでいる。
架台207は、ベースフレーム204の後部からフロア208の後部に向かって立ち上がった脚部211、及びブーム支持部203の下側(本例では直下)に位置する脚部212を含んでいる。フロア208は、保持装置200に保持された作業装置アセンブリ2の継ぎ足しブーム31bの基ブーム31aとの連結部に位置が対応するように脚部211,212上に水平に設けられており、保持する作業装置アセンブリ2の上記ブラケット42(図1及び図2参照)からブーム連結部(配管接続部59を含む)の後部までの範囲をカバーするように前後に延在している。このフロア208の高さは、保持される作業装置アセンブリ2のピン51,52やブラケット42よりも低くしてある。昇降部209は梯子でも良いが、本実施形態では架台207の前側に設けた階段を採用しており、この階段を利用してベースフレーム204からフロア208に対して上り下りできるようにしてある。柵210は昇降部209及びフロア208の縁部に鉛直に設置されている。本実施形態では、図2に示したように柵210の中桟213がブーム連結部のピン51,52の高さ付近にあるが、フロア208の内側(作業装置アセンブリ2側)の柵210の中桟213が上下に移動し、ピン51,52の抜き差しに邪魔にならないようになっている。
図6は図5中の矢印VI方向から見たブーム支持部の構造図である。この図においては、継ぎ足しブーム31bの一部を併せて図示すると共に、煩雑防止のためフロア208を図示省略している。同図に示したブーム支持部203は、保持装置200で作業装置アセンブリ2を保持するに際して、継ぎ足しブーム31bのブラケット42の近傍に位置するように配置されていて、要素としてブラケット221及びピン222を含んでいる。
ブラケット221は左右の作業台205のフレーム上にそれぞれ設けられており、前述したように脚部212の上部の位置で互いに左右に対向して配置されている。保持装置200で作業装置アセンブリ2を保持する場合、これら左右のブラケット221、及びその間に位置する継ぎ足しブーム31bの上記ブラケット42にピン222を通し、これにより作業装置アセンブリ2を保持装置本体201に対してピン222を介して連結する。作業装置アセンブリ2を保持する間、ピン222の両端近傍には抜け止部材223が装着される。
図7は図1に示した作業機械のアーム支持部付近の拡大図、図8は図7中の矢印VIII方向から見たアーム支持部の構造図である。これらの図においては、アーム32の一部を併せて図示している。同図に示したアーム支持部202は、保持装置200で保持した作業装置アセンブリ2におけるアーム32のブラケット44に対応する位置に配置されていて、要素としてブラケット226及びピン227を含んでいる。
ピン227は、アーム32をブラケット226に対して係止するものであると同時に、アーム32の上記ブラケット44に取り付けた状態でブラケット226に支持される被支持部材でもある。ブラケット226はベースフレーム204の左右両側に設けられており、保持装置200に保持された作業装置アセンブリ2におけるアーム32のブラケット44に位置が対応するように配置されている。ブラケット226には長穴228が設けられており、作業装置アセンブリ2を保持装置200で保持する場合、アーム32の左右のブラケット44に挿し込んだピン227の両側が左右の長穴228に通され、ピン227の両端近傍に抜け止部材229が装着される。これにより、長穴228によってピン227及びこれを取り付けたアーム32が移動可能に支持されると同時に、ピン227が長穴228内に拘束されてピン227の移動範囲が長穴228によって制限される。
なお、長穴228は作業装置アセンブリ2の動作平面に沿って延び、本実施形態においては水平方向に直線的に延在している。また、作業装置アセンブリ2のブラケット42,44について先に説明した通り、これらに対応する位置関係にあるアーム支持部202及びブーム支持部203の間(水平方向における間)に作業装置アセンブリ2の重心G(図2参照)が位置するように保持装置200は構成されている。
5.ブーム連結手順
図9−図16を用いて本発明の一実施形態に係る保持装置を用いたブーム連結手順について説明する。まず、吊環46,47を利用して保持装置200で保持された状態の作業装置アセンブリ2をクレーン等で吊り、運搬車両(不図示)から地上に下ろす。
次に、図9に示したように作業装置アセンブリ2に向かって車体1を走行移動させ、継ぎ足しブーム31bの基端部37に基ブーム31aの先端部38の位置を合わせる。そして、ブームシリンダ34及び走行モータ13を適宜駆動し、図10に示したようにフック56の内側に支軸57を入り込ませる。これにより支軸57にフック56が掛かった状態となったら、作業者はフロア208でブーム支持部203のピン222(図6参照)を抜き取って継ぎ足しブーム31bと保持装置200との連結を解き、作業装置アセンブリ2がアーム支持部202と支軸57とで支持された状態とする。この段階では、図11の拡大図に示したように上ピン穴51a,51b、下ピン穴52a,52bは共に位置が合っていない(中心が一致していない)状態である。
その後、ブームシリンダ34を伸長させて、図12に示したようにブーム上げ動作により下ピン穴52a,52bの位置合わせをする。このとき、支軸57によりフック56が押し上げられ、ブーム連結部が微動上昇すると共に、アーム支持部202においてはピン227が長穴228(図7参照)内を摺動又は転動して後方に移動することにより、作業装置アセンブリ2が図中の反時計回りに回転する。これによって支軸57を中心にして基ブーム31a及び継ぎ足しブーム31bが動作平面内で相対的に回動し、図11に示したように支軸57から等距離(R1=R2)にある下ピン穴52a,52bが互いに近付いていき、やがて図13に示したように一致する。下ピン穴52a,52bの位置が一致したら、作業者はフロア208にて下ピン穴52a,52bに下ピン52を挿入し装着する。
下ピン52を装着したら、今度はブームシリンダ34を収縮させて、図14に示したようにブーム下げ動作により上ピン穴51a,51bの位置合わせをする。このとき、ブーム連結部が押し下げられると共に、アーム支持部202においてピン227が長穴228(図7参照)内を前方に移動し、作業装置アセンブリ2が図中の時計回りに回転する。これによって下ピン52を中心にして基ブーム31a及び継ぎ足しブーム31bが動作平面内で相対的に回動する。図13に示したように下ピン穴52a,52bの中心が一致しているとき、その中心から上ピン穴51a,51bが等距離(=R3)にあるため、下ピン52を中心とした相対回動動作によって上ピン穴51a,51bが互いに近付いていき、やがて図15に示したように一致する。上ピン穴51a,51bの位置が一致したら作業者はフロア208にて上ピン穴51a,51bに上ピン51を挿入し装着する。これにより先に図3に示した状態となる。また、上ピン穴51a,51bの位置が一致する過程でフック56が支軸57から離れるので、油圧ショベル100を掘削作業等に用いる際にフック56及び支軸57に荷重が掛からないようになる。
上ピン51及び下ピン52を装着して基ブーム31aと継ぎ足しブーム31bとの連結が完了したら、(1)配管接続部59の油圧配管を接続し、(2)アーム支持部202のピン227を抜き取って作業装置アセンブリ2と保持装置200との連結を完全に解き、(3)ステー41をアーム32のブラケット43から外し、保持装置200との連結の役目を終えた継ぎ足しブーム31bのブラケット42に付け替える(図16参照)。手順(1)−(3)は順不同で良い。また、手順(1)については、例えば油圧配管に可撓性があって上ピン51及び下ピン52の位置合わせに伴う基ブーム31a及び継ぎ足しブーム31bの相対変位を許容できるようなら、下ピン52や上ピン51の装着前に行なっても良い。これにより油圧ショベル100が可動状態(作業可能状態)となったら、図16に示したように車体1を後進させて保持装置200から離間させる。
6.ブーム分解手順
作業装置アセンブリ2を基ブーム31aから取り外す場合、まずアームシリンダ35を最伸長させて作業装置アセンブリ2を抱え込み姿勢にし、ステー41によって継ぎ足しブーム31bに対してアーム32を固定する。そして、地上に設置した保持装置200に向かって油圧ショベル100を走行移動させる。アーム32の固定と油圧ショベル100の移動の手順は逆でも良い。
保持装置200に対する作業装置アセンブリ2の位置合わせが完了したら、配管接続部59の油圧配管の切り離し作業をする。そして、アーム支持部202に対してアーム32を移動可能に連結すると共に、ブーム連結部の上ピン51を抜き取る(図15に示した状態とする)。油圧配管の切り離しと上ピン51の抜き取りの手順は逆でも良い。
次に、ブーム下げ動作によりブーム支持部203に対して継ぎ足しブーム31bのブラケット42の位置を合わせ、ブーム支持部203に継ぎ足しブーム31bを連結する。その後、下ピン52を抜き取って基ブーム31aと継ぎ足しブーム31bとの連結を完全に解き、車体1を後進させて保持装置200から離間させ、クレーン等を利用して保持装置200で保持された状態の作業装置アセンブリ2を運搬車両の荷台等に載せる。
7.効果
(1)作業装置アセンブリの傷抑制
保持装置200は、アーム支持部202においてアーム32に装着したピン227を長穴228で拘束すると共に、ブーム支持部203においてブラケット221に対して継ぎ足しブーム31bをピン222で連結する。アーム支持部202ではピン227が長穴228内で移動可能であるが、ブーム支持部203を継ぎ足しブーム31bに連結した状態では長穴228内におけるピン227の位置も固定され、保持装置200に対して作業装置アセンブリ2が遊びなく保持された状態となる。従って、吊り上げ時や運搬時の安定性が確保できる。
その一方、ピン222を抜き取ってブーム支持部203と継ぎ足しブーム31bとの連結を解くと、長穴228におけるピン227の可動範囲の分だけ保持装置200に対する作業装置アセンブリ2の相対変位が許容される。従って、ブーム支持部203の連結を解けば、ブーム連結作業又はブーム分解作業の際にブーム上げ動作又はブーム下げ動作をすると、ブーム連結部の上下動に伴ってピン227が長穴228内で移動するので、基ブーム31aと継ぎ足しブーム31bとの相対回動動作を許容することができる。このとき、長穴228に対して摺動するのはアーム32に装着したピン227であるため、アーム32自体が保持装置200に対して引き摺られることはない。
従って、基ブーム31aに対して継ぎ足しブーム31bを付け外しする作業の際に、保持した作業装置アセンブリ2が引き摺られることなく、この作業装置アセンブリ2の微動を許容することができ、これにより作業装置アセンブリ2に傷が着くことを抑制することができる。
なお、保持装置本体201に対する作業装置アセンブリ2の摺動を回避する限りにおいては、例えばピン227の代わりに長穴228内で転がる車輪のようなものを適用しても構わない。また、保持装置本体201に対するアーム32の接地部分に単に被支持部材として保護板を取り付けるだけでも傷抑制の効果は期待できる。この場合でも、保護板を上から押える構造体があれば、作業装置アセンブリ2を吊り上げた際に保護板が構造体に係止されるので、運搬時等の安定性の確保は可能である。
(2)作業性の向上
ブーム連結部に対応する位置にフロア208があるため、ブーム連結作業及びブーム分解作業の際の作業性が良い。特に本実施形態においては、ブーム支持部203や配管接続部59がブーム連結部の近傍位置にあり、ブーム支持部203よりも低く、かつ水平方向においてブーム支持部203や配管接続部59をもカバーするようにフロア208が延在している。このため、上ピン51及び下ピン52の着脱、油圧配管の接続及び切り離し、ブーム支持部203の連結及び切り離しの作業を全てフロア208上で行なえる。しかも、保持した作業装置アセンブリ2の両側にフロア208があるので、ブーム連結部等に左右どちらからでもアクセスできる。従って、一層効率的かつ安全に作業を行なうことができる。
(3)作業装置アセンブリの支持位置によるメリット
アーム支持部202及びブーム支持部203は作業装置アセンブリ2の重心Gを挟んで反対側にある。具体的にはアーム支持部202が重心Gよりも前方にあるので、例えばブーム連結作業時に下ピン穴52a,52bの位置合わせをする際、ブーム上げ動作により継ぎ足しブーム31bの基端部37を持ち上げると、アーム支持部202が重心Gを挟んで基端部37と反対側に位置するため、作業装置アセンブリ2は重心Gの辺りを中心にして回転する。つまり前後の重量バランスが取れた状態で作業装置アセンブリ2が回転変位するので、ブーム動作以外に作業装置アセンブリ2を回転させようとする強い外力が作用せず、ブーム動作によるピン穴の位置合わせ作業を容易化することができる。なお、重心Gを挟んだ前後に支持位置を配置とすることのみを考慮する限りにおいては、アーム支持部202とブーム支持部203の位置関係は逆でも良いし、例えば重心Gの前後でアームを支持する構成、重心Gの前後でブームを支持する構成とすることもできる。
また、作業装置アセンブリ2の支持位置(アーム支持部202及びブーム支持部203)が支持位置が重心G挟んで両側に位置するため、吊り上げ時や運搬時の安定も良い。
また、抱え込み姿勢時にアーム32やバケット33の上側に位置する継ぎ足しブーム31bを支持することで、特に本実施形態では上り傾斜となる継ぎ足しブーム31bの基端部37近傍にそのブーム支持部203が位置するため、作業装置アセンブリ2を高位置で支持することができる。そのため、保持装置200に対する作業装置アセンブリ2の支持構造を高剛性にすることができ、吊り上げ時や運搬時の安定性を向上させることができる。
(4)柵によるメリット
フロア208や昇降部209に柵210を設けたことで安全性を向上させることができる。また、フロア208の柵210の中桟213を持ち上げて上下に移動できるようにしたので、ブーム連結部等に柵210越しに容易にアクセスでき、不使用時には自重で中桟213が元の位置に復帰するので、作業性及び安全性の両面でメリットがある。
(5)フロアへのアクセスの容易化
保持装置200にフロア208と共に昇降部209が一体に設けられているので、フロア208への上り下りが安全かつ容易にできる。
(6)架台の構成によるメリット
架台207の前側の脚部212がブーム支持部203の下方に位置するので、ブーム支持部203に掛かる作業装置アセンブリ2の重量を脚部212で効果的に受けることができるので、支持強度の面で有利である。また、後方の脚部211は保持装置200の後端又はその近傍で上下に延在しているので、例えば保持装置200を使用しないときには、脚部211を下にして保持装置200を起立させ、脚部211で接地した姿勢とすることで保持装置200の保管面積を省スペース化することができる。
(7)ベースフレームの構成によるメリット
ベースフレーム204が架台207と一体であるので、高剛性であり、また運搬車両の荷台や地面に掛かる面圧が抑えられる。また、ピン206を介してベースフレーム204の前部を後部に対して折り曲げられる構成としたことで、保持装置200を使用しないときにはベースフレーム204の前部を起立させることで保管スペースを小さくすることができる。
(8)ブーム連結部の構成によるメリット
(8−1)ブーム連結部の高さ変動の抑制
基ブーム31aと継ぎ足しブーム31bとを連結する場合、安定した状態で保持装置200に支持された作業装置アセンブリ2をブーム下げ動作により荷重を掛けると、アーム支持部202やステー41に掛かる荷重が大きくなるため好ましくない。従って、ブーム連結部のピン穴の位置を二段階で合わせる作業では、最初のピン穴の位置合わせはブーム上げ動作でする必要がある。このとき、仮に支軸57を中心とする相対回動で上ピン51を先に装着する構成(支軸57の中心に対して上ピン穴51a,51bを等距離に配置した構成)とすると、上ピン51を支点にした相対回動でフック56が支軸57から外れるようにするには、下ピン穴52a,52bの位置合わせ作業でもブーム上げ動作をしなければならなくなる。この場合、ブーム連結部が作業の進捗に伴って上昇していくため、作業位置の高さの変化が大きい。
それに対し、本実施形態では、まずフック56を支軸57に掛けた状態で支軸57の中心に対して下ピン穴52a,52bが等距離(R1=R2)となるように構成したことで、ブーム上げ動作によって支軸57を中心にして下ピン穴52a,52bの位置合わせを先行してすることができる。そして、上ピン51及び下ピン52の中心を結ぶ直線L1から支軸57よりもフック56が遠く(D1<D2)、かつ下ピン52よりも上ピン51側に支軸57が位置しているので、支軸57からフック56を外す方向に基ブーム31a及び継ぎ足しブーム31bを相対回動させて上ピン穴51a,51bの位置を合わせるのに、ブーム下げ動作をすることができる。このようにブーム上げ動作とブーム下げ動作の組み合わせでブーム連結作業をすることができるので、基ブーム31aに対して継ぎ足しブーム31bを連結する作業の際のブーム連結部の高さの変動を抑制し、ブーム連結作業の作業性を向上させることができる。作業位置の高さを抑えられるので、作業の安全性も向上する。
(8−2)クレーンの不要化
支軸57にフック56が掛かって下ピン52が装着された状態(つまり図13において下ピン52を装着した状態)では、上ピン51及び下ピン52の双方が装着された状態に比べてブーム31が図12に示したように上に凸に屈曲した状態となる。そのため、例えばブーム分解時に上ピン51のみを外してブーム上げ動作をし、ブーム支持部203及びアーム支持部202が共に連結された状態で支軸57にフック56を掛けて保持装置200ごと作業合装置アセンブリ2をブーム上げ動作により持ち上げると、上ピン51及び下ピン52の双方を装着した状態に比べてベースフレーム204の傾斜が小さくなる。このようにブーム31により保持装置200を持ち上げた場合に空中での姿勢を水平に近くすることができるので、場合によってはクレーンを用いずにブーム31によって運搬車両の荷台や保持装置200の仮置き場に保持装置200を移動させることができる。
(8−3)輸送性の向上
基ブーム31aの先端部38が背側から腹側に向かって車体1側に傾斜しているので、例えば先端部38を地面付近まで下げると先端部38が水平に近付く。従って、先端部38を傾斜させない姿勢又は逆に傾斜させた姿勢に比べて、基ブーム31aを低位置まで下げることができ、重心位置の低下による輸送性の向上を期待することができる。また、例えば配管接続部59を低位置まで下げられるので、メンテナンス性の向上にも期待できる。
(8−4)簡素化
フック56を補強板58で兼用したので、補強板58とは別にフック56を設ける場合に比べて構造を簡素化することができ、部品点数の減少、組立工数の減少、低廉化等のメリットがある。
(8−5)ブーム連結部の位置によるメリット
例えば保持装置200に作業装置アセンブリ2が保持された状態では、継ぎ足しブーム31bは基端部37に向かって上り傾斜の姿勢となるため、基端部37が最も高位置に来る。そのため、作業装置アセンブリ2を抱え込み姿勢にしたときにブーム連結部がアーム32の先端の水平方向位置X(図2参照)よりも車体1から遠くなるように構成した本実施形態においては、ブーム連結部が水平方向位置Xかそれよりも車体1に近い場合に比べ、抱え込み姿勢時の作業装置アセンブリ2の高さを低くすることができ、輸送高さを抑えることができる。これにより、また、アーム32の先端の水平方向位置Xよりもブーム連結部が前方にあるので、それだけ車体1(走行体10)やブームシリンダ34からブーム連結部までの距離を確保することができるので、保持装置200やそのフロア208が設置し易く、ブーム連結又は分解の作業の際の作業性が良い。
(8−6)基ブームの形状によるメリット
基ブーム31aが上に凸となるように湾曲したへの字形状なので、保持装置200に保持された作業装置アセンブリ2の継ぎ足しブーム31bに向かって基ブーム31aの先端側部分が前方に向かって下り傾斜となる。従って、ブーム連結作業時に基ブーム31aの先端部38の位置、言い換えればブーム連結位置がそれだけ低くなり、作業性及び安全性の面でメリットがある。
(8−7)吊環によるメリット
抱え込み姿勢時にアーム32やバケット33よりも上側に位置する継ぎ足しブーム31bの背側に吊環46,47を設けたことにより、保持装置200で保持して作業装置アセンブリ2を吊り上げる際の吊り位置を高くすることができるので、吊り姿勢を安定化させ、吊り作業を容易化することができる。
2…作業装置アセンブリ、31a…基ブーム、31b…継ぎ足しブーム、32…アーム、33…バケット(作業具)、
100,100A…油圧ショベル(作業機械)、200…保持装置、201…保持装置本体、
208…フロア、221…ブラケット、226…ブラケット(支持部材)、227…ピン(被支持部材)、
228…長穴

Claims (3)

  1. 作業機械の基ブームに連結される継ぎ足しブーム、前記継ぎ足しブームに連結したアーム、及び前記アームに連結した作業具を備えた作業装置アセンブリを保持する保持装置であって、
    保持装置本体と、
    前記アームに取り付ける被支持部材と、
    前記保持装置本体に設けられ、前記被支持部材を移動可能に支持する支持部材と、
    前記作業装置アセンブリを前記保持装置本体に対して固定するブラケットと
    を備えたことを特徴とする作業装置アセンブリの保持装置。
  2. 前記支持部材が前記作業装置アセンブリの動作平面に沿って延びる長穴を有しており、前記被支持部材が前記長穴内に拘束されることを特徴とする請求項1の作業装置アセンブリの保持装置。
  3. 前記継ぎ足しブームの前記基ブームとの連結部に対応する位置にフロアを備えていることを特徴とする請求項1の作業装置アセンブリの保持装置。
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