JP2017013852A - 吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転操作により吐出ノズルがシール口部側へ進退して当該シール口部を開閉させるように設けた、使い勝手のよい吐出容器を提供する。【解決手段】第1胴部14を有し、かつ頂部12にシール口部Aを設けた外容器体2と、第2胴部48の上側へ起立する吐出ノズル60を、シール口部Aの下面側に位置させて、外容器体2内に昇降自在に支持させてなる内容器体40と、を具備し、上記第1胴部6に対して内容器体40を一定角度回転させる度に内容器体40を一定幅だけシール口部A側へ押し込む押動手段Dを設けた吐出器である。上記押動手段Dは、第1胴部6と内容器体40の対応箇所との一方を周方向へ延びるガイドレール55と、他方に付設され、このガイドレールに沿って摺動可能に形成した係合部10とで構成され、上記ガイドレール55の一部に周方向一方に向かって下方へ傾斜する第1傾斜部を設けている。【選択図】図1

Description

本発明は、吐出容器、例えば粉末や粒状物の取り出しに適した吐出容器に関する。
この種の吐出容器として、容器体の頂板に複数の小径の吐出孔を形成しておき、この頂板側を下にして振ることにより、それら吐出孔から内容物を振り出すものがあった(特許文献1)。
特開平8−091405
特許文献1の容器では、容器体を振る動作をするので、吐出させようとする場所の外側へ内容物が飛び散ることがある。
また内容物が料理にかけるための粉末調味料などである場合には、料理から生ずる湯気により粉末が湿気を含み、小径の振出孔が詰まってしまう可能性もある。
さらに蓋をしないで容器を机の上などに置いておくと、容器を倒して内容物がこぼれるおそれがあった。
本出願人は、複数の吐出孔から内容物を振り出す代わりに、外容器体のシール口部の下側へ内容器体の吐出ノズルを配置し、シール口部に対する吐出ノズルの進退動作によりノズル筒から内容物を吐出させるという着想を得た。本発明は、当該着想の改良であり、部材数をより少なくすること、内容物がまとまって吐出されることがないようにすることを意図している。
本発明の第1の目的は、外容器体の第1胴部を内容器体に対して回転させることで吐出ノズルがシール口部側へ進退して当該シール口部を開閉させるように設けた、使い勝手のよい吐出容器を提供することである。
本発明の第2の目的は、上記吐出容器を少ない部材数で構成することである。
本発明の第3の目的は、上記吐出容器を、内容物が適当に拡散されるように構成することである。
第1の手段は、
第1胴部6を有し、かつ頂部12にシール口部Aを設けた外容器体2と、
第2胴部48の上側へ起立する吐出ノズル60を、シール口部Aの下面側に位置させて、外容器体2内に昇降自在に支持させてなる内容器体40と、
を具備するとともに、
上記第1胴部6に対して内容器体40を一定角度回転させる度に内容器体40を一定幅だけシール口部A側へ押し込む押動手段Dを設けた吐出器において、
上記押動手段Dは、第1胴部6と内容器体40の対応箇所との一方を周方向へ延びるガイドレール55と、他方に付設され、このガイドレールに沿って摺動可能に形成した係合部10とで構成され、上記ガイドレール55の一部に周方向一方に向かって下方へ傾斜する第1傾斜部55aを設けており、
上記内容器体40の対応箇所と連続する把持部14を把持して、内容器体40に対して第1胴部6を回転させたときに、吐出ノズル60がシール口部A側へ進退して当該シール口部を開閉させることが可能に構成した。
本手段では、例えば図5に示すように把持部14を把持して、外容器体2の第1胴部6を内容器体40に対して回転させることにより、その回転力を押動手段Dにより内容器体40をシール口部A側(図面上側)へ押し込み、内容器体40の吐出ノズル60がシール口部A側へ進退して当該シール口部を開閉させることが可能にすることを提案している。
押動手段Dは、例えば、図3に示す如く内容器体40の外面に設けたガイドレール55に沿って、第1胴部6の内面に付設した係合部10が摺動するように設け、ガイドレール55の一部に第1傾斜部55aを設けることで構成される。図示はしていないが、第1胴部6の内面にガイドレールを、内容器体40の外面に係合部をそれぞれ形成しても構わない。この構成により、部材数を増やすことなく、内容器体40に対する第1胴部6の回転操作で吐出ノズル60をシール口部Aへ進退させることができる。
図示例では、後述の如く、上記第1胴部6に対して回転可能に外容器体2の頂部12を取り付けるとともに、この頂部12と内容器体40とが連動するように設け、頂部12の周壁部分を把持部としているが、例えば内容器体40の底部を把持部としても構わない。
「シール口部」とは、常時は閉塞しており、吐出ノズルが突き当たることで開口する口部をいう。
「ガイドレール」は、ガイドレールの延びる方向へ係合部を案内できる構造であれば、どのようなものでも構わない。図示例では、ガイドレールをガイド溝としているが、例えばガイドレールを案内用リブとし、係合部側にこの案内用リブと嵌り合う凹部を形成した構造としてもよい。
本明細書において、“上”及び“下”という用語を用いるときには、特に断らない限り、図1の状態(正立状態)での向きをいうものとする。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記ガイドレール55は、第1胴部6又は内容器体40の全周に亘って形成され、かつ周方向一方に向かって上方へ傾斜する第2傾斜部55bを設けた。
本手段では、図2に点線で示す如くガイドレール55を内容器体40の外面の全周に亘って設けることを提案する。図示はしないが、ガイドレール55を第1胴部6の内面に設ける場合にも同様に全周に設ける。そして図3に示すように周方向一方に向かって下がる第1傾斜部55aと、周方向一方に向かって上がる第2傾斜部55bとを形成し、これら両傾斜部を係合部10が通過することで吐出ノズル60がシール口部Aに対して進退するように形成する。この構成では、内容器体40に対して第1胴部6を一方へ回し続けることで、上記進退動作を繰り返すことができる。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ
上記内容器体40に対してシール口部Aから離れる方向へ付勢力を作用させる付勢手段Bを設け、
この付勢手段Bは、上記内容器体40の頂壁57上面から突設した複数の弾性板部58を撓み状態で上記外容器体2の頂部12裏面に当接させてなる。
本手段では、図1に示すように、上記内容器体40に対してシール口部Aから離れる方向へ付勢力を作用させる付勢手段Bを設けることを提案している。
この付勢手段Bは、上記係合部10が第2傾斜部55bを通過することで吐出ノズル60がシール口部Aから後退する動作をアシストするので、進退動作を確実にする。また、付勢手段Bは、内容器体40の頂壁57上面から突設した複数の弾性板部58を撓ませて上記外容器体2の頂板16裏面に当接させることで形成しているので、部材数が増えることがない。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、かつ
上記ガイドレール55をガイド溝とし、上記係合部10を、ガイド溝内に摺動可能に挿入される係合凸部とし、上記ガイド溝の底面から、長手方向に延びる摺接突条56を溝の深さより短く突設し、この摺接突条の先端が係合部10に接するようにした。
本手段では、図3に示すようにガイドレール55をガイド溝とし、その溝の底面から摺接突条56を突設した構造を示す。摺接突条56の先端が係合部10に接するので、係合部10との抵抗を増やすことなく係合部10のがたつきを防止している。
第5の手段は、第1の手段から第4の手段のいずれかを有し、かつ
上記シール口部Aは、上記外容器体2の頂部12に穿設した挿通孔18の周囲へスリット弁体32を装着してなり、
スリット弁体32は、挿通孔18形成箇所に取り付けた弁筒34の上面に弾性膜36を張設し、この弾性膜36に吐出ノズル60の突き上げにより開口可能なスリット36aを穿設している。
本手段では、図1に示すように、シール口部Aの構成にスリット弁体32を用いることを提案している。これにより、吐出容器を誤って倒した場合でも内容物がこぼれることを防止できる。
第6の手段は、第1の手段から第5の手段のいずれかを有し、かつ
上記頂部12は、頂板16の外周部から把持部14である外周壁部を垂下し、この外周壁部を第1胴部6に対して回転自在に取り付けるとともに、頂部12と内容器体40とに、頂部12に対する内容器体40の上下動が可能に内容器体40を回り留めする回り止め手段Tを設けた。
本手段では、図1に示す外容器体2の頂部12を、第1胴部6に対して回転可能に取り付けるとともに、頂部12の蓋周壁を把持部14とし、かつ頂部12に対して内容器体40を回り留めして、把持している。外容器体2の頂部12を手で支えて第1胴部6を回転させればよいので、例えば前述の如く内容器体の底部を把持部とする場合に比較すると、把持部が第1胴部に対して上下動しないので、操作し易い。
第7の手段は、第1の手段から第6の手段のいずれかを有し、かつ
上記シール口部Aの表側へ、開口面80内に拡散体83を支持させてなる拡散ヘッド70を設けた。
本手段では、図7及び図8に示すように、上記シール口部Aの表側へ、開口面80内に拡散体83を支持させてなる拡散ヘッド70を設けた。吐出操作時に内容物を拡散させたいときに上記拡散ヘッド70を用いて効果的に拡散させることができる。
第1の手段に係る発明によれば、内容器体40に対して第1胴部6を回転させたときのみ、吐出ノズル60がシール口部A側へ進退する。従って、吐出物が粉末等である場合には湯気などによる吐出物の詰まりを、また吐出物が液体等である場合には乾燥による吐出物の固化や変質を防止できる。
また第1胴部6の内面及び内容器体40の外面の一方に周方向へ延びるように設けたガイドレール55と、他方に固定され、ガイドレール55に沿って摺動可能に係合させた係合部10とで形成したので部材数を少なくすることができる。
第2の手段に係る発明によれば、第1胴部又は内容器体40の全周に亘って形成したガイドレール55の第1傾斜部55a及び第2傾斜部55bを係合部10が通過する際に吐出ノズル60がシール口部Aへ進退するから、第1胴部6を一方向へ回し続けるだけで、進退動作を繰り替えることが可能となる。従って、従来技術のように容器から内容物を振り出すことが必要でないから、内容物の飛び散りを防止できる。
第3の手段に係る発明によれば、上記内容器体40に対してシール口部Aから離れる方向へ付勢力を作用させる付勢手段Bを設けた。従って係合部10が第2傾斜部55bを通過することで吐出ノズルがシール口部Aから離れる動きを補助し、進退動作を確実にする。
また付勢手段Bは、上記内容器体40の頂壁57上面から突設した複数の弾性板部58で形成したから、部材数が増えることがない。
第4の手段に係る発明によれば、ガイドレール55であるガイド溝の底部に係合部10と接する摺接突条56を設けたから、ガイドレール55に対する係合部10のガタつきを減らすことができる。
第5の手段に係る発明によれば、シール口部Aは頂板の挿通孔18の周囲へスリット弁体32を装着してなるから、倒立状態としても、内容器体40に対して第1胴部6を回転させない限り、シール口部Aの外に吐出物がこぼれることがない。
第6の手段に係る発明によれば、外容器体2の頂部12を把持して第1胴部6を回転させることで液体を吐出させることができるので、使い勝手がよい。
第7の手段に係る発明によれば、開口面80内に拡散体83を支持させてなる拡散ヘッド70を設けたから、吐出液体を適切に拡散させることができる。
本発明の第1実施形態に係る吐出容器の縦断面図である。 図1の吐出容器の内容器体の頂部を、II−II方向に見た概念図である。 図2の内容器体の頂部を側方から見た図面である。 図2の内容器体の頂部の縦断面図である。 図1の吐出容器の吐出作業の第1段階であって、容器を倒立させて開蓋し、内容器体40に対して第1胴部6を回転させ始めた状態を示す図である。 上記吐出作業の第2段階であって、内容器体40に対して第1胴部6を回転させて吐出ノズルが外側へ出現した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る吐出容器の縦断面図である。 図7の吐出容器の要部(拡散ヘッド)を上方から見た図である。 図6の吐出容器の吐出作業の第1段階であって、容器を倒立させて開蓋し、内容器体40に対して第1胴部6を回転させ始めた状態を示す図である。 上記吐出作業の第2段階であって、内容器体40に対して第1胴部6を回転させて吐出ノズルが外側へ出現した状態を示す図である。 図6の吐出容器の内容器体の詰め替え作業を示す図である。
図1から図6は、本発明の第1実施形態に係る吐出容器を示している。この吐出容器は、外容器体2と内容器体40とで形成される。これら各部材は、例えば合成樹脂材で形成することができる。
外容器体2は、本実施形態において、図1に示すように、第1胴部6と、頂部12とで構成している。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
上記第1胴部6は、上下両端開口の筒形であり、第1胴部6の外面の上側に、後述の頂部12の外周壁部(把持部14)の下端を突き当てるための環状リブ8を周設している。また環状リブ8より上側には把持部14の抜止め用凸部9を形成している。また第1胴部6の内面の上部には凸状の係合部10を付設している。本実施形態では、第1胴部6の周方向に間隔をあけて複数(図示例では左右一対)の係合部10を設けている。
上記頂部12は、第1胴部6の上面開口を覆う頂板16を有し、この頂板16の中央部にシール口部Aを形成している。本実施形態では、上記頂部12を、蓋本体13及び蓋体24からなる蓋部材として形成しているが、その構造は適宜変更することができる。
上記蓋本体13は、上記頂板16の外周部から外周壁部を垂下している。この外周壁部は把持部14としての役割を有する。そしてこの外周壁部を、上記第1胴部6の上部に回動可能に嵌合させている。上記頂板16の中央部には、挿通孔18を形成するとともに、その孔縁から筒状の孔壁18aを起立している。この孔壁18aの外面には、係止リブ20を、また孔壁18aの内面には係合溝21をそれぞれ周設している。
上記シール口部Aは、上記孔壁18a内にスリット弁体32を装着することで形成される。スリット弁体32は、弁筒34の上端部に張設した弾性膜36に、十字状などの形状のスリット36aを穿設してなり、弁筒34の外面には、上記孔壁18aの係止リブ20下面に係止する突起を設けている。
弾性膜36は、断面形状で下向きに弯曲してスリット36aを密閉しており、後述の吐出ノズル60の突き上げにより、スリット36aが開口するように設けている。
上記蓋体24は、天板26の外周縁から蓋周壁部28を垂下し、この蓋周壁部28と外周壁部14とを第1ヒンジ23で連結している。天板26の中央部は、閉蓋時に弾性膜36と接する当接凹部27を形成し、スリット36aを押し下げている。当接凹部27は、スリット36aの可動部分の癒着を防止するための押さえ部として機能する。また天板26の裏面からは、当接凹部27を囲むシール筒部30を垂下して、このシール筒部30を孔壁18aの外面に嵌合している。
上記蓋本体13の内側には、頂部12に対して内容器体40を回り留めするための係止板部22を付設する。図示例の係止板部22は、把持部14である外周壁部の上部内面から突出している。係止板部22の上端は頂板16に連続させている。
内容器体40は、外容器体2内に昇降可能に支持されている。本実施形態では、内容器体40は、図1に示す頂壁57から起立する吐出ノズル60を有し、この吐出ノズル60をシール口部Aの下側に位置させ、外容器体2に対して上下動することで吐出ノズル60がシール口部A側へ進退して当該シール口部を開閉させることが可能に構成している。
また本実施形態では、上記内容器体40は、図1に示すように、本体部42と、内蓋50とで構成している。
本体部42は、有底筒形であって、筒壁である第2胴部48の上部外面にネジ部を有しており、内蓋50に対して螺合できるように形成している。
図示の第2胴部48は、上下方向の中間部に比較して、ネジ部を有する上部を小径に、また下部を大径にそれぞれ形成している。この大径の下部は、グリップ部44として第1胴部6の下側へ突出させている。内蓋50に対して第2胴部48を着脱するときには、大径のグリップ部44を把持して回転させればよいので、使い勝手がよい。
グリップ部44は、第1胴部6の下端のすぐ下でテーパ状に拡径しており、第2胴部48と第1胴部6との間に大きな隙間ができることを防止している。これにより第1胴部6内に埃などが入りにくいようにしている。なお、第2胴部48と第1胴部6とは同心軸状に配置されている。
上記内蓋50は、上記頂壁57の外縁部から、内側にネジ溝Nを有する内周壁部52を垂下し、この内周壁部52の内面を第2胴部48の上部に螺合させている。もっとも螺合に代えて単に嵌合させても構わない。
内周壁部52の外周面には、ガイドレール55を周設し、さらにこのガイドレール55と内周壁部52の上端とを連続する導入溝53を設ける。こうすることで、後述の係合部10が導入溝53を通ってガイドレール55に入るようにしている。好適な図示例では、導入溝53の下端部内から、上側に傾斜面を有するストッパ54を突設している。こうした形状とすることにより、係合部10がストッパ54を乗り越えてガイドレール55側へ移動できるが、上方へ抜け出すことを阻止するようにしている。
図示例では、上記導入溝53の上部内に上記係止板部22を係止させて、回り止め手段Tを形成している。もっとも導入溝53とは別個に、係止板部22に突き当たる箇所を内容器体40の適所に設けてもよい。
ガイドレール55は、内周壁部52の全周に亘って略一定の幅と深さを有するガイド溝として形成されている。ガイド溝の底面からは、その周方向に延びる摺接突条56を、突設している。この摺接突条56は、係合部10がガイド溝内を移動する空間を残す程度に短く設ける。摺接突条56の機能は、係合部10と当接することで内容器体40に対して第1胴部6ががたつくことを防止することである。
ガイドレール55には、図3に示すように、その周方向の少なくとも一箇所(図示例では複数個所)に、側方からみて下側へくぼむ屈曲部Rを設けている。図示例の屈曲部Rは、第1傾斜部55aと水平部55cと第2傾斜部55bとで形成している。第1傾斜部55aは周方向一方に向かって下側へ傾斜しており、第2傾斜部55bは周方向一方に向かって上側へ傾斜している。そして係合部10がこの屈曲部を後述するときに吐出ノズル60がシール口部Aに対して進退するように構成している。
上記吐出ノズル60は、頂壁57の中央部から起立し、挿通孔18を介して弁筒34内部へ突入している。本実施形態では、挿通孔18の孔壁18aを吐出ノズル60の外面に近接又は密接させて、吐出操作の後に吐出容器を正立状態に戻したときに弁筒内部から粉体が下方へこぼれ落ちないようにしている。
上記頂壁57の上面からは、複数の弾性板部58を起立している。これら弾性板部は、それぞれ撓ませた状態で弾性板部の先端部58bを外容器体2の頂板16下面外周部に摺動可能に当接させている。こうすることにより、内容器体40を下方へ付勢させる付勢手段Bが形成される。好適な図示例では、弾性板部58の基端部58aを上記頂壁57に連続成形させている。各基端部58aは、図2に示すように、第2胴部48の半径方向に配向しており、弾性板部58は、上方から見て、周方向一方へ延びる扇形状に形成している。図示例では、一対の弾性板部58を付設しているが、等角的な位置に3つ以上の弾性板部58を設けても構わない。
上記構成において、吐出作業を行うときには、図1の状態から、蓋体24を開いて、吐出容器を倒立状態とする。
そして把持部14を一方の手で支えて、図5に矢印で示す如く、第1胴部6を回転させる。そうすると係合部10がガイドレール55内を移動する。係合部10が上記屈曲部Rの第1傾斜部55aを通るときに、内容器体40がシール口部A側へ押し込まれ、吐出ノズル60がシール口部A側へ進出する。吐出ノズル60は、図6に示す如く弾性膜36のスリット36aを押し広げる。また係合部10が第2傾斜部55bを通過するときには、吐出ノズル60はシール口部Aから離れる。これによりスリット36aが閉じる。
本実施形態では、付勢手段Bの付勢力により、吐出ノズル60を後退させる動きをアシストしている。すなわち、逆に係合部10が第1傾斜部55aを通過するときには、付勢手段の付勢力に逆らって第1胴部6を回転させようと力を入れることになる。これにより、回転に勢いがついて係合部10を第1傾斜部55aから第2傾斜部55bへ一気に移動させることになる。従って吐出ノズルの一度の進退動作で内容物が過剰に吐出されることが防止される。
本発明では、吐出ノズル60がシール口部A側へ進退するので、容器を振る動作をしなくても、吐出ノズル60がシール口部Aを押し広げた瞬間に内容物が効率的に外部へ吐出される。この作用の利点を述べると次の通りである。
(1)上記進退作は、人の手による振出動作と違って直線的な動きであり、かつ容器を持つ手の位置が動かないから、内容物が予期しない方向へ飛び散ることがない。
(2)第1胴部6を一方向へ回転させ続けるだけで、吐出ノズル60はシール口部A側への進退の動作を繰り返し、常時外気にさらされることがないので、吐出ノズル内に湿気が入って、内容物が詰まる可能性が少ない。
また吐出作業を中断する場合には、蓋体24を閉めることを省略しても、シール口部Aのスリット36aが自動的に閉鎖する。従って、吐出容器を倒しても、内容物がこぼれることがない。
内容物を使い切ったときには、外容器体2の把持部14を手で支えるとともに、内容器体40のグリップ部44を掴み、開方向へ回転させるとよい。内容器体40の内蓋50は、回り止め手段Tにより頂部12に対して回転しないので、内蓋50に対して内容器体40が螺脱される。そして新しい内容器体40を内蓋50に対して取り付ければよい。
以下、本発明の他の実施形態に係る吐出容器について説明する。その説明において第1実施形態と同じ構成については、解説を省略する。
図7から図11は、本発明の第2実施形態に係る吐出容器を示している。外容器体2の頂部の構成を変更するとともに、頂部を覆う拡散ヘッド70を設け、かつ外容器体2及び内容器体40の各底部の構造を変更したものである。
まず外容器体2の頂部12は、第1実施形態の頂部のうちの蓋体を省略している。そして、残された蓋本体の上面を覆う拡散ヘッド70を取り付けている。蓋本体の頂板16の外周部には、図7に示すように取付け用凹部17を周設する。
拡散ヘッド70は、本実施形態では、ヘッド本体72とカバー筒86とからなる。
上記ヘッド本体72は、本実施形態において、上記取付け用凹部17に下端を着脱自在に嵌めたヘッド周壁74を有し、このヘッド周壁74の上端に内向きフランジ76を付設している。そして内向きフランジ76の内端に補助筒部78の中間部を連結している。
上記補助筒部78の下端部は内容物が外に漏れないように上記頂板16の上面に密接させている。補助筒部78の上端側には、拡散体83を設けている。この拡散体83は、吐出ノズル60からの内容物の流れを邪魔する部材として、開口面80内の適所(図示例では開口面の中心)に配置されている。図示例では、開口面の縁から内方へ突出する4本の支持棒82を介して拡散体83を支持しているが、その構造は適宜変更することができる。また図示の拡散体83は、その下面側に異なる向きに傾く複数の拡散面Sdを有する。これにより、図10に示す如く、内容物を吐出する際に、吐出ノズルから吐出された内容物がそれら拡散面Sdに当たってさまざまな方向へ飛び散るようにしている。もっとも拡散体83の形状も適宜変更することができる。
カバー筒78は有頂筒状であり、第2ヒンジ84を介して上記ヘッド周壁74の上端に連結している。カバー筒86の頂壁裏面からは、上記補助筒部78の上端を密閉するシール筒部88を垂下している。
上記内容器体40の第2胴部48の下端のグリップ部44は、第1実施形態のように拡径しておらず、丸底状になっている。そしてこのグリップ部を覆うように、有底筒状の底部4を外容器体2に設けている。底部4は底板4aの外周部から筒体4bを起立してなり、この筒体の上端を、第1ヒンジ5を介して第1胴部6の下端に連結している。
この吐出容器を使用するとときには、カバー筒86を開放して、図9のように倒立状態とし、把持部14を手で支えて第1胴部6を回転させる。そうすると第1実施形態と同じ作用により、吐出ノズル60がシール口部Aに対して進退し、内容物が吐出ノズル60から吐出される。吐出された内容物は、拡散体83に当たって適度に散乱される。
内容器体40を交換するときには、図11に示すように底部4を開放し、把持部14を手で支えて内容器体40のグリップ部44を回転させればよい。
2…外容器体 4…底部 4a…底板 4b…筒体 5…第1ヒンジ
6…第1胴部 7…係止凹部 8…環状リブ 9…抜止め用凸部
10…係合部
12…頂部(蓋部材) 13…蓋本体
14…把持部(外周壁部) 16…頂板 17…取付け用凹部
18…挿通孔 18a…孔壁
20…係止リブ 21…係止溝 22…係止板部
23…第1ヒンジ 24…蓋体 26…天板 27…当接凹部 28…蓋周壁部
30…シール筒部
32…スリット弁体 34…弁筒 36…弾性膜 36a…スリット
40…内容器体 42…本体部 44…グリップ部 …
48…第2胴部 50…内蓋 52…内周壁部
53…導入溝 54…ストッパ
55…ガイドレール 55a…第1傾斜部 55b…第2傾斜部55c…水平部
56…摺接突条
57…頂壁 58…弾性板部 58a…基端部 58b…先端部
60…吐出ノズル
70…拡散ヘッド 72…ヘッド本体 74…ヘッド周壁 76…内向きフランジ
78…補助筒部 80…開口面 82…支持棒 83…拡散体 84…第2ヒンジ
86…カバー筒 88…シール筒部
A…シール口部 B…付勢手段 D…押動手段 N…ネジ溝 R…屈曲部
Sd…拡散面 T…回り止め手段

Claims (7)

  1. 第1胴部(6)を有し、かつ頂部(12)にシール口部(A)を設けた外容器体(2)と、
    第2胴部(48)の上側へ起立する吐出ノズル(60)を、シール口部(A)の下面側に位置させて、外容器体(2)内に昇降自在に支持させてなる内容器体(40)と、
    を具備するとともに、
    上記第1胴部(6)に対して内容器体(40)を一定角度回転させる度に内容器体(40)を一定幅だけシール口部(A)側へ押し込む押動手段(D)を設けた吐出器において、
    上記押動手段(D)は、第1胴部(6)と内容器体(40)の対応箇所との一方を周方向へ延びるガイドレール(55)と、他方に付設され、このガイドレールに沿って摺動可能に形成した係合部(10)とで構成され、上記ガイドレール(55)の一部に周方向一方に向かって下方へ傾斜する第1傾斜部(55a)を設けており、
    上記内容器体(40)の対応箇所と連続する把持部(14)を把持して、内容器体(40)に対して第1胴部(6)を回転させたときに、吐出ノズル(60)がシール口部(A)側へ進退して当該シール口部を開閉させることが可能に構成したことを特徴とする吐出容器。
  2. 上記ガイドレール(55)は、第1胴部(6)又は内容器体(40)の全周に亘って形成され、かつ周方向一方に向かって上方へ傾斜する第2傾斜部(55b)を設けたことを特徴とする、請求項1記載の吐出容器。
  3. 上記内容器体(40)に対してシール口部(A)から離れる方向へ付勢力を作用させる付勢手段(B)を設け、
    この付勢手段(B)は、上記内容器体(40)の頂壁(57)上面から突設した複数の弾性板部(58)を撓み状態で上記外容器体(2)の頂部(12)裏面に当接させてなることを特徴とする、請求項2に記載の吐出容器。
  4. 上記ガイドレール(55)をガイド溝とし、上記係合部(10)を、ガイド溝内に摺動可能に挿入される係合凸部とし、上記ガイド溝の底面から、長手方向に延びる摺接突条(56)を溝の深さより短く突設し、この摺接突条の先端が係合部(10)に接するようにしたことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の吐出容器。
  5. 上記シール口部(A)は、上記外容器体(2)の頂部(12)に穿設した挿通孔(18)の周囲へスリット弁体(32)を装着してなり、
    スリット弁体(32)は、挿通孔(18)形成箇所に取り付けた弁筒(34)の上面に弾性膜(36)を張設し、この弾性膜(36)に吐出ノズル(60)の突き上げにより開口可能なスリット(36a)を穿設していることを特徴とする、請求項1から請求項4の何れかに記載の吐出容器。
  6. 上記頂部(12)は、頂板(16)の外周部から把持部(14)である外周壁部を垂下し、この外周壁部を第1胴部(6)に対して回転自在に取り付けるとともに、頂部(12)と内容器体(40)とに、頂部(12)に対する内容器体(40)の上下動が可能に内容器体(40)を回り留めする回り止め手段(T)を設けたことを特徴とする、請求項1から請求項5の何れかに記載の吐出容器。
  7. 上記シール口部(A)の表側へ、開口面(80)内に拡散体(83)を支持させてなる拡散ヘッド(70)を設けたことを特徴とする、請求項1から請求項6の何れかに記載の吐出容器。
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