JP2017012532A - 結紮装置用クリップユニット及びクリップユニット用カートリッジ - Google Patents

結紮装置用クリップユニット及びクリップユニット用カートリッジ Download PDF

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亮一 金井
Ryoichi Kanai
亮一 金井
栄 中川
Sakae Nakagawa
栄 中川
広樹 神澤
Hiroki Kanzawa
広樹 神澤
菊池 一也
Kazuya Kikuchi
一也 菊池
直生 五味
Naoki Gomi
直生 五味
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Abstract

【課題】操作ワイヤーとクリップユニットの着脱を容易にすること。
【解決手段】操作ワイヤー340を貫通するシースキャップ210に嵌めあわされたリング101と、該リング101から延びて先端を開く方向に付勢力を発生するアーム120と、該アーム120の根元部に取り付けられた円筒状のボビン106とを備え、前記操作ワイヤー120と連結され、円筒状のボビン106の円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタ107を設けた結紮装置用クリップユニット100。
【選択図】図15

Description

本発明は、患部をクリップする結紮装置用クリップユニット及び該クリップを結紮装置の操作ワイヤーに容易に連結することができるクリップユニット用カートリッジに関する。
一般に、内視鏡施術用の結紮装置は、内視鏡のチャネルを貫通して消化器官に案内され、結紮装置の先端に配置されたクリップユニットのアームを開閉して患部や血管等を挟持し、この患部等を挟持した状態のクリップユニットを分離して体内に残すように構成されている。
この従来技術によるクリップユニットを含む結紮装置に関する技術が記載された文献としては下記の特許文献が挙げられ、この特許文献には、生体組織を把持するアームを有するクリップユニットに嵌着することによりアームを閉脚する締付部材と、この締付部材内に挿入可能で前記クリップユニットと係合する連結部材と、前記クリップユニットと前記締付部材が係合することによりクリップのアームを閉脚状態に保持する係止部とを備える結紮装置技術が記載されている。
特開2004−73646号公報
前述の特許文献1に記載された技術は、アームに設けられた突起がクリップアームの閉脚状態を保持することができるものの、クリップユニットを操作部から延びる操作ワイヤーに連結するための連結部材の構造が複雑且つ長尺となり、複数のクリップユニットを施術する際に先にクリップしたクリップユニットが後の施術時視野を阻害するという課題があった。
本発明の目的は、このような状況に鑑みてなされたものであり、クリップユニットを結紮装置から延びる操作ワイヤーに容易に連結し、分離したクリップユニットの後端が施術視野の妨げにならない結紮装置用クリップユニットを提供することである。
前記目的を達成するため本発明は、操作ワイヤーを内部に貫通するシースキャップに嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延び、先端を開く方向に付勢力を発生するアームと、該アームの根元部に取り付けられた円筒状のボビンとを備え、操作部の操作により前記アームの根元部を前記リングが覆うことによって前記アーム先端を閉じるように構成された結紮装置用クリップユニットであって、前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタを設けたことを第1の特徴とする。
また、本発明は、操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延び、外力が加わっていない状態の時に先端に向かって拡開した形状にバネ性を有する材料により折り返し形成されたアームと、該アームの折り返した根元部に取り付けられた円筒状のボビンとを備え、操作部の操作により前記アームの根元部を前記リングが覆うことによって前記アーム先端を閉じるように構成された結紮装置用クリップユニットであって、前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタを設けたことを第2の特徴とする。
また、本発明は、操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延びる一対のアームと、該一対のアームの先端を開く方向に付勢力を発生するように金属線を巻成されたトーションバネと、該トーションバネの巻成した円環の内周を貫通して保持する円筒状のボビンとを備え、操作部の操作により前記一対のアームの根元部を前記リングが覆うことによって前記一対のアーム先端を閉じるように構成された結紮装置用クリップユニットであって、前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタを設けたことを第3の特徴とする。
また、本発明は、第3の特徴による結紮装置用クリップユニットにおいて、前記トーションバネが、金属棒を複数回巻成した巻き部及び該巻き部の両端から延びる線状の先端部を形成し、前記アームが、トーションバネの先端部に固定されていることを第4の特徴とし、第3又は第4の特徴の結紮装置用クリップユニットにおいて、前記アームが、短手幅方向に沿って波形に湾曲し、該波形の凹部にトーションバネの先端部を固定していることを第5の特徴とする。
また、本発明は、前記何れかの特徴の結紮装置用クリップユニットにおいて、前記ボビンが、円筒状の両端に凹部を有する両端部を有し、前記操作部から延びる操作ワイヤーの先端と連結し、前記ボビンを着脱自在に保持する先端コ字形状のコネクタが、前記ボビンの両端部の凹部と着脱自在に嵌合する突起を有し、前記コネクタの突起がボビン両端部の凹部と嵌合することによって、コネクタがボビンと連結することを第6の特徴とし、前記何れかの特徴の結紮装置用クリップユニットにおいて、前記一対のアームが、長尺状に延びる先端にアーム閉じ方向に延び且つ歯形状の歯状部を有することを第7の特徴とする。
また、本発明は、操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延びる一対のアームと、該一対のアームの先端を開く方向に付勢力を発生するように金属線を巻成されたトーションバネと、該トーションバネの巻成した円環の内周を貫通して保持する円筒状のボビンと、操作ワイヤーの先端と連結し、前記トーションバネを貫通したボビンを着脱自在に保持する先端コ字形状のコネクタとを備えたクリップユニットの、前記ボビンと前記コネクタとを連結させるカートリッジであって、先端部にシースを挿入するためのシース挿入孔と側面にガイド溝とが開口され、前記シース挿入孔と向かい合い且つクリップユニットを保持する内部溝が設けられた上部ケース及び下部ケースと、該上部ケース及び下部ケースのガイド溝に挿入される一対の押し子とを備え、前記一対の押し子が、上部ケース及び下部ケースのガイド溝から先端に前記コネクタが取り付けられたシースをシース挿入孔から挿入し、ケース両端の押し子を押してコネクタが回転しないように保持し、該回転が阻止されたコネクタの突起がボビンの両端部の凹部に嵌め込むように挿入することによって、クリップユニットを操作ワイヤーと連結するように構成されることを第8の特徴とする。
また、本発明は、操作部に連結された操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延び、外力が加わっていない状態の時に先端に向かって拡開した形状にバネ性を有する材料により折り返し形成されたアームと、該アームの折り返した根元部に取り付けられた円筒状のボビンとを備え、前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタを設けた結紮装置用クリップユニットであって、前記シースキャップが、前記操作部に向かって萎む方向に傾斜した傾斜面を有する形状に形成され、内部に操作ワイヤーを貫通するセパレータと、前記操作部方向に操作ワイヤーを引き寄せることによりセパレータの傾斜面と接して押し広げられるスリットを有することを第9の特徴とする。
さらに、本発明は、操作部に連結された操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延び、外力が加わっていない状態の時に先端に向かって拡開した形状にバネ性を有する材料により折り返し形成されたアームと、該アームの折り返した根元部に取り付けられた円筒状のボビンとを備え、前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に連結するコ字形状部を備えたコネクタを設けた結紮装置用クリップユニットであって、前記ボビン及びコネクタを連結した状態で操作ワイヤーを操作部側に引き込んでアームの先端を閉じ、さらに操作ワイヤーを操作部側に引き込んで前記連結を解除した後、再びボビンとコネクタに嵌め込んで係合させ、該係合状態から操作ワイヤーを操作部側に押し込んでリングとシースキャップとを再係合し、該再結合状態から操作ワイヤーを手元側に引き込んでリングをアームの根元から抜き取るように構成されていることを第10の特徴とする。
本発明による結紮装置用クリップユニットは、開閉するアームの根元部にボビンを設け、このボビンを挟み込むコ字形状のコネクタを用いて操作部とクリップユニットとの連結を行う事によって、クリップユニットを操作ワイヤーに容易に連結し、分離したクリップユニットの後端が施術視野の妨げになることを防止することができる。
本発明の実施例によるクリップユニットを含む結紮装置を説明するための図。 本発明の第2実施例によるクリップユニットの開閉動作を示す図。 第2実施例によるクリップユニットの連結状態を示す斜視図。 第2実施例によるクリップユニットの分離状態を示す斜視図。 第2実施例によるクリップユニットのリングを外した状態を示す斜視図。 第2実施例によるクリップユニットテンション部の分解組み立て図。 第2実施例によるアーム形状を説明するための図。 本発明の第3実施例によるカートリッジを説明するための図。 第3実施例によるカートリッジの分解組み立て図。 第3実施例によるカートリッジの組み立てを説明するための図。 第3実施例によるカートリッジの組み立てを説明するための図。 第3実施例によるクリップユニットの寸法を示す図。 第3実施例によるカートリッジの動作を説明するための図。 本発明の第1実施例による板バネ構造アームのクリップユニットを説明するための図。 第1実施例による板バネ構造アームを開いた状態を示す図。 第1実施例によるクリップユニットの斜視図。 第1実施例によるクリップユニットの側面及びアーム開状態を示す図。 第1実施例によるクリップユニットの連結動作を説明するための図。
以下、本発明による結紮装置用クリップユニット及びクリップユニット用カートリッジの実施例を説明する。
[構成]
本実施例による結紮装置用のクリップユニットは、内視鏡の処置具案内管内に通され、消化器官内の任意の患部を挟み込んで止血等を行う結紮装置の先端に取り付けられる。この内視鏡に挿入される結紮装置は、図1に示す如く、医師等がクリップユニット100の開閉を操作するための操作部300と、該操作部300と結合部211を介して連結され、可撓性をもつ筒状のシース200と、操作部300のスライダ320から延びてシース200内を貫通する操作ワイヤー340と連結され、該操作部300の医師による操作によって、先端のアームが開閉するクリップユニット100とから構成される。
この操作部300は、医師の手に把持される円筒状の軸状部310と、該軸状部310の外周に嵌め込まれて軸方向にスライドするスライダ320と、前記軸状部310の後端に取り付けられる指掛リング330とから構成され、軸状部310に対してスライダ320を長手方向に移動させることにより操作ワイヤー340を牽引又は押し出し操作することによって、先端のアームを開閉操作する。例えば、医師が、シース200を消化器官内の患部にクリップユニット100を位置させた状態で先端部のアームを開閉して患部を挟み込み、この患部を挟み込んだ状態でクリップユニット100を操作ワイヤーから取り外すことによって患部の止血等を行うように構成されている。
[第1実施例の板バネ構造アーム使用例]
本実施例によるクリップユニット100は、シースに取り付けられた状態を示す図14及びクリップを拡開した状態を示す図15及びシースから離脱した状態を示す図16に示す如く、シース200先端のシースキャップ210に嵌めあわされた円筒状のリング101と、該リング101から端部が突出し、外力が加わっていない状態の時に前方(先端方向)に向かって拡開した形状にバネ性を有する材料により折り返し形成されたアーム120と、該アーム120の折り畳められた根元部分に取り付けられたボビン106(図6参照)とを操作ワイヤーの先端と連結し、ボビン106を着脱自在に保持する先端コ字形状のコネクタ107(図6参照)と備える。また、本実施例に適用するシースキャップ210は、図18を参照した後述の如くセパレータ150を内蔵し、このセパレータ150は傾斜面を有する半球状に形成され、シースキャップ210とリング101との結合を解除する際に使用される。なお、セパレータ150の形状は半球状に限られるものではない。
また、本実施例によるアーム120は、閉じた状態において当接する一対の当接部122がアーム両側から閉じ方向に延びるように形成され、この当接部122は、閉じた状態において接触してアームが患部挟持以上に閉じることを防止すると共に板状アームのねじれを防止することができる。なお、図14は、シースキャップ210の内周がアーム120の根元部を挟み込むことによってアーム120の先端を閉じた状態を示している。
また、本実施例によるアーム120は、図15(a)(b)に示す如く、前記当接部122の肩部が湾曲したR形状を成し、このR形状によってリング101の筒内に容易に出し入れすることができる。さらにアーム120は、図15(a)(b)に示す如く、前記当接部122の根元側の横方向に切り欠いた切欠部125及び当接部122の先端側に突出する突起部126が設けられ、これら切欠部125及び突起部126によってリング101がアーム120の根元部分に係止するように構成されている。
[第2実施例のトーションバネ構造アーム使用例]
このクリップユニット100は、前述したものに限られるものではなく、シースに取り付けられた状態を示す図3及びシースキャップを外した状態を示す図4に示す如く、シース200先端のシースキャップ210に嵌めあわされた円筒状のリング101と、該リング101から突出する一対のアーム102と、該一対のアーム102の先端を開く方向に付勢力を発生する様に巻成されたトーション(ねじれ)バネ104と、該トーションバネ104の巻成した円環の内周を貫通して保持するボビン106(図6)と、操作ワイヤー340の先端と連結し、前記トーションバネ104を貫通したボビン106を着脱自在に保持する先端コ字形状のコネクタ107と備える構成であっても良い。なお、図3は、クリップユニット100が、シースキャップ210の内周がアーム102の根元部を挟み込むことによってアーム102の先端を閉じた状態を示している。
この実施形態によるトーションバネ104は、図6に示す如く、金属棒を複数回巻成した巻き部及び該巻き部の両端から延びる線状の先端部104aが形成される。前記ボビン106は、筒状部の両端に円形板を形成したいわゆる糸巻き形状を成し、このボビン106の両端にコネクタ107のコ字状部の内壁が係合することによって着脱自在に構成されている。すなわち、ボビン106は、軸方向に延びる円筒部及び該円筒部の外周径に対して大径且つ取り外し自在な両端部とから形成され、前記コネクタ107は、コ字状部の内壁に前記ボビン106の両端部の凹部に着脱自在な一対の突起109が形成され、コネクタ107のコ字状部の内壁凸部がボビン106両端部の凹部に嵌合することによって、両者は着脱自在に構成されている。なお、本実施例ではコネクタ107側を凸状とし、ボビン106側を凹状とする例を説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、コネクタ107側を凹状、ボビン106側を凸状としても良い。
[リング101の説明]
前記リング101は、後述の図13の如く、円環状且つ内壁に凹部が形成され、前記シースキャップ210は、該リング101内壁の凹部と嵌合する凸部を設けた小径部と該小径部から延びてリング101と同径の大径部とが形成され、シースキャップ210の小径部をリング101の内周に挿入して嵌合することによって、連結するように構成されている。
また、前記アーム102は、図7(a)及び(b)に示す如く、短手幅方向に沿って2段階に波形に湾曲し、この湾曲部のアーム内側の凹部に先端部104aが溶接されると共に、先端部に患部を挟持するための歯状部105が形成されている。なお、本実施例では、2段階に波形に湾曲した湾曲部のアーム内側に位置する凹部一方に先端部104aを溶接する例を図示したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図7(b)のアーム外側(アームを開く方向の面)に位置する凹部に溶接するようにしても良い。また図7(c)に示す如く、2段階の波形をアーム102の波形の凹部が他方のアームに向かい合う方向に形成し、湾曲部の中央凹部にアーム先端部104aを溶接するように構成しても良い。この場合、トーションバネ104の先端部104aは巻成部の中央部分に延びるように成形する。なお、アーム形状は本実施例の形状に限られるものではなく、平板形状であっても良く、復元力を増すために厚板としてもい。
前記アーム102及びトーションバネ104を貫通したボビン106のコネクタ107への取り付けは、図6に示す如く、ボビン106をトーションバネ104の巻成した円環内に挿入する工程Aと、該トーションバネ104のバネ先端部104aにアーム102を溶接する工程B及びCと、このトーションバネ104及びアーム102を取り付けたボビン106をコネクタ107のコ字状部の突起109に着脱自在に嵌め込む工程Dとによって行われる。
このトーションバネ使用時のクリップユニット100は、図5に示す如く、リング101を外した自然状態においては、トーションバネ104がボビン106を回動中心として一対のアーム102の先端部をバネ付勢力によって開き、トーションバネ104を含むアーム102の根元部分を覆うようにリング101を嵌め込むことによって一対のアーム102の先端部を閉じるように形成されている。
本実施例によるクリップユニット100は、後述するカートリッジを用いて閉じた状態でシース200先端のシースキャップ210から延びるように取り付けられ、この閉じた状態で医師が内視鏡を操作して患部に向かい合わせた状態で操作部300の指掛けリング330に親指を掛け、スライダ320を他の指で挟むように握り、軸状部310に対してスライダ320をシース先端方向に押し出すことにより操作ワイヤー340をシース200内で先端側に移動させ、図2(a)に示す如く、シース200及びシースキャップ210の先端からコネクタ107を押し出すことにより、一対のアーム102の先端を開くことができる。
また本クリップユニット100は、図2(a)に示した状態からスライダ320をシース根元方向に引き戻すことによりリング101の内径にアーム102が挿入されて先端を閉じる。更にスライダ320をリング101がアーム102の突起部103に当たる位置まで引き戻すことによって図2(b)の如くアーム102を閉じてアーム102の先端が患部を挟み込む(クリップする)ことができる。前記突起部103は、リング101をアーム先端方向に移動させないためのストッパであるが、例えば、突起部をアーム長手方向に間隔を開けて設け、この突起部間にリングを嵌めあわすように構成しても良い。
[第1実施例による板バネ使用アーム構造例]
板バネ使用時のアーム120は、閉じた状態においては図17(a)に示す如く、リング101がアーム120の根元部分を覆うことによって閉じられ、後端部分にアーム122の折り返し形成された半円弧状のアーム折り返し部122に前記ボビン106が嵌め込まれるように構成される。リング101を省略して開いた状態のアーム120は、図17(b)に示す如く、外力が加わっていない状態のために前方に向かって拡開するように構成されている。
これら実施例によるクリップユニット100は、アーム102の先端が患部を挟持して固定された状態においてスライダ320をシース根本方向へ引き戻させることにより、コネクタ107の突起109とボビン106両端部の凹部との嵌合が外れ、患部を挟持した状態で患者体内に残すことができる。なお、体内に残ったクリップユニット100は、数ミリ程度の微小であり消化器官内を通過する食物等により自然に体外に排出される。
本発明の第1実施例によるクリップユニット100は、外力が加わっていない状態の時に前方に向かって拡開した形状にバネ性を有する材料により折り返し形成されたアーム120を使用することによって、板バネ状のアーム120が大きな付勢力を得ることができる。
また、第2実施例によるクリップユニット100は、金属棒を複数回巻成した巻き部及び該巻き部の両端から延びる線状の先端部104aを形成したトーションバネ104の内周にボビン106を貫通させ、前記トーションバネ104の先端部104aをアーム102の波形凹部に溶接することによって、トーション(ねじれ)バネ104が大きな付勢力をアーム102に効率的に与えることができる。
特に第2実施例においては、アーム102の波形凹部の底部に位置するため、付勢力をアーム102に伝えることができる。また、本実施例によるクリップユニット100は、アーム102の先端を開く付勢力の発生源として巻成されたトーションバネ104を使用するため、例えば、巻数を調整することにより付勢力を使用形態に応じて容易に調整することもできる。
また、第2実施例によるクリップユニット100は、図12(a)に示す如く、アーム102をリング101により閉じた状態においてアーム102部分の長さが約12mm、後端部分のトーションバネ104の長さが約2.2mmであり、アーム102を開いた状態においては、図12(b)に示す如く、アーム102先端のクリップ最大開口長さが15mm以上となる。
従って、第2実施例によるクリップユニット100は、体内に残したアーム102後端からの突出部分がトーションバネ104のみと成り、図12(a)に示す如く、従来のクリップユニットの後端部が例えば約2.2mmであり多数本のクリップを施術する際、先にクリップしたクリップユニットの後端部が施術者の視野を阻害する可能性があったのに比べて後端部を2.2mmに短縮したため施術時の視野を拡大することができる。この後端部を短縮することができる理由は、アームの開閉の駆動源として金属線材を巻成したトーションバネを使用し、該トーションバネの巻成内にボビンを配置した事、該ボビンを挟み込むコ字口形状のコネクタを用いて操作部とクリップユニットとの連結を行う事によって成される。
さらに、本実施例によるクリップユニット100は、図12(b)に示す如く、従来の板バネによる復元力に比較してアーム102を開く力をトーションバネ104の復元力により付勢するめた約15mm以上拡げることができる。
このように本発明による第1及び第2実施例によるクリップユニット100は、操作ワイヤー340の先端部に設けたコ字形状のコネクタ107と、該コネクタ107のコ字状内に係合する着脱機構を構成することによって、クリップユニット100の後端から突出する部分の長さを短くすることができ、施術時の視野を拡大することができる。
本発明の第2実施例によるトーションバネを用いたクリップユニット100は、前述の様に患者体内に残されるため、医師等が容易に結紮装置の先端に取り付けることが要求され、この結紮装置の先端にクリップユニット100を取り付けることができるクリップユニット用カートリッジの実施形態を次に説明する。
本実施例によるカートリッジは、ヒトの掌に持ちやすい外観形状を成し、図9の分解組み立て図に示す如く、先端部にシース200を挿入するためのシース挿入孔96と側面にガイド溝97とが開口され、クリップユニット100を開いた状態で保持する内部溝が設けられた上部ケース90及び下部ケース91と、該上部ケース90及び下部ケース91のガイド溝97に挿入される押し子93と、該押し子93とケース側面間に挟み込まれる弾性材料の反発部材95と、クリップユニット100をケース内に保持するための一対のボビンホルダ94とから構成される。前記一対の押し子93は、クリップユニット100のリング101と僅かに接する先端部93aが操作ワイヤー340の先端に取り付けられたコ字状部のコネクタ107先端の回転を阻止しシースの脱落を防止するように構成されている。
前記ボビンホルダ94は、図11(a)及び(b)に示す如く、クリップユニット100のボビン106の両端部を後端の開口部に挟み込み、開いた状態のアーム102を上下から覆うように長尺状に延びる概略長方形状に形成されている。
このように構成されたカートリッジは、図10に示す如く、下部ケース91に前記ボビンホルダ94により挟み込んだ(開いた)状態のクリップユニット100を内部溝に挿入保持し、図8(b)に示す如く下部ケース91のガイド溝97に押し子93及び反発部材95を挿入し、図8(a)に示す如く上部ケース90を上方から被せることによって組み立てられ、上部ケース90及び下部ケース91に設けたラッチ機構により固着される。
このカートリッジは、前述のクリップユニット100を内部に保持した状態において、操作ワイヤー340の先端にコネクタ107が取り付けられたシース200をシース挿入孔96から挿入し、ケース両端の押し子93を両側から押してコネクタ107が回転及び脱落しないように保持し、操作ケーブルを押し込み、回転が阻止されたコネクタ107の突起109がボビン106の両端部の凹部に嵌め込むように挿入することによって、クリップユニット100を結紮装置の操作ワイヤー340と連結する。
[トーションバネ使用のクリップユニット連結動作]
この連結動作の詳細は、次の通りである。
(1)まず、図13(a)に示す如く、押し子93の鋭角な先端部93aの間に、トーションバネ104を巻成し且つリング101内に内装したボビン106を位置させた状態でシース200先端のコネクタ107を挿入する。
このとき、コネクタ107の先端が、押し子93の鋭角な先端部93aの斜面によってボビン106の両端をコネクタコ字部が挟み込むように回転的に案内される
(2)次いで、図13(b)に示す如く、更にコネクタコ字部を押し込むことにより、コネクタコ字部がボビン107と凹凸嵌合することによって、コネクタ107の先端とボビン107とを連結する。
(3)次いで、図13(b)に示す如く、シース200内の操作ワイヤー340を手前に引き寄せることによって、ボビン106を内装したリング101が押し子93の先端部93a間から外れ、カートリッジから引き抜き可能な状態に移行する、なお、前記リング101が押し子93の先端部93a間から外れる機能は、先端部93aの間にリング101の外周が僅かに触れる程度の寸法を形成し、引き抜く際の押し子弾性力又は寸法マージンによって達成される。
(4)次いで、更に操作ワイヤー340を手前に引き寄せることによって、リング101の内壁にシースキャブ210の先端部が挿入嵌合すると共に、一対のアーム102の先端が閉じ、この先端が閉じた状態のクリップユニット100をシース200の先端に連結することができる。
次いで、本実施例によるカートリッジは、ケース両端の押し子93の押圧を止めて反発部材95の反発により押し子93が押し戻された状態でシース200を引き抜くことによりアーム102の根元部がシースキャップ210に嵌め込まれ、アーム102を閉じた状態でクリップユニット100を結紮装置の操作ワイヤー340に容易に連結することができる。
このように構成されたカートリッジは、クリップユニット100の操作部300との連結部材であるコネクタ107の回転を阻止した状態でクリップユニット100と容易に連結することができる。
[板バネ使用のクリップユニット連結動作]
前記第3実施例においては第2実施例によるトーションバネを用いたクリップユニット100を結紮装置の先端に取り付けることができるクリップユニット用カートリッジを説明したが、このクリップユニット用カートリッジは第1実施例による板バネを用いたクリップユニット100にも適用することができ、この連結動作を次に説明する。
本実施例におけるシースキャップ201は、操作部に向かって萎む方向に傾斜した傾斜面を有する形状に形成され、内部に操作ワイヤー340を貫通するセパレータ150と、操作部方向に操作ワイヤー340を引き寄せることによりセパレータの傾斜面と接するように内部が縮径した段差Dを有すると共に円筒外壁の長手方向に開口された溝形状のスリットSが設けられている。
この連結動作は、図18(a)に示す如く、シース210と連結したリング101の先端から操作ワイヤー340を先端方向に移動させコネクタ107のコ字状部を先端から突出させた状態において、該コ字状部にアーム120と連結したボビン106を接近させる工程と、図18(b)に示す如く、コ字状部をボビン106の両端を挟み込むように嵌合させる工程と、図18(c)に示す如く、操作ワイヤー340を引き込んでにボビン106と嵌合したコ字状部をリング101に収納させる工程とを行うことによって、第2実施例によるクリップユニット100を結紮装置の操作ワイヤー340に容易に連結することができる。
この実施形態による連結は、手元方向(操作部方向)に傾斜面を設けたセパレータ150と、長手方向に溝であるスリットSを端部まで開口し且つ内径に縮径した段差Dを設けたシースキャップ210を用い、操作ワイヤー340を手元方向に強く引き戻し、セパレータ15の傾斜面がシースキャップ210の段差Dに当接してスリットを押し広げ、リング101とシースキャップ210との係合が解除される。
また、前述の各実施例による結紮装置用クリップユニットは、操作部から延びる操作ワイヤー340の先端側と連結したコ字形状のコネクタ107と、該コネクタ107のコ字形状に凸凹部嵌合により嵌め込まれるボビン106とを備え、該ボビン106とコネクタ107を用いて両者を連結する構成を採用したことによって、例えば、患部を一度結紮した状態から再度ボビン106とコネクタ107に嵌め込んで連結する工程と、この連結状態から操作ワイヤー340を押し込んでリング101とシースキャップ210とを再係合する工程と、この再係合状態から操作ワイヤー340を手元側に引き込んでリング101をアーム102の根元から抜き取る工程とを行うことによって、アーム102による患部結紮を解き、再びアーム102の先端を再び開くこと(再拡開)ができ、患部の結紮に不具合があった場合、再度の結紮を試みることもできる。
90 上部ケース、91 下部ケース、93 押し子、94 ボビンホルダ、
95 反発部材、96 シース挿入孔、97 ガイド溝、
100 クリップユニット、101 リング、102 アーム、103 突起部、
104 トーションバネ、104a 先端部、105 歯状部、106 ボビン、
107 コネクタ、109 突起、120 アーム、150 セパレータ、
200 シース、211 結合部、210 シースキャップ、300 操作部、
310 軸状部、320 スライダ、330 指掛リング、340 操作ワイヤー
122 当接部、125 切欠部、126 突起部

Claims (10)

  1. 操作ワイヤーを内部に貫通するシースキャップに嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延び、先端を開く方向に付勢力を発生するアームと、該アームの根元部に取り付けられた円筒状のボビンとを備え、操作部の操作により前記アームの根元部を前記リングが覆うことによって前記アーム先端を閉じるように構成された結紮装置用クリップユニットであって、
    前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタを設けたことを特徴とする結紮装置用クリップユニット。
  2. 操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延び、外力が加わっていない状態の時に先端に向かって拡開した形状にバネ性を有する材料により折り返し形成されたアームと、該アームの折り返した根元部に取り付けられた円筒状のボビンとを備え、操作部の操作により前記アームの根元部を前記リングが覆うことによって前記アーム先端を閉じるように構成された結紮装置用クリップユニットであって、
    前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタを設けたことを特徴とする結紮装置用クリップユニット。
  3. 操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延びる一対のアームと、該一対のアームの先端を開く方向に付勢力を発生するように金属線を巻成されたトーションバネと、該トーションバネの巻成した円環の内周を貫通して保持する円筒状のボビンとを備え、操作部の操作により前記一対のアームの根元部を前記リングが覆うことによって前記一対のアーム先端を閉じるように構成された結紮装置用クリップユニットであって、
    前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタを設けたことを特徴とする結紮装置用クリップユニット。
  4. 前記トーションバネが、金属棒を複数回巻成した巻き部及び該巻き部の両端から延びる線状の先端部を形成し、
    前記アームが、トーションバネに固定されていることを特徴とする請求項3記載の結紮装置用クリップユニット。
  5. 前記アームが、短手幅方向に沿って波形に湾曲し、該波形の凹部にトーションバネの先端部を固定していることを特徴とする請求項3又は4記載の結紮装置用クリップユニット。
  6. 前記ボビンが、円筒状の両端に凹部を有する両端部を有し、前記操作部から延びる操作ワイヤーの先端と連結し、前記ボビンを着脱自在に保持する先端コ字形状のコネクタが、前記ボビンの両端部の凹部と着脱自在に嵌合する突起を有し、前記コネクタの突起がボビン両端部の凹部と嵌合することによって、コネクタがボビンと連結することを特徴とする請求項1から5何れかに記載の結紮装置用クリップユニット。
  7. 前記一対のアームが、長尺状に延びる先端にアーム閉じ方向に延び且つ歯形状の歯状部を有することを特徴とする請求項1から6何れかに記載の結紮装置用クリップユニット。
  8. 操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延びる一対のアームと、該一対のアームの先端を開く方向に付勢力を発生するように金属線を巻成されたトーションバネと、該トーションバネの巻成した円環の内周を貫通して保持する円筒状のボビンと、操作ワイヤーの先端と連結し、前記トーションバネを貫通したボビンを着脱自在に保持する先端コ字形状のコネクタとを備えたクリップユニットの、前記ボビンと前記コネクタとを連結させるカートリッジであって、
    先端部にシースを挿入するためのシース挿入孔と側面にガイド溝とが開口され、前記シース挿入孔と向かい合い且つクリップユニットを保持する内部溝が設けられた上部ケース及び下部ケースと、
    該上部ケース及び下部ケースのガイド溝に挿入される一対の押し子とを備え、
    前記一対の押し子が、上部ケース及び下部ケースのガイド溝から先端に前記コネクタが取り付けられたシースをシース挿入孔から挿入し、ケース両端の押し子を押してコネクタが回転しないように保持し、該回転が阻止されたコネクタの突起がボビンの両端部の凹部に嵌め込むように挿入することによって、クリップユニットを操作ワイヤーと連結するように構成されることを特徴とするクリップユニット用カートリッジ。
  9. 操作部に連結された操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延び、外力が加わっていない状態の時に先端に向かって拡開した形状にバネ性を有する材料により折り返し形成されたアームと、該アームの折り返した根元部に取り付けられた円筒状のボビンとを備え、前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に保持するコ字形状部を設けたコネクタを設けた結紮装置用クリップユニットであって、
    前記シースキャップが、前記操作部に向かって萎む方向に傾斜した傾斜面を有する形状に形成され、内部に操作ワイヤーを貫通するセパレータと、前記操作部方向に操作ワイヤーを引き寄せることによりセパレータの傾斜面と接して押し広げられるスリットを有することを特徴とする結紮装置用クリップユニット。
  10. 操作部に連結された操作ワイヤーを内部に貫通し且つ長手方向にスリットが開口されたシースキャップと、該シースキャップの内壁と係合するように嵌めあわされた円筒状のリングと、該リングの内周内部から長尺状に別れて延び、外力が加わっていない状態の時に先端に向かって拡開した形状にバネ性を有する材料により折り返し形成されたアームと、該アームの折り返した根元部に取り付けられた円筒状のボビンとを備え、前記操作ワイヤーと連結され、前記円筒状のボビンの円筒両端を挟み込んで着脱自在に連結するコ字形状部を備えたコネクタを設けた結紮装置用クリップユニットであって、
    前記ボビン及びコネクタを連結した状態で操作ワイヤーを操作部側に引き込んでアームの先端を閉じ、さらに操作ワイヤーを操作部側に引き込んで前記連結を解除した後、再びボビンとコネクタに嵌め込んで係合させ、該係合状態から操作ワイヤーを操作部側に押し込んでリングとシースキャップとを再係合し、該再結合状態から操作ワイヤーを手元側に引き込んでリングをアームの根元から抜き取るように構成されていることを特徴とする結紮装置用クリップユニット。
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